ニュースから の日記群

今日気付いたこと。

今日新聞を読んだら、「日本で「クローン牛」が生まれた」とのニュースが載っていた。
最近、出生前(受精卵)診断の是非(?)についての記事が多い。
私は軽度なのだが、「緑色弱」なのである。
私の母親は終戦直後の生まれである。(父もそうだけど)
ネットサーフィン(死語)をしていたら、日本軍において、「色覚異常者」は徴兵の対象外だった(らしい)ことを知る。
私の色弱は(母方の)爺さん譲りであるらしい。早死にした爺さんからもらった「酒に強い」「色弱」は私のアイデンティティーでもあるのだ。(思いこみも多々あるけど)

以下続くかもしれない。(そればっか)

超臨界

「オスタカヤマ」に日航機が墜落した日であるとともに、隣に住んでた「いっくん」の誕生日でもある今日。NHKのニュース(18時から)を見ていた。
「超臨界」技術を用いてPETボトルの分解などを研究している人々の紹介があった。自然科学を割と得意とする私はこういった話題が気になる。あのニュースの中でも「きちんと」触れていたが、「コスト面での問題がある」とのことだった。久米宏なら「PETボトルをつくらなきゃ済むんでしょうがねー(笑):後CM」てなことになるのであろう。私自身はなるべくPETボトルの商品は購入しないようにしている(しょうゆを除く)。まあ、缶ビールはやたら飲むけど。
科学(とくに化学・医学)の行き詰まりを感じる今日この頃、教師という仕事を選んで良かったと最近感じることが多い。未来につながる気がするし。

追伸:バイオハザード2、一通り(2回転)終了しました。まあ、言ってみれば、その作業もこの執筆も電気の浪費なのですが(ははは)。

精密検査?に行ってきた。尿酸値は採血を行っただけだが、ちょっと丁寧に胃のレントゲンを撮ってきた。そのときの会話の一部。

看護婦さん(以下看):「朝食は摂ってませんね?」
私:「はい」
看:「昨日はお酒は飲みましたか」
私:「はい」
看:「どれくらいですか?」
私:(ホントは1.9リットルほどビールを飲んだんだよね、500ml缶1本と350ml缶4本。キチンと数えながら飲んだから間違いない。だけど、正確に答えてしまうのも、相手を驚かせ怒らせてしまうかも知れないなあ。:以上恐らく2秒弱の間に考えたこと)「はあ、ビールをちょっと。」
看:「そうですか。」

ということで、受診はつつがなく終了した。結果の届く3週間後が楽しみだ。

テレビを見ていたら、クワガタハンターの話題を扱っていた。何でも、奄美大島あたりまで出かけて、クワガタを捕ってくるそうな。私は以前、6年ほど茨城に住んでいた。クワガタを捕まえて遊ぶこともあったが、ミヤマクワガタやオオクワガタを捕まえて売ると、結構なお金がもらえるという「うわさ」があった。私が捕まえられるのは、せいぜいコクワガタかノコギリクワガタあたりで、オオクワガタなどお目にかかったことはなかった。
最近、「クワガタブーム?」の話題をよく見る。オオクワガタなどは数百万から一千万円もするものもあるらしい。まあ、この世は自由経済社会であるので、需要と供給の関係で価格はいくらでもつり上がるものであると思う。結局、世の中のほとんどの部分はお金に関わってくるのだなあと思う。

プレステの「エースコンバット3」は面白い。このシリーズは最初から購入しているが、「3」の最初の印象は「何だかムービーが多くて、うざったいなあ。」というものだった。ので、あまりプレイせずに放っておいた。ここのところ、割と暇だったので何となくプレイを再開したところ、「なかなか、面白いなあ。」と認識を改めた。飛行機操縦時の操作性や画面とかは、さすがに今までのシリーズで最も良い。加えて、後ろに流れているストーリーもなかなか良くできている。小学生がその内容を理解できるかどうかは疑問が残るが、単なる「戦争ゲーム」に終わらず、殺し合い(私も体験したこと無いけど)の虚しさを伝えようとする気概が感じられる。まあ、自分の飛行機は相手の飛行機を百数十機くらい打ち落とすから、少なくともそれくらいのバーチャル殺人はしていて、なおかつその痛みが感じられないのは今までのシリーズと同じですが。そして、私も数百機撃墜したわけだし、偉そうなことは言えないが。
しかし、何でここへ来て「戦争の準備をしている」かのような法律が次々に成立するのであろうか?戦争をすると儲かるヒトが居るのは確かだろうが、自分は兵器産業に関わっているわけでもないので、戦争はいらないなあと思うのだった。

帰宅途上気づいた、「お月さまがきれいだなー」と。そこでチャリンコ上で(さらに)気づいたのは、「お日さま・お月さま・お星さま」とはいうが、「お地さま」とか言わないなあ、と。「母なる大地」とか言う(歌う)ことがあるが、「地球さま」という表現に遭遇したことはない。空は「おそら」というが、海は「おうみ」と言わない気がする。
で?

今日、おもろいなあ(不謹慎かも知れないが)と思ったのは、「地下鉄サリン事件の被害者の妹であるところの千葉に住まう女子大生の『オウムに拉致された』という証言は狂言だった。」というニュースだ。「オウムに拉致された女子大生がいる」という報道があった直後、オウムのヒトビトが「私たちは関係ない」と記者会見したのを覚えている。私は(報道関係のヒトビトと同じく?)「なーに言ってんだ!」と思った。しかし、オウムはその点においては嘘をついていなかったのだ。
思いこみは恐ろしい。

キルギスで何してたの?

以前ネット上のページを2度見ただけだが、未だに分からないのが、国際協力事業団、略称JICAの本体(資金源)だ。
キルギスという土地で拉致された4人のヒトビトの勤務先は、海外鉱物資源開発(実在するのか?)×1・三井金属資源開発(JCOのライバルの系列?)×3となっている。
普通に考えれば、「日本(企業)の金を使ってキルギス近辺の有用な鉱物資源(ウラン?)の鉱山を開発し、キルギスの政治家と結託してキルギスお墨付きの鉱物資源を日本が買い取る」ための派遣(営業?)なのであろう。というか、それ以外には考えられないけど、私には。
ついでに言うなら、身代金なんて安いもんでしょ。関係者は否定したらしいけど。

カレーに水酸化ナトリウム

「水酸化ナトリウム12g」は「かなりまずい」と思われる(かなりの量でしょう、NaOH12gは。多少化学を勉強した、というかあの水溶液に触れたことのあるヒトならば、そんな危険なことはするまい。)今日は、1つめの試験の採点も終わったし、2つめの試験はまだだし、喪中の通知も出したし、明日着ていくワイシャツもあるし、日記の更新でもするかという気分なのだ。
水酸化ナトリウムをもらった児童の気持ちになれば、「余ったから混ぜちゃえ。(どうなるだろう?)」というのも分からないでもない。ましてや「カレー」というメニューは「おあつらえ向き」と言えるだろう。「素うどん」のつゆにあの「半透明の粒」を混ぜても面白く無さそうだものねぇ。
そして気になるのは、その4名がどのように選抜されたのかということだ。いじめなのか、その逆襲なのか?
ところで、私が今日知ったことの一つは、「劇物は14歳以下には交付(?)してはいけない」という決まりがあるらしいことだ。

地震 雷 火事 年金

今日で、阪神淡路大震災から5年だそうだ。同じ規模の地震がもし東京に起こったら(いつかは起こることであろうが)、私の勤める学校は校舎も建て替えたこともあり、間違いなく近隣のヒトビトがやってくるだろうなあと思うのだった。神戸の私立学校の先生の講話を聞いて、そういう事態が起こった場合のマニュアルを作らなきゃなーと思いながら、その草案を作成し始めて4年ほど経っている。
私の頭の中にはある程度の案(避難してきたヒトには一般の教室や小さい体育館に入ってもらう・職員室や保健室には入れさせない・最初の段階で学校側と避難してきたヒトビトの関係を確認する、など)は存在するし、全力で走っていけば5分もあれば学校に行けると思ってしまうし、そのマニュアルを印刷したとしても、ほとんどの場合センセイがたの机の肥やしになってしまうと思うし。

話は変わるが、一昨日あたり職員室の机の上に「国民年金」?による付箋紙が置いてあった。学校の職員に配られたらしい。「そんなモン作るヒマ有ったら、その金を(私のために)とっとけー!」と思ったよ。「国民年金」に金払ってる私に対して「国民年金」の存在を知らしめて、何が期待できるのだ?そんな怪しい付箋紙は、生徒に対してだって使うまいよ。
政府公報だかなんだかのCMとかもアホらしい。昨年SAMとやらが子供抱いたポスターがあったが、「そんな胡散臭いポスター作って「父親の啓蒙」に励むより、もっと労働しているヒトの環境を改善しろ」って思う。まあ、これは新聞か何かにも書いてあったが。

関係ないが、センター試験(化学)を解いてみたら、ケアレスミスもなく100点だった、現役時と同様に。これは、私のアイデンティティーのひとつであると言うことを自覚しているから、良いコトなのだ。「大学入試センター」が謎の機関であるとしても。

MRIって…

しみじみ「テクノ探偵団」見た。MRIはやはり体に悪そうだ。

久米氏 plays リッジレーサー

割と嫌いでありながら、しかし見てしまう「ニュースステーション」また見てしまった。「プレステ2」を扱うらしいので。久米宏はゲーム好きなのだなあと。ちょっと親近感?
彼はリッジレーサーをプレイしていた。やっぱり買ってしまいそうなのである、プレステ2。予約まではしないけど。
「みんゴル2」は「ベイダー」が倒せない。この前「1DOWN」までは迫ったのだが。その際は、かなりアドレナリンを使わせられた。

相場と信頼の下落

書き忘れていたがこの2月末、「環公害防止連絡協議会」へプルタブを送る作業は終了した。「アルミの相場が下がったため、事業が成り立たなくなった。」という説明があったそうな。謎は謎のまま終わった。

しかし、警察という組織には腹が立つ。真面目に働く大多数のお巡りさんの気持ちを思うと、さらに腹が立つ。公務員の癒着に関する報道が最近続いている気がする昨今、東京都の教員採用試験を3回落ちた私は「受からなくて良かったのかな?」と思ったりする。

