自然科学関連 の日記群

超臨界

「オスタカヤマ」に日航機が墜落した日であるとともに、隣に住んでた「いっくん」の誕生日でもある今日。NHKのニュース(18時から)を見ていた。
「超臨界」技術を用いてPETボトルの分解などを研究している人々の紹介があった。自然科学を割と得意とする私はこういった話題が気になる。あのニュースの中でも「きちんと」触れていたが、「コスト面での問題がある」とのことだった。久米宏なら「PETボトルをつくらなきゃ済むんでしょうがねー(笑):後CM」てなことになるのであろう。私自身はなるべくPETボトルの商品は購入しないようにしている(しょうゆを除く)。まあ、缶ビールはやたら飲むけど。
科学(とくに化学・医学)の行き詰まりを感じる今日この頃、教師という仕事を選んで良かったと最近感じることが多い。未来につながる気がするし。

追伸:バイオハザード2、一通り(2回転)終了しました。まあ、言ってみれば、その作業もこの執筆も電気の浪費なのですが(ははは)。

謹賀新年

謹賀新年。新年にあたり、予言をする。

DHA・オリゴ糖・キシリトールに続き、今年あたりは「食物連鎖低位の食品(生物?)」が流行ると見た。(どっちかって言うと、「無農薬野菜」の後継ぎにあたるのでしょうが。)
マスメディアがだんだんと、食物連鎖における化学物質の生体濃縮を取り上げるようになっていき、めざとい食品会社が食物連鎖低位の(ダイオキシンやPCB等を比較的含まない)生物を原料とした食品を売り出すに違いない。

昔の氷に触れました

カウンタ稼働しました(感涙、というほどでもない)。

現在、NHK教育の「サイエンスアイ」を見ている。南極の「ドームふじ」で採取された氷の円柱(ボーリング試料)の話題を扱っている。昨年末なんだかんだで、その地下数千メートルに存在していた氷にさわる機会があった、北区十条の「極地研究所」で。そのとき一瞬感動したのは、「たったこれだけ(確か数センチメートル)の氷柱を作ったのが、数百年分の雪なんだー。」と、いうことだった。しかしその直後、「でも、ほとんどの岩石はもっとずっと長い年月をかけて作られているんだよな、多分。」と思い直した。

多少理科(地学)的な話題でまとめてみました。

環公害防止連絡協議会とは?

かなり以前(私が大学生の頃)から不思議に思っているシステムに、「缶飲料のプルリングを集め「何処か」へ送ると、車椅子が「誰か」へ送られる。」というものがある。
うちの中学校の生徒会が、全校生徒に呼びかけアルミのタブを回収し、このシステムへ送ったらしく、感謝状が届いた。その感謝状には「環公害」というフレーズがあったので、先ほど調べたところによると、「何処か」というのは、環公害防止連絡協議会(静岡県清水市辻4丁目4-38  TEL:0543-64-8625  FAX:0543-64-6427  豊田量之代表 :WEBからの引用につき、本当かどうかは知らない)であるらしいことがわかった。

そのシステムを知ったのは私が大学生の頃(7・8年前)だった。その頃、大学の先輩(ハヤシ先輩)が「プルリングを集めると、車椅子が(何処かへ)送られる」という話題を持ち込み、部室にも回収用の牛乳パックの箱があった。その頃の缶飲料のふたは缶から外れるタイプが主流だった。そしてその頃TVでは、「アメリカではヒトや野生生物を怪我させないように「ステイオンタブ(缶から外れない現在のタイプ)」が主流になりつつある」という報道がされていた気がする。なんとなく、プルリングを集める理由もわかる気がしたが、「いったい、誰がその(車椅子の)金を出しているんだ!?」と、私は胡散臭さを感じた。(以下、次号)

卒論見直してみた

「環公害」については、現在鈍意調査中です。

久々に、我が「卒論」を見直してみた。どごまでが自分の文章で、どこからが教官(本間久英)の指導なのか、今となっては判然としないが、今の私ならばもう少し分かりやすい文章で書くのになあ、と思った。よほど忙しかったのであろう。そして本間先生はもどかしい思いで、私(及びその文章)を見ていたのだろうと思った。
なぜ、「卒論」などを見直したかは、自分でもよくわからないが、とりあえずリムネットのサーバー上に置いておけば、「消失」する事は無かろうと思ったことは確かだ。そのうち「アップロード(?)」しようと思います。

「晴れ男」は実在するのか?

明日から、修学旅行の引率である。私は「晴れ男」であると自分で思っている。高校時代合唱部の部長に君臨(?)して以来、企画するイベントは天気予報の網をすり抜け、何とか天気を保っていたように記憶している。

「晴れ男・晴れ女」というものが本当に存在するならば、現在の科学で解釈すると「やたら下降気流を生じさせるヒト」ということになろうか?体温が限りなく低く、周囲の大気から熱を奪い、決して上昇気流などを起こさせない。あるいは「やたら周囲の大気から粉塵を除去するヒト」とも考えられる。恐ろしいまでの静電気か何かで、周囲十数kmの微粒子をことごとく吸着もしくは排斥し、決して雨滴・氷晶をつくらせない。

まあ、「晴れ男・晴れ女」の存在する理由として、最も考えられるのは「単なる思いこみ」でしょうけど。

環公害続報

数日前、「環公害防止連絡協議会」のパンフレットをゲットしました。先ほど、一通り見てみました。以上。

環公害調査結果

「環公害防止連絡協議会」はまじめな団体であるようだ。突っ込もうと思えば突っ込めそうな場所はかなりあるが、少なくともパンフレット(リーフレット)に嘘は無いようだ。

(今までその存在を知らなかったことが罪悪かも知れないが、)この前買った文庫本『<増補・改訂新版>環境保護運動はどこが間違っているのか?』はかなり「イケてる」本だと思う。著者が70歳近いというのも面白い(尊敬の念を感ずる)と思った。私がぼんやりと疑問に思っていた「(一般大衆の考えている)環境保護運動」を一刀両断している。
「宝島社」はわりと好きだったが、こんな本を発行していることで更に見直した。

賞味期限というもの

賞味期限を4か月と3日過ぎたコンニャクを冷蔵庫野菜室(野菜用深トレイ)の左隅に再発見したので、炒めてみた。そして食らっているが、特に支障はない。

理科的な見地からすると、コンニャクのような傷みにくい食品ほど、賞味期限が曖昧でいい気がする。まあ、スナック菓子なんかは「賞味期限・・年・・月」とか書いてあるし、ビールは「・・月・・旬製造」、牛乳の類は必ず「品質保持期限・・月・・日」とか書いてあるから、それなりに「理科的見地」はグローバル?であるらしい。が、コンニャクの賞味期限が「・・月・・日」てのは、ピンと来ない。

安くて不味い輸入ビールが廃れ、発泡酒がそこそこ売れているのは自然な流れのような気がする。ビールは生鮮品だ。

SETI

私は、初めて「インターネットって楽しいな」と思っています。
「SETI」に加わっている(らしい)というのは、これまでになかった体験です。
「SETI」の存在は数年前、もしかすると十数年前から知っていました、雑誌「Newton」で。「SETI」とは地球外からの電磁波を電波望遠鏡でスキャンし、(我々地球上の人類のようなテレビ・ラジオ等で恒星由来ではない電磁波を使用する)生命体の発する雑音(電磁波)を拾おうというプロジェクトなのです。
詳しくはこちらで。

SETI続報

チナミに、上記のプロジェクト「SETI」は、我々の目にはスクリーンセーバーに見えます。

リポビタンの謎

今流れている「リポビタンD」のCMは、力学的におかしい。3回くらい確認したが、あのCMでは、図のような位置関係で「奈落の底」に落ちないように、向こう側に人力で橋を渡すのである。
ripod.gif

「ファイト!」「一発(いっぱーつ)!」と二人がかりで丸太の棒を「どっかーん」と倒し、丸木橋を完成させるのである。

何がおかしいかというと、引っ張るヒトの立つ位置(B・B')が支点となるA点よりもC点寄りに位置していることだ。あれでは、どう頑張ってもヒトの背丈程度の高さしかC点(棒の端っこ)は持ち上がらないのでは無かろうか?
まだヒトの立ち位置が崖側に寄っていれば、橋が完成されそうな気もする(が、よく分からない)。

CMと言えば、確か「キャデラックセビル」のCMはラストシーンの車の動きがCGだった気がする。車が走るシーンでバレバレのCG使うなんて、凄まじいセンスだと思ったが、そのCMはすぐに流れなくなった。まあ、キャデラックなんて買うほどの金はもちろん無いが、少なくとも私はキャデラックの車は買うまいと思った。

『ウルトラアイ』の頃

キリンレモンは昨日も相変わらずだった。

「サイエンスアイ」を見ている。私は、科学を教える立場にあるのだが、ここ数年科学は行き詰まっている気がする。サイエンスアイでの話題はそれなりに面白いとも思うが、「科学のための科学」を扱っているだけの気がする。
幼かりし頃のNHKの番組と言えば、「ウルトラアイ」と相場が決まっていた?が、どんな内容だったのかはほとんど覚えていない。たまたま1970年代のウルトラアイのビデオが数本、うちの学校にあったので見たことがある。なかなか面白いものだった。
だからといって、ウルトラアイが優れていて、サイエンスアイが優れていないということは無いだろう。優れている内容だったから、ビデオに保存してあるのだろう。
何にしても、サイエンスアイてのは、変な番組だ。ミョーに大学の教官が出てくる。予算の獲得とかそのへんの力関係にかなり影響を与えるのでは無かろうか。つくっているヒト達は、みんなメガネをかけてそうな気がする。ピチカートファイブの主題歌も怪しげだ。NHKのヒトビトが「私はそれなりに流行を知っているんだ」と言いたいのかとも思う。

なんだかよく分からない文章だ。

最近NHKの受信料を払うのがアホらしいと思うことが多い、この不況もあるし。よほど、「特命リサーチ200X」のほうが面白い。
単に、ウルトラアイを見ることによって得られた、「新鮮な驚き」に対する郷愁があるのは確かだろうが。

「省エネ」考

今日の疑問。
東芝の「省エネ大賞」受賞(そんな賞、グッドデザイン賞以上に怪しいと思う。良く知らないけど。)のエアコンのCMでは、家の中で焼き肉だか何だかをしている。クーラーかけながらその中で焼き肉する事も、まあ現実にはあるかも知れないが、CMでやっちまって、なおかつ「省エネ」は無い気がする。
日立のエアコンのCMで、冷凍庫の中でエアコンを稼働させるってのもありましたな。あんな状況じゃ、かなりパワーを使わないと暖房はできなかろう。

ゴキブリの学習とその末路

ゴキブリの学習能力についての話題です。

このあいだ、夜中というか朝方にトイレに起きて電灯をつけたところゴキブリに遭遇。その日の私は割と穏やかなココロだったので、「それで隠れているつもりかい、丸見えだよ」と見逃しました。

その日、お勤めから帰って電灯をつけたところ、またもや遭遇。見逃してやりました。

更にその後、電灯をつけたら、ゴキブリがいました。全然動じていません。隠れる素振りも見せず、放置された使用済み麦茶パックを囓っていました。
さすがに「おまえはそれでもゴキブリか?」と思い、そのゴキブリを潰しました、優れた遺伝子を残してやるためにも。

「マジカル頭脳パワー(なんちゅうネーミングだ!)」って、9年間もやってたのですね。歳もとるわけだよ。

カレーに水酸化ナトリウム

「水酸化ナトリウム12g」は「かなりまずい」と思われる(かなりの量でしょう、NaOH12gは。多少化学を勉強した、というかあの水溶液に触れたことのあるヒトならば、そんな危険なことはするまい。)今日は、1つめの試験の採点も終わったし、2つめの試験はまだだし、喪中の通知も出したし、明日着ていくワイシャツもあるし、日記の更新でもするかという気分なのだ。
水酸化ナトリウムをもらった児童の気持ちになれば、「余ったから混ぜちゃえ。(どうなるだろう?)」というのも分からないでもない。ましてや「カレー」というメニューは「おあつらえ向き」と言えるだろう。「素うどん」のつゆにあの「半透明の粒」を混ぜても面白く無さそうだものねぇ。
そして気になるのは、その4名がどのように選抜されたのかということだ。いじめなのか、その逆襲なのか?
ところで、私が今日知ったことの一つは、「劇物は14歳以下には交付(?)してはいけない」という決まりがあるらしいことだ。

地震 雷 火事 年金

今日で、阪神淡路大震災から5年だそうだ。同じ規模の地震がもし東京に起こったら(いつかは起こることであろうが)、私の勤める学校は校舎も建て替えたこともあり、間違いなく近隣のヒトビトがやってくるだろうなあと思うのだった。神戸の私立学校の先生の講話を聞いて、そういう事態が起こった場合のマニュアルを作らなきゃなーと思いながら、その草案を作成し始めて4年ほど経っている。
私の頭の中にはある程度の案(避難してきたヒトには一般の教室や小さい体育館に入ってもらう・職員室や保健室には入れさせない・最初の段階で学校側と避難してきたヒトビトの関係を確認する、など)は存在するし、全力で走っていけば5分もあれば学校に行けると思ってしまうし、そのマニュアルを印刷したとしても、ほとんどの場合センセイがたの机の肥やしになってしまうと思うし。

話は変わるが、一昨日あたり職員室の机の上に「国民年金」?による付箋紙が置いてあった。学校の職員に配られたらしい。「そんなモン作るヒマ有ったら、その金を(私のために)とっとけー!」と思ったよ。「国民年金」に金払ってる私に対して「国民年金」の存在を知らしめて、何が期待できるのだ?そんな怪しい付箋紙は、生徒に対してだって使うまいよ。
政府公報だかなんだかのCMとかもアホらしい。昨年SAMとやらが子供抱いたポスターがあったが、「そんな胡散臭いポスター作って「父親の啓蒙」に励むより、もっと労働しているヒトの環境を改善しろ」って思う。まあ、これは新聞か何かにも書いてあったが。

関係ないが、センター試験(化学)を解いてみたら、ケアレスミスもなく100点だった、現役時と同様に。これは、私のアイデンティティーのひとつであると言うことを自覚しているから、良いコトなのだ。「大学入試センター」が謎の機関であるとしても。

MRIって…

しみじみ「テクノ探偵団」見た。MRIはやはり体に悪そうだ。

相場と信頼の下落

書き忘れていたがこの2月末、「環公害防止連絡協議会」へプルタブを送る作業は終了した。「アルミの相場が下がったため、事業が成り立たなくなった。」という説明があったそうな。謎は謎のまま終わった。

しかし、警察という組織には腹が立つ。真面目に働く大多数のお巡りさんの気持ちを思うと、さらに腹が立つ。公務員の癒着に関する報道が最近続いている気がする昨今、東京都の教員採用試験を3回落ちた私は「受からなくて良かったのかな?」と思ったりする。

大リーグ

大リーグの試合を見ながらビールを飲むなんて、アメリカのオッさんになったような気がして嬉しい。正確にはメジャーリーグらしいが、「巨人の星」だ何だかんだの刷り込みにより、「大リーグ」の方がピンとくるのであった。ソーサもその他のヒト達も、打った後に滑ってコケていた。ホームベース近辺の土の質が本場アメリカとは違うのかも知れない。
その中継を見ていて思うのは「いったいあいつら何なんだ?」ということだ。「あいつら」とはフラッシュを焚いてるヒト達だ。サッカー場や野球場や陸上競技場、あるいはゴルフ場でフラッシュを焚くヒトビトも然り。彼らに対して思うのは、「ちゃんとカメラの設定をしておけよ、バーカ。集中している(ハズの)プレイヤーに失礼だろうが。」というコトだ。まあ、フラッシュで影響される場面はほとんど無いのかも知れないが。
勝手にフラッシュが点灯するコンパクトカメラで遙か彼方の「サミーソーサ」を写真を撮って何になるのか知らないが、「馬鹿か?」と思ってしまう。フラッシュなんて、数メートル先を明るくするためのものだろうに。まあ、馬鹿がいっぱい居れば、他の馬鹿のフラッシュの反射光が、馬鹿な自分のカメラに捕らえられるかも知れないから、馬鹿が集まれば少し効果があるのかも知れないが、そんなこと、馬鹿な彼らは知る由もあるまい。
今、バッターボックスの土の質についての話があった。2回の攻撃が終了したようだ。
しかし、見知らぬ他人を馬鹿呼ばわりしている自分が、無駄な作業をしている「馬鹿」なのかも知れません。

動物占いを糾弾する

最近はだいぶ下火になりましたが、「動物占い」てのがあります。これはかなりいい加減だ。
(乱?)数表を用いることで、数字に弱いヒトにとっては「何となく、信頼できそう?(語尾チョイあがる?(とこれも語尾チョイあがる?(とこれもまた語尾チョ・・中略)))」ということになるのでしょう。結局、自分がどの動物に属するのかは生年月日のみによって決まるのであります。これは数表をちょっと観察すれば分かるハズです。
暇だったので自分の学年が所属する1970~1971年及び、手元にあった表の最初にある1938年と最後である1991年について調べてみたところ、

動物名所属人数
1938年1970年1971年1991年
ライオン24242424
チータ24242424
ペガサス24262524
ゾウ25252425
たぬき24242425
こじか25242425
37363637
37373836
子守熊37363637
36363636
黒ひょう36363636
ひつじ36373836


てなコトになりました。
私のサンプリング方法(この4つの年の選び方)も適当であることだし、他の年については気が向いたらやってみようってことで、この集計結果が何を意味するのか、あるいは意味の無さを表しているのかはさておき、「生年月日のみによって決まる」と言えば、いにしへの「バイオリズム」と同じでありましょう。ということで、いい加減さはほかの占いと五十歩百歩かなぁと。
「信じた者勝ち(負け)」ってことですね。

お茶療法

いよいよ日常生活に支障を来すようになってきた「水虫」。具体的には、「ピリッ」と裂け「イテッ」と思う機会が増してきたくらいなのですけど。茶に足を浸すという「お茶療法」を始めて2日目の今日。
帰宅し風呂に入った後、ビールを飲みながら新聞を読みつつ、洗面器の粉茶に足を浸した。そしてかれこれ2時間弱。足が茶漬けになっている。
東急ストア阿佐ヶ谷店には安い粉茶がなかったので、40g500円の「手軽にカテキン」という名の粉末を購入した。もちろん飲用である。
「緑茶」は「緑茶」で良いじゃないかと思う、ある程度自然科学を勉強した私なのであった。

シゴトから逃避

「モナザイト」騒動が気になるところではあるが、「長銀」や「そごう」に比べれば小さい話なのかも知れない。とか考えてしまってはいけないのかも知れない。税金返せ。

O-157騒動は予想されたとおりの結末だった。大体、突如3検体から同一の菌が見つかること自体不思議だと思った、今まで静かだったし。梅雨時に食中毒が多いというのは本当なのだろうか?そして、その先入観がハムに病原性大腸菌を産み付けてしまったのかも知れない。今だから言えることなのかも知れないですがね。

そんな報道を目の当たりにして、「真面目に仕事をしよう」と思うのでした。と言いながら、試験問題を放っておき、何故かページの更新をしてること自体怪しいのかも知れない。
何にしても水虫はウザったい。

高比重の糞

今年も硫酸バリウム入りうんこが流れない。あんなに金属を飲んで良いのだろうか?と思う。明日は終業式らしい。

詰め替え洗剤

思ったのだが、最近「詰め替え」洗剤が流行っていないようだ。そういったCMを見なくなったし。
「詰め替え」などに興味を持つような、ちょっと「カンキョー問題」に関心があるヒトは、真っ当に「進化」していけば合成洗剤など使わなくなるだろう。石鹸とかを使うことだろうし、下手すりゃ石鹸すら使わないかも知れない。水すら使わないかも知れない、というか洗い物すらしないかも知れず、「食べ物は採った端から手づかみで食うのだ!」と言っているカモ知れない。
まあ、私は「ヒト?」並みに食器を使ったりするので、洗い物はするのであるが、固形石鹸を使って洗っている。別に支障はない。しかし、水だけで洗うことを試みたことはない。何となく食器は綺麗なほうがいいので石鹸くらいは使う、手は合成洗剤ほど荒れないし。チナミに「シャンプー」「リンス」はここ10年弱使っていない。
しかし、不燃ゴミはやたら出す。というか、スーパーで食品を買うと、トレー等が集まりまくるノダ。ドイツを見本にした(らしい)リサイクルのマークpet.gifは見るものの、そんなの(石油製品のリサイクルのシステム、ただし採算が合うしくみ)が稼働するわけないだろうと思うし。ドイツではちゃんとやってるのであろうか?10年くらい前に「NHKスペシャル」で見た気がする、プラスチックの6種(!)の分別とその再生品化を(現在は「other」が入って7種のハズ。しかし「other」って意味無いような気がする。mを付けたら「母(mother)」ですな。
で(?)。

卒論編集完了

大学の卒業論文を「ハイパーテキスト」にする作業が先日終わった。改めて文章やグラフを作っていると、色々なコトを思いだしてきた。結構おかしな出来事(塩化水素吸引皮膚癌発病疑惑パソコン破壊未遂など)を思いだした。
今日はのんびりと学校へ行き、最近教材として購入した天体望遠鏡の包みを開いてみた。太陽をじかに観察するには、フィルター等を買う必要があるようだった。

塩化水素吸引事件

パンクしたチャリンコを愛情込めて治し、長らく行けなかった床屋へ行き、職場の組合の忘年会の会場を予約し、買おうと思っていたズボン(パンツ?)を買い、行ったことがなかった荻窪のバッティングセンターに行ったりした。なんて書いていても、もろに日記でつまらないので、『塩化水素吸引事件』について書こう。

前記の『卒業論文』を読んでいただければ分かるのだが、30本前後のペットボトルを収集し、それを洗浄する必要があった。どれだけがんばっても1人で1.5リットルの清涼飲料を30本は消費できないので、家族や(コーラ中毒の)親戚に手伝ってもらい、何とか容器は収集した。そして洗浄の際、その事件は起こったのであった。

塩酸(HCl水溶液)を薄めて、容器の洗浄に用いたのだが、その際ホールピペットを用いた。チナミに余談であるが、「ホール」は「whole」なのですよ、知ってました?私は数年前まで知りませんでした。「hole」つまり「穴あきピペット」だと思ってたのです。「全容ピペット」という表現を何処かで眼にして、辞書を調べて知った記憶があります。まあ、「駒込ピペット」の由来も今ひとつ不明なまま放ってあるのですけど。(駒込ピペットは駒込病院で開発されたそうです。:後日記す)
で、余談は終わるのですが、まあ大体予想はつくでしょう、それなりに理科実験をしたことのあるヒトならば。

高校時代からホールピペットに慣れ親しんでいた私は私の技を過信していました。「ホールピペット」は口で吸うのが"通"だと思いこんでおり、その日も吸ったのです、濃塩酸の原液を。
塩酸は塩化水素の溶液でありますので、吸った瞬間、「ん"っ」となりました。もし硫酸だったらそれほど問題なかったのでしょう、不揮発性だし。

口の中に気体のHClが満ちたのが分かりました。詳しく言うと、歯の裏側がクワクワなったという感じでしょうか。「これを気管や鼻に送ったらまずいっ!!! と言っても、ピペット中の液を容器のガラス瓶に逆流させてもまずい! 取りあえず、この1回は我慢だっ!!」と、口腔付近の筋肉、具体的には舌の奥と軟口蓋を使い、横隔膜や胸郭を作動させずに、取りあえずそれなりの量の濃塩酸を確保しました。一息ついた後、口をゆすぎまくりました。

それ以前に「スーパーレモンキャンディー」一袋を食べきり、気がつけば歯が溶けていたことがあったのですが、それ以上に歯が短時間で溶けたと感じました。まあかなり馬鹿でないと体験できないでしょう、どちらも。

チナミにその後安全ピペッターの操作も熟達しました、濃塩酸を扱う際に。

皮膚癌発病疑惑(1)

ヤツらは突如出現した、手のひら全面を覆うかの如く。その直径数ミリの黒い斑点に気づいたのは、初夏のある日の事だった。 

皮膚の「ホクロ」はメラニンが集まっている領域であり、気にする必要はない。しかし、手のひら、足のひらにはメラニンはできない。もし、そこにホクロができたら、そしてそれが成長し始めたら、注意しなければいけない。何故なら、それは癌かも知れないから。

そう、ヤツらは癌かも知れない。ガンかも知れない、ガンかもしれない、ガンかもシレない、ガンカモシレナイ・・・

皮膚癌発病疑惑(2)

「俺は癌を発病したのか?噂に聞いていた『自然館地下の放射能』に犯されたのだろうか?でも、地学科の教授で癌になったヒトって聞いたこと無いなぁ。やっぱり長年の飲酒がまずかったのかなぁ。タバコは吸わないのだがなぁ。」などと悶々?と過ごした日々の後、異変が現れた。
出っ張ってきていたホクロを引っ掻いたところ、その黒い斑点の最も大きなモノが剥がれ落ちたのだった。折しも、そのころ巷ではラルフローレンのボタンダウンシャツが流行っていた(私は今も昔も持っていない)。

剥がれ落ちるとかけて、ラルフローレンととく。そのココロは

「ポロっ」

皮膚癌発病疑惑(完結)

結局のトコロ、1週間にわたって鉄乳鉢(というモノがあるんです)で岩石を砕き続けていたところ、その微細な破片が皮膚にめり込んでいたようなのであります。私のカラダは「何じゃこりゃ?こんなモノいらん!即排出ナリ!」と、適当な部署?(皮膚における何らかのユニット)毎に其の破片をまとめていたらしいのですな。その黒いもの(鉱物の集合体)を見て、私は「癌?」と思ったわけであります。
癌ではないことに気づいたとき、生命は偉大だ(良くできている)と改めて思ったスヨ。

パソコン破壊未遂

私もコンピューターに詳しくなったなぁと思います。

一応『パソコン破壊未遂』なんて題名を付けてみたものの、実際には微妙に破壊していたと思うのであります。ウィンドウズではないものの、パソコンの電源をバチバチ切っていたので。

パソコンの終了って簡単じゃないですか、特に昔のパソコンは。今のパソコンはソフトウェアスイッチになっているので、数秒間押していないと電源が切れない。しかし昔のキカイは電源ボタンがへっこんでれば「ON」、へっこんでないときは「OFF」とマコトに簡単だった。
卒論作成当時、NECのPC98(もしかしたら互換機だったかも知れない)とその上で動くMSDOSをインターフェイスに用いた「原子吸光分析器」を使っていたのです。で、測定が終わったら平気で電源切ってました。測定されるデータが気に入らないときも、原子吸光のキカイのモーター(!)が動作中に容赦なくバツッと。
で、ある時それを教官に目撃されたのですね。「な、な、な、何なんだ君は!?」って感じで。かなり穏やかな化学のセンセイが、やたらと興奮しているのを見て、「あれ?何かまずいのかな?」と思った私だったとさ。

そして今があるのですね。合掌。

不健康自慢

水虫は大分改善された。皮膚が裂ける気配は全くない。何が良かったのでしょうか?

まあ、今現在も烏龍茶パック(烏龍茶はサントリーのコト)の出涸らしに足を浸しながら執筆(打鍵)しているのですが。でも、効いたのかどうかはよく分かりません。本当は、片一方の足だけ「茶漬け」にして、もう一方の足は素のまま置いておけば良かったのですが、私もそこまで科学的(実験マニア)ではないのです、残念ながら。サンダル履きが良かったのかも知れません。しかし、片足だけサンダルにしたわけではないので、これも定かではありません。
また、要因の一つとして考えられるのが、足を化学洗剤から遠ざけたということです。ワイシャツを洗う際、以前はバスタブの湯に溶かした粉末化学洗剤に浸して置いてそれらを足で踏みつけつつ、その襟元どうしをごしごし摩擦していたのですが、その際に使用する洗剤も固形石鹸に変更しました。てことで、結局原因は分からないのですな。

今度は痔をどうにかしたい。直腸癌だったら困るけど。チナミに、職員検診の(癌細胞検出用)検便はここ3年くらいやってますので、もし私がガンだった場合は訴訟を起こしたいと思っています。更にチナミに、痛風の発病はまだです。痛風についても結構調べたのですが、尿酸値の「危険値」ってのは「尿酸の水への溶解度」から算出されているらしいのですナ。水と血液は根本的に違うと思うので、とことん薬を飲まずに行こうと思っている次第であります。一生涯薬を買い続けて飲み続けるなんて、性に合わない。

話は戻りますが、茶ってのはそれなりに値段通りの味となる気がします、ただし私が購入する「ウン百グラム数百円」の範囲において。水出しの茶は「茶」の飲みごたえが今ひとつ無いような気がします。

究極の記録メディア

今日はマウス(3ボタン)・キーボード(109日本語)・サウンドボード(バルク品)・メモリ(256MB)・HDD(45GB)・CDRWドライブ(DVDROM再生機能付き)、を買ってきました。ってことで、まだ組めない。

やっぱり一番驚くのはメモリーとハードディスクの大容量化と高速化ですね。そして安くなってるし。メモリでいうならば、3年ほど前と比べるとFSBで2倍・容量で4倍になっているモノを4分の1の価格で買いました。まあ、買った場所・もの(メーカー品か否か)とかが違いますし、買う私自身がスキルアップしていることも大きいでありましょうが、それにしても単純に計算すると32分の1の値段になったような気が・・・。物価の優等生「卵」の比ではないですね。
まあ、卵メーカー?もメーカー同士の競争が壮絶であるでしょうし、職場環境(ニワトリの世話)も壮絶であるらしく、安価な労働力(異国のヒトビト)が必須だと聞いたことがありますので、単純に比較できませんケドね。てことで思い出されるのは音楽のアルバムの値段です。これも、私がモノゴコロついてから、3000円前後をさまよっているような気がします。安くもならず、高くもならず。卵の値段を知るようになったのはここ数年ですが、LP盤は私が小学生である20年くらい昔から3000円程したような気がします。

そしてそこから思いだしたのが、『特命リサーチ200X』でやっていた「CDは劣化する」というハナシであります。20年くらい前に買ったCDは、モノによってはアルミ層とプラスチック層に「すき間」が生じ、きちんとレーザー光を反射できなくなり、CDプレーヤーで再生できなくなるという内容でありました。結構衝撃的でしたね、私にとっては。何たって、CDを65535枚所有していますし。ウソです。別に持っているCDが聞けなくなろうが困ることは無いのですが、CDってのは「非接触式のメディアであり、半永久的に使える」モノであると認識していました。というか、そういった触れ込みで世間を席巻したメディアでしょう(しゃれです)。まさか半永久というのが20年だったとは。
音源マニアのヒトによっては、すんげー悲しむべきデキゴトなのじゃないかと思います、CDの劣化ってのは。

で、そこから「何が信用できるメディアか?」と考えたのです。やっぱりアレですね、フフフ。
最新鋭のDVD-RAM?違います。DV(「ドメスティックバイオレンス」ではありません、「デジタルビデオ」です。)でもなく、もちろんCD-Rでもなく、はたまた8ミリビデオでもなく、8ミリフィルム(親戚の家で見させられた記憶が・・・)でもなく、VHSでもなければベータでもなく、やっぱりフロッピー?スーパーディスクは生きてるの?MDDATA?普及しているといえばGIGAMO???・・・・・・・・

私がお薦めするメディアは「石版」ですね。石を磨いてそこに彫り込む!ってコトは、墓石は最も進んだメディアなのです!!!

読み返してみましたが、なんだかワケ分かりませんねぇ。ま、良しとしましょう。冒頭の話題に戻りますが、何故ホイールマウスを買わなかったかというと、「UNIXは3ボタンが使いやすい」と何処かで聞いたからなのであります。また、自分ちのマウスもホイール無しなので、あんまりホイールを必要としていないって面もあります。また、キーボードですが、私はローマ字入力派なので、「英語キーボード」にでもしようかとかなり悩んだのですが、記号(@とか"とか「とか」とか)の配置が結構異なることに気づき、見もしないカナの印刷してあるキーボードにしておいたワケであります。

知識と現実

ということで、共通一次ならぬセンター試験から一週間。生物と化学(ともにIB)を解いてみた。生物はケアレスミスで1つ間違ったが、気持ち的?には満点であった。
化学はケアレスミスを1つし、1つを完璧に間違ったのは自分でも分かるのである。
@yozemi.jpg
が、この問題に引っかかった。最初は「記述c」は「正」だと思った。が、「分子」というのは「眼に見えないもの」であり、「薄片」ってのは雲母のように「眼に見えるもの」を指しているような気がしはじめ、これは「よくある『ヒッカケ』か?」と思ったりしたのである。
実際のところ、私自身は純物質の黒鉛てのに触れたことはないので、本当に軟らかいのかどうかは知らないし、前に見たことがあるダイアモンドはガラス玉だったのかもしれない。ましてや、ダイアモンドが共有結合から成っているという、私の中の常識は教科書から得たものであることを承知でいうのだが、鉛筆に含まれている(らしい)黒鉛が「薄片」であるなんて、とうてい認識できない、日本語として。
ミルフィーユやパイが「薄片」から成っているというなら異を唱えることは無いのだが。

まあ、以前国語のセンセイに「『・・・・は(化学的に)安定である。』という表現は正しいのか?『・・・・は安定している。』が(日本語としては)正しいと思うのだが?」と訊かれたとき、「理科の世界では『・・・・は安定である。』という言い方はふつうの表現ですね。」と答えた。
だから、眼に見えなくても、「(理科の世界では)黒鉛は薄片にはがれるものだ!(ましてや構造式が教科書に載っていれば!!)」と言われればそれまでだ。
こんな感覚を大事にしていきたいと思う今日この頃なのであった。

アパガードにはご注意を

日記を書こうと思うものの、特にネタもないんですよね。と、だらだらテレビを見ていたら、一つ思い出した。

すでに3年くらい前のコトである。歯が痛むことが多くなったので虫歯かと思って歯科医に行った。のだが、虫歯はないということであった。そのかわりに大量の歯石が確認され、歯石をこそぎ落とすためにしばらく歯科医に通ったのでありました。レントゲンを見せてもらったが、かなり豪快にX線を透過させない部分(骨的成分?)が成長していた。
歯ってのはトウモロコシの種みたいな形をしているが、その中間部分が太っていたのだ。具体的には歯と歯肉の間。

その原因に気づいたのはしばらくしてからだった。それは「芸能人は歯が命」というコピーで一世を風靡した歯磨きであります、たぶん。買ったのはマツモトキヨシだった気がする。「希望小売価格」を大幅に下回る値段で売られていた。
歯が白くなったかどうかはよく分からなかったが、強烈に歯石が成長した。その当初はまさか「歯磨き粉」のせいであるとは気づかなかったが、「薬用ハイドロキシアパタイト」が変な場所で成長してしまったらしい。
それ以来、その類の歯磨き粉は買っていない。

そして、さらに思い出したことがあったのだが、それは今後のためにとっておこう。そのキーワード?は「アニメ」と「広告」である。さて、何でありましょうか?(実際は自分用の覚え書きであったりもするケド。)

アンチ抗菌主義

最近はだいぶ下火になったが、「抗菌グッズ」ってのがありますなぁ。しかし、「細菌」ってのはひたすらに居なきゃいい、ってものではないってことを、大抵のヒトが知らないってわけでもないような気もしないでもない。
くどいので改めて書くと「"細菌はある程度必要な存在だ"というコトは常識となりつつある」ってこった。例えばそれは「MRSA」などという存在からも推測できよう。

例えば、歯周病というのはある種の細菌の存在が関与しているのかもしれない。しかし、その原因となる口の中に存在する菌を抹殺すればいいと考えるのはいかにも短絡的にすぎる。「腹が減るのがイヤだったら死んでしまえ」あるいは「そんなに太りたくないのなら、この世から消えたまへ」というようなハナシに近い気がする。
歯周病菌がはびこるのは結果であって、その原因を究明しない限り(例えば免疫系に何らかの異常を抱えているのかもしれないし、もっと単純な理由かも知れない)、根本的には解決しないはずなのである。大体、歯磨きが必要な生物ってのは人間以外にはいないような気がするので、食べ物に気をつけれ(究極的には食品の調理に火を用いない)ば、歯磨きなんて作業は必要ないのかも知れない。

こんなコトを考えるのは私くらいかも知れない。もしかすると、歯磨き粉メーカーは「さふいったおもひ(無常感)」にとらわれているのかも知れませんが。

それはさておき、製品を一人でも喜んで買ってくれるヒトがいれば、喜ばしいことなのかも知れない。そして、企業としてはかなり大勢の人に喜んでもらえる製品を作らないと、生きてはいけないのであろう。だから、本当に必要かどうか分からない品物にも「抗菌作用」を謳ったりする。自然科学を教える身である自分は、そんなCMに踊らされる人がいるってコトは悲しいことだと思う。

で、「アニメ」と「広告」のハナシは別の機会に。

アニメと広告

立て続けに日記を書く。日記なのだから当たり前かも知れないが。
「アニメ」と「広告」の話題について記そう。私の記憶ではそれは2、3年前からの現象なのだ。

その発端は

医薬品(水虫の治療薬など)のテレビCMにおいて、そのCGアニメを見る限りでは、薬がすべての白癬菌の細胞膜を破壊してくれるような表現がなされているが、それは過当広告に当たるのではないか?

という新聞か何かの記事だったように記憶している。

だんだんにその思想はテレビ業界・広告業界に浸透していったようである。あたかも白癬菌のようにじわじわと。テレビCMを「その気になって」見ていれば気づくというようなレベルではあるけれども、それ以来白癬菌は「全滅せず」ニキビ跡は完全には「消えず」虫歯菌は「一掃されず」という状況、すなわち『3“ず”』となったのだ。
ほのかに笑えるではありませんか。以上、そんだけ。

個人的相対化理論

ヒトゲノムの解読に関わっているセンセイのハナシ@私学教育研究所主催を聞いてきた。

世の中ってのはどんどん細分化されているけれども、そのセンセイの話を聞いているうちに、「病気(疾病)」と「健康」の境目や体質ってのも「相対的」なモノであるのだと改めて知った。そして、究極的には2ビットの情報(DNA)に行き着いてしまうというのが面白い。神経における情報の伝達は1ビットだし、この文章も1ビットの変形であるし。結構世の中は単純だ。

なんて思ってはいけない。
私は日頃から「見たモノしか信じない(噂は無視する)」ようにしようと思っている。昔から信じられない(実感できない)のは、「世の中のすべてのモノは原子からなっている」ということだ。まあ、私が本気で感じているのは「フキはゆがいてからのほうが爪が染まらない」ってことくらいしかないけどね。

地滑りから考えた

コイズミジュンイチロウというヒトが、ジユウミンシュ党の一番ウエの存在になりそうであるらしい(かなり伝聞)が、「地滑り的」という表現を多々眼に、耳にする。愛読しているアサヒシンブンで。
地学的にいうならば「地滑り」というのは、人為的に作られ力学的に不安定である地形で起こる現象であろう。
新聞記者的使用法では「気がつきゃ起こっちゃった」ってことを指す形容動詞なのだろうか?「地滑り的に」ってのもいい加減な表現だ。

まあ、「ルックスと発言力が注目されるヒト(コイズミジュンイチロウ)はペンしか持たない者(アサヒシンブンの記者の思いこみ)より強し」ってことでありましょうか?
私が不安に思うのは、マスコミがジユウミンシュトウ内部の動静を「いちいち」報道することにより、小学生をはじめとするワカモノが「自民党=政府」と思ってしまうのではないか?ということである。まあ、マスコミのヒトってのは世の中に「何か」を広く主張したいからギョーカイに就業するのでありましょうし、特に目くじらをたてるわけでもありませんが。

基本的に自民党内部の派閥間の抗争なんてどうでも良い。とりあえず、毎度毎度選挙権を行使するだけである。

焦げの旨味

私の近年の食生活上の謎が「焦げ」だ。
私は「焦げのない焼き鳥」や「焦げのないサンマの塩焼き」はあんまり食べたくない。でも、その「焦げ」ってのは「癌」のもとであるらしい、っていうような認識を持っていたりもする。
まあ、これは山極(ヤマギワ)ハカセが行った実験(ウサギの耳にコールタール(煤)を塗り続けたところ、その耳に皮膚癌が発生したというヤツ)の拡大解釈を私が記憶しているだけであるのかも知れないけれども。というか、その公算が大きいのかしら?
脂の焦げはかなり旨いッスよね。旨いってことは体に良いものであると思うのであります。カップヌードルやポテトチップスの中毒性とは(多分)違うし。

プラスチック二題

愛車(ただしチャリンコ)のシフトレバーが破損した。「カリフォルニアロード」っていう名前もかなり古風ではある。ためしに宮田自転車のページを見てみたが、生産中止のようであった。そりゃそうかも知れない、私は18年くらい乗ってるもの。当時のライバル車種としては無く子も黙るブリジストンの「ロードマン」てのがあった。実はこの「ロードマン」て名前が思い出せなかったので、「ブリジストン・ドロップハンドル」って検索かけたら引っかかってきたのだったりする。
我が愛車はシフトレバーが「カチカチ」いうタイプの「はしり」だったのですね。それ以前はシフトレバーは「カチカチ」言わずに、金属製のレバーだったのであります。その「初代?カチカチ」は、一昨日停車時に転けたとき、欠けてしまったのであります。まあ、劣化するわな、18年も経てば。

お勤め先の、「ルックスが堅気には見えない、体育科である(かなりすごい)ハンド部顧問のセンセイ」から教えてもらった3階建ての100円ショップ@中野に行ってみた。ソフト部で使う予定の「メガホン」がほしかったので。
その3階には新品のプラスチックが大量に積んであり、呼吸困難に陥りそうな感覚を覚えた。最近ご無沙汰している「オヤジ満載の通勤電車」とも、馴染んで?しまった「換気を2時間ほど怠った女子校の教室」とも違う息苦しさを感じた。

超伝導

「超伝導」の最も胡散臭いトコロは、「(超)低温」を生成するコストが無視されている点だ。だから科学は生きていけるのかも知れない。
「教師」という職業も胡散臭いッスね。社会科学(政治学・経済学・社会学その他)の教授よりは「まし」かも知れないが。

二酸化炭素削減よりも

コイズミとかいうヒトが結構遠くへ出かけて、何かを喋っているようだ。

「京都議定書」がナンボのモノか知らんが、二酸化炭素の削減を議論するよりは、兵器(もちろん「核」を含むが、「地雷」とか「銃」とか「火薬」とか「ミサイル」とか「ミサイル向けミサイル」とかそういったモノ全般)の生産縮小を真っ先に考える方が、このホシに生きる生物として重要なのではないかと思うのでありました。
結局、当たり障りのない話題なのでしょう、「二酸化炭素削減」とかは。そんなものをあえて拒否するアメリカというクニは、自己主張があって日本よりはましである気がする。もしかすると、「京都議定書」をスケープゴートにしようという、日米首脳間の密約があったりして。深読みのしすぎか?

以前作成したメールを引用してみる。またも「文字数」稼ぎ。

Date: Mon, 01 Dec 1997 20:31:26 +0900
To: khccop3@mail.joho-kyoto.or.jp
Subject: 一つの提言

疑問を感じました。

それは、NHK7時のニュース「京都会議」の会場に
「南アルプスの天然水」の500mlPETボトルが
そこかしこに置いてあったからです。

「ミニPETボトルは不燃ゴミを増やすだけです、
使用をやめましょう」と言ってる人々もいるのに。

「ちょっと、おかしいんじゃないの」と思わざるを得ません。
確かに、コスト的には楽なのかも知れないませんが。
(また、意見を述べる先が違うかのかも知れませんが。)

いかりや長介さんではありませんが、
「駄目だこりゃ」って気がします。

以上、失礼いたしました。

小川 正樹 OGAWA Masaki


返事なんか期待しませんでしたが、言いたいことは言っておく方が良いと思ったので、こんなメールを送った私でした、もう4年近く前なのですね。
もちろん返事は来ませんでした。

ヘドジェクトX

「あほネタ」が身上<しんじょう>であるこの日記なので、披露しておきましょう。

部屋を数週間ぶりに掃除していたある日、謎の白き物体に遭遇した。フローリングの床を水拭きしていたときのコトであった(田口某風<たぐちなにがしふう>)。
長さ2mm直径1mm内外の円柱が其処彼処<そこかしこ>に存在していたのだ。
「なんじゃ、こりゃ?イモムシの糞<ふん>に似ているなぁ。」と思った小川だった。この第一印象がこの物語の行方を決定していたことに気づいたのは、その数ヶ月後のことであった。

ヘドジェクトエーックス(エーックス、エーックス、エーックス・・・・)

燃料気化爆弾

燃料気化爆弾ってヤツの「資料映像」?を見たのは数日前だが、恐ろしさを感ずると共に見入ってしまう自分に気づいた。この感覚は原爆実験の映像でも感じたことがある。そこに見られるのは「強烈なチカラ」。そんなものを開発してしまうヒトという生物のアホらしさに感動する。
原爆・水爆開発は「自然科学の延長」という気がするが、燃料気化爆弾ってのは最初から人を殺そうと企んでいるのであろう。劣化ウラン弾ってのも醜悪だ。まあ、その標的となる戦車という存在も醜悪であるけれども。
「燃料気化爆弾」なんてモノを考え出せるなんて、凄まじいエネルギーであると思う。そんな負のエネルギーを(結果的に)持った「開発者」と友達でなくて、そんなヒトがいるアメリカに生まれなくて良かった、ええホントに。
原爆だって凄まじく憎むべき存在だが、開発すること自体には、「自然を知ろうとする無邪気さ(=自然科学者的本能)」が存在した気がする。で、その破壊力を高めようとするヒトビト(軍人)がいるということに驚嘆する。生物としては真っ当ではないだろう。そんな生物「ヒト」はセルフメンテナンスという意味で戦争を行うのでしょうな。軍隊・包丁・子殺し必要論。60億という人口が異常?そう、異常なのでしょう。
ま、数でいえば土の中を始め、いたるトコロに住んでいる細菌たちの方が偉いのカモも知れない。私の腹の中と云わず、口の中でも胃の名の中でも皮膚表面でも、細菌同士が生存競争を繰り広げているのでありましょう、兆を超える彼らは。
そして白癬菌は私を悩ませる。

ヘドジェクトX 続き

「♪ハゼの中のメバルー、フナの中の金魚ょー」

その物体は部屋の隅に多かった。そりゃそうだ。ゴミも埃も部屋の隅にたまる、掃除を怠っていりゃぁ。
調査を続けていたある日のこと、部屋の隅に中途半端にたたまれた状態で佇む敷布団と、さらにその下敷きに使っていて同じく中途半端に丸めてある封筒型の寝袋の付近に、その「白き円柱」が存在しがちなコトに小川は気づいた。「糞の主は布団に棲んでいるのか?」
小川は指示を出した、「徹底的な調査をせよ」と。後にオガワ氏は語った。「最初の頃、ヒトは彼をバカにしました。『円柱形の糞をするような、そして布団に棲むような虫が存在するのか?大体、布団には穴があいていないじゃないか!』と。しかし、彼にはそれくらいしかできなかったのです。     いや・・・、正確に言うと、ただ思いつかなかっただけなのかも知れません・・・・・。」

ヘドジェクトエーックス(エーックス、エーックス、エーックス・・・・)

注:何だか、登場人物が多くなっている気がするかも知れませんが、登場人物は私小川一人だったりします。

ヘドジェクトX 続きの2

小川はとりあえず布団を干した、以前よりはまめに。しかし、気にすれば気にするほど円柱が眼に付くのだった。
「こうなれば『お国』のために死ぬしかない。」と小川は思わなかった。『プロジェクト某』ではないので。(打ち消し多すぎ)
しかし、謎の節足動物が棲むかも知れない布団の上に寝ているという思いこみは、小川を確実に蝕んでいった。
小川氏は宣う。「あの頃の彼の姿は正視に耐えませんでした。鏡を用いてその姿を確認するのが精々でした。スミマセン、小川さん・・・・・」

ヘドジェクトエーックス(エーックス、エーックス、エーックス・・・・)

ヘドジェクトX 続きの3

小川は気づいた。布団の上の寝袋の上と、その近くの床の上に円柱が存在していることを。
寝袋は化学繊維で作られているので、虫がつくはずがない。化学(有機高分子)と、生物(代謝の仕組み・進化の速度)の知識があれば、アッタリ前なのである。円柱を虫の糞と認識していたことが間違いの元凶だったのだ。やっぱり小川はバカだった。
その円柱の実体は何なのか?我々(誰?)は更に衝撃的な事実に遭遇する。

ヘドジェクトエーックス(エーックス、エーックス、エーックス・・・・)

(BGM ハゼの中の・・・)次回のヘドジェクトエックスは「僕は死にましぇん、クニのためには~後編~」をお送りします。謎の円柱の正体とその奇跡的な成因について、小川氏は気づきました・・・・。
どうぞお楽しみに。

ヘドジェクトX 最終回

「♪反吐かい?ゲロかい? わしは、まだ、飲み足ーりなーぃ」

大分連載に飽きてきたので、一気にカタをつけます。
信じられないかも知れませんが、その謎の円柱は自動洗濯機用合成洗剤の一部だったようです。具体的な商品名を挙げても良いのですが、新聞屋さんからの貰い物でもある手前、それだけは私の胸に納めておきましょう。
何なんでしょうか?数年前に貰った洗剤でもありますので、空気中の酸素とか二酸化炭素と反応して、予想外の物質が生じたのかも知れません。実は、最初から研磨剤?として混ぜられていたのかしら?笑っちゃうのは、綿ゴミ収集ネットの中にバッチリ集まっていたことです。当然のコトながら、水には溶けない。部屋に落ちていた「元糞」を濡れた手で潰そうと試みるも、相手は動じるところを見せず、指先に堂々と存在し続けました。

ふと思ったのですが、今日の日記は怪しい趣味を持った方が間違って訪れてしまいそうな単語が並びましたね。俗に「スカト○」って呼ばれる世界ですな。試験の採点も終わり(ほぼ予想通りのできぐあい)、調子に乗りすぎました。以後気をつけます。

GI値ぃ?

最近大手を振るいつつある「GI値」、胡散臭せー。
単純に食い過ぎなきゃ良いんですよ。

宇宙開発

「これマジ!?」って番組を、初めて意図的に見てみた。新聞のテレビ欄にあった、「スクープ アポロ11号の月面着陸は嘘だった!?決定的衝撃映像」という宣伝文が目に入ったからだ。面白かった。
話は変わるようで続くのだが、難解な詩を歌いながらヒットした歌手っていうと、私がまず思い浮かべ、よく聞いているのはスピッツである。また、大御所としては泣く子も黙る井上陽水というヒトも存在する。が、忘れてはならないのは現在も活動しているらしい「たま」というグループなのである。
私が持っているアルバムは「まちあわせ」っていうメジャーデビュー初期のベスト版1枚のみなのだが、何度聞いても何を主題とした歌詞なのかが判明しない曲がある。まあ、作者も明確な意図を持って作成した曲でないのかも知れないし、とんでもなく深遠なテーマを扱っているのかも知れない。判らないッス。最近何度か聞き直したのだが、やはり判らない部分が多い。
そんななかで「この歌詞は面白い」と思ったのは最もヒットした「さよなら人類」であろう。そのサビ部分を勝手に引用する。

今日 人類がはじめて 木星についたよ
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ

ピテカントロプスってのは「ジャワ原人」ともいわれる、約100万年前の霊長類の一種(現代人の祖先?)を指すのですが、詩的にはシナントロプス(北京原人)やアウストラロピテクスよりもリズムにうまく収まったから用いられたのだと思います。簡単に言っちまえばこの『さよなら人類』は「環境問題」を扱った歌なのでしょうが、宇宙開発の不毛さと絡めているところが秀逸だと思いました。私たちは地に足を据えて生きるしかないのでしょう。宇宙を想像することは許されるけれども。
そんな私のコンピュータ上ではSETI@Homeの107ユニットめを演算中である。時々英語のメールが届くのですよね、「合衆国政府に宇宙開発関連の予算を増やすよう訴えましょう」っていうのが。最近は「冥王星への探査機を将来飛ばさせることに成功した!」とか伝えてきました。
やっぱりアポロ計画の一部は「やらせ」だったのだ、と納得した私でした。2006年2月23日訂正 何で今までそのような内容の放映がなされなかったのかしら?とも疑問にも思ったッスね。

本日得られた知見

「ひげ剃りの際、ヒゲは十分に湿らせてあれば、石鹸があろうが無かろうが、剃り心地には大した違いはない。」

電気かみそりが何となく嫌いで、「うえっとしぇいびんぐ」派の私なのだが、近年は加齢のためだろうか、朝っぱらに石鹸使ってヒゲ剃ると、午前中は肌がパサパサしていた、外見からも。
本日、シェイビングフォーム(多分7・8年前に惜別した)とか、石鹸とかを用いずに髭剃りしてみたのだが、石鹸を使うよりは快適であることに気づいた。刃物による肌荒れは気にならなかった。ケミカルな肌荒れ(石鹸による皮膚の溶解)が無い分だけ快適でありました。

明晰夢

「へーえ、珍しいんだ。」って感じ。何がかって?それは「明晰夢」という存在。
さっきgoogleで「明晰夢」を検索したらば、1400件しか引っかかってこなかった。コトバ自体は聞いたことがあったが、改めてその定義を確認したことはなかった。「明晰夢」ってのは「『これは夢だ』と自覚しながら見る夢」のことらしい。

あたしゃしょっちゅう見る。
「『あ、これは夢だ、起きなきゃ』と思って起きる朝。でも、その身支度中にやっぱり今も夢の中だなぁ...、と気づく」なんてな夢を。
何でそんなこと書いてるかというと、現在『特命リサーチ200XII』でそんなハナシを扱っているからなのですな。竹中直人って面白いですよね。形態模写絡みのフリートークがオモロイ。
ワタシは(霊的?な)金縛りとか、お化け・幽霊って信じませんね。特に「夜中(就寝中)に出会った、見た!」ってヤツは。結構ワタシは「明晰金縛り」に遭遇します。幽霊の夢は現在の住みかに移動してから何度か見ましたね。起きてから「あれは夢だったんだなぁ」と思いました。
「ワタシ、霊感強いんですよ。」なんてヒトがいると、あたしゃココロの中で「そうですか、頑張ってね。」とエールを送り、その場を荒立てずに流してしまう。
夢を見ながら「これは夢だ」と思うヒトが「10人に1人(特命リサーチのリサーチ結果)しかいない」ってのもホントかしら?と思ったりする。「明晰夢」を見るコツ?ワタシは知りませんね。ふと気づけば、夢を見ている自分の存在に気づいてました。

Equinox

春分の日(Vernal Equinox Day) を過ぎた。地学(天文学)的には「太陽が春分点を通過した日を過ぎた」というトコロか。今年の春は暖かい。
「暑さ寒さも彼岸まで」という諺があるが、その英訳を今日知った。Neither heat nor cold lasts beyond the equinox. だってさ。このコトワザは誰が言い出したのかと疑問に思い、少しネット上を漁ってみたが、分からなかった。日本(京都か江戸?)あたりで使用され始めたのだとしたら、そんな例文が『研究社英和中辞典』に載っている時点で、日本における英語って学問の閉塞状況を示しているのではないかと思った。このクニの英語教育が「無闇矢鱈に英語化したニホンゴを覚えさせようとする机上の学問」であることを示す好材料となろうて。
じゃ、何で equinox なんて単語を知っているのかといえば、それは今は亡きL⇔Rの歌の題名にあったからだったする。で、暦の上でも新年を迎えたわけだし、焼酎を「お湯割り」から「ロック」にしよっかな、と冷凍庫を覗いたところ、数ヶ月放っておいた氷が昇華し、見事な自形の結晶が冷凍庫内の氷ストッカー近辺で形成されていた。結晶って美しいですよね、少なくとも「Neither heat nor …」って文字列よりは格段に。

野口建に思う

花曇りというのだろうか、寒い日が続いている。ま、「クソ寒い」と感ずることはこの冬などはあまり無かったのですけど。阿佐ヶ谷の地でヒートポンプを用いた冷暖房(俗にいうエアコン)とは訣別している私でもあるし。
そんな私は、野口建とかいうヒトの行動は理解できるものの、そんなあほらしいコト(あさひこむ曰く「(エベレストの)標高5300~8300メートル間に残されたボンベやテント、残飯などの回収」)なんて、金輪際やろうとは思わないスね。
恐らく、人類が滅亡してもそれらのゴミは人類に影響を与えることなく存在し続けるのですよ、核や地雷や遺伝子組み替え食品や抗生物質や・・・・・(以下略)等とは違って。「違いの分かる男」というよりは「妙なこだわりを持つ男」と表現すべきだったのだ、ネスカフェ(現ネスレ)はね。

solar eclipse

歴史にifは無い(らしい)ので、これは私の想像でしかないのであるが、私は何度も考えた。そして今日も考えてみる。
「もし、月と太陽が同じ大きさに見えなかったら」「もし、太陽が2個以上あったなら」「もし、月が複数あったなら」・・・・云々。
現在の地球は母なる太陽を1つ持ち、衛星であるところの月を1つ従えている。太陽は直径で月の400倍大きいが、400倍遠いところにあるため、地上の我々には同じ大きさに見える。もちろん、私がメジャーで測ったワケではないので、噂でしかないのですけどね。
「ドレークの方程式」、ご存じない方はこの語を検索してみてください。地球という星が水を湛え、生命が誕生し、私(やアナタ)が存在してのは、非常に低い確率であるだろうということを何となく感じられるのでは無いでしょうか。
で、やっと本題なのですが、もし月が無かったら例え人類が生まれようとも、暦の作成には相当時間がかかったのではないか、なんてなコトを考えてみるのですよ、私は。例え600万年前に現人類の祖先が生まれたとしても、農耕を始められずに今(パラレルワールド?)に至っているのではないかなぁとか。
あるいは、公転面と自転軸が垂直だったとしたら、人類は「その日暮らし」から脱却できないのではないかなぁとか。

「日蝕 solar eclipse」が昨日あったらしいが、曇ってて見えなかったなぁ、というところから徒然なるままに記した。

プチマッドサイエンティスト

今日、とうとう舐めてしまった。辛酸でもなく勝利の美酒でもなく・・・・。それは、ケータイの充電用アダプタ(クレードル?)である。あれは舐めると味がするのであろうコトは予想していた。直流電流によって生ずる電気分解の味ね。
本日の高校3年生対象の化学IBの授業で、私の進めている話とは直接的に関係ない質問が出た。ま、良くあることだけど(苦笑い)。
生徒曰く「センセー、あたしケータイのアダプタを手で触ってみたんだけど、何ともないよ。何で(感電しないんですか)?」と。私もそれは試したことあるのであった。人の皮膚は電気抵抗が大きいため、そう簡単には電流が流れないし、流れても神経が知覚できる程の電流はそうそう流れないのである。で、答えた。「私もやったことあるけど、皮膚じゃほとんど電流流れないね、抵抗がデカいんで。舌で舐めれば分かると思うよ。舐めてみたら?」と。
その場で「気が向いたらやってみる」と約束したのを思いだし、帰宅直後にアダプタ舐めてみた。やはり電気の味がした。噂によると、修行を積めばプラス極とマイナス極が判別できるらしいです。そこまで私もマニアックではないので、その辺で止めておいた。

燃え上がれ

私って、もろに『機動戦士ガンダム』世代なのですね。しかしながら、その続編であるらしい『Zガンダム』とかには興味はないのだ。あくまでも単なる『機動戦士ガンダム』なのですな。ま、機会があったらその続編やサイドストーリーなぞをレンタルで借りて来ようとも思ってはいるが、そんな暇は今のところ無いのだな。今、改めてWeb上で探索してみたら、私が本気で見てたのは、東京での再々放送だったことが分かった。小学校5年の時だったのですねぇ。最終話は3学期だったように記憶していたけど、それで正しかったみたい。
その最終回、「カツ・レツ・キッカ(子供3人組)」が「ア・バオア・クー(宇宙要塞)」を脱出しようとする「アムロ」に対して、テレパシー(ニュータイプの特権?)で指示を出すじゃないですか。「右だよ右」とか「そこで曲がって」とか。最終的には子供3人組が「3・2・1、やったー!」って言うと同時に、ブッ壊れかけた「コアファイター」に乗ってアムロが脱出するのですな。結構泣けそうになりますね、思い出すと。そして、メチャメチャ思い出し笑いをしそうになる。ってか、今も笑いを堪えながらこの文章を記してる。

今は製薬会社で研究職をしている彼、前日の放映の真似をしてたのですな。そう、小学校5年生の3学期、給食の時間のコトであります。
「3・2・1、やったー!」って万歳したら、指を盆に引っかけてみたいで、その日の給食をアルミ製のお盆ごとぶちまけてしまったのです。ムチャクチャ悲しく、そして笑える。

給食を食っているときに、牛乳飲んでるヤツを笑わせるって遊び?は必ずありますよね。あれは牛乳が白いから面白いってのもありますね、鼻から白い筋が流れるってのは視覚的に面白い。鼻血の赤も間抜けで笑えますよね。で、更に悲しくも笑えるコト、それは牛乳を吸収させた「布きれ」の臭さ。
今でこそ雑巾を濯いだり絞ったりってコトは簡単にできるけど、小学生は掃除も嫌いなら握力・腕力も足りないだろうしねぇ。

で、『機動戦士ガンダム』、画期的でしたよね。その当時は私も夢多き小学生だったから、自分が爺さんになる頃には「スペースコロニー」とかが空(ってか宇宙)にボコボコ浮かんでいるもんだと思ってた。ホントはこれから本題に入る予定だったんだけど、文章作成するのに疲れたからこの辺で止めておく。

正義の怒りを

でさ、スペースコロニーって完成しないでしょうね。
小学校・中学校時代の私は信じていた、スペースコロニーの完成・宇宙時代?の到来を。自然(科学)についての認識が甘かったからねぇ。万単位の大勢のヒトが住める建造物、どう考えても割に合わないでしょう。数名が居住する国際宇宙ステーションでヒイコラ言っている2003年現在だし。

ヒトが宇宙空間に定住するってのは非常に難しいですよね。その理由を少しばかり挙げよう。

宇宙空間に住むことによる宇宙線の被曝→癌やその他の病気の発症
隕石等によるコロニー破壊→酸素を含んだコロニー内のガスが洩れればその中のヒトは簡単に死亡
生殖の可能性の低さ→メダカの卵が稚魚になるには重力が必要らしい(ヒトもダメでしょね、恐らく)
有機・無機化合物の完全循環システム作成の難しさ→地球上ですらゴミがあふれて大変だっつーのに

夢物語っていうと、「核燃料サイクル」ってヤツもありますね。そっちの方が切実である気がする。こっちの方も私自身、中学生の頃は信じてましたね。「そうか、エネルギーが無尽蔵に得られるのか、凄いもんだ」って。行政と企業が結託してコマーシャルをしてるんだものな、今でも。特に夢見がちな若い世代はイチコロだよね。あるいは単純に信じちゃう「そうかー、原子力発電は地球に優しいんだ」とかさ。片腹痛きコトこの上なし。盲腸で核融合しちゃうよん(出典:臍で茶を沸かす)。
例えば太陽光発電や風力発電ってヤツっすよ。まあ、原子力発電よりは危険性は低かろうけど、原発と同様、生産されるエネルギーより、その施設を維持するためのコストの方が大きくなるでしょうね、恐らく。

年金や国債もそうだし、放射性廃棄物も同じ。このクニ日本の舵を取っている老人達、彼らはそのうち死んじゃうから良いだろうけど、残される私達やそれ以降の世代に丸投げしているダケじゃないですか。ま、それくらいの「図々しさ」と「向こう見ずさ」を持っているからこそ、ヒトっていう生物や日本ってクニが繁栄できてきたとも言えるのでしょうけどね。
この先は暗いねぇ、このままだと。「デフレスパイラル」よりも「丸投げ政策」に問題があるんじゃない?どこかの役所が言っているけど、そんなクニに「誇りを持て」ってのは難しいだろうね。とか言いながら、私は仕方ないから埃だらけのこのクニで生きていくつもりでもあるわけだけど。

もしも月がなかったら

『 もしも月がなかったら ( WHAT IF THE MOON DIDN'T EXIST --- Voyages to Earths That Might Have Been. ) 』って本があったのですね。その元ネタはアメリカの学者 Neil F. Comins ってヒトが1990~93年くらいに書いた文章だそうな。なかなか面白かったですね。杉並中央図書館で借りてきた。その本は単行本として1999年の7月に東京書籍から出版された本らしいです。東京書籍って教科書だけ作っているわけじゃないのですね、初めて知りましたわ。何でそんなこと言い出すかっつーと、2002年6月12日の日記みたいなことを漠然と考えたコトが多々あった私だからであります。

その本、かなり面白かったから、ちょこっと紹介しておきましょう。以下にその10コの「もし…」を転記。

1:もしも月がなかったら?
2:もしも月が地球にもっと近かったら?
3:もしも地球の質量がもっと小さかったら?
4:もしも地軸が天王星のように傾いていたら?
5:もしも太陽の質量がもっと大きかったら?
6:もしも地球の近くで恒星が爆発したら?
7:もしも恒星が太陽系のそばを通過したら?
8:もしもブラックホールが地球を通り抜けたら?
9:もしも可視光線以外の電磁波が見えたら?
10:もしもオゾン層が破壊されたら?