大リーグ

大リーグの試合を見ながらビールを飲むなんて、アメリカのオッさんになったような気がして嬉しい。正確にはメジャーリーグらしいが、「巨人の星」だ何だかんだの刷り込みにより、「大リーグ」の方がピンとくるのであった。ソーサもその他のヒト達も、打った後に滑ってコケていた。ホームベース近辺の土の質が本場アメリカとは違うのかも知れない。
その中継を見ていて思うのは「いったいあいつら何なんだ?」ということだ。「あいつら」とはフラッシュを焚いてるヒト達だ。サッカー場や野球場や陸上競技場、あるいはゴルフ場でフラッシュを焚くヒトビトも然り。彼らに対して思うのは、「ちゃんとカメラの設定をしておけよ、バーカ。集中している(ハズの)プレイヤーに失礼だろうが。」というコトだ。まあ、フラッシュで影響される場面はほとんど無いのかも知れないが。
勝手にフラッシュが点灯するコンパクトカメラで遙か彼方の「サミーソーサ」を写真を撮って何になるのか知らないが、「馬鹿か?」と思ってしまう。フラッシュなんて、数メートル先を明るくするためのものだろうに。まあ、馬鹿がいっぱい居れば、他の馬鹿のフラッシュの反射光が、馬鹿な自分のカメラに捕らえられるかも知れないから、馬鹿が集まれば少し効果があるのかも知れないが、そんなこと、馬鹿な彼らは知る由もあるまい。
今、バッターボックスの土の質についての話があった。2回の攻撃が終了したようだ。
しかし、見知らぬ他人を馬鹿呼ばわりしている自分が、無駄な作業をしている「馬鹿」なのかも知れません。

君が代の「君」って誰

私のお勤め先は私学なので、そして私が知る限りは「入学式」「卒業式」で「君が代」が「式次第」に入っていたので、特に今年も変わり無く、卒業式でも君が代を歌った私なのであります。
一応、私は「君」は「卒業生タチ」のつもりで歌った。特に「アキヒトの世がいつまでも」なんて思わない。
公立学校の教員が「法律になったって、「君が代」なんか、歌いたくない。起立はするけど。」(意訳)なんて投書が新聞にあったりします、というか、私はどうしても目に留まってしまうのです。
教員をやっていく上での一番ムズカシイ点は、「ヒトの価値は試験の成績で決まるものではない。」「自分の考えを持ちなさい。」とか言うコトもありながら、自分自身が大学入試・教員採用試験を通り抜け、日本国憲法・教育基本法・学校教育法達に守られた存在であるということでしょう。
そこへ来て、「君が代だけは・・・」と言っても、説得力はないような気がする、ましてや公務員でない人から見れば。だから、そこそこ常識派の教員は諦めてしまうのでしょう。別に投書もしない。
無理に波風を立てるよりは、生徒のためになる(であろう)ことを、自分自身が納得できることをすればよいでしょうし。
「君が代なんか歌うか!」と言っているセンセイが居るというのが、不思議というか、面白いというか、尊敬するというか、無邪気というか、複雑な問題だなあと。
そして私は卑怯なことに、「私学で良かった」なんて、思ってしまうのです。

宗教と詐欺の境界は何処?
ヒトは何らかの宗教-例えば国家-の信者に過ぎないのではないか?
私はその宗教に守られた教師という職業のもと、勝手に喋る。

宗教と詐欺の境界は無い。
正気と狂気の境界は無い。
存在するのは自分の意識。

日本が「神の国」とは思ったことがないし(ただし、この世(宇宙?)は何らかの「意志」により作られたのだろうと感じたことはある)、「国体」という表現が怪しげなフンイキを持ったコトバだというのも何となく感じている。チナミに「国民体育大会」てのも、怪しい「祭り」であるとも思う。ところで、「三国人」発言てのは、何処行ったのだろう?。私は最初「みくにびと」と読んだ。「さんごくじん」て読むらしいのは、テレビを見て知った。そんな、「首相や知事がどうこう」と言う話はそこら中に書いてあるし、とりあえず私は首相も知事も好きではない。

で、最近思うのは、地方自治体が地元の銀行から税金を取ることの不毛さだ。
国に払った税金が、銀行に回され、銀行に回ったその金を地方自治体が回収する。直接自治体に払った方が人件費がかからず、安上がりだろうに。「俺ぁ、何をしてるんだか?」と言いながら、働いている公務員がどれくらいいるのだろう。
そんな公務員達による途中の作業を省略して、大蔵省造幣局が「ニッケル白銅」の有明ビッグサイトを作るという手もあるかも知れない。わけ分からん。

ここで一句。

読まぬなら 人に知らすな メールアドレス

モナザイト報道

「モナザイト」が何かと言うよりも、「モナザイト報道」のあり方が疑問に感じられる今日、帰宅途上に道路の白線を外れないようにチャリンコに乗っていたら、辞世の句を思いついた。

出たかった びっくり日本新記録

シゴトから逃避

「モナザイト」騒動が気になるところではあるが、「長銀」や「そごう」に比べれば小さい話なのかも知れない。とか考えてしまってはいけないのかも知れない。税金返せ。

O-157騒動は予想されたとおりの結末だった。大体、突如3検体から同一の菌が見つかること自体不思議だと思った、今まで静かだったし。梅雨時に食中毒が多いというのは本当なのだろうか?そして、その先入観がハムに病原性大腸菌を産み付けてしまったのかも知れない。今だから言えることなのかも知れないですがね。

そんな報道を目の当たりにして、「真面目に仕事をしよう」と思うのでした。と言いながら、試験問題を放っておき、何故かページの更新をしてること自体怪しいのかも知れない。
何にしても水虫はウザったい。

今日やっと分かった。「IT」なるコトバが氾濫しているような気がするが、それは新聞やテレビ等の旧態依然としているメディアを普段目にしているからなのだ、と。

それら新聞・テレビといった、ある程度普及しているメディアを扱っているヒトビト(執筆・編集しているオヤジ・オバハン)自体がおそらく、様々な技術に取り残されつつあることを感じていて、そのヒトビトが「IT」自体の本質が分からない(私も分からない)からなのだろうと。
あんまり「サミット」なんて興味がないから新聞の記事を斜め読みしたところ、その「IT」という見出しが目に付くのですな。そこから以上のような考察をしたのである。

「it」には「理想」という意味もあるらしいことを、進研ゼミの教材で見た気もする。

パソコンやケータイが増えて、今以上に情報が世界中でやりとりされるような世界ができたからといって、それは一部のヒトビトが何らかの利益を得ることにしか繋がらず、依然として日々のメシを調達することすらままならないヒトビトは存在するのだろう。
なんて、エラそうなことを言いながら、無駄な電気を使うのだ。(ただし、今年はこのくそ暑い(寒かった)部屋では冷房も(暖房も)使っていない。だから?)

プレステ2買った。ファンタビジョンは赤と緑の花火の色が判別しづらく、どうも集中できない。色覚が正常ならばもっとサクッとプレイできるのだろうか?色覚異常歴約30年。ここへ来て、かなり不便を感じていたりして。(幸せな悩み?)

詰め替え洗剤

思ったのだが、最近「詰め替え」洗剤が流行っていないようだ。そういったCMを見なくなったし。
「詰め替え」などに興味を持つような、ちょっと「カンキョー問題」に関心があるヒトは、真っ当に「進化」していけば合成洗剤など使わなくなるだろう。石鹸とかを使うことだろうし、下手すりゃ石鹸すら使わないかも知れない。水すら使わないかも知れない、というか洗い物すらしないかも知れず、「食べ物は採った端から手づかみで食うのだ!」と言っているカモ知れない。
まあ、私は「ヒト?」並みに食器を使ったりするので、洗い物はするのであるが、固形石鹸を使って洗っている。別に支障はない。しかし、水だけで洗うことを試みたことはない。何となく食器は綺麗なほうがいいので石鹸くらいは使う、手は合成洗剤ほど荒れないし。チナミに「シャンプー」「リンス」はここ10年弱使っていない。
しかし、不燃ゴミはやたら出す。というか、スーパーで食品を買うと、トレー等が集まりまくるノダ。ドイツを見本にした(らしい)リサイクルのマークpet.gifは見るものの、そんなの(石油製品のリサイクルのシステム、ただし採算が合うしくみ)が稼働するわけないだろうと思うし。ドイツではちゃんとやってるのであろうか?10年くらい前に「NHKスペシャル」で見た気がする、プラスチックの6種(!)の分別とその再生品化を(現在は「other」が入って7種のハズ。しかし「other」って意味無いような気がする。mを付けたら「母(mother)」ですな。
で(?)。

フジモリ氏を見て

ペルーのフジモリ大統領、人相が悪くなったような気がした。
自分の人相の変化はよく分からないが、一昨日、昨日と久々に実家に帰ったときに、たまたま目にした「幼い頃」の写真に比べると確実に老けている。自分のことなので『相』が悪くなったのかどうかは判別できない。悪くなっていないつもり。

「奉仕活動」って何?

「教育改革国民会議(誰それ?)」言うところの「奉仕活動」が強制されたら、その活動は「奉仕」とは言えないだろう。

と、ここまで書いたものの『岩波国語辞典』で調べたら、「奉仕:(1) 国家・社会や目上の者などのために、私心を捨てて力を尽くすこと。「勤労―」」ということらしい。今までは「奉仕=ボランティア」と漠然と思っていたが、辞書が正し(?)ければ、「奉仕」は「volunteer」ではなく、「走狗」となることであるらしい。

てなことで、「なんとか会議」の言いたいことはさらにハッキリした。
私に言わせれば、単なる戦中世代のノスタルジアに過ぎない。

チナミに、私は10年近く前に教員免許を取得したが、「ボランティア活動」が必須となる前で良かったと心底思っている。今思えば、教育実習の担当教諭にも存分に迷惑をかけたし。

よっぱらて

よっぱらててれびにゅーすおみると、からみたくなてきて、こまります。

「女子高生コンクリート詰め殺人事件」についての映像が、ニュースステーションで流されていた。あの番組を作っているヒトの誰かは今日改正される「少年法」にぶつけたつもりなのだろうが、映像が作られすぎている。まあ、「やらせ」とマスコミ、特にテレビ業界は切っても切れない縁なのであろう。ニュースステーションも大人数で作っているだろうから、切れ味鋭い番組にすることは、これから先さらに難しくなるだろう。

最近気になっているのは、曾野綾子というヒトです。マイブーム(死語?)です。「教育改革国民会議第一分科会への提議」(誰が誰へ提議しているのかよく分からん)ってPDFファイルを首相官邸付近からゲットしたのだが、それを眼にする前は「奉仕活動」=『第一分科会』の意見という認識があった。取りあえず、複数存在するはずの「分科会」(何それ?)それぞれの『提議』は存在しておらず、その謎の御意見帳にその謎のPDFのみ放置されていたのだ。
で、結局それを見る限りは、「奉仕活動」=「曾野綾子の私見」である気がするのである。曾野綾子ってヒトは日本財団(私の認識では、限りなく戦犯に近いヒトが作った、「日本船舶振興会」の名前が変わっただけ)のトップに祭り上げられてしまったらしいし、よほどスケープゴートに使われやすい、馬鹿なヒトなのだろうなと。フジモリ大統領の件で更に感じたッス。どんな本書いているのか、買ってまで読みたいとは思わないので、図書館で借りてみようかと思うが、それも時間の無駄になりそうな気もしてまだだったりする。て、そんな感じで非常に気になるヒトなのです。ソノアヤコ。

新聞に誤字発見

今日初めて遭遇したのは、「新聞の誤字」である。「私の汗で政界工作とは」という見出しの写真付きの記事@朝日新聞東京本社発行2001年2月7日朝刊14版第1面。
その本文には、

<前略>KSD会員(五九)は、『自民党がたかってKSDを食い物にした。腹立たしい。会費が余っているなら、保証を充実したり福利厚生に回したりしてほしい』と話した。

って書いてある。私は、「保証」ではなくて「保障」が正しいのではないかと思った。

そして、ついでに記事の内容について考えてみた。誤字がなければ、私はここまで真面目に読まなかったケド。
で、「企業経営者が(KSDに)保障を求める」ってのがなんだかピンと来ない。業を起こすってコトはそのリスクを負うってコトだと思うし。そして「KSD会員」ってことは中小企業経営者の皆さんってコトで、もしかすると異国からの労働力の恩恵に与った人がいるかもしれないけど、そんな世渡り上手はデモには加わらないでしょうなってコト。
「(うまい)汁は吸え吸え、あるならば」って感じでしょうか?

誤字で思い出すのは今は亡き『Oh!PC』であります。

えひめ丸

私も世界中の海を漁ったわけではないので、又聞きというかバーチャルな認識なのですが、世界の海のマグロのほとんどは日本人の胃に入ると聞いたことがあります。まあ時々再び食道を逆流して道路に行き着くマグロのなれの果てもあるでしょうけど。キタナイ話だ。
「えひめ丸」とやらはそのマグロの漁の実習船だったそうで、これが今ひとつ潜水艦および米海軍への糾弾へ向けて世論が盛り上がらない原因であろうと私は観察しています。
日米安全保障条約や米軍基地の存在とか、「核の傘ってあるの?」とか、憲法第九条や自衛隊の話になってくるとヒトの数だけ意見がありますし、私はそれらに対して意見を保留しています。私がはっきり今言えるのは「奉仕活動の義務化には反対する」ってことくらいかしら。
もし沈んだのが調査捕鯨船だったとしたら・・・、とか考えたのは私だけなのでしょうか。たいへん不謹慎な話題だとは思いますが。

12年前には二日酔いになったら2週間くらいは酒を飲みづらかった気がするのだが、現在では「二日酔いダイエット」を挙行した翌日でも酒を飲めたりする。自分自身に感心する。
そんなコトを改めて思ったり、練習試合が雨天中止になったり、中間試験の採点が終わったり、国技が相変わらず茶番で笑えたり、そんな場に出るコイズミってヒトもなんだかなぁ。と、そんな日だった。

『プロジェクトX』の罪

「プロジェクトX」ってNHKの番組のなかでは質(たち)が悪い番組であると思う。お涙頂戴的なところがまずいやだし、時には取り上げられている企業がバレバレのコトもあるし。

黒部ダム建設を扱ったハナシあたりから、「それは違うんじゃないの?」と、私は思い始めた。一種の歴史の美化であろう。なんで、お上から命ぜられたシゴトでヒトが死ななきゃならないのだ?電力会社なんて、限りなく「クニ」に近いカイシャであろうて。今日放映された「ロケット開発」や「黒部ダム」と、イニシヘの「神風特攻隊(など)」には共通点が多い気がした。

1:税金を使っている 2:ヒトが死んでいる 3:その死が美化されている?

NHKを放っておいたら、かのJCOで死んだオオウチさんすら美化されかねない、上司やクニの責任はさておき。

なんて思った。

超伝導

「超伝導」の最も胡散臭いトコロは、「(超)低温」を生成するコストが無視されている点だ。だから科学は生きていけるのかも知れない。
「教師」という職業も胡散臭いッスね。社会科学(政治学・経済学・社会学その他)の教授よりは「まし」かも知れないが。

プッシュ回線をダイアル回線に戻すには工事費として2000円かかるというコトを本日知った。でもまあ、半年で元が取れる(プッシュ回線利用料は390円/月)ので工事を依頼した。逆に言うと、この4年間で1万円以上を無駄にしていたのでありますな。
テレビの地上波放送が「デジタル化する」というコトが話題になっているような、でもあんまり関係ないような現在だが、電話に関して言えば、未だにプッシュ回線使用者は月に390円を余分に払わないといけないというのは不思議だ。まあ、NTT(東西)のページを見れば分かるのだが、プッシュ回線の「売り」ってのは「過去の遺物・残滓(ざんし)」であり、私自身もプッシュ回線の御利益に与った記憶は全くない。だったら申し込まなければ良かったのにね。

理不尽な死

近年は理不尽な理由で死するヒト(例えば、二軒お隣の手持ちの金が少ない生活力薄弱な兄さんに殺されてしまう幼子たちのようなヒトびと)が多い気がする。でも、理不尽な死亡理由の筆頭といえば交通事故死、特に被害者だという話も忘れてはならないのであろう。自分に原因があるであろう「ムボー運転者」を含め、年間一万人を越えるヒトがこの日本で死んでいるらしい。約一万人に一人の割合である。通り魔や毒物混入や飛行機事故よりも確率的には高いはずだ。
そんなコト言う私が最も死にかけたのも、クルマ・バイクがらみであるのは確かだったりして。
今日、特にオチは無い。

歌舞伎町の火災

今朝方、というよりも昨晩に起こった新宿歌舞伎町の火災、九分九厘「防火管理者講習」用のテキストのネタになりますね。チナミに「防火管理者」ってのは「すんごくアヤシイ」資格なのです、私も以前に日記に書いたように今年の2月頃取得したのですけど。
私は財団法人ってヤツで、「これは素晴らしい!」ってのは知らない。基本的に役人の天下り先だろうから基本的に見下している。恐らくその財団でも真面目にやっているヒトもいるだろう。場末の飲み屋で「うちの法人って、意味があるのかなぁ?俺タチゃこれだけシゴトがあるのに、あの××理事は暇そうだ!いったい何なの?でも働かないと給料もらえないしね・・・・・、もう一軒行こっ!」ってなオッサンが。
しかし、悲惨な事故でしたね。総合防災訓練が霞んでしまった。自衛隊との合同訓練はどうなったのだろうか?石原慎太郎は「何でうちの訓練を取り上げてくれないのだ!」と怒っているのか、「しめしめ、みんなが知らぬ間に自衛隊と訓練しちゃったもんねー」と思っているのか?私は前者であると思う。東京近辺のカメラは新宿に集合してしまったため、横田基地とかのカメラ密度は当初の予定より低下したはずだ。

税金ちゃんと使ってね

何で外務省のヒトビト(ま、一部であるのでしょう、と祈ります)はあれだけ税金を無駄に使えるのだろうか、と考えてみた。あいつらは、ヒトにペコペコされることはあるものの、ヒトに感謝され、その微笑みに触れる機会が少ない人生を送ってしまったのではないかと思ったりした。だから、どんどん荒んでいった。落ちるところまで落ちていったのであろう。「罪を罪と認識できて良かったんじゃない?」と祝辞を送る。
ヒトは「『人の役に立った』と自己満足したい」が為に生きているのではないかと思っている。そんな私は、リアルタイムにその感覚が味わえそうな職業として「教師」を選んだわけだ。

貿易センタービル

時間差をおいて同じビルに飛行機で突っ込むなんて、すごいセンスであると思う。常人である(つもりの)私にはとても考えつかない。チャレンジャー号の爆発・菊間アナウンサーの転落を何故か生中継で目撃した私であるが、今回のNHKの映像も衝撃的であった。たまたま合わせたNHK総合でビルが燃えているので見ていたんだけど。
オウムの地下鉄サリン事件(霞ヶ関に同じ時間に到着する地下鉄を狙ったと聞く)も思いだした。
明日の朝にはもう少し何かが判明しているのであろう。

緩慢な搾取のもとに

そして、今もNHKを見ているのだが、ニューヨーク証券取引所が中継されている。「ダウ平均?」株価は下がりつつあるようだ。「ビンラディン氏が(テロを見越して)再保険会社の株を売った」という情報もあるらしいが、それは「アウトサイダー取引」と言うのだろうか?賢いヒトだ。テロ活動を画策するような情熱は、よほど虐げられなければ生じないのではないだろうか、と思う。本当にビンラディンというヒトがテロの首謀者なのかどうかは分からない。今回のテロの被害を被ったアメリカ合衆国という国が暫定的に設けた首謀者が「ビンラディン」であるだけであり、今回のこの騒動は突き詰めればこの宇宙の起源に端を発するものであるのかも知れない。
証券市場情報を「マーケット情報」などと日本放送協会が宣いだした日(かなり昔ではあるけど)には、違和感を覚えた。「株価情報」って言うならまだ許せるのだが、今でも私は違和感を覚えている。
大体、「市場」という存在自体がアヤしいものなのだ、多分。市場(いちば)は搾取の元凶であろう。かといって、私自身は「自給自足生活」を試みるほど先進的?でもなく、結局この世界という巨大な市場で働くのであった。虐げられているという感覚をさほど持たずに済みながら。

「911テロ」から一ヶ月

私は幽霊の存在を信じないのであるが、同じくその存在を信じていないのが「罪のない市民」てヤツである。まして、アメリカのヒトビトが自分たちを称して言うとしたら、片腹痛きこと此の上ない。
アメリカ合衆国にしても、日本にしても、西ヨーロッパの国々にしても、基本的に他の国に棲むヒトビトに対して搾取を行うことにより、かろうじて生きていることを忘れてはならないハズだ。私のこの電力消費(パソコン使用・ページ作成等)も恐ろしくエネルギーを必要としているのだ。その源は石油かも知れないし、天然ガスかも知れないし、ウランの核分裂かも知れない。産油国・産ガス国・産ウラン国から「日本¥EN」でむしり取ったそれらのエネルギー資源を原料として、富津や東海村や福島県や新潟県柏崎あたりから送られてくる電力で私は生きながらえている。これを搾取といわずして何と言おうか?国外においては、間接的に危険な労働を強いているわけであろう。また国内においても、特に原発近辺のヒトビトの生活を脅かしつつ、私は東京でぬくぬくと暮らしている(同意の上の搾取?)ワケだし。

例えば「オウム真理教」。彼らは「罪のない市民」を殺したのだろうか?ああいった邪教を含め、私は特に宗教に関心を持たない。が、それらに入信することにより、ココロの平穏を保てるヒトがいることは事実であろう。そんな日本というクニの一部に所属している以上、日本に住むヒトは、「(ごくかすかに)オウムを生む環境を生んだ」という罪を被らざるを得ないのではないかと考える。「霞ヶ関」を狙ったってのは、オウムのヒトビトが何かを主張したかったのであろうよ。

イスラム過激派が世界貿易センタービルを狙ったってのも熟慮の上なのでありましょう。それを忘れてはならないと思うのだった。そして、日本をテロが襲った場合、それに巻き込まれて死んだとしても、甘んじて受けるしかないであろうと思う私であった。生き延びる努力はするでしょうけど。