1・4・5・9は私もチョロッと考えたことあったけど、やっぱり数学・物理学もきちんとやっておけば良かったかなぁ、なんて思ってしまいましたね。数学の授業時間は高校1年次後半から睡眠に充ててしまった私(理科教師としてアリなのか?)であり、物理も2年間高校で習い、大学でも少々囓ったけど、いまいち身になっていないですしね。私的<ワタシテキ>には6(地球から50光年離れたところでの超新星爆発)なんかが面白かったですね。想像したことはあったけど、具体的には考えたことなかったので。

「月はどうやってできたのか」。これは現在のところ「ほぼ確実」とされている理論らしいんで紹介しましょう。
今を去ること46億年前、「月の素(火星程度の大きさの微惑星:質量は地球の約1/10)」が「地球の素(ドロドロに融けた岩石球)」に激突した。その結果、地球の素の表層にあった岩石成分が飛び散り、ドロドロの原始月?が生まれた。しかし今ではそいつも冷え切り、月(質量は地球の約1/100)が生じた。ってなこった。

で、月が存在しない場合の地球「もしもその1:ソロン(月がないバージョンの地球:既にearthとは言えないでしょうけど)」ってどんな星かっつーと、こんな感じだそうだ。
まずビビるのが1日の長さ、ってか短さ。現在の地球の自転周期24時間ってのは、地球(の海)と月の共同作業の結果だそうで、地球が分離しなかったら、1日(1太陽日)の長さは「8時間」となるだろうってコトであります。
そうすると、

・地上の風が現在程度では済まない。(自転の速い土星や木星と同じく)
・潮汐作用(潮の満ち引き)がほとんど無い→生命(勿論、ヒトじゃないですよ)の発生が遅れる。

等々が予想されるのだそうですよ。

私も自分じゃ買おうとは思わない(本当に面白いかどうか分からない本に2200円払うのは嫌だ)けど、図書館で借りて読むには良い本だと思いまーす。

ウグイスとメジロ

今日まで、ウグイスとメジロを混同していた。メジロのルックスとウグイスのボイス、私のアタマの中では同じ生物と見なされていた。

飛躍しまくり

職場で成績などのバックアップを取っている最中ふと思い出したんだけど、Windows95が無い頃はネットワークの構築がめんどくさかったのでありますね。私の職場には幸いにしてコンピュータに詳しいTセンセがいらっしゃるから、MS-DOSの頃からコンピュータのネットワークも形成されていたのだけど、確かもっとも初期の頃はDOSプロンプトからコマンドを入力する必要があったのだ。その上でウィンドウマネージャのソフト「EOSystem」ってソフトが動いていた。懐かしや。
で、コンピューターネットワークね。便利っていえば便利なのだけど、管理がまた大変になってくるのですね。スタンドアロンならばウイルスだってそんなに蔓延らないだろうけど、職場のメインアドレスなんてウイルス付きメールが届かない日の方が珍しい。果たしてネットワークは我々(共産党っぽい響きですね)を幸福にしたのだろうか?
それはそうと、LANケーブルのストレートとクロスを自分の目で確認できる私って確実にスキルアップしてるわ。ま、コネクタが透明なやつに限りますけどね。

で、そこから私の思いは「グローバル化」に及ぶのですね、もちろん経済の。
市場の国際化(アメリカドルの流通)は富むものと富まざるものを明確化したに過ぎず、幸福なヒトが増えた反面、虐げられるヒトもまた増えた訳ですよね。これはビンラディンやフセインが常に言っていることだし、私もそう思う。私は「フセインってヒトが素晴らしい」と言っているわけではありませんよ、念のため。
もちろん、間接的には私も誰かを間接的に虐げているコトを知っています。食糧にしろ、衣料にしろ、輸入品だらけですものね。安い賃金で働く、日本以外のクニの人々が存在するわけです。有名なところでは、手縫いのサッカーボールってヤツがありますよね。あれは誰か(一説によるとパキスタンやインドの子供たちなど)が非常に安い賃金(もちろん、為替というシステムが存在するためだ)で働いた結果、生産されてくるわけだし。

で、私の思いはさらに飛躍するのであるが、「宇宙は無から生まれた」って言うのが現在の定説らしいじゃないですか。
ってことは、「幸福と不幸の総和は0となる」ってコトなのかなぁ?なんて。
でもそれは非常にむなしい考え方ですよね。地球上の幸福と不幸の総和が幸福にシフトしていくように、教育や国家というものが存在すると思いたいのだが、実際はどうなのだろう?
結局、世の中ってすべて競争ですものねぇ(ええ、否定しません、全然)。

むんずかすぃーノダ。

Mars

「6万年ぶりの大接近」すか。
ま、火星は1年中観測できる星ではないものの、相応の時期にはとてもよく見える明るい星なワケですから、取り立てて騒ぐ話題じゃないのですね、私個人的には。でも、現代(都会)人にとっては、ニュースででも扱われない限り、空を見るってコトはしないかも知れない。「6万年」とか、「太陽系」とかを考えるコトもあんまりありませんわな。
でもさぁ、私(やアナタ)という存在はこの宇宙につい32年前に生じたっきりなわけですよ、少なくとも100億年以上はあるといわれるこの宇宙の歴史の上で。えー、チナミに今、私は宇宙の歴史を地球ローカルな「年」という単位で測り、10進法(そして日本語)で記述するという超身勝手な行為を行いました、どもども。
そんなことを思い出させてくれるという意味では、火星フィーバー(誰もフィーバーしてないって?)も悪くはない気もする。
で、この騒ぎ?が望遠鏡メーカーと天文学会の陰謀であるかどうかを検証することは不可能だ。地球や火星の軌道なんて確認しようが無いもの。

カテキン

「カテキン」は日本語である。(へぇ~)2006年1月26日訂正

ジェットタオルはエコロジーか?

アナタはこの画像を見て、どう思いますか?

・うん、森林資源は大事だ。すばらすぃ~。
・温風の方が好きだなぁ。手がよく乾くもの。
・いや、温風はヒーターの電気代がかかるっしょ!「ジェットの風」サイコー!技術革新万歳!早く来い来い「核融合」!
・ペーパータオル使っているカイシャ、最悪~ぅ!「反エコロジー」ッスよね。
・我が社は「ダスキン」の「キャビネットタオル」を使っております!えっへん!
・話ずれるけど、割り箸は「間伐材」使っているから逆にエコロジーだって聞いたコトあるよね。
・そうそう、再生紙100%のペーパータオルなら良いんじゃない?多分。
・えー?値段高いじゃん。あり得ねー!
・手なんか洗わなくて良いのよ!それが一番エコロジカル!不潔万歳!no more アレルギー!!
・私は濡れた手で髪を整えますねぇ。一石二鳥。人畜無害。家内安全。商売繁盛。
・ってか、小便大便は野外だ!!立ちション is best!有機物の分解は天然の細菌に任せようではないか!

私は職場にあるこの機械を使わないなぁ。手を洗ったらハンカチで拭くよ。ハンカチはそのうち勝手に乾くじゃないスカ。ねぇ?
そんな私は槌田敦<つちだあつし>ってヒトの言う事を大体信じる、ってか納得できる。だけど、パソコンっていう電力消費物体も使っちゃう。現代を生きるコトは難しい。しかし、未来の人類の方がもっと生きるコトが難しくなっているのは確かだろう。

余談だが、上の元画像はmyケータイV401SHで撮影したものである。公称百万画素(メガピクセル)であるが、実寸で見てみるとノイズが激しく、31万画素(VGA相当:640×480ピクセル)くらいに縮小しないと綺麗に見えないのでした。マジで余談だね。

噂ですが

地球温暖化・環境ホルモン・リサイクル社会・核燃料サイクル・自然エネルギーなどなど、みんな嘘らしいよ。うまいコト言ってヒトを騙せば金儲けができるのは本当らしいけど。
え?そんなコト知ってますって?ゴメンなさい、経済(虚業の世界)に疎くって。

退廃的懐疑的思考

で、地球環境問題ってヤツは相当に奥が深いのですね。
多分、すべては「なるようにしかならない」のでしょう。

そうさ、そして今日も僕は電力を消費するのさ。


で、改めて考えたのだけれど、例えば「気体の状態方程式」だって「理想気体」でしか成り立たないワケじゃないスカ。しかし、その考え方を容認しない限り、理系の大学には受からない、多分ね。
で、ステファン・ボルツマンの法則やプランク定数なんてヤツ。私もその字面だけ聞いた事あるけれど、実際の意味は判らない。ってか、人生の意味も分からない。そうね、周期表の確かさを自分で調べたワケじゃない。大体、人生で気になるのは他人の顔色さ。

だから、みんな言いたいコトを言えば良いのさ。やりたい事をやれば良いのさ。

そう、私は親に感謝するのさ。

「光の速度」語呂合わせ

久々にきちんと日記書いてるなぁ。

ネット上で検索してみたけれど、私が数年前に考案した「真空中の光の速度」の「語呂合わせ」は誰も考えついていない様子だ。
それではっ!ドラムロール!!!(じゃかじゃかじゃか…)

では、小川さん、お願いします。

憎く泣くに四合半 (にくくなくによんごうはん) ---失恋?して悔し紛れに日本酒を五合弱飲んだ、っていう舞台(?)設定

以上です。

えー、これだけだとなんだか分からないので解説しましょう。
真空中の光の速度はきっかり299,792,458m/秒なのです。光の速度ってのは一般的には「1秒間に地球を7周半(=30万km)する」なんて言われますよね。っていうか、「1m」は「光が真空中を1秒間に進む距離の299,792,458分の1」と定義されているのですよ、2004年6月現在。え、「1秒」の定義を教えろって?ご自分でお調べください。「セシウム」がキーワードですね。

SETIを知る小学生

たまには理科ネタでも書きますかね。

私が約15時間前に頼もしく思ったのは、「setiを知っている小学6年生の女の子が居る」ってコトでした。

職場で「オープンスクール」ってイベントがあったのですね。私立学校ですから、生徒が来なければ倒産しちゃう。営業活動の一環として全職員で行ったわけです、夏休みの1日を使って。
ま、参加者も大変だったみたいです。午前中は小学生、午後は中学生対象だったのですが、参加した中学生の中には「午前中に会場模試を受けてきた」ってお子さんが結構居たみたいです。選ばれる学校も、選ぶ側の生徒や親も大変ですなぁ。彼女たち、宿題は終わっているのかしら?私はとりあえず自分の宿題は終えたけれど、2学期に着ていく半袖シャツは洗いっぱなしであり、アイロンがけが終わっていないのだ。明日かけなきゃなぁ...。

で、ホントは私、「太陽の望遠鏡観察」を行う予定だったのです。前回の7月18日はバッチリ晴天だったため、ファンキーな小学4年生の女の子達を中心のお客さんとしながら、カンカン照りの太陽を観察して楽しく過ごせたのですが、今回は天気が悪そうなことは数日前から判ってました。
で、やはり天候は回復せず、「どうしたものかなぁー」と悩みながら数日過ごし、「太陽についての講義と天文学関係のビデオを見せてお茶を濁そう」との結論に達したのです。
チナミに皆さんにもお伝えしますと、太陽をソフトボール(3号)の大きさに縮小すると、同じ縮尺で地球は直径0.9mmとなり、太陽~地球間は10m強になるのです。ま、ここで書いてもあんまりピンと来ませんよね。気が向いたら?実物を作成してみてください。地球や自分の小ささが実感できることでしょう(そして、このちっぽけな星の上でちっぽけな自分がいろいろ悩んでいることってのは、なんと小さなコトなのでしょうか!って思いたい私も居たりする。生きるコトは大変であります)。

アテネ五輪の男子マラソンでトップの走者(誰か知らない)がスカート(ってかブルマー?)兄ちゃんに捕まりかけた。生中継って面白いですわな。イングランド系?の服装だったなや。彼は何を言いたかったのだろう?
で、雨天のために私が選んだビデオってのは、NHKが3年くらい前に作成した『世紀を超えて』の地球外生命体に関わるハナシ、マイビデオライブラリーの一つなのだった。
1234番のランナーは後続に抜かれた。
私は5年前、1999年の5月からseti@homeをやっているのだが、最近はだいぶ市民権を得てきたのだと思いましたわ。
一見夢に満ちていて勇気づけられるような、しかし実際は儚く悲しいものであるseti@homeプロジェクトを小学6年生の女の子が知っていることが頼もしかった。何が頼もしいのかと分析してみるに、「自分が惚れた思想を継いでくれそうなヒトがいる」っていう、ヒトがヒトらしくあるための条件の一つを私が感じたからなのでしょう。

チナミに本日「太陽の望遠鏡観察」を希望していた小学生は5人居たのでした。ま、ヒトの希望は地球の都合(東京には雨降らせるぞ!)には負けるってコトが判ったとも言えましょうか。それはそれで良いと思います。私はその星に住んでいるし、その星以外には住み場所が無いことも確かだろうし。

1234番のランナーは銅メダルらしい。メダル取れて良かった気がする。

トンボブリーダーは実在するのか

ここ5年くらいのハナシなのだが、勤め先の校庭で見かけるトンボの種類が増えた気がするんですよね、確実に。

で、こんなpdfを発見したのでちょろっと眺めてみたが、杉並区全体でも観察されたトンボの種類は増えているみたい。
しかし、私はここ5年くらい思っていたのだ。果たしてこの現象は水辺環境が改善された結果なのか、あるいは昆虫ブリーダーが間違って(あるいは意図的に)環境中に放出したトンボたちなのか、どちらなのだろう?って。

で、ネット上で調べたところ、「ヤゴの飼育」ってのは行っている人も居そうな感じですね。最近は昆虫のブリーディングが盛んじゃないですか、クワガタとかカブトムシとかを筆頭に。
前なんか、全長10cmを優に超えるヤンマを校舎内で捕まえたこともあるのだが、あれなんかは飼育されたものじゃないかって直感的に思ったんですよねぇ。約20年前、茨城に住んでいた小学校時代でさえ、シオカラトンボやイトトンボを見ることはあっても、ヤンマの類はあんまり見かけなかった気がするんだよなぁ…

ってコト?で夏休みも終了するみたいですね。

おすすめサイト

環境問題を考えるってサイトは凄いです。その存在を知ったのはいつだったか忘れましたが、凄まじいまでのエネルギーを感じましたね。
理科教師だったりするアナタ!是非とも上記サイトに行け!

小学生の時、地球は寒冷化傾向にあるっていう情報に怯えていた私も居たような気がします。が、南極の氷が溶けて70m水面が上昇するって情報に世の無常を感じた私も居たような…。
そんな私でありながら、いつの間にやら二酸化炭素増→地球温暖化っていう情報を生徒に流していたコトもあるし(自戒)。

ま、ご覧あれ。

浅間山の火山灰到着

確実に東京杉並でも火山灰が降っている。

浅間山から飛んできたのだろうねぇ。3日前に気付いたのだ、自家用車(チャリンコ)のバックミラーが妙に汚れていたから。春先なんかの「黄砂」とも違いましたね。結構見慣れたあいつら(中国由来の細かな砂粒達)と比べると、確実に粒子がデカかったスね。通学(通勤?)途中、野ざらしで駐車中の黒っぽい車なんかを見ると、同じような汚れが付いていた。
浅間山が噴火中だというニュースを聞いていても、何となく「へぇ、そうなんですか」としか思わなかった。しかし、そのバックミラーの汚れを見たトキ、改めて「浅間山は噴火しているんだなぁ」と実感したのだった。ま、マスコミで「浅間山噴火」って情報を聞かなけりゃ気づかない出来事だぁね。彼らのおかげやね。

関東地方に住んでいる自分としては、ここのところ思うのね。「関東地方の地下はん。あんさんがた最近はお盛んですな、ムヒョヒョ」って。
ちょっと前の噴火って云うと、伊豆大島の噴火が思い出されるが、それからずいぶん経過していたものねぇ、三宅島の噴火までは。そして今回の浅間山。

ま、ヒトの皮膚表面にニキビ(吹き出物)ができるのも突然ならば、そのできる場所もランダムなような気がするから、地球のニキビ(火山の噴火)だって予想しようが無い気はしますな。
火山噴火予知とか地震予知ってのは、「ヒト顔面の住人(雑菌)がニキビ発生場所を予想する」みたいなもんなんじゃ無いかしら?その部署に私の納めた税金も入っていくのね。ま、第二東名高速道路なんかよりゃ「まし」な金の使い方だろうけれどね。

太陽が地球を回ってる

ちょっと前から、ってかこのニュース見た瞬間から思っていたことがあるので披露します。

小学生の4割「太陽が地球を回ってる」 国立天文台調査

小学生の4割が「太陽は地球の周りを回っている」と思い、3割は太陽の沈む方角を答えられないことが、国立天文台の縣(あがた)秀彦・助教授らのアンケートで分かった。回答者はそれほど多くないが、身の回りの天文現象への関心や知識が薄れている傾向が見て取れる。21日から盛岡市で始まる日本天文学会で発表される。01~04年に、北海道や広島など8都道府県の14小・中学校約1700人にアンケート。このうち、太陽と地球の関係については、授業で天文を学習した公立小4校の4年~6年生までの348人が回答し、「地球は太陽の周りを回っている」と正解したのは56%。42%は「太陽は地球の周りを回っている」を選んだ。 また、太陽が沈む方角を公立小9校720人に尋ねたところ、「西」と答えた子どもは73%で、あとの3割近くが正確に答えられなかった。都市部ほど正解率が低い傾向があり、縣・助教授は「夕日が沈むのを見るような自然体験が子も親も失われている。情報があふれる一方、テレビやゲームなどに時間を奪われ、身近な現象を学ぶ機会が減っている」と指摘している。 誤答の多い結果について、調査した教師や研究者らは、今の小学校の学習指導要領では教える内容が厳選されていることを理由に挙げている。「地球の自転・公転はもちろん、月の満ち欠けの仕組みなども教えるようには明記されてはいない。小学校では、天体や宇宙を大きくとらえられるような授業が必要だ」と話している。 (09/21)  あさひこむhttp://www.asahi.com/edu/news/TKY200409200233.html

ま、結構このネタはblogなんかで取り上げられているのですね。ある意味衝撃的なニュースなように見えますが、私もそのblogerさんたちの一部(たとえばhttp://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~hirakawa/diary/archives/200409/222326.php)が述べていらっしゃるように、アンケート結果自体は大した問題ではなく、その記事としての取り上げ方が問題じゃないかと思ったりしたわけさ。

大体、地球が太陽の周りを回っているとか、地球がコマみたいに(もちろん1日で1周というゆっくり?とした回転らしいのだけれど)回っている何てコト、まっとうな感覚器官や脳みそを持ったヒトなら気付くわけ無いのだ。
アサヒコムの記者は「地動説が正解、天動説は不正解」なのだ!って決めちゃってる。多分その記者の(教わった、あるいは自分で学んだ、数十年間進歩していない)宇宙観では、太陽が中心なんじゃないかな?
太陽系も銀河系という巨大な渦のなかに存在しており、他の恒星から見ればで相対的に移動している(らしい)なんてコトは知らないのじゃないかしら。ま、新聞記事ってのはblogみたいに字数無制限で幾らでも書きたいことを書けるわけではなく、どうしても推敲という作業が入るでしょうから、そんな馬鹿っぽい文章になってしまうのは仕方ないのかも知れないが。
で、私が最近心がけている「元ネタの参照」をしてみた。

Y01a 小学生の天文・宇宙に関する理解とその改善策の提案 -天動説支持者は4割-

○縣秀彦(国立天文台),成田直(東能勢小),西田昭徳(春江西小),本田輝政(同志社香里中・高),飯田毅(ミュージアムパーク茨城県自然博物館),加藤忠(NTTファシリティーズ),川井和彦(理研),高幣俊之(理研),山縣朋彦(文教大)

 現行の学習指導要領小学校理科では,「地球は丸い」ことも,「地球は自転している」ことも,「地球は太陽の周りを公転している」ことも扱っていない.児童の天文学習への興味・関心や知識・理解の実態を調査し,児童の学びの現状を把握することで,小学校の天文学習カリキュラムについて検討した.7都道府県,14の学校で計1500名を超える児童・生徒がアンケートに回答した.その結果,「太陽が地球のまわりを回っている」と回答した児童が4割にのぼるなど,幾つかの学習指導上の問題点が明確になった. 現行学習指導要領の小学校天文分野は,以前小5,小6で扱われていた月や星の観察等が,小4にまとめられたため,学習内容が極めて不十分なものとなっている.さらに,太陽,月,星の学習で,観察した事実のみにこだわっているため,結果として運動のみを重視する内容にとどまっている.次期学習指導要領作成においては,太陽,月,地球が球体であることを前提として示し,太陽系を鳥瞰する図を用いることで,地上から見た天体の動きが宇宙での各天体の位置関係等と関連づけて理解できるよう配慮すべきである. http://www.asj.or.jp/nenkai/2004b/html/0122.html

太陽系を俯瞰する図とか、惑星の動きとかを小学生の段階で扱っちゃった日には、一般的な日本人における宇宙観は「理解不能」っていう括りで終わっちゃうんじゃないかしら?いい大人、具体的には私の職場におけるお隣の席の巨大な地理・歴史科の女性教諭なんかは言っている「私って宇宙のこととか全然わかんないのよねー」ってコト。ああいった「立体的なモノを頭の中で組み立てる作業」ってのはヒトによっては向き不向きもあるみたいですし、三球儀とかを見たコトあるヒトの方が、三球儀を見たこと無いヒトよりも「太陽系の構造」と「地球からの他の星の見え方」は理解できるのでしょうね。
何しろ、日本天文学会のページってヤツを初めて訪問してみた私ですし、研究発表の全文が引っかかってこなかったから…

ってここまで書いてもう一度調べてみたら引っかかってきました。
 http://centaurs.mtk.nao.ac.jp/~agata/research1/index.html
で、(恐らく)パワーポイントから作成されたpdfをざっと眺めてみた。 

♪いーじゃなーい(ギター侍風)

おいおい、尻すぼみですな、私よ。
でも、やっぱり何事もおおもとのネタを見てみるべきだね。(見知らぬ)アガタせんせ達の仰ることはもっともであると思いますよ、私は。

あー、はやく『新しい歴史教科書』読みたいなー

話を戻し、ひとつ「へー」を 

地球の自転によって東京は毎秒400mの速度で移動している。

これは地球の公転による移動速度に比べれば圧倒的に小さいのです。自転の速度は地球の中心を基準として考えた場合であり、公転の速度は太陽を基準として考えた場合の話しです、モチロン。相対性理論は気になりながら真面目に読んでいない私である。しかしなにしろ、実生活上は地動説より天動説の方が都合が良いやな。

それから念のため言っておきますと、指導要領を一番気にしているのは恐らく教科書会社でありまして、現場の教員である私は教えたいように、生徒がわかりやすいと思われるカタチで授業を行っておりますなぁ(生徒が判っているかどうかは別問題)。
トキに教科書に書いてない話をしてしまうのは、自分を博識に見せたがるという教師の性もあろう、恐らく。

ILLUME

学校というトコロはかなりの量の印刷物が届くところであるなぁと思う。昨年度から職場では教科「理科」の「まとめ役」を仰せつかっているので、理科関係だけでも毎日毎日いろいろな郵送物がやってくるのである(メール便もね)。そんな中、私がもっとも楽しみにしているのは東京電力の発行する雑誌『ILLUME』である。年に2回しか発行しないそうであるが、装丁も美しく、記事にも読み応えのあるものが多いのである。そいつが本日やってきた。
私の住んでいる場所に給電してくれているのは東京電力であり、毎月電気代の請求等はバッチリ投函されてくる。しかしながら、この冊子は普通の東京電力ユーザーに送られているわけではないようで、私の家のポストに入っていたコトは無い。つまり、東京電力の一般ユーザーは、使いもしない「TEPCOひかり」のテレビCM広告料やこの冊子『ILLUME』の代金を電気代として余分に支払っているのであろう。まだ1年経っていないと思うのだけど、上記サイトではバックナンバーをくれたり(あるいは購読を申し込めたのだったかしら?)した気がするのだ。そのサービス?も終了してしまったらしい。
こういった啓蒙書?の類は原子力関係や大学なんかからも送られてくるのだが、面白さでは『ILLUME』には敵わないのである。カネのあるところは強い。
関係が無いような話だが、私はここ数ヶ月「核燃料サイクルの研究も続けたほうがよいのかなぁ?」との思いを強めつつあるのだ。かといって、敦賀湾の横に棲みたいとも思わないのであります。卑怯な私であります。ちょこっと関連するのだが『地球と人間の環境を考える』っていう日本評論社という会社が出しているシリーズは面白いです。1巻から6巻まであるのですが、一通り読みましたし、巻によっては複数回読みました。間違って図書館で何度も借りてしまったノデ。と、ここまで書いて調べてみたら、このシリーズは12巻まで発売されている様子であります。とりあえず7巻目を杉並区立図書館に予約してみた。

季節の変わり目に

ここ数日のうちに、杉並区は阿佐ヶ谷周辺でもキンモクセイが薫りだした。また、ここ数日は寒暖の差が激しいこともあるのか、勤め先の生徒の欠席者数が結構多い。そして、ここ数日、時々私がくしゃみや咳をすると、黄色っぽい微量の痰のようなものが出る。
風邪をひいているヒトが多いというコトは、それだけ巷には風邪のウイルス等が飛び交っているハズである。そして、それは恐らく私の鼻や喉、気管にもへばり付くのであろうが、私の気管の繊毛は果敢に立ち向かい、そいつらを退治する結果として痰が生じるのであろう。がんばれ私の繊毛、がんばれみんなの繊毛。風邪に負けるな、えいえいおー

ところで、ヒトは老化するとこの繊毛のはたらきも弱まり、きちんと痰を生産できなくなっていくそうである。老人ってよくゲホゲホ言ってるじゃないですか。彼らの本能(反射行動)は、「喉に異物あり、排出せよ!」って命令を、気管や肺や横隔膜に出すのだろう、若い頃と同じく。が、気管内側粘膜上の繊毛も老化しており、きちんとゴミを肺の奥から喉の方へ運ぶことができなくなってしまうらしい。

星占いとキンモクセイ

引っ越す以前はめざましテレビを見ながら朝ご飯を食べていたのだが、最近はあまり見る時間がない。でも時々は見ているのである。で、メチャメチャ引っかかったことがあったので記す。

それは「今日の占いCountDown」である。だいたい、カウントダウンとか言いながら、カウントアップしているじゃんよぉ。「占い カウントダウン カウントアップ」でググってみたら、同じコト書いてるヒトがたくさん居た、やはり。
で、私は身支度をしながら、音声だけ聞いていた。ムーンプリンセス妃弥子曰く、10月12日の12位は「さそり座」であり、こうコメントされていた。「水面下の行動は絶対にヤメテ!すぐ見破られ信頼を失うハメに。誠実さを忘れない事が一番大切。」とさ。ま、それは良かろう。誰でも当てはまるさ「オガワマサキ占いの法則:自分と違う星座や血液型への占いでも、その気?になってみると、すべて当てはまる」によって。
実は、この部分は帰宅後に上記ページを見たから書けるのであり、その時は右の耳から入って、ケツの穴から抜けてった。若干のスカトールと一緒に。
で、「おまじない」として「嫌いな人の似顔絵を描く」というのが耳に入ってきた。私は「なんじゃいそりゃ?」と思ったのだ。ここで耳と心にメインスイッチが入った。そして駄目押し「ラッキーポイントはキンモクセイの花」

ななな、なんだいそりゃ!!!

コーフンした私であったが、ネクタイを締めて出勤したさ。

何故、私がそれほどまでに「キンモクセイの花」にビビッたか。
大体さぁ、キンモクセイが薫りだしたのはこの数日でしょ、東京では。ってコトは、もっと北の方では以前からキンモクセイは薫っていたはずだし、南の地方ではまだキンモクセイは咲いてないはずですよ。「桜前線」は北上するし、「紅葉前線」は南下するじゃないですか。「キンモクセイ」も秋の花ですから、その前線は北から南へ降りてくるはずなのだな。
でよ、ムーンプリンセス妃弥子氏は多分東京に住んでるわけさ、名前は月面在住っぽいけれど。彼女?は12日放送の原稿を考えるトキ「ここ数日はキンモクセイが薫るわねぇ…、そうね、ラッキーポイントはキンモクセイの花ねっ♪」とか考えたわけさね。

「おいおい」って感じだわ。
「占星術」ってのは、太陽・月・惑星・恒星あたりの動きを基準にして作成するわけでしょ、一応。なんで、東京ローカルなんだよ、占星術が。自己中心的すぎて気持ち悪いわ。
ニュース番組の台風情報で、東京過ぎた後に突然扱いが小さくなる現象より始末が悪いっっ!
(最近は東京を過ぎた台風も結構扱うようになった。良い事だ。)

医療のコストパフォーマンスについて

最近は金のかかりそうな医療の研究が多い気がする。
「オーダーメイド医療」とか「ES細胞を用いた研究」ってのは、そんなに人材と金を注ぎ込むべきテーマなのだろうか?注ぎ込んだとして、見返りはあるのだろうか?

現在も研究が続いている「インスリン」。そのインスリンを大腸菌に作らせるなんて云うのは、かなり汎用性が高い技術であろう。なにしろインスリンは高等生物に共通のシステムだし、とりあえずインスリンを大量に作成すれば、それは様々なタイプの糖尿病患者に効果があるであろうってコトは容易に想像できる。
だから、企業としても研究する価値はあるでしょう。なにしろ「インスリン」という物質を作れば、「いろんなヒト」に売れるだろうから。この「いろんな」というところが重要。
ま、結局のところインスリンの投与は「対症療法」に過ぎず、根本的な治療ではないけれど、生活の質(QOL)の向上には有意義でありますわな。「薬を飲み続ける人生」ってのは、あまり望んでない私である。みんなヒトは同じ思いを抱くでしょうけれど。

で、最近話題の「メイド喫茶」「オーダーメイド医療」とか「ES細胞による治療」なんてのは、普及するのかね?しないんじゃないの?
「滅茶苦茶に金持ちの人」に対して行うって決め打ちしているのなら構わない?のだが、現時点で技術的には可能な治療、例えば臓器移植だって、希望する人全員に行えているわけではない。そこにはいろいろな理由、例えば医療を考える会のような主張があるわけだけれど。

何でこんな話題を書いているかというと、今朝の日本経済新聞の記事で読んだのだ。
米英も連携して韓国に巨大な「ES細胞センター」をつくるって。記事中には「ES細胞にインスリンの遺伝子を組み込み、それを移植し…」なんて文言もありましたとさ。本気でその技術の普及を目指すのかしら?誰がその技術の恩恵を受けられるのだろう?もしかして「隣のクニの金家の人々」とか「海の向こうのブッシュ家の人々」みたいなヒトたちか?
そういった「妙に高度で遠回しな技術」を開発するよりは、肥満の多い先進国の人々を啓蒙し、生活習慣病とも云われる糖尿病を減らす努力をした方が有意義だと思うのだ。何しろ、病気の治療よりは病気の予防の方が、国家全体にとっては金がかからないでしょうに。

なお、先天的に高血糖症のヒトについては保留というコトで。

ハトの味覚

ここ2週間くらいだろうか?
自宅から駅に向かう途中、並木になったハナミズキにハトが留まっているのを度々眼にした。ドバトが「わさわさ」と街路樹に留まっていたので、ちょっと不思議な光景だったのだ。
不思議に思ったまま、ずーっと過ごしていたのだが、昨日の朝「よくよく」見てみると、ハナミズキに実が付いていたのでした。
結構大量に実を付ける植物だったというコト、初めて知りました。思えば、引っ越ししてからまだ1年経過していないから、この季節をこの場所で迎えるのは初めてだったのだ。ハト以外の鳥はあまり見受けられなかったから、それほど美味しい実では無いのかも知れません。あるいは、ハナミズキの実ってヤツ、妙にハト好みの味なのかも知れないけれど。
今度思い出したら、一つ食べてみましょう。

味覚というのは、恐らく個人によっても異なるものだし(他人の考えが読めないのと同じコトでしょう)、生物種が違ったら、劇的に違う可能性はありますよね。ハトが柿を啄む姿って、思えばあまり見たことない気がする。

有名な味覚の違いだと、「哺乳類はトウガラシを辛く感じるが、鳥類はあの辛み成分を無視するらしい」ってのがある。
受容体が無いのだかなんだか私も詳しく調べていないが、何しろ鳥類は「ばりばり」トウガラシを食えるらしい。苦労して子孫となる種子を残した植物(トウガラシ)にとって、哺乳類は種まで噛みつぶしてしまうから天敵になるが、実や種を食べた後、空を飛びながら未消化の種子を「ぷりぷり」産んでくれる鳥類は、子供の命の恩人になるそうで。ま、鳥の排便の擬音は「ぷりぷり」よりは「ぴょへ」かも知れないが。

調査の途中、@nifty:デイリーポータルZ:ハトはどの豆が好きなのか?を見た。このページはかなり笑えたッス。上記サイトの他の文章もちょこちょこ眺めたが、ハトのハナシは面白かった。
ニフティにそのようなページ群デイリーポータルZがあるコト、今まで知りませんでした。

ハナミズキの果実、今朝囓ってみました。かなり苦かったッス。ま、スモモ様の香りがしたようなしないような...、また、果実っぽい歯ごたえも若干あったのだが、何しろ苦かった。


バナジウムで低血糖?ホントかいな?

この「バナジウムは高血糖のヒトによい」ってハナシには、桜井弘とか奥田拓道とかいうヒトが絡んでいるらしいが、特に奥田拓道ってヒトは怪しい。
「キチン・キトサン」や「にがり」にも一役買ったらしいぞ。怪しすぎる。上記物質を一応信じて裏切られたヒトは多いのではないだろうか?ってか、そういうモノに惹かれてしまうヒトは、たいがい「移り気」だろうから、いちいち彼らの言うコトに目くじらを立てることもないのかも知れない。そして、苦労して稼いだ金を、彼らが協力した企業とか、その下のドジョウ企業に貢いでいくワケね。ご愁傷様。

こういった無駄遣い、つまり「変な健康食品もどきにハマるコト」ってのは、税金を払うのとはまた別の次元で下らないと思うのだ。税金はある程度勝手に持って行かれてしまうが、健康食品は意図的に購入する必要があるじゃないですか。かの有名なカテキンは「勝て菌」ですぜ、知っとるけ?2006年1月26日訂正

で、「バナジウムで低血糖」にも、私のセンサーが遅ればせながら反応したのだ。最近「バナジウム」ってパッケージに書かれた天然水が増えてきてましたけれど、それが「何に効くというタテマエ」になってるか、知りませんでした。
天然水はちょっと詳しい私であるぞ。何たって卒論で扱ったから。

例えば、バナジウムは良いらしいという裏付けとして、アサヒ飲料のページがある。(2011年6月リンク貼り直し)
上記サイトにはそれなりの実験結果?が記してあるのだが、マウスとヒトの生理機構って違うところも多いんじゃないかい?

動物実験で有名なのは「サッカリンの発ガン性」であろう。「サッカリン」って物質は、ラットの雄には発ガン性を持つそうなのだが、ヒトに対しては特に発ガン性は無いらしいってコトになりましたよね。上記サイトの実験だって、特殊な系統のマウスを用いているみたいです。その生まれながらに糖尿・中性脂肪過多のマウスに対しては、バナジウム入りの水による高血糖症の改善が見られたとしよう。しかし当然の事ながら、バナジウム入りの水がヒトに同じ効果を生むかどうかは分からない。にもかかわらず、バナジウムをたっぷり含んだ(って言っても1リットルに100μg程度だけど)水がかなりの値段で売られている。
そんなにバナジウム必要なら、ホヤ喰えば良いんじゃない?富士山麓の水で生活しているヒトとか、日常的にホヤを食う人達の疫学的調査のデータがあったなら、ちょっとは信じても良いかも知れないけれど。

で、私はアサヒ飲料のページにあるような実験結果が得られたかどうかも怪しいと思っている。「アサヒ飲料の営業活動としての研究」なんだもの。

恐るべき国家アメリカ

本日の日経朝刊の記事をネット上から引用。http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051109AT2M0901A09112005.html

進化論批判を指導基準に明記・米カンザス州が決定

米カンザス州の教育委員会は8日、高校の科学指導基準にダーウィンの「進化論」への批判を盛り込むことを決めた。神がすべての生物を創造したとする聖書の教えに反する進化論への批判も学校で教えるべきだとする運動が、国内各地でキリスト教右派を中心に起きているのを踏まえた措置。
AP通信などによると、新指導基準は「高校生は進化論を理解しなくてはならない」とする半面、直接証明する証拠がないことや、化石の記録と矛盾することなど進化論に疑問点も多いと指摘。基準の内容は今後、各校で科学の試験などに反映されるという。
進化論批判はミネソタ、オハイオ、ニューメキシコの各州の学校教育でも導入済み。米国民の4割は進化論を信じておらず、学校での反進化論教育に賛成する人は6割以上に上るという世論調査もある。(ワシントン支局) (22:00)

凄いクニですよね。
私は、以前「進化論と創造論 ~科学と疑似科学の違い~」で、アメリカ合衆国というクニの状況を(伝聞だが)知り、びっくりしたコトあったから、記事自体はそれほど驚きませんでした。上記ページの作者のブログは凄い気合いです。

BOINC!

BOINC!(Berkeley Open Infrastructure for Network Computing)上で動くプログラムは、数種類存在する様子である。
「BOINC!とは何か?」については、こちらをご覧あれ。

私はスクリーンセーバーとしても機能する SETI@home をインストール(アタッチ)してあるのだが、その他のプロジェクトには Climateprediction.net Einstein@home Predictor@home などがある。
2005年11月19日現在、以上4つのプロジェクトが占める「世界中の計算機上BOINC!資源」は9割弱となる様子である。

私は何故に SETI@home 以外のプロジェクトをアタッチしないかというと、いくつかの理由がある。

・SETI は20年以上昔から知っていて、動機付けが十分であった。
・使用しているパソコンの能力がそれほど高くない。
・SETI によって「地球外の知性」が発見されたとしても、誰かが儲かるわけでもない。

Climateprediction.netをやらない理由として、
・「地球温暖化」を元に金儲けをしようと企む輩が多すぎる。
・気候シミュレーションの計算手法自体が胡散臭いという説を聞いた事がある。

Predictor@homeをやらない理由として、
・タンパク質を解析して薬が開発できたとしても、どこかの製薬会社が儲けるだけの気がする。
・遺伝子治療など、ゲノムを弄るコトへの不信感と不毛感がある。


少し詳しく述べよう。

まずは何故気候シミュレーションが嫌いなのか。
世の中の日本人の大半は「二酸化炭素=地球温暖化」と思わされているだろう。しかし、「二酸化炭素が多いから地球が暖まった」のか、「地球が暖まったから二酸化炭素が増えた」のか、実際のところは結論が出ていない。これは心ある気象学者くらいしか声を大にして言わない。

「ふーん」って思った方は、このあたりのサイトをご覧になると良いだろう。
「二酸化炭素は悪の大魔王」という神話
二酸化炭素地球温暖化脅威説批判
上記ページ群にも記してある。「京都議定書」などを策定したというIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)なる団体は信頼できそうな気がするかも知れないが、この団体の設立には、原子力推進という金儲け目的があるという説が。

「二酸化炭素増加による地球温暖化説」は、主に「原子力産業界とフランスや日本などの原子力大好き国家」が引っ張り、「二酸化炭素排出権という、訳の分からないものを利用したいマネーゲーム業界」が便乗していると考える私だから、気候シミュレーターには関与しないノダ。
以下の原子力系サイト内『原子力百科事典 ATOMICA』にはIPCCを持ち上げる文書がありますよ、バッチリ。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=01-01-01-01

何故、タンパク質の解析に関わりたくないか。
タンパク質を調べるというコトは、そのアミノ酸の配列を調べるというコトである。そして、それは間違いなくヒトゲノムを含めた遺伝子操作に繋がっていくハズだ。
人為的なゲノムの操作を用いた「遺伝子治療」による難病治療は、滅茶苦茶高価になるはずである。また、種全体としてのヒトの弱さを増長させる様な気がする。(ただし、この考え方を突き詰めると「優生思想」にも繋がる面もある事は否定できない。難しい問題である。)
なにしろ、「研究としてのコストパフォーマンスに問題あり」なのではないかと思うのだ。

以上のような理由で、Climateprediction.net と Predictor@homeをやらないのでした。
で、SETI はほとんど「純粋科学」だろうし、重力波を検出するのが目的の Einstein@home も同じような存在だろう。なので、Einstein@home は「やってみても良いかな?」って思っているのだ、今のところ。
世界物理年も終わっちゃうしね。

さざれいし

書いたつもりで書いていなかったコトを、また思い出した。それは、「君が代」は「ラブソング」であるというコト。これは大学時代に指導教官から教えて貰った話である。

「君が代」という歌についての詳しい話は Wikipedia の君が代をご覧頂けばよいだろうか。
その歌詞は、漢字仮名交じりではこうなる。

君が代は 千代に八千代に 細石の 巌となりて 苔の生すまで

上記Wikipedia の上の方にある「現代語訳」は問題ないと思います。
しかし、岩石学を専攻した私に言わせますと、このページの下の方にも出てくる"さざれ石"という存在自体に納得行かないのです。
「"さざれ石"という種類の岩石がある」というサイトがやたらと多く、画像を探すと結構出てきますが、これが気に食わない。

本間久英先生によってインスパイアされた、私の「君が代」解釈はこうなります。

あなたと私が存在しているこの世界、何と素晴らしいのでしょうか。
例えば、この河原の小石もいつか海へ流れ着くでしょう。そして、この石は海の底に降り積もります。
時間が経てば、積み重なった小石達は堆積岩へと変わるでしょう。そして地殻変動が起これば、その岩は山になることもあることでしょう。
そう、いつになるかは分かりませんが、この小さな石は多分岩になります。そしてその横にはまた水が流れるはずです。そこには苔が生えるかも知れません。
それくらい永遠に、私の思いは続くのです。
君よ永遠なれ。

何しろ、「さざれ石」は「小さな石」でしかないと思うのですね。歌詞「さざれ石の巌となりて」を普通に現代語訳すれば、「さざれ石が巌になって」としか解釈し得ないと思うのです。

妙に大量に存在する仏舎利よりはマシかも知れませんが、日本のそこら中には「さざれ石」のディスプレイが見受けられるのですね。というか、岩石学を専攻し本間先生に話を聞かされてから、「細石」がやたらと気になってしまうといった方が正しいでしょう。これらのさざれ石を見る度に、「単なる礫岩じゃん」って思うのですね。そんなわけで、妙に厳かに「さざれ石」が飾ってあると、何か鼻白む私でしたとさ。

で、何でこんなコト思い出して記したのかと言いますと、職場にて中学2年生に岩石学を教える事になるからなのですね。その導入として「君が代」の話をしようと思ったわけです。この試みは昨年度も行いました。
どういう風に導入に用いるかというと、君が代の楽譜(歌詞なし)を渡して「これは何か分かるか?」と質問するのですね。理科の勉強で楽譜が出るコト自体が珍しいから、それはそれで結構生徒が食いつくのであります。
チナミに、私の勤め先では、中1で週2コマ生物、中2で週2コマ物理&週2コマ地学、中3で週3コマ化学を勉強します。

春分の日・秋分の日はいつ、どうやって決まるのか。
これはやはり Wikipedia が詳しい。あるいは、国立天文台ですね。

何でこんなネタを記しているのかというと、2006年度の行事予定表の原稿作成を行っているからなのであります。
学校で一番重要な行事は卒業式でしょうか?その次は入学式かな?その他もろもろの行事を何月何日にするかは、学則・理事などからのトップダウン・職員会議などで決定されていくわけです。その原稿を作成する係を仰せつかっているのです。教務部の一分掌として。
このシゴトをするまでは、春分・秋分の日の決まり方を知りませんでしたね。

で、現時点では2007年の春分の日は決定されていないのですね。だから、行事予定表には「春分の日?」って入れています。


私は、誕生日とか新年のカウントダウンって、あんまり興味がないのですね。
厳密に言いますと、中学校くらいのときは友達と明治神宮に行ったりしました。カウントダウンしたり、賽銭を後頭部に受けまくったり。でも、天文学を勉強するにつれて「時刻というのは大した意味がないなぁ」って気付いていったのですね。仏教的な自然観を獲得していったと言うことでしょうか。
現在34歳でありますが、毎年毎年、誕生日まで生き長らえたことは感謝に値すると思うのです。しかし、老いることはあんまり嬉しくないような気も…


で、何でカウントダウンに興味が無くなったのか。
それは、「実感できないから」に他なりません。

地球の自転の速度、厳密には「太陽時」を測定し、その微妙な揺らぎも考慮に入れた上で、現在の時刻が決定されている事を知った私です。そして、地球はほとんど一定の速度で自転しながら、太陽の周りを微妙に速度を変えつつ公転しています。そして、ある決まった場所に来た時に「春分の日」や「元日」となるわけです。
しかし、よく考えてみてください。4年に1回閏年がやってくるワケですから、毎年毎年、元日0時0分0秒における公転軌道上の地球の位置は変動しているわけです。また、厳密に言うならば、午前0時というのは地球の反対側、兵庫県明石市の真裏に太陽が来ているだけであり、東京や大阪の真裏に太陽が来るタイミングからずれているわけです。
さらに突き詰めれば、太陽系自体も他の恒星から見れば相対的に移動していますし、銀河系自体も他の銀河から見れば相対的に移動しているわけです。そんなこんなで、時間の意味をどんどん突き詰めていきますと、「電光掲示板での新年カウントダウン」みたいな「ヒトのせせこましい営み」が空しいモノに思えてくるのですね。


私は「初日の出」はあんまり否定しません。地球が慣性に従って回転を続ける結果、東のhorizonから太陽が顔を出すわけです。こっちの方がありがたい気がする。実感がある。

Who is Itokawa?

何故小惑星の名前がイトカワなのか、本日初めて知りました。理科教師として「こんなコトではいけないなぁ」と思いました。

『天文年鑑2004』220ページから引用します。

『はやぶさ』が向かう小惑星1998SF36が「Itokawa(糸川)」と命名された。もともとこの小惑星は1998年9月26日にアメリカ・ニューメキシコ州のソコロにあるリンカーン研究所リニアー・チームによって発見されたもので、小惑星の命名提案の権利を有する同所に宇宙科学研究所から日本のロケット開発の父と呼ばれる故糸川英夫博士の名前をつけてくれるよう依頼したもので、国際天文学連合から公表された。

「はやぶさ」が地球を飛び立ってから、小惑星の名前が「イトカワ」になったのですね。糸川っていうと、小学校時代のクラスメートを思い浮かべてしまう私でしたが、これからはロケットの父糸川英夫であることを忘れないようにしようと思います。
チナミに、小惑星には「ヤキイモ」とか「シジミ」とか「タコヤキ」などがあるそうです。「坂本龍馬」や「中村玉緒」も居るそうで。「小惑星 命名」でググると、ザバダックなんてのも出てきたよ。かなりマニアックだ。何しろ、軌道が確認されている小惑星の数は数万を下らないそうでありますから、何でもアリといえば有りでしょう。
日本に関係のある小惑星のリストおよび軌道図なんてのもあるそうです。ちょっと古いみたいですが。

丸眼鏡考察

私は普段使う眼鏡を数点持っているのだが、その中に「丸眼鏡」がある。
私の脳の中では「丸眼鏡」=「ジョン・レノン」なのだが、オシエゴどもに言わせると「ハリー・ポッター」になるらしい。
この丸眼鏡を使用してみて、気付いた難点が2つほど存在する。

1つめは「視野が狭い」事。2つめは「眼鏡店での調整が難しそう」である事。

視野が狭いため、この丸眼鏡あんまり普段は使用できないのですね。シゴト上では視点を左右に振る(生徒の顔を見る)事が多いのだが、丸眼鏡は私が持っている他の眼鏡と比べると、レンズの幅が狭いのです。そのため広い範囲を一度に見渡す事が難しく、馬鹿なネコの様に首を動かさなくてはならないのです。これが1つめの難点。

現在の眼鏡というのは最初にフレームが存在し、そこに嵌めるレンズに細工を施す事によって完成するわけです。ヒトの瞳孔間距離(瞳と瞳の間の距離)ってのは結構個人差があるようです。眼鏡を調整する上で、レンズの度数の次に重要な要素はこの「瞳孔間距離」であるようです。
昔の本当の丸眼鏡って云うのは、最初にレンズが存在し、次に使用者に合わせたフレームが作られたのではないかしら。そのことに気付いたのはこの丸眼鏡を使用し始めてからでした。現在は様々な形状の眼鏡が売られています。これはレンズの周囲を様々な形に削る技術があったからこそ可能になった事なのでしょう。技術が無い昔は「レンズ=円形」でしかなく、「眼鏡」は当然「丸眼鏡」だったわけです。
で、現在の丸眼鏡は最初にフレームが存在しますから、レンズの中心を適宜移動させる事によって、それぞれのヒトにあった眼鏡が完成するのでしょう。
で、もし眼鏡フレームが完全な円だと、レンズがくるくる回ってしまう可能性があるわけですね。私の使っている眼鏡はフレームは完全な円になっているワケではありませんでした。フレームが完全な円の場合、調整が甘かったりネジが緩んでいたりすると、レンズはくるくる回ってしまい、瞳孔間距離に合わせて調整された眼鏡が狂ってしまう可能性があるハズです。これは困りますね。

今、あなたの後ろを…

以前、授業を受け持った生徒にアンケートを取ったら、「理科の内容は特に覚えていないのだが、ドラえもんの話は鮮烈に覚えている(意訳)」という感想があった。
その話を。


私自身の学生時代、授業あるいは講義を受けているとき、ふと気が付くと「板書が進んでいるのに、自分のノートは真っ白」だったり、酷い場合は「授業している先生が替わって」いたりすることがありました。数年来、その現象に悩まされてきた私でした。
そして、私はあるコトに気付いたのです。確か大学のトキだったかな。

「ドラえもんとのび太の仕業だ」と。

彼らは22世紀からやってきて、テレビで放映されているように、ときどき時間を止めて悪戯をします。運悪く彼らの悪戯に「何故か」巻き込まれた私は、学校の授業という貴重な時間を失うことになり、上記のような現象に見舞われるのです。

それはまるで「居眠りをしていた」かのように。


実際は居眠りの言い訳を、ドラえもん達のせいにしているだけですけれど。


しかし、「ドラえもん達が現在のこの世界には居ない」とは言い切れない事にお気づきでしょうか?
何故なら「本当に時間が止まっていたら、時間が止まったことに気づくヒトも居ないハズ」だから。
ドラえもんやのび太が実在し、未来の道具を使って時間を止め、悪戯や騒動を起こしていたとしましょう。ドラえもんやのび太が動き回っている間、私達の時間は静止しています。そのため、私達はドラえもん達を見る事ができず、時間を止められたことにも気付かないのです。

この文章を読んでいる今、あなたの後ろを「のび太とのび太を追うジャイアン」が駆け抜けたかも知れませんよ。

岩石学への招待

2学期の授業案も作成し終わった。土曜から月曜にかけて授業(計7コマ)を行えば、本年の正規の授業は終了となる。冬の講習はありますけれど。
stones.jpg
上の画像は複数の岩石が写っていますが、その中に1つだけ「仲間外れ」が存在します。アナタはわかりますか?
これは数年前から中学校の理科の授業で用いている「岩石についての導入」なのですね。

生徒の間でただ岩石を回させるよりも、このクイズを含めた方が真面目に生徒は岩石を観察すると思うため、このような形式にしてあります。
実は、このクイズはかなり難解です。そして、この画像はあまり鮮明でありませんから、当てることは難しいと思います。

このクイズ?の答えはCです。これだけは人工物(コンクリート片)なのですね。

一応、その他の岩石名を記しておきます。

G:凝灰岩(ぎょうかいがん)である「大谷石(おおやいし)」
H:斑糲岩(はんれいがん)別名は黒御影(くろみかげ)
I:花崗岩(かこうがん)の一種「稲田石(いなだいし)」
K:花崗岩 ごく一般的なもので、産地は不明(教材として買ったもの)
S:砂岩(さがん) 多摩川の河原で拾ったもの

「C・K」以外の岩石は大学の卒業論文を作成するために集めた岩石が中心となっています。

また、この実験の際にはおかしな出来事(12)もありました。


このクイズのように「人工物を混ぜる」というのは、大学時代に教わったワザ?なのですね。
私は「岩石・鉱物学研究室」に所属していたのですが、教授や先輩が巡検(じゅんけん)というのに連れて行ってくれることがあるのですね。基本の巡検先は長瀞でしょうか。
岩石学ですから、先生や先輩はそこら辺に落ちている石を拾っては「この石は紅簾片岩(こうれんへんがん)だ」とか「緑泥片岩(りょくでいへんがん)だ」とか「蛇紋岩(じゃもんがん)だ」とか「このキラキラしているのはパイライト(黄鉄鉱:おうてっこう)だ」とか教えてくれるわけです。
その巡検の途中に先生方は透明な小片を拾います「これはガラサイトだ」と。素直な(というか、岩石についてはほとんど何も知らないのだから、吸収するしかない)新入生は「ふーん、ガラサイトねぇ」と学習します。ここで、先生方は心の中でニヤッとしているのです。更に巡検は進みますと、場合によっては緑色をした透明な小片が落ちていることがあります。「これはスプライトだ」とおっしゃいます。この場合、アクセントは“ス”へ置く必要があります。間違っても“プ”に置いてはいけません。そうすると飲み物になっちゃうから。

オチがお分かりになったでしょうか?「ガラサイト」=「単なるガラス片」であり、「スプライト」=「スプライトの空き瓶の破片」なのですね。スプライトのガラス瓶、PET全盛の現在は売っていないのかと思いましたが、容量が250mLに増量され、活躍しているみたいですね。
量は減少しているでしょうが、鉱物スプライト?の生産も続いているコトでしょう。

"SETI@home classic" will be frozen.

SETI@home classic のサーバーが今月15日をもって停止するそうである。英語のメールが数日前に届きました。

私は6年以上前から上記プログラムを走らせているのであった。今でもNEC謹製の「PC-9821 Xa10/C12」内には残っているはずです。上記パソコンは時々ファイルのバックアップのために起動していますので、耳を澄ますと彼?の歌が聞こえてくるのです。「♪見てはもらえぬユニットを、涙堪えて編んでますぅ」って。
このパソコンは様々な改造が行われています。CPUもHDDもビデオカードも音源ボードもHDDコントローラも、みんな普通の市販品ながら交換してあり、職場で余ってたLANボード(さすがに98固有CバスのLANボードなど、使うこともなくなった)を貰い、立派に働いているのですね。また、初めて貰ったボーナスで購入したこともあり、動いているから捨てる気にもならないのです。動いているのはWindows98。

あんまり日記を書いていると、シゴトの「試験問題作成」が進まないので、この辺でいったん終了。

カムバック落ち葉焚き

ここ数年は落ち葉焚きの香りがせず、どうもしっくり来ない晩秋が続いている。

ずいぶん前に図書館で借りた本、日本評論社というトコロが出している『ダイオキシン・神話の終焉』だったと思う。その中に「人間は昔からダイオキシン類をバンバン吸って生きてきた」という記述があったはずである。
確かに言われてみればその通りだ。私達の祖先は洞穴で生活し、焚き火などをして煮炊きをしていたワケである。「昔は“塩ビ”なんか無いじゃないかっ!」っておっしゃる方がいらっしゃるかも知れない。ダイオキシンは簡単に言うと「ベンゼン環×2+酸素×2+塩素数個」という物質である。ベンゼン環は、私達の体を構成する有機物(炭素化合物)に大量に存在するし、塩素(塩化物イオン)も同様にたくさん存在する物質である。昔の人々が行っていたように、焚き火をして暖を取るだけでもダイオキシン類は発生するし、肉や魚を炙ればその量も増えた事でありましょう。でも、昔のヒトが元気でいてくれたおかげで、私達が存在しているのです。洞窟内などで炎とともに暮らしてきたのがヒト族ヒトであり、私達は他の野生生物よりもダイオキシン類には耐性がある可能性も否定できないとのコト。
 上の本を読むか、書名で検索して頂ければ分かるのだが、世の中のダイオキシン類の量はどんどん減少しているのだそうだ。

 まあ、焚き火の煙は火事の煙と間違えられるコトもあるだろうから、都会のど真ん中での焚き火は止めた方が良いかも知れないが、田舎だったらバンバン焚き火して欲しいと思う私である。あの香りは秋の香りであるから。

大塚製薬による虫歯の恐れ

ここ1ヶ月くらい、朝にテレビを見る度に不思議な気分になるのだった。
その原因はポカリスエットのCMである。

http://www.otsuka-adview.ne.jp/を見ると、ナレーションまで書いてありました。

「涙の縁側」篇 15秒

綾瀬:♪生まれたての僕~
桜井:寝てる間にポカリは渇きをうるおす。

お休み前にポカリスエット


で、上記サイトを見て知ったのだが、このCMは9月から放映されていたらしい。そんなに長くやっていたんだ。そして、お爺さん役は「桜井センリ」というヒトで、「ハナ肇とクレージーキャッツ」のメンバーだったそうで。これも全然知りませんでした。そして、それは今回の告発?の本題ではない。
あのCMを見る度に「姉ちゃんや爺ちゃんが可愛いのは良いが、寝る前にポカリスエットなんか飲み続けた日には、虫歯が発生しまくって大変だろうよ…」って思っていたのでした。

「ポカリスエットに起因する齲歯の発生とカルシウム強化食品」

上記サイトに詳しいが、どう考えても「寝る前にポカリスエットを飲むのはヤバい」ハズだ。それも「軽くヤバい」どころではなく「かなりヤバい」はずである(この場合、アクセントは“な”に置きましょう)。「ポカリカリエス」という病名?までついているそうで。

『保健便り』や保健・理科の授業を通じて、きちんと教育を受けてきた「由緒正しきオトナ」ならば、寝る前に甘いものなど口にするハズが無いのである。甘いものを口にしたまま寝入るというのは、基本的に「軟派な酔っぱらい」しかやってはいけないことなのだ。何故なら「由緒正しき酔っぱらい」は基本的に甘いものを食べないから。
じゃなくて、普通の感覚を持ったオトナは気付くはずである。甘いもの、厳密に言うと「口の中の虫歯菌の食料となるような、砂糖のような甘味料」を口にしたのに歯磨きをせず、水でのうがいすらせずに寝てしまったりした場合、翌朝の口内はかなり気持ち悪い状態になっていることに。

失恋でもして涙流したような場合、甘いものを摂取するのは気分が落ち着いて良かろうが、失恋しまくってポカリスエットを飲みまくっているならば、近い将来虫歯になるでしょうね。CMのお姉ちゃん(綾瀬はるか)は可愛いから、失恋が続くことは無かろう。だから、その点は大丈夫じゃないかな?
世の中の大半の人は虫歯菌を口の中に飼っているわけですが、日本人でも稀に虫歯菌を親などから貰わずに済んでいるヒトがいるそうです。あのCMでは、桜井センリさんも綾瀬はるかさんも「類い希なる人物である」という設定なのかも知れませんね。

メガネというと、昨今はプラスチックレンズが主流だが、数年間使っていると明らかに変色が認められるのですね。

プラスチック内の原子間の結合が徐々に切れていくのでしょう。それによって特定の波長の電磁波を吸収するようになり、透明だったレンズが色づいてくる。なので、プラスチックレンズのメガネをずーっと掛け続けていれば、いつかアナタも「レイザーラモンHG」です。

なんてコトはありません。どこかで平衡に達し、そこからはあまり色が変わらなくなるのでしょうね。
逆に、理論上は濃いサングラスも色が薄くなっていくのでしょう。ただ、元々透明なメガネと違って、色が褪せていく度合は肉眼では判別するのは難しいでしょうね。


前から思っていて、記したこと無かったコトをまた思い出しました。
屋外の看板って、何で強調したい部分を赤色にするのでしょうねぇ?

皆さんも見たことあるハズです。金属に黒や赤でプリントしてあったハズの看板が、日光に当たりすぎてしまったものを。黒いインクは残っているものの、赤いインクは退色してしまい、場合によっては読めないことがありますよね。
何故赤インクは退色しやすいか、簡単に説明しましょう。

黒いインクで最も古典的なものは「墨」でしょう。墨の原料の「煤(すす)」は安定した物質ですから、いくら日が当たろうとも基本的に分子構造は変化しません。彼は光を吸収し続けます。従って、黒い墨は何年・何百年経っても墨のままであることが多いです。
それに対して、赤いインク。「赤く見える」ということは、それ以外の波長、例えば紫や青の光を「吸収」しているわけです。それは赤い顔料もある程度同じです。赤い光は波長が長く、エネルギーが低い電磁波です。もっと波長が長くなれば赤外線ですね。逆に青や紫の光は波長が短く、エネルギーが高い電磁波です。もっと波長が短くなれば紫外線です。
青いインクは低エネルギーの赤い光を吸収するだけですから楽です。あまり分子構造が変化しません。墨には負けるでしょうが、比較的長い間、その色を保持する場合が多いです。
それに対して、赤いインクはエネルギーの高い青~紫の光を吸収するように運命づけられています。働けば働くほど、つまり光を吸収すれば吸収するほど、自分の体(分子)が壊れていくわけです。そして、いつの間にか見えなくなってしまう。
かわいそうな赤インク。

金属製の看板を作成し、数年間にわたって日光にさらす場合、重要なことは黒インク(黒い顔料)で印刷しておくべきだと思ってました、ずーーーーーーーーっと。赤インクは退色してしまいますから。

冬の満月

冬は満月が高く見えることをご存じだろうか?

JAXAのサイト内Q&A:冬の月の高さにはその理由を説明した図があります。また、Nikon | 星空案内:2005年6月の星空をちょこっと下へスクロールさせると、地上から見た太陽や満月の移動経路を見ることができます。

上記サイトで理解できれば、このページの存在意義は無いのですが、ちょっと「悪あがき?」してみましょう。
kouten.gif
上の図に記したように、満月になる時というのは、地球から見ると月と太陽は反対方向に存在します。しかし、ちょっと変ですよね。「地球の影に月が入っちゃうのじゃない?」って思いますよね。
実際の太陽は地球に比べてとても大きく、その直径は地球の約100倍です。また、月の直径は地球の約4分の1となっています。だとしても、太陽や月の配置が図の通りだとしたら、満月の際には必ず月食が起こるはずですよね。何故月食(や日食)が少ないのかというと、「地球が太陽を回るときの面:左の楕円」と、「月が地球を回るときの面:右の楕円」には、5度ほどの傾きがあるからなのだそうです。また、右の楕円は首振り運動(おもちゃのコマが倒れる前の動き)をしているそうです。そのため、月食は年に0~3回起こるそうです。

で、そこまで理解できたとしましょう。何故、冬の満月は空高くに昇るのか。
tenkyu.gif
上の図は北緯35度の地点にいる人から見た、太陽や月の軌道を表しています。手前側が西、奥が東の地平線です。
夏至の太陽はどの軌道を通るでしょうか。そう、小学校か中学校で習ったように、「1」の軌道ですね。また冬至の太陽は「3」、春分・秋分では「2」です。義務教育をきちんと受けた人は、ここまでは理解しているはず。

ここで、最初の図を思い出してください。満月の日、月は太陽のちょうど反対側にいます。太陽が最も空高く昇る夏至前後も、満月は観測者から見て太陽の反対側に存在するわけです。その場所はどこでしょうか?そう、「3」の軌道上なのですね。また、夏至の日の新月は太陽に近い位置にありますから、空高く昇っているはずです。ただし、新月は太陽とほとんど一緒に地平線を昇りますから、その姿を見ることはできません。つまり、月の高度は1ヶ月の間でもかなり変動するのですね。
そして、表題の「冬の満月」です。太陽は「3」の軌道上に存在しますから、冬至前後の満月は「1」の軌道上に存在します。ほら、満月が高く昇りました。

私がこの事実に気付いたのは、ほんの数年前だったりします。

海洋性コラーゲン?

「海洋性コラーゲン」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。

何となく「海洋」ってコトバから綺麗なイメージが沸くかも知れません。しかし、まずは「コラーゲン」の語源から。って、書こうと思ったら、とても判りやすいページがありましたので、そこを紹介しましょう。
異端の多数派・コラーゲンには、コラーゲンの全て?が記されていると思います。

上記ページは検索して引っかかったのですが、「なんだか見覚えあるデザインだなぁ」と思い、上の階層を探ると、K.SATOH's official websiteへたどり着きました。このページは私のパソコン内の「お気に入り」に入っていました。
こういうコトって結構あるのですね。検索して発見したサイトで「ここは良いなぁ」って思い、よく調べると既に「お気に入り」として登録されているというコト。良くできたサイトは勝手に人が集まるようになっているのでしょうね。

で、上記サイトに詳しく書いてありますが、「コラーゲン」=「膠(にかわ)のもと」です。それだけ見るとあまり綺麗な感じはありません。

で、「海洋性コラーゲン」ですが、場合によっては魚の鱗(うろこ)から作成するみたいです。参考にしたサイトを記すと、「金儲けを企むヒトに顧客を紹介する」ことになってしまいそうです。そして、それは私の望むところではありません。
現在の理科教育というのは「理科を中途半端に学習したヒトが、悪徳業者に騙されないようにする」ために「も」存在していると考える私であります。と、いうコトは、世の中で一番重要なのは「社会科」なのカモ... でも、日本語が理解できなきゃ...

まあ、この文章を読み、その上で「鱗エキス?」を摂取したいというなら、私は止めはしませんけれど。何しろ、どうしても「海洋性コラーゲン」を摂取したいのなら、魚を頭からバリバリ食べれば済むコトなのかもしれません。

ま、それじゃあ「美容に興味があるような、微妙な年ごろの女性への商売」が成り立たないでしょうけれどもね。

通販の嘘

spa1.jpg
この画像はDCCARDが送ってくる冊子GRANの広告である。この商品、あなたは欲しいですか?

私はこの冊子の広告を見て、非常に疑問を感じた。サーモグラフィーの部分だけ拡大してみよう。
spa2.jpg
サーモグラフィーという機器自体の存在は、世間の知るところとなった。しかし、ここが落とし穴なのである。

一見、上の3つの画像を見比べると「ふんふん、だんだん暖まっているのね」ってコトになる。しかし、私は気付いた。1と3の画像に「省エネデスクヒーター」らしき像が見えないのは良しとしよう。しかし、その機器を使用している最中のハズの2の画像、発熱している物体が見えないのである。そこから更に気付いたのだが、よくよく3つの画像を見比べると、バックグラウンド自体の色味が変化しているのである。
「科学的」な測定ならば、室温は常に一定に保たれるだろうから、背景の青色も同じ色になるはずである。しかし、上の画像は明らかにバックグラウンドの色が変化している。これは単純に椅子に座っただけのヒトの脚を撮影しただけであろう。そして、カメラの側で「感度」や「表示色の設定」をいじっただけである可能性がかなり高い。
チナミに遠赤外線応用研究会のサイトは相当に怪しいです。小泉純一郎とは違って「パッと見」だけで怪しさを放っている。

同じ商品を扱っているらしいのが二光の「デスクスパ」である。何でも、売れ筋商品No.1なのだそうで。

Webサイトのほうは後から発見したのだが、こちらのサーモグラフィー画像では、デスクスパ自体が発熱(赤外線放射)しているコトがわかる。二光のサイトだけを見ている分には、私は別にカラまない。買いたいヒトは買えば良かろう。

ここで言えるのは、「通販ってのは、常に"使用前・使用後"を疑ってかかれ」ってコトでしょうね。

「ビール腹」というコトバがある。「ビールを飲むから太る」っていう風に解釈しているヒトもいるかも知れない。しかし、実際は「ビール等を飲みつつ、高カロリーのつまみをガンガン食うから太る」のである。このことは以前に比べると、だいぶ世の中で認識されつつある気がします。

で、「アルコールは実際にはどれくらい太るのか」ということを検証すべく、「食品成分表」などをあたってみた。中学校の頃の記憶が正しければ、酒類はエネルギーになるはずなのだ。しかし、私は何でそんなこと記憶しているのだろう。余程酒に興味があったのかしら。
「食品成分表」によれば、アルコールってのは、エネルギーとして扱われるようだ。ネット上でウイスキー60g(およそダブル1杯)のカロリー計算をしてみたところ、142kcalってコトであった。有効数字が3桁とは思えませんけれどね。ウイスキーといっても、種類がいろいろあります。バーボンなのか、スコッチなのか、カナディアンなのか、ジャパンなのか、サントリーレッドか。私はスコッチが好きだけど。

そして本題。
結構酒を飲む身としては、ビールばかりを飲むだけなら、基本的に太らないような感覚がある。甘いサワーなんかだと、その糖分がエネルギーに変換されそうな気はしますね。しかし、甘いのに“sour”とは不思議なお名前で。
で、ウイスキーやウオッカ、ジンなどを飲んでいる場合、「こりゃぁ、飲むほどにエネルギーを失うなぁ」っていう感覚を持つコトがある。特にウオッカなどをストレートで飲んでいると、ドストエフスキーの小説の登場人物にでもなっている気がしてくる。関係ないか。

そんなわけで、長年疑問に思っていたこと「ヒトはどれだけアルコールを飲むと、どれほどのエネルギーを失うのか」について検索してみた。「私って、いろんな疑問を抱えながら生きているのだなぁ」と改めて思う。例によって少しググってみたのだが、そのようなサイトは現在見つかっていない。
「アルコールはどれくらい体に悪いのか」みたいな、あんまりカネにならないコトを研究するヒトは居ないのでしょうねぇ。あるいは、研究者自身もお酒が好きであり、そんな実験は「恐ろしくてやりたくない」のかも知れないけれど。

ヒトの新効果器「パソコン」

人間の頭って凄いと思うことがある。まあ、生物のしくみは凄いことだらけなのではあるが、一例を挙げよう。

例えば、私が職場で使っているノートパソコン。基本的にその存在を意識せずに使っていることが多い。考えたことはタッチタイプで画面上に現れてくる。また、スライドパッドの操作を意識することもあまり無い。つまり、私の思考や視線とパソコンが、ほとんど一体化しているような感じがするわけです。

Windowsを使っていると、「ダイアログボックス(メッセージウィンドウ)」ってヤツが出てくるが、私はほとんど意識しないままに、「マウスポインタ(画面上の矢印)」は移動していく。
実際は「現在のマウスポインタの位置」と「ポインタを移動させるべき位置」を私の目と脳が確認し、私の右手の人差し指が無意識のうちにスライドパッドの表面をなぞっているのであろう。最近のスライドパッドは性能が向上しているらしく、以前よりも動きがスムーズに行える場合が多い。この快適さはハードウェア的なものなのか、ドライバの性能なのかは判りませんけれど。

新課程の化学ってヤツについて

本日まで3日間、冬期講習ということで高校2年生の7名を対象に化学の問題演習を行ってきた。
化学は本当に暗記すべきコトが多くて困る。私自身は高校時代、化学が一番好きな科目だったので、その暗記量の膨大さに気付かないまま無事に受験を迎えた。今回講習を受けたのは高校2年生であり、カリキュラムが大幅に変更されて2年目の世代に該当する。

現在の高3は何かと大変な学年であろう。

理科の化学を例に取ると、現在の大学1年の世代は「化学IB」+「化学II」という科目構成で高校の授業を受け、大学受験に臨んだ世代である。化学IBは4単位(週4コマ)、化学IIは2単位(週2コマ)であった。現在の高校生は「化学I」+「化学II」であり、それぞれ3単位である。
現行の「化学I」は旧課程の「化学IB」に比較すると、有機無機の「各論」の比重が高くなり、「理論」の比重が低くなった。これは受験生にとって、「暗記」の重要性が増したってコトになるのだろう。また、授業をする側から見ると、各論というのは個別の現象を並べて提示するだけになりがちであり、理科の楽しさである「へぇー、そうなんだぁ!」というコトを伝えづらい。これは困ったことである。まあ、有機や無機の実験は色々派手な実験もあるから、「楽しいといえば楽しい」ですけれど。

理系(この「理系・文系」という分類や進路指導自体がマズいという説はたくさんあるし、私もそう思う)で無い限り、「化学I」だけで化学分野の学習を終えてしまい、「化学II」を履修しない場合が多いだろう。「高校皆進学」どころか「大学皆進学」時代となった昨今である。そんなニッポンの世の中の大半をなす「文系」のヒトは、自然科学と高校時代でオサラバするコトが多かろう。そしてその「世の中の大半のヒト」は「化学というのは暗記で面白くない学問だ」という印象を持つ可能性が高い。そしてそして、化学や自然科学にクラいヒトが増え、「似非科学(似非化学)」に騙されて無駄なカネを払うヒトが増えてしまう、ハズ。
「日本の経済活動が活発になって良い」と言えるのかも知れないケレド…

そういえば「科学技術立国」とかいうフレーズを聞いた事ある気がします。小学校から高校まで、全教科の教育課程を俯瞰し、無駄な重複を省き、意図的な重複を行えるならば、このクニの教育力も上がるのだろうなぁ、って他人事のように思います。それをやるのが役人だと思うのですね。税金をばらまいて、高校生に高度な実験をさせるばかりが「科学技術立国」ってワケじゃないと思いますよ、マジで。

結構真面目に文章作ってしまいました。
で、話は戻り現高3。彼らが受ける入学試験は、先輩達が受けた試験とは内容がかなり異なるわけです。センター試験にリスニングも導入されるし、何かと大変でかわいそうな気がします。

指摘

「地球温暖化」というコトバはだいぶメジャーになった。
そのためか、「平年(過去30年間の平均)」から少しばかり気温が高かったりすると、フツーのニュースキャスターはその天気(異常気象)の話題を「オンダンカ」というフレーズに収束させ、次のニュースに突入する場合が多い。

誰が「地球温暖化」を宣いだしたのか?
その話題は深いので気になる方は是非検索して頂きたい。なにしろ「この冬は寒い」って報道はするくせに、それが「温暖化って本当なの?」ってニュースに展開したヤツは見てねえッス。ま、四六時中マスコミを監視しているワケではないから、私の指摘は違っているカモ知れないけれど。

「極東の気象の局地的な変位は、地球全体からすれば、火照りか鳥肌以下である」という認識のもと、冷静な長期的お天気情報を流してほしいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか。

2006大学入試センター試験

大学入試センター試験の理科を解いてみた。
とりあえず、「化学1」と「生物1」をそれぞれ30分程で解いた。私の得点はそれぞれ85点というコトであった。今回も解答の見直しや計算のやり直しをしなかったので、「本気でやればもう少し良い点が取れるはず」と、例年のごとく言い訳をする私である。上記2科目について言えば、「それは問題として変じゃない?」という疑問を持つことは無かったッス。

私の専門である地学の問題も解かねばなぁ…って思いながら、未だ解いていないのですね。
現在、私が家で講読しているのは日本経済新聞なのだが、当然のごとく「地学1」の問題文は掲載されていない。センター試験の問題文はいろいろなサイトに存在する。これらのサイトから「紙に打ち出して、解いてみる」というコトは「反エコロジー」であるコトに間違いない。そんなわけで「画面見ながら解いてみましょうかねぇ…」っていう昨今。


ってコトで画面を見ながら「地学1」をやはりざーっと解答してみた。89点でした。3問ほど間違えたが「これはちょっと自信ないなぁ?」ってヤツばかりだったので、良しとしましょう。
しかし、クリノメーターなんて、大学時代にしか触っていないですね。マイハンマーは持っているのだけれど、マイクリノメーターは持っていないのだなぁ。
地質学の研究成果を聞くのは面白いけれど、調査自体は非常に地味で大変だろうし、あまり興味を覚えない分野なのであります。

フライパン運動とエコロジー

この何の変哲もない壁掛け時計は、私の職場の職員用玄関に存在している。

clock.jpg

私はこの職場に10年以上勤務しているが、この時計の右側には以下の文字列が記してあることに先日初めて気付いた。

第15回高校生によるフライパン運動参加記念
なんじゃこりゃ?って思った。
最初は「フライパン運動」ってあったから、フライパンを何らかの形で用いた運動会(例えば「テニスのラケット」とか「リレーのバトン」代わりにフライパンを用いるような)に参加したのかなぁ? なんて思った。しかし、それもあり得なさそうだなぁ、と。

更に時計に目を凝らすと、以下の文字列に気付くのである。

社団法人栄養改善普及会
同日本油脂協会
どうも、料理関係みたいだなぁってコトに気付くわけです。しかし、フライパン運動ってのは謎でありました。
確かに私の勤め先は女子校であるし、家庭科関係にも力を注いできたのでしょう。現在でも力を注いでいます。時計に記された文字列だけでは「謎は謎のまま」ですので、帰宅後に検索してみました。

で、結局「フライパン運動」ってのは「油を摂取しましょう運動」ってコトだったらしい。納得しました。

で、油脂についていろいろググっているうちに、最近気になっている「トランス脂肪酸」なんかにたどり着いてしまうのでした。

私は「環境ホルモン騒ぎ」に騙されたクチだし、今回は慎重に調査しようと思っているのですね。
クソ長い脂肪酸の一部の角度が違っても、油脂全体としては大した問題にならないのじゃないかなぁ? なんて、直感的に思う私です、今のところ。


で、結論として、私は何が言いたいのか。
「第15回高校生によるフライパン運動」は1977年頃に行われたらしいのです。約30年前に貰った「特に高価に見えない時計」をずっと使い続けている私の職場って、「物持ちが良くてステキだなぁ」ってコトであります。

「使えるものは使い続ける」って精神は重要ですよね。

「皇室典範を変えたいのは誰?」ってふと思った。
小泉純一郎は皇室典範を変更して小泉孝太郎を皇室のどこかへ送り込み、自分は摂政になろうとしているのでは無かろうか?
同じような思惑の政治家や官僚が居ても不思議ではない気がする。


昨日の『トリビアの泉』を見てビビッたのだが、「カテキンは勝て菌では無い」とのコト。
「勝て菌」を命名?したのは島村忠勝というヒトだというコトは知っていました。で、カテキン catechin は昔から存在するコトバだと主張しているのは黒田行昭ってヒトらしい。
ま、カテキンの存在自体が怪しいコトに変わりは無いのだが、私もガセビア?の普及を務めたひとりかも知れないコトを宣言します。

参考文献:日本茶Q&A

省エネとLCAってヤツについて

日経の朝刊1面に「家電、省エネ義務強化」って文字があった。
日曜日の日経なんて、牙が抜かれたライオンのようなものかも知れないが、気になったニュースであった。
その要約(電子版)を引用。http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060129AT1F2800128012006.html

エアコン2割省エネ義務付け・冷蔵庫や蛍光灯も強化

政府はメーカーに家電製品の大幅な省エネを義務付ける。家庭用エアコンでは消費電力を2010年度までに05年度に比べ2割削減させることを決めた。冷蔵庫と蛍光灯も来春までに大幅な省エネを課す方針。日本は家庭の電力消費が膨らみ京都議定書に基づく温暖化ガス削減の目標達成が難しい状況にあり、家電の省エネ化を進める。省エネ技術の開発は企業には大きな負担で、撤退やメーカー間の提携などに発展する可能性もありそうだ。
エアコンの省エネ強化は省エネルギー法の政省令を改正し、今秋にも施行する。経済産業省の調査ではエアコンの電力消費量は家庭で使う電気の25%を占め、製品別で最も多い。経産省は第2位の冷蔵庫と照明器具(ともに16%)でも高い省エネ目標を課す方向だ。 (07:10)


最近はLCAってコトバを見るようになった。ってか、私が気にするようになったってコトだろうか。Life Cycle Assessment ってヤツである。


ヒトが何かを判断するトキってのは「イメージ」がかなりの部分で影響するはずだ。はやりのコトバ?で言うと「外見力」ってヤツだろうか。
電気製品なんかは、イメージ先行で売るしかないですよね。私が言うまでもないが、Apple の製品はかっちょいいものが多い気がする。ま、昔からの思いこみもありますけれど。AppleII とか、初代 Mac とかに憧れを抱いていたから。
私が自分のパソコン絡みで気に入っているのは、BOSEのスピーカーである初代MediaMateである。こいつはヒトの家で初めて拝見し、Mac が起動する際の重低音が印象深かったので、真似して買いました。逆に、いい加減に買ったのがパソコンラックであります。安物(確か9800円)だったので、キャスターが完全にへたってしまっていますが、家庭内ではラックをゴロゴロ移動させるコトは無いから問題ないのです。

特に家具などの耐久消費財は価格が高くても、買い手が満足すれば売れますよね。それに対して電気製品などを買う場合、元々そのブランドが好きだったか、新たに売り手側の宣伝文句に乗った場合か、店で安かったものを適当に選ぶかのどれかでありましょう。私は「我が家の蛍光灯は○○で揃えてあるのだ!」って宣言するお父さん(別にお母さんでも良いけど)を見たコト無い。何しろ、蛍光灯を選ぶ基準は値段ですよね。加えて「消費電力○○%オフ」なんて書いてあったりすると、買う気になるのかも知れません。それに対して、昔ながらの白熱電球だと多少見栄えが関係しますかねぇ。

話がどんどん逸れていくが、記事を見て思い出したのはトヨタのプリウスであった。


あのクルマは燃費が良いらしいが、それは使用中の話であろう。「製造から廃棄までをトータルすると、グリーンケミストリー的にはどうなの?」ってのが、長年の謎であった。そして、本日思い出したのでググってみた。で、辿り着いたのが以下のページ。
プリウス評価 エコプレミアムラボ

このページ群を作っていらっしゃる安井至ってヒトの名前は、以前から知っていました。私のお気に入りにも入っています。しかし、分量が膨大すぎて、その全てを読破するなんてコトはできていません。
この先生は、プリウスに惚れちゃっているのでしょうね。だからこそ購入したのでありましょう。上記ページでもトヨタからの情報を鵜呑みにしていますし、その上で好意的な解釈?をしている。
しかし、「じゃあ、おまえがプリウスのLCAできんのかよ?」って言われたら、素直に「できません」って答えるわな。

結局、LCAなんて、ライブドアの決算と同程度か、それ以上に怪しいものなのではないかと考える私なのである。LCAってのは、様々な情報(使用した資源とか、使用したエネルギーとか、廃棄に伴って必要になる資源)を数値化した上で、様々な変数を掛け算する事によって算出するものだろうからねぇ。よく知らないけれど。


このクニの政府?は京都で謎の会議を開いちゃった手前、「省エネ」ってやたらと騒いでいる。けれども、それは「製品としての稼働時」を主な対象としているだけであって、製造時や廃棄時は考慮していないんじゃないかしら?詳しく調べてないから分からないけれどね。
このクニは、むやみやたらにPETの大量製造を許可しておきながらPETを回収させて、地方自治体に無駄に税金を使わせたり、単純に燃やしてしまえば良さそうな可燃ゴミをRDFなんてのに変換し直すコトを奨励しちゃったりする。だから、電気製品のLCAなんて、恐らく考えていないと思う私です。


ってか、日本全体のLCAを考えたら、もっと人口減っても良いはずなのですよね。自然は豊かだが、狭くて現代社会で用いられるエネルギー源は取れないクニであるし。だから、不要な稼業、例えばライブドアみたいなカイシャが減っていくのは当然の流れなのだ。私に言わせれば、LCAコンサルティング会社みたいな存在も怪しい。私だったらそんな胡散臭そうなトコロに就職したくない。私自身が既に十分胡散臭いコトもあるし。

メジロ

今朝、職場で生活指導部長のKセンセから「とある物」を貰った。
それは、生徒が拾ったメジロの遺体であった。

生徒が学校の自転車置き場で拾ったときには生きていたそうなのだが、Kセンセが預かったときには事切れていたそうである。
鳥が死ぬことを「落鳥」っていうコト、本日知りました。

なお、春から夏にかけて小鳥のヒナが地面に落ちていた場合、それには触れないほうが良いらしい。それは単なる巣立ちの練習途中であることが多いのだそうだ。下手に小鳥の雛の身柄を確保してしまったりすると、結果的にはその鳥を殺してしまうことに繋がってしまう場合がほとんどであるそうだ。
確かに私もお節介を焼いてしまい、スズメの雛を殺した事がある。小学校4年のトキだったかなぁ?

で、私が受け取ったのはメジロの成鳥だった様子である。昼過ぎに花壇の隅に埋めてきました。

鳥を埋めながら思った。「この世の中では死んでしまったまま放置され、埋葬というコトをしてもらえない、してもらえなかったヒトがたくさん居るはずだよなぁ」ってコト。

一昨年末にはインドネシアで巨大地震が起こった。未だに行方不明のヒトがいるそうである。
また、紛争や政治の不手際によって、凍死・餓死してしまい、放置されたままの亡骸も毎年増加していることだろう。

しかし、また思った。
「結局、死体はヒトでも鳥でも、埋葬されても放置されても、結局は分解されて地球上の物質循環に入っていくのだろうなぁ」と。だから、どのような死に方、どのような葬られ方をしても、結局は大差ないのかも知れないって思った。問題は生き方なのだろうってコト。


何でそんなこと思ったかというと、以前にWebで読んだ文章が記憶の端に残っていたからである。で、気になったので「水分子 コップ」でググってみたら、さくっと再発掘できた。
そして、そのサイトは数年前から私の「お気に入り」に入っていたのだった。(最近、こればっか)

その文章は私と二度めに出会う「水」ってヤツである。

こちらのサイトは面白いですよ。元々サイエンス系のライターもなさっている方らしいですから、文章が面白いし、内容も面白い。
例によって、全文章を読破したのではありませんが、少なくともオススメ文書群は以前に読破した記憶があります。


メジロよ、安らかに眠れ。

気象庁は勇み足 エコノミストは暴走

今朝7時前の段階では、東京の今日の最高気温は16℃ということであった。

「それは本当ですか?」って思った私だった。「この寒さだと、マフラーせずには出勤できないなぁ」って雰囲気だったので、防寒対策を施して出勤した。
一応、公式的には8℃弱までは上昇した様子だが、このまま2月7日は終了する様子である。

最近、気象庁の予報は「調子に乗りすぎ」である気がする。具体的にいうならば、数値予報の後に、相当意図的にヒトの予想を混ぜ込んでいるのではないかという気がする日があるのだ。
今日なんかもそうだった。

まあ、そりゃあ「低気圧の入り方(日本への近寄り方)」によっては強烈に南風が吹く日があるかも知れないけれど、今朝7時の段階で「東京だけ最高気温が16℃」ってのは、にわかには信じられませんでしたねぇ。
大阪や仙台の予想最高気温が東京に近い値だったら、多少は信じたかも知れない。しかし、今朝の予報では東京の「16℃」だけ突出していた気がする。

まあ、「東京の最高気温が16℃」ってのが、「ヒトの予想入り」ではなく、「純粋な数値予報」だとしても、それはそれで問題でしょうけれどもね。
数時間後の気温が当てられないのに、100年後の気温が当てられるはずがない。
「2100年には、○○の気温が○℃上昇」というのは本当なのかい?


「省エネ」という「思想」はこのヒト社会に必須ではあろうが、以下の構図が気に食わない私だ。

・世間に出回っている割には科学的根拠が薄弱な「このまま行くと温暖化するよ」っていう脅迫観念
・「持続可能な発展 sustainable development」とは何なのか、存在しうるのか? その自然科学的議論の不在

・そんな状況下、各種営利企業がしきりに宣う「地球に優しい」というフレーズ
・そこに浮上してきた、謎の「京都議定書」に基づく「二酸化炭素排出権」という胡散臭いもの

・そこを何とか食い物にしようと画策する、「二酸化炭素排出権の取引」で儲けようとする虚業企業

なぁんて、無駄に電力消費しながら、思うところを披露してみました。

ビビビウム

ビビビウムとは、周期表の222番目に位置する元素であり、記号は「Bbb」です。2006年に日本の学者、駄増泰造(だましたいぞう)博士が東京湾固有種であるゼニヒガタサンゴからの抽出に成功しました。
ビビビウムは驚くべきことに、以下の様々な特長を持っています。

・マイナスイオン放出
・遠赤外線放出
・環境ホルモン無害化
・水分子ナノクラスター作用
・弱アルカリ性
・高保水力
・抗酸化性
・殺菌作用
・滋養強壮
・自然治癒力向上
・二日酔いの改善
・視力回復
・一皮剥ける
色覚異常改善

ビビビウムは天然には存在しない超々ウラン元素のため、通常は3億ナノ秒しか存在できません。日本似非科学研究所の俺尾真二郎(おれをしんじろ)研究員らは、ビビビウムの安定化に世界で初めて成功しました。安定化ビビビウムは外見は通常の水溶性ゲルマニウムイオン超合金にそっくりですが、その効能はピラミッド・水晶・トルマリン・チタン等と同様、使用者が信じている限り永久に持続します。
また、ビビビウムの効能は有機ビビビウム・無機ビビビウムどちらの状態でも発揮されます。肌に塗っても、直接食べても、直腸へ注入しても安全です。場合によってはビビビウムを眺めているだけでも効果を発揮し、カラダを内側からも外側からも健康にしてくれます。

古くからゼニヒガタサンゴの生態を研究し、養殖に成功している極東珊瑚商会は、この度ビビビウムの安定供給に目処が立ったため、今後ビビビウム関連商品を続々とリリース予定です。是非おためしください。
なお、ビビビウムと某有名歌手は無関係ですので、使用に際して電撃結婚及び離婚の心配はありません。安心してご使用ください。

ビビビウム妄想

一昨日のビビビウム、一応科学的?根拠はあるのだ、元素名だけは。
以下のページは本日発見したのだが、その労力に感心します。
幸い?ビビビウムはwiki作成者の想定範囲外(準死語?)であったらしい。ってか、第10周期まで作ると、まさに指数級数的に労力が必要でしょうからねぇ。
未発見元素の一覧
未発見の元素については、その原子番号を元に暫定的な名称が与えられる。
世界中に存在する文書をコピペ&編集しますと、
0 nil ニル
1 un ウン
2 bi ビ
3 tri トリ
4 quad クアド
5 pent ペント
6 hex ヘクス
7 sept セプト
8 oct オクト
9 enn エン
ってな感じ。

原子番号122番ならば「ウンビビウムUnbibium」。語感はビビビウムよりも私好みだ。

原子番号306番だと「鳥煮るヘキシウム」
『8時だヨ ! 全員集合』が思い浮かぶ…

いかりや長介が率いる貧乏一家、二階建てに住んでいる。 何かと口うるさい母親は宣言する「今日は鳥鍋よ!奮発したんだから!」 仲本工事は体操が得意な女の子。高木ブーは特にウクレレを持っていない。 ドタバタしながらも鍋は完成し、一階の食卓で鍋を囲む子供たち。 ワンパクな加藤茶が真っ先に鍋に手をつけようとする。その瞬間、何故かくしゃみをしてしまうのだった。「ヘックシ!!」 鍋はぶちまけられる。せっかくのご馳走が台無しだ。

そこで母親思いの末っ子である志村けんは鍋を作り直す。
原子番号134番「ウン取り食わしうむ」 …

老化。

もうすぐ冬も終わりそうである。この冬、私の生活習慣のひとつが大幅に変更された。
およそ15年振りに、シャンプーやリンスを使うようになったのだ。
今までは入浴の際、洗髪に固形石鹸を用い、そのまま顔面もこすっていた。特に問題は生じなかったから。

ハゲにはなりたくない。ハゲってヤツの一つの原因は「頭皮、特に毛根付近への油脂の蓄積」という噂を昔から聞いている。
石鹸でバリバリ頭を洗い続け、油脂を除去し続ければ、ハゲになる可能性が減少するのでは無いかと思っていた。私は基本的に整髪料の類を使わないから、頭皮もそれほど汚れなかろう。無駄にカネを使って油脂系の整髪料、例えばポマードなどを使おうと思ったコトは無い。また、更に無駄にカネを使って「めんずえすて」なる場所で「とうひのくれんじんぐ」をするなんて、アホらしい。
そんなコト考え、固形石鹸を愛用していた私だった。

しかし、老化に伴って全般的に皮脂が減ってきたのだろう。石鹸で頭とか顔面を洗っていると、関東平野の冬の寒風の中ではフケが出たり顔面がパサパサになったりしちまうノダ。
シャンプーやリンスを使うと、フケの量が減るのは確かな様子である。

腹とかの皮下脂肪は簡単に蓄積されるようになったのになぁ。フシギ。

血液型占いってヤツ

生徒はいろいろ質問してくる。基本的に質問は歓迎なのだ。しかし、苦々しく思う質問もある。その筆頭に挙げられるのが「先生、何型?」ってヤツ。

私は基本的には「血液型のコト?」って返答する。時間的余裕(?)があれば「ABO式?Rh式?白血球の型?」とたたみかける。
Wikipediaによれば、血液型占いってのはほとんど日本固有のモノであるってコトだった。私もそういった文章は何かで読んだコトあった。ウィキペディアをしみじみ読んでいると、「良くもこれだけ博学なヒトが居るものよのぅ」って感心する。また、基本的に公正であろうとするヒトだから辞書を書くのだろう。読んでいて面白い。
特にこの部分に「禿シク同イ」した。

血液型性格分類が流布されていることで、各人の行動様式に告げられた性格が織り込まれてしまっている影響が指摘されている。この点をみると、性格の発達にまで影響してしまう可能性があるという点で単に俗信と捨て置くことはできないものであると言える。坂元章らは、これを血液型ステレオタイプによる自己成就現象(ピグマリオン効果参照)と名付け、1992年に自己判断による性格は血液型性格分類に一致する、とする研究結果を発表している。
例えば、生まれたときからA型は真面目だからと何度も繰り返し言われると、本人も自分が真面目だと思い、そのように行動してしまう事がないとは言えない。またそれを見てやっぱりA型は真面目だとする根拠にしてしまう因果の逆転が起こる。

以前の日記にも記しているように、私は数年来「オガワマサキ占いの法則」というものを披露していた。あまり生徒受けは良くなかったけど。
それは「自分と違う星座や血液型への占いでも、その気?になってみると、すべて当てはまる」ってヤツである。

数日前、私が発見したと思っていたこの法則には、もっとちゃんとした呼び名があることを知った。「バーナム効果」というそうである。以下は2006年2月14日時点でのWikipediaの引用。

バーナム効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

バーナム効果(バーナムこうか、Barnum effect)とは、誰にでも当てはまる一般的なパーソナリティ(性格)についての記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと見なして、無批判に受け入れてしまう現象。
アメリカ合衆国の興行師・P・T・バーナム (P.T.Barnum) にちなんで、心理学者のポール・ミール (P.E.Meehl) によって1956年に命名された。 フォアラー効果(Forer effect)ともいう。
「あなたの性格は○○ですね。」と明示すると、その内容とは関係なく、「その通りです。」と答える人が多く現れる。これはバーナム効果のせいである。
占いや超能力(特に千里眼など)、霊視、血液型性格診断などのもつ説得力の大部分はこれに由来するとされる。

なお、私がずーっと思い違いしていたコトがあります。それは「ヒトのABO式血液型は、単なるメンデル遺伝に従わないコトもある」ってこと。それを数ヶ月前に教えてくださったページを紹介し、「独り者の男性には辛い日」の日記を終わります。

森田保久の高校生物関係の部屋内 血液型

血税による血餅「理科ねっとわーく」

職場では高校2年生の修学旅行やら、中学1・2年生のスキー教室やらが挙行中である。一番多く授業で関わっているのは中学2年生であり、ホームルームを担当している高校3年生も自宅学習中なのである。つまり、授業がだいぶ少ないのだ。
そんな本日は1ヶ月以上の間「なんとかしなきゃなぁ」って思っていた「理科室でのインターネット接続」の実現を果たしたのだった。まあ、光ケーブルを公道から理科室まで引っ張ってくるわけでもなく、パソコンの設定を変更するだけだったのですけどね。しかし、日々の授業などに比較すると優先順位が低い作業であるため、延ばし延ばしになっていたのでした。
ついで?に無線LANの設定も行い、これで「理科ねっとわーく」の素材を気軽に理科室で見せる環境が出来上がったわけです。

この「理科ねっとわーく」ってヤツ、ご覧いただければ分かるのだが、結構凝った内容も多いし、相当量の血税が注ぎ込まれていそうなのだ。この血税の結晶を生徒に還元するためには血税の結晶であるパソコンが必要なのだ。そして、インターネット上に存在しているわけだから、血税によって敷設された電話回線も必要だ。しかし、それだけでも推奨環境にはならない。
基本的に必要なのは「教室等での常時接続環境」なのだ。どれだけ血税を必要とするシステムなのだい? 使用するためには相当ハードルが高いシステムなのだ。プロジェクターやスクリーンも必要でしょうし。

まあ、希望すれば、モノによってはネット上にあったヤツを郵送してくれるらしいが、それも面倒だしねぇ…

人類の月面着陸はあったんだ論

『と学会レポート 人類の月面着陸はあったんだ論』って本を杉並区立図書館から借りて読みました。面白かったデス。どうも私は「国家の陰謀論」みたいなモノにひかれてしまう性癖があるらしいことに気付きました。実は、この本を読む前に『アポロって本当に月に行ったの?』も読んでしまっていた私なのです。別に自分で買ったわけではなく、職場のとあるクラスに置いてあったのを読んだのですけれどね。
『あったんだ論』を読み、「アポロ計画で月へヒトが行ったってのは嘘だ」と主張する人々が昔から存在したコトを知りました。この本は、その主張に対して科学的に反論しています。
結論から言うと、やっぱりアポロ宇宙船は月へ行ったとしか考えられないというコトです。

チナミに、私が以前何となく疑問に思っていたことは「月面の旗が、何故あんなにはためいて見えるのだろう」ってコトでした。そのあたりの話はJAXA内サイト 第3話 人類は月に行っていない!? - 月の雑学 - 月を知ろう - 月探査情報ステーション(タイトル長すぎ!)にも書いてありました。


突然ですが、UFOと掛けてイチローと解く、そのココロは? 「エリア51」であります。さすがに、現在の私は「地球外生命体が作成した飛行物体」の存在などは信じていないのですが、幼い頃は結構信じていたコトも確かです。

GoogleMapsでのarea51付近は、明らかに地図の質が異なります。ちょっとズームアウトすると分かります。何か理由があって古い画像か何かなのでしょうか?

で、ふと気になったので東京都内の巨大基地「横田基地」も見てみました。

横田基地の方は、周囲の画像と比較して、古かったりぼかしてあったりするコトは無い様子です。それは「大して重要なモノは無い」ってコトの一つの証になるのでしょうか?まあ、戦闘機などの開発をしているらしい「エリア51」と、アメリカの単なる?飛び地である「横田基地」の重要性は全然異なるのでしょうけれどね。

今日は珍しく、文体を「ですます調」に統一してみました。

ドラえもんの道具

「ドラえもんの道具って、科学的にどうなんだ?」ってコト。私は高校くらいからずーっと考えていた。特に疑問だったのが「スモールライト」あるいは「ガリバートンネル」である。原子はどうなっちゃってるのだろうって思ったわけだ。かなり怖いのは「通り抜けフープ」の類だ。あれを間違って地面なんかに使うと、自分の体が重力に引かれ、地球の中心まで体が落ち込んでいってしまう可能性があるのでは?とか考えました。
本日超久々に『ドラえもん』を見た。噂通り、声優がだいぶ違っていた。また、他のアニメと同様、コンピューターで作られたのであろうノイズ?が見られた。タイムマシーン使用中の背景なんかも面白かった。で、その『ドラえもん』を見ていて新たに気付いた。「どこでもドア」って、ドア前後の気圧差ってどうなっちゃうのだ?って。
で、ググってみて感動しました。センター試験の理科で丁度そういったネタを扱った問題が出ていたそうです。既に4年前なのだが、知りませんでした。総合理科はチェックしてませんでした。
light.gif
door.gif
問題文が知りたい方は河合塾のサイトへどうぞ。

大学の教官にも、私と同じように「真面目にドラえもんを考えている方」は居るのだなぁって、心強く思ったッスよ。この「スモールライトってどうなってると思う?」って話、何度か授業中にしたコトあるのだけど、生徒受けがあんまり良くない感じなんだよなぁ…。

「オキシクリーン」という漂白剤?がある。私はあの商品を実際に使ったことはない。何故なら、あのテレビショッピングの映像は信用できず、買いたいと思わないから。
「オキシクリーン」も数年前に見たチューブ入り洗剤(商品名忘れた)の場合と同じだった。汚れたシャツやレンジフードやボールの水に洗剤を使用し、「ほーら、こんなに汚れが落ちました」って映像を流す。あの映像をよく見ていると、汚れは「落ちる」というよりも「消えて」しまうように見えるのではないだろうか?そうだとしたら、あなたの目は正しい。

私が今までテレビショッピングで見たことがある汚れのほとんどが「黄色~茶褐色」あるいは「青紫~黒色」のいずれかであった。そして、その汚れはどちらも綺麗サッパリ無色透明になってしまう場合が多い。油で汚れたレンジを洗剤入りの布で拭いた場合、油汚れが布に移動するならまだしも、「汚れそのものの色が消える」というのは、どういうコトだろうか?

高校時代、化学を選択したヒトは「フェノールフタレイン」という指示薬の名前に聞き覚えがあるのではないだろうか?あの指示薬は「酸性~中性」では「無色」なのだが、「アルカリ性」では「赤紫色」になる。(参考文献:ページ中盤に画像があります)

こういうテレビショッピング、想像できる?(阿久津真矢で)

1:ボールにアルカリ性の液体(水酸化ナトリウム水溶液など)を入れておき、そこにフェノールフタレインを入れる。色は当然の事ながら「赤紫色」である。ただし、この準備段階は放映しない。
2:出演者はボールの赤紫色の水を指して言う「ここに汚れた水があります」
3:「○○○クリーン」という名のチューブから歯磨き粉みたいな洗剤をちょっと出し、それをボールの水に溶かす。(なお「○○○クリーン」には、硫酸が入っている。)
4:出演者は言う「ほーら、汚れが消えてしまいました」(当然、ボールの水は中性や酸性になるから、フェノールフタレインの赤紫色は消え、無色透明の水が出現?する。)

「オキシクリーン」テレビショッピングでの汚れの色は、「黄色~茶褐色」あるいは「青紫~黒色」が多い。油汚れにしろ、シャツのシミにしろ、ボールの水の汚れにしろ、ほとんどが上記の色に当てはまるのでは無かろうか?私の想像だが、「黄色~茶褐色」の汚れは「ヨウ素(あるいは臭素?)」であり、「青紫~黒色」の汚れは「ヨウ素デンプン反応:ヨウ素とデンプンを混ぜたもの」では無いかと思われる。

「ヨウ素」という物質は、「還元剤」に触れた場合、無色の「ヨウ化物イオン」に変化するのだ。また、「ヨウ素デンプン反応」の起こっているデンプンに「還元剤」が触れると、「ヨウ素」は「ヨウ化物イオン」になり、ヨウ素デンプン反応の紫色は消えてしまう。そして「オキシクリーン」には「還元剤」としても作用する「過酸化水素(厳密には過炭酸ナトリウム)」が入っているのだ。

何を言いたいのかというと、「オキシクリーンのテレビショッピングの映像では、最初から消えるような汚れを使っている」というコト。あの映像は単なる「酸化還元反応」つまり「色が変わる化学実験」でしか無いのだ。
私があの映像を監修しているなら、念のために還元剤を多めに入れておくであろう。ヨウ素の色が良く消えるように。

「そんなの分かって買っているのよ!フンッ!!」ってコトでしたら、スイマセンでした。


2009/12/15追記
参考画像アップしました。
日独合作ペテンショー「イージークリーン ウォッシュパワー」

Einstein@home

既に約2週間前のこと、私の使っているパソコンのスクリーンセーバー BOINC に Einstein@home をアタッチしてみたッス。
einstein.gif
スクリーンセーバーとしては、こんな感じに見えます。天球を外から見ている感じですね。この画像ではオリオン座を手前に持ってきてあります。

私にとっては、SETI@home は地球外からの電波を受信するってコトで、何となく想像しやすい。空に光る星や、可視化された電波望遠鏡画像などを見ることは多いし、フーリエ変換というモノを理解していない私だが、ってここまで書いて「ちょっと勉強しよう」って思い直し、ちょこっと勉強してみた。いろんなヒトの文章や図表をザザザーと眺めることにより、フーリエ変換を様々な方法で教えて貰った。そして、私の頭の中には「フーリエ変換」というモノについて、すかすかのホログラムのようなモノ?が形成された気がする。でも、だんだん思い出してきたのだけれど、この作業は SETI@home を始める際にもやったような気もするなぁ...やはり、自分の手と紙を使って計算とか式の変形をしないと、数学は身に付かないモノなのでしょうね。ってか、数学に限らず、理科の勉強でも、パソコンの操作でも同じですわねぇ。

で、重力波ってのは電波に比べると難解な感じです。そんな私ですが、とりあえずEinstein@home によって、重力波とお近づきになりたいと思う昨今なのです。

あのメガネは「アリ」なのか?