テレビのニホンゴ

テレビを聞いていると、引っかかる場合がある。例えば、「この少年は、(中略)父親を殺した疑いです。」とか。
「少年」は「疑い」を「持たれて」いるというのが正しい表現なのではないかと思うのだがねぇ。「少年」=「疑い」なんすか? 「マスコミ」=「疑うべき存在」ってなら心から同意するのですけれども。まあ、メイルカを立てるほどのことでもないかな?。スイマセン、「目クジラ」でしたね。
原稿を書くヒトも、それを読むヒトも、もうすこしニホンゴを勉強した方が良いと思ったりしないこともない。
そんな理科狂士であるトコロの私は、二重否定は近いうちに消え去るだろうと思っていたりしないこともない。

日本は平和だ、今のところ。

川柳的狂歌

炭疽菌恐れるあなたは喫煙者
そんな川柳作りしアル中

コイズミ考

コイズミってヒトはよく分からない。ま、ジュンイチロウ氏も私に分かってもらうために首相になったわけではないのは承知しているが。
結局、彼には何らかの刷り込みがあるのであろう。「自衛隊は○、郵政省は×、ゼネコンは×」ってな感じで。恥ずかしながら告白すると、私はコイズミってヒトは割と好きだった、総理大臣になる前は。マイハートワズブレイキング。
愛しの彼、ルックスは良いし、省庁(郵政省)の改革を唱えるヒトだったし、小渕ってヒトよりは信頼できそうな気がしたのは事実だ。
カリスマ性ってのはどうやって生まれるのか。
今の日本に於いては「テレビ映りがよい(=ルックスがいい)」っていことが重要なのでしょう。コネ(クション)の次に。

燃料気化爆弾

燃料気化爆弾ってヤツの「資料映像」?を見たのは数日前だが、恐ろしさを感ずると共に見入ってしまう自分に気づいた。この感覚は原爆実験の映像でも感じたことがある。そこに見られるのは「強烈なチカラ」。そんなものを開発してしまうヒトという生物のアホらしさに感動する。
原爆・水爆開発は「自然科学の延長」という気がするが、燃料気化爆弾ってのは最初から人を殺そうと企んでいるのであろう。劣化ウラン弾ってのも醜悪だ。まあ、その標的となる戦車という存在も醜悪であるけれども。
「燃料気化爆弾」なんてモノを考え出せるなんて、凄まじいエネルギーであると思う。そんな負のエネルギーを(結果的に)持った「開発者」と友達でなくて、そんなヒトがいるアメリカに生まれなくて良かった、ええホントに。
原爆だって凄まじく憎むべき存在だが、開発すること自体には、「自然を知ろうとする無邪気さ(=自然科学者的本能)」が存在した気がする。で、その破壊力を高めようとするヒトビト(軍人)がいるということに驚嘆する。生物としては真っ当ではないだろう。そんな生物「ヒト」はセルフメンテナンスという意味で戦争を行うのでしょうな。軍隊・包丁・子殺し必要論。60億という人口が異常?そう、異常なのでしょう。
ま、数でいえば土の中を始め、いたるトコロに住んでいる細菌たちの方が偉いのカモも知れない。私の腹の中と云わず、口の中でも胃の名の中でも皮膚表面でも、細菌同士が生存競争を繰り広げているのでありましょう、兆を超える彼らは。
そして白癬菌は私を悩ませる。

教育基本法

「『教育基本法』を見直し」って話は根強くあり、ここのところ進展?があったらしいが、最終的には『日本国憲法』の改正を目論んでいるのだろうってコトは、容易に予測される。
誰が文部大臣であるとかは恐らく関係ないのだ。辛酸を舐めてゲットした大臣のポストであるので、その一時的な権力を与えてくれた「腐りかけたジジイ」どもに圧力をかけられただけだろう。私が文部大臣だったなら、そんな圧力は断固拒否するけどね。ま、残念なことにしばらく大臣になる予定はないのだけれども。
私は『日本国憲法』の全文を一通り読んだ、何度か。その理念は素晴らしいと思った。『教育基本法』全文を読破した記憶は無いが、その文章の一部(前文だったかしら?)は「もっともだ」と納得した記憶がある。そういった意味では、私は「生粋の戦後世代」であり、「個性」を尊ぶヒトであるのかも知れない。で、それなりの「普遍性」も持ち合わせているつもりでもある。いつまでもラブ&ピース。お父さん、お母さん、ありがとう。
少なくとも、これまでに私が記してきた文章(これら日記)は「首相コイズミジュンイチロウ」の言動よりは筋が通っているはずだ。

で、高速道路に50年間カネをつぎ込もうとする老人タチは、結局のトコロ『教育基本法』は改正できず、ましてや『教育勅語』の復権もできず、彼らの嗜好に沿わない『日本国憲法』のもと、戦争を起こせないまま、「(憧れの)戦犯」になれずに逝去されるのです。ご愁傷様。

本気ですか?

『もしも日本が小泉純一郎と菅直人だけだったら』・・・・二人でお幸せにネ・・・・。

カイワレ大根安全・牛肉安全宣言よりも醜悪だと思う、55歳で月収50万円の再就職。
「教員はダメだ」といろんなヒトに言われているだろうことを心に留めながら、日々精進しようと思う。政治家のあほらしさを報道するマスコミ関係者のそれなりの気概を感じたりすると。

思うこと

定期試験の問題作成は面倒くさい。
私が問題作成にアタマを悩ます、その瞬間にも愛国心?のため命を捨てるヒト、そしてそのとばっちりを受けるヒトがイスラエル近辺ではいるようである。
また、この瞬間にも「発展途上国」ならずとも餓死するヒトもいるはずである。世界は広い。日本のマスコミの報道を見てその全てを把握している気になってはいけない。とりあえず、身の回りのヒトビトと仲良く暮らしたいと思う私なのであった。

もしかして

同時多発テロから半年経ったらしい。「アメ公(あえて記す)」の一部が自社商品(兵器)の消費拡大を喜んでいるだけだ。と「ジャップ」である私は見ている。
ま、このクニ日本でも、フランスでも、イギリスでも、私が名前を聞いたこと無いクニでも、そういった消費拡大の喜びを感じているヒトはいるのであろう。「やったー、私が作っている兵器が使われてるョ。これから忙しそうだ。給料も上がるカモ、うふふ。」ってなヒトが。結局、「世の中はカネ」なのでしょうか?「愛」は何処?
もしかして「ヒトの殺し合い」=「地球への愛」?

野口建に思う

花曇りというのだろうか、寒い日が続いている。ま、「クソ寒い」と感ずることはこの冬などはあまり無かったのですけど。阿佐ヶ谷の地でヒートポンプを用いた冷暖房(俗にいうエアコン)とは訣別している私でもあるし。
そんな私は、野口建とかいうヒトの行動は理解できるものの、そんなあほらしいコト(あさひこむ曰く「(エベレストの)標高5300~8300メートル間に残されたボンベやテント、残飯などの回収」)なんて、金輪際やろうとは思わないスね。
恐らく、人類が滅亡してもそれらのゴミは人類に影響を与えることなく存在し続けるのですよ、核や地雷や遺伝子組み替え食品や抗生物質や・・・・・(以下略)等とは違って。「違いの分かる男」というよりは「妙なこだわりを持つ男」と表現すべきだったのだ、ネスカフェ(現ネスレ)はね。

お先にどうぞ

教員に「自ら学び、自ら考える」児童・生徒を育たせようとする前に、バリバリの公僕である政治家全てが「自ら学び・自ら考える」ようになって欲しいと思う。先達(先輩議員)の痴衣(自分らが作ったハズの法を犯しているような下らない知恵)の数々を借りなくて済むように。

偽装不審船

ふと思った。「有事」ってのは戦争を起こしたい日本国籍のヒトが捏造(偽装)するコトは、とても簡単なのではないか、と。
税金の私物化を「無かったこと」にしようとしている公僕、私物化することに麻痺している公僕、私物化していることに気づかない公僕は腐るほど存在するのであろう。であるから、「無いこと・起こらないこと」をあたかも「起こりつつある脅威」のように偽装することは、やる気になれば結構簡単なのではないかと思った。ただし相当本気で。
偽装牛肉・偽装鶏肉よりも遙かに厭ですなぁ、「偽装不審船」なんて。

靖国神社のドバトは何処

「靖国神社」でまず思い出すのは、私のバヤイは「白い不気味なハトたち」である。ま、土鳩<ドバト>が好むべき鳥であるという認識は更々無いのであるが、あれだけアルビノ?のハトが揃っているのは、相当に気持ちの悪い光景であった。私は「灰色いハトはどうなってるのだろうか」という疑問を感じずにはいられなかった。神社の職員?に葬られたフツーのハトの慰霊碑なんかもあったりするのかしら?と、その時考えたような気もする。
戦犯と呼ばれるヒトビトなどが祀られていることを知ってから、怖いもの見たさ?でその境内に侵入したのだった。その訪問は高校から大学くらいの時期だった記憶があるのだが、誰と靖国神社に行ったのか、あるいは自分一人で訪れたのか、記憶に残っていない。

未承諾日記米

未承諾広告※って何なのだ?
お役所のすることは下らなさすぎ!

そして、私の腹は下りすぎ!
それは毎晩酒を飲み過ぎるから!

新紙幣発行?

「日本経済の、自身へのカニバリズム」という感覚を覚えた。めざましテレビを見て思い、新聞を見て更にその感覚が強くなった。日本経済は、それ(新紙幣発行)によって生きていけるのか?必要なことなのだろうか?緩やかな自殺ではないのか?
たまには朝っぱらに日記を作成してみた。今日も講習である。短パン・半袖・サンダルでゴー。

広島・長崎

ここ数年のぎもぉん。「ヒロシマ・ナガサキ」が語られる時って、それ以前の悪行が無視されてませんか?私の住む日本というクニのさ。
ま、世の中は複雑に過ぎるから、話を単純にしたくなるのは分かります。私自身も自然科学(事象の単純化・理論化を目指した学問)が好きだし。
でもさー、原爆。日本だって開発しようとしてたわけじゃないスか、ただ間に合わなかっただけ。そして先に落とされた、広島と長崎に。
現在もアメリカ軍の基地があるから日本というクニが存在しているのは確実であると思います。

原爆・水爆、あるいは地雷とか銃とかの武器、無くなって欲しいですね。軍隊いなくなって欲しい、全ての国から。人殺しを撲滅したい。
教師というシゴト、相当素晴らしい職業と思うのです。
広島、長崎に限らず、人に殺された人の冥福を祈ります。世界貿易センタービルにしても、アフガンにしても、パレスチナにしても、その他紛争地域にしても。

1年前

清々しい秋の朝である。燃やせるゴミを出した。高い雲、少し冷たくなった空気。
飛行機の破片、ビルの破片、人肉の破片が空から降ってくるなんて、相当強烈な現象ですわな。