私はここ最近、長年のメガネユーザーとして苦々しく思っていることがある。

メガネの貴公子「ヨン様」。正確には「ペさん」だろう。ってか、韓国なら釜山(プサン)の方が歴史あるじゃん!とっととペさんは釜山港へ帰れ! ではない。
「時東あみ」って女子、笑い顔が10代に見えねぇぞ! 大体、メガネかけただけで、何で名前まで変わるんじゃいっ! ってコトでもない。

私が何となくイヤなのが、「アンダーリム」というフレームの流行である。「逆ナイロール」とも云うらしい。

昨今はそのアンダーリム(逆ナイロール)メガネがファッションとして定着しつつあるようです。私は今のところあのデザインのメガネは欲しいとは思わない。奇をテラい過ぎの気がするのですね。そして何よりも違和感を覚えるのは、あのデザインは基本的に「老眼用読書メガネ」だからだ。

老眼のヒトは手元にピントが合いづらくなります。遠くの棚や景色を見るときには、特に視力を補正しなくても、眼が使えることが多いわけです。しかし、老眼(遠視)のヒトの場合は、手元の本を見るためには、凸レンズで視力を補正する必要が出てくるわけです。老人の「鼻眼鏡」ってヤツはそのために存在しているワケですよね。その際、レンズの上側にリム(縁)が来なければ、視界を遮る横棒が無くなります。
under_r.gif
というコトで、アンダーリムのメガネは読書用としては都合が良いわけですね。何しろ、意味があっての「アンダーリム」なのです。

まあ、メガネのデザインには流行スタリがあるとは思います。やたら大きなレンズが流行ったり、縁なしメガネが流行ったかと思いつつ、徐々にレンズは縮小の傾向を見せてきました。そして色つき縁ありメガネ。銀縁メガネも一時流行。最近はプラスチック等で出来ている、「フレーム自体が自己主張するメガネ」が流行っている感じですね。私は職場などで常用するメガネを4つほど所持しています。また、運動用メガネが1つありますし、自宅用の度が弱いモノも1つ持っています。私がメガネを選ぶ際には、「フレームが目立たないメガネ」を選ぶようにしてます。 1つのメガネを買うまでに、かなりの期間と店舗巡りが必要になります。まあ、頭がでっかいので、小さいフレームだと合わないってコトもありますけれど。
最近流行だから「プラスチックの目立つフレーム」にも若干興味があるのです。しかし、今更流行に乗るのは気恥ずかしいってコトがあります、いい歳をして。また、メガネばかりが目立つと、そのメガネの下にある自分のキャラクターが消されてしまいそうな危惧を覚えるってコトもありますね。

良い香りと悪い臭い

また、お恥ずかしい話を。
私は生物名に詳しくないのです。数日前、初めて「フリージア」の姿を知りました。なお、「フリージア」ってパソコンショップが秋葉原にあることは知っていました。
春は卒業式とかなんだかんだがあるため、比較的花束に遭遇しやすい季節でしょう。その花束の中に、とても良い香りの花があることに気付いたのです。何度もその香りを嗅ぐうちに、約20年前の記憶が蘇ってきたのです。私が小学生の頃、香り付き消しゴムとか香り付きボールペンが発売され始めたのですね。で、少ない小遣いを貯めては、ボールペンなどを購入したりしました。その中の1本の香りに近いことに気付いたのです。「この花は、名前だけを知っていて、ボールペンの香りにもあったフリージアでは?」と気づき、ネットで調べてみたところ、当たっていました。「そうか、これがフリージアか」と、変に感動しました。確かに、香料にしたくなるような、良い香りです。しかし、合成の香料よりも本物のフリージアのほうが良い香りでした。
香りで思い出したのですが、私が職場で嗅いだ中で一番強烈だった臭いは酪酸です。何故酪酸の試薬瓶を開けたのかは忘れてしまいました。腐った銀杏のような、大便のような臭いが、私の体にまとわりついてしまったのです。廊下を歩いても、職員室に行っても「何だ?この臭いは?」という人が現れ、いちいち説明する必要がありました。幸いにして、その臭いは徐々に拡散し、白衣は洗濯もしたので臭いは分からなくなりました。たまたまなのですが、その出来事の少し前に『スメル男』という本を読んだこともあり、「この酪酸の臭いが体から取れなかったらどうしよう」って不安になった私でした。その本は原田宗典ってヒトが書いた本です。この人の本はほんの数冊読んだことがありますが、この『スメル男』が一番印象的であります。
で、そのことも思い出し、ググって発見したのが以下のページである。
http://science4.2ch.net/test/read.cgi/bake/960887428/l50
単なる2chの一掲示板でしかないのだが、6年間も生き長らえているのが面白いし、そこに書かれている内容も面白かったです。酪酸は比較的メジャー?な悪臭物質らしいですね。

宿題未提出

Einstein@Home のデータを落としまくっている。
家のパソコンは5年前に作成したので、能力が低いのだ。なので、サーバーが指定した締め切りに、データの解析が間に合わないのであります。もう3・4回は宿題を出せずに終わった。で、家のパソコンで Einstein@Home を行うコトは諦めました。SETI@home は楽な宿題が多いみたいなので、今後も継続していきます。
しかし、SETI@home ってのの「チーム」ってのは、何か意味があるのかしら。昔から疑問に思ってます。ヒトと無意味に連むのが嫌いな私は単独行動を続けている。

現時点での SETI@home における「日本の上位チーム」は以下のとおり。

1 Team 2ch
2 Team EDGE
3 Team NIPPON
4 U.N. NERV
5 Team SERIO
6 Yen-e JAPAN
7 NAIST - Nara Institute of Science and Technology
8 GOODWILL
9 Patna Corp.
10 HTOKAI University

天体観測

明日は中学2年生の希望者に対して「天体観測」を予定している。パソコン上、Outlookにも「天体観測」って予定が入れてある。そして、同期しているケータイの予定表にも「天体観測」って文字列があるワケだ。
ってコトで、やるべきシゴトを確認する度、私の脳内でここ数日、BUMP OF CHICKEN の『天体観測』が流れているのでした。

この曲を最初に知ったのは、大学時代の友人のカラオケでした。彼とカラオケに行く機会がある度、この歌を聴かされました。その熱唱を聞くうちに、この曲は私の脳みそに焼き込まれたのであった。
名曲だと思いますね。

明日の夕方は晴れて欲しいなぁ。土星と火星が見えるハズなのです。

博識な中学生

天体観測、無事終了。

本日の東京は昼間に雷雨もあった。しかし、レーダー画像や気圧配置図を見る限り、雷雨は去ってしまうと思われたため、安心して過ごしていた。予想通り、午後から夕方は快晴となった。彼女たちの日頃の行いが良かったのだろう。

やはり、見て面白いのは土星である。望遠鏡でそれを見たある生徒が「ビビアンだぁ!」って言ってた。「ビビアン」とは Vivienne Westwood である。知ってますって?土星に十字架がおっ立ってるロゴ?がトレードマークのブランドだぁな。近頃の生徒は博識であります。私がそのブランドを知ったのは、2,3年前です。配偶者から教えて?もらいました。

土星に十字架が立っているのって、最初は「なんか、悪趣味だなぁ」って思ったのです。しかし、見慣れるうちに可愛いような気がしてきました。慣れというのは不思議なものです。

F1タマネギ

今朝、西日暮里駅前の交差点で、F1(タマネギ)の疾走を見た。

厳密に言うと「“F1タマネギ”って印刷された段ボール箱が荷台にくくりつけている自転車に乗ったオッサンが私の目の前を通り過ぎた」かしら。
何で「タマネギがF1?」って思いますよね。思いません?こりゃまた失礼いたしました。

「F1」は「雑種第一代」の略らしいですよ。私は「Filiusの頭文字のF」って記憶している。
「F1タマネギ」ってのは「“雑種第一代”のタマネギ」ってコトなのでしょう。すなわち「種苗業者が儲けようとして作成された種子によって形成されたタマネギ」ってコトだ、恐らく。

私は、あの「F1タマネギ」って語句を見るたびに、パラッパラッパーのタマネギ先生が操縦する「フォーミュラ1」を想像してしまうのでした。

二酸化炭素売ります

数日前の記事だが、めちゃめちゃ引っかかったヤツがあった。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060513AT2M1002G12052006.html

排出権、日本が最大の買い手・世銀調査
【フランクフルト=磯山友幸】世界銀行によると、日本は2005年1月から06年3月の温暖化ガス排出権の最大の買い手になった。同期間に成立したプロジェクトを通じて生まれた排出枠の38%を日本が購入したとしている。
ドイツで開催中の排出権見本市「カーボン・エキスポ」で調査結果を発表した。
世銀は同期間にクリーン開発メカニズム(CDM)と呼ばれるプロジェクトなどで新たに生み出された温暖化ガスの排出枠を4億5350万トン(二酸化炭素=CO2換算)と推計。日本は英国(15%)やイタリア(11%)、オランダ(8%)、スペイン(5%)を大きく上回る世界一の購入国だった。
一方、最大の売り手は中国で、全体の66%。次いでブラジルが10%だった。04年1年間ではインドが43%を占めて最大だったが、プロジェクトの端境期で、3%に落ち込んだ。 (23:00)

私の直感としては「二酸化炭素排出権を中国から買う」ってのは、全然ピンと来ないのだ。日本よりも中国の方が、余程二酸化炭素を排出していそうな気がするので。
何だか全然よく分からない記事であったので、元ネタが置いてありそうな世界銀行とかのページを参照してみたが、基本的に英語が使用されていたため、ちんぷんかんぷんであった。
額に汗しない、「権利の授受による金儲け」って、私は毛嫌いしていますから、もともと「理解してやろう」ってキモチに欠けてるってコトもある。

とりあえず調べて分かったことを記すと、二酸化炭素排出権は1tあたり20ユーロ(約3000円)前後らしいってコトだ。
そんなわけ(?)で、私も個人的に二酸化炭素排出権取引をしようかと考え、事業計画を立ててみた。

私は標準体重よりは若干太めであるが、決して「太りすぎ」では無いと思う。と、云うことは「食事の量も少ない」ハズである。つまり、肥満のヒトに比べると「二酸化炭素排出量」が少ないはずである。
太り気味のヒトは油ものが好きだ。とりあえず、ポテトチップス一袋を摂取したとすると、どれくらいの二酸化炭素を排出することになるのか計算してみた。

My favoriteである湖池屋ポテトチップスの「のり塩 70g」を元に、ざっと計算してみることにした。
湖池屋のサイトによれば、熱量その他は以下の通り

エネルギー385kcal たんぱく質3.2g 脂質23.7g 炭水化物39.8g ナトリウム334mg
かなり大ざっぱに計算してみたところ、このポテトチップス一袋を摂取すると、二酸化炭素は約140g排出される様子である。ポテトチップスは質量で2倍の二酸化炭素になるようだ。私が漠然と思ってたよりもだいぶ多かった。脂肪や炭水化物には酸素原子がそれほど多くないため、食べた以上の二酸化炭素が排出されるのである。
毎日一袋ずつ湖池屋「のり塩 70g」を食べ続けると、1年間365日で25550gとなる。つまり、25.550kgだ。ポテトチップスが全て二酸化炭素に変換された場合、質量でほぼ倍になる。つまり50kg超の二酸化炭素を排出することになるのだ。
二酸化炭素排出権としては50kgすなわち20分の1トン。ちょうど1ユーロってコトになる。150円弱というところか。


この「個人向け二酸化炭素排出権取引計画」、最初は職場の太り気味の先生と契約するコトを目論んだ。「私はポテトチップスを食いませんから、アナタと比べると二酸化炭素を排出する量が少ないのです。その権利をお譲りしましょうか?」って。
でも今回「ポテチ365袋分」の二酸化炭素排出権価格は、ポテチ1袋分の価格くらいしか無いことを知った。まあ、当たり前といえば当たり前である。
私の考えた事業、あまり商売になりそうもない。

してみると、現代社会の生活ってのは、相当にエネルギーを無駄遣いしているってコトになる。ヒトが生きていくために摂取するだけのエネルギーならば、大した量では無いわけですね、きっと。

エステルと恩師

月曜日の選択化学Iの授業へ向けて、チョコチョコっと試薬を用意した。

アルコールとカルボン酸からエステルを作成する演示実験である。生徒にやらせても良いのだが、時間短縮のために、そして濃硫酸を用いるので安全のために、私がやってしまうことにした。

私はこの実験をやるたびに、都立小石川高校時代にお世話になった安楽貢先生を思い出す。私が一番好きだった先生である。
異様に舌っ足らず?な先生で「皆さん」ってコトバが「みなしゃん」になったりするのでしゅ。って、書いてましゅが、私が教わった時は定年近かったのじゃないかと勝手に思ってる。

NHK学校放送の化学講座にも出演なさったことがあったそうなのだ。なお、安楽先生の姿は現在の職場で、ビデオ映像として拝見したことがある。私の職場の理科の先生が、出張か何かだったのだ。代理で授業監督に行ったトキ、生徒に見せるビデオの中に安楽先生がいらっしゃった。例によって舌っ足らずだった。
私が高校生の時は、ひたすら実験をやらせてもらったので、NHKのテレビ番組などを見る閑は無かった。ほとんど毎時間、化学の授業は実験であったような記憶がある。その当時は「実験大変だし、レポートは一応作成するものの、意味がイマイチ分からないしなぁ…」って思っていたのだ。
しかし、高校3年となって改めて受験勉強を進めるにつれ「そうか、あの実験にはそういう意味があったのか」って思うことが多かった。やはり、実験を「やらない」よりは「やる」ほうが、圧倒的に記憶に残るのである。そして、受験勉強として化学(や物理)などを自分で勉強する際には、その「実験の記憶」が圧倒的な力に変わるのであった。
実験は重要だ。

で、あれから20年近く経過したのだが、エステルの実験をやる度、安楽しぇんしぇえに理不尽?に怒られた記憶がよみがえるのである。

エステルというのは、香料に使われる物質である。ってか、天然の香料にはエステルが含まれることが多い。大して良い香りでない「アルコール」と「カルボン酸」を脱水縮合(エステル化)させると、果物っぽい香りや花っぽい香りの「エステル」に変化するのである。
高校3年生の時だった。安楽しぇんしぇえが授業中に「これは何の香りだ?」って質問とともに、エステルを私達「昭和63年度高校3年生 安楽の化学選択者」の生徒に与えた。
与えられた物質、確かに甘いような香りがするものの、これといって「果実名」や「花の名前」が思い浮かぶような代物ではなかった。そのため、私は「んー(何と表現すればよいのだろう)」って感じの反応を続けていた。すると、安楽先生は珍しくキレかけ「これはバナナだろう!」「これはパイナップルだ!」みたいに、断言なさった。
珍しく安楽先生がキレかけたってコトで、また、ちょっと釈然としなかったデキゴトだったため、私の中では妙に印象に残っているのでしたとさ。

なお、酢酸エチルってのは化学教育界?では「パイナップルの香り」であるともいわれる。厳密には「パイナップルの香り成分に含まれている」ってコトらしい。私は毎回思うのだが、酢酸エチルの臭いに一番近いのは駄菓子屋で売っているおもちゃのポリバルーンである希ガス。私が教えている生徒達も大体そういう反応をする。なにしろ、パイナップルの香りとは思えない希ガスる。

実験データ捏造しました(約20年前)

生物の授業で生徒に顕微鏡スケッチをやらせた。いや、スケッチして頂いた。
私自身も高校・大学と、顕微鏡でのスケッチを何度もやらせて頂いた。

大学時代「生物学実験」って授業があったのだが、水中の微生物のスケッチという実験(実験なのか?)があった。他には「物理学・化学・地学実験」もありました。理科のスケッチや美術のデッサンってのは、集中するとそれなりに面白いものではあるが、やる気を持たないとあまり面白いものでは無い。
私自身は、大学の授業についてはそれなりに真面目であったという自負がある。
大学時代、要領の良いヒトは先輩から譲り受けたレポートに貼ってある微生物のスケッチを見ながら、それをまたスケッチ(模写)していた。私は真面目に「万葉池」なる場所で生物の採集を行った。その池は水道水が湧き出ている、由緒正しき東京学芸大学内の名所(迷所)なのである。
顕微鏡で見えるような微生物は「ヘドロみたいな物体群」の近くに存在していることを、改めて認識した記憶がある。ワムシとかツリガネムシとかを初めて見て、その造形に感心した。静止画像よりも実物が動いているヤツの方が楽しいですね。特にツリガネムシの「口?の周りの毛」とか「バネみたいな脚みたいな部分」だとか。


話は変わり高校時代、「生物学実験」で印象に残っているデキゴトについて。

都立小石川高校1年次、生物と地学の授業があった。生物の実験のひとつに「植生の観察」という実験があったのだ。校庭の一角に実験のための区画(縦横1m)を設け、1年間に渡って植生の変化をチェックし、それを年度末にまとめるというヤツであった。
大体、その実験の設定自体に無理があるのだ。その都立高校の校庭は一応土なのだが、定時制も同居していた。そんなわけで「午後5時には部活を終えて校舎を出ろ」っていう「全日制高校」だったのだ。噂によるとその高校の組合系も強かったとか…。
で、校庭を使用する部活動は、サッカー・ラグビー・陸上・軟式野球・バレー…って感じで、とても人口密度が高い放課後の校庭だった。なお、私は合唱の「音楽研究会」に在籍していた。そして、音楽系の部活動として吹奏楽の「古典音楽研究会」、ジャズの「軽音楽研究会」、その他にもエレキバンド(表現古すぎ?)をやる「フォークソング研究会」もあったような…。どの部活動も名前と生業が一致しているとは思えない、今でも。合唱部での1年先輩だった指揮者のカタ、レベッカのコピーバンドにも所属していたなぁ。

で、ハナシは生物の授業へ戻る。真面目な高校1年生の私達、先生に言われるままに4月頃、校庭に植生調査の区画を設けるのだ。
しかし、その区画は運動部や体育の授業で踏まれまくってしまうのである。自分たちの設定した区画がどこに行っちゃったのか、ほんの数日で分からなくなったような記憶がある。
で、数ヶ月が経過する。
年度末も差し迫った頃、まじめな私は「作成していないレポート」の存在に気づく。そして、その時持てる植物学の知識を駆使し、校庭に見受けられる(見受けられた気がした)植物とその年間の流行廃りを後から予測した。
まあ、私は6年弱茨城で生活していたので、ある程度は植物の1年間の栄枯盛衰を知っているつもりであった。で、そのデータ(オオバコペンペングサなどを頑張らせていたような気が…)を班員に分け与えたのである。そのデータを用い、班員は各々レポートを作成した(ハズ)。

それだけなら大したコト無い。
そして年度の終わりの終わり、私は驚愕した。
クラスのほとんどすべての班のデータが、私達の班のデータと非常に似ていたから。
私の想像する小石川高校校庭における植生の遷移と、現実の植生の遷移が一致したわけではない。私の捏造したデータが子引き孫引きされたらしく、G組における植生調査では、ミョーに似通っているデータが並んでいたのですね。


つまるところ、私は思いっきり「実験データを偽造」したのである。そしてそれは流通した。

多分『Nature』や『Science』などに提出する論文でのデータ捏造は問題なのだろう。
私はここにデータ捏造を告白する。まあ、それらのレポート群がどこか公的?な機関へ提出されたわけではなく、高校の授業で生物を担当してくれた八重樫先生の前を流れて、私(達)の手元に戻ってきただけだろうけれども。

アジサイに思う

この数日で、だいぶアジサイの蕾がほころんできた。
アジサイは「長日植物」であるらしく、日が長くなると花を咲かせにかかる植物であるようだ。

最近、雨が多かった東京である。そんな中で彼らは日々コツコツと、短くなっていく夜を確認していたのだろう。「そろそろ蕾をつくらなきゃねぇ...」ってコトで一念発起し、このアジサイ開花の季節がやってきたのだ。

日本で見られるアジサイって植物は、毎年花を咲かせる。しかし花を咲かせても、なかなか種子はできない(多分)。ネット上では「他家受粉をさせると種子ができやすい」みたいな記述も見られるが、実際のトコロはどうなのだろうか。アジサイ(ガクアジサイじゃ無いヤツ)の雄しべとか雌しべって見たこと無い。また、仮に種子ができたとしても、それが採取されて別の場所に播かれて子孫を残すってコトはほとんど無いのだろう。更に、私が見たアジサイの周囲はアスファルトだったので、種をばら播いたとしてもそれが根付く可能性はかなり低い。
日本在住のアジサイにとっては、花を付けようが付けなかろうが、子孫を残すことにはほとんど繋がらない。そんなワケで、彼らが花を咲かせるコトってのは、無駄な努力というか、報われない作業であるのだろう、生物学的には。

しかし、現在東京の町中などでも見られるアジサイってのは、ある意味「選ばれし存在」とも言える。
彼らの祖先は、美しい花を咲かせることによって、ヒトに見初められた。そして、挿し木等で増殖させてもらい、場合によっては交配させてもらえたのだろう。そして今の彼らがあるのだ。こういったアジサイみたいな生物は、ヒトの存在が無ければこれほど都会でハビコることは無かったのだろう。そういった意味では「一時的な生物学的勝者」であるとも言えよう。


アジサイで思い出されるのは、青森県は津軽半島先端の竜飛崎である。大学1年のトキ、徒歩旅行のサークルで訪れたのだ。
『津軽海峡冬景色』の2番の歌詞にある「♪ごらんあれが竜飛岬、北のはずれと~」と歌われる岬だ。確か8月に訪れたのだが、その岬の灯台近くでは季節はずれ?のアジサイが咲いていた。その近くでは、ヒマワリとコスモスも一緒に咲いていたのだった。
妙に豪華な、そして寂しげな風景の岬だと思った。風が妙に強かった。そして、私達は有名な階段国道を下って宿に向かった。

今は、竜飛岬には風力発電の風車も立っているみたいである。とんだ徒花(アダバナ)が咲いたものである。

新しい高校地学の教科書

ブルーバックス『新しい高校地学の教科書』をだいぶ前に読んだ。面白かった。
読み物として良くできているし、大学受験へ向けての参考書としても上質である。最新の知見も盛り込まれており、バランスの取れた内容である。大学受験で地学が必要な高校生は、まずこの本を読破することから始めるのが良いのでは無かろうか。
約20年前、私はコツコツと『チャート式地学』で独学を行った。この本がその当時にあったなら良かったのに。こんな本で勉強できる、今の高校生は幸せだ。
そして、この本を読むと「地学」という分野が発展途上であるということも分かる。地学という学問に興味が湧くような書籍に仕上がっている。なにしろ、ベタ褒めするのである。受験生じゃなくてもオススメである。

それに対して『新しい高校化学の教科書』、地学に比べると面白くない。まだ読破していないのだが。面白くないから読破できていないという面もある。真面目な私は「読み始めたからには読破しよう」って考えている。
全体的に「独りよがりの文章」が多いように感じた。8名の共同執筆らしいが、確かに文章がモザイク状になっているような気もする。『地学』の方はそんな印象は持たないまま、一気に読破した。まあ『化学』は最後まで読んでいないので、最終的な感想ではない。しかし何しろ、現時点では『地学』の勝ちである。
まあ、受験生はこの本を読むのが良いのかも知れないが、受験生以外には勧められない気がする。

元々、化学は「暗記と計算力」がどうしても必要になる「受験科目」である。「化学を勉強するのが好き」かつ「理科を受験科目にしなければならない」ならば化学を選択すべきである。また、理系ってヤツに進学を希望するならば、絶対に勉強しておかなければならない科目であろう。
しかし、化学は勉強するには難儀な科目であることも確かである。ま、私は好きですけれど。

キシレンに思う

「オルト・メタ・パラ」ってコトバ、ご存じか?
知らない方は読み飛ばすか、これを機会にお勉強お願いします。

上記のコトバたちは、それぞれ o- m- p- って表記される。
xylene.gif
上の図は、左から o-キシレン m-キシレン p-キシレン であります。これを知らないことには、化学受験をしようとは考えない方が良いのでしょう。

で、o- m- p- は、それぞれ "ortho-" "meta-" "para-" って綴るのですね。

2006年6月17日現在の化学接頭辞・接尾辞一覧 - Wikipediaから引用します。

オルト(ortho)は'正規の'という意味のギリシア語に由来し、ベンゼン等の六員環の化合物において、1位と2位に置換基が結合していることを示すために用いる。

メタ(meta)はベンゼン等の六員環の化合物において、1位と3位に置換基が結合していることを示すために用いる。

パラ(para)は'反対の'という意味のギリシア語に由来し、ベンゼン等の六員環の化合物において、1位と4位に置換基が結合していることを示すために用いる。


ウィキペディアは「メタ」の説明を何故か避けている。

ネット上で他のサイトを見てみても、「オルト」と「パラ」は同じ様な説明がなされていることが多いし、多分その説明で良いのだと思う。オーソドックスorthodox とか、パラドックスparadox なんてコトバはニホンゴとしても使われていることだし。

私が気になるのは「メタ」の語源である。
こいつを「次の」とか「後の」って説明しているサイトを見かける。
「メタ(meta)」には小学館の『ランダムハウス英和大辞典第2版』を見る限り、「間の」って意味もあるようだ。化学で用いる「メタ」はこの「間の」を使っているのではないかの思うのだな。


ま、語源なんて調べ出すと切りがありませんから、とりあえずここまで。

芳香族有機化合物の meta の意味

昨日の続き。
前述の「meta」の語源は数年間謎のまま放置していたので、その語源について、もうちょっと調べてみた。

試しに、「ortho meta para meaning」でググッてみた。パソコンは便利である。
その筆頭にあげられたページ Ortho,meta,para. Text - Physics Forums Library に依れば、

meta is easy - coming from Greek meaning 'among' or in between (as in metastable), is the state in between ortho- and para-.
とのコトであった。私の類推?と同じである。

ただ、他のページには

The prefix“meta-”comes from the Greek meta,meaning“following or after”.
ってな記述もあったりして、これは旧来?の説と同じなのであった。

以上でぇす。

大体、何でこんなコトを調べだしたのかというと、高校2年の選択化学の授業で扱う範囲だったりするからなのであります。ま、長年放置してきた疑問が少なからず解決し、ちょっと賢くなった気分である。

環境危機をあおってはいけない

書いたつもりで書いてなかった話があったので記す。

職場に50歳超の、しかし下手すると(?)私には40歳前後くらいに見えるセンセがいる。
彼は杉並区立の小学校・中学校を卒業していて、今の自宅も職場も杉並区内である。

東京都には23の特別区があるが、基本的にそれぞれの区は保養所のようなものを持っているようだ。
私が卒業した小学校・中学校は豊島区立だったのだ。私たちの世代で豊島区立の学校に通ったヒトビトは、小学校の修学旅行は日光へ、中学校の修学旅行は京都・奈良へ行ったハズ。

千葉県の富山町というところに岩井海岸という場所がある。この地には、様々な区の臨海学校用施設が存在している。豊島区には「臨海学校」って行事は無いのだが、杉並区にはあったそうだ。

で、彼が小学生の頃だから、約40年前と云うことになるのだろう。

そのころ、日本は高度経済成長の真っ只中だった。小学生が岩井の浜で海水浴をするのは良いのだが、その当時の東京湾は相当に汚れていたそうだ。今で言う「オイルボール(廃油ボール)」なんかがゴロゴロしている中を、彼らは一生懸命泳いだのだそうだ。確か約2年前にこの話を聞いたのは、阿佐ヶ谷の飲み屋「天竜」である。彼は基本的に植木等と所ジョージと高田純次を足して5で割ったようなセンセイなので、話が若干大げさになっている可能性もある。
が、何しろ約40年前、海を上がった後には先生達がオイルボールで汚れた体をベンジンで拭いてくれたのだそうだ。確かにベンジン(一種の精製された石油)ならばタールも割と落とせるであろう。石鹸くらいではこびりついたタールは落ちないだろうし。

それを思えば、現在の東京湾は綺麗なものである。
世界中の海や川や空気、全体を平均してみれば、数十年前よりは明らかに綺麗になっているらしいですね。地球の環境は「すべての生物に対して完璧」であるとは言えないが、ヒトにとっては劇的に改善されつつあるらしいです。

『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』って本(早く図書館に返さなきゃ! まだ半分しか読んでないけど)を読んでいて、思い出したコトでした。

『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』を読破した。
杉並区中央図書館への返却日を1ヶ月近くオーバーしての返却だった。

この本をどうしても手元に置いておきたくなったので、一昨日購入してきたのだった。紀伊國屋書店の新宿南店なら在庫があるかと思い、行ってみたのだった。棚には出ていなかったが、在庫は存在した。私が購入したのは"2006年1月30日 第5刷"であった。
若干カバーとかが汚れていたのが気になったのだが、中身は汚れていなかったので購入を決意したのだった。別の店に、カバーが綺麗な在庫を漁りに行くという手もあったのだ。例えば紀伊國屋書店の新宿本店などへ。ただ、この本はあんまり売れる本でもないハズだ、定価が4500円もするし。そういう高価で回転の悪い書籍を購入する場合、書店によっては版が古いものしか置いてない場合もあるだろう。この本の第1刷には結構な数の誤字・誤植が存在することが分かっていたので、ちょっとカバーが汚れた第5刷を購入した。

以下がその書籍関係のリンク。

文藝春秋|書籍ショールーム|環境危機をあおってはいけない ←出版社のページ
『環境危機をあおってはいけない』サポートページ ←翻訳者によるもの
Amazon.co.jp: 環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態 ← Amazon での書評など

私が特に面白かったと思う、そして、この本を読みたくなるであろう部分を何点か紹介しましょう。

lomborg.jpg

上の図は、標準的現代人における、「食べ物からの農薬摂取量(45μg/日 つまり99.6%)と水からの農薬摂取量(0.2μg/日 つまり0.4%)」だそうだ。
結構世の中の「環境保護派」は農薬を悪者として捉えている場合が多い気がする。そして、その農薬が飲み水を汚染することも嫌悪していたりする。しかし、上のグラフを見ると分かるように、私達が口にする農薬の99.6%は、野菜などに付着しているものなのだそうだ。私にとって、このグラフは驚きであった。

「じゃあ、野菜の生産に際して、農薬の使用を止めてしまえ」という主張が起こるかも知れないが、それを実際に行った場合、野菜類の生産コストが増大し、現代人が野菜を口にする機会が減少すると述べている。

何カ所か引用する。

ヒトを使った研究からはきわめて限られた情報しか得られていない。発ガン性農薬についての評価の圧倒的大部分は、実験室での動物実験に基づいている。でも各種研究によれば、1日3杯のコーヒーあるいは1日1グラムのバジルは、現在の摂取レベルで見れば、もっとも毒性の強い農薬より60倍以上リスクが高い。

低価格で農薬使用を減らせるなら、減らすのは賢明だろう。でももっと大量の農薬使用量削減は、社会にとってすさまじいコストをもたらす。

農薬は収穫高を増やしてくれるので、果物や野菜を安く作れるようにしてくれる。

世界ガン研究基金の研究が強く主張しているのは、ガンの頻度を減らしたければ、果物や野菜の摂取量を増やすことが絶対に不可欠だ、ということだ。

なお、この本の中では、水道水中の農薬よりも、農作物に残留している農薬よりも、コーヒーよりもバジルよりも、DHMO(ググリンク)よりも遙かに危ない物質について記してあった。それは、アルコールであり、タバコであるとのこと。

この本全体で著者が最も主張しているのは、「きちんと物事の重要性に順位をつけようよ」というコトである。
この書籍の冒頭の一節を引用する。

ぼくたちは環境団体やビジネスロビイストやメディアだけに、真実や優先順位の提案を任せておくべきじゃない、ということだ。むしろぼくたちは、環境論争において慎重な民主的チェックをがんばって追求すべきなのだ。そしてそのためには、世界の本当の状態を知るべきだ - ぼくたちの世界の本質的な部分について、最重要の事実や関係についての知識を持つべきだ。

この本は図書館から借りて読破したにもかかわらず、4500円もするにもかかわらず、どうしても欲しくなった本なのである。環境問題に興味がある方は、とりあえず図書館にて手に取ることをお勧めする。

この本を読めば、喫煙者や大酒飲みが「BSE 混じりのアメリカ牛」を心配するコトのアホらしさに、改めて気づくだろう。私は「アメリカ合衆国在住の、日本で小銭稼ぎを目論むブッシュ氏」を応援するわけではないし、意図的にアメリカ産牛を食べるつもりでも無いけれど。

Pluto(冥王星)について

大学では地学を専攻した私である。冥王星絡みの話を記さないワケにはいかないだろう。

「太陽系の惑星を12個と"定義"する可能性あり」というニュースを最初聞いた時、全然ピンと来なかった。冥王星の衛星とされていた「カロン」と、思いっきり小惑星帯に存在していた「セレス」、その2つの天体が「惑星」となるというのは、かなり無理があるように感じた。また、太陽系で冥王星よりも巨大な天体が発見されたというニュースも聞いたことがあった。その「冥王星よりも大きな天体も見つかっているんだよね~」って事実は、今年も中学2年生に天文分野を教える際に伝えていた。


私自身は太陽系の惑星の並び順を「水金地火木土天海冥」として覚えた。冥王星の公転周期が248年ということも多分同時期に知った。自分がほんの数年しか生きていないコトと、ヒトの寿命約80年を把握しつつあったその頃、248年というとんでもなく長大な時間が存在することに驚きを感じた。
後に、「水金地火木土天"冥海"になったよ」って話を聞いた時、かなりの違和感を覚えたことも鮮烈に記憶に残っている。改めて調べてみたら、冥王星の方が海王星より太陽に近かったのは、1979年から1999年の話なのだそうだ。私が小学校3年の頃に、海王星と冥王星の守備位置変更が行われたわけだ。


ここ数年、冥王星と同じ様な由来の天体が続々と発見されていることは知っていたが、冥王星が「惑星」という地位を剥奪されることになるとは予想していなかった。何となく、冥王星の大きさを超えたカイパーベルト天体(ウィキペディアへのリンク:以後ウィキリン)は、全て「惑星」という扱いになっていくのだと思っていた。

冥王星は英語で Pluto であり、ギリシャ神話界にいらっしゃる「冥界の王」という意味があるコト、いつの間にやら知っていた。また、超ウラン元素の代表であるプルトニウム plutonium も同じ語源なのだろうと気づいた。
私が数年前まで知らなかった言葉に「冥王代」というものがある。地球における地質時代(ウィキリン)の区分の1つであり、岩石が残っていない時代(地球が誕生してからの数億年間)を指す言葉だそうだ。

今回、冥王星が「矮惑星 dwarf planet」というグループに入ることになったらしい。今日知ったのだが、「矮星」は dwarf star の訳語なのだそうだ。私はドワーフと聞くと、昔の RPG の雑魚キャラを思い出す。専門用語の和訳というのは難しそうなものであると思う。

冥王星はヒトに発見されてから数十年を経て、その名の通り「惑星界」でもなく「星くず界」でもない「冥界」に入っちまったというコトになるのだろう。


今は夏休みなのだが、職場に行くと生徒に会う。
冥王星が惑星でなくなったというニュースが報道された後、数人の中学生から「先生、冥王星がぁ…」という話題を振られた。何となく嬉しいものであった。
なお、職員室でもちょっとした解説を求められたので、私が知る限りのことを話しましたとさ。

天秤のないてんびん

ずーっと前から「おかしいなぁ」って思っているコトを。

電子天秤(てんびん)というものがある。
denshi.jpg
私の職場にあるのは、島津製作所の製品である。

「電子」は厳密に言うと「エレクトロン」のことであるが、この場合の電子は「電気で動く」という意味なのだろう。
で、電気的な部分が存在しない天秤と言えば、昔懐かしい「上皿天秤」である。
uwazara.jpg

「天秤」とは何か。
ドクターマウス、ってかその中に収録されている『岩波 国語辞典 第六版』によれば、

てんびん【天秤】
1 秤(はかり)の一種。中央を支えた梃子(てこ)の両端に皿をつるし、一方に測る物を、他方に分銅(ふんどう)を載せ、梃子が水平になるかどうかを見て重さを決める。「―にかける」(二つのうちからどちらかを選ばなければならない時、優劣・損得を比べてみる)
2 「天秤棒」の略。
ぼう【―棒】両端に荷物をかけ、肩にになうための棒。
ってコトなので、「上皿天秤」は間違いなく天秤である。

それに対して「電子天秤」。これはどう見ても天秤ではない。天秤棒が無いではないか! しかし、理科(?)の世界では「天秤」というと「質量を計測する機器」という意味になってしまうようなのだ。


って、ここまで書いてみて、よくよく調べてみた。

天秤は英語で"balance"であると。そういえばそうだった気がする。

で、MicrosoftBookshelf でそいつを調べると、以下のようになる。厳密には、使用している辞書は"New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd."ってコトらしい。"balance"の1つめの意味として「はかり」が書いてあったッス。

balance 【名】

1 【C】 天秤(てんびん), はかり (解説 はかりさお (beam) の両端に皿 (scale) をつるし, 一方に分銅 (weight), 一方に物体をのせて中央を支点にして重さを測る計器だが, 現在では広く「はかり」の意で用いられる)
a pair of balances 天秤一台.

ってコトは、「天秤」における「名前と姿のアンバランス(不一致)」ってのは、もともとは英語から来ているのでしょう。「はかり」は「バランス」であり、「てんびん」でもあるわけですねぇ。

なお、「不一致」の英訳は、"New College Japanese-English Dictionary, 4th edition (C) Kenkyusha Ltd."によれば、

ふいっち【不一致】
《形式》 disagreement; 《形式》 inconsistency (矛盾)
ってコトになるそうです。

私はかなり「でんじろう先生」(画像ググリンク)のファンである。


昨日、日本テレビの『世界一受けたい授業』ってヤツにチャンネルが合ったら、彼が出ていた。
その中で、「濡れない水」みたいなのを扱って授業をしていた。

そいつは消火剤として売られている液体らしい。住友3Mが販売しているノベック1230という製品だそうだ。

そのページを見る限り、とっても優れものの製品に見える。温暖化への影響も二酸化炭素並みであり、分解するまでに数日間であり、従ってオゾン層への影響も少ない… らしい。
3Mってのは、めちゃめちゃ化学に関する技術力がありそうだから、うまいこと各種測定(温暖化への影響を測定する試験など)の盲点をつきながら、その分子(フッ素化されたケトンの一種)を設計したんじゃなかろうか。
本当に大気中で数日間で分解してしまう有機化合物ならば、それはかなり凄いのだが、分解産物の安全性とかはどうなってるのか疑問に思った。分解前の製品ノベック1230が安全なのは確かだとして、分解途上のフッ素化合物の人体等に対する安全性なんかは測定しないんじゃないかと思ったのだが、本当のところはどうなのだろう。また、消火に際して発生するフッ素化合物も、結構毒性が高いんじゃないだろうか? よく分からない。

で、先ほど「ハロン ノベック」でググッてみたら、以下のブログを発見した。なお、ハロンってのは臭素を含んだ有機化合物で、やはり消火剤として以前から用いられているガスである。
「へタレ生活日誌:【サプライズw】ノベック1230」

それを見て、以前にもこの物質がテレビで紹介されていたことを知った。
でんじろう先生が行っていたのも、上のブログに書いてあるのとだいたい同じ実験だった。昨日、彼は半紙に墨で「科楽(←かがくって読むんだそうだ)」と文字を書き、その書きたての半紙をノベック1230って液体に突っ込んでた。

ノベックに半紙を突っ込んだ後、ノベックは揮発してしまったのだが、墨汁はまだ乾いていなかった。ノベックが揮発することは別に不思議ではないが、墨が全然乾いていなかったという現象が面白かった。


昨日の番組で「謎の生物」という触れ込みで出現した黒っぽい物体。それが「磁性体入りのスライム」だってコト、私は一瞬で分かった。でも、磁性体の選択とスライムの配合には、それなりのコツがあるのだろう。
で、「磁性体 スライム」でググッてみたところ、この商品(?)は20世紀末に世の中に発表されていたコトを知る。「マグドロン」ってページは1999年に作成されたらしい。

でんじろう先生って人は、都立高校の先生をしていた(らしい)トキから、テレビで見たことがあった。NHKのドキュメンタリーかなんかだったような気がする。もう10年以上前なのだろう。
ペーパーテストが得意でない生徒が集まってくる都立高校で教鞭を執っていた。なお、鞭なんかは持っていませんでした。
私が見ると、とっても興味深い理科(確か物理)の授業を展開しているのだが、その都立高校の生徒はあんまり反応していなかった。先生がかわいそうだった。それでもでんじろう先生は、生徒を喜ばせるべく、次々に新しいネタを作っていったようだ。(彼の経歴についてはウィキペディアにも書いてありました。)

世の中には、でんじろう先生が行う「科学ショー」を「単なる見せ物だ」と批判している方もいらっしゃる。まあ確かに、過去には単なる「ショー」でしかない番組もあった。「まめまめ星人」とかね。
しかし、昨日の『世界一受けたい授業』は、科学的な説明もされていたから、とっても良かったと思うのでした。

閏秒・閏時? (うるう秒・うるう時?)

今朝の日経新聞読んでたら、めちゃめちゃ気になる記事を発見した。
で、先ほど Googleニュース で確認してみたら、該当の記事は1件しか見つからなかった。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060907AT3S0600Z06092006.html より

「うるう秒」廃止し「うるう時間」変更案が浮上

 地球の自転が24時間よりわずかに長いことから生じる時刻のズレを修正する「うるう秒」を廃止し「うるう時間」に変更する可能性が高まっている。国際電気通信連合(ITU)の作業部会で2007年9月にも合意し、正式決定を目指す。実施時期は10年以降になる見通しだ。

 世界の標準時間は精度の高い「原子時計」で決めているが、地球の自転は24時間よりわずかに長くなっているため差が生じてしまう。そこで「うるう秒」として標準時間に1秒を加えて調整することがある。06年1月1日にも午前9時前に「午前8時59分60秒」という時間を加え、7年ぶりに時計を1秒間遅らせる調整をした。1972年に「うるう秒」を設けて以来、これまで23回の調整をしている。 (07:00)

で、関連する記述は無いかとググってみたら、以下の記事を発見した。
「へスラー軌道」内の2005年7月31日の記事 「米国が閏秒廃止に向けて暗躍」

「閏秒(ウィキリン)」はここ30年のうちに20回程度挿入されているから、閏秒を1時間分(60×60=3600秒)集めるには、数千年という時間が必要なわけだ。地球がゆっくり回ることによって、日の出の時刻がじわじわ遅くなっていくよりは、律儀に閏秒を挿入していく方が良いと思う。明石市においては、太陽の南中とタモリさんの出現は正午ちょうどであるべきな気がする。特に根拠はないケド。


まあ、「協定世界時」をウィキペディアで見てみると、「国際度量衡局」というトコロが時刻の管理をしているようである。新聞記事にあった「国際電気通信連合」は関係無い団体なのだろう。だから、時報の時間はこれまで通り「うるう秒」が挿入され続けるんじゃないかな?

つまり、「世界時」「国際原子時」「協定世界時」「(パソコン等の)シリアル時間」等の様々な時間に加えて、「ITU 時間」が策定されるってコトに落ち着くんじゃないかと思う私である。
「ゾウの時間、ネズミの時間」ならぬ、「太陽の時間、原子の時間、時計の時間、電脳の時間、電気通信の時間」ってコトだ。

水星の日面通過

水星の日面通過(ウィキリン)は面白い出来事だ。
前回、私はサングラス付き望遠鏡で観察したのだ、希望した生徒達と一緒に。
黒点とは違う質感の、黒い点が見えた。

前回の2003年5月7日より、今回の2006年11月9日の方が、マスゴミでの扱いが派手だった気がする。気のせいだろうか。

うがいの水って、飲んじゃダメ?

私は基本的に「うがい後の水を飲んでしまう」のである。あんまり大っぴらにはやらないけど。って白状してみる。ちなみに、うがいは「単なる水道水」が基本です。間違っても「うがい薬」とか「リステリン」みたいなヤツではやりません。

この間も、その姿を生徒に見られた。ほとんどの場合、生徒はビビる。

時間的余裕があると「どうせ、胃酸で細菌は殺されるのです」ってコトを説明する。
また、一言「リサイクル。」って言う場合もある。
どっちにしろ、更に生徒は退いてしまうようだ。

私のこの習慣が、生徒やこのページをご覧の皆様の「価値観破壊」や「合理的判断」に繋がれば幸いである。

ヒト由来のウイルス

ふと気づいたのだ。
「(鳥)インフルエンザ」がヒトに悪影響を及ぼすなら、「ヒトと長年共存してたウイルス」が、ヒト以外の生物に悪影響を及ぼし続けているはずだ。過去何十万年間か知らないけど。

ヒトの物理的活動(例えば、森林の開発)に比較すれば大したことはないのかも知れないとも思う。でも、もしかすると、人類の増殖が特定のウイルスの拡散と、特定の生物の除去に寄与したこともあり得るかな... って。
そして、それは定量不可能なのだろう。

何しろヒトは、地球にとって特殊な存在である。

7年前の『あるある大事典』

今日の昼間、ふと思い出した。
「ずっと昔に、『緑茶でビタミンC』ってのは胡散臭いコトに気づき、そのことをMLに流したなぁ」って。

で、その時の文面を発掘したので披露します。図らずも、今話題?の『あるある大事典』にツッコミを入れていたことを知りました。

Date: Wed, 17 May 2000 23:05:45 +0900
Subject: [SHIMPO 00386] 途中経過

---途中省略---

かーなり笑ったのが
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/aruocha/ocha4.htm

> 茶葉成分
> ---------------------------------------------------------------------
>   日本茶は他のお茶と比べて圧倒的に有効成分が豊富である。
>  ビタミンCの含有量はウーロン茶の約30倍。

緑茶はビタミンCを250mg含むのだそうだ。
ただし100g(!)当たり。

そんな物質など、「無い」に等しいと思うのは私だけだろうか?


(えせ)科学を過信してはいけない。

チナミにそのML、今は廃業(?)してしまってます。大学時代のサークルのヤツでした。

私は「栄養士」って存在、かなり怪しいと思ってます。就業したくない。
食事の材料をとっかえひっかえしては、「各種栄養素について、誰かが決めた望ましい数値に近づける」だけしかしてない気がするから。
ま、確かに病院や学校ではそういった作業も必要なのでしょう。しかし、絶対に栄養士だけでは健康は得られない。調理するヒトの愛情や信念や技術が「おいしい食事」には必須だと思う。職場の食堂などを見ていて、強く思うのです。責任者のオジさん(多分、日京クリエイトの社員)の気合いあっての「おいしい学食」なのだろうって。

時々新聞なんかに「緑茶=ビタミンC」みたいな記述を見たりするが、「思考停止」が甚だしいと思うッス。
原稿を書いた栄養士も、それを載せちゃう新聞社も、私より科学的でない、なさすぎると思う。

「納豆=痩せる」と五十歩百歩だ。

問う

アナタは「占い」を信じたことがありますか。

それは「血液型占い」でしょうか。やっぱり「星占い」ですか。
もしや「動物占い」でしょうか。
はたまた「手相」?

「オーラの泉」を馬鹿にするのは簡単ですが、「オーラの泉」を信じるヒトを啓蒙するのが、「教育」の務めなのではないでしょうか?

「水からの伝言」
私は読みたいとも思いませんでしたが、読んじゃった方も多々いらっしゃるようで。


「理数離れ」というよりは、「科学離れ」が相当根深いと思う昨今です。
もっと頑張らねばなりません、恐らく。

地球に(多少なりとも)優しく

修学旅行の引率で訪れたパリのホテルでは、洗面台に以下のようなメッセージが置いてあった。
eng_400.jpg

裏面はフランス語でした。読めません。
fre_400.jpg

フランス語は読めないが、英語は読めるのは、8年間の英語学習の成果なのだろう。

2年前に同じホテルを利用した際には、このような表示はなかった。
ホテルと私の意志に従い、使ったタオルだけバスタブに放り込むようにした。

Le Système International d'Unités

私が小学生の時、算数の授業で教わったことに「10デシリットルは1リットル」ってヤツがある。
数式?で記すなら" 10dL = 1L "ってコトになる。

で、小学校以来「デシリットル」なんて、使ったこと無いですね、ほとんど。厳密に言えば、医学関係では 100mL を基準とすることもあるようだ。血糖値とか、尿酸値とか。

そして、時代は下る。
飲酒するようになってから気づいた。ワインやウイスキーに" cl "あるいは" cL "って文字列があることを。さらに何本だか、何十本だかの空き瓶を見るうちに、「そいつら」が「センチリットル」を表していることに気づいた。何故かちょっと感動した。

パリでそのことを思い出した。また、新しいデジカメの「接写機能」を試したかったので、以下の画像を撮影してみた。
vin_cl.JPG

思えば、日本産のワインとかで「内容量" 750mL "」とか書いてあっても、厳密には 749mL 以下のこともあろうし、逆に 751mL 以上のこともあろう。そういった「数字の厳密さ(有効数字)」という意味においては、" 750mL "と記すよりも" 75cl "と記す方が、誠意があると言える気がする。それは「745mL 以上 かつ 755mL 未満」を意味するのだろうから。

"矮惑星"で何がいけない?

冥王星が「惑星から降格」ってニュースが流れた際、私もいろいろ?考えた。(参照)

で、数日前に「"冥王星"はニホンゴでは"準惑星"にしよう」ってコトになりつつあると聞いた。くだらねぇ。

矮星:dwarf star
   白色矮星 white dwarf stars 褐色矮星 brown dwarfs など
準星:quasi-stellar object(クエーサー)
なんで、冥王星を準惑星なんて変な名前にするんだろう。"dwarf planet"は"矮惑星"で良いじゃん。

って思っていたら、やっぱり同じ事を考える人は多いようで、2ちゃんねるで既に議論?されてたッス。
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1174464670/l100

私も"矮惑星"→"準惑星"って作業に、「言葉狩り」の雰囲気を感じたのだ。下らないコトしやがる。用語に「ねじれ」が生じることに気付かないのか?


下の文は
世相: 海外の日本食優良店
内にある締めのコトバだが、すごく名文だと思う。

けったいな男の思いつきで集められた有識者という名の愚かな人たちが、税金と時間を無駄に使って、益のないことをやるほど馬鹿らしいことはない。

上記ブログのエントリーは天文学とは全然関係なく、"アベシンゾー配下の愚衆"を馬鹿にしている文章ですね。
「世相 http://dogmarion.cocolog-nifty.com/seso/」ってブログは面白いので、いつからか読んでます。


で、先ほど、以下のメールを送ってみたッス。

Date: Sat, 24 Mar 2007 15:37:32 +0900
To: info@scj.go.jp
Subject: 太陽系天体の名称等に関する検討小委員会 御中

太陽系天体の名称等に関する検討小委員会 御中


文化女子大学附属杉並中・高等学校の小川正樹と申します。

新聞等の報道で知ったのですが、
"dwarf planet"を"準惑星"と表記することを進めつつあると聞きました。

"dwarf star"の訳語は"矮星"で定着していますし、
"dwarf planet"は"矮惑星"とするのが妥当と思われます。
また、日本語の"準星"には"クエーサー"の意味があります。
訳語のねじれを推進するというのはいかがなものでしょうか。

また、2ちゃんねるの
【宇宙】冥王星は「準惑星」=新分類の日本語表記を決定-日本学術会議小委員会
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1174464670/l100
などもご覧いただくと良いと思われます。


再考よろしくお願いいたします。

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小川正樹
OGAWA Masaki

反応があったら面白い。

反応があった

なんと、「国立天文台 台長」 から、お返事を頂きました。ただし「なりすまし」で無いならば。
その返信には、部分的に納得できないところもありました。しかし、お返事を頂けたコト自体が嬉しかったりします。

で、「台長」さんが私に最も伝えたいのは、以下のコトらしいです。
勝手に披露します。

今回の新聞記事にはあまり強くは触れられていませんでしたが、私たちはdwarf planetの名称よりもむしろ、太陽系の遠方に多数見つかっている「太陽系外縁天体」(冥王星はその原型とされる)の概念と名称のほうが重要と考えています。決定された報告ではそのことは明記されており、4月に公式決定されますと日本学術会議のHPなどで前文が見られるようになりますので、是非ご覧ください。

だそうです。

参考語句
Trans-Neptunian Objects (TNO) ←直訳は「海王星以遠天体」、でも「太陽系外縁天体(?)」
Edgeworth-Kuiper Belt Object (TKBO) ←「エッジワース・カイパーベルト天体」

第1節 国語
第1款 目標
 国語を適切に表現し的確に理解する能力を育成し,伝え合う力を高めるとともに,思考力を伸ばし心情を豊かにし,言語感覚を磨き,言語文化に対する関心を深め,国語を尊重してその向上を図る態度を育てる。

第2節 地理歴史
第1款 目標
 我が国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め,国際社会に主体的に生きる民主的,平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。

第3節 公民
第1款 目標
 広い視野に立って,現代の社会について主体的に考察させ,理解を深めさせるとともに,人間としての在り方生き方についての自覚を育て,民主的,平和的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養う。

第4節 数学
第1款 目標
 数学における基本的な概念や原理・法則の理解を深め,事象を数学的に考察し処理する能力を高め,数学的活動を通して創造性の基礎を培うとともに,数学的な見方や考え方のよさを認識し,それらを積極的に活用する態度を育てる。

第5節 理科
第1款 目標
 自然に対する関心や探究心を高め,観察,実験などを行い,科学的に探究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め,科学的な自然観を育成する。

第6節 保健体育
第1款 目標
 心と体を一体としてとらえ,健康・安全や運動についての理解と運動の合理的な実践を通して,生涯にわたって計画的に運動に親しむ資質や能力を育てるとともに,健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り,明るく豊かで活力ある生活を営む態度を育てる。

第7節 芸術
第1款 目標
 芸術の幅広い活動を通して,生涯にわたり芸術を愛好する心情を育てるとともに,感性を高め,芸術の諸能力を伸ばし,豊かな情操を養う。

第8節 外国語
第1款 目標
 外国語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,情報や相手の意向などを理解したり自分の考えなどを表現したりする実践的コミュニケーション能力を養う。

第9節 家庭
第1款 目標
 人間の健全な発達と生活の営みを総合的にとらえ,家族・家庭の意義,家族・家庭と社会とのかかわりについて理解させるとともに,生活に必要な知識と技術を習得させ,男女が協力して家庭や地域の生活を創造する能力と実践的な態度を育てる。

第10節 情報
第1款 目標
 情報及び情報技術を活用するための知識と技能の習得を通して,情報に関する科学的な見方や考え方を養うとともに,社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を理解させ,情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てる。


第4款 総合的な学習の時間

2 総合的な学習の時間においては,次のようなねらいをもって指導を行うものとする。
(1) 自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。
(2) 学び方やものの考え方を身に付け,問題の解決や探究活動に主体的,創造的に取り組む態度を育て,自己の在り方生き方を考えることができるようにすること。
(3) 各教科・科目及び特別活動で身に付けた知識や技能等を相互に関連付け,学習や生活において生かし,それらが総合的に働くようにすること。

私は、「地理歴史」「公民」「理科」「保健体育」「芸術」の5教科の目標は納得できます。
他の教科の目標は、あんまりピンと来ない。

なお、この「目標群」は高等学校学習指導要領からの引用です。

「総合的な学習の時間」の目標なんか、その「時間」の「存在意義」が感じられません。
熱意を持った先生が授業を行うならば、「旧態依然とした教科学習」を行うだけでも、その「ねらい」は自ずと醸成されていくと思うのですね。生徒と教師の間で。

昨今、大学では「リベラルアーツ」の重要性が叫ばれつつあるみたいです。高校も同じだと思います。

そして、私の真の矛先は「情報科」なのであります。
(続く)

普通教科「情報」不要論

先日「東京都高等学校情報教育研究会」「平成18(2006)年度研究大会」に参加してきた。

その基調講演では鈴木寛なる人物が、情報科全般について語った。
彼の喋ったことの一部は、「私の解釈」によると以下の通り。

教育が育む「生きる力」というのは、時代とともに変遷している。
高度経済成長下では、「生きる力」=「暗記力と反復力」だった。
しかし、高度情報化社会においては「判断力とコミュニケーション力」が必要となっている。私達はその育成に力を注ぐべきであろう。
判断力とは「情報編集力」とも言える。普通教科「情報」は、この「情報編集力」の育成を目指したら良いだろう。

この話を聞くコトにより、何となく「ぼーっ」と考えていたことが、さらに明確になりました。

それは、「情報科」の意義は最初から存在していないのでは、ってコト。
もしかすると、前述の教科における「目標」そのものに、既に表出していたのかも知れません。
「学習指導要領」ってヤツは、かなり高級な頭脳を持った方々によって作成されているはずです。にもかかわらず「情報科」に於いては、あのような「ぼやけた」目標しか策定できていません。結果的に、情報科を担当する先生は非常に苦労を重ねてしまったワケです。


スズキカン氏の仰るように、生徒に「情報」を「編集」する「力」を付けさせようと思ったら、「基礎的な知識」が必要になるはずです。

昨今流行の「あるあるの捏造」に引っかかった輩ってのは、自然科学をきちんと勉強しなかったヒトたちなのでしょう。きちんと自然科学を勉強してこなかったから、自然科学的な知識や、実験の基本的な進め方、実験結果を解釈する能力に欠けていた。
また「グラフリテラシー(ググリンク)」なる能力は、小学校の算数で、きちんと手書きの棒グラフや折れ線グラフを作成する授業を受けてくれば、自ずと身に付いているはずだと思うのです。別に情報科で教えるべき内容とも思えない。ただ、私が情報科の授業を行うなら、参考にさせて頂きます(笑)。
また「メディアリテラシー」なる能力。これは、個性と情熱あふれる先生による、旧態依然とした国語算数理科社会の教科教育を受けることにより、徐々に身に付いていくものだと思うのです。「あの先生はあんなコト言ってるけど、この先生はまたちがうこと言ってる。変だなぁ…」って。そして社会科を勉強し、本や新聞を読んでいけば、自ずとその人なりの「思想・価値観・判断基準」は形成されていくと思えます。
情報科の教員が「メディアリテラシー」の全てを生徒に伝えようなんて考えちゃダメだと思うのです。おこがましいコトこの上ない。

なにしろ、ヒトの能力というのは、あくまで「内発的」にしか開発されないと思うのですね。

なお、ウィキペディアの「メディアリテラシー」には、面白い文章がありました。一部引用。

物心ついたころからテレビがどこかにあった世代(団塊の世代後期~)においては、テレビや新聞は絶対であり、テレビや新聞など大手の情報源以外の情報は取るに足らないとする風潮が強く、メディア・リテラシー教育の必要性は子供だけにあるものではない時代と言える。読売新聞(2006年10月20日)によれば、新聞を「大いに信頼できる」、「だいたい信頼できる」と答えたのは、50歳代で最も高い92%、20歳代で最も低い83%という結果であり、高齢層のメディアリテラシー教育の必要性を示唆する結果となった。


しかしまあ、また私が情報科の授業を受け持つコトがあれば、それなりには頑張るつもりであることも事実です。様々な先生方の実践報告は参考になりました。ありがとうございました。

しかししかし、謎の教科「情報」よりも、目標が明確であり自分が好きな「理科」を生徒に教える方が楽しいのも確か。

diploma_s.gif
苦節8年、やっと卒業となりました。

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t35-1.pdf

カイパーとカウパー、どちらもマニアックな語である。
何しろ、惑星は8個になった。

アフターダーク 三日月 朝 西

題名の語句でググり、ヤフってみた。
私の意図した文章は引っかからなかった。なので、記す。

村上春樹の『アフターダーク』って作品を、先ほど読み終えた。
彼の作品のほとんどは読んでいるはずだが、それらと比較してもかなり不思議な作品であった。

文庫本(第3刷)の291ページから引用。

新しい太陽が、新しい光を街に注いでいる。高層ビルのガラスがまぶしく輝いている。空には雲はない。今のところひとかけらの雲も見あたらない。地平線に沿ってスモッグの霞がたなびいているのが見えるだけだ。三日月は白い沈黙の岩塊となり、遠く失われたメッセージとなって、西の空に浮かんでいる。

正真正銘の「三日月」が西の空に見えるのは夕方である。
譲って「新月間近の細い月」だとしても、そいつが見えるのは明け方の東の空だ。

何かの隠喩なのだろうか?


私が良く読む「極東ブログ」にも、この作品の書評があった。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/03/post_605b.html
私は「ある愛の詩」って映画も小説も見たことは無い。

で、その書評を読み『ライ麦畑でつかまえて』を思い出した。
主人公ホールデン・コールフィールドは、有名な詩(私は全然知らないが)を勘違いし、"The Catcher in the Rye"になりたいと言う。

「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」を『ノルウェー産の家具』ではなく、『ノルウェイの森』のままにした村上春樹だ。
「細い月」は深夜には出ないし、早朝の西の空にも出ない。
彼はそのことを知っているだろうという気がする。彼の文章が何を比喩しているのか、私には全然分からない。

以上です。

燃え上がり、立ち消えた物欲

世の中には、楽しいソフトがある。
Mitaka
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/

概要
Mitaka は、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、天文学の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェアです。地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができます。

国立天文台の公式サイトは何度か訪れたことがあったが、このソフトがあることは知らなかった。
このソフトの存在を知ったのは、NHK学校放送の「理科総合(2006年版)」を三鷹ら(見たから)だった。ビデオを見た際、縣(あがた)センセイのご尊顔、初めて拝見することができた。人の良さそうなオジサンだった。以前に日記を作成した際、「変わった名字だな」ってコトで記憶に残っていたお方である。

で、2週間ほど前だったろうか、そのソフトをダウンロードしてみたのだ。職場のパソコンと、家のパソコンに。
どちらのパソコンも「推奨スペック」に達していないが、一応動いている。

で、「理科総合」のビデオの中では、縣センセイがプレステの「ワイヤレスコントローラー」を用いて、Mitaka を操っていた。その際は、プレステのコントローラーを「特別に設定して使用」ているのだろうと、勝手に予想していた。私と一緒に理科総合を担当している20代半ばのNセンセもゲーマーだそうで、予習としてビデオを見た際、プレステのコントローラーが使われていることに気づいたそうだ。なお、彼も私と同じくエースコンバットが好きらしいコトも判明した。

本日、改めて Mitaka のマニュアルを読んでいて、ビックリした。

2.1 ゲーム機用コントローラ(パッド)での操作について
Mitaka では、ゲーム機用コントローラを使用しての操作もできます。現在のバージョンで標準で対応しているのは、以下の組み合わせです。
-------------------------------------------
コントローラSony 製Play Station 用DualShock
USB 変換器ELECOM 製JC-PS201USV
-------------------------------------------

突如として燃え上がる、物欲の炎。

ここ数年、パソコンの周辺機器売り場を訪れたトキ、「プレステのコントローラー変換コネクタ」を買おうかどうしようか、迷っては止めていたのだ。大体、パソコンではアクションゲームをすることはほとんど無いし。最近真面目にやったパソコンのアクションゲームっていうと"DOOM II"だろうか? インターネットが流行する遙か昔、10年ほど前のことだ。

そして、仕事をしつつ、あるいは教室や理科室付近のメンテナンスをしつつ、考えた。

別に、パソコンのキーボードで操作すれば良いんだよなぁ…

徐々に物欲の炎は消えていった。私も大人になったものだ。

「一家に1枚」らしい...