都民の日に

私の住処、日当たりは悪いけど、建物の建て込んでいる場所にあるから、風はあんまり強くなくてラッキーかも知れない。台風が来てますよね、21号らしい。
高校3年の担任をしているので、調査書を作成する必要があったりします。と、言っても30数名分なので楽なのかも知れない。私は第2次ベビーブームの走りの世代らしいのですが、私のオツトメサキでも平成元年前後は1クラスが50名を超えていた時期もあったそうです。すんげー。そんなわけ?で、調査書の所見欄や推薦書の下書きをする前に日記を更新したりしてます。「色覚異常について」ってページも更新しましたから、その存在を知らなかった方、お暇な方はご覧あれ。

NHKのアナウンサーが「赤い羽根」つけてる、ヤダヤダ。私は「偽善者」よりは「偽悪者」でありたいね。基本的には「本音のヒト」であるつもりだけど。でも、調査書・推薦書作成の際は相当嘘付いてる気がします。「この生徒、そんなに良いヤツだったっけ?」って内なる声が聞こえるノダ。教員業務も板に付いてきた感じ。そんじゃ、専門学校への推薦書の原稿を作成しましょかね。そんな都民の日(オツトメサキは私学なのに本日は休業なのだ、謎だ)。

北朝鮮から

松茸ねぇ。
そんなコトしか?話題にできないマスコミを不憫に思うね。「松茸取材班」に私が所属して無くて良かった。
ま、松茸は美味いでしょう。
この瞬間だって、贈賄・収賄が行われているのだろうね、日本に限らず、グローバル的?にさ。

「ポッキーの日」である今日は「新聞休刊日」でもある。
不思議なもので、新聞を意図的に購読している身ながら、休刊日には何故かほっとしたりすることもあるのだ、「今日はゆっくりできるな」って。私は朝日新聞の朝刊のみ(3670円/月)を購読している。夕刊まで見る暇・余裕がないのだな、多分。夕刊は夕刊で、それなりに面白い読み物もあるようなのだが、結局朝刊すら日中は読む暇が無く、大概の場合帰宅後に食事(アルコール)を摂りながら読むことになるのだった。新聞って購読しなけりゃしないで、日常生活にあんまり影響は無いような気もする。でも、新聞って読みたいときもあるのですな。自分自身が活字中毒人間(読み書きとも)であるし、話題のニュース?についてはテレビをボーっと眺めるより、活字として吸収したい場合がある。
しかし、老化が進んでいるため、吸収したつもりの知識が垂れ流される場合も多々あるのも事実。

年賀状のデザインを考えているのだけど、なかなか思いつかない。インクジェット紙用の年賀状は買ってあるのだ。「情報科」の免許状をゲットするため、阿佐ヶ谷南3丁目郵便局に通った際、賀状を売っていることに気づいたので。プリンタも新しいモノ(BJ F930)があったりするので、どんなデザインにしようかと悩んでいる。

日本ってクニは朝鮮社会主義人民共和国ってクニに対して、「あなた方に拉致され、この度ニホンに帰ってきた5人。このまま日本に居させる!」ってコトを表明したらしい。が!、「死んじゃったとされる人リスト」の家族の方々の意見が余りにも無視されているような気がする。
今回帰ってきた5人の家族の気持ち(もう、北朝鮮へは行かせない)も分かるし、旦那を北朝鮮に置いてきたカノジョ(ナマエ忘れた)も複雑な気持ちだろうけど、「依然家族が行方不明な人」ってのはどう思うのだろう?「とりあえず、5人を向こうへ返そうよ、返して欲しいな。そうすれば、私の子供も帰ってくるかも。」って思ってるんじゃないかしら?

ブッシュに思う

ヒトってのはデジタルを志向する、あるいは回帰したくなる存在なのかしら。線引いて戦うのは楽だよね。とりあえず思考を停止できるから。
犬や猫ならば、あるいは大腸菌ならば、「自分はなぜ存在するのか?」なんて考えないだろうしね。何で生まれたのか解らないことを保留したまま、僕も生きていますよ。
でもさ、ブッシュ(ガキ)ももうちょっと考えて欲しいよね。兵器を使いたいのなら、日本の自殺サイトマニアにでも高額で売っぱらえば良いのだ。キルギス他どこでも構わないけど、ウラン鉱山にまとめて送り込んだら良いんじゃない?死にたい人たちに殺し合いをさせ、兵器も消費される。どうせ死んじゃう人たちだから、多少被爆したって問題Nothing. Very^2 Ecological!  Isn't it?

スカラー波?

私はスカラー派よりもベクトル派だなぁと思う昨今、理科教諭なので白装束も板に付いている気がする。私が理解できないのは、パナウェーブ研究所員よりも「白衣を着ながら、そのボタンをはめないヒト」だ。
こんなワケ判らん文章記す暇があるなら、試験問題を作れば良いのにねぇ。

胡散臭いもの

その1:クリプトン85
アメリカは、自国がイラクを無理矢理爆撃したことから目を逸らさせようと、北朝鮮を新たな目標に設定したんじゃないの?
クリプトン85、イラクで使った劣化ウラン弾が大量すぎたので、そいつから流れ出したのさ、クリプトン。たまたま北朝鮮付近の飛行機で拾っただけじゃん?

その2:安売りティシュー5箱
「5箱で298円」確かに安い。しかし、よく見ましょう。結構あるんですよね「ヒトハコ200組(400枚)」未満のtissues 。150組(300枚)とか、160枚(320枚)とかの箱。
ま、私も今手元にあるscottie400枚(200組)の紙の枚数を測定したわけでは無いから、確かなことは言えませんけどね。

要するに、「百聞は一見にしかず」ってコトですね。もしかすると「金正日」は「クラーク・ケント」と同様クリプトン星からやってきただけかも知れませんしね。あるいは、長谷川町子の子孫がティシューを作っているかも知れない。
凄く解りづらいオチ?

主権の行使

ヒトがヒトを裁くってこと自体に矛盾がありますよね。このクニに存在する裁判官を選んだのは(相当に)間接的であれ、主権所有者である私になるのでしょう。ってコトは、裁判官の見解は私の見解であるのです。そして、言わずもがな、首相コイズミを選んだのは私なのでしょう、ジユウミンシュ党所属の代議士に投票したことは一度もないけれど。

近年は年間でも3万を超える日本国籍ってヤツを持つ人々が、自ら死んじゃっているらしいじゃないですか。

何で、医療ミスは裁判沙汰になり、政策ミスは見過ごされるのだ?医師としての免許を与えたのは主権を保持する自身達じゃないのか?何で裁かれちゃうの?スズキムネオは何で裁かれるの?私(アナタ)は裁かれるべき?誰が3万人を殺したの?

特別措置

イラク特措法ね。
ブッチャケ、その条文を真面目に見たこと無い私です。そこまでの暇はないのだ。しかしながら、とても気になる法律なのですね。

ホント、よく判りません。ま、マスコミからの噂ですけれど、あんまり良い法律だとは思えません。
でも...
私が棲むクニ「ニッポン」はアメリカ合衆国の傀儡であることは確かだろうし、アメリカ合衆国の庇護のもと私は生まれるコトが可能になったのだろうし、憲法第9条自体が「チャンチャラおかしい」ものになったのは「警察予備隊」ってヤツの存在があるのだろうけれど、その時分に自分は居ないし...。
結構いい年になった私だってなんだか判らないのです。で、とりあえず目先のシゴトに専念したりするのだ。ですから、未来を担う子供は大人(筆頭はブッシュ・子分コイズミ)の迷走を目の当たりにすることにより、より刹那的にならざるを得ないのですね。文部科学省がコトバだけ「ゆとり」なんて言ったって、親が自衛官の子だって居るわけさ。
コイズミジュンイチロウも、その子コウタロウもイラクには行かないものなぁ。で、多分僕も行かないワケよ、私の親戚縁者もネ。

無力感に捕らわれる私は、このページ(ファイル)の先頭にしるした「思い」を改めて強くするのだった。

「生涯 ヒト 情報 処理 ギガ」 googleで以上のキーワードで検索してみたが、私の意図する情報は得られなかった。

ここたしか5年くらい、私の中で未解決の問題があったのですね。それは「パソコンのハードディスクの適正な容量」について。そう、5年くらい前、職場のTセンセが言っていた。「ヒトが生涯で処理する情報は4ギガ(バイト)程度だから、それ(当時流通してた)以上のハードディスクは必要ないという説もあるらしいよ」と。凄く印象に残ったのだ。

ホント、洒落にならないスピードで集積化は進みますよね。最初の真空管(見たこと無いけど)には現在の真空管?は何千万個入るのかしら?あるいは楽に兆を越えたレベルなのかなぁ?

で、私は計算してみた、私が想像できる範囲でヒトがその生涯で扱える情報量を。ただし、文字ベースですけれど。

1秒間に10文字×60(秒)×60(分)×24(時間)×365(日)×80(年)=25,228,800,000文字

1秒間に10文字扱うのは相当高度な技である気がするし、寝ずに文字を扱うとするわけですよ。で、一応80歳まで生きると。モチロン、産声を上げた瞬間から。そうすると約25ギガ文字を扱うわけだ。日本語を扱うならば、これらの文字は2バイト(16ビット)ってコトになるでしょうから、50ギガバイトのハードディスクがあれば、その履歴を納められちゃうわけだ。

冷静に考えれば、確かにヒトはせいぜい数ギガバイトの文字情報しか扱わない気がしますねぇ。
世の中ってのは無意味で素晴らしいね、このページも然り。ハードディスクの大容量化万歳!!

この数年間、マンギョンボンゴウ(万景峰号)を黙視してきたハズなのに、今日突然新潟や東京で働かされた役人よ!まんせーまんせー!!!
やけ酒を飲みな!愚痴りな!!自分のシゴトを振り返りな!!!(ただし俸給のうちから)

Mars

「6万年ぶりの大接近」すか。
ま、火星は1年中観測できる星ではないものの、相応の時期にはとてもよく見える明るい星なワケですから、取り立てて騒ぐ話題じゃないのですね、私個人的には。でも、現代(都会)人にとっては、ニュースででも扱われない限り、空を見るってコトはしないかも知れない。「6万年」とか、「太陽系」とかを考えるコトもあんまりありませんわな。
でもさぁ、私(やアナタ)という存在はこの宇宙につい32年前に生じたっきりなわけですよ、少なくとも100億年以上はあるといわれるこの宇宙の歴史の上で。えー、チナミに今、私は宇宙の歴史を地球ローカルな「年」という単位で測り、10進法(そして日本語)で記述するという超身勝手な行為を行いました、どもども。
そんなことを思い出させてくれるという意味では、火星フィーバー(誰もフィーバーしてないって?)も悪くはない気もする。
で、この騒ぎ?が望遠鏡メーカーと天文学会の陰謀であるかどうかを検証することは不可能だ。地球や火星の軌道なんて確認しようが無いもの。

持つべきものは

以前から疑問に思っていたことを記します。盛り上がっている?選挙にちなんだ話題を。

「選挙公報」ってヤツ、私は購読?している「アサヒシンブン」に挟まってたヤツをゲットしました。しかーぁし、街頭で「選挙公報デース!(どうぞお持ちくださいっ!)」って声に遭遇したことは無い。無いったら無い。全然無い。(ま、昼間の街頭、私はあんまり居ないケド。)
もしかすると、ってか恐らく杉並区役所や出張所、あるいはいろんな役所に行けば「選挙公報」は置いてあるのかも知れないッス。しかぁーしっ!、それで良いのか?選挙管理委員どもよっっっっ!単なる企業である新聞社が発行した新聞に、公式?な文書を添えるってのはアリなのかぁー?????