先日、「宇宙図」が届いた。
http://www.nao.ac.jp/study/uchuzu/
存在は知っていたのです。「うちの学校には来ないのかなぁ...」って思っていたのだった。

本日、しみじみ端から端まで読んでみた(試験問題作れよ...)。良くできている印刷物です、ホントに。「しずく形」という概念は初耳(?)でした。

で、その印刷物を見ていて思い出したのが、「ゲノムマップ」であり「一家に1枚周期表」でした。
で、検索して知りました。出所は同じらしいことに。それは以下のサイト。

科学技術週間

ここには過去の「一家に1枚シリーズ」の pdf が存在しています。理科室に掲示してある上記3枚のポスターが破損してしまっても、職場の大判プリンタ(B0オーバー対応:エプソンのPX-9000)で印刷できるワケです。何となく安心。
コンピュータサイエンス分野の知識は少ないが、「宇宙図」についてだったら、生徒に何か質問されても一通り答えることができそうな気がする。

planets_space.jpg
廊下の掲示板に貼り付けてある「ニュートンのカレンダー」と「宇宙図」

ミランコビッチ・サイクル

本年度は「理科総合B」って科目も3クラスほど担当している。
一緒に担当しているのは、私よりも若い生物の先生である。コキ使えて楽である。

って、別にヒトを「アゴで使っている」ワケではありません。ただ、年上の先生と接するときよりは、多少「大ざっぱ」な応対となってしまいます。
「理科総合B」では、1学期の授業案は私が作成し、2学期以降はその先生にお願いすることにしてある。ごく簡単に言うと1学期は天文学メイン、2学期は遺伝メインとする予定なのだ。1学期は授業用のプリントを作成し、全クラス共通で使用している。

中間試験が終了し、私が行った理科総合Bの授業は、1クラスあたり最大2コマである。あるクラスは試験後最初の授業が今日だった。
で、もう一人の先生(Nセンセ)のクラスでは、明日「試験後4コマめ」に突入するそうなのだ。そんなわけで、本日17時過ぎから授業プリント原稿作成を行った。


絶対、私よりもNセンセの方が大変なのだ。

私は大学で地学を専攻した。現在の勤務先には「東京都私学適性試験」の「化学」を受験し、ソコソコの結果を出したため、呼ばれたようだ。で、最初の非常勤講師のトキ、担当したのは中3の理科と高1の生物Iだったのだ。豪快な学校だ。

自分の専門外を教えるコト、高校ではソコソコあるだろう。私も「生物II」まで担当したことがある。あれはキツかった。
Nセンセも修行として頑張って欲しい。
これって、日記に書く内容か? ま、本人にも直接「修行だと思ってください」って言ったはずだ、確か。


で、本日私が作成したプリントについて、思うところを記述する。
扱ったのは「地球という星(惑星)の特異性」である。

「太陽からの絶妙な距離」とか「光合成生物の誕生」とか、今この地球が存在するには「たくさんの偶然」が存在したのは確からしい。で、「地球の大気」についても触れるわけだ。今は「地球温暖化」が進行していると言われている。
しかし、このネタについて触れるならば、地学専攻としては「水蒸気による温室効果(ググリンク)」や、「ミランコビッチ・サイクル(ググリンク)」についても触れざるを得ないだろう。「地球温暖化はぜーんぶ人類のせい」っていう「偏った報道」に接しがちな現代ニホンジンだ。

確かに「省エネ」は重要だが、盲目的な環境保護(理科の勉強不全)は「牛乳パックの再利用」みたいな「ワケ分からない活動」を生み出しもする。
って、パソコンを使う私は、化石燃料やウランの核分裂の「成れの果て」である「電力」を消費するさ。クーラーつけてないから許してチョンマゲ。


話は冒頭に戻るが、私と一緒に「理科総合B」を担当しているのが別のセンセイだったら、もっと丁重に授業案を作るだろうなぁ…。
Nセンセは明日、彼の机の上にある私の原稿に初めて出会い、午前中の3時間で予習をするはずだから。スミマセンねぇ…。


「ミランコビッチ・サイクル」等を学ぶ(教え込む)コトについての哲学的考察、気が向いたら作成します。

ミランコビッチ・サイクルとヒト

「ミランコビッチ・サイクル」とか、「地球磁場の消失や逆転」とか、「地球の全凍結」みたいな概念って、地学方面に興味があれば、自分でたどり着けるヒトもいるかもしれない。
しかし、世の中のヒトの大多数はそんなことを知らないままに死んでいくのだろう。

ミランコビッチ・サイクルを初めて知ったとき、私はかなりの衝撃を受けた。

・地軸の傾きは23.4度で固定されているわけでは無い。
・北極星は数千年の間でもローテーションしていく。
・地球の軌道は変化している。
その結果、氷期や間氷期といったサイクルが存在するとかしないとか… 私は「氷期の地球」を直接見たワケじゃありませんが。


大地震とか、洪水とか、大火事とかに対して、「自然の猛威」ってフレーズが使われることがあります。これは、かなりヒト寄りの「我が儘な」解釈だと思います。

ミランコビッチ・サイクルなんて、ヒトどころか、すべての生物も無視してますもんね。惑星の化学組成とか恒星のタイプなんてのも関係ないのだろう。単純に古典的な力学の世界なんじゃないかな、多分。
何しろ、ヒトというのは、恒星や惑星の運動の前では、完全に無力であることを思い知らされます。

そんなコトを調べ上げたミランコビッチさんたちって、凄いと思います。


で、このことを学校で勉強するとどうなるのでしょうか。

パターン1:地球の歴史を解明したヒトの一員であることを誇りに思い、「自分もとりあえず人類に何らかの貢献をしよう」と考える。
パターン2:ヒトの無力さを改めて思い知り、「神様なんて、どうせ人類のコトなんか気にしていないんだ。だったら、とことん好きなコト、悪いコトをやってやろう」って思う。

さあ、DOTCH !

AIDSとNewtonと私

先日、授業の準備をしていたら、視聴覚室の机の落書きが気になった。なので消しゴムを用い、可能な範囲で消した。

その中に「HIVウイルスはこわいねー」って落書きがあった。保健か何かの授業で、エイズのビデオでも見たのだろうか。確かにエイズは怖い。私は自分が中学生の頃から HIV を恐れていた。科学雑誌の『Newton』を愛読していたので、そいつの恐ろしさについての記述に度々出会ったためだ。

ここ1年以上ニュートンは軽くチェックしているが、HIV とか AIDS の特集は見ていないと思った。

で、よく考えると職場で「年間購読契約」を行った際に「ネット会員登録」してあるコトに気付いた。そこで、記事検索をしてみた。"HIV"で検索してみても、"AIDS"で検索してみても、最新の記事として引っかかってくるのは"2000年の記事"であった。
私の感覚の正しさが証明された。


やはり、若者(全年齢層も?)のHIV感染が減らないのは「"HIV"の恐ろしさ」が伝わりきっていないからなのだろう。
なお、生徒は"HIVウイルス"って落書きしてたけど、それは"ヒト免疫不全ウイルスウイルス"って意味になっちゃうのだ(ググリンク)。"HIV"の"V"は"Virus"の頭文字ですからねぇ。ま、数年前の教育実習生も"HIVウイルス"ってコトバを、指導案だか板書だかに書いていたから、ありがちな間違いなのでしょうけどね。


私は、腑抜けとなった雑誌『Newton』の身代わりに、HIVについての啓蒙を行うことにしました。
高校時代の友人から教えて頂いた「Web魚拓」のリンクを貼ります。
強烈な画像なので気を付けてください。ホントですよ。風俗(コンドーム無しのソープランド)で働いていた方のブログらしいです。AIDS を発症しちゃったそうです。
この画像、私には「カポジ肉腫」なのか、別の症状(梅毒?)なのか分かりません。

このサイトを紹介するかどうかは数日悩んだのですが、魚拓の存在を広める方がブログ作者の意図に叶うとの結論に至りました。
http://megalodon.jp/?url=http://eizu777.exblog.jp/4177618/&date=20060730232555


思えば、「Youtube」も「Web魚拓」も、彼からのメールでその存在を知りました。
彼(高校時代の友人)は新しい情報(技術)に詳しいと思います。「きっこの日記」の存在を教えてくれたのも彼だし。

もう7日前の日経朝刊に「家電リサイクル、料金前払い方式導入を断念」(魚拓)という記事の、「もっと長いバージョン」があった。


家電リサイクル法の見直しに関するこれまでの議論の中間的整理
http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g70718c03j.pdf
って文書がある。

そこの冒頭には

特定家庭用機器再商品化法(平成10 年法律第97 号。以下「家電リサイクル法」という。)は、平成13 年4月1日に本格施行されたが、同法では、「その施行後5年を経過した場合において、この法律の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる」こととされている(附則第3条)。
とある。

あの法律、見直しが予定されていたとは知らなかった。

ま、私は最初から家電リサイクル法がきちんと機能するとは思っていなかった。巨大家電量販チェーンが、回収した家電を横流ししていたってニュースもあった。この現象は、起こるべくして起こったと言えるだろう。大体、企業は基本的に「金もうけ」のために存在しているのだから。

私自身は、法案の対象となる「エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機」が不要になった場合、改めて処理代金を払えばよいと思っていた。液晶モニタを買った際も、リサイクル代の前払いなんてアホらしいコトはしていない。


かの有名な『きっこの日記』の6月24日には、以下の記述があった。先に言っておきますが、私はかのサイトの愛読者です。

<前略>
その日の夜は普通に過して、次の日の朝、目が覚めて、コーヒーを煎れるためにキッチンに行ったあたしは、大変な光景を目にしたのだった。ナナナナナント!冷蔵庫の周りに水たまりができてたのだ! それで、あたしは、慌てて冷蔵庫を開けてみたら、開けたドアの上からバシャッ!って水が飛び散った。次に、フリーザーのほうを開けてみたら、フリーザーの中の氷とかいろんなものがみんな溶けて、その水がボタボタと下に流れてたのだ。
<中略>
‥‥そんなワケで、次の日に、新しい冷蔵庫が届いたんだけど、今までのよりもひと回り大きくなった上に、環境にやさしいノンフロンだし、新型だから電気代も安くなるし、音も静かになって、メッチャ嬉しかった。
<後略>

この点、私は非常にツッコミを入れたかった。指摘のメールを送ろうかとも思ったが、その日記の本論(?)とは無関係だから、止めておいた。ってか、今ココでツッコミ入れてるけど。

「新しい環境に優しい冷蔵庫」を買った場合、電力消費量が少ないという点では確かに「環境に優しい」。しかし、冷蔵庫というのは、壊れた時点、つまり「冷媒のフロンを大気に放出してしまった時点」で、「地球温暖化」や「オゾン層破壊」に手を貸したことになるのだ。しかし、きっこ氏はそういう認識はないらしい。ま、ご本人も「理科は苦手だ」って仰ってるから、仕方ないことなのだろう。

「家電リサイクル法Q&A」ってページには、以下の記述がある。

Q9 エアコン、冷蔵庫に含まれるフロンはどうなるのですか。
A9 これらに含まれる冷媒フロンについては、メーカーがリサイクルをする際に併せて回収・処理されることとなっています。小売店には収集・運搬にあたり漏洩防止措置をとることが求められます。

ってか、普通、エアコンや冷蔵庫って、フロンを撒き散らすことによって、その一生を終われるのじゃ無いでしょうか? この「リサイクル法」って、詰めが甘い気がする。
大体、無理なリサイクルは地球に優しくない。「家電リサイクル法」は典型的な「法律のための法律」という気がする。


今日、職場で来年度のための「採用試験」があった。成り行き上、国語科の「模擬授業」に立ち会った。その授業に用いられた教材は、「街角のエコロジー」という文章だった。三島次郎という方の文章らしい。そのお名前、全然知らなかった。同僚のセンセ(50代後半)の世代だと、知らないヒトは居ないくらいの大御所なのだそうだ。
その方の本、そのうち読んでみようと思ったス。知的な内容でありながら平易な文章であり、抑制が利いていて判りやすかったからだ。

また、「未入手の読みたい本リスト」に1冊が加わった。読むために手元にキープしてある本だって、相当溜まっているのです。読めるのはいつのことだろう…?

釜飯と雷

本日の東京は、バリバリ雷が落っこちたようだ。
大学の教官に聞いた(ような気がする)話を思い出したので、記す。

教官の知りあいに、釜飯が無茶苦茶に嫌いな人が居たそうだ。年齢は判らない。女性だった気がする。
彼女は、どのような釜飯も受け付けないのだそうだ。「炊き込みご飯」は食べられるが、「釜飯」はダメだそうで。


幼い頃、恐らくまだ信越本線が横川から軽井沢まで通じていた頃なのだろう。彼女は駅弁を買ってもらったそうだ。当然、おぎのやの「峠の釜めし」である。

旅は楽しい。駅弁も嬉しい。
幼かった彼女、ワクワクしながら釜飯のフタを開ける。
その瞬間、彼女のごく間近に雷が落ちたそうだ。

それ以来、彼女は釜飯が食べられなくなった。


確かに、ほとんど全ての「好き嫌い」は「刷り込み」である。だから、幼い子供の脳に「釜飯=雷=怖い=嫌い」が強烈に記銘されるってコトもあり得るのだろう。


関係ないけど、あの釜飯の容器って、食器に使えて便利である。ま、たくさんは要らないけど。
フタは鍋敷きにもなる。ま、たくさんは要らないけど。
で、ちょっと「おぎのや」を見てみたら、容器の活用法「も」記してあったッス。自分ではやらないだろうけど。

料理教室/峠の釜めし本舗おぎのや
http://www.oginoya.co.jp/cooking/

過去10日の日記

8月1日から3日間、財団法人放射線利用振興協会による原子力体験セミナー上級理科コース I (魚拓) に参加してきました。

原子力体験セミナーに参加するのは2度目です。前回2005年の「産業コース」参加レポートはこちら
このセミナー、職場のセンセ方にも毎年勧めています。しかし、私以外に参加した方は無さそう。確かに宿泊が必要な研修は面倒かも知れません。
でも「原子力という技術」そのものを知るのは、意義のあることだと思います。

研修最終日、帰りのバスまで1時間近く余っていたので、原子力科学館に立ち寄ってみました。
2年前の原子力体験セミナーに参加した際にも「もう少し見たかったなぁ」と思った施設でしたので、ちょうど良かったです。そこでは「JCO臨界事故」に関する展示がありました。写真を撮ろうかとも思ったのですが、「きっとネット上には"見学レポート"があるだろう」と思い、あまり記録は取りませんでした。パンフレットはきちんと貰ってきました。
で、先日ネット上を漁ったところ、やはりレポートは存在しました。

JCO臨界事故模型展示を見る
http://www.asahi-net.or.jp/~zs2t-ikhr/article/jco6.htm

あの立派な、しかしあまり大きくない展示は、1年以上前に作られていたのですねぇ。
私が思ったのは「この展示は、どこから金が出て、実際には誰が作った(下請けした)のだろう」なんてコトばかりでした。

ちゃんとした「原子力体験セミナー」のレポートは、これから作成するはずです、職場の宿題だから...


6日と7日は、多摩川の河川敷で行われた、ソフトボール大会引率(日焼け付き)に行ってきました。
ソフトボールってのは、最低9名のプレーヤーが必要なのですが、勤務先では1,2年生で7名しか居ません。3年生の部員とその友達を助っ人として、何とか参加してきました。ま、例によって他の学校から部員を借りたりもしたのですが...
アトランタオリンピックで正式種目になったあたりから、「ソフト人気も高まるかしら...」って期待しつつ、既に10年以上。勤務先に於いては、部員数の増加は見られませんでした。むしろ減少しているかも。
やはり人数が揃い、練習試合を頻繁に行うようでないと、なかなかチームも強くなりません。

しかしながら大会後、約2週間は部活動も夏休みとしました。私も休まなければならない。
学期中は過労死の定義に引っかかるような超過勤務が続いています。どう考えても、年間104日(週休2日)相当の休日は無いしねぇ。

ハナミズキ受難

hanamizuki01.jpg

hanamizuki02.jpg
画像は街路樹として存在している、5日前のハナミズキである。黄変したものや、枯れてしまった葉もある。既にモゲてしまったものもあるのだろう。アタリマエだが、街路樹に水をやるヒトも居ないようだ。かなり危機的な状況である気がする。

気象庁のページで、「東京の東京」に於ける、8月の降水量を確認してみた。
合計しても 0.5mm 程度しか、降水はなかったらしい。さすがに街路樹も干涸らびるわけである。

平年並みならば、8月の「東京の東京」は 150mm 前後の降水量があるらしい。(気象庁にある降水量の色分け地図)

こういう天気だと、ツバキとかクスノキみたいな照葉樹の方が有利なのかも知れない。


これらのハナミズキを見て、私は動物で良かったと思った。ある程度好きな時に水などを摂取できるから。
「蛇口から水が出るクニ(と時代)」に生まれたコトの有り難みを感じたりします。

「味の素」の素に肉薄

一昨日、以下の会に参加してきました。
「第8回 関東地区中高教諭とケミカルエンジニア交流のための見学講演会・研究協議会」
エラく長い名称。
会場は「味の素株式会社川崎事業所」でした。

拡大地図を表示

日本大学生物資源科学部の今井正直氏から「エマルション(Emulsion:ググリンク)」についての講義を聴いたり、味の素株式会社の研究員である三原康博氏から「核酸系うまみ調味料」の開発方法についての講義を聴いたりしました。
しかし、パワーポイントを用いた講演の内容がマニアックであり、資料も頂けなかったので、かなり私にとっては難解でした。
質疑応答の際に、他の(高校の?)先生方からの質問があり、それは参考になりました。
「サトウキビから味の素」とは言うものの、味の素(グルタミン酸ナトリウム)の材料には窒素を含むものも必要であるらしい、等々...

味の素の歴史についての展示で知ったのですが、昭和の初期には「味の素の材料は蛇だ」という流言があったらしいです。私は小さい頃、「石油からできている」って聞いたこともありました。
蛇からできてるのも嘘だし、石油説も嘘らしいです。
「蛇説」が流れた当時、「味の素」は小麦から作っていたそうです。現在は皆さんご存じの通り、サトウキビが主成分であり、そこに菌を作用させて作るそうで。

以下の写真は、京浜急行鈴木町駅のホームから撮影した、川崎事業所敷地内にある「菌保管庫」の後ろ姿です。
ajinomoto.jpg
「工場内は撮影禁止」って言われてたので、駅のホームから撮影してみました。なんでも、この建物(右側手前の茶色いヤツ)の内部は、マイナス80℃になっているとか。「味の素」の「キモ」とも言える部分に、こんなに近づけるとは思いませんでした。もちろん、保管庫には入れてくれませんでしたけどね。


「川崎区鈴木町」という場所には、味の素の工場しかないそうです。
この周辺にまつわる簡単な年表を。

1909(明治42)年 鈴木三郎助(すずきさぶろうすけ)により、うま味調味料「味の素」一般発売開始
1912(明治45)年 (資)鈴木製薬所(1907年設立)を(資)鈴木商店と社名変更
1914(大正3)年 鈴木商店川崎工場完成、操業開始
1929(昭和4)年 京浜急行電鉄「味の素前」駅開業
1937(昭和12)年 「八幡塚」と「久根崎」の一部が「鈴木町」となる
1944(昭和19)年 京浜急行電鉄「味の素前」が「鈴木町」に改称
1946(昭和21)年 味の素株式会社と社名変更

第2次世界大戦中の駅名変更は、「防諜上の理由」だそうです。それが今に至るようで。非常に入り組んだ歴史ですね。

「平成19年度原子力体験セミナー【上級理科コース】報告」なるページを作成しました。
http://www.ariori.com/science/2007nuclear.html

「平成17年度原子力体験セミナー【産業コース】報告」の続編です。
http://www.ariori.com/science/2005nuclear.html


久しぶりにエディタを使って html を記述しました。
ホームページ作成は「一部マニア」の趣味でしたが、ブログ作成は「不健康なヒト」の嗜みになりつつある気がします。一部のブログサービスや mixi なんかは、ケータイでも投稿できますものね。
「ホームページ→ブログ」という執筆環境の変化で、敷居は劇的に低くなったのでしょう。以前から言われているコトですが。

ヒトのブログを見てて知ったのですが、検索機能が貧弱なサービスって、結構多い気がします。goo や livedoor など。そういう場合は、Google を使った方が速いみたい。
さるさる日記は検索機能バッチリですが、広告が気に食わない。

慣れがあるとは思いますが、movabletype は使い勝手が良いと思います。文章のバックアップを取っておくのも簡単だし。

Déjà vu

ムーディー勝山は、どこかで見た顔だと思っていた。
Heinrich Rudolf Hertz だった。(画像ググリンク)

というのは、嘘である。
電波産業会という団体が作成した中学校向け冊子を見ていたら、ムーディー勝山に似た肖像を発見したのだった。それこそが、周波数の単位 Hz(ヘルツ)の由来となった人物である。

JAXA も NHK も「ほぼ公僕」だろうに

月周回衛星「かぐや(SELENE)」「よくある質問」 から引用。

インターネット上で「地球の出」などを、フルハイビジョンで公開しないのはなぜですか?
フルハイビジョンの映像に関する著作権は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本放送協会(NHK)の両者に帰属し、インターネット上でのフル解像度の公開は行わないことで合意されているためです。

この1週間、私も同じ疑問を持っていた
ま、私の身近には「フルハイビジョン」を見られる環境なぞ無いのだけれど。

大体、JAXA も NHK も、国民の稼ぎをピンハネすることによって存続している団体だろう。
これ以上、どのような儲けを企んでいるのだ。頭に来る。


日記に書きそびれていたが、「地球の出・地球の入り」の映像は美しかった。朝、めざましテレビで放映されているのを見た。「作りもの」のようだった。ま、この世の中は全て「神」あるいは「意志」に作られた物だから、まさに「作りもの」ではあるけれど。
映像に見いってしまい、その朝は職場に遅刻しそうになった。


以前の似たような日記
受信料を元手に儲ける「NHKエンタープライズ」って...

ハイヒール受難

割とどうでもいい話だけど、印象的だったデキゴトがある。

meter.jpg
上の画像は、阿佐ヶ谷駅の商店街通路にある水道メーターの蓋である。昨日、やっと画像を撮影できたので、記事にすることができるのだ。

もう多分2年以上前のある朝のコト。職場に向かう私とは逆方向へ歩いてくる女性がいた。
30歳前後だっただろうか? あるいは、私と同じくらいだったのかも知れない。
その女性はハイヒールを履いていた。

カツカツ音をさせながら通路を歩いてきた彼女の足下から、ガシャッと金属的な音が響いた。そして、彼女の歩みは止まった。

heel.gif
上の図のように、彼女はメータの蓋を踏んでしまったのである。そして、持ち上がった「作用点」にて、もう片方の足の甲を強打してしまったらしい。

ま、私でも電車内でヒトの足を踏むことはあるから、彼女も人の足を痛めつけたことがあろう。多分、そのデキゴトは、今までの埋め合わせだったのだ。
画像のような水道メーターは、その通路にたくさん存在する。時々、布テープなどで周囲を貼ってある。事故防止のためなのだろう。しかし、地面に貼った布テープなど、すぐすり切れてしまうのだ。どれくらいのヒトが、同じような事故に遭ったのだろうか。
ハイヒールを履かない私のようなヒトは、少しだけ幸福なのだろう。

「総合的な学習の時間を廃止しよう!」と言いながらも、定められているからには遂行せねばならない。で、やるからにはそれなりに真面目に取り組むのだ。ああ、エラい。

勤務先の高校3年では、担任団11名がそれぞれ講座を設定した。約240名の生徒達は、それぞれ希望する講座を選び、受講した。

私が設定したのは「健康グッズを科学的に検証する」という講座である。第1希望者は33名だったから、まあまあの人気だったと言えよう。

「鰯の頭も信心から」ということわざは知っていますか?「遠赤外線」「ゲルマニウム」「弱アルカリ性」「(水溶性)チタン」「ナノクラスター(水)」「ナノコロイド」「バナジウム」「マイナスイオン」(50音順)などなど...。健康に関わるような製品は、かなり高価なものも多いですが、本当に効果があるのでしょうか?今後、無駄なお金を使わないためにも、文献やインターネットなどを用いて、一緒に調べてみましょう。

33名は、上の「講座紹介文」を見て希望してきた。まあ、「小川ならヌルかろう」という見込みがあったのかも知れない。

生徒達に数名のグループを作ってもらった。それぞれのグループが調査した商品等は、以下の通りだった。(50音順)
おっきくなぁれ
ぐーぴたっ
ゲルマニウム
スリムウォーク
ヒアルロン酸
マイナスイオン
リンパマッサージ
ロデオボーイ

調査結果のプレゼンテーションは先週行った。最優秀グループが、来週の学年全体会で発表を行う。
結果的に、最優秀となったのは「リンパマッサージ」であった。芸達者な生徒が教室の前でマッサージを実演したら、相互評価でぶっちぎりの高得点を獲得したためだ。なお、リンパマッサージの効用については、私は意見を保留する。

生徒達のプレゼンテーションには、「科学的な知識が浅いため、商品説明や文献、ネット上の文書をただ棒読みする」だけのものが多かった。例えば「ゲルマニウム推進派と思われるヒトの文書」などの「ツッコミどころ満載」のものもあったが、生徒間ではそれなりの評価だった(第2位)のがビビッた。ま、発表の内容だけで評価したわけではないから、ある程度は仕方ない。

昨日は講座の最終回ということで、「通信販売に騙されないために」という演示実験と講義を行った。扱った内容は以下の通りである。

・気体の捕集法(上方置換、下方置換、水上置換)
・酸素 O2 の発生
・硫黄 S の燃焼
・亜硫酸イオン SO32- の還元力(還元性)

過酸化水素の分解による酸素の発生
<反応式> 2 H2O2 → 2 H2O + O2 ( MnO2 は触媒)

硫黄の燃焼
<反応式> S + O2 → SO2

亜硫酸イオンの生成
<イオン反応式> SO2 + H2O → 2 H+ + SO32-

亜硫酸イオンの還元性(亜硫酸イオン自身は酸化される、すなわち電子 e- を放出)
<イオン反応式> SO32- + H2O → 2 H+ + SO42- + 2 e-

ヨウ素の還元(亜硫酸イオンから生じた電子がヨウ素に作用する)
<イオン反応式> I2(褐色) + 2 e- → 2 I-(無色)

行った実験は、それでもアナタは「あの洗剤」を買いますか? そのものである。


無色である亜硫酸イオン入りの水少量を、薄めたヨウ素液(ヨウ素ヨウ化カリウム水溶液)に垂らすのである。すると、ヨウ素がヨウ化物イオンに変化し、褐色の液体は無色になってしまうのだ。かなり劇的に。
また、デンプン水溶液にヨウ素液を加えた青紫~黒の液体に、同じく亜硫酸イオンを加えると、やはり劇的に無色になる。


実際にこの実験を眼にした生徒は、かなり驚く。本当に黒い水が透明になってしまうから。

私は「通販には騙されないように」と言うと共に、「(理科を真面目に勉強して)実験を見慣れていれば、テレビの嘘も見抜くことができるのだ」とも伝えるのであった。
ついでだが、暗くした実験室において、酸素中で硫黄を燃やすのは非常に美しい。青く輝く炎は幻想的である。何度見ても飽きない。ネット上を軽く漁ったが、画像は発見できなかった。ま、写真ではあの美しさは伝わらないとも思うが。


一応、理科の先生向けに何点かコツを記しておく。
・発生させる酸素が2L(およそ集気瓶3本分)ならば、教材として売っている過酸化水素水は数mLで足りる。高濃度だと沸騰してしまうので、水で適宜薄めて使用する。
・水上置換をする際、集気瓶の中に少量の水を残しておく。二酸化硫黄を溶かし込むためである。
・硫黄を燃やす前に、スチールウールの燃焼も見せたい。
・二酸化硫黄が水に溶けると、集気瓶の中は陰圧になるため、適宜摺り合わせのフタを開ける。


2009/12/15追記
参考画像アップしました。
日独合作ペテンショー「イージークリーン ウォッシュパワー」

11月20日に続き、またまた、月周回衛星「かぐや(SELENE)」「よくある質問」 から引用。

「地球の出」などのフルハイビジョンはどこで見ることができますか?
HDTVによるフルハイビジョンの動画については、教育目的等において広く学校教育などで利用していただくため、所定の手続きを経て、JAXAから無償で提供できるようになっています。また、報道機関に対しては、NHKから報道のためにフルハイビジョン動画を提供しております。
加えて、教育の一環やKAGUYAおよびJAXAの広報活動とみなせる場合、たとえば科学館などでのフルハイビジョンの動画展示についても、適宜、NHKおよび当該機関とも相談しながら、実施しております。
したがって、インターネット経由ではないですが、さまざまな場面でフルハイビジョン動画をご覧いただけるものと考えております。

なお、HDTVの動画の著作権が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本放送協会(NHK)の両者に帰属しております。

観測映像上映場所 (上映機器によっては、ハイビジョン映像ではない場合があります。予めご了承下さい。)

見事に文面が変わっている。
この版になる前に、少なくとももう1つ、別の版があったはずだ。魚拓は取ってないので、証拠はないけれど。

上のリンク先となっている http://www.jaxa.jp/projects/sat/selene/index_j.html から引用。

月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ等が観測した映像は、様々な施設で上映してます。

情報センター JAXA i
相模原キャンパス
日本科学未来館
12月13日(木)~15日(土) エコプロダクツ2007 JAXAブース
12月5日(水)~7日(金) iEXPO2007 NECブース
12月23日(日) ソニーエクスプローラーサイエンス 加藤學かぐやサイエンスマネージャー講演『月周回衛星「かぐや(SELENE)」月の謎にせまる』

今後、JAXAの事業所や全国の科学館、プラネタリウムなどで上映していく予定です。
※上映機器によってはハイビジョンではなく、標準(SD)画質になることがあります。予めご了承ください。


何で、公金による作品(月と地球のハイビジョン画像)が私企業のNECなどに流れるのだろうか。私は、日本に長く住むオトナだ。なので、日本電気という企業と日本国にかなりの繋がりがあることは知っている。
しかし、やっぱり不思議は不思議である。もっとツッコミを入れるべきだと思ったので記す。癪だから、引用に際して、リンクは意図的に省略した。

今回、 JAXA i という施設を初めて知った。
いつか訪れてみようと思う。


おまけ?として、私の日記よりもタメになる文章を紹介します。どなたかのブログの紹介で知りました。
ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK - ビジネススタイル - nikkei BPnet
そこからリンクされている「コメント」欄も、なかなか熱かったです。

ま、日本経済新聞社も、私は特に好きではないです。

ゴキブリって、外骨格が堅牢な生物である印象がある。
圧迫した際、スリッパ越しに「破裂の衝撃?」を感じたことあるから。

また、あれだけ敏捷な生物だから、生での素揚げは難しいんじゃないかな?


今年のアルファブロガーが選出されたようだ。
昔からその立場にいらっしゃるきっこ氏finalvent氏が、ファストフードの雄である「吉牛」に関わるような文章を書いていらっしゃる。別に後者は書いていないって?
きっこ氏は吉牛に行かないそうだ。私も行かない。私は「すき家」も行かないけど。単に肉があまりすきじゃないだけだ。

ここで一首

吉牛を恐れるあなたは喫煙者
そんな川柳作りしアル中

この「川柳兼狂歌」は、過去の作品の焼き直しなのです。

自分の日記を検索してみて、「電磁波が危ない」みたいな文章は無かった。良かった。
しかし、生徒には「電磁波って、危ないという説もあるみたいッスよ」とは伝えたことあるなぁ、確実に。「高圧電線の下に住んでいると、発ガンの確率が高まるという話もあるようだ、又聞きですけど」とは言ってきた気がする。最近はあんまり言わないけど。


関連する過去の日記
書評 『環境危機をあおってはいけない』

昔から疑問に思っていたことがあるので、実験してみた。それは「"リンゴを塩水に浸けると、変色が抑えられる"というのは本当か」というコトである。

結論から言うと、塩水は変色を確実に抑えた。ただし、その機構は今ひとつ分からない。何らかの酸化反応を抑制しているのは確かなのだろう。


ちょっとググってみると、こんなページが見つかる。

リンゴが変色するのを防ぐ為には、塩水やレモンをかけると良いといわれますが、な...

リンゴが変色するのを防ぐ為には、塩水やレモンをかけると良いといわれますが、な...
質問日時: 2006/2/14 19:09:28 解決日時: 2006/2/16 03:32:04 質問番号: 7,475,483

リンゴが変色するのを防ぐ為には、塩水やレモンをかけると良いといわれますが、なぜこれらをかけると変色が起こらないのでしょうか?
酸化を防ぐ化学反応が起こっているのだろうと思いますが、具体的にどうなっているのか分かりません。
教えてもらえませんか?

ベストアンサーに選ばれた回答
回答日時: 2006/2/14 21:26:12 回答番号: 26,308,396

褐変はリンゴに含まれるポリフェノールオキジダーゼという酵素が空気中の酸素とふれあうことで酸化反応を起こします。そのときメラニンという褐色の色素ができて褐変が起こります。(人が日焼けして茶色くなるのもメラニンのせいなんですよ)

これを抑えるためには
・酸化反応をくい止める(阻害する)ものにつける
・空気中の酸素とふれあわないようにする
この2つが大きなポイントとなります。

酸化反応を阻害するものの代表例がレモン汁に含まれるビタミンCです。このビタミンCはリンゴの酵素が酸素と反応するより先に自分が酸素と反応してリンゴの褐変をくい止めてくれます。

食塩水の場合は0.85%位の濃度にし、約15分つけると変色を防げます。

リンゴにメラニン????
嘘だろう。

同じ文章を発見した。
リンゴの変色

8648 リンゴの褐変のしくみ 暁 2004/07/25 PM 07:05
リンゴの褐変について研究しているみなさんへ。
さっきは「解答は最後の方が良い」と書きましたが、
研究を進めていく上で考察するときに必要になるかもしれないと思い直しましたので、入れておきます。

褐変はリンゴに含まれるポリフェノールオキジダーゼという酵素が
空気中の酸素とふれあうことで酸化反応を起こします。
そのときメラニンという褐色の色素ができて褐変が起こります。
(人が日焼けして茶色くなるのもメラニンのせいなんですよ)

これを抑えるためには
・酸化反応をくい止める(阻害する)ものにつける
・空気中の酸素とふれあわないようにする
この2つが大きなポイントとなります。

酸化反応を阻害するものの代表例がレモン汁に含まれるビタミンCです。
このビタミンCはリンゴの酵素が酸素と反応するより先に自分が酸素と反応して
リンゴの褐変をくい止めてくれます。


他人の文章コピペして、恥ずかしくないのだろうか。しかも間違い含んでいるし。

元ネタはこのサイトだろうか。内容は似ている。
アボガドの黒い筋、アボカドの茶色の筋

アボカドを切ったまま放置しておくと、茶色く変色します。このような現象は、リンゴやバナナなどと同様な現象で、褐変(browning)と呼ばれます。もともと果肉に含まれているポリフェノールとフェノール酸化酵素(Phenoloxidase)が、空気に触れることで、両者が反応して、褐色のメラニンが生成されるのです。メラニンは無害ですので、見た目が悪いだけで、気にすることはありません。(メラニンはしみやそばかすの原因でもあります)

確かに酵素は反応に関与するかも知れないが、"酵素" + "ポリフェノール" = "色素様物質"というワケでは無かろう。酵素自身は変質せず、反応を促進させるからこそ「酵素」と呼ばれるのだ。

メラニンとポリフェノールの分子模型を見せてくれるサイトがあった。

日々の戯れ: ポリフェノール(分子模型)

上記サイトを見れば、「ベストアンサー」が嘘だらけであることが分かるだろう。まあ、茶色くなった部分にアミノ酸(の変化したもの)が含まれるコトはあるだろうが、「メラニン」と言いきってしまったり、「しみやそばかすの原因でもあり」と書くのは拙いだろう。


で、本当のところは分からないので、ちょっと調べてみたら、以下のサイトに出会った。

食品貯蔵学研究室

フェノール類(ポリフェノールなど)は食品の品質に大きく関わっています。例えば、野菜や果物を切る、つぶすと褐変します。これは酵素的褐変と呼ばれ、野菜や果物中のフェノール類がポリフェノールオキシダーゼ(PPO)により酸化され、次いで重合するために起こる現象です。我々はこの現象が最もよく知られているリンゴを題材として、生化学や分子生物学の手法を用いて、PPOを食品学的見地から研究しています。切ったリンゴを塩水につけると褐変しないのは、PPOがClイオンにより阻害され、かつ酸素の供給が制限されるためです。リンゴからPPOを初めて単一なタンパク質にまで精製し、その性質を明らかにした。また、免疫組織化学的にPPOの組織内分布を調べ、褐変部位とPPOの存在部位が一致することも証明しています。さらにPPO遺伝子をクローニングし、PPOの発現制御についても研究しました。

この「PPOがClイオンにより阻害され」という点に疑問を持った。食塩水は、ごく薄くても、かなり「褐変」を抑えるような気がするからだ、経験上。

で、私もネット上の情報を切り貼りしているだけでは、そこら辺の"知恵ぶくらー"(既にこの語はネット上に散見される、今思いついたのに。ビックリ。)と変わらないので、改めて実験してみた。

なお、「ベストアンサー氏」は「食塩水の場合は0.85%位の濃度にし、約15分つけると変色を防げます。」と言い切っているが、その元ネタはここと思われる。

Q&A りんご

参考サイトくらい示した方が、良いと思われますがのぉ...
ああ、恥ずかしいねぇ。

「教えて」の類のサイトにある情報の精度は相当に低いコト、改めて思い知らされた。ネット中毒者(知恵ぶくらー)に尋ねるくらいなら、自分でキーワードを絞って検索した方が余程マシだ。"知恵ぶくらー"が他人に親切なのは良いコトだが...。 なお念のため言っておくが、私は「教えて」の類にも、非常に参考になるページがあることは理解しているつもりだ。例えば、【ソフトバンク】誰かに勝手にローンで機種変更されました! など。まあ、ヤラセという線も捨てきれないが。こういった質問はネット上にて匿名で"ぶくらー"に尋ねるのが良いのだろう。


では、実験へ。なお、表記の時間はおおよそです。

apple005.jpg

apple012.jpg

apple043.jpg
apple043a.jpg
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apple043s.jpg

apple068.jpg

apple125.jpg
apple125f.jpg

ってコトで、変色度合は " 空気中>水道水に約5分浸す>食塩水に約5分浸す " となった。生活の知恵は素晴らしい。私の目には、43分後には微かに違いが現れ始めているように見えた。
実験途中で皿の色が異なっているのに気付き、白い皿に置き直した。茶色い皿に置いたら、その中のリンゴは白っぽく見えるに決まっている。
なお、食塩水はいい加減に作成した。舐めてもあまりしょっぱくない程度にした。重量パーセント濃度で1%以下であることは確かだ。

実験して改めて気付いたが、傷んでいる場所ほど、変色の度合が激しかった。食べ物の変色については、本職である前出の 村田 容常(むらた まさつね)先生 にも頑張って貰うつもりだが、私もまた思い出したら実験してみるつもりだ。
塩分濃度を変えてみるとか、塩化カリウムを使ってみるとか、いろいろとやる気になればできるはずだ。また、本当は「脱イオン水」を使った方が正確だと思う。


なお、「未公開特許」として「ポリフェノールオキシダーゼの活性阻害剤とその製造方法」なんてのがあるらしい。つい最近のハナシらしい。
塩化物イオンは関わっているのか、違うのか。未公開だから見られない。

公開番号
   未公開特許
出願番号
   特願2006-211538
発明の名称
   ポリフェノールオキシダーゼの活性阻害剤とその製造方法
出願人/権利者
   国立大学法人宇都宮大学
発明者
   二瓶賢一
   柳沢忠
   飯郷雅之
   大関宏美
データ収録日
   2007年8月8日
とさ。

世の中は謎だらけだ。

ホルムアルデヒド移染とテロルの防止

新生児用の衣類のパッケージには「ホルムアルデヒド移染防止のため、袋は開けないでください」という但し書きをよく見る。
昨年、配偶者の従姉妹に子どもが誕生し、彼(赤ちゃん)のために衣類を物色していて知った。

大体において、新生児の衣類は「真空パック」や「鮮度保持パック」などに入れられているわけではない。基本的にプラスチック製の透明な封筒に入っており、封筒の口は開いている。「オープンエアー」と言って差し支えない状態だ。その口の一部分だけ、セロハンテープでとめてある場合が多い。


ホルムアルデヒドのように低分子の化合物が、衣料品店内に存在しているならば、そいつはどんどん拡散していくだろう。
本当に「他の衣類(あるいは壁紙?)からのホルムアルデヒド移染」を防止したいならば、プラスチック製の袋を完全に密封しない限り、ホルマリンの汚染は避けられないのでは無かろうか。

そして、もし汚染された衣類を買ってきたとしても、欲しかった「赤ちゃん用衣類」自体がホルムアルデヒドを発するのでないならば、そいつを普通に洗濯して乾かすことにより、ホルムアルデヒドはどこかへ飛散してしまうだろう。

だから、私は「ホルムアルデヒド移染防止のため、袋は開けないでください」というメッセージは、ほとんど無意味だろうと考える。

無意味繋がりで行く。

以前、東京の西の方でバスに乗った時、イカしたステッカーを見た。
画像を撮影しようかとも思ったが、他人の目が気になるのでできなかった。

そのステッカーには、以下のような文言があった。
「○○バスでは、テロ等防止のため、危険物の持ち込みを禁止しております。ご協力よろしくお願いいたします。」

なお、そのバスではボディーチェックや持ち物検査などは無い。
本気のテロリストだったらば、ステッカーの指示に従うわけはない。自ら「危険物」を持ち込むだろう。また、テロ実行の際、見知らぬお客さんの「危険物」は関係ないだろう。
大体、どのような客であれ、公共交通機関への「危険物」の持ち込みは法令で禁止されているはずだ。

ググって面白いページを発見した。
ただし、私が見たステッカーと、上記引用文書の直接的な関係は無いようだ。時期とステッカーの場所が異なるから。
公共交通機関等におけるテロ対策の強化について

公共交通機関等におけるテロ対策の新規強化事項

自動車(バス)
 実施事項
  ステッカーの貼付
 具体的内容
  危険物持込禁止の協力要請を行い、東京都内の全ての路線バスのステップにステッカーを貼付


国土交通省だそうで。バカ役人極まれり。
ステッカーでテロが防げるなら、誰も苦労はしない。

AL-Mail、もう10年以上使用しています。

Vista に引っ越してみて、またビビりました。
インストール時に作成された、プログラムその他の入っているフォルダごと、新しいパソコンにコピーします。その上でプログラム本体を起動し、メールボックスの場所を改めて指定してやれば、それだけで動き始めます。

この可搬性は素晴らしいと思います。


BOINCも新しくなり、日本語化されていました。

NASAのくせに…

NASA に Image of the the Day というサイトがある。
http://www.nasa.gov/multimedia/imagegallery/iotd.html

そのRSS
http://www.nasa.gov/rss/image_of_the_day.rss


毎日、1枚の画像が紹介されている。綺麗な画像だった場合は、スクリーンセーバー(マイ ピクチャ スライドショー:ググリンク)の素材として私的利用している。


で、何が「NASAのくせに…」なのか。

(多分)全ての画像は、以下の大きさが揃っている。
"Full Size" "1600x1200" "1024x768" "800x600"
私の職場のパソコンは、画面のサイズが"1024x768"つまり"XGA"である。だから、画像をダウンロードする場合、何となく"1024x768"を落としてくることが多かった。

しかし、この画像、妙にノイズが多いのだ。本当に気付いたのは、ライト兄弟の画像を見たときだ。どうも元の画像サイズから、いい加減にリサイズしてしまっているようだ、NASAのくせに。
それ以前にダウンロードした画像も、変なジャギーが発生しているものが多かった。


Windows 内の画像処理は優秀のようだ。「マイ ピクチャ スライドショー」で用いる画像には、様々な大きさのものが混じっていたとしても、それらを「適切な大きさ・美しさ」に変換してくれる。

前から気になっていたので、記してみました。全然どうでも良い独白ですね、毎度のことながら。


あ、チナミに私が(Web 等へ上げるために)画像を縮小する場合、まずは画像に「ぼかし」をかけます。そして縮小すると、ジャギーが減るのですね。知ってますって? こりゃどうもスイマセン。また、もしかすると(高価格)高機能な画像処理ソフトなら、画像サイズを縮小する際、自動的にジャギーが出ないようにしてくれるのかも知れません。持っていないから知らないけど。
なお「ぼかし具合」は毎回試行錯誤です。「手動アンチエイリアス」ということです。

JAXA のくせに…

ちょっと前に、JAXA に噛みついた。

JAXA も NHK も「ほぼ公僕」だろうに
http://www.ariori.com/diary/2007/11/20/

JAXAの態度は軟化しているのか。それとも単に墓穴を掘っているのか。
http://www.ariori.com/diary/2007/12/03/

案の定「税金の成れの果て」が、製品として私企業から売られるらしい。

記事はインプレスのサイトから。
月探査機「かぐや」が撮影した月と地球のHD映像がHD DVD化


しかし、何で「NHKエンタープライズ」じゃないのだ? 世論の批判を恐れたのか? それもかなりありそうだ。姑息な奴らだ。腹立たしい。
NHK が版権を持っているのだろうから、素直に NHK 関連会社が売ればいいじゃねぇか。間に人間が挟まれば挟まるだけ、商品の価格は上がる。
まるで「極東のどこかの国の行政」の縮図ではありませんか。

と、言っても、日本は役人の比率が低い国であるとも聞いたことがある。その計算に「各種(利権)団体職員」が入っているとは思えませんがね(笑)。

ま、私は基本的に DVD とか買わないから、どうでも良いと言えばどうでも良い。企画としてポシャってくれると面白いと思うくらいだ。


ポニーキャニオンで思い出した。

最近の日記にあるように、Vista でパソコンを新しく組んだ。昔、パソコンで DVD を再生するには、何かしらサードパーティーの再生ソフトが必要だった。今回、「Vista はどうなん?」って思った。試してみた。
案の定、Vista 標準で、DVD 再生ソフトは付いているようだった。

そのテストのため、以下のソフトを使用した。

『ポンキッキーズ21 30周年記念 ガチャピン チャレンジシリーズ』

配偶者の友人から(私の友人とも言えますが)から、このソフトを貰ったのは、確か1年くらい前だ。その際、まずパッケージに衝撃を受けた。
実は、先日初めて再生してみた。改めてショックを受けた。
衝撃的すぎて、最初の1分くらいしか見られなかった。(本当は忙しかっただけだけど。)

職場では、『Newton』と『日経サイエンス』を教科(理科)の予算で講読している。

『日経サイエンス』4月号に面白い記事があった。それが「ホットスポットは動いていた」である。原文はロチェスター大学の先生が書いたらしい。

実を言うと、私は以前から「ホットスポットは動かない」って言うけど、本当なのかしら? と思ってはいたのだ。でもそんなに根本的に突っ込んで考えたことがなかった。大体、岩石に残る「地球の地磁気の記録」を、直接測定したわけではないし。
何となく「本当かなぁ?」って、疑問に思っていたまま、放置してあったのだ。大変良くない姿勢である。

ネット上でちょっと検索してみた。
「ホットスポット」って語が厄介なのは、NTT が行っている「無線 LAN のサービス」名に使われている点だ。この語、本来は地学用語だったと思うのである。なので、"ホットスポット 移動 -LAN -無線 -設定 -ローミング -wifi"みたいな感じで、無線に関係しそうな語句を除外しないと、ワケ分からないページが多数ひっかっかってきてしまう。

最初に引っかかる、それっぽいページはこれだ。
統合国際深海掘削計画(IODP)会議報告書
このレポートを書かれたセンセイ、『日経サイエンス』の記事の監修もなさっていた。

ネット上にある日本語の「ホットスポット(地学)」に関する記述、そのほとんどは「ホットスポットは動かない」って書いてある。ってか、私もそう理解していたけど。
数年後には、教科書も書き換わりそうな気がします。ホットスポットも動くとする方が、どう考えても自然である。ま、そんなに劇的に移動するわけでは無いようですけれど。
海山列が屈折しているのは、プレートの移動方向が変化したためだ」という説が、否定される程度らしいです。

『日経サイエンス』の公式サイトには、4月号(2月25日発売?)の内容紹介が無いが、正式ルートで届いた雑誌だし、とても興味深い話題だったので、日記にしてしまいました。
しかし、『Newton』と『日経サイエンス』をちゃんと読むのには、なかなか時間がかかるのであります。今、私は通勤途上で『日経サイエンス』の12月号を読んでいるのです。次に持ち運ぶ予定の科学雑誌は、『Newton』1月号です。その次が『日経サイエンス』1月号。
タイムシフト購読。

私が年間を通じて最も好きな香りは沈丁花である。通勤経路では、2週間くらい前から匂いだしたのかなぁ? もうほとんど香らなくなった個体もあれば、今盛んに匂いを発している個体もあるようだ。
芳香を放つ花と云えば、金木犀(キンモクセイ)や、クチナシもある。しかし、やはり沈丁花が好きなのだ。
なお、「季節」と「花」に限定しなければ、焼き鳥の発する揮発成分も好きだ。鶏の脂が焦げる臭いは良い。

「シクラメンのかほり」という歌がある。シクラメンは匂わないものだと、私はずーっと思っていた。また、そう思っている方も多いハズ。「シクラメンのかほり」って歌の存在と、「現実のシクラメン」が私の脳で出会ってから、その「匂わなさ」は度々確認した。鼻先にシクラメンを持ってきても、そいつは私に何も訴えない。

しかし、以下のページを見て認識を改めた。
kikulog : シクラメンのかをり

同じ花の匂いを、感じるヒトと感じないヒトが居るというのは、不思議ではない。 …と言ってみたりするが、やはり不思議だ。
シクラメンって匂うんだぁ… へぇー。

「色盲」や「味盲」という語は知っていた。「臭盲」や「嗅盲」でググってみたら、結構ヒットした。
シクラメンの匂いが分かるヒトがいるかどうか、今度生物の授業を担当するとき、生徒に尋ねてみようと思った。恐らくその問いは、生徒達の持つ「ヒトの知覚」に関する常識(?)に対して、何かを投じることになるだろう。

何かを分かち、ヒトは行く

『プリオン説はほんとうか?』(アマゾンの書評へ)は、2週間くらい前に読みました。記憶に残るよう、2度読んでみました。面白かったです。
著者は福岡伸一という方です。

なお、この本の存在は発売当初から知っていたのですが、購入する機会が無かったのです。新聞か何かの書評を見て「面白そうだなぁ」と思い、「購入予定の本リスト」にはずーっと置いてあったのです。しかし、他の本を読むのに忙しかったのです。
この本を買う少し前に『生物と無生物のあいだ』という本を入手しました。そいつが面白かったから『プリオン説はほんとうか?』を買ったのですね。

「吉野家の牛丼に「脊柱付近の肉」が混ざっているかも知れない」というニュースを受け、タイムリーな気がするので日記に書いてみます。


今回のニュースの中には「境界線」が複数存在しています。それをいくつか挙げてみます。
・アメリカ合衆国の食肉加工処理業者の「安全な会社」と「いい加減な会社」の境界線
・肉牛からできた食肉の「危険部位」と「非危険部位」の境界線
・肉牛の「健康な牛」と「BSE を発症している牛」の境界線
・「BSE の主犯」の領域に入る「プリオン」と、領域外にある(らしい)「未発見のウイルス様物質」

『プリオン説はほんとうか?』を読んだ私なので、上記4つの境界線について「境界は曖昧とならざるを得ないし、線引き自体が無意味かも知れない」と思うのです。


この本を読み、初めて知ったのですが、スクレイピー(羊の海綿状脳症)には、複数の「株」があることがかなり以前から知られていたそうです。また、「BSE に感染した牛の肉骨粉」を摂取したことによるスクレイピーである「sheep BSE」は、それら過去に存在したスクレイピーとも異なる症状・病変を示すそうです。
つまり「海綿状脳症の原因はウイルス様のナニモノカであり、そのために可変性を持つ」との解釈もあり得るとのこと。

第6刷の180ページあたりから引用します。

病原体が可変的である、言葉を換えていうならば、新しい宿主や環境を求めて進化しうるのであれば、(中略) 病畜の臓器や部位を安全部位と危険部位に分ける考え方にも、より一層の慎重さが求められよう。なぜなら、これまで安全とされていた部位でも、増殖可能な変異体が出現する可能性はいくらでもあるからだ。現に、牛では特定危険部位とされていない脾臓は、羊スクレイピー病ではもっとも感染性(病原性)の高い部位の一つであり、マウスやハムスターでも同様である(この病原体がリンパ組織を初期の増殖の場としていることから考えれば、主要なリンパ集積臓器である脾臓がターゲットとなるのは当然である)。WHO が勧告するとおり、病畜はその個体全体を廃棄・焼却処分して、再び食物連鎖に入り込まないようにすることが安全対策上重要なのである。

なお、この本の中では「BSE の病原体は熱に強い」というのは、言い過ぎ(あるいは虚構プラス伝説)である旨の記述もあります。詳しくは実際に本を読まれると良いでしょう。


この本を読み、牛肉に対する私の認識は以下のようになりました。
「なるべく安全そうな牛肉をしっかり加熱して食う」ならば、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に罹ってしまうことは無いだろう、と。

で、当然のコトながら、私は好んで牛丼は食わないッスね。特に嗜好は変わっていませんケド。

今回のニュースを見聞きし、やはりヒトの営みすべては「線引き」でしかないと、改めて思ったのでした。


過去の関連する日記

ヒトの生きる理由
http://www.ariori.com/diary/2002/02/04/

『水伝』という似非科学

この間、というか、正確には4月20日の日曜午後、『あっぱれさんま新教授』という番組で、未だに『水からの伝言(ウィキリン)』の内容を踏襲するような放送を行っていた。

で、その番組の中では、長谷川初範ってオッサンが「水伝信者」として伝道に励んでいた。
彼は「水にはうるさい」と言っていたにも関わらず、「水道水」と「2か所の名水」を当てる「利き水」で、見事全問不正解だった。なかなかナイスなオッサンである。『水伝』の信憑性を落とすのにも効果的であった。賛辞を送る。

しかし、フジテレビ系列の馬鹿さ加減、というか、番組内容のチェック体制の甘さには感心する。『あるある大事典』であれほど叩かれたにも関わらず、似非科学の権化とも言える『水伝』を広めるような番組を放映してしまうのだから。
あの『さんま云々』の番組制作者は、よほど自然科学関係に弱いのだろう。
長谷川なるオッサンにも改心してほしいと思う。私の勝手な願望であるが。


エセ科学に釣られてしまう人は多いようであり、問題なコトに「小学校の先生などが道徳の教材として『水からの伝言』を用いてしまう」というような事態も多々起こったらしい。ウィキペディアにも書いてある。
だいたい、あの本は版元が「サンマーク出版」って時点で、胡散臭いのに。大人なら気付けよ。

かく言う私は『水からの伝言』そのものを読んだこと無いのですけどね。そのダイジェスト(書評だったかな?)をどこかで読み、一笑に付した。私は「原典にあたっていない」から、その点において「非科学的」という誹りを免れないかもしれないが。


理科の授業中などに、機会があると尋ねる。「『水からの伝言』って本、知ってますか? 水に声をかけると綺麗な結晶ができるとか何とかいうヤツを...」って。高校生が相手のことがあれば、中学生が相手のこともある。
ここ数年、生徒は「???」という顔をしていることが多い。良いことだ。
以前には、「先生、水に『ありがとう』って言うと、綺麗な結晶ができるんだよねぇ...」という質問を受けることもあった。その度に、私は『水伝』の非科学性を力説する必要があったのである。

そんな、ごく個人的な体験からの類推ではあるが、『水からの伝言』は徐々に義務教育界への影響を弱めているようだ。良いことである。

最近、阿佐ヶ谷周辺では、朝方にごく小さな羽虫が飛んでいるコトがある。また、2週間くらい前、ソフト部でノックをしていたら、終了後に生徒が「虫を食べてしまった」と言っていた。当然、食べたくて食べたワケでは無く、グラウンドに蚊柱(蝿柱?)が存在していたためだ。
自転車通勤していた頃は、口やら眼やらに虫が飛び込んでくることがあった。少なくとも1ヵ月に1回程度は、そういった現象に遭遇していたように思う。片道3分程度の通勤時間だったが。

そんなこんなで昨日、久しぶりに以前の住まい(アパート)の近くを歩いていて気付いた。世界中では、結構な量のハエ・カが、ヒトの口や鼻や眼に入ってしまっているだろうコトに。
これは、単純な関数で表されるハズだ。
ただし、地球上におけるハエやカ、あるいはヒトの分布には、相当な偏りがあろうから、ハナシを簡単にするために、計算対象を日本に限定するコトにする。

1日に日本で不慮の死を遂げるハエ・カ = (日本の人口) * (1日のうちにハエ・カを食べてしまうヒトの割合)

ここでは仮に、1人のヒトは3ヵ月に1回、そういった現象に出会ってしまうとする。つまり、確率は90分の1である。計算が面倒だから、100日に1回、つまり100分の1、0.01としよう。また、日本の人口も面倒だから1億にしちゃう。すると、「1億掛ける0.01」で1日あたり、100万匹(?)のハエ・カ類が、ヒトに摂取されているコトになる。「1日あたり100万匹」である。毎日メガヒットだ。

「1メガのハエやカの質量」は如何ほどか?
仮に、小さい羽虫が体長1mmであり、そのカタチは立方体であり、その密度が水と同じとする。すると、その質量は「1グラムの1000分の1」つまり0.001グラムになる。昆虫が「立方体」だったり、「水と同じ密度」だったりするってのは、実際有り得ないだろう。しかし、昆虫の体長は1mmよりも大きいだろうから、それほどめちゃくちゃな値では無いと思う。

で、0.001g * 100万 = 1000g つまり「1kg」ものハエやカが、日本では毎日毎日食されているコトになる。
私の感覚からすると、実際にはもっと大量のハエやカが不慮の死を遂げているように思われる。


「宇宙塵(メテオロイド):ググリンク」も1日あたりでは、相当量(数百kg~千数百kg?)が地球に降り注いでいるってハナシを聞いたこと(読んだこと?)がある。そのハナシを思い出して、この「蝿ばなし」を書いてみた。

"micro"という語には"very small"という意味があろうが、これが"μ"になると1000の2乗分の1、つまり"100万分の1"という意味が付与されてくる。
"1000の3乗分の1"は"n(ナノ)"であるハズだが、"iPod nano"の出現で、ナノの意味が曖昧になった気がする、ってコト、既に2年以上前にジャッキー大西氏が指摘していた。
で、ここへ来てメガマックとか出てきた。その前にはギガミートとかいうピザもあった気がする。テラだかペタだかエクサだかの牛丼は、不誠実なバイトと共に消え去ったようで、理科の教員としては少し安心していた。テラ安心。

で、ここへ来てソバ屋に"メガ"が進出してきた。
20080702213.jpg

本当にメガなら、"100万倍盛り"にしてほしいと思うのである。器の直径でも、容積でも、あるいはソバの長さでも良いけど。よく見れば、"1.5倍盛り"でしか無いらしいぞ。どこがメガなのだろうか? "大盛り"で良くね?
せめて、ナノは iPod だけ、メガもマクドナルドだけにして欲しいなぁ。そうじゃないと、混乱が生じる気がする。日本人の基礎学力が低下するぞ。理科離れだ。ほら、既にアメリカはあんなに学力が低下しているじゃないか、大統領を筆頭に。

しかし大体、マクドナルドもソバ屋もピザ屋も、不当表示に当たるんじゃ無かろうか? 詐欺じゃね?

最近おもしろかった新聞記事。

「幸福の木」から金の粒 ?
高校生が調査 ▼ 園芸土と判明
台東区の女性が育てている木の鉢から、金色に輝く粒がたくさん見つかった。以来、女性は気になって仕方なかったが、都立科学技術高校(江東区)の科学研究部の生徒たちが調査し、ナゾの粒は主にオーストラリアで産出する園芸土と判明。女性は「金じゃなくて残念だったけど」と言いつつ、胸をなで下ろしている。
自営業の佐々木舞子さんは6月末、約20年前から自宅で育てていた「幸福の木」を別の鉢に移し替えようとしたところ、金色の粒が手のひらをいっぱいにするほど出てきた。一粒が直径数ミリの大きさで、見かけは金箔(きんぱく)にそっくりだった。
宝石店などで調べてもらったが判明せず、悩んでいたところ、同部部長の相川幸平さん(17)らが調査を買って出た。「蛍光エックス線分析装置」などを使って調べたところ、物質の成分は鉄38%、ケイ素21%、アルミ19%など。金は含んでいなかった。この成分比率は「バーミキュライト」と呼ばれる園芸土と似ており、国内でも広く市販されていることがわかった。
佐々木さんは「ゴールドじゃなかったのは悔しいけれど、楽しかった。こんな機会があれば、子供たちももっと科学に興味がわくはず」と感激した様子。顧問の早川信一・主幹教諭は「不思議に思ったことを調べるのが科学の基本です」と話していた。
(2008年8月12日 読売新聞)

ササキさんの勘違いも分からなくはないです。私も同じような勘違いを小学校のときにしました。
鉢植えの中に、「妙に角張ってるキラキラしたツブツブ」を見たときはドキドキしましたねぇ。しかし、同じツブツブが DIY の店先などにも存在するのを見て、「金じゃないんだろうなぁ」って気づきましたね。
この記事、ツッコミどころが多すぎるのですが、個人的には、"バーミキュライト"の姿と名前が一致したことが、一番の収穫でした。

「自由研究」頑張ってねぇ(ヒトゴト)

もうすぐ夏休みも終わる。

過去1ヶ月、当サイト内で最も閲覧されたページはコイツです。
冬の自由研究(リンゴの変色について) -"知恵ぶくらー"を嗤う-
実に総アクセスの2割を超えています。
ま、普段は"80pv/日"前後の零細サイトなのに、この1ヶ月では"100pv/日"になっていますから、検索エンジン経由の一見さんが増えたのでしょうね。

小中学生の皆さん、及び親御さん、大変ですね。
自由研究という不自由を、どうか乗り切ってください。

5号館のつぶやき : POWERS OF TEN で、こんな動画があることを知りました。

静止画のダイジェスト版?を、月刊雑誌の Newton で見た気がします。動画は初めて見ました。
対数の威力を思い知る気がします。

芝生の上のカップルがどんどん小さくなっていき、シカゴの町並み、ミシガン湖、五大湖...と、ズームアウトしていく様は、"Google Earth"を彷彿させます。
動画"POWERS OF TEN"の天体軌道の表現を見たとき、"Mitaka"を思い出しました。多分、"Mitaka" の作者は、"POWERS OF TEN"を見たコトあるんだと思います。

これは、動画からのキャプチャ。
ten.jpg

これは、"Mitaka"から。
mitaka.jpg

"POWERS OF TEN"ってのは、超名作だと思います。IBM が関わっていたのですね。
茨城県東海村にある原子力科学館には、そのパクリが置いてあります。
kagakukan.jpg


数日前、職場の数学科「酒任」のセンセに「国立天文台の"ミタカ"って、知ってる?」って言われました。「はい、知ってます。ありがとうございます」と伝えました。
わざわざ、このソフトの存在を教えてくれるなんて、ありがたいと思いました。そして、そのソフトの存在を知っていたので、ちょっと面目を保ったような気がした私でした。

米は米屋?

「米への残留農薬」ってヤツは、少なくとも「メタミドホス」については、無視しても良いと思う。(参照:過去の日記)

で、カビ毒「アフラトキシン」についても、少なくとも喫煙者は気にしなくて良いんじゃないかな? タバコの煙の方が、よほど毒性が高いだろう。


何で、そのような米が流通したのか。
私は最初、こちらのブログでその原因を知りました。

海部の日記帳<情報科教員。映画・音楽など>:ウルグアイ・ラウンド
9月5日のエントリーです。
こういった突っ込んだハナシは、新聞などのサイトでも、先週半ばまでは見られなかったように思います。

上の記事を見たときは、純粋に「へぇー」って感心しました。情報科の先生でありながら、農業政策や国際政治に詳しいのだなぁ、って。情報科関係の先生のブログは、結構読んでいるのです。この海部センセイのブログも。しかし、海部センセイのブログで、こういった政治的なハナシは珍しかったので、やけに印象に残っています。


こちらは、ミニマムアクセス米について、更に詳しく書いてあります。
何かの拍子に、購読? するようになったサイトですね。農政関係に詳しい。

Sasayama's Weblog >> 事故米問題の根本には、ミニマムアクセス米がある
9月17日のエントリーですね。


世の中は複雑であります。
結局、「事故米」は廃棄するとかしないとか。

壮大な無駄ッスねえ。

中国産の牛乳にメラミンが混ぜられたのは、タンパク質が多いように見せかけるためであった。

melamine.gif
タンパク質とは、α-アミノ酸(図は最も簡単なアミノ酸 グリシン)が多数つながった物色の総称である。アミノ酸は、その分子内に、必ず1個以上のアミノ基(-NH2)を持つ。簡便なタンパク質検出法は、試料中の窒素 N を定量するらしい。詳しい仕組みは知らない。
今回の事故、検査する方も、牛乳を(正に)水増しする方も、「仏作って魂入れず」じゃねーかと思った。生産者(の元締め?)は酪農業の心意気から逸脱してるし、加工会社は本質的な品質管理からはズレているように思える。

で、面白い(不謹慎でスミマセン)と思うのは、メラミンの毒性の表現方法である。日記の表題にした「エッグタルト428個」。これは毎日食べ続けると、メラミンによる健康被害が出る量のコトらしい。
多分、その計算はある程度確かなのだろう。そして、ppm(parts per million)オーダーのメラミンなんて、普通の大人なら、無視して構わないハズ。

しかし、百個超のエッグタルトを毎日食ったらば、それは危険だろう。確実に成人病になれる。糖尿・肥満・高血圧や、そこから派生する脳血管障害などが、近い未来に待っているハズ。


エッグタルトはマカオ名物だそうで、数年前に訪れたトキ、本家?の店で頂きました。おいしかったです。KFC でも一時期エッグタルトを扱っていたが、マカオの方がおいしかった気がするッス。ま、名物・名産品とはそんなものなのでしょう。

ちなみに、私が忘れ難い食べ物を適当に挙げると、こんな感じ。
青森のホヤ いわきのメヒカリ シルクロードのハミウリ パリのパン 大連のサヨリ 上海の焼き小龍包 喜多方のラーメン 広島のお好み焼き(以上、思いついた順)

不況上等

最近、ヒトの活動による皮膚炎に困っていたんだよね。
これで、もう少し分をわきまえるんじゃないかな? -by地球-

地図を回すか回さぬか

私が普段乗る車は、実家にあり、主に運転しているのは父親だ。多分、父親の次に長い時間、その車を運転しているのは私だろう。
私はその車に乗る度に、シートの位置その他を補正する。安全のためである。
カーナビの設定も変える。父親は車の進行方向が画面の上になる設定を好むようだ。地図がぐるぐる回転するタイプ。「地動説」の画面表示だ。私は地図の北が常に画面の上に来る設定にする。「車動説」の画面表示。

地図の方角が常に固定されていないと、自分がどちらの方角に向かっているのか、それが分からなくなる気がする。
街中などで、印刷物の地図をくるくる回して見ているヒトを見たりする。あれは「私は方向音痴です」と周囲の人間に披瀝しているような気がする。だから私はやらない。地図を見る際、「男は黙って北を上」が美しい気がする。

しかし、よくよく考えてみると、地球の地軸というのは、絶対的な座標でも何でもない。宇宙全体から考えるならば。
だから、「地動説」も「車動説」も、どちらが優れていて、どちらが劣っているなんてコト、多分無いのだろう。


過去の関連する日記

太陽が地球を回ってる
http://www.ariori.com/diary/2005/01/14/

春分の日の決まり方 そこから派生する無常観 そして再生
http://www.ariori.com/diary/2005/11/25/

朱鷺の思い出と別れるトキでは?

トキって、繁殖させ、放鳥までする必要あるのだろうか? 過酷な環境に晒され、そのうち落鳥しちゃうだろうし。私はトキ保護センターには価値を感じない。働いている方には悪いが。
ニホンの一部の勢力は、何らかのノスタルジアに由来する政治的判断のもと、絶滅寸前のニッポニアニッポンを増殖させているのだろう。しかし、そいつは既に中国産なワケだ。「遺伝的には一緒」とか強弁なさる方もいらっしゃるようだが。

「日本固有種のメダカを守ろう」とか、「外来種であるブラックバスの放流反対」とか、「ニホンザルとタイワンザルは違うんだから混ぜるな」みたいな主張は色々と聞く。「ホタルの問題」は深刻な気がする。もし、それらの主張と「トキ問題」を同期させるなら、佐渡島のトキが1羽になった時点で、トキ保護センターはフェイドアウトさせるべきだったハズ。
5年前、日本産のトキが全部死んだとき、センターも解散し、外来のトキは中国へ返すべきだった。今から返しても遅くはない。

ま、トキが保護されてきた歴史は長いので、単純にはメダカやサルとは比べられないだろうが、何しろ考え直すべき時が来ていると私は考える。日本では不況のためにホモサピエンスサピエンスがバンバン死んでいるのだから。


過去の関連する日記

雨の動物園に思う
http://www.ariori.com/diary/2001/06/06/

才(ざえ)足らず ASTROPULSE 落ちにけり

何のハナシかって、BOINC 内の一つのプロジェクトである seti@home のハナシです。

職場のパソコンも、自宅のパソコンも、スクリーンセーバーは BOINC にしてあります。
なお Windows に於いて、スクリーンセーバーその他がきちんと立ち上がらない場合、パソコン内に2つ作成された BOINC という名称のフォルダについて、アクセス権を適切に設定すれば良いようです。「適切」って書き方が微妙ですが。
自分で行った設定が正しいのかどうか、自信が持てないから、この場には書きません。私の場合は「ゆるゆる」にしてしまいました。本当はどうすべきか、イマイチ分かっていません。

で、「最近は seti@home の task が降ってこないコトもあるなぁ」と思っていたら、職場のパソコンに数週間前、巨大なヤツが来ました。表題の"ASTROPULSE"が。検索してみると、今年の7月くらいから、正式に運用され始めたらしいです。

で、見事にノルマを果たせず(数時間差?)、職場の電力を無駄に消費してしまいました。その量はごく微かでしょうが。
記念に、スクリーンショットを。3年前の廉価なノートパソコンにとっては、荷が重すぎたようです。もう少し残業してれば良かったのか?
astropulse.jpg


ところで、自宅のパソコンは Core 2 duo E8200 なんですが、BOINC がぶんぶん回っています。マルチコアですので、同時に2つの計算をこなしているようです。BOINC を起動すると、「CPU 利用率」が 100% になります。ケース内のエアフローが良くないのか、テキメンに温度が上昇するようです。マザーボード P5K の温度表示は50℃を超えます。
夏場を無事乗り切ったので、今後は暖房器具として活躍してくれるでしょう。

このパソコンを組んだのは、今年の初めですが、熱の発生量は以前(CUSL2 に PentiumIII 800EBMHz)と比べて減ったようです。ま、電源交換が一番影響しているとは思いますが。
多少地球に優しくなり、「地球外生命体探索力」( = 計算スピード)はかなり増強されたようです。


過去のBOINC関連の日記(抜粋)

BOINC!
http://www.ariori.com/diary/2005/11/19/

知的財産権の侵害
http://www.ariori.com/diary/2006/03/03/

Einstein@home
http://www.ariori.com/diary/2006/03/13/

天気予報は見て貰ってなんぼ!

昨日、東京私立中学高等学校協会が主催する講演会に行ってきました。

日時 平成20年12月6日(土)午後4時 ~6時
会場 開成中学高等学校 荒川区西日暮里4-2-4 電話:03-3822-0741
演題 「天気予報は見て貰ってなんぼ!」
講師 木原 実 氏(日本テレビ天気コーナー担当 他)

スミマセンが、実は私は木原さんのやってる天気予報って、あんまり見ていないのです。
朝テレビ見るなら「めざましテレビ」であり、夕刻は大体 NHK にチャンネルが合っている場合が多いから。
NTV の番組、時々見るコトもありますが、「周りのコドモがうぜぇなぁ」って思ってしまうのです、スミマセン。


話を聞いていて、「へぇ」って思った点をいくつか。

・NTV の天気予報は「グリコのキャラメル作戦(おまけの付加価値で勝負)」である。
・木原さんの周りに群れる子供は、小学6年生以下である。(年齢が上がると、奇を衒ったりし始めるため)
・NTV には、13名の気象予報士が詰めている。
・NHK の「冬将軍」は何故に和風なのか。(冬将軍とはナポレオンが苦戦したロシアの寒気だから、洋風では?)
・天気予報の「所により」は、降水が予想される面積が、指定された地域の1/2以下(未満?)となる場合。
・旬のキュウリの生産エネルギーは996kcal/kg、ハウスものは5054kcal/kg(こちらが元ネタ)


全体で2時間の講演だったのですが、話術も巧みで、一気に終わってしまったように感じました。
お人柄としては、真面目で勉強熱心であり、バランス感覚の優れている方だなぁ、って思いました。偉そうでスミマセン。

ひまわりが古くてヤバいって話も出ました、私はこちらのサイトを見たので、知ってはいました。
ひまわりの陰で - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com

ご存じなかった方(教員)は、結構居たようです。

また、私も以前から思っていたこととして、

・夜の晴天は、月が出ない場合(たとえば新月)もあるのだから、月の絵が晴れのマークなのはおかしい。

ってのもおっしゃってました。激しく同意します。ま、どうでも良いことでもありますが(笑)。


講演の最後は「地球温暖化」に話が及びました。様々な書名を紹介してくださいました。今後、いくつか読んでみようと思うものがありました。

木原さんは最後におっしゃっていました、「勉強するほどに"地球温暖化"は複雑で分からなくなる」と。激しく同意します。
「分からないことが多いからこそ、勉強は必要なのだ」とおっしゃっていました。しかしまた、気象(特に日本風の「侘び寂びチック」なもの)に興味を持つ小学生中学生が居るわけもない。小学生は、気候の変化に風情を感じるよりも、目の前の木を登るのが普通だ。ともおっしゃっていました。確かに。

今後はなるべく、NTV を意識的に見るようにしようと思います。ミーハーだから。


余談です。
『舞妓Haaaan!!!』って、すごく面白い映画だと思います。テレビ放映で見ました。
あれは、NTV 所属の社員が、NTV のシゴトとして作成した映画だそうです。『252 -生存者あり-』も、同じ系列の映画だそうですわ。
でも、私は映画館に行かないのですね、全然。スミマセン。


私の「地球温暖化」関連の日記はこちらです。木原さんとは、話が合いそうに思います。勝手に親近感。

WindowsVistaは本当に買いなのか
http://secret.ddo.jp/planets/Toshi/vista.html

は面白かったです。初稿は Vista が出始めた2007年3月に書かれたようです。
例によって、何故そのページにたどり着いたのかは忘れましたが、一通り読ませて頂きました。
「ウィンテル同盟」という語もあまり聞かなくなりましたね、何故でしょうか。

特に興味深かったのはこの部分です。

とうとうやりました。マイクロソフト!
VISTAでは従来のAPIを捨てて、.NETフレームワークを基本としたAPIに乗せ変えました!
つまり、高速で動かなければならないAPIで有るにも関わらず、遅いAPIにしてしまい、強引に開発者に使わせようと言う訳です。
おそらく互換性の為に今までのAPIも使えるはずですが、きっとマイクロソフトは開発者に向けてこう言うでしょう。「古いAPIは互換性の為に残して有るだけで今後サポートされる保障は有りません。新しく開発するアプリケーションでは新しいAPIを使ってください」と。
つまり、今まで作られたアプリケーションはVISTA上でもそこそこの速度 (とは言えXPよりも重くなるでしょうけど) で動いてくれるはずです。
しかし、今後VISTA専用アプリとして作られたプログラムは、重たいAPIを使っているのでもっと重くなるのです。
もはや我々は、CPUパワーやメモリインフレがもっと向上して救済してくれるのを待つしか有りません・・と言う状況になるのです。

実際、一番最後の文については、実現されています。CPU も メモリも、クソっ速くなりました。
私が Vista に乗り換える気になったのも、2008年初頭には、だいぶ環境が整ってきたからです。それまで、自宅では古いパソコンで Windows2000 を使っていました。

".NET"が何なのか、今までハッキリと知らなかったのですが、何となく理解できました。
また、確かに Vista では動かないプログラムに出会った事があります。ノートパソコンの"BIOS 更新プログラム"でした。ちょうど、この文章を読んだ後だったので、古い Windows 上で走らせ、事なきを得ました。もしこの文章を読む前に、それを弄っていたら、いつまで経っても解決しなかったかも知れません。


ソフトウェアの進化(?)と、生物の進化って、かなり似ているような気がします。
無駄なコードがどんどんどんどん蓄積していくところが。

ウイルスは、パソコン用も生物用も、逆の方向へ進化している気がします。特に生物内で増殖するウイルスは、どんどん素敵で単純なコードを目指しているように見えます。
単純さを求めるコードと、過去を飲み込みひたすら巨大化していくコード。相反する力の駆け引きによって、コンピューターの世界も、生物界も、その姿を変化させていっているような気がしました。

「プ会」に参加したから、こんなコトを考えたのかも知れません。
ま、生物とパソコンで究極的に異なるのは、パソコン用のコードは複雑になっても、何も良い事は無いってコトですな。


そんな事をぼんやり考えていたのは、この週末なのであるが、今朝、生命の起源について、面白いニュースがありましたね。
'生命の起源''有機分子は隕石の海洋爆撃によって生成した!!

ちょっと間抜けな電飾

20081213.jpg

この画像は職場のキンモクセイである。
一昨年、あるいはその前かも知れない。LED らしき電飾が施された。年末、クリスマスが近い頃だった。今のような。

で、年が明けたら電飾は撤去されるのだと思っていた。ところがどっこい、そのまま放置され、現在に至る。設置が面倒だったのだろうか?

私は無駄な電飾が好きじゃない。「この季節の電飾」って「私は俗物ですよ」って周りに宣言しているだけのような気がする。私は既に充分に俗物なので、これ以上俗物になる必要を感じないのである。
で、この電飾、他人が設置したものなので、私がわざわざ外すコトも無い。ってか、外したら怒られそうだ。確か、昨年には、一系統の LED 群が死んでいたハズ。でも、最初に設置した状態のまま、幾星霜。。。☆


で、いまではしっかりと、キンモクセイの内側に、電飾の配線がめり込んでいるのですね。というか、キンモクセイが育ったようだ。
少し間抜けな光景だと思っています。

「一度 LED 群を撤去する」ってコトになったら、その作業に協力することはヤブサカではないッスよ。って宣言しておく。

カップの中の「大規模構造」

20081216267.jpg

緑茶である。

大規模構造(画像ググリンク)に似てませんか?


職場では、中国方式で茶を飲んでいる。茶葉をカップに入れ、そこに湯を注ぐ。濾したりしない。葉が沈んだところを見計らって飲む。水面の葉は、ふうふう吹いて、蹴(?)散らす。

日本の緑茶でこの飲み方をすると、「大規模構造」のようなものが現れるのだ。対流の具合や分子間力の微妙な力関係によって、この構造ができるようだ。もしかすると、「大振り」であるカップも影響を与えているのかもしれない。
茶の対流が終わる頃には、このような構造が現れてくるのだ。粉茶ならば、もっとハッキリ現れるのかもしれない。しかし、水底の大きな沈んだ葉も、何らかの作用を及ぼしている可能性も捨てきれない。
一番「構造」が綺麗に現れるのは、茶を一杯飲んだ後、2度目に湯を注いだときだ。
一杯目の茶は、水と茶の馴染みが良くないようだ。「構造」はハッキリとは現れない。また、3回目になってしまうと、構造の要素となるべき「茶の粉末」自体が、私の胃の中に収まった後となる。

実はこの画像を撮影した後には、経験から言うと、もっとハッキリとした「大規模構造」が見えたはずなのだ。綺麗なソイツを写真に撮ろうと思って、冷えた茶をしばらく放置してあったのだが、気が付いたトキには、「大規模構造」を飲み込んでしまっていた。残念である。


このネタは、ずーっと温めておいたのですね。天文学に詳しいっぽいでしょ。ってか、実際私は理科の教員だけど。
明日から、職場では中国茶を飲み始める。「大規模構造」とは、しばらくお別れなのだ。

復帰中

20090107309.jpg

年賀状の整理(出した受けたチェックと住所録管理)は先ほどやっと終了し、mixi とやらのチェックを開始しました。およそ2週間分。

画像の「じゅーす」を深夜に改めて飲んだのですが、やはり「アセロラ」が弱いです。
パッケージはそいつを主張しているのですが。
世の中によくある、「期待しすぎて、肩すかし」ってヤツですね。ま、トマトジュースとも、ニンジンジュースとも違うのは確かですが、アセロラドリンクとも違います、明らかに。

そうそう、開封した紙パックの野菜ジュースは、口をクリップで挟むべきだと思います。画像ではとりあえず洗濯ばさみを使っていますが、もっと適した製品もあります。今、探し出して装着し直しました。
開封した口は、なるべく狭くした方が、内部のジュースの酸化が抑制されるでしょう、定量したことはないけどさ。


日記に書くネタは、それなりに貯まっているのですが、余裕がないのでまだ記せません。

読んでいない他人のブログが、かなりの量貯まっているハズです。読まなくても死にはしないのですが、読まないと気分が悪い。明日以降頑張ってみましょー。

この1年くらいかしら?、"パワースポット"ってコトバは、私の「エセ科学センサー」に引っかかる。

2009年2月9日現在、"パワースポット"についての日本版ウィキペディアの記述は、石石混淆って感じだ。
この"パワースポット"、「出典を必要とする記事」と「オカルト」ってカテゴリに分類されている。良い傾向ですね。
powerspot.gif

こういう「エセ科学」は、中途半端に科学的な語句を織り交ぜることによって成立する。理科に弱いと、いろいろ騙されるッスよね。"パワースポット"って、言い出しっぺは誰か知らないけど、今は観光業界が促成栽培の柳の苗を植え、ドジョウの稚魚を放流して待っているように思えます。
分かりづらい比喩ッスか?

なお、経済に弱くて欲が深いと、ネズミ講に引っかかりますな。
そして、うかうかしてると、私のような教員・ここ ariori.com のような変なサイトに騙される。意識的に騙しているつもりはありませんが。


見た目が神秘的、というか、無神論者であるはずの自分が「神々しさ」を感じた場所、いくつか思い浮かびます。
日本で無理に絞ると、摩周湖(画像ググリンク)と高千穂峰(画像ググリンク)です。


パワースポットって、見るとエネルギー(って何?)が得られるのですかねぇ?
あるいは、近寄ってこそご利益があるのでしょうか? やはり距離の2乗に反比例するのかな?

何にせよ、地球上には限りなく"パワースポット"がありそうな気がします。狭い日本でも、相当数存在するらしいですから。
そして、この供給過多な「パワースポット」、宇宙全体で積算するならば、宇宙のどこに居ても、そう、アナタが今居る場所でも、その"パワー"の恩恵を受けられそうな気がしませんか? だって、惑星の数は「星の数」以上、つまりほぼ無限に存在するハズなんですよ。


で、私は太陽は凄いと思うのですよ。あれほど「地球上の生物」にとって、有り難い存在はない。バリバリにエネルギーを感じます、皮膚から直に。


結論 「パワースポットなんて気のせい」

スラッシュドット・ジャパン
「個人情報保護」のため卒業式の写真・ビデオ撮影を禁止?

から、
AGARA紀伊民報
撮影ご遠慮ください、保護者から不満も 田辺中学卒業式

を知った。

スラドの記事には、

個人情報保護法って、そんな内容含んでたっけ? つ~か、学校のサイトに生徒の写真とか名前出てますけど......

とある。で、その中学の公式サイトを見る。
http://www.tanabe-h.wakayama-c.ed.jp/tyugaku/H19tayori/40_1.htm
↑確かに。アホか。


紀伊民報の記事の中には、以下のような記述がある。

浜野校長は「保護者としての気持ちはよく分かるが、写るのが自分の子どもだけではない場合、個人情報保護法で規制される。撮影されるのを嫌がる生徒や保護者がいるかもしれないし、ほかに流用される可能性もある。その場合は学校として責任が持てない」と説明。多くの保護者が一斉に撮影することになると、式を厳粛に開くことができなくなることも理由に挙げ、理解を求めた。

校長の本音は、「式を厳粛に開」きたいっていう、ただそれだけなのだろうと想像する。
だったら、厳粛な式が行えるように、式の前に保護者に注意をすれば良いのだ。「携帯の電源はお切りになって...」とか「他の参列者の迷惑になるような行為はお止め...」とかさ。

こういういい加減なコト言っちゃう校長がいる学校は、大変だろうと思うよ。
紀伊民報は良い記事を書いているんじゃないかと思います、思考停止のアホを糾弾するという意味で。


もう一つ似たような記事を見た。

NATROMの日記
香水の自粛のお願いに化学物質過敏症を持ち出さないほうがいい

から、
asahi.com
「授業参観、香水控えて」 学校「過敏症の子に配慮を」

NATROM氏は医師だそうで、昔から疑似科学を根絶やしにすべく活動なさっている。私が「疑似科学」あるいは「似非(エセ)科学」に興味を持ち出し、ネット上の検索が楽になった頃から、そのお名前は知っている。

どちらの記事も、学校と保護者のやりとりを扱っている。パッと見、内容は似ているようだが、実は雲泥の差があるわな。

朝日新聞に出てくる「名古屋市瑞穂区の市立小学校」は素晴らしい。NATROM氏も書いているが、その小学校は以下のようなメッセージを親に送ったらしい。

子どもによっては、保護者の整髪料や香水などに反応して息が苦しくなるなどのアレルギー症状が出るようです。鼻やのどを刺激するような整髪料や香水を控えていただくと、大変助かります

もともと、この名古屋の小学校の話題には「化学物質過敏症」なんてフレーズは無く、朝日と広田氏とやらが結託し、アサヒッているんじゃないか。私はそう思ってしまった。


と、ここまで書いて、私は気づいてしまった。
田辺の中学校は、「君が代」周辺のゴタゴタか...?

やはり、2ちゃんでも、同じコト気づいた方々が居るみたい...
なお、ちゃんと「和歌山」というフレーズも入れないと、大阪の同名校(更に怪しい...?)が引っかかってきます。ご注意あれ。

むりかぶし望遠鏡がとらえた、ソンブレロ銀河
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/02/17m104/

ってサイトを見て、ソンブレロ銀河が帽子の「ソンブレロ」じゃなくなっているコトを知った。きれいな渦巻き構造が見て取れます。

http://www.seds.org/messier/m/m104.html
↑こっちのサイトにある画像は、私の記憶にある「ソンブレロ銀河」に近い。

ソンブレロ銀河はメシエ天体(ウィキリン)の104番目らしい。通称M104というコトだ。

ソンブレロ銀河で画像検索すると、その画像が複数出てくる。そういえば、ハッブル宇宙望遠鏡による画像、見たことがありました。あれも「ソンブレロ銀河」だったこと、初めて知りました。「厚みのないホタテガイ」みたいに見える画像ね。

ハッブル望遠鏡による「かに星雲」の画像を見たときも、結構衝撃を受けました。私の頭の中の「かに星雲」とは、全然異なっていたから。

先日、やっと『利己的な遺伝子』の一番新しい版である「増補新装版」を読み終えた。この「増補新装版」は、初版刊行30周年記念として、作成されたものだそうだ。日本では2006年に発行されていた。
職場の図書館に買ってもらい、一番に読ませてもらった。

一言で感想を言い表すと「概念"利己的な遺伝子"というミームは、自然科学を勉強してきた私に、しっかりと根付いていた」というところだろうか。
書物その他によって生物学を習得する過程で、30年前にドーキンスが発表したような「生物体と遺伝子に関する見方」は、私の中に何の違和感もなく存在していた。この本を読むことによって、その「見方」がさらに整頓された。

当初、この書籍が目指したことの一つに、「"群淘汰"という概念の廃絶」があったようだ。私は高校時代、その語を教科書か資料集で見た記憶がある。腑に落ちなかったので、記憶に残っていた。
この本を読む少し前、この講演録(pdf)を拝見し、やはり「群淘汰」という概念は間違っているのだろうと認識した。


xvi ページから始まる「1989年版へのまえがき」の一部にあるドーキンスの言葉が、この書籍の「評価」を端的に表しているように思える。なお「下線部」には、傍点が付してあった。

この本は、(中略) 最初から書評は心地よいほどに好意的で、これが論争的な本だとは、最初は見られなかった。何年かのうちにこれは大いに問題をはらんだ本だという評判が高くなっていって、今では過激な極端論の著作だと広くみなされている。けれど、この本が極端論だという評判が広まっていったその同じ年月の間に、この本の実際の内容は、次第、次第に極端なものとは思われなくなり、次第、次第に当然なものとして通用するようになってしまった。

その「いざこざ」のために、私が前回読んだ『神は妄想である』が書かれたのだろうと思った。
『延長された表現型』が、著者ドーキンスのお奨めであるらしいが、ホントにまた暇になったら読もうと思うのであった。


遺伝子というと、つい最近、こんな話がありました。
女王シロアリの後継は"分身"、交配せずに産卵...岡山大確認
念のため(すでに誰かが取得なさっていた)魚拓

二酸化炭素排出権とか atomica とか

日本が、ウクライナから二酸化炭素を買うとかなんとか。

円高らしいから、買うには良い時期かも知れないが、本当に買う必要があるのか無いのか。
大体、どうやって二酸化炭素の排出量やらなにやらを検証するのだろう。
「お上が決めなさったのだから、勝手にどうぞ」とも言えない。私の税金も含まれているだろうからな。

私は、排出権取引は胡散臭いと思っている。


そんな中(?)、『原子力百科事典ATOMICA』が復活したらしい。私も、サイト復活を微かに望んでいた。アドレスが全般的に変わったようだ。
こちらのサイトを見て知った。
Diary or Notes: 原子力百科事典 ATOMICA は再開していました!

数カ所、当腐れサイトからリンクがあったので、貼り直しました。

で、今日改めて知ったのだけど、私がリンクしてたページの1つは、『原子力百科事典ATOMICA』の最初の項目らしい。『エネルギーに関する国際的取り組み (01-01-01-01)』ってヤツ。
自らの存在を正当化したいのだろう。ご苦労である。

広瀬隆氏の著作を読み直している最中なので、どうしても原子力に批判的な態度になってしまう。そんな私は電気を使い続けている、今も。


<過去の関連する日記>

二酸化炭素削減よりも

気象庁は勇み足 エコノミストは暴走

二酸化炭素売ります

変化していく BOINC

私は、かなり初期から BOINC に関わっている。classic な SETI@home から移行した世代(?)なのである。
この日記の中にも、結構 seti(とBOINC) の話題があるので、新たにカテゴリ"BOINC&SETI"を作ってみた。

2005年は「世界物理年」だった。
World_Year_of_Physics_2005.gif

2009年は「世界天文年」であります。
新しいアルゴリズム(?)の"Arecibo Binary Pulser Search"が、いつの間にか加わっていました。その意義はよく調べていないけれど、新しいものが出てくるのは嬉しいです。
なお、今年は「ダーウィン生誕200年」でもあるらしいですねぇ。


で、SETI@home について、数年間暖めていた話題がある。NHK の放映した番組内に、一部「やらせ」がありそうなのだ。

「NHKスペシャル」に、『宇宙 未知への大紀行』というシリーズがあった。(NHKのサイト)
その第2集(2回目)は『地球外生命体を探せ』という題名である。本放送は2001年5月27日だったらしい、上記サイトによると。
で、私は教員なので、授業で生徒に見せるために、VHSテープに録画した。そのテープは、私のコレクションの中で、一番再生した回数が多いだろう。DVDがあったら、自腹で購入したいくらいである。 ...って、検索したらとっくの昔にDVDが発売されていた。むむむ... かなり欲しい。しかし、相手は国民の金を浪費し続ける巨大企業の子会社だ。買うのも悔しい...

どうしよう ...。


と、悩み始めたので、今日はここで終わりにする。
上下2つに分かれている『全巻セット』を買うか、興味深い『第2集:地球外生命を探せ』と『第5集:150億年の遺産 ~生命に刻まれた星の生と死~』だけを買うか...。少なくとも『第9集』は私のVHS録画コレクションにあるのだが、生徒に見せた事はほとんど無い。生徒に見せるほどには面白くないから。『第8集』も録画してあったかも知れないが、あまり記憶にない。明日、職場で確認してみよう。

「やらせ」については、またいつか。

結局、ポチってしまった... (^_^;)

◆◆ ご注文内容 ◆◆
========================================
商品名: NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行 第I期 第2集 地球外生命を探せ
数量: 1
単価(税込): 3,990円
小計(税込): 3,990円(税込)
========================================
商品名: NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行 第II期 第5集 150億年の遺産 ~生命に刻まれた星の生と死~
数量: 1
単価(税込): 3,990円
小計(税込): 3,990円(税込)
========================================
商品名: NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行 第II期 第6集 ~もうひとつの地球を探せ~
数量: 1
単価(税込): 3,990円
小計(税込): 3,990円(税込)
========================================
送料(税込): 0円
----------------------------------------
お支払額合計(税込): 11,970円

私がビデオに録画していたのは、第2集と第7~9集でありました。
1万円を超えると、送料が無料ってんで、予定していなかった「第6集」も買うハメになったッス。定額給付金を入手する前に、その額をほぼ使い切ったことになる。それも良かろう。

私の「NHKエンタープライズ」に対する思いはこちら

4月9日の予告の続き。

番組『宇宙 未知への大紀行 第2集 ~地球学生明体を探せ~』が放映されたのは、2001年5月だったようだ。
撮影が行われたのは、普通に考えると2000年のコトなのだろう。

この番組内、開始から37分ほど経過したところで Chris Thorpe 氏が現れる。アメリカでブドウ園を営んでいるそうだ。
「最近 SETI@home に参加した」というフレコミである。

mr_chris.jpg

Chris Thorpe なるアカウントは、SETI@home 内に、実際に存在する。

chris_thorpe_on_seti@home.gif

2人存在していて、それぞれ以下のような実績を残している。
BOINC には参加していないようだ。

SETI@home 登録日 25 Aug 2000
国名 United States
総功績 0
最近の平均功績(credits/day) 0.00
SETI@home classic workunits 229
SETI@home classic CPU time 6,021 hours
SETI@home 登録日 8 Aug 2000
国名 United States
総功績 0
最近の平均功績(credits/day) 0.00
SETI@home classic workunits 34
SETI@home classic CPU time 6,579 hours


両名とも、2000年の8月にアカウントを作っている。
参考として、私 masaki の実績。

SETI@home 登録日 5 Aug 1999
国名 Japan
総功績 54,791
最近の平均功績(credits/day) 0.05
SETI@home classic workunits 4,238
SETI@home classic CPU time 26,896 hours


以下の画像は、私が保存している、最も初期の SETI@home キャプチャ画像。
seti_classic.gif

で、以下に示すのが、DVD からキャプチャした、クリス・ソープ氏所有のパソコン画面。プログラムのバージョンは 2.?? と読める。version 2 がリリースされたのは、2000年1月のコトのようだ。(参考)
なので、最初の撮影は、ブドウの実る「2000年の夏~秋」というコトになろう。

3905.jpg

「SETI@home に参加したばかり」ならば、計算が完了したユニットは"2"というのも、頷ける。


彼は、44分過ぎにも再び現れる。
なんでも「SETI@home に参加して1年(経過した)」というコトらしい。普通に考えると、2001年の夏~秋だ。繰り返すが、この番組は2001年5月に放映されている。

時系列が破綻している。

その際のキャプチャ画像は以下の通り。

4414.jpg

私の目には、計算が完了したユニットは、1桁に見える。

SETI@home classic は、1999年から6年間稼働したワケだが、1年で計算できたユニットが1桁なんて、ちょっと考えられない。
上に引用したように、2人、もしくは1人の Chris Thorpe 氏は、5年程(?)で数十から数百のユニットをこなしたのである。


つまるところ、あの番組作成者は、2000年の夏にブドウ農園のオッサンを捕まえ、数日(1日?)の間に、「SETI@home 参加直後」と「その1年後」の映像を撮影したのだ。

そう、テレビに良くある「やらせ」だ。
ま、害がある類の「やらせ」ではないが、捏造は捏造である。

実と剛をトポロジー

敬愛する鳥肌実氏も脱いでいたとは知らなかった。
画像では、若干肥えたように見える。アメフト部はシーズンオフなのだろう。不況のアオリで、部は解散したのかも知れない。高井戸は職場から近いが、そのあたりの事情は確認できていない。

で、私も全裸になってみた。やはり風呂場で。


考えてみたのだが、彼らも私も、同じ地球の上に居る。
トポロジー(位相幾何学)的に考えれば、基本的に同じである。というか、全てのヒトは同じく全裸だ。
ヒトと衣類と地球は、それぞれ分離しているから。

http://ja.wikipedia.org/wiki/位相幾何学


衣類とヒトをトポロジー的に見てみた。
ネット上では、そういった記述はなかった。

ヒトは、鼻の穴と口と肛門、合計4つの穴が開き、穴同士は繋がっている。
耳は鼓膜で閉じられている。尿道は袋小路だ。目頭と鼻腔も繋がっているが、肉眼では確認できない。

Tシャツと男子用パンツも同じだ。4つの穴が開き、その穴は繋がっている。

女子用パンツと乳バンドは3つの穴があり、内部で繋がっている。男性のYシャツなども同様。数字の"8"と同じってコトですね。
と、思ったが、シャツはボタンホールがありました。合計10個前後の穴が開いてますね。
乳バンドは、ホックを考えると、やはり10個前後の穴を持っている気がする。

ベルトループを考えると、スラックスなども複雑ですなぁ。
大まかに見ると、スカートは1つ穴であり、ドーナツやマグカップと同じだ。

なぁんてコト、帰宅中に雨の中歩いていて思いついた。
オチもなく終了。

トポロジーを知ったのは、雑誌『Newton』ですな、例によって。

乾杯ウコンEX

「乾杯ウコン」ググリンク

は、このような「薬物(的なもの)」を嫌っていた。

しかし最近、この「飲む前に飲む食品」を愛用しています。節操がなくて済みませんが、明らかに酔わなくなったッス。これはマジです。有名な「ウコンの力」は試したコトがありません。

宴会の最初、「とりあえず」ビールと一緒に飲んでます。


薬と言えば、『進化から見た病気』を読み終えました(アマリンク)。この本も、職場の図書館で買って貰い、一番に読ませて頂きました。面白かったです。

著者のブログ『5号館のつぶやき』は、いつからか愛読しています。どれだけ「RSSリーダー」に未読が溜まろうとも、このブログだけはきちんと読んでいるように思います。何というか「私と感性が似ている」んじゃ無いかと、勝手に思っています。


で、ちょっと前、上記ブログに「ウコン」についての記事がありました。

5号館のつぶやき : 万能薬ウコンの謎が解けた

上記記事や、そこで引用されている論文が、果たして正しいのか、あるいは胡散臭いのか、それは私もよく分かりません。でも、「クルクミンが細胞膜に作用する(らしい)」ってコトを知り、何となく「なるほどなぁ」って思ったのは確かです。


私が「乾杯ウコンEX」を知ったのは、配偶者の従姉妹の配偶者(上海在住)から、「(日本の)お土産に買ってきてくれ」って依頼されたのがきっかけです。
その彼は、以前にたまたま上野でこいつを買い、劇的に効くコトを知ったのだそうです。カプセルだから、持ち運びも便利。


おみやげに5パックほど買ったとき、自分用に1パック買ってみました。
職場の飲み会で、「飲む前に飲」んでみました。飲んだ量のワリには、気分の悪さや「ヘベレケ感」は無かったッス。それから愛用してます。


後日談?

「マスク」という日本の様式美

正しいマスクの使い方: 咳やくしゃみの人にそれを譲ってあげること: 極東ブログ

さすがに、「アルファブロガー」であらせられる「弁当爺」だと思った。


私は、「現在風邪(あるいはインフルエンザ)に罹患していない自分」にとって、マスクは不要だと考える。

毎日電車通勤であるが、今日はちょっと早めに家を出て、なるべく空いた電車に乗ろうとしてみた。しかし、電車の接続の関係か、あまり空いていなかった。明日は別の時刻の電車に乗ろうと思う。
職場(東京都内私立中高)でのマスク着用の指示に備え、自宅からマスクを複数持参して出勤した。電車の中では、特にマスクは着用しなかった。

私がマスクをするのは、自分の咳やくしゃみが酷いときか、風邪をひいていて口と喉の周辺に湿気を保ちたいときだ。


話は変わる(ように見えるかも知れない)が、ネクタイってあんまり好きじゃない。
しかし、一応社会的な活動(日本のヒト社会での勤労)を行っているので、「フツー」に見えるよう、ネクタイとかをしている。


職場では、本日より「マスクをつけて授業しましょう」って指示が出た。自分の感覚とは異なるのだが、素直にマスクをしましたとさ。私も丸くなってしまったものである。
釈明すると、「教師全員マスク着用」に対していちいち反論するのは、「非生産的」だと思ったからである。決定事項に反論するよりは、マスクを付け、さっさと授業を行った方が良いに決まっている。
なんてったって、ここは「マスク天国」の日本である。


なお、職場では「朝、体温を測ってね」って指示も出ていたので、ちゃんと測定してから出勤した。起き抜けは35℃台前半だが、およそ2時間後の職場到着直後は36℃台半ばになっていた。知識としては知っていたが、自らの体温経時変化は、初めて観察した。


2009/05/28追記
数日前に、「マスク着用せよ」って指令は解除されました。26日火曜日だったかな?
なお、体温測定は継続しています。その判断は良いと思います。
ま、検査しなければ、東京都からはインフルエンザは出ませんよね。「高度な政治的判断」とも言えるのかも知れません。見ざる聞かざる言わざる。
北朝鮮も、東京都も、市井のヒトに「情報を与えない」って点では同じですね。北朝鮮よりは東京都の方がマシなのは、多分確かです。
私はそれほど飢えたコトは無い。


過去の関連する日記
文化の不思議
微かなる反抗
腰パンって見苦しくない?

丸山茂徳センセイの話を聞いてきた

先に白状しますと、たびたび意識を失いました。
しかし、意識を保とうとする努力は続けました。
お話は面白かったです。
生物科の教員にとっては、部分的に難解な用語・概念があったんじゃないかと思います。


ネット上で検索しても、私が本日お聞きした講演の話題は出づらい。
ってか、「埼玉県高等学校生物研究会」で検索して知りましたが、この団体の公式(?)サイトは無いのですね。
改めて、「都生研(東京都生物教育研究会)」のナベタセンセイは偉いと思いました。


具体的には、以下の講演会に行ってきました。
2009年5月27日(水)埼玉県高等学校生物研究会講演会「新しい生命進化論:銀河からゲノムまで」 | 都生研 blog

自然科学を、(なるべく)広く深く知ろうとしている私は、クバプロ(ま、この団体の活動資金の出所も怪しいがなぁ...)の『第13回「大学と科学」生きている地球の新しい見方-地球 生命 環境の共進化-』を自腹で買いました。もう10年近く前なのでしょう。

その本(講演録?)の著者の一人であらせられる「丸山茂徳氏」は、妙に印象に残っていました。
内容が面白かったからだと思います。


上記「都生研」のメール経由で知った講演会、本日行ってきたわけです。


センセイの話を聞いて疑問に思ったコトに

「(太陽系の属する)オリオン腕は、他の腕に対して、明らかに異なる運動をしている」ってのが前提の話題がありますが、そのハナシは確かなのですか?

ってのがある。
部外者&居眠りする生徒だったから、質問しませんでした。

「オリオン腕は、銀河系の他の腕からは分離していて、独自の運動をしている」ってのは、どこかで見たことがある。
帰宅してググってみたけど、今のところ見つけられません。

銀河の「腕」って概念自体が、これからは消えていく気がするのですね。力学の結果としての「構造」があるだけで、「腕」はその「スナップショット」なんじゃないかと思うのですよ。
大体、「銀河系は"棒渦巻き"カモ...」って話もありますし。

今、さらに気づいたが、ダークマターと銀河系の(オリオンその他の)腕の関係が、「今日お聞きした丸山理論」ではまったく無視されている希ガス。


でも、プルームテクトニクスって概念は、鉱物学の実験と地震波の解析に裏打ちされている(と思える)から、そちらは信用します。(偉そうな私)


めちゃくちゃに"log"ッスね。

繰り返しますが、全体的には大変勉強になりました。
丸山センセは59歳には見えませんでした。若い。

ハイ&ロー

「密度」は「大きい」か「小さい」がしっくりくる。「高い」と「低い」でも良いと思う。
「濃度」は「高い」か「低い」が正しいんじゃないかと思う。
根拠はない。長年の経験から来るイメージだ。多分、間違っていないと思う。

「密度が濃い(薄い)」とか、「濃度が濃い(薄い)」なんて、私は使わない。「密度が多い(少ない)」なんて、なおさら使わない。
ま、フツーのヒトにとっては、どうでも良いかも知れません。しかし、理科教員の私は気になります。

教員が、「一人称」として「先生」って語を使うのも解せない。

3万ppmって...

ppmは"parts per million"ですわな。
CO 濃度が100万分の3万..... って、「3%(超)」で良くね?

もう一つの謎は「原子力安全・保安院」。
君たちには、もっと重要な仕事があるんじゃ...

って、末端を責めても仕方ないですね。
「原子力」の名があるんだから、本業に注力できるよう、監督官庁は考え直した方が良いのでは...
虻蜂取らず?

ウコンは結構「いぃと思うョ」

スイマセンm(_ _)m 職場のアイドルの「決めコトバ」を借用しました。

思うのですが、以前に日記に書いた「乾杯ウコンEX」は、ちょっと効き過ぎな気がします。確かに「翌日の酔い」は、だいたい解消します。しかし、肝臓周辺がオーバークロックであるような感覚があるのです。変な熱を持っているような。
「ずっと、このクスリ(様物質)と酒を飲み続けていたら、いつか肝臓が破綻するなぁ」って感覚を覚えます。

しかしやはり、ウコンは効くようです。最近携帯しているのは、小林製薬のヤツです。たまたま阿佐ヶ谷の薬局にあったので買いました。単価も安い。
「乾杯ウコンEX」に比較すると、効き目が少しマイルドな気はします。
が、職場の同僚(大酒飲み)は、「マサキちゃん、この間貰ったウコン、効いたよぉ~」っておっしゃってました。
実際、私も効果を感じます。オーバークロック感も無く。

そういえば、ウコンを摂取すると、細胞膜が活性化されるのか、ウンコがきちんと脱水されますね。大腸(の細胞)が働いているのカナ?
端的に言うと、下痢が減ります。

この日記に出てきた方々との、記録的な飲み会の日記はココ

「需要供給曲線」って実在するのか?

表題の件、高校時代から謎なんですよね。
試験監督をしていたら、「現代社会」に「需要供給曲線(画像ググリンク)」の問題が出ていたので、この長年の謎を思い出した。
あのグラフって、とても「非科学的」である気がするのですよ。

単純に、下のようなグラフで良くね?
supply_and_demand.gif

まあ、このサイトなんかを見れば、それなりに「なるほどなぁ」とは思うが、どうも何か「引っかかり」を感じる。
常に「軸の単位が無い」から、曲線(あるいは直線)に対する信頼性が感じられないのだ。

20350902

その存在を知ったときには「ずっと先」だと思っていた「2009年の皆既日食」が、もうすぐそこまで迫ってきている。
それは、私がモノゴゴロついてから初めてとなる「日本で見られる皆既日食」なのである。およそ30年ほど待ち続けていたわけだ。

しかし、今回も「肉眼」で皆既日食を見ることは不可能そうである。残念だ。
と、云うことで、関東で見られる皆既日食が、何曜日になるかを調べてみた。そう、表題の文字列が「その日」なのです。なんと、こよみのページによれば、その日は日曜日だそうだ。嬉しい。

って思ったが、その時、私は64歳であることが分かった。働いているのか、いないのか。ま、いずれにせよ、日曜日の方が都合がよいことは確かだろう。


配偶者の従姉妹に聞いて、初めて知ったのだが、皆既日食は上海周辺でも見られるとのこと。国立天文台のページを見てみたら、確かにそうらしいコトが分かった。もっと夏休みのど真ん中だったら、上海に行けたのになぁ...。

20090526.jpg
コイツは「白黒銀塩写真のネガフィルム」である。(2009/7/16追記)全然違った。フィルムの端に色滲みがあるので、変だと思い型番で検索してみた。カラーリバーサルフィルムだった...orz
以前に写真部顧問から貰ったものである。理科室には「望遠鏡用サングラス(10年以上前に買ったもの。多分現在は市販されていない)」もあるので、そのうち引っ張り出しておく予定。


幼い頃、日食の観察では、ガンガン「カラー写真のネガフィルム」やら「下敷き」などを使ってました。が、国立天文台は推奨しないらしいです。「赤外線」がヤバイらしいですね。
1か月くらい前、池袋のビックカメラ店頭で「観察用サングラス」を見ました。確か1,500円前後だったハズ。まだ売っているのかな?

表題で全てを言い切ってしまいました。以下は駄文の中の駄文。

「夏日」 = なつび(最高気温が25℃以上)
「真夏日」 = まなつび(最高気温が30℃以上)
でした。これは、私がモノゴゴロついたときから使われていた。

で、「猛暑日」。最高気温が35℃を超える日のコトだ。
最初に耳にしたとき、コトバとして据わりが悪いと思った。
何で気持ちが悪いのか、しばらくしてから気付いた。「重箱読み」だからだ。

【重箱読(み)】
漢字二字の熟語で、上は字音語、下は狭義の和語で構成されているもの。
例、重箱・団子(ダンゴ)。⇔湯桶(ユトウ)読み
Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997

テレビで「猛暑日」ってコトバを聞く度に、「そういえば、このネタはまだ日記に書いていないや」って思っていたが、毎度毎度忘れ続けていた。今日、やっと日記にすることができた。

2年前から「猛暑日」ってコトバが使われ始めたワケなので、「猛暑日は重箱読みだから気持ち悪いんだよー」って指摘も、ネット上に転がっているだろうと思っていた。しかし、Google と Yahoo! では、そういった記述は発見できなかった。みんな、何とも思わないのだろうか?

Sept. 11, 2001

"NASA Image of the Day" は常にチェックしている。
昨日は以下のような画像だった。

私としては珍しく、フルサイズの画像を見てみた。
画像左下に"ISS003E5387 2002/01/24 16:10:35"との印字があった。
最初は NASA がアサヒっているのかと思い、"ISS003E5387"でググってみた。
最初に出るページには、こう書いてあった。

Please note: The date identifiers on some frames (other than those that indicate Sept. 11, 2001) are not accurate due to a technical problem with one of the Expedition Three cameras.


中途半端に画像を修正するよりは、生データを披露することを選んだのだろう。


過去の関連する日記
2001/09/11 貿易センタービル
2001/09/17 緩慢な搾取のもとに
2001/09/26 情けは人の
2001/10/11 「911テロ」から一ヶ月
2002/03/11 もしかして
2006/09/12 「罪のない市民」など存在しない
2008/09/11 ミディアムボイルド・ワンダーランド

鳩山氏は「2020年までに、二酸化炭素を1990年比で25%の削減」という計画をぶち上げたようだ。

私自身は地球全体で二酸化炭素をやたらに削減したからといって、地球の気温が変わるだろうとは、あんまり思っていない
ただ、使用する化石燃料やウラン鉱石などは、なるべく少ない方が良いとは思っている。

ま、「理想」無くして日々の改善は無いでしょうから、理想は理想として言い切るのも悪くはないだろうとも思います。ジブンも「ポッポ氏」も、生業が重工業じゃ無いから言えるとも思いますが。
なお「排出権込みでの削減」だとすると、全然同意できません。「排出権取引」は滅茶苦茶胡散臭い


で、超ミヂカな話へ。
Think Globally, Act Locally ってコトです。

私は、パウチって好きじゃないのです。「ラミネート加工」とも言いますね。
大概の学校や、ある程度の大きさの職場ならば、パウチを作成する機器があると思います。

数年間使う、あるいは掲示する予定がある印刷物ならば、まあパウチ加工しても構わないとは思います。しかし、同じ効果はクリアフォルダみたいなヤツでも得られると思うのですね。

私の勤務先にも「パウチ教信者」がいらっしゃいます。数ヶ月あるいは1ヶ月しか掲示しないことが分かっている印刷物まで、いちいちパウチするような「聖職者」も。
ナマの紙のまま、画鋲で掲示板に貼り付け、そのまま風化させれば良いじゃないですか...