なぁんて思ってます、ここ数年。

で、ホントは上記の文で終わろうとしたのだけれど、すこし調べてみた。
建前としては「選挙人名簿に登録された者の属する各世帯」に配布すべきモノなのだろう、自治体の条例(web上の)に依ると。
新聞を購読するヒト、相当減っているはずだし、変ですよね。

またハナシは変わるけれど、「一票の格差」ってハナシ、最近聞かないですね。3倍が目安だってか?今回はどうなのかしら?
国道の終基点が妙に多いのは新潟らしいってコト、つい最近知った私。
持つべきモノは「知り合いの政治家」スカ?

Mikado

「ポッキーの日」だっけか? ってコトで散文群。

10代の時に「カルーア・ミルク」を飲んだときは感動したけれども(アレレ、触法行為?)、三十路に突入して感動したのは「フランジェリコ・ミルク」ですな。乳味と甘味とアルコールの高度なコラボレーション。本能を刺激するのでありましょう。カルーアよりもフランジェリコの方が脂肪分が多そうだし。

今回の選挙の「一票の格差」は「最大2.15倍」らしい、byあさひこむ

「ガーディアン・エンジェルス」→保留

最近変に『回転木馬のデッドヒート』って文言がアタマに浮かぶ。私もそこそこ「オッサン」になったのですか?その本(文庫本)は一度しか読んでいないハズなのに。
しかしながら、実家でその冊子を本気で探そうとしたことは無いのだな。

ああ、散文。

「官製html」にもの申す

ホントに腹立つのは、税金の浪費ですね。
例えば“超豪華でありきたりなデザインの「官製html」群”など。

「2ちゃんねる」の方がよほど高貴だと思いますよ。「無益で有害な情念の支援」という目的がハッキリしているし、見たい人しか見ないし、やりたいヒトが勝手にやっているから。
翻って「官製html」群、情熱が感じられないのですよね、個性が足りないのですよ。それに比べれば、NHKはまだ良いよ。頼んでないのに勝手に送ってきやがるから、こっちも見ざるを得ない。

ホント、無駄金使われているなぁ、って気がする。癪だね。税金返せ。(え?私学助成金という名の税金から出ている私の給料かえせって?スイマセン、遠慮します。)
あぁ、お疲れ様。こんな夜にも夜通しで、“誰も読みそうにない「官製糞html」”起こしている最中に此処にたどり着いてしまったアナタ。(そんなヒト、居るのか?)

それはそれとして、「落雷を受けた国会議事堂修復費用に4800万円」には笑った。誰が許可を出したのだろうか?イラク派兵や自衛隊の存在もそうさねぇ。
ってか宇宙や地球や日本や私の存在なんかも誰が認めたの?やっぱ何でもアリ?
特にアメリカ合衆国が暴走しているここ最近の地球ですが、「本能的自滅」という解を避け、「全てのヒトの自律」を希望してみたりする私なのですね。

杞憂達者

いよいよテロの標的になるのかしらね、日本ってクニも。今のところテロは起きていないし、思ったよりも遅いですね。
そう、私は杞憂が得意なんですよね。小学校1年の頃だったかしら?私は知ったのです、「昼と夜は地球が回っているから起こる」って。私は眠れぬ夜を過ごしました。最低で1回、もしかすると複数回の「眠れぬ夜」を。

幼かりし私は思ったワケよ、
「もし、今地球が止まっちゃったらどうしよう。朝が来なかったらイヤだなぁ。ずーっと暗いのか?ヤダよぉ…」
「せめてっ、そう、せめて地球が止まるとき、日本は昼間であって欲しいなぁ…」

アホか?

しかし、もろに実話なのです。その当時の私(はな垂れ&軽肥満児)は「慣性」ってヤツを知らず、暗闇を畏れる純なヒトだったのだねぇ…。
ま、過剰な想像力は悪くないと思う私ですけれどね。

みんな悩んで大きくなった

顔がキモい石破茂も、そこそこ格好いい小泉純一郎も、とりあえず「そこそこ」マジメに生きてきたのでしょう。もちろん、私もアナタも自衛官もね。
「何をしたのか?何をしなかったのか?」ってコトを考え、流されていこう。

牛丼

ホント、オトナになるほどに謎は増えていきますよ。牛肉の禁輸措置って何のためなのだ?まず思ったのは「ジエイタイ」を出す替わりに「ユーエスビーフ」を拒否するっていう「国家的な、互いのクニに有意義な取引」が在ったんじゃないか?ってコトだ。
ま、歪んだ私の考えたコトだがね。

「コメ」ではなく、身近な「牛丼」っていうネタを使い、食料の自給率についての認識を改めさせるコトが目的なのかも知れない。それだったらある程度成功したんじゃないでしょうか。んで、日本ってクニは食料の自給率を上げるべきなのか?ま、食料の自給率は高い方が何かと安全ではあるだろうね。でもよ、私はモロに第三次産業に就業してるわけだし、肉取引上のラインがどこに存在しようと、既に私個人は全然食料を自給できていないわけだ。ただ喋りで稼いだカネを使うだけ。

余談であるが、私は吉牛を喰うと何故か吐き気がするけれど松牛は結構好き。

国会中継を見て

私が「イヤだなぁ…」って思うのは、大人数の前で「この本をご存じですか?」とか喋るヒト。

自分のコトバで喋ってくださいな。職場でも、予算委員会でも。
突き詰めちゃえば、「知っているか、知らないか」っていう、「自分の経験を基準とした超デジタルな分類」に過ぎないじゃないスカ。
「私はコレをお薦めするよ。超マイナーな『ニホンゴ』ってやつで書かれた、たまたま目にした印刷物なんだけど、ちょっと表現が素敵なんだよねぇ」とか言われたら、読んでみる気も起こるかもね。

時々ニュースになりますよね、「教員が答案を無くした」って話題が。この文章はある意味「告発」となるのだろうが、私が高校生のとき少なくとも答案を2度無くした(と生徒に説明した)らしい教員がいた。英語のI山センセってヒトね。その生Yセンセが当時在籍していたのは東京都立小石川高等学校。

私はその先生に教わった記憶は無いのだが、その先生に担任して貰っていた、そして現在この世の中にはいない芹澤隆一郎ってヤツから聞いたのだね、そのハナシ。まさに「死人に口なし」なので、彼から改めて聞くことはできないけれど、他の人に聞けば解るのでしょうね。その高校は担任もクラスメートも3年間持ち上がりだったから、同じ合唱部(音楽研究会)にいた「おがひ」君とかに聞けば解るのだろう。

私は答案を無くしたこと無いし、割と採点は好き、というか授業の効果?を知りたいから紛失は無いなぁ、多分。

周到な人選をお願いします

「江角マキコは国民年金に未加入」チョー素敵。

私自身は年金ってヤツを一応払っているのだが、掛け捨てだと思ってますね。「じゃあ、払わなけりゃいいじゃん」ってコトになるかといえば、「その通り」ってコトなのだが、何となく払っているのだな。この問題はワタシの中でずーっと未解決のまま放置されているのだ。そしてこの放置状態は続くだろう。

電車はOK 回転扉は…

私は疑問に思うのだ、今回の回転ドア死亡事故の報道過熱ぶり。「森ビル」さん、権力者に楯突いた?

例えばJRその他の電鉄会社。プラットホームの真横で超高速度の物体(デンシャ)を移動させてるじゃん。特に「注意書き」を見た記憶は無いね、「飛び込んだりしないでください、死ぬかもよ。」なんてなヤツは。

えーぇ、ハナシは変わりますがぁ、山下達郎『僕の中の少年』の最初の曲『新・東京ラプソディー』の歌詞にある「緑色の自転車」ってのは「ビアンキbianchi」なのかと思うのだな。

君は何故

ここ数年思っているのですね、自分には何ができるのかを。
ま、ぶっちゃけトーク、何もできないのだろうという結論に落ち着きつつある。ってか「終わりがない」だろうから、この職業に就こうと考えたのだけれどもね。
そうです。相当に計算した結果、私は今の職に就いたのだ。そして計算するに、今の職を続けるのが吉だろう。

イラクで拘束された人達(日本国籍のヒトに限らず)、何でそこに居た、行こうと思ったのだろう?
この瞬間にも、このホシ(地球)の上では兵器によって死んじゃったヒトがいるのだろうなぁ。
そして日本でも、空腹や絶望で絶命するヒトがいるんだろう、今夜も。
ま、宇宙ってヤツは懐が広いよねぇ。

竹内均氏を悼む

竹内均さん、死んじゃったのですね。
あれだけ編集長の写真とコメントがデカデカと印刷されている雑誌は見た事無い。そう、その名は『Newton』。
理科大好き少年の私はあの雑誌によって育てられた。で、今改めて、掟破り?っぷりに気づいたス。
私が編集長を知っている雑誌は『週刊アスキー』だけかなぁ。編集委員を明示しているのは『週刊金曜日』ではあるが、中立的な著名人を並べ立てるコトによって首謀者が隠れているんじゃん?と思う。椎名誠の文章は好きだ。筑紫哲也の喋りは嫌いだ。
新聞局やテレビ会社は元締めが見えないじゃないスカ。マスコミに就業したら、とりあえず楽だよね。言いたいコトを言えるし、責任は曖昧だし。
ま、教員は仕事として素敵だろ、多分。いえぃ。

本当に言いたいコトがあるなら、インターネットってのはとても有効な手段だね。
でよ、竹内均は黄色い眼鏡だったよね。鼈甲だったみたいです。鼈甲よりはべっこう飴、よりはbekkoameの方が身近か?