私は宗教には寛容です。そんなヒト達でも、迫害はしません。しかし、時々は啓蒙するように務めています。今日も微妙に啓蒙しました。
ラミネート加工した印刷物は、単なる印刷物よりも、確実に電気と石油を消費します。そして、結局はゴミになり、燃やしてしまうわけです。絶対地球に優しくない。
分かりやすく言うと、電気代とラミネートフィルム代が必要になる。

ケチくさい話かも知れません。
でも、ケチは地球を殺しはしない、多分。


似た日記
部屋と黒板と私

イチョウ = 公孫樹 = 銀杏 = Ginkgo

イチョウを銀杏や公孫樹と書くのは知っていました。
鴨脚樹とも書くとは知りませんでした。

イチョウの表記や呼び名について、不思議な歴史があるコトを知りました。
情報が多すぎて、どれが本当なのか、今ひとつ分かりませんが。(参考)
私はつい先ほど検索するまで、イチョウは英語だと"Gingko"だか"Gingkyo"って綴るはずだと、記憶していました。なにしろ、変な綴りだったコトだけは記憶にあったのです。
イチョウは"Gingko"と綴られる場合もあるらしいですが、一般には"Ginkgo"だそうです。西洋には少ない「生きた化石」だから、綴りも曖昧なのでしょう。

そんな私なので、以下のような画像を撮影したわけです。誤植だと思って。
20091008423.jpg

その中央左下を拡大(ブレてるけど)
20091008421.jpg

さらに拡大
20091008422.jpg


この地図は、都営大江戸線の「青山一丁目駅」のホームにあったものです。
撮影したのは、10月8日、都内の JR がほとんど全て止まっていた日です。早朝に台風が来ていた日でもあります。

職場は、その日、千駄ヶ谷の東京体育館で体育祭でした。
台風は去っていたが、電車は動かず、体育祭の開催が遅れに遅れました。しかし、体育科の主任を始めとする方々の尽力により、毎年同様、あるいはそれ以上に盛り上がりました。生徒も楽しそうでした。


私は、JR の止まった朝、西日暮里===(東京メトロ千代田線)===大手町===(東京メトロ半蔵門線)===青山一丁目===(東京地下鉄大江戸線)===国立競技場 と移動したのです。
その途中、電車が来なくて暇だったから、乗換駅の青山一丁目で地図を見ていたわけです。

今年は、植物の冬支度が遅い気がします。
キンモクセイが香りだしたのも、その体育祭の日の2日くらい前からだった記憶があります。

既に10日前の話です。
私が参加を決めたのは、この一節によります。

当館が指導者向けに貸し出している標本を用い、その利用法について解説します。


セミナーの最後に実習を行いました。
標本はそれなりに頑丈に作ってあるようですが、それでも中学生や高校生、30数名(1クラス)に手渡すのは恐ろしいと思いました。
セミナーの場では、主催者の側から「標本を机の上に落とさないでください」っていうアナウンスがありました。にも関わらず、バッチリ標本に衝撃を与えていらっしゃる方が居ました。理科の教員すら、そんな状態です。生徒じゃ、まずダメでしょう。私は職場の生徒に壊してもらえる自信があります。
意識が高い生徒が集まる選択授業か何かだったら、使い途もありそうです。

貸し出しは以下のサイトで行えるそうです。
各種手続き・報道関係資料 ≫ 学習用標本貸出 :: 国立科学博物館

セミナー中、主催者の側から「これらの標本の貸し出しは無料です」という話がありました。
終了間際の質疑応答で、「送料はどの程度ですか?」という鋭い質問がありました。私は借りようと云う気も無くなっていたので、そんなことは考えていませんでした。
博物館の方曰く、「重さにも依りますが、およそ往復で7000円前後かかります」とのこと。費用高すぎ ...orz


そのセミナーの場で頂いた資料の一部と同じものが、以下のサイトにあります。
高等学校生物教育のための人類学知識の参考資料
昨日、やっと読み終えました。


そのセミナーで一番「なるほど」と思ったのは、以下のコトバです。

進化とは...
生物集団内で世代を超えた 遺伝子頻度変動の連続課程である

そのフレーズを教えてくださったのは、太田博樹センセイという方です。
生物をある程度勉強してないと、上に示した文は、全然意味が分からないものだろうと思います。と、勝手に偉ぶる。


遺伝に於ける「中立説」というものを唱えた、木村資生(きむらもとお)って方の著作に『生物進化を考える』という新書があります。(アマリンク)
私の職場のセンパイに、生物が専門の先生がいらっしゃいます。その方の「授業プリント」か「研修報告(夏休みのヤツ)」に「参考文献」として挙げられていた記憶があります。生物学に弱い私は、先輩の勧める本を買って読んだわけです。10年以上前。
この本は、高校レベルを超えた「遺伝」を知るには良いと思います。教員生活初期に読んで良かったと思います。
この本を読まねば、ドーキンスの本も、今回のセミナーも、浅い理解で終わったハズです。


この研修会を知ったのは、やはり「都生研」経由でした。
NHK 学校放送の「生物」に出演なさったことがあるセンセイが、複数名いらっしゃいました。有名人に会った気になります。

かなりざっと計算してみました。

以下のサイトを見る限り、ケータイに含まれる金(以下Au)は、「280~300g/携帯1t」だとか?

携帯電話から金をとりだしてみよう
携帯電話のレアメタルのリサイクル: レアメタル大辞典.com

で、ケータイを「100g/1台」とするならば、ケータイは1万台で1tになります。(両辺を1万倍)

Auを現在の相場に従い「3333円/g」とするならば、1tのケータイに含まれるだろう「300gのAu」は100万円です。
つまり、Auだけ考えれば、ケータイ1台の価値は、「地金」換算で「100万円/1万台 = 100円/台」です。
ま、妥当なところでしょうか。

で、コイツ(ケータイ)は「粗鋼」です。精錬する必要があります。上記相場は「Au地金」です。

その他のレアメタルは、よほどAuより精錬しづらいでしょう。
高校化学を一通り学んだ私は、そう思います。

で、
「たんすケータイあつめタイ\(^o^)/」始動!!~求ム、不要になったケータイ。平成21年度使用済み携帯電話の回収促進実証事業~
を見る限り、「当選金」だけで「2億3千万円」が「ばらまかれる」みたいです。

ケータイの価値は、相当多めに見積もって「100円/1台」です。ま、「無駄なリサイクル」は「日本のお家芸」ではありますが。
230万台のケータイが集まって、やっと元が取れるかどうかです。
繰り返しますが、ケータイの価格は「Au地金」扱いです。回収に要する費用・輸送費用・精錬費用は含まれていません。


「当選金」自体が、税金の無駄遣いじゃないでしょうか。
速攻で「事業仕分け」に入れるべきでは?

そして、関係する企業には、一体どれだけの税金が流れるのでしょうか?

三井物産株式会社、三井物産メタルズ株式会社、凸版印刷株式会社 の諸君、
そして、電通だか、博報堂だか何だかの、「日本の寄生虫」よ、

恥を知れ。


2009/11/26 追記
愛読している『デイリーポータルZ』に、記事が上がっていた。
@nifty:デイリーポータルZ:思い出の古ケータイは商品券に変わるか?

キワモノ(と私が思いながらも、彼の記事は基本的に読破します)の小野法師丸氏の作品だ。
「10台の廃ケータイで3000円ゲット」らしいです。

私も、真面目に廃ケータイを持って行くかなぁ。
せめて税金を取り戻すために。

しかし、予想以上に「ケータイ破壊機」は高価そうでした。
どれだけの中間搾取者(アマクダラー)が存在しているのだろうか? orz


2010/3/11 追記
集計が出ましたね。それについての日記を書きました。

京速コンピュータと事業仕分け

「事業仕分け」の俎上に「載せる、載せない」の区別は誰が行っているのか、私はその点に疑問を憶えました。様々な報道を見る限り、事業仕分けは財務省に乗っかっているだけだという説があるようです。エリート中のエリートを、とりあえず信じるしかないですね。
こちらの記事は面白かったです。
前進がいいけど、漸進でもかまわない - Joe's Labo


京速(10PFLOPS:10ペタフロップス)コンピュータって、NEC と日立が降りて、富士通だけが残っているヤツですよね。いろんなヒトが言っているけど、馬鹿でかいヤツを無理矢理作るよりも、BOINC の方が、能力高そうだなぁ...
って思いましたが、思いこみだけで書くのは良くないので、検索してみました。
本日時点の Wikipedia 曰く

PC/Server
Core 2 Quad: 51.20 GFLOPS(QX9775)
分散コンピューティング
BOINC: 約 1,745.444 TFLOPS 2009年6月8日 平均値

だそうですから、1.7 PFLOPS 叩き出してるわけですよね、現時点で。
京速は 10PFLOPS ですから、実現すれば BOINC を超えるのですね。

とりあえず、京速が劇速なのは分かりました。あれれ?


話題を変えます。
本当に計算させるネタがあるのかどうか、それが疑わしいと思うのです、昔からね。
tree.png
公式サイトにあった上の画像を見て、私が特に胡散臭いと思ったのは「防災:地震動予測・津波被害の予測」と「地球環境:気候変動予測・エルニーニョ現象の影響予測」の2分野です。

「京速」公式サイトがぶち上げる「気候変動予測」のシミュレート。様々な測定されたデータは正しいものだとしても、シミュレーションを行う際には、どういった要因をどういう係数にして「シミュレーター」に「突っ込む」か、あるいは「突っ込まないか」という、仕分けが行われるワケです。研究者の思惑が入り込む余地が多分にあります。

また、細かい計算をさせるには、細かいデータが必要なはずです。しかし、気候変動も、エルニーニョ現象の影響予測も、「パソコン2万台(Core 2 Quad 換算)」を必要とするような、細かぁいデータは無いような気がするのですね。

「防災」も、計算の根拠となるデータが無いだろうと思います。海底の地形やら、地下構造など、情報を集めるコト自体が高コストだと思いますので。

SETI なんかは、膨大な実データ(電磁波の受信記録)があったからこそ、計算する価値があるのだろうと思います。でも、一通りの「当初予定していた計算」は終わったようで、いろいろと違うアルゴリズムでのデータ検証をしているようです。結局、全世界のパソコンの計算能力を、持て余しつつあるのでしょう。多分ね。


工学分野は門外漢では有りますが、駄目押し。上の絵にある「自動車の安全設計等」。そんなコト「シミュレーションのコスト」と「実際の自動車製造の不確実性」を考えると、スパコンを使うまでも無い気がするのですね。鋼材の品質は製鉄所に依存しますし、溶接技術はクルマ工場に依存します。

何よりも実際の事故は予測不可能です。このビデオは凄い。youtube からは無くなりましたね。


京速コンピュータ、「作りたいヒト」は作りたいのだろうと思います。その気持ちは分かる気もします。でも、走らせる「べき」データって、有るのかしら。繰り返しになりますが、前から疑問でしたわ。

劇速コンピュータは、日本のお家芸「ハコモノ」でしか無い気がしますね。
「コンクリートから人へ」というフレーズもありますし、富士通さんもあきらめましょう、ね。


関連する過去の日記
BOINC!
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走
ダメダメ土建国家
「教育員制度」解説


2009/11/27 追記
スパコンと気象予測について調べてみました。
気象予測で用いられるらしい「アンサンブル予報」って、似非科学じゃねぇの?

先日来、スパコンの存在意義について調べています。

で、以下のサイトにたどり着き、脱力しました。少なくとも、気象予測にスパコンは不要でしょう。ましてや、「京速の彼」などは。


気象庁 | 用語解説(アンサンブル予報) (強調は Masaki による)

気象庁では、季節予報の予測手法を従来の過去のデータを基にした統計的な予測法から、数値予報に基づくアンサンブル予報に切り替えました(1か月予報は平成8年3月、3か月予報は平成15年3月、暖・寒候期予報は平成15年9月)。

将来の大気の状態を予測するためには、初期の状態を正確に把握しておくことが必要ですが、観測や解析の段階で生ずる誤差は避けることができない問題です。この初期の段階で含まれているわずかの誤差が、時間の経過とともに次第に大きくなり、ある時間が経過した時点では予測不可能になる場合があります。しかしこのことは、ある時間以上先のことは全く予測できないということではありません。

一つの例の数値予報では高気圧や低気圧の位置、あるいは天気の時間的推移を予測できなくても、初期値にわずかなバラツキを与えて複数例の数値予報を実施することにより、その平均(アンサンブル平均)をとれば、個々の例中の誤差同士が打ち消しあって平均的な大気の状態を予測できる場合があります。このような情報を提供するための手法がアンサンブル予報です。これにより、平均的な大気の状態の予報精度を上げることができます。

「初期値にわずかなバラツキ」を加えた時点で、「コンピュータによる気象予測」は、「机上の空論」以下に成り下がるのでは無かろうか。シミュレーションってのは、如何に正確なデータを入力するかが重要だと思うので。
「予測できる場合があり」ってのは、簡単に言うと「ほとんど予測はできない」ってコトなのだろう。
「コンピュータによる季節予報」は、昔ながらの「(予報)職人の勘」と五十歩百歩なんじゃ無かろうか。むしろ、電気と金を使うだけ、質(タチ)が悪いかも知れない。

バタフライ効果(ウィキリン)は存在すると思うので、既に測定誤差を含むデータに対して「初期のわずかなバラツキ」を導入しちゃうなんて、正気の沙汰とは思えません。

気候変動をシミュレートしたいって方々は、「より強力なコンピュータで、より細かくしたメッシュでの計算を行い、より精密に気候変動を予測するノダ!」みたいなコト言う(ような気がする)けど、普段の気象予報から、相当いい加減らしいコトを知りました。まぁ前から薄々感じていたことだけど。

リンク先ページの例(下の画像)は、よほど計算がうまくいった場合なのだろうと思います。私が気象庁の住人だったら、「予想できたよ、スゴイっしょ」っていう例を置くに決まっていますから。

50本の細い実線は個々の予測結果です。黒の太い実線は50本の細い線を平均したもので、これがアンサンブル平均の予測結果です。

とありますが、10日め以降って、計算する意味が無いように見えます。
850ens.gif


関連する過去の日記
BOINC!
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走

活断層図ってどうやってつくるの?

真面目なフリをしている手前もあり、昨日は東京私立中学高等学校協会が主催する「講演会」に行ってきました。

日時 平成21年12月4日(金)午後6時~8時
会場 開成中学高等学校
演題 「活断層図ってどうやってつくるの?」
     <日本の地震災害と、首都圏の地震防災について>
講師 中村洋介 氏(立正大学地球環境科学部 環境システム学科助教)


以下は覚書です。

---(中村氏のおっしゃる)活断層の定義---
第四紀後期(おおよそ約12万年前~現在)での活動が認められる、マグニチュード7程度の震源断層(の延長)が地表へ出てきたもの
最後の質疑応答にて : 何故12万年前以降と定義? →それ以前は「活動性」の検証が難しいという面があるためでは無かろうか


---活断層の見つけ方---
基本的に航空写真から見当をつけ始める
段丘面を切るような構造などが10km以上続く場合、上記定義の「活断層」に該当する可能性が出てくる

---身近な活断層---
過去、立正大学熊谷キャンパスは、川の活動によって形成された崖線を跨ぐ形で立地されていると考えられていた
→崖線の上下の火山灰層比較の結果、崖のような構造は逆断層形の活断層によって形成された可能性が高いことが判明
日本の県庁所在地の大半は、活断層によって生じた平地の上にある

---活断層の「何」を調べるの?---
1.位置・長さ(≒地震の規模)
2.種類・分布形態(→地下構造を類推)・セグメンテーション
3.過去に地震が起こった時期
4.活動性(平均変位速度:AA級~C級)・再来間隔

---活断層調査三種の神器(と言われたもの)---
トレンチ調査(メッチャ金かかる:数千万~億?)
・大規模ボーリング
反射法地震探査

---博士論文作成時の苦労話---
富山平野のボーリングは辛かった
 地下数mまでのボーリングは、打ち込みこそ機械式だが、引っこ抜くのは人力
 →それを論文に載せた分だけでも数十本
そして、その分析がさらに大変だった
 磁化の状態を数cm~数十cmおきにサンプリングし、ある程度「当たり」をつける
 →超音波をかけつつメッシュにて鉱物を拾い出す
 →光硬化剤を用いて鉱物の薄片を作る
 →屈折率を元にして広域テフラを同定
ヒマな学生時代だからこそ、できたことだろう

---参考となりそうなサイトの紹介---
土木学会 斜面工学研究小委員会
http://www.jsce.or.jp/committee/jiban/slope/

地震調査研究推進本部 活断層の追加・補完調査について
http://www.jishin.go.jp/main/chousakenkyuu/tsuika_hokan/


感想
そもそも、活断層は「航空写真から探す」という点に驚きました。
中村氏の博士論文作成の話を聞き、実際の地理学・地質学の研究は非常に大変であるだろうことを思い出しました。
自然科学の研究は、体力と根気の勝負です。私の知る狭い範囲では。

「理化」は「理科」ではありません。
昨日、表題の大会に行ってきました。@都立上野高校。

職場の上役に最近よく言われるのです。「研修に行ったら、それを還元しなさい」と。
自分が聞いた話、見た事を、オシエゴに還元するのは簡単です。そのための時間と機会はあるだろうから。雑談の一部に紛れ込ませたりして。しかし、研修で得た事を同僚に伝えるのは、なかなか難しい。こっちも、向こうも、忙しいですから。

自分が費やした時間(昨日の場合は途中参加だったので約2時間)の半分でも使えれば、そこそこのコトは同僚に伝えられるでしょう。しかし、私が面白いと思った事でも、同僚が面白いと思うかどうかは分からない。とりあえず今回は、自分用と同僚用(理科の回覧に回してもらう)として、配付された資料を二部ずつ貰ってきました。

大体、研修や授業というのは、"face to face"で行われるから、伝わる「ナニカ」があるはずなのですよね。書物だけで全てが伝わるのなら、そもそも「学校」の存在意義は無いわけで... って、上役には言いませんけどね。で、とりあえず、出張報告の下書きとして、このエントリを作成してたりします。


では覚書を。

世の中には「高真空用グリース」というものがある。
私の職場では、今まではワセリンなどを用いていました。上記グリースは粘度が低いため、様々な化学実験にも有用らしいです。エーテルなどの蒸気圧を生徒に「体感」させられるそうです。面白そう。

ある学校では、発泡入浴剤の材料となる試薬の「最適な質量比」を求めさせるため、実験方法から考えさせた。
なかなか面白いと思いました。

"Turning Point"というツールがあり、パソコン(とパワーポイント)があればリアルタイムにアンケートを行える。
カード50枚とレシーバーで40万円ほど。
カードはアメリカで買えば2,000円/1枚だが、日本の代理店経由だと6,500円/1枚となってしまう。
集計のためのソフトは、無料でダウンロード可能。
オラも欲しい。楽しそう。

過冷却状態の水に、「種結晶」を入れた場合、ヨウ化銀と氷では、生じる結晶の見かけが違う。
「結晶系」となどという語句を聞くと、大学時代を思い出します。「結晶」や「相」ってヤツ、何となく惹かれます、謎が多いので。

一昨日の深夜、何となくテレビを点けていたら、以前に日記に書いた化学実験をやっていた。
今回のヤツは「イージークリーン ウォッシュパワー」とかいう製品らしい。

主成分は「過炭酸ナトリウム 2Na2CO3•3H2O2」とのこと。要するに「比較的安定化された過酸化水素 H2O2」である。
最初に言っておくが、確かにその物質には漂白作用はあるはずだ。俗に言う「酸素系」である。



過酸化水素の薄い水溶液は「オキシドール」と呼ばれる。過酸化水素は反応性が高い(不安定な)物質であり、様々な(不安定な)物質と反応する。この「ペテンショー」の場合、過酸化水素は「還元剤」として働く。還元されるのは「ヨウ素 I2」である。
念のため、(半?)反応式を。
H2O2 + I2 → O2 + 2 H+ + 2 I-
反応に際しては、「酸素 O2」が発生する。これは、画面からも確認できる。



左側は還元される前の「ヨウ素 I2」が染みこんでおり、右側はヨウ素が存在しなくなった(透明な「ヨウ化物イオン I-」になっている)状態である。基本的にヨウ素の水溶液は、ヨードチンキ(イソジン)の色である。
2009121401.jpg

赤みが強いのは、ヨウ素が「濃いめ」なのだろう。番組中では「血液」みたいなことを言っていた。よく言うよ。赤みが弱いヤツは、単純にヨウ素の濃度が低いのではないかと思われる。(臭素を使うほど凝ってないと思う。ヨウ素の方が扱いが簡単、かつ安価だろうし。)
2009121402.jpg

青いものは、番組中では「インク」と言っていた。これは「ヨウ素デンプン反応」の青紫色だろう。やはりヨウ素絡みだ。
2009121403.jpg



ドイツの兄さんのページ、発見しちまった。
ま、確かにあのお兄さんは魅力的だ。「赤いほっぺ」や「気合の入った(ドイツ語)トーク」など。
でも、私はあの製品を買わない。


関連する過去の日記
それでもアナタは「あの洗剤」を買いますか?
通信販売に騙されないために(化学の授業実践報告)

有人宇宙探査は似非科学らしい

『わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか』(アマリンク)を読み終えたのは、今年の春だった。
一番印象深かったのは、第4章の 「宇宙開発」の実態-人造の世界を夢見る人々- である。

今、野口さんなる方がISS(International Space Station)なる場所へ行っているようだ。この本(原題 "VOODOO SCIENCE")の筆者ロバート・L・パークなる人に言わせると、有人宇宙探査は「愚の骨頂」であるらしい。Amazon 上の書評にも「宇宙探査についての見解が新鮮だった」という記述は多い。
宇宙に人を連れて行くコトには、既に意味がないとのこと。
確かに、「人という壊れやすいビミョーな構造物」を宇宙に放り出すよりは、「金属から成る機械」の方が、頑丈で安心だ。探査機「はやぶさ」なんかの報道を見るに、遠くに行かせるのは機械の方が良いだろうと思う。ヒトを送るには、リスクと費用が半端ではない。月にしろ、火星にしろ、ISS のある「低軌道」であっても。

なお、この本を読んだ直後(4月末のようだ)、「月面2足歩行ロボット」のニュースが流れてきた。「宇宙基本計画(案)」の全文(pdf)を読んだわけではないが、下らねぇコト企画しているなぁって思った。その先に意図しているものが見えない。何故に2足歩行なのだろうか。

って、書いてなかったコトをやっと日記にしました。
ロケットは「衛星打ち上げ」っていう需要が確実にあるだろうと思います。しかし、あの本を読んで以来、ISS の存在を懐疑的に見るようになりました。ISS は、全世界的な「事業仕分け」の対象にすべきじゃないかなぁ... 機械にできるコトは機械に任せてさ。

2009/12/24 補足
昨日、同じ動画の youtube を貼りました。昨日の段階では見れたのですが、今日は「規約に違反」とかで見れませんでした。凄いタイミングの悪さ。ニコ動に替えました。

本日帰宅途上、とある薬局の店頭に1つだけ残っていた「リステリン フレッシュミント」計 1,250mL を680円で購入しました。凄いタイミングの良さ。多分、他の種類のリステリンも置いてあったのだろうと思います。私はリステリンの中では、フレッシュミントが一番好きなのです。
サンタさんからのプレゼントだと思いました。久しぶりですのぉ。

本年度、私の得点は、以下の通りでした。軽く見直しをし、60分以内に解いたはずです。括弧内は本日公表となった「平均点中間集計」です。

生物 90(70.42)
化学 86(54.66)
地学 91(69.69)

基本的に上記3科目と戦っているのですが、ここ数年は100点を叩き出せていません。ま、ここ2年は情報科の担当でしたし、これで「上等」と言えるのかも知れません。しかし、自身が現役受験生のトキ、最後の「共通一次」の化学で100点を取ったこと、それは私の誇りなのです。
「大学入試センター試験」と「共通一次」を比較すると、難易度は「共通一次」の方が高かったと思います。また、「センター試験」も全般的には年々易化しているように感じています。
今回の化学については、私が点を失った4問のうち、3問は「勘違い・ケアレスミス」です。反応熱の計算で足し算と引き算を逆にしちゃったり、電池の極性についての問題を良く読まなかったり、価標の本数を見間違えたり(今気付いたが、もしや老眼の始まり???)。しかし、1つ(第4問の問5)は「そもそも解答に必要な知識を保有していない」と思いました。間違えるべくして間違えたように思います。
化学はやはり暗記量が膨大で大変ですね。この数年、理科の中では一番100点が取りづらい科目になっていると思います。
でもまあ、理系に進むなら、必須の科目ではあります。受験生たちよ、あと2ヶ月頑張ってくれぃ。

おまけ
私が所属している「実践生物教育研究メ-リングリスト」などでも話題になっている「生物の第2問の問3」、私はセンターが正答とする"2"に加え、"4"も正答にすべきだと思いますね。河合塾の主張は説得力があるように思えます。
私は「ML 内での論争」開始後に生物の問題に挑戦したため、「あ、ここのことか」と思い、正解(?)に辿り着きました。
受験生にとって、4点の差はかなりデカいです。"4"を選んだ子も丸にしてあげましょうよ。大体、選択肢が9個もありますし「何となく」じゃ正解できないはず。また、「何となく」"4"を選んだような子は、どうせ他の設問を間違っていますから、主戦場(?)の「蚊帳の外」なハズ。


過去の関連する日記など
地震 雷 火事 年金
知識と現実
2006大学入試センター試験
センター試験の地学受験と、新しい「学習指導要領」
ペーパーテスト対応力(俗に言う学力?)の地域差  (に端を発する、超長い「自慢話」)

ありおり。(I exist.) *** 理科と私 ***

『キセキ』PV の流星群について

GReeeeN とやらの『キセキ』って曲を修行する必要が出てきました。

この歌は、いつだったか、同僚がカラオケで歌うのを聞いたことがあり「なかなか良い歌だなぁ...」って思ったことはありました。しかし、酔っぱらって聞いていたので、「聞いた」という記憶しか残っていませんでした。

PV を最初に見たトキは「何で曲が始まるまで、1分間もドラマを見ねばならないのだ?」って疑問に思いました。さっさと曲を始めてくれ、って思いました。
本日、他のクラスのセンセイが作成した調査書原稿(保管用)のチェックに際して、上記 PV を片耳で聞きながら、ダラダラとシゴトしてました。歌詞カードを机に置いて。

よく読んでみると、とても良い歌詞です。

その後、PV の裏に流れるドラマが泣けることを知りました。真面目に見入ったら、微妙に涙ぐんでしまった。ホント、最近はカラダのソコカシコに「締まり」が無くなりつつあります。困りますね。


それだけならば、日記にすることは無いのですが、どーしても言いたいことが一つだけある。
kiseki.jpg
流れ星は、上の画像みたいな感じでは流れないってコトです。ま、あのドラマの設定のように「夕刻に劇的に流星群が見える」ってコトも、あまり無いでしょう。それはとりあえず保留ってことで。

流星群は、「一点から出現するように見える」ことが多いです。その点を「放射点」と呼びます。分かりやすいように、図解してみます。
meteor.gif

流星の元の「砂や小石」は、基本的に平行に飛んできます。というか、どちらかというと「地球が塵の中に突っ込む」のですけどね。ごく小さな存在である観測者から見ると、それらの「ごくごく小さな塵」は、ある一点から飛んでくるように見えるワケです。一点透視の動画みたいなもんですね。「ペルセウス座流星群」の場合ならば、矢印の「根元」の延長上に「ペルセウス座」が見えるっつーコトです。

あの『キセキ』の PV みたいに「一つの方向へ『向かって』流れる星」というのは、あり得ません。
地表と平行に流れ星が流れているか、地球から塵が飛び立っているなら、ああ見えるでしょう。でもそんなコトって、「流星」の性質上あり得ない。流れ星は地球に飛び込む一瞬だけ光り輝くのです。


なお、私は流れ星の「美しさ」を否定するわけではありません。
数回しか見たこと無いけど、あれは何か美しい。
「流れ星が流れる間に、3回願い事をすると叶う」ってのも、何となく信じたい。

なお、「彼女が欲しいッス」とか、「来て来て王子様ぁ」なんてフレーズを、3回繰り返すようなヒマはありません。流れ星の寿命は「およそ1秒間」だから。
「メスメスメス」とか「オスオスオス」とか「カネカネカネ」ってフレーズを日々修行しておけば、もしかすると「言い切れる」かも知れません。
流れ星を見たら、そんな下世話なフレーズなんて、思考回路に浮かび上がらないとも思いますが。


流れ星に関する日記
酔っぱらいの季節

数日前に、私が報道当初から気にしていた下らない事業の結果が出た。

http://www.meti.go.jp/press/20100305003/20100305003.pdfから。

使用済み携帯電話の回収台数(昨年11月21日~本年2月28日の累計)は、全国で567,056台(速報値)
回収された携帯電話に含まれる有用金属の量(推計値)は、金22kg、銀79kg、銅5,670kg、パラジウム2kg

日経曰く「金額にすると8400万円相当」とのこと。

壮大な無駄だ。
シャワー浴びて、読みかけの本読んで、寝よ。


2010/3/11追記
『デイリーポータル Z』内の「小野法師丸氏の場合」は、1000円分のケータイを持ち込んで、3000円をゲットしたようです。
そして、この下らない事業全体では、8400万円分の地金のために、とりあえず2億3000万円が用意されていたわけです。「諸費用抜き」で。
「3倍返し」なんて、太っ腹ですね。さすが親方日の丸。
「都のオリンピック誘致費用、広告代理店がボリすぎ」ってニュースが最近ありました。この「下らない事業」も、最終的な会計報告が楽しみです\(^o^)/

佐渡トキ保護しないセンター

ボーガスニュースは素敵だ。例によって「Googleリーダー」に登録してある。
特に、3月11日の記事は秀逸だと思った。

飼育されていたトキは中国籍の親をもつ在日中国トキ2世で、超法規的により在日特権を与えられ日本国民の税金で衣食住はもとより付き合う女性まで世話してもらうという、厚遇を受けていた。テン容疑者はこれに不満をもち、
「不法滞在者は日本から排除すべき」
「在日特権が許せない」
などと犯行に及んだという。


「佐渡トキ保護センター」って、私は昔(下記参照)からあんまり快く思っていなかったのですね。
そして、この今回の失態。
「佐渡雇用保護センター」っていう風に、名称を正確なものにした方が良いのでは? 土建屋とセンター職員に「税金のなれの果て」が落ちていくだけらしいって、世の中にバレちゃったから。

公式サイトを見ても、センターの素性がよく分からない。
募金のお願いをしているクセに、会計報告が無いって、どういうコト? ...あ、ニホンの「トクベツカイケイ」と一緒か。


過去のトキに関する日記
雨の動物園に思う(2001年6月)
朱鷺の思い出と別れるトキでは?(2008年11月)

「数年前」に職場の誰かから聞き、河合塾で数学科の講師をなさっている渡邉康弘先生は、私と大学が同窓(地学科出身)であることを知った。渡邉先生は、ここ数年、私の職場でも短期の講習などを担当なさっている。

渡邉先生は、衛星中継の講座も担当なさるような、河合塾の看板講師であらせられる。
「数年前」のさらにすこし前、校内研修と云うことで、数学科の教員と一緒に、彼の授業を受けさせてもらった。講談のような授業であった。スゴイと思うが、私は真似をできない。私は私で精進するのみであると思った、コトを思い出す。

で、本日やっと「同窓」関係のお話をお伺いできた。
部分的に個人情報になっちゃうので、どこまで書いたものか悩むのだが、問題があったら適宜対処します。


渡邉先生は天文学研究室の出身とのこと。
で、後輩に縣秀彦氏がいらっしゃるとのこと。

縣秀彦という方は、テレビの『NHK高校講座』とかにも出ている、国立天文台の准教授であらせられる。
妙にヒトの良さそうなオッサンだなぁ...って思っていたら、縣さんは高校のセンセイもなさっていたとのこと。凄く喋りがうまいと思っていたら、「元プロ」なのだった。確かに公式サイト(?)にも、そういった記述がある。


渡邉先生がおっしゃるには、天文学の普及のため、縣先生に白羽の矢が立った結果、今の(オガワマサキの知る、テレビの)彼が存在しているとのことであった。
高校の教員だった縣氏に対して、同じ研究室の先輩(渡邉先生よりも数年先輩)から「箔(学位)を付けて国立天文台へ乗り込み、天文学の普及に努めよ」との指令が出たとか出ないとか。凄いハナシである。私は、昔から縣センセイは「バリバリの研究者」なのだと、勝手に思っていた。

よくよく考えると、私の学部卒業と、縣センセイの修士修了は同時(1993年)なのである。
4年間、かなり物理的に近い場所に存在していたはずなのだ。岩石鉱物学研究室と、天文学研究室だから、直線距離で数十mってトコロだろう。きっと何度かすれ違ってもいるはずだ。しかし、全然面識がない。


縣センセイや国立天文台に関連する過去の日記
太陽が地球を回ってる(2005年)
"矮惑星"で何がいけない?(2007年)
反応があった(2007年)
燃え上がり、立ち消えた物欲(2007年)
"POWERS OF TEN"は"Mitaka"に影響を与えたのだろうと思う。(2008年)

さらば情報、いざや理科

2008,2009年度は、情報科ばかりを担当した。
2010年度は全面的に理科に復帰する。

数年ぶりに『理科年表』と『天文年鑑』を購入した。
『理科年表』は授業に持参しておかないと、生徒からの質問に対してきちんと答えられない場合がある。稀に『天文年鑑』が必要になる場合もある。
20100331518.jpg

私は、情報科よりは理科の授業を担当する方が好きだ。
来年度からは情報科を担当しないので、中国行きの前の晩の生タカギを見られる『プ会』や、急ぐシゴトも部活もない平日の『都高情研研究大会』は、参加を見送りました。
高木浩光氏ならば、ネット上に改めて資料を提示してくださるだろうと思ったこともあります。それは見事に的中しました。今度情報科を担当するときは、上にリンクした記事を参考にさせていただくコトを誓います。
また、研究大会では「都内某大学付属某私立高校教師」さんのご尊顔を拝見したかったのですが、自分の子供と遊ぶことを優先しました。この方のブログは、少なくとも2年弱くらいは拝読しているハズなのです。つい最近の日本文教出版の冊子『ICT・Education』の記事内容とブログ記事がカブッているコトに気づき、勤務先と正式なお名前が分かったのです。
発表も好評だったようなので、参加しなかったことが少し悔やまれます。

今、杉並区の図書館から借りて読んでいるのは、『"不機嫌な"太陽』という本です。(アマリンク)
借りられたのが昨日なので、まだ冒頭しか読めていませんが、なかなか面白いです。この本を知ったのは『極東ブログ』の記事からなのですが、弁当爺さんの閑さ加減には敬服します。どれだけ本を読んでいるのだろう、彼は。

と、云うことで精進しましょ、自然科学に。


2010年5月6日追記
やっと『"不機嫌な"太陽』読み終えました。(書評)

欧米か!

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100422/t10014026891000.html から

"携帯が発熱やけど"賠償命令

4月22日 20時53分

携帯電話をポケットに入れたまま、こたつに入っていた男性が「携帯電話が発熱して、やけどを負った」と訴えていた裁判で、2審の仙台高等裁判所は「こたつで発熱した携帯電話は安全性を欠くもので、欠陥があった」と指摘して、携帯電話を製造した会社に220万円余りの賠償を命じました。

宮城県亘理町の54歳の男性は、7年前、携帯電話をズボンのポケットに入れたまま、こたつに入っていて、左足の太ももにやけどを負いました。これについて男性は「やけどは携帯電話が発熱したためで、製品に欠陥があった」と主張し、携帯電話の製造会社に損害賠償を求めていました。1審は男性の訴えを退けましたが、2審の仙台高等裁判所は22日、男性のやけどは携帯電話の発熱が原因だったとしたうえで、「携帯電話をズボンのポケットに入れたまま、こたつに入るのは、ごく普通のことであり、発熱したのは製品として安全性を欠き、欠陥が認められる」と指摘して、携帯電話を製造した会社の責任を認め、220万円余りの賠償を支払うよう命じました。判決について携帯電話を製造した「パナソニックモバイルコミュニケーションズ」は「主張が認められなかったのは遺憾で、最高裁に上告するかどうか検討したい」というコメントを出しました。


「パナソニックモバイルコミュニケーションズ」は上告すべきだ。
ただし、私は「パ社」が敗訴したとしても、金銭的援助などは行わない。ただ、駄文を作成するだけ。


私は、その「公判」を見たワケじゃ無い。
マスコミの方々は、「その判決は無いっしょ」って思ったから、この「ネタ」をネット(新聞)上に流す気になったのだと思います。ありがとうございます。

「小磯裁判長」って語句、NHK のサイトには無いですね。
ま、そんな裁判長を選んだのは、私でもあります。有権者として、「ヒトを裁く」権限を委譲しているはず、ごく微かに。


「宮城県亘理町の54歳の男性」みたいな知り合いがいなくて良かった。
私は、こたつには電化製品は入れたくない。

東京とネット接続環境へ戻ってきました。
JAXA は、「有人宇宙飛行は意味ないと思う私」が監視している「組織」の一つです。

昨晩、生徒が提出した「しおり」感想にコメントしながら、ニュースを見ていました。
"JAXA i"が、廃止されそうで、その経費が年間1億円だとか?
「天下り受け入れ」の為の「ハコ」だろうし、ハコの中の展示物も「なれ合い発注」の成果だろうって気がします。東京駅前で営業する必然性も無いし、廃止しちゃって良いと思います。

ニュース内では「廃止は悲しい」って言うキモい兄さんが居ました。もっといくらでも拝観者(?)は居ただろうに、「キモい兄さん」画像を敢えて使用してましたね。テレビ局の記者(確か、フジテレビ系だった)は"JAXA i"は「不要」と思っているのでしょう。

ところでオバマ氏、本気で「火星にヒトを送」りたいって、思っているのかしら?
そのカネがあれば、どれだけのヒトが飢えずに済むのだろうか、って思います。ま、それがアメリカ国民の総意なのだろうから、私がブツクサ言っても意味ないけど。


改めて検索してみました。「火星軌道」なんですね。
更に「行く意味無くねー?」
画像的にもツマラないハズ。

火星軌道なんて、最悪な状況(地球と火星が最も離れた状態)でも20分以内には「電波での指示」が探査機に届く距離ですよ。「エラーを起こしやすく、壊れやすい、宇宙空間のヒト」に委託するべき作業など、現在は無いでしょう。20年後は、もっと意味が無くなっているだろうと思います。
「人工衛星黎明期」に、何も知らずにそこに放り込まれた「イヌ」と、火星軌道に送られる「ヒト」。
さして違いが無いような気がします。

正に「雲散霧消」する血税

http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042501000527.html から

日本の排出枠代金が不明に ウクライナに調査要求


【モスクワ共同】京都議定書の温室効果ガス排出削減義務を単独で達成できない日本が昨年、ウクライナから余剰排出枠を購入する際に払った代金が、同国で行方不明になったことが25日までに判明した。代金は環境投資に充てる契約になっており、日本はウクライナに調査を要求した。
日本はウクライナを含む外国との排出枠取引に際し、カネで解決を図ったとの批判を避けるため、売却代金の使途を環境投資に限定する「グリーン投資スキーム(GIS)」を適用してきた。しかしGISは環境投資の手続きや監視などに関する国際規定がなく、不適正な資金流用のリスクを抱えている実態が浮き彫りになった。
関係者によると、不明となっているのは日本が昨年、ウクライナの排出枠1500万トンの購入で払った代金で、およそ200億円相当とみられる。ウクライナ側は入金を確認したが、今年2月の政権交代後、特別口座に預けるはずの代金がなくなっていたことを明らかにした。
ウクライナ環境投資庁のオルレンコ長官は「ウクライナは合意をすべて履行する」と強調。日本とは今年も同様の排出枠取引を行う契約になっており、5月までに問題を解決し、取引を続けたいとの意向を示した。

2010/04/25 20:43 【共同通信】


上記記事を知ったのは、
血税で排出枠を購入しても・・・
http://antikimchi.seesaa.net/article/147776371.html

からです。

素敵な結末でした。って、まだ未解決だから、何とも言えないか。
何しろ、素敵なシステムです、「排出枠取引」は。
200億円もあれば、"JAXA i"級の施設が全都道府県に配置できるよ。ま、別に欲しくないけど。


過去の「排出権否定」日記
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走(2006年2月)
二酸化炭素売ります(2006年5月)
二酸化炭素排出権とか atomica とか(2009年3月) ←ウクライナ関係

初版196ページ、8章「宇宙気候学のための行動計画」8節「今日の気候変動についての建設的な見解」の冒頭「予報士による長期気候予報の問題点」から引用

 宇宙線が気候変動を引き起こす重要な要因なのに、その予測ができない現時点で、数十年先の確定的な気候予報を市民に提供しようとする試みは、いかなるものでも科学的には軽率なことである。それに、また、為政者を誤った方向に導いたり、国民に、地球の気温の上昇、または低下により危険に晒されると不適切な忠告をしたりする可能性がある。コンピューターにより気候をモデル化した開拓期である1970年代に、プリンストン在住のジョセフ・スマゴリンスキー(Joseph Smagorinsky)は、早くから警鐘を鳴らしていた。それは、今でも真実のように思われる「間違った気候予報を出すぐらいなら、全く出さないほうがましである」。
 コンピューターは、その当時より性能が大幅に向上しているが、気候モデルにはまだ仮定や簡略化が用いられているので、疑わしさが増えているように思われる。地球の気温への炭酸ガスの影響の可能性は、今でも、気候モデル作成者の自由裁量により決まり、幅広い範囲内から選ばれた予測値に依存している。
(中略)
 気候とは関係なく、化石燃料消費の節約を要請する理由は、他に幾らでもある(中略)たとえば、1.健康を害するスモッグをできるだけ削減するため、2.この惑星の限られた燃料資源を長持ちさせるため、それに、3.貧しい国のためにエネルギー価格を低く維持するため、というようにである。


読んでいて、気持ちの良い本であった。(アマリンク)
特に、上に引用した部分に激しく同意した。


この本の内容をごく大ざっぱに言うと、"太陽の活動が弱くなると、地球の大気低層に宇宙線が入り込みやすくなり、その宇宙線が雲の凝結核を量産する。大気低層の雲は太陽光線を反射するため、地球を冷やす作用を持つ。これらの知見は「南極等の氷床コアの分析」「海洋の堆積物の分析」「大規模かつ長時間の霧箱による実証実験」「貝化石などにおける同位体比の分析」「宇宙空間に存在する鉄元素由来のγ線分布から類推される超新星出現の歴史」その他によって、発見・補強されてきた"ってトコ。

杉並区の図書館に借りた(そして、大幅に延滞した)のですが、手元に置きたく(自腹で買いたく)なった本です。
とりあえず、Amazon のカートに入れました。


関連する過去の日記
BOINC!(2005年11月)
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走(2006年2月)
ミランコビッチ・サイクルとヒト(2007年6月)
気象予測で用いられるらしい「アンサンブル予報」って、似非科学じゃねぇの?(2009年11月)

昨日、中2の理科2分野で、生徒から質問された。
「暗いところで物を見ると、目が悪くなるって本当ですかー?」って。

私はとりあえず「確かに私もその噂は聞いたことある。しかし、本当かどうかは分からない。私も昔から疑問に思っていたので、調べてみるわ」って答えた。

で、調べて(「暗い 目が悪くなる」でググって)みた。

そうしたところ、普段から読んでいるブログが、2つヒットした。最初のページで。
20100513.png


結論から言えば「一時的なことならば、暗いところで本などを読んでも、目は悪くはならない」ってトコロだろうか。ま、私の要約を信じるも、信じないも、自己責任でお願いしますよ、念のため。
詳しくは上記ブログなどをご参照ください。

で、「教えて」系のページもザッと見てみた。
その中で「目が悪くなる理由」として、納得できそうな意見に出会った。それは「暗いところで本を読むと、どうしても目の近くに本を持ってくることになり、それを繰り返すならば近視になるだろう」ってヤツ。上記「医学都市伝説」の webmaster 氏は、その説には否定的でしたけど。


私自身の近視は、高校3年の後半に、劇的に進行したように思っているのです。ずっとコタツに籠もって問題集などに向かい合っていた時期。大学の教室はデカいから、視力の低下に気付いたってコトもあります。
少なくとも中学生時代、私の視力は両目とも1.5~2.0はあったんスよねぇ。大学1年の時以来、視力は両目とも0.2~0.3程度。ま、劇的な近視では無いし、大して進行していないですけど。


当サイト内の関連する文書
視力補正の際の「赤と緑の光」について(2004年3月上梓)

君は Mitaka を見たか

Mitaka はすばらしいです。楽しい。
私が知るフリーソフトでは、最も楽しいです。ま、厳密に言えば、日本国への血税で作られているわけですが。

このソフトは、Windows 用です。レジストリ等を弄らないらしいです。
ダウンロード・解凍し、"mitaka.exe"を実行すれば動きます。ここ2,3年に発売されたパソコンなら、快適に動くと思います。


高等学校の「理科総合B」の授業中、Mitaka を生徒に弄らせました。
今回は、校内ファイルサーバーに、「圧縮された状態の Mitaka」と「チュートリアルのページ」を保存しました。生徒が使うデスクトップ機のデスクトップに、コピー・解凍・実行させました。そうすれば、生徒がインターネットへ出る必要も生じません(ネットに出るためのパスワードを忘れている生徒も居るので)。
やはり、自分で「宇宙」を操作するのは楽しかったみたいです。私の模範?操作と生徒自身の操作で、30分程度使用したかな?


関連する日記
燃え上がり、立ち消えた物欲(2007年5月)
"POWERS OF TEN"は"Mitaka"に影響を与えたのだろうと思う。(2008年9月)
渡邉康弘センセイと縣秀彦センセイと私(2010年3月)

amylase.jpg

中学2年の理科2分野(生物・地学分野)では、消化器官の勉強をします。
デンプンに唾液を混ぜて適温で放置し、ヨウ素液を反応させる実験があります。私自身は、中学校は当然?として、小学校でも同じ実験をしました。いや、させていただきました。先生ありがとう。私は今でもその実験を憶えていますm(_ _)m
結構、実験の準備や後始末って面倒なんですよね。昨今は「理科が苦手な小学校教員が多い」とも聞きますし、由々しき問題でありますねぇ。

で、私自身が10年ぶりに、オシエゴにその実験をやらせます。
この実験で一番難儀なのは「唾液の採取」です。私自身が実験した際も、10年前に生徒にやらせた際も、『口に水を含み、しばらく待った後、それをビーカーに吐き出す』ってことを行いました。これはあんまり楽しい作業じゃありません。その後、採取された「薄めた唾液」を試験管内のデンプン水溶液に作用させるのです。温度は40℃前後で。


今回念のため「教師用指導書」も確認してみました。勤務先の中学で採択しているのは東京書籍のものです。そこにはこう書いてあります。

大きめの綿棒に唾液をふくませて,試験管に入れる方法を用いてもよい。
なるほど。そして、更にそこから私は改善策を見いだしました。「綿棒よりも、綿球の方が良くね?」って。
それが上に示した画像です。
片方は対照実験として「水」を含ませた綿球をデンプン水溶液に加えています。もう片方が私の唾液を含んだ綿球。

この綿球は保健室から貰いました。直径1cm内外の綿球を2等分して用いています。そのまま口に含んだら、病院チックな味がしました。この綿球は「カルメロースナトリウム(ウィキリン)」ってもので処理されているようです。カルメロースナトリウムは水を吸収し、膨張する性質があるそうで、アイスクリームの増粘剤に使われたり、下剤としても用いられる物質のようです。明日、生徒に実験をさせる際には、水道水でしばらく洗ってから使用するつもりです。予備実験では酵素があんまり働かなかったのです。唾液が綿球の中に捕捉されすぎたのだと考えています。


2010/6/3 追記
綿球、良い感じでした。やはり、まずは水洗いした方が「吉」みたいです。
1クラス8班で、2クラスほど実施しました。デンプンがほとんど分解されない班(失敗した班)が出ました。「失敗」があったほうが、酵素についての理解が深まります。全部の班が実験に成功しても、あまり面白くないのです。

教育実習のおもひで

いま、職場には「実習生」が来ています。
今から約20年前、私も「教育実習」を合計8週間行いました。ってか、行かせていただきました。

最初の実習は、学芸大学附属世田谷小学校でした。大学3年の10月頃、小学4年生のクラスにお邪魔しました。そのクラスの担任は中村享史(ナカムラタカシ)先生でした。

その3週間の実習「世田谷小学校・後期」には、東京学芸大学から総勢数十名の「教員見習い」が実習に行ったハズです。正式名称は「教育実地研究」だったかなぁ...。
平成元年入学の「A類(=小学校)理科」は約100名存在し、「秋休み」期間である3年次の秋、4つの附属小学校に「前期・後期」で「研究」に行きました。その3週間の実習期間中に、教科(国・数・理・社...)毎に1名が「研究授業」を行うってコトになっていました。
なお、受け入れ側である「『コクリツの小学校』に通学する児童」は秋だけで合計6週間も「試験台」になっていたのです。大変だ。


で、実習も後半、理科のメンツ10名前後で相談をしました。「誰が『研究授業』やる?」って。結果、成り行きで私が「研究授業」を担当することになったのです。微妙に責任感がある人物なのかも知れません、私は。
高校の部活動も、大学のサークルも、代表者でしたっけ、やはり「成り行き」で。 Let it be.


その「小学4年生の2学期」半ば、理科で扱うのは「空気と水」みたいな範囲でした。「空気は体積が変わるが、水は体積が変化しない」を伝えるのがメイン。
なお、厳密に言うと、液体である水も、圧力によって体積が変化するらしいです。確かめたことはありません。小学校、というか「一般常識」レベルで理解すべき事項は、前述の通り「空気は縮むが、水は縮まない」です。

記すのが疲れてきたッス。
続きは次回に。


中村享史先生に関わる日記
私の好きな歌手(2001年6月)
中教審と再生会議(2007年4月)

続・教育実習のおもひで

前回の続きです。

実家に帰れば、その「研究授業指導案」は保管してあるような気はします。
何しろ、私は私なりに「研究授業」を頑張りました。


その日の午後、研究授業の協議会がありました。
とある先生は、以下のようなことを仰いました。

私は、最初に空気鉄砲で遊ばせます。次に、水鉄砲で遊ばせます。その後、空気鉄砲に水を入れさせます。


↓断面イメージ
water_gun.gif

生徒を横一列に並べ、競争させる状態にし、『せーの』で鉄砲を使わせます。

上図の状態だと、どれだけ力を込めて水鉄砲の後ろのタマを押しても、前にある「飛ぶべきタマ」は足下にボテッっと落ちます。
生徒は「???」と思うのでしょう。
そこから、その先生は「空気は縮むが、水は縮まない」という説明をするのだそうです。
私は、「その展開、いただきー」って思いました。

しかし、その授業を行うコトはありませんでしたとさ。小学校で働いたこと無いから。

何しろ、「素人の私」は研究授業を経験することにより、「授業をうまく行うには、何よりも『経験』が重要そうだなぁ」って思ったのでした。

つーコトで、全国の実習生よ、頑張ってくださいな。


関連する過去の日記
教職志望とノストラダムス
そして恩師木村清志先生

関連する駄文
10年間の教員生活をふりかえって考えること

モル

職場のブログ(?)の1カテゴリに以下の文章が現れるはずです、そのうちに。

理科と情報科を担当しております、小川正樹と申します。
十数年前に卒業した大学では主に「地学」を、その中でも「岩石・鉱物学」を専攻していました。しかし本校に於いて、担当することが多かった科目は、化学と生物です。


高校理科の中で、最も難解であるのが化学分野の「物質量」だと思います。私自身も、高校の時に挫折しかけました。しかし、この「mol」という概念は、分かってしまえば簡単です。
このページをご覧の保護者の方で、高校時代に化学と「おさらば」した方の何割かは、「mol」に原因があったのでは無いでしょうか?

参考(?)までに、私が高校の授業で配布するプリントを披露します。
「生涯学習」の一環としてご利用いただければ幸いです。
相対質量・原子量(分子量)・物質量の意義(pdf:230KB)

本校の理科の授業でお会いできることを、楽しみにしています。

上記サイトにある「他のセンセイの文章」を数ヶ月間見ていました。「結構真面目に書いてるなぁ」って思っていたのです。「自分の番が来たら、もっとおちゃらけた文章を書くぞ」って思ってました。しかし、自分自身の文章も、無難な内容となってしまった気がします。ちょっと残念。

リンクしている pdf は、昔から当「腐れサイト」にて公開しているものです。
自分としては、「物質量(mol)がイマイチ理解できない生徒用のコンパクトな説明」に仕上げたつもり。厳密には数式に括弧を入れるべき場所がある気もしますが、とりあえず初版のままにしておきます。

昔話

1990年代、私が専任として就職して1年目か2年目のハナシ。

ある朝、前校長が職員室に「変な機器(「電気分解 水質 検査」の画像ググリンク 電極があるヤツに似てる)とコップに入った汚い水および綺麗(?)な水」を展示してた。加えて「この学校の水道水はこんなに汚いのです」って書いた紙を置いてた。かなりの達筆で。

その機器、電極は鉄とアルミで、流れるのは交流の 100V だった。やたら単純な製品だ。
水道水には少なからず電気伝導性がある。カルシウムイオンやナトリウムイオンが溶けているから。電導性のある水に電流が流れれば、電極が溶け出す。鉄やアルミの酸化物で、赤茶色い浮遊物が生じる。
前校長の筆からすると、「怪しい機械からアルミや鉄が溶け出している」っていう認識は無い様子だった。

私はその非科学っぷりに驚愕し、怒りを憶えた。そこで、校長が置いた紙の横に、私の見解(水道水に電流が流れない方がおかしい・水道水の「ゴミ」は電極由来だ・「ゴミ」が出ない綺麗な水は単なる蒸留水だ)を記した紙を貼った。翌日かその翌日あたりに、機器と校長の手書きのメッセージは職員室から消えた。
彼と私の年齢は確実に四捨五入で50歳は離れていたのだが、嘘を見逃すわけにはいかない。私は理科教員だし。

もちろん、水道水の電気伝導性が高すぎるならば問題である。金属か何かが溶け込み過ぎってコトになる。その場合は飲み水に適さないだろう。


前校長は、何であんな行動に出たのだろう。

何故、私はそんな出来事を思い出したのだっけ?
数日前のニュースか何かを見て、この出来事を思い出したような気が。元のニュースは忘れた。

ピンキリ -カエルの解剖から-

カエルの解剖を、初めて生徒にやらせました。おおよそ4名に1匹の割合でした。明日、最後の1クラスだけ残っています。
私自身は、中学・高校・大学と、3回「カエルの解剖」をやった気がします。しかし、高校ではやらなかったかも知れません。どっちだっけ?


カエルは、ゼノパス養殖教材なる業者から、アフリカツメガエルを仕入れました。私の知る限り、上記業者からカエルの納入を受けるのは今回で3回めです。毎回、きちんと指定した日に元気なカエルを届けてくださいます。

しかぁし今回、私の不手際でカエルの半分強を殺してしまったのです。今朝、その事実を知りました。とても凹みました。
どうせ「殺してしまう」わけですが、だからこそカエル達には「有意義」な死に方をして欲しかったのです。とても自己中心的・人間中心な見方ですが。


ただ、結果的にはちょうど良かったかも知れません。1クラスあたり8匹の解剖を一気に行うわけですが、麻酔したカエルは覚醒を繰り返します。半分弱しか「ピクピク」いっていなかったので、その点では余裕がありました。
「生きたカエルではやりたくない」という希望を持つ班もありましたし。と、言い訳。
ゴメンナサイ、カエルさんm(_ _)m


スゴイと思ったのは、昨日には死んでいただろうカエルの心臓が、今日になって時々脈打っていたことです。
むしろ、体から切り出してからの方が、動きを見せていたような気がします。生命の神秘を感じました。


生徒の解剖を見ていて思い出しました。私が中学生の時、綺麗だと思ったのは、緑色の胆嚢と銀色の腱だったのです。
中学の時に、私が解剖をやらせて貰ったのは「トノサマガエル」でした。今回のアフリカツメガエルの胆嚢は、それほど綺麗ではありませんでした。腱のキラキラ感は、殿様もアフリカも同様でした。


本題(?)です。
噂で「男子よりも女子の方が、ザクザク切り刻む」と聞いたことがありますが、それは確かな気がしました。
気分を悪くする生徒も結構居ましたが、「そこまで切るのかい!」って思わせてくれる班も多かったです。自分自身はカエルの胃を切り開いたことはなかったのですが、実験プリントに「余裕があれば切開してみろ」って書いておいたら、ちゃんとやってくれた子達がいました。
上に挙げたのはまともな人であり、「レクター博士の弟子か?」と思わせてくれるような人達もいました。少しげんなりしましたが、顔には出さなかったつもりです。本人達が面白いと思って切り刻んでいるなら、天国に行くカエル達も許してくれるでしょう。


1匹千円超、一人あたりでも数百円の材料費がかかりますが、やはりカエルの解剖はやった方が良いと思いました。今まで、私が中学で受け持った生徒には、解剖はやらせていません。悪いことをしたなぁ... って思いました。

アナログ賛歌

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画像は昭和61年(1986年)に購入された温湿度計である。私がこの自記記録計を職場で発掘したのは、数年前だと記憶している。私は、この記録計を先輩教員が使っているところを見たことは無い。

私がこの学校に来る前には、地学の岩石方面が専門の先生がいらしたと聞いた。鉄乳鉢も完備しているくらいだ。
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今は「温湿度データロガー」という名称で、デジタル化された「温湿度記録計」が売られているようだ。少し欲しいような気もするが、中学生には24年前に発売された「アナログの記録計」の方が似つかわしい気がする。

中学理科の段階では「気温が上がると、湿度が下がる」ということが伝わればよい。一応可能な限り示度の補正は行った。
このアナログの機械から取り出した「記録紙のコピー」と、ヤフーか何かの「東京都の天気・気温ログ」を生徒に配布し、天気・気温・湿度の関係を見いだしてもらうのだ。
多分「データロガー」よりは、金属製の重たい「記録計」の方が、教室でも見栄えがするだろう。


過去の関連する日記
天秤のないてんびん(2006年9月)

表題で全てを言い切ってはいるのですが、補足します。

私は、高校時代、「物質量」で挫折しかけました。だからこそ、こんな文書も作成しています。
世の中のナニゴトでも、ある程度は同じだと思うのですが、理解してしまえば「簡単な話」なのです、おそらくは。ただ、とても理解するのが難しいのも確かだと思います、物質量すなわち mol は。

私は、高校時代、「組み換え」を理解しないまま過ごしました。
現在の職場で生物を担当することにより、初めて(教科書のレベルの内容を)理解しました。
明日、その範囲の試験が「オシエゴ」に課されます。ちょっと早く職場に行き、もしかすると居るかもしれない「私の出勤を待つ生徒」に対応しようかなぁ... って思いながら、ダラダラしています。

地学で山場的なものと言えば「地質図の読図」かと思います。
あれも慣れればそれほど難しいものではありません、多分。

で、ここまで書いてしみじみ思い返しました。
「物質量」の測定も、「組み換え価」の実測も、「地質図」の作成も、全然楽じゃないのですよね、実際に行うならば。

特にオチは無いまま、駄文を終了します。
良い期末試験を。

本年度、私の得点は、以下の通りでした。軽く見直しをし、60分以内に解いたはずです。括弧内は「平均点中間集計」です。私の得点は昨年とほとんど変わりませんでした。

生物 90(64.61)
化学 88(57.34)
地学 91(67.96)

ケアレスミスがなければ、化学と地学は共に94点だったと思います。生物は知識が足りなかった。
化学などは、最初の2問を間違え、それだけで6点を失いました。地学は「鍵層」の問題を思い込みで解いてた... orz

最近、100点から遠ざかっています。ま、高校の「化学・生物・地学」からも遠ざかっているから、仕方ないのかも知れません。だからこそ、年に一度のリハビリとして、ベンチマークを行っているわけですが。


過去の関連する日記
知識と現実(2001年1月)

原発がらみの駄文まとめ

原子力と私

そもそも「ノストラダムスの大予言」も信じた私ですから、「核燃料サイクル」はもっと本気で信じていました。
現在みたいな「ちゃち」なヤツではなく、高速増殖炉をメインに据えた「当初の核燃料サイクル」です。

しかし、理科や歴史(第二次世界大戦と原爆など)を勉強するにつれ、「原子力って安全なのか?」という真っ当な疑問を抱くことになったのでした。その後、書店で目についた文庫本の『東京に原発を(広瀬隆)』を読んだりして、憤ったりすることもありました。

教員になってしばらく経った1990年代半ば、「東京私立中学高等学校協会」の主催する「東海第二原発見学会」に参加しました。「もんじゅのナトリウム火災」とほぼ同時期なのだろうと思います。
『百聞は一見にしかず』実物を見ないで生徒に「エネルギー問題」を語れるはずもない。
基本的には「恐怖心」があったのだろうと思います。今も原子力に対しては恐怖心を持っています。怖いからこそ、学習する必要を感じたのだと思います、今思えば。
その際、一番衝撃を受けたのは「こんこんと流れ出る温排水(GoogleMapへ)」でした。あれほど大量に水が流れるサマは見たことがなかった。原発は相当に熱が出るものなのだと認識しました。

数年後、JCOの臨界事故が起きました。
バケツでウランを扱っているということに衝撃を受けました。「臨界」すら知らないヒトがウランを扱っているという産業構造(?)に衝撃を受けました。その前後に「ウランの濃縮はガス化したもの(6フッ化ウラン)を遠心分離することによって可能になる」ということを知り、新たな衝撃を受けました。超重元素を気化するなんて、すごい技術と熱意だと思ったわけです。
ごく最近、大内久さんと篠原理人さんの画像がネット上にあることを知りました。

更に数年後、「平成17年度原子力体験セミナー【産業コース】」に参加しました。(その記録へ)
一番衝撃を受けたのは廃炉となった「初代JRR-3」の様子でした。巨大なプールに入り、「ただ冷やされているだけ」だったから。
その際に使用した「放射線量検知器」を「ハンドフットモニタ」と呼ぶこと、ごく最近知りました。

その2年後、「平成19年度原子力体験セミナー【上級理科コース】」にも参加しました。(その記録へ)

何度も自主的に学習することにより、恐怖心は減ったようにも思えます。巷の理科教員よりは、原子力に詳しいのだろうと思います。


最後に私のつぶやきを。

3月23日作成
私がさっき飲んだ東京の水道水は、今あなたが飲んでいるアルコールよりも安全なことは間違いない。

4月21日作成
福島からの転入生は、目の前のタバコを吸う大人よりも安全だ。

信頼できそうな人

私は、菊池誠氏をかなり信頼している。
学校の放射線量についての「暫定的考えかた」について考えた(追記あり) (4/25の記事)

信頼しているから、示されたソース(リンク先)をクリックすることはあまりない。

同じく私が信頼するNATROM氏は、嫌いな人がいるらしい。
武田邦彦氏の過去の発言を検証してみる - NATROMの日記 (4/15の記事)

でも、私は(日本のリサイクルを糾弾していた)武田邦彦氏を嫌いにはなり切れない。
武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(61) 数値は一つ! 医療、職業、一般 (4/23の記事)

クニが作った嘘くさい文書

科学技術週間ってヤツがある。検索して、毎年4月18日から開始されてるコトを知った。
その「企画」では、ここのところ毎年「一家に1枚」ポスターを作っている。特に最近はネタ切れっぽい気もするけど。

「一家に1枚周期表」は、「一家に1枚宇宙図」には負けるものの、まあ「無難な出来」なのだろう。
しかし、バナジウムの説明がいただけない。
vanadium.jpg

何で「似非科学に限りなく近い情報」をクニが広めちゃうんだ?

関連する過去の日記
ハナミズキ報告・バナジウムの効果とは(2005年10月)
「一家に1枚」らしい...(2007年5月)

日記を書くに当たり、面白いページを発見した。
『世界に一つだけの花』は有害だと思う: それはつまり思いつき

上記ページは、私がうっすらと疑問に思った件について、侃侃諤諤の議論が行われた様子が残っている。
読んでいて面白かった。私が問題にするのは別の点だけれど。


私がこの歌を聞き、歌詞を確認して以来、ずっと気になっていることがある。
それは、「槇原敬之氏は、遺伝子とか『種』について、どう考えているのよ?」ってコトである。


歌詞の冒頭、「花屋の店先に並んだいろんな花」ってのは、「ユリ」や「チューリップ」という『別々の品種』を指しているように思われる。それは「ひとそれぞれ好みはあるけど」という歌詞から推察される。「ひと」というのは「品定めをしている花の買い手」だろう。

その後、二番の歌詞には「誰も気づかないような場所で咲いてた花」というのが出てくる。その辺の歌詞から考えると、基本的に槇原氏は「いろいろな『種類』の花のように、ヒト一人ひとりも、それぞれの個性を大事に伸ばそう」とおっしゃりたいようだ。

しかし、待ってくれ。
SMAPの歌を理解するような「ヒト」は、皆「ホモ・サピエンス・サピエンス」なのである。単一の生物種だ。言うなれば、花屋に於いて、ヒト一人ひとりは「バケツの中の同じ種類の、同じ色をしたチューリップ達」なのだ。ほとんど個性は見つからない。見つかったらおかしいのだ。
歌詞と現実が明らかに矛盾してまっせ。

しかし、一番の歌詞には「バケツの中誇らしげにしゃんと胸を張っている」というフレーズもあったりする。
私はまた悩んでしまうのだ。この文の主語は「ユリ」や「チューリップ」という『品種』を指しているのか、それとも「バケツの中のチューリップ」の『一本一本』を指しているのかと。

ま、多分槇原氏は、そこまで考えていないだろう。この歌は名曲だと思うので、どっちでもいいんだけどね。


余談であるが、花屋の花はクローンである場合も多いようだ。バケツの中の花全部が、遺伝的に同一である場合も多々あるらしい。特にユリなどは。「花屋のいくつかのバケツの中には、全く個性は存在しない」ってコトです。
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だから「『いろんな花』イコール『いろんな品種』」あるいは「『いろんな花』イコール『一本一本の花』」、どちらに解釈したとしても、槇原氏の歌詞は現実世界の花屋とは合致しないのですよ。


関連する過去の日記
clothes is クローゼズ?(2006年3月)
きっと運命 ...かも知れない(2009年8月)
『キセキ』PV の流星群について(2010年2月)

顕微鏡を知らねばならないと思った

10月1日の土曜日、都立国立高校にて顕微鏡の仕組みと種類を教えていただきました。とても有意義な研修でした。主催は「東京都生物教育研究会」でした。通称「都生研」
テーマは「今更聞けない顕微鏡の使い方 ― 顕微鏡の扱い方をマスターしよう」でした。

オリンパス株式会社の方がいらっしゃり、いろいろと詳しい話を聞けました。
研修内容を都生研配信メールから引用します。

(1)学校にある顕微鏡の「いろは」
・顕微鏡の種類と利点、欠点
・顕微鏡の基礎基本
  正しい表現など・・・「同高焦点」という言葉はない? など。
・記載されている数字等の意味
・メンテナンス など

(2)実践研修
・プロから学べる顕微鏡の上手な使い方
・1つの材料でも、工夫次第でこんなに見え方が変わる
 →暗視野、偏光板等の利用など
・顕微鏡観察のコツやテクニック

(3)意見交換会
・各学校の顕微鏡実習の実践例
・各学校の顕微鏡実習のプリント紹介

※講義と実習を交えた研修会です。
※各学校で実施されている顕微鏡実習に関する資料を30部ご持参ください。

久しぶりに「都生研」の研修に参加させていただくので、言われたとおり真面目に「資料」を持参しました。しかし、生物が専門の方々に実験プリントを披露するのも恥ずかしい気がしたので、持ち帰ってきてしまいました。そもそも、誰も実習資料を配っていた気配はなかったし...。
一応ここから、私が作成した「ミクロメーター絡みを含む画像」へのリンクを張っておきます。


以下は研修を受けての感想です。

まず、とりあえずは(現存するならば)勤務先の顕微鏡マニュアルを見なければならないと思いました。オリンパス製の、結構良いもの(CX21を筆頭とする)を入れてあるのです。

しかし、今回改めて気づいたのは、私が生物を担当したのは5年前が最後だと云うコトなのです。前述の実験プリントを用意している際に気づきました。
現在、専任だけでも本校理科は物理1・化学3・生物2・地学1という布陣になっています。本年度の非常勤講師の方は物理1・化学2・生物3・地学0です。私が今後生物を担当する可能性は、かなり低いと言えましょう。中学理科の生物は「2分野」として担当する可能性もありますが。(私の担当は、昨年が中2の2分野と高2理科総合B、今年は中3の1分野と高2理科総合B)

と言うことで、次回いつ顕微鏡を扱うかは謎なのですが、その際は顕微鏡に記された文字と色の意味を片っ端から調べる必要を感じました。特に、コンデンサと絞りについて、もっと注意深くなろうと思いました。

また、私は良い(=マニアックな)先輩を持っていたことに、改めて気づかされました。生物の授業プリントの一部は、その方から頂いたものを修正しながら使用しています。
その先生(北島一良氏)はもう退職なさっています。生徒用として、上記顕微鏡群をじわじわと揃え始めたのも彼です。
10数年前、彼は嬉々として「『数十万円の顕微鏡』があるのです」と私に語ってくれました。「微分干渉」と言っていたはずです。
その価値を多少認識しました。

電池の実験には「パタパタとんぼ」を

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私が最初にこのキットを見たのは、大学時代、サークル友人の下宿内でした。約20年前。
マニアックなオモチャを置いているなぁ...と思いました。そいつらしいとも思いましたが。

それから数年。
私は中学・高校の教員になりました。

化学では「電池」についての学習を行います。最も古典的なのは「ボルタの電池」

私が好きなのは「鉛蓄電池」です。鉛蓄電池は準備が簡単で、希硫酸と鉛板が2枚とビーカーがあれば良い。
手回しの発電機(ゼネコン)を硫酸に突っ込んだ2枚の鉛板に繋ぎ、ただハンドルを回すのです。ショートには注意して(怖いので、ショートさせるとどうなるのか、試したことはない)。
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鉛板が汚れている場合、最初は謎の泡が発生することがあります。しかし、ひたすらハンドルを回し続けていると、突然ハンドルが重くなるのです。「仕事」つまり充電開始。
充電後は豆電球を繋いでも良いのだが、演示実験には向きません。豆電球は暗すぎるし、面白味に欠けるので。

その際に、「パタパタとんぼ」が活躍するのです。
異常な高速で(とは言っても、本物のトンボよりは遅いのだろう)、羽根をパタパタさせてくれる。滑稽なほどに。
だいたい生徒はそれを見てウケる。

長い時間充電すれば、長い時間パタパタと暴れる。それが実感できるのが素晴らしいのです。

備長炭電池でも、バッチリ動いてくれます。
理科準備室には1セット常備しておくべきだと思います。
なお、太陽電池は基本的にあまり使いません。私の職場のロッカーには、太陽電池だけ残っています。


この「パタパタトンボ」、先代はしばらく理科室に生息していました。しかし、いつの間にか消え去っていたのです。
ま、そいつはモーターが錆び付いていたので、その部分は交換する必要があったのですが。

今回は「Amazon本体」で買いました。2,750円で送料無料でした。
今、同じ商品を見てみると、アマゾン傘下の「模型店」しか在庫を持っていません。送料もかかるみたい。ラッキーでした。

20年前、友人がパタパタとんぼを自室に飾っていてくれたことに感謝します。

インフォームドコンセント

私は結構「教室での実験」を行います。

ま、「生徒に片っ端から実験を行わせる」という手法もあります。
昭和の終わりに都立高校に通った私は、相当に実験をさせてもらいました。
八重樫先生から返却される「生物の実験ノート」には「はんこ」しかありませんでした。「R」は「Return(やり直し)」という意味でした。
その当時は「ハンコだけなんて、冷たいよなぁ...」とか思っていました、マジで。しかし教員になって思いました。「よくあれだけ、毎週毎週生徒のレポートをチェックできたなぁ」って。

実験は、準備と後片付けが大変です。本来は生徒を「教育」して、後片付けが楽なように「躾ける」のが正しいのだろうと思います。徐々に、私が受けた「中等教育」に近づけたいです。自分の理科の授業を。

本題です。
「まぜるな危険」を混ぜること、よくやるのです。
「塩素系」と「酸系」の洗剤を混ぜると、塩素ガスが発生します。過去には「毒ガス」兵器として使われたとか。ま、今でも塩素は毒ガスですけど。
塩素は重要な物質です。実世界でも、化学受験でも。
以前は「臭いからねー」とか言いながら、塩素を発生させていた気がします。私も気をつけながら吸う(臭いを嗅ぐ)のですが、だいたい咳き込みます。ウケ狙いの「浅ましい根性」があるのは確かでしょう。

最近は「生徒の健康」を慮り、「喘息気味のヒトは、気をつけてねー」って言うようにしています。しかし、この「喘息」というフレーズを発することにより、「喘息モード」に入る生徒もいらっしゃるように見受けられるのです。

病気と気持ちって、分かちがたいものだと思います。
キョドりだす生徒を見て、常に思い出してしまうのは、スティーブン・キングの『スタンド・バイ・ミー』です。

喘息の子(過去のキング自身?)が、砂糖玉という「喘息の偽薬」から脱却する話があったように記憶しています。
(検索すると『IT』の方しか引っかからない。あちらは1回しか読んだこと無いのです)

何しろ、「病は気から」ってのは、真理なのだと思います。

蔵出し「日本原子力研究開発機構」

2年前、キャプチャだけして、記事を書きそびれたまま、今日に至ります。
多分、記事を目にしたとき、私はキレたのだろう。

東京で見たのですが、ほぼ快晴でした。「雲に隠れて見えない...」ということは無く、快適でした。また、冬の真夜中ですので、高度もあって見やすかったです。

私は欠けていく月を見ながら
「ケータイで写真撮ろうかな」
「というか、デジタル一眼の200mm望遠なら、何とかなるかな」
って考えてました。

結局、撮影はしませんでした。撮影するのは「ネットに上げるため」です、当然のことながら。

私は
「どうせ、知り合いのツイートや購読しているブログに、いくつかは月の画像が上がるだろう」
「私が手持ちで月を撮影しても、あまり価値のある画像は撮影できないだろう」
と考えたのです。ま、酔っぱらってたってコトもありますけど。

このパターンって多いのです。「ネット上にたくさんあるだろう」って気づいて「断念」すること。
私は何かしら「特殊」であろうとしているのでしょう。


素直に感想を書きますと、「天頂付近の欠けた月」「赤い月」「日光の強さを再認識させる月」に会えて良かった、ってトコ。分かりやすい天文現象は楽しい。


過去の「月」関連の駄文
もしも月がなかったら(2003年2月)
冬の満月(2005年12月)

今まで、私は「かけ算の順序」問題については、生暖かい目で見守ってきました。
一応お伝えしますと「"×"前後の数値入れ替え問題なし」派です。

何となく「行くところまで行った」気がしたので、画像を頂戴しました。(元サイト)
この情報は永遠に保存すべきだと思ったのです。
493653554.jpg
「テスト」は「教科書会社」もしくは「ある程度実績のある教材会社」が作成したものだと思います。
その「監修」に「アホな大学教員」が居るか、「執筆者」が「乗算順序教」に染まっているのでしょう。

この「設問」は、日本の「国際競争力」を削いでいると思うのですよ。

本年度、私の得点は以下の通りでした。見直しを含め、60分以内(帰宅の電車内など、細切れだった)に解いたはずです。括弧内は「受験生の平均点」です。

生物 97(64.00)
化学 100(65.13)
地学 90(69.48)

久しぶりに100点を取れて嬉しい。ま、理科の3科目を見る限り、あまり捻った問題もありませんでしたけど。
で、「地学Ⅰ」については、10点の失点のうち、7点が岩石がらみだった。「岩石鉱物学研究室」出身なのに...orz
生物は海水産硬骨魚の尿の濃さについて間違えた。そして、OKWaveの過去ログで復習(笑)。

やっと、「やらねばいけないと思っていたこと」の一つを消した。
なお、物理に手を付けないのは「全然自信がない」から...。

金環食のための浪費@ありおり

Kenko「マルチホルダー76」税込710円@ヨドバシカメラ新宿(5/19購入)
Kenko「アダプターリング 72mm マルチホルダー76用」税込710円@ヨドバシカメラ新宿(5/19購入)
アストロアーツ「日食観察プレート B5版」送料込600円@アストロアーツ通販(3月納品)

計2020円ナリ。

肉眼のすばらしさ(いい加減さ)

およそ1日前、職場の屋上は大盛況だった。

金環食は面白かった。本当に見事にリングになっていた。
リングの厚みも均等で、銀座の宝飾店の店頭に置いても遜色ない完成度だった。

私も肉眼で最初に太陽を見たとき(何十年前だろうか...)は、その小ささに驚いた。
昨日は、初めてそのことに気づいた生徒もいたようだ。

人間の目が凄いというか、いい加減だと思うのは、勝手にズームをする機能だ。
一応デジタル一眼に前述のパーツを装着し、太陽の撮影を試みた。この程度にしか写らなかった。200mmのズームではある。
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やはり「にわか写真家」が綺麗に天体を撮影するのは、簡単では無いようだ。もっと高価なフィルターを使えば、また話は別なのだろうけど。

過去の関連する日記
皆既月食で再認識「僕はネットに汚染されている」(2011年12月)

この本(アマリンク)は非常に美しい。黒いバックに美しい画像が「これでもか」と載っている。
しかし、この美しさには難点もある。私の手は脂っぽすぎるようで、黒い紙に指紋がどんどん付着してしまうのだ。
ウェブ上にも、同じ情報を扱ったサイトがある。英語だけど。
http://periodictable.com/


その本を読んで、特に面白いと思った話題をいくつか。

「ナトリウムが封入されたエンジンバルブ」
ナトリウムというのは、熱伝導が重要視される場所で用いられることがあるのは知っていた。一番有名なのは、高速増殖炉「もんじゅ」であろうか。
ネット上で「エンジン バルブ ナトリウム 封入」で検索してみたところ、日産スカイラインGT-R(R32)がそいつに該当するらしきことが分かった。吸気バルブではなく、排気バルブの方にナトリウムが封入されているらしい。
職場にはスピードジャンキーの同僚がいる。まさに上記スカイラインに乗っているのである。彼に「N先生のスカイラインのエンジンバルブって、ナトリウムが入っているらしいですが...」と尋ねてみたところ、「そうらしいよぉ」という返答を得た。何でも「カタログにも『ナトリウム封入』が謳ってあった」とのことだった。さすが、カーキチである。改めて彼と日産自動車に感心した。

「犠牲陽極」
そのようなもの、全く知らなかった。亜鉛が使われる場合が多いらしい。「鉄製で錆びさせたくないもの」に、この「犠牲陽極」というものを接続するそうだ。
「ブリキは錆びやすいが、トタンは錆びづらい」というのは、高校化学では必須の知識だ。しかし、私の知識はそこどまりだった。「犠牲陽極」というのは、まさに「錆びさせる(イオン化させる)」ために、橋脚やら船体やらの「鉄製の構造物」に接続される金属塊なのだそうだ。鉄の「身代わり」となって溶けていく存在だが、その画像はとても美しく、印象深かった。

「ガリンスタン」
水銀の代用物として、「ガリウム・インジウム・スズ(スタンタム)の合金」があるそうだ。全く知らなかった。
ま、特定の金属の合金は融点がやたらと低いコトは知っていたが、そいつが「体温計」に使われていることがあるなんて、全く知らなかった。「体温計の中の銀色の液体」はすべて「水銀」だと認識していた。
今後は、生徒に水銀を説明する際、「あの体温計に入っている...」とは簡単に言えなくなった。
ま、普通は電子体温計だろうけどね...

「Movable Metal Type」
日本語では「活版」である。「鉛・スズ・アンチモンの合金」だそうだ。
なぜその組み合わせなのかというと、液体が固体になる際に、(水と同じように)体積が増加するためなのだそうだ。固体になる際に体積が増えるから、細かい活字の「型」の隅々まで、合金が行き渡るのだそうで。全く知らなかった。
ついでに「活版」は"Movable Metal Type"の日本語訳であること、初めて知った。ここ数年、これらの「駄文作成」の際は、ずっと"MovableType"に触れていたにも関わらず...。


この本は、ある程度自然科学の知識がある人にとっては、とても面白い本だと思います。もちろん、現役の高校生であっても、読破する価値はあるでしょう。
同僚の化学教諭、この本を自腹で買ったらしい。すごい。彼女のホームルームには、この本が置いてある。生徒は幸せじゃのう。

なお、ヌルい私は、職場の図書館で借りたのでしたとさ。

ヘキサメチレンテトラミン

なんて、初めて知った。
アダマンタン(ウィキリン)という物質も知らなかった。

ヘキサメチレンテトラミン(ウィキリン)の構造式を見て、美しいから分子模型で再現してみることにした。

使ったのはMOLYMOD(画像ググリンク)という舶来の分子模型セットである。株式会社ナリカが(普通に)取り扱っている。

そもそも、この製品が私の職場にやってきたのは、先輩が見繕ったからだと思うのだが、誰がこのMOLYMODに白羽の矢を立てたのかは知らない。
このMOLYMODは非常に良い。適度な大きさで、壊れにくいのである。まあ、決して安くは無いけれど。なんだかんだで職場には20セットくらいあるのかな...。ざっと計算しても30万超か。
私も個人的に分子模型を買おうかと思ったこともあるのだが、結局買ったことは無い。ま、自分で買うならモルタロウ(画像ググリンク)かと思っているのですが...。

で、ヘキサメチレンテトラミンの分子模型を作成してみた。
なお、ヘキサメチレン"ジ"アミン(ウィキリン)は「6,6-ナイロンの原料」ということで、高校化学では必ず教科書に出てくる物質だ。また、生徒実験としても扱われるし、私もナイロンの合成を生徒にやらせたことがある。私も高校時代にこの実験をやらせて貰った。
20120528.jpg
水素原子まできちんと付けてみると、「加水分解でアンモニアとホルムアルデヒドが発生する」ことが分かる。というか、私はここまでやって、やっと「ホルムアルデヒドが出るなぁ」って実感できたのであった。化学は素人なもので...。

先日、利根川に流れたホルムアルデヒドが放射能由来だとかいう「くそツイート」が流れてた。相変わらず、日本には放射脳が生きていると思った。ああいうのは、スルーするのにもエネルギーを要する。だったら、tweetbuzzなどをチェックしなければ良いのかも知れないが。

何しろ、理科教育の非力さと必要性を思うのでしたとさ。


関連する過去の日記
ホルムアルデヒド移染とテロルの防止(2008年1月)

9月に入って、一番ムカついたのが、この件ですね。

高校生に伝えたいほんとうの情報科学|東京大学理学部情報科学科・コンピュータ科学専攻
証拠として魚拓も取っておいた。

FAQにもムカつく部分があったので、そいつはテキストとして保存した。

Q 情報科学科の授業は高校の情報の授業とどこが違うのでしょうか?
A 大学で学ぶ情報科学は、専門分野の基礎であると同時に、最先端の研究に直結しています。これに対して、高校の情報の授業は、万人が身につけるべき情報リテラシーや情報技術への理解を目標としています。本来ならば、高校の情報の授業から大学の教養課程の情報の授業、そして専門分野としての情報科学の授業へと、系統的なカリキュラムが組まれるべきなのですが、諸々の事情により、まだ現状は理想より遠いようです。したがって、情報科学科のカリキュラムは、高校や大学の教養課程で学ぶべきことも含めて系統的に組まれています。高校の情報の授業での先入観にとらわれずに情報科学科のことを調べてみてください。

ネット上で「まず高校の「情報」の授業を忘れよう」を検索してみた。
褒めているヒトも見たが、私は貶す。

というか、「とあるスジ」から依頼があったので、以下のようなメールを作成、送信した。

Date: Mon, 14 Sep 2015 12:36:33 +0900

To: www-admin@is.s.u-tokyo.ac.jp

○○○○と申します。

末尾に引用したメールに対しての反応です。

なぜ、このメールに(わざわざ)反応したのかと言いますと、
「ほんとうの」という表記に「ムカついた」からです。
そこには「高校で扱っている内容は紛い物だ」という想いが見えるためです。

現在は、(幸いにして)情報科を担当しておりませんので、
思ったことを率直にお伝えします。


以下のような「他人に責任を転嫁するような」、
悪く言えば「高校の情報科教諭などを馬鹿にするような」くだりは、
自ら(どなたか存じませんが)の「力の無さ」を示しているだけだと感じます。

http://www.is.s.u-tokyo.ac.jp/shingaku/highschool/index.html
>もちろん、高校の教科「情報」を改善しようと努力している人々は(以下略)

「まず高校の「情報」の授業を忘れよう」
という表題も、「高校の情報の授業」の実践者に対して失礼です。


高校や大学の授業では「過去に習ったことはひとまず忘れろ」と
言う場合もあるかも知れません。
しかし、それを「(授業内で)言う」のと「文書に(永久に)残してしまう」というのは、
決定的に違うと思います。

「他者を思いやる気持ち」が、劇的に欠如しているのではありませんか?


http://www.is.s.u-tokyo.ac.jp/shingaku/highschool/faq.html
にある「諸々の事情により、まだ現状は理想より遠い」も、筆者さん達の責任でしょう。

筆者さん達の努力が足りないのではありませんか?
「お偉方同士での、意見のすりあわせや根回し」が足りないから、
「情報科」や「技術科」というものが、未だに混乱のさなかにあるのでしょう。


正直申しまして、「噛みつきたいところ」しか、眺めていません。
しかし、思ったことは素直に伝えた方が良いと思いましたので、
ご連絡差し上げました。

失礼いたしました。

<以下略(「とあるスジ」保護のため)>

その日の夕刻には、以下のようなメールを貰った。

高校生向けの web に関するご意見をいただき、
どうもありがとうございました。

次回の更新のときに参考にさせていただこうと思っております。

とりあえず、2週間経過したけど、特に表記が変わったようにも見えないので、記録しておく。
東大(のごく一部)、ムカつくわー。日記にしてて、またムカついてきた。


過去の関連する日記
普通教科「情報」不要論
消えゆく教科「情報」
京速コンピュータと事業仕分け
気象予測で用いられるらしい「アンサンブル予報」って、似非科学じゃねぇの?

新元素113

改めて、日時指定をしてググってみた。「新元素 113」で。

このニュースを最初に聞いたのは、既に10年以上前であったことを改めて知る。私は基本的に「2ch」に書き込むという生活習慣を持たない。せいぜい気になった過去記事をパラパラ読むか、「まとめサイト」を見るくらいだ。しかし、このニュースを聞いたとき「だけ」は、結構「2ちゃん」に書き込んだのだ。2004年のことらしい。せいぜい5,6年前かと思ってた。
その時から「ジャポニウム」とか「リケニウム」という話はあった。私は「ニチウム」という最終案をその掲示板に提示したのだが、賛同を得られた記憶は無い。(笑)

で、先日来、ニチウムとなった場合の元素記号を考えたりしている、ヒマな時に。というか、今少しヒマなのだ。
日本語、というかローマ字的には"Nichium"となるので、元素記号は"Nc"というのが考えられる。幸いにして、まだ"Nc"という元素記号は無い。
ただ、現存の元素については、語尾"chium"というのは、無いらしいのですね。"tium"や"thium"はある。"Tc(テクネチウム)"の"Technetium"とか、"Li(リチウム)"の"Lithium"とか。

で、"Nithium"や"Nitium"という表記、すなわち"Nt"という元素記号も候補に挙がってくる(私の中では)。
幸いにして"Nt"という元素記号も無い。ただし、この場合は外人さんが発音すると、「ニティ(ヒ)ウム」とか「ニティウム」とかになっちゃうだろう。決して「ニチウム」とは発音して貰えないはず。そして、それは発案者としては、少し悲しい希ガス。(←死語、というか「死ネットスラング」)


関連して、私が読んで興味を持ったサイトを。
特に最初のパラグラフのところ。
113番元素に固有名詞を与えることの学術的な意義はなんだろう - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常


過去の関連する「作品」
2008年の年賀状(マイベスト賀状)

過去の関連する日記
ビビビウム
ビビビウム妄想
『世界で一番美しい元素図鑑』を読んで

光化学スモッグと入浴剤の共通点

この話は、記したことがなかった。また、検索したこともないが、ネット上で見た記憶もないので、記す。

私は非喫煙者だ。
最近は少なくなったが、「光化学スモッグ」の注意報が、杉並区に出ることがある。で、その空の下で、きちんと屋外の部活動を行ったこともある。大体において、この「注意報」が出る前に、私の呼吸器官は異変を察知する。息が深く吸えなくなる場合が多いのだ。光化学スモッグが発生している場合は、何故だかむせそうになる。でも、大体において、むせたり、咳込んだりすることはない。この「身体の反応」は、同じ場所にいる生徒にも出現する場合がある。また、授業中などに「光化学スモッグって、むせそうになるよね」という話をすると、「そうだそうだ」と同意する生徒も多い。
で、この「むせそう」な感覚を、全く感じないという人たちもいる。そう、喫煙者だ。
私の前にソフトボール部の顧問をしていたお方(故人)は、立派な喫煙者であり、酒飲みだった。20年くらい前、ソフト部の面倒を見てくれていた卒業生も、立派な喫煙者で酒飲みだった。彼らは、普段から煙を大量に吸っているためか、光化学スモッグを「喉で感じる」ことが無いと言っていた。というか、私が屋外での部活指導中に「何か、空気が吸いづらくないですか?」と尋ねても、「分からない」という返答が返ってくるのだった。でも、生徒たちは「息がしづらい」という。そんなことが数回繰り返されたので、「喫煙者の喉は光化学スモッグに鈍感らしい」という結論を得たのである。ウィキペディアなどを見ると、光化学スモッグの主成分?はオゾンである、みたいなことが書いてある。しかし、光化学スモッグと、コピー機の周りに漂う「生臭さ(これは高電圧によって生じるオゾンと聞く)」は、似ているとは思えない。
話は変わるのだが、最近の生徒に「コピー機をずっと回してると、生臭くなってくるでしょ」と尋ねても、明確な反応が返ってくることが少ない。それは何故なのか、やっと今年になって気づいた。それは「コピーをとる機会がない」からなのだ。何か「資料」が必要な場合、彼らが最初に行うのは「ケータイでの撮影」なのである。確かに、あれはタダだ。コピーは大体10円くらい必要になる。そりゃ、コピー機の臭いも知らないわけだ。

で、入浴剤。特に「発泡性」のやつ。あれも、むせることがある。ま、この件については、喫煙者の意見を聞いたことはない。自分(と子供)の感覚だけである。「発泡入浴剤」の草分け的存在である花王の「バブ」、あれは絶対にむせない。でも、その「類似品」には当たりはずれがある。「発生するガス」を吸っていると、むせそうになる場合が多い。あれは何なのだろうか? バブによって発生する二酸化炭素は純粋に近く、パチモンから発生するガスには微量の不純物(ガス??)が混ざっているのかもしれない。が、分析にかけたわけでもないので、よく分からない。そして、検索もしない。検索して「なるほど!」という記述に出会ってしまうと、この駄文を世に出す気力が失せるからだ。

(東)桜島魂不屈の心

「桜島魂不屈の心」というフレーズが、私の記憶に残っていた。私が鹿児島県の桜島を訪れたのは、今から四半世紀前なのであった。
大学の徒歩旅行のサークル「伸歩会」の秋合宿にて、以下のルートを徒歩で移動した。6泊7日の徒歩旅行であった。
えびの駅(旧加久藤駅)~えびの高原~安楽温泉周辺~姶良~(鹿児島市内・フェリー乗船)~桜島古里温泉~鹿屋~南大隅町佐多~佐多岬

で、その4日目、桜島を移動している時に、表題のフレーズを見たのだった。
記憶の中では「桜島魂不屈の心」であった。「桜島は、東京なんかと違って気合いが入っているなぁ...」と感じたのだった。

そのとき、桜島は噴煙を上げていた。ま、通常運転らしい。その中を30km超、7時間前後をかけて歩いた。その間に、目には見えない火山灰が体に付着してきたようだった。その日は「股ずれ」になった。正確には「ケツの穴ずれ」である。肛門周辺が痛くなった。汗と砂でそのあたりが必要以上に擦れたらしかった。古里温泉の浴場にて、ケツを洗った記憶が残っている。

桜島では、「火山灰集積所」がそこら中にあった。ゴミ収集車ならぬ「砂収集車」が回収していくらしい。そのような環境にある小学校の校庭に、その標語があったという記憶が残っていた。

四半世紀前の記憶を確認する為、Google様の地図をスクロールさせてみた。

あった。
higashisakurajima.jpg

私が徒歩旅行の最中に見たのは「鹿児島市立東桜島小学校」だったことが分かった。

そのような「日々砂が降ってくる」ような環境では、「素直」とか「明るい」とか「元気」などという「生ぬるい目標」の下に成長しても、火山灰に耐えうる「きちんとした大人」にはなれないのだろう。
かなり印象に残っていたので、地学の授業で桜島の話をする時は、必ずこの「桜島魂不屈の心」の話をするのだった。火山灰集積所とか、股ずれの話も一緒に。

記憶の中では「東」という文字は無かった。しかし、実際にその「モットー(?)」が存在していることが確認できて良かった。また、今年の地学基礎の授業でも、この話をすることになるのだろう。

太陽の縮尺模型にはソフトボールを

何故か。それは「太陽と地球が教室にほぼ収まる」からだ。

諸元を先に。
太陽:ソフトボール(直径約9.7cm)
地球:大きめの砂つぶ(直径0.9mm)
太陽〜地球間:10.42m(多分、ほぼ教室の対角線。メジャー使用のこと)

この10.42mが丁度良いのである。
私の職場では、ギリギリ教室に収まる。場合によっては少し教室から出る。教室からはみ出た方が、生徒にはウケる。

地学や中学校理科の(教員向け)指導書には「校庭に〇〇分の一模型を」とか書いてある。めんどくせーっつーの。机上、誌上の実験、いい加減にしろ。

ソフトボール、その大きさの定義は「外周12インチ」である。舶来のスポーツだから。
「直径10cmのスチロール球」よりは、「ソフトボール3号球」の方がありふれている。この「簡単に手に入る」という点こそ、現場の教員に必要なことなのだ。

ああ、また無駄に有意義なことを書いてしまった。
検索に引っかかるように、キーワード追加しよ。
地学、演示、模型、太陽系、地球、距離、天文学、天文分野、導入、2分野、理科...

東京私学協会・私学教育研究所主催「理数系教科教育研究会(理科・化学)『見学会』」である「新元素・超重元素研究の最前線 理化学研究所を訪ねる」に参加してきた。

この「仁科リニアック棟」の一角(写真の建物のさらに左奥らしい)で、113番元素の検出が行われたそうだ。
2016070501.jpg
今回、主に見学したのは、この建物に収まっているらしい、113番元素のための「亜鉛」を加速したという『線形加速器』ではなく、隣の建物「重イオン加速器施設『RIビームファクトリー(RIBF)』」 に収まっている円形加速器(リングサイクロトロン)であった。
私が和光の理研を訪れたのは、2回目である。前回の訪問も私学教育研究所あたりが行った「見学会」だったように記憶している。その時は、いろんな研究室を見学させて貰った。そして、帰宅して気づいたのは「腕につけていたクォーツ時計が劇的に遅れていた」ことである。強力な磁界の中に身を置いたことがあったため、そのような現象が起きたと解釈した。

今回の見学で、私は「サイクロトロン」と「シンクロトロン」の機構の違いを、やっと理解した。厳密に言えば、なんとなく「絵面」をみてぼんやりとは理解していた「違い」が、見学時に説明してくれた方(お名前は失念した)の話でキッチリと分かったということだ。
線形加速器は筑波で見たことがあり、シンクロトロンはJ-PARCで見たことがある。


これがその「超伝導サイクロトロン」である。
2016070502.jpg
強力な電磁石を収めるため、それもやたら強い電磁石の「N極6個同士」、「S極6個同士」をきちんと配置するために、「東京タワー2つ分、8,000t超の鉄の塊」となっているそうである。

スペックはこの「銘板」にある程度書いてある。重さの部分が飛んじゃって写ってないけど。
2016070503.jpg


聞いて面白かった話を羅列する。

・FMラジオ局程度の周波数と出力を用い、陽イオンを連続的に加速している。
・夏場は電力が逼迫する季節なので、電力を食う加速器はメンテナンス時期となることが多い。
・この加速器では、ウランを適当な原子にぶつけて壊すことにより、「中性子過多の原子核」や「陽子過多の原子核」を作ることができる。

113番元素についても話を聞いた。

・ビスマスに亜鉛をぶつけるが、その速度が重要であった。速すぎれば単純にぶつかって壊れるし、遅すぎると反発してしまう。計算上「ちょうど良い速度」となる「光速の10%」で衝突をさせ、3回だけ観測された。

で、今改めて科研のサイトを見てみた。
3個目の113番元素の合成を新たな崩壊経路で確認 | 理化学研究所

ここが凄いと思った。

3個の278113の発見までに、2003年9月5日の実験開始から照射日数は通算553日、照射した70Znの総量は1.35×1020個(重さにして15.8 mg)を費やしました。

使った亜鉛原子の数は多い。そして、当たり前だが、軽い。


ああいう「重厚長大」なものって、見ていて面白いことは面白いですね。
パンフレットやポスター、下敷きなど、お土産を貰いました。でも、思えばその金の出所は税金なんだけどね。


過去の関連する日記
新元素113(2016年1月)

キンモクセイの二度咲き

という現象があるらしいとは聞いていた。「それっぽい」コトには「出会ったような、気のせいのような」という状況だった。
数日前、職場の近くで「微かに咲くキンモクセイ」を、少なくとも2本見た。「杉並がそういう『気候』だったのかな?」と解釈した。そして、確かに二度咲きはあるのだなぁ、って思った。
そうしたら、自宅の近くでも改めてキンモクセイの香りを嗅いだ。かなりキョロキョロしてみたが、匂いの発生源は見つからなかった。
都内では今年、「やたら期間を置いた二度咲き」があったことは確認した。と、記録する。
答案採点からの逃避として。

大学時代、サークル「伸歩会」の後輩のお家に遊びに行った。というか、お家にお邪魔し、宴会した。およそ四半世紀前。
そこは、明治通り横の文房具店だった。2階が住居。

あんまり詳しく書くと、何となくマズい気もするので、少しぼやかして書く。そこは「JR亀戸駅北口を出て、明治通りの右側を進んだ先」ってトコロだ。住んでいたのはK田くん。

暇な大学生たち、つまり私たちが彼の家でスーパードライなどを飲んでいた。そのとき、地震が来た。
「うぉ!」

勝Tくんは平然としている。
「?? 揺れたスか?」

どうも、その地震は「明治通りを通過するダンプカー」が発したものらしかった。度々その揺れは私(たち)を襲うのだった。カツタくんは本当に気づいていない様子だった。
話がそこで終われば、「勝田君は鈍感だ」でおしまいである。


その夜、たまたま本物の地震が来た。
多分震度2程度だっただろう。
私は一応地震に驚いた。それ以上に驚いたのが、カツタがその地震に「反応」したことだった。
「地震だ!」と。


ヒトの脳というのは、面白いものだと、その晩改めて感じた。
私にしてみれば、「ダンプの揺れ」も「本物の地震」も、区別がつかなかった。
しかし、勝田君の脳は違っていたわけである。

みたいな話、この「腐れ日記」に記したつもりでいた。が、記してなかったみたい。


この体験談はここ数年、「地学基礎」の地震の授業の際に話している。そしたらば、今年になり「それって、勝田先生じゃ?」という生徒が居たのである。勝田という固有名詞を口にする前だった。
世間はある程度狭い、改めて思った。

ニホニウムすか。

赤祖父俊一『正しく知る地球温暖化』

約8年前に気象予報士の木原さんに「赤祖父さんの本は読んだ方が良い」と勧めてもらった本、やっと読んだ。私が読んだのは2008年7月に出版された本だ。

同意でき、重要そうな部分を抜き出す。太字の部分は実際は「傍点」である。

13ページから
IPCCは自然変動を充分研究せず、最初から炭酸ガス放出による温暖化を地球上の重大問題にすることを政治目的にしているため、気候学という学問が歪められてしまっている。気象学者、気候学者で自然変動を否定する者はないはずである(毎日の天気の変化は自然変動にコントロールされている)。もし、現在の温暖化がかつてなかった異常現象であるとするなら、まずその原因を充分突き止めてから対策を立てるべきである。自然変動が主であれば、炭酸ガスの放出を完全に止めても温暖化は続くかもしれない。IPCCは「学者のできることは終わった。あとは政策者の仕事である」というような発言をしているが、とんでもないことである。
具体的にIPCCが第一にすべきことは、小氷河期、自然変動を同定し、その部分を現在進行中の温暖化から差し引くという基本的な学問のステップを踏むべきである。自然変動は太陽の変化と火山活動だけではない。地球を少なくとも四回襲った大氷河期の原因を含めて、まだ原因のわからない気候変動が多くある。一九一〇~一九四〇年に起きた温暖化の原因さえわからないのである。

17ページから
日本の将来にとって最も重要な問題は日本のエネルギーと食料の確保である。まずこのために全力を尽くすべきである。新エネルギー源の開発こそ、世界のリーダーになれる立派なプロジェクトである。あまり役に立たない炭酸ガス放出防止でじり貧になる必要はない。地球温暖化危機は、危機であるとすれば、贅沢な危機である。世界的には、飢饉、水やエネルギーの不足、環境破壊の方がはるかに深刻な危機ではないか。しかし、筆者は炭酸ガス問題を手放しにしてよいと言っているのではない。「エネルギーの無駄を省き、石油資源(化石燃料)をできるだけ子孫に残しましょう」だけで、正確な、役に立つ、そして立派な大義名分となるからである。地球温暖化問題で市民を脅かす必要はない。

97ページから
コンピュータは、ある物理現象の過程が方程式で表されるまで理解できたとき、定量的にその現象を調べるために使う。中世の温暖期、小氷河期、一九一〇~一九四〇年の温暖化、一九四〇~一九七五年の寒冷化の原因はまだ不明であると言ってよい。すなわち、物理過程がわからず、方程式にできないのである。したがってコンピュータを使うことができない。GCM(汎地球気候モデル=Global Climate Model)で証明されなければ小氷河期の根拠はないとするのは、コンピュータの使用法を知らないのか、またはコンピュータ物理過程の思考については人間の頭脳より優れていると信ずるからであろう。これはまったくの誤りである。

98ページから
コンピュータを使う研究者に警告しておきたいことは、コンピュータにより次の四つの可能性があることである。
(1)正しい仮定で観測結果が再現される。
(2)誤った仮定で観測結果が再現される。
(3)正しい仮定で誤った結果が得られる(コンピュータのプログラム・エラー)。
(4)誤った仮定で誤った結果が得られる(当然である)。
どんな科学分野でも、コンピュータがある観測結果の再現に成功したとしても、おそらく(2)の可能性が一番高いのではないかと思う。これは第三章で述べたチューニングが寄与している可能性が高い。すでに述べたように、コンピュータ・シミュレーションの限界を一番よく知っているのは、その研究者のはずである。これを知らなければコンピュータを使う資格はない。大工道具の使い方を知らなければ大工になれないのと同じことである。彼らが、自分の研究結果を学界や一般市民にも認めてもらいたい気持ちはわかるが、限界を充分把握し、発表の言葉には充分注意してほしい。

私は赤祖父さんの言うことを信頼する。だからこそ、これだけの長文を引用させてもらったわけである。
コンピュータの不確実性については、私もこの書籍を読む前から疑問に思ってきた。そして文書にもした。(下にリンクを置いときました。)

この本を読んで新たに知ったことに「IPCCを作り出したのはイギリスの科学者連中である」ということがある。原子力大国のフランスが主導しているのだと思ってました。イギリスでもフランスでも、原子力産業は斜陽化の一途を辿っている気がします。そして日本も...。
また、認識を新たにしたこともあります。「自然科学に疎い人(および記者)は、テレビ等で繰り返し流れる『氷河の崩落シーン』を見ると、地球温暖化を連想させられるようになってしまっている。そして、氷河が雪などから形成され、谷を流れて崩落するものであることを知らないのではないか」という指摘です。そう言われりゃそうかもなぁ、って思いました。

何しろこの書籍を読み、「知らないことは知らない」と認め、学習することを続けようと思った次第です。アマリンクを貼っておきますね。
正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために

って、8年間放置してた宿題をやっと片付けた私でした。本当に学習しようとしているのですかねぇ...?
授業を担当している高校2年生が修学旅行に行ってしまったから、「読む本リスト」を順に当たり、読書レポート作成しました。


過去の関連する日記
BOINC!(2005年11月)
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走(2006年2月)
書評 『環境危機をあおってはいけない』(2006年7月)
京速コンピュータと事業仕分け(2009年11月)
気象予測で用いられるらしい「アンサンブル予報」って、似非科学じゃねぇの?(2009年11月)
書評『"不機嫌な"太陽 -気候変動のもうひとつのシナリオ』(2010年5月)

「ガッテン!」の話題に乗っかろう。
私は、たまたま久々に、問題となっている「ガッテン!」を見てました。今は「ためしてガッテン」って名前じゃ無いんですね。
普段の水曜日は、職場の会議などがあって、19:30には帰宅できていない場合が多いです。先週はたまたま職場を早退していたので、この番組を見ていました。
「血糖値を下げたい」と思っている方は、日本にたくさんいらっしゃるハズです。しかし、睡眠薬を推奨するとは思いませんでしたね。そもそも「安全な薬」なんて無いわけですが、特に「睡眠薬」ってヤツは危険な部類の薬です。
糖尿病の患者が、かかりつけの医師に「テレビの睡眠薬を処方してくれ」っていう依頼が頻発している、ってコトらしいですね。罪はデカいですな。

「ガッテン!」を作っている方々、何故に「医薬品を本来の目的と異なる使い方をして、健康体を目指す」なんて放映をやっちまったのかなぁ...、って思います。

今は亡き「あるある大事典」。相当に内容がヤバかったですが、健康に悪影響を及ぼすような内容は無かったように思います。また、半年くらい前でしたっけ?、藤原紀香氏の「水素水」は。彼女も結婚披露宴を報道したワイドショーも、「水素水にはこういう薬効がある」って語ったわけでもない(と思う)し、「水素水メーカー」も薬事法に違反するような宣伝は行っていない。
「ガッテン!」は本当に一線を越えてしまったと思いますね。番組を作り続けていると、「センセーショナルな内容」を希求してしまうのでしょうか? それも多分、ひとつの立派な「病」でしょうね。


過去の関連する日記
都生研の研修に参加(2006年12月)

株式会社ユーグレナ

ちょっと気を抜いていたら、見事に怪しい方向に舵を切っていて笑った。やはり「金儲け」は「無知な層を騙す」のが手っ取り早いのだろう。
起業した彼は、「こんなこと」がしたかったのでしょうかねぇ?
それとも株主(昨今はステークホルダーっつーのか?)の意向?

「てるみくらぶ」の全面広告、最近よく見るなぁ、と思っていた。
ユーグレナ(の化粧品)、初めて見た気がする。

私が普段チェックしている「個人」のページには、「バイオレット光」の記事を見てない気がするので、書いておきます。もう、5ヶ月前のコトなんですねぇ。

慶應義塾大学の研究だそうです。結構、私は衝撃を受けました。
現代社会に欠如しているバイオレット光が近視進行を抑制することを発見―近視進行抑制に紫の光―
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2016/12/26/161226_2.pdf

私は「水商売」を胡散臭く思っています。「古典的な水商売」ではなくて、ナノクラスター水とか、バナジウム水とか、水素水とかとかとか...。
で、「光商売」も胡散臭く思っています。

ブルーライトを研究している団体の元締めは、「ブルーライト研究会」なのでしょう。そのアドレスは面白い。
http://blue-light.biz/ ですからね。商売っ気を隠さなさすぎ。
このアドレス(url)に気づいた当初、私もFacebook(やTwitter)をやってました。
ブルーライト(業界)を揶揄する意味で、「『名は体を表す』のですね」って、この「事実」を投稿した記憶があります。誰かは「いいね!」をしてくれた記憶があります。

念のため記すと、アドレスの末尾が".biz"ってコトは、「ビジネス志向」なワケですよ。つまりは「金儲けが目的」。せめて、".org"とか、".or.jp"を取得できなかったんですかねぇ??
ま、そんなコトを気にするのは、「昔ながらのパソコンユーザー」かも知れませんけどね。

で、本題に入ります。

電磁波は、可視光線に近いところを記すと、以下の通りになります。

短波長→長波長
紫外線→紫の光(バイオレット光)→青い光(ブルーライト)→緑の光→黄色い光→橙の光→赤い光→赤外線

蛇足とは思いますが、紫外線より波長が短い方には"X線"などがあり、かなり危険です。
赤外線より長いものは"電波"と呼ばれます。ま、短波長よりは危険性が低いでしょうが、被曝しないほうが良いことは良いでしょう。

紫外線やブルーライトは避けるべきだけど、その中間のバイオレット光は受け入れるべき???
混乱しませんか?

ま、私に言わせれば「ブルーライト」なんて、気にすることは無いのです。ただ、「寝る前」には「明るいもの」を見ない方が良いでしょう。また、ケータイやパソコンのディスプレイは、使用している時刻に関わらず、必要に応じて輝度を下げる方が、目にも電気代にも優しいことでしょう。液晶モニタのバックライトには「青い光」が多いのは確からしいです。ただ、そんなに気にすることは無いのだろうと思いますね。


少し話は変わるのですが、この間メガネ屋さんに行って驚いたことがあります。「メガネ内側の『UV反射防止加工』はいかがですか?」って訊ねられたから。

メガネにおける「UV(紫外線:UltraViolet)カット」は、市民権を得ています。私もときどき、その加工を施したメガネを購入することがあります。また、(使い捨て)コンタクトレンズは、基本的に「UVカット」です。ただ今後、慶応大の研究が「確からしい」と判明したならば、UVカットは廃れていくのかも知れませんね。昨年末以降、興味を持って眺めています。

で、その『加工』について。
「メガネの内側に反射する紫外線が、目に入って悪さをする」なんてコト、普通の生活をしていたら、考慮に入れなくて良いと思うのですね。でも「紫外線は何となく怖いなぁ」って思ってしまうヒトは、その「オプション」を受け入れるのかも知れません。その「加工料」は両目で1万円だった気がします。もしかすると、2万円だったかも。

そのメガネ屋さん、基本的には丁寧なので好きなのですが、そのような「非科学的な営業」をしてくることに対して、すこし幻滅しました。メガネ屋さん業界も、いろいろ大変なのだろうけど、そんな「意味の無さそうな商品」を勧めてくるなんて...、って。


つーコトで結論です。少なくともブルーライトの「恐怖」は「無視」すべきだと思います。
って、気にしているのは私くらいなのかなぁ...、今となっては。

​カッシーニ ノストラダムス

にてググると、そこそこ引っかかってくる。
私は1999年当時、20代の後半であった。幼い頃から「恐怖の大王」に恐怖しながら生きてきた世代である。ただし、その元ネタらしき本などは、一切読んだことはないのだ。他の同世代の方々と同じく、多分ね。

で、この話は1998年頃だったっけかなぁ、って少し検索してみたら、1997年頃から出てきたらしい、「恐怖の大王=土星探査機カッシーニ」説は。というか、1997年に地球を旅立ったのですね、土星探査機カッシーニは。
「32kgを超えるプルトニウム238を積んでいる『ヤツ』こそ、『恐怖の大王』だ」という話が、囁かれ、それなりの盛り上がりを見せ、一気に収束したのだった。1999年の話ですね。

で、カッシーニが「グランドフィナーレ」なる「自死ミッション」に入ったというニュースを聞き、なんとなく、この日記の最初の一行だけは書き始めていたのだ。それは4月26日の話なのだった。


今日、驚きのニュースを目にした。こっちはプルトニウム「239」だけど。

核燃料サイクル工学研究所において、作業員全員に対し、肺モニタにより測定を行った結果、Pu-239とAm-241について、最大でそれぞれ2.2×104Bq及び2.2×102Bqが確認された。

https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p17060701/

「肺モニタ」と「内部被ばく線量」の関係とか、致死量とかがよく分からないのだけど、かなりとんでもないことになっている気がする。

困ったときのAtomicaから引用。

<プルトニウムを摂取した例>
 米国における1974年までの経験として、最大許容身体負荷量(1500Bq)の10~50%摂取した例が1155例、同50%以上が158例あったようである。これらの中で第2次世界大戦中に、ロスアラモス国立研究所における原爆製造マンハッタンプロジェクト(1944~1945)で硝酸プルトニウム蒸気の吸入により、26人が最大許容身体負荷量の1/10~10倍の摂取があったことが知られている。被ばく後32年経過後の報告によれば、プルトニウムに由来すると考えられるガンの発生はなかったとのこと。最近の42年目の報告では、肺ガン2例と骨肉腫1例があったが、潜伏期が40~50年と長いことなどからプルトニウムを原因と断定することは難しいようである。
 また、1965年10月ロッキーフラッツ兵器工場での大規模な火災事故でプルトニウムを含む煙を吸入して、25人が肺の許容量(約600Bq)以上の吸入被ばくした例があった。24年経過後、事故被ばく者を含む(約70Bq)以上の被ばくをした人で、現在までに死んだ67名について死因を調べたところ、肺ガンは1名で正常人より低い割合に留まっているとのこと。以上のように、明らかにプルトニウム被ばくに由来すると断定された人の発ガン例はないようである。

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-03-01-05

昔よりも、今の方が放射線に関する医学も進展しているのでしょう。錯体か何かにして、排出させたりするのだろか?
と、書きっぱなしでは何なので、検索してみた。やはり、そんな感じらしいですね。

超ウラン元素体内除去剤 ジトリペンタートカル静注1000mg(説明書pdfへ)

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2017/06/14追記

結局、肺にプルトニウムが入ったというのは「勘違い」だったようですね。良かった。下のpdfには、「肺モニタ」の画像もありました。
http://www.qst.go.jp/Portals/0/pdf/information/press/170606/press170612.pdf

現場の方々は、とても冷静に対応なさっていたのですね。プロなのだろうと思いました。
https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p17061301/s01.pdf

模式地がパワースポットぉ?

千葉にある第四紀の地層が「国際模式地」に指定されそうだ、って話、初めて聞いたのがいつだったか、忘れてしまった。
Googleへの照会状況を確認してみた。
chibanian.png

以下のpdfは、日本語化された「国際模式地」の一覧だそうで。
http://www.stratigraphy.org/ICSchart/ChronostratChart2014-02Japanese.pdf

下に示したサイト周辺を見て、いろいろ勉強させていただいた。日本国内に「ゴールデンスパイク」とやらが打ち込まれるという話は、なかなか興味深い。

国際模式地とは - 千葉時代(チバニアン)
https://sites.google.com/a/nipr.ac.jp/chibasection/Home/gai-yao-1

しかし、なんでアドレスが基本的に「中国語のピンイン(拼音)」になっているのだ??? 多分、日本人しか読まないでしょうに。意味分からねー。

で、夏休みにでも、養老渓谷を改めて訪ねてみようかなぁ...、とか思い、近くを通る鉄道(小湊鐵道)の時刻表などを確認していた。
ら、こんなページを発見してしまった。

市原のパワースポット(地球磁場逆転地層)のご案内
http://www.kominato.co.jp/news/powerspot/powerspot.html

おーいおいおい、パワースポットですか。「スイーツ臭」がする語句ですな。止めてほしい。


日本のどこかの誰かが、地層群(の境界)を「パワースポット」と呼び始めたのでしょう。で、それに小湊鐵道が乗っかっちゃったと。
前にも書いたけど、確かに世の中には「神々しさ」を感じるような場所も、あるにはある。その「景色の美しさ」や「独特な雰囲気」を指して「パワースポット」と表現すること、それはまぁ許します。私は「他人の設定した『パワースポット』」は信じないですけど。

でさ、その千葉は養老渓谷の露頭、特に神々しいと思えないのですよ。神々しさを纏うような科学的な要素(?)も、私は見いだせません。
パワースポット業界(?)は大変ですなぁ。

病は気から、パワースポットも気から。


過去の関連する日記
物理的にいうと"パワースポット"は太陽だろうよ(2009年2月)

red edge とかとか

なる語を、この夏初めて知った。とりあえず、日記のネタとして「レッドエッジ」とだけ、記しておいた。iCloudのメモに。

改めて検索してみて、このニュースリリースを読んだことを思い出した。私のケツから浸出液が出続けている日々に遭遇した話ですな。
地球とは異なる光環境における光合成:系外惑星における生命探査の指標となる波長の新たな予測 | 国立天文台(NAOJ)

私としては、面白い記事でした。
そもそも、「生命の起源」が液体の H2O である、という「前提」から始まる話ではありますが、なかなかに興味深い。
科学ってのは、知れば知るほどに奥が深いと思えてきます。

人間が紫外線や赤外線を「目」で見ることができないのは、残念なコトではなく、至極当然なコトなのです。
何故「可視光線」の外に「紫外線」と「赤外線」があるのか? というのは、良い質問ではありません。地球の表面付近においては、大気成分と太陽表面温度の関係で、紫外線・赤外線の総量が少なくなっています。「可視光線」の方が圧倒的に大量に降り注いでいるわけです。そして、ヒトの祖先(の遺伝子)は「目で見るべき波長がおよそ2倍以内に収まる」ように、「必然的にそうした」と言えるわけです、多分ね。(なんで、昆虫の一部は紫外線も見ることにしたのか、そして、植物の一部は紫外線を利用することにしたのか、不思議です。)

ってコトは、大学時代などには考えもしなかった。現在に比べると、私の知識は少なかったから。

電磁波に関連して「おいおいおい...」って思った画像も貼っておきます。この会社、さすがである。
私は全然買おうとは思わないけど。
violet.jpeg

どうも、現在授業を担当している生徒が、この「腐れサイト」を発見なさったそうなので、多少アカデミックな話題を記してみました。


関連する過去の日記
プラスチックレンズと看板の赤いインクにおける共通点(2005年12月)
ブルーライト、そしてバイオレット光は、目に良いのか、悪いのか?(2017年5月)

ここにあるのは、過去に書かれた日記のうちで自然科学関連カテゴリに属しているものです。

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