オチも何もないが、竹内均ありがとう、ってカンジ。

ヒトを殺さないと云う思想

小学校6年生がカッターを用いて、小学校6年生の頸動脈を切ったってウワサを聞きました。
相当脱力しますよね。何を好きこのんでヒトを殺さなけりゃいけないのだ?神戸の少年Aとも違いますわな。未成熟で身勝手な上に想像力が欠如している。

広い意味では、リコール隠しを乱発した三菱自動車も人殺しをしたわけさ。その関連企業である三菱重工業なんかは戦車を作っているらしいしねぇ。石川島播磨重工業はエンジンを作っているよね、自衛隊なんかへ納めるヤツをさ。人殺ししたいのかしら、キミたちは。
就職時点での想像力の欠如を悔やんでも仕方ないさ。ま、アナタの中で折り合いをつけてくださいマセ。別に否定もしませんし、肯定もしません。私自身の職業もかなり怪しいシゴトだし。でも、私自身は相当悩んだ上で今の職業、教職を選んだのさ。

前にもこの腐れ日記に記したコトがあるのだけれど、自衛隊員の方々は職業を選べたのだろうか?もしかすると「純三郎よ。おまえは三男だから自分で稼げぇ。ほれ、ジエイタイが募集しとるぞ。」なんてな会話が交わされた家庭もあったんじゃないかしら?小泉純一郎ってヒトはカイシャに勤務しなくても生きていけたらしいケドねぇ。スバラスィ。

「学校内には刃物の存在を許さない」とかいう狂気的な教育委員会の出現、ありそうじゃない?怖すぎ&バカすぎますね。守れない、守らせられない法律や規制は作るべきじゃないと思うんだよね。例えば「お酒は20歳から」とかさ。

Let it be.

駄長文

Windowsって高価なんですよね。
部活動の指導も一段落し、お盆休みに突入したので、プラプラっと秋葉原を散歩?した際にハードディスクを購入したのであります。2001年初頭から使っていた45GBのハードディスク、最初の段階で妙にパーティションを分けすぎてしまい(DOS・windows95時代からの影響でしょう)使いづらくなっていたのですね。ま、120GBで値段も手頃(約9000円)なので購入してきたのです。しかし、体感的にはあまり変わりませんね。
そのHDDを購入する際、OEM版のWindowsXPを一緒に買おうかと思ったけれど、数万円(といっても2~3万だったかな?)も出すのはイヤなので、今回も購入を見送ったのでした。次回マザーボードなんかを買い換えるときに、一緒にOSも更新しようと思っているのですね。

で、最近常々思うのですが、パソコンには本当に「ビデオキャプチャー機能」とかって必要なのかしら?と。
私、あんまりスポーツ観戦とかしない人間なのですね。電機会社や雑誌の類は結託?して「アテネオリンピックをパソコンで保存しよう」みたいな、あるいは「これがおすすめのハードディスクレコーダーだ」なんて宣ってますが、ホントに興味がある競技ならば、夜中だろうが衛星中継を見ることだろうし、それほど興味がないのだったらダイジェストを見せてくれる翌朝のニュースを見ればよいのだ。自宅&自前の映像ライブラリーなんて私は必要ないなぁ。
また、気になるっていえば、「昔のビデオや写真をパソコンで永久保存しましょう」みたいなヤツだな。どっちかっていうと、パソコンなんかに取り込んでしまうより、写真はプリントとして残しておく方が保存性が良いのではないかと思うのだ。HDDなんてクラッシュしたらおしまいだし(私は5年ほど使ったHDDのクラッシュに立ち会ったことがあり、それ以降、作成した文書はLANを用いてバックアップをとっており、半年に1回くらいはMOにもバックアップを取っている)、たとえDVDに焼いたとしても、20年後にそのDVDを再生する機械は残っているのだろうか?DVDメディア自体の耐用年数も気になるけどね。

記録を残すって意味で言うと、日本ってクニが「核燃料サイクル」にこだわるのは原爆なんかを作る技術を保持しておきたいからだっていう説もあるらしいですね。槌田敦<つちだあつし>さんってヒトがいろいろなところで喋っていますし、500兆円の借金を持っているクニなのに、ITER(核融合?施設)なんかを持ちたがっているのはチャンチャラおかしい。8月になるとやれ原爆だ戦争だと騒ぐくせに、首相はちゃっかり毎年靖国神社に参拝したりして。そのくせ隣のクニには「政治とスポーツを混同するな」なんていちゃもんをつけるしなぁ。

こうやっていろいろ考えていると、どんどんアホらしいことだらけの世の中である気がしてくるので、とりあえず私の身の回りの職場なんかでは言いたいことをきちんと言っていこうと、改めて決意した次第である。


ところで、皆さん鳥肌実って知ってますか?彼のCDが欲しかったので、数日前に新宿を徘徊していたら、HMVではフェア?をやっていてビビッた私だった、インディーズに該当するのに。ま、新宿南口駅前には彼の巨大な看板があるし、需要は高まっているのかもしれませんねぇ。ちょっと「時局講演会」が気になるのだが、コンサートと名の付くものは合唱か吹奏楽くらいしか行ったことない私だから、突然彼の講演会に行くのも何かなぁ?と思っているのですね。ま、職場が文化祭だからどうせ見に行けないのだけれどね。


そう、本年度の公式尿酸値が確定した。7.7mg/dl(デシリットル!?懐かしぃー、ってか100mlのコトですね)である。男性の基準値は2.6~7.5mg/dlであるらしいから、基準に毛が生えた程度?で済んだのである、素晴らしい!
ざまあ見やがれ、東日本労働センターから派遣された嫌みな医師よ!俺は貴様の知らぬ間に、立派に更生していたのだぁ!もう金輪際「医者に行け」とは言わせねぇ!!!チナミに女性は2.0~5.7らしいッス、基準値。
結局、酒量の削減ですね。それに尽きます。基本的に自宅での一人酒と飲み屋での深酒を絶ったのですね。そしたらこの結果となったのです。チナミに、「要観察」だったのは「白血球減少」であり、これは数年来同じなのでありました。男性の平常値は3900~9800粒/血液1μlなのだが、私は3400粒しか無いんだそうで御座います(鳥肌実口調で)。えー、チナミに女性の平常値は3500~9100で御座います。

鳥肌実CD『トリズム』は最終トラック「小鳥のさえずり」が一番笑いましたね。職場とかのパソコンで上記サイトに行ってしまい、なおかつスピーカーが生きていた方、ご愁傷様でした。自宅でゆっくりと(ちゃんと?)「演説」を聞いてくださいね。あるいは、いつ消えるのかと思っているのだけれど、なかなか消えないページ(フラッシュ)をご覧になるのも良いでしょう。
長い日記を終わります。ちなみに、トラヴィダ語というのはちゃんと存在するっぽいです。

浅間山の火山灰到着

確実に東京杉並でも火山灰が降っている。

浅間山から飛んできたのだろうねぇ。3日前に気付いたのだ、自家用車(チャリンコ)のバックミラーが妙に汚れていたから。春先なんかの「黄砂」とも違いましたね。結構見慣れたあいつら(中国由来の細かな砂粒達)と比べると、確実に粒子がデカかったスね。通学(通勤?)途中、野ざらしで駐車中の黒っぽい車なんかを見ると、同じような汚れが付いていた。
浅間山が噴火中だというニュースを聞いていても、何となく「へぇ、そうなんですか」としか思わなかった。しかし、そのバックミラーの汚れを見たトキ、改めて「浅間山は噴火しているんだなぁ」と実感したのだった。ま、マスコミで「浅間山噴火」って情報を聞かなけりゃ気づかない出来事だぁね。彼らのおかげやね。

関東地方に住んでいる自分としては、ここのところ思うのね。「関東地方の地下はん。あんさんがた最近はお盛んですな、ムヒョヒョ」って。
ちょっと前の噴火って云うと、伊豆大島の噴火が思い出されるが、それからずいぶん経過していたものねぇ、三宅島の噴火までは。そして今回の浅間山。

ま、ヒトの皮膚表面にニキビ(吹き出物)ができるのも突然ならば、そのできる場所もランダムなような気がするから、地球のニキビ(火山の噴火)だって予想しようが無い気はしますな。
火山噴火予知とか地震予知ってのは、「ヒト顔面の住人(雑菌)がニキビ発生場所を予想する」みたいなもんなんじゃ無いかしら?その部署に私の納めた税金も入っていくのね。ま、第二東名高速道路なんかよりゃ「まし」な金の使い方だろうけれどね。

朝日新聞を読んで

東京都教育委員会から出たらしい「男女平等教育について」の写しは何時だったか学校で見ましたわな、確かに。
「ぱっと見」意味が分からなかったが、良く読んでみたら多少意味が分かった。
で、結果的には何を求めているのだ?東京都教育委員会ってヤツらは。

私の疑問は以下の通り。
小学校や中学校のクラス内の出席番号が男女混合であった場合、そいつが「男女共同参画社会」由来の男女混合名簿なのか、行き過ぎた(東京都教育委員会の見解とは異なる)「ジェンダー・フリー」由来の男女混合名簿なのか、どうやったら解るんですか?
そういったリトマス紙?を開発した後で通知を出して欲しいね。ま、私のお勤め先は一応女子しか居ないから、あんまり関係ない通知ではありますけれどね。
(これは生徒に対する侮辱という形をとったギャグである。一応補足しておくが、私は彼女らに対して「女の子なんだから...」とか「高校生(中学生)なんだから...」とかいう風な、「私自身の中にしか存在しないような型」を押しつけようとしたコト、意図的には無いと思いまする。さらに補足しますが「私が好き(嫌い)」だから「何らかの行動・態度」を要請することはありますけれど。何言ってるか判らないって?スイマセン。)

ま、私も他人が思うほど暇ではないので、プレス発表資料以下のページをすべて見たわけではないのだが、その謎の写しは印象深かったな。

それでふと思い出したのだけれど、私の卒業した高校、東京都立小石川高等学校は女子の方が出席番号が先だったのですわ。5~6年前も状況は同じだったらしい、googleのキャッシュを漁ってみると。私が在学していたとき(昭和61年入学・平成元年卒業)は、学年が9~10クラスあり、50人弱のクラスメイトがいましたわな。女子が出席番号1番から16~7番くらいまでを占めていて、男子が出席番号21番以降だった。私は26番だったなぁ。そんな先進的な学校も、そのうち都立の中高一貫校になってしまうようだ。この「女子が先にいる名簿」続けて欲しいな、何となく。

チナミに、朝日新聞で採り上げていた「自衛隊とか米軍とかに関する記事」、私は基礎知識がないのであんまりコメントできません。勉強する気になったらします。

消える記事

最近ちょっと気になっていることがある。
12月9日に小田急線で踏切事故があった。例によって?三菱自動車はdionって車らしい。
で、其奴に関しての疑問がある。前からじわじわ私の脳みそに浮かんで来ていたコトではある。
GDIの構造とかdionがリコール対象か否かなんてなコト、この際は問題ではない。私が疑問に思っているのはアサヒコムの報道姿勢である。

一度はアサヒコムにも記事内にとして出ていたはずなのだ、「三菱」ってフレーズが。
現在、「河北新報」や「共同通信」その他のニュースサイトでは「三菱自のワゴン…」って文字列を見ることができるが、アサヒコムでは踏切事故にあった車種やメーカーが表示されないようになっている。
私の記憶でしかないが、一時的には http://www.asahi.com/national/update/1209/012.html 内にも「三菱」って文字列があったのだ。しかし、その後同じページを見たところ、その文字列「三菱」は削除されてしまったようで、二度と見ることはできなかった。何らかの圧力がかかったのであろう、記事は差し替えとなった様子である。

だいたい不思議に思うのは、三菱自動車事故の報道がパッタリ消えたことだ。数ヶ月前だろうか?三菱自動車の事故報道が乱発された時期があった。1週間くらいだったかしら、三菱の車が火を噴かない日はなかったような気がするのだ。しかし12月現在、三菱製の自動車はすべて死火山となってしまったのかの如く、自動車故障のニュースを聞かなくなった。
ま、完全に公正な報道なんてものはあり得ないとは思うが、三菱を庇う必要性は私には見あたらない。三菱製の自動車がエンストで事故を起こしたことを隠すことによって、結果的に死者が増えたらどうなるのだろうか。死人を増やすために新聞記者(や、その校正担当者)は存在しているのか?

だいたい、私が貸してやってる金を使って「東京三菱キャッシュワン」なんて高利貸しのTVをバンバン(ババンと?)宣伝をしていることが解せない。それならば各種手数料を安くし、預金の金利を上昇させてもらいたいものだ。

なお、この私の記事?で難点となるのは「年間の踏切人身事故が何件くらいあるのか」ということを調査しきれていない点にあろう。

太陽が地球を回ってる

ちょっと前から、ってかこのニュース見た瞬間から思っていたことがあるので披露します。

小学生の4割「太陽が地球を回ってる」 国立天文台調査

小学生の4割が「太陽は地球の周りを回っている」と思い、3割は太陽の沈む方角を答えられないことが、国立天文台の縣(あがた)秀彦・助教授らのアンケートで分かった。回答者はそれほど多くないが、身の回りの天文現象への関心や知識が薄れている傾向が見て取れる。21日から盛岡市で始まる日本天文学会で発表される。01~04年に、北海道や広島など8都道府県の14小・中学校約1700人にアンケート。このうち、太陽と地球の関係については、授業で天文を学習した公立小4校の4年~6年生までの348人が回答し、「地球は太陽の周りを回っている」と正解したのは56%。42%は「太陽は地球の周りを回っている」を選んだ。 また、太陽が沈む方角を公立小9校720人に尋ねたところ、「西」と答えた子どもは73%で、あとの3割近くが正確に答えられなかった。都市部ほど正解率が低い傾向があり、縣・助教授は「夕日が沈むのを見るような自然体験が子も親も失われている。情報があふれる一方、テレビやゲームなどに時間を奪われ、身近な現象を学ぶ機会が減っている」と指摘している。 誤答の多い結果について、調査した教師や研究者らは、今の小学校の学習指導要領では教える内容が厳選されていることを理由に挙げている。「地球の自転・公転はもちろん、月の満ち欠けの仕組みなども教えるようには明記されてはいない。小学校では、天体や宇宙を大きくとらえられるような授業が必要だ」と話している。 (09/21)  あさひこむhttp://www.asahi.com/edu/news/TKY200409200233.html

ま、結構このネタはblogなんかで取り上げられているのですね。ある意味衝撃的なニュースなように見えますが、私もそのblogerさんたちの一部(たとえばhttp://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~hirakawa/diary/archives/200409/222326.php)が述べていらっしゃるように、アンケート結果自体は大した問題ではなく、その記事としての取り上げ方が問題じゃないかと思ったりしたわけさ。

大体、地球が太陽の周りを回っているとか、地球がコマみたいに(もちろん1日で1周というゆっくり?とした回転らしいのだけれど)回っている何てコト、まっとうな感覚器官や脳みそを持ったヒトなら気付くわけ無いのだ。
アサヒコムの記者は「地動説が正解、天動説は不正解」なのだ!って決めちゃってる。多分その記者の(教わった、あるいは自分で学んだ、数十年間進歩していない)宇宙観では、太陽が中心なんじゃないかな?
太陽系も銀河系という巨大な渦のなかに存在しており、他の恒星から見ればで相対的に移動している(らしい)なんてコトは知らないのじゃないかしら。ま、新聞記事ってのはblogみたいに字数無制限で幾らでも書きたいことを書けるわけではなく、どうしても推敲という作業が入るでしょうから、そんな馬鹿っぽい文章になってしまうのは仕方ないのかも知れないが。
で、私が最近心がけている「元ネタの参照」をしてみた。

Y01a 小学生の天文・宇宙に関する理解とその改善策の提案 -天動説支持者は4割-

○縣秀彦(国立天文台),成田直(東能勢小),西田昭徳(春江西小),本田輝政(同志社香里中・高),飯田毅(ミュージアムパーク茨城県自然博物館),加藤忠(NTTファシリティーズ),川井和彦(理研),高幣俊之(理研),山縣朋彦(文教大)

 現行の学習指導要領小学校理科では,「地球は丸い」ことも,「地球は自転している」ことも,「地球は太陽の周りを公転している」ことも扱っていない.児童の天文学習への興味・関心や知識・理解の実態を調査し,児童の学びの現状を把握することで,小学校の天文学習カリキュラムについて検討した.7都道府県,14の学校で計1500名を超える児童・生徒がアンケートに回答した.その結果,「太陽が地球のまわりを回っている」と回答した児童が4割にのぼるなど,幾つかの学習指導上の問題点が明確になった. 現行学習指導要領の小学校天文分野は,以前小5,小6で扱われていた月や星の観察等が,小4にまとめられたため,学習内容が極めて不十分なものとなっている.さらに,太陽,月,星の学習で,観察した事実のみにこだわっているため,結果として運動のみを重視する内容にとどまっている.次期学習指導要領作成においては,太陽,月,地球が球体であることを前提として示し,太陽系を鳥瞰する図を用いることで,地上から見た天体の動きが宇宙での各天体の位置関係等と関連づけて理解できるよう配慮すべきである. http://www.asj.or.jp/nenkai/2004b/html/0122.html

太陽系を俯瞰する図とか、惑星の動きとかを小学生の段階で扱っちゃった日には、一般的な日本人における宇宙観は「理解不能」っていう括りで終わっちゃうんじゃないかしら?いい大人、具体的には私の職場におけるお隣の席の巨大な地理・歴史科の女性教諭なんかは言っている「私って宇宙のこととか全然わかんないのよねー」ってコト。ああいった「立体的なモノを頭の中で組み立てる作業」ってのはヒトによっては向き不向きもあるみたいですし、三球儀とかを見たコトあるヒトの方が、三球儀を見たこと無いヒトよりも「太陽系の構造」と「地球からの他の星の見え方」は理解できるのでしょうね。
何しろ、日本天文学会のページってヤツを初めて訪問してみた私ですし、研究発表の全文が引っかかってこなかったから…

ってここまで書いてもう一度調べてみたら引っかかってきました。
 http://centaurs.mtk.nao.ac.jp/~agata/research1/index.html
で、(恐らく)パワーポイントから作成されたpdfをざっと眺めてみた。 

♪いーじゃなーい(ギター侍風)

おいおい、尻すぼみですな、私よ。
でも、やっぱり何事もおおもとのネタを見てみるべきだね。(見知らぬ)アガタせんせ達の仰ることはもっともであると思いますよ、私は。

あー、はやく『新しい歴史教科書』読みたいなー

話を戻し、ひとつ「へー」を 

地球の自転によって東京は毎秒400mの速度で移動している。

これは地球の公転による移動速度に比べれば圧倒的に小さいのです。自転の速度は地球の中心を基準として考えた場合であり、公転の速度は太陽を基準として考えた場合の話しです、モチロン。相対性理論は気になりながら真面目に読んでいない私である。しかしなにしろ、実生活上は地動説より天動説の方が都合が良いやな。

それから念のため言っておきますと、指導要領を一番気にしているのは恐らく教科書会社でありまして、現場の教員である私は教えたいように、生徒がわかりやすいと思われるカタチで授業を行っておりますなぁ(生徒が判っているかどうかは別問題)。
トキに教科書に書いてない話をしてしまうのは、自分を博識に見せたがるという教師の性もあろう、恐らく。

ニュースによると、既に日本から200億円を超える税金がインド洋津波被害地域へ投入されたらしい。ふぇー。

ところで、私には行動規範がいくつか存在する。
例えば「自分自身をセンセイと呼ばない」「煙草を吸わない」「一日のお酒はビール1杯まで」とかね。例によって最後は嘘だけれど。
で、規範とは呼ばないまでも「募金を行わない」っていうコトも心がけていますね。

募金ってのは本能とかではなく自発的な行為ですから、殊更自分に厳しくしなくても「無募金」は達成できるのでありますが。で、例によって"募金 しない 税金"でググってみた。
で、発掘した情報ではホントか嘘か知らないけど、松任谷由実(ユーミン)ってヒトは「募金はしない、税金をたくさん払っているから」って発言したとか。私も同じスタンスですな、以前にもこの日記(2000/9/23)で記したことあるのだけれどね、このネタは。
アルバイター時代を含め、私はもう15年以上立派に税金払ってるんだから、既に相当量募金を行っているハズなんだよね。日本ってクニがODAとかいう名を借りて税金を日本の企業に回していようが、被災地復興のための公共事業という名を借りた「お馴染みの税金消費」をしていようが、何しろ私の働いて稼いだカネは立派に外国(発展途上国?)や国内外の被災地なんかに流れているはずなのだよ。
ま、私と同じこと考えている同志はやっぱり結構居るようではありますが、まだまだ私と同じ考えのヒトってのは少数派なんだろうな。だからこそ、この文章を作成しているとも言えるのですけれども。

パッと見「ヒトのために...」って言って募金をするという行為は美しいような気がしがちですが、それって結局自己満足じゃないですか。どうすか、そこの奥さん?今となっては一番片腹痛いのが「NHK歳末助けあい・海外助けあい」とかですね。昨年末も行われたみたいですが、それに乗っちゃってるヒトとかって、私はちょっと退いちゃうなぁ。募金なんてものは、そいつが本当に有効に使われるかどうかなんて、税金の使われかた以上に追跡することは難しいじゃないですか。ましてや、「あの」NHKですぜ、旦那。

このニッポンというクニで「自己責任」ってヤツを取る気概があるならば、偽善者として各種募金に自分のお小遣いを投入してその行く末は放置しちゃって誰かの私腹を肥やさせるよりも、権利としての参政権を行使したり職場の業務が円滑に進行するように努力したりする事の方がよっぽど勇敢な行動だと思うのですな。ま、要するに普通のことを普通にやるってコトですね、あくまでも「自分のため」って納得しながら。

又聞きした中東での噂

アルジャジーラってのは「カタールの衛星テレビ局」ってのが建前らしいが、言わせる人に言わせると、「あれはアメリカ合衆国の傀儡もしくは捏造だ」ってコトになるらしい。その見解も捨てがたい気がする昨今である。アメリカは何かと用意周到であるからのぉ。

visa.co.jp 事件

最近知った、「visa.co.jp 事件」てヤツを。
私も普段 VISA 絡みのカードを使用しているのだが、今年6~7月の「カード番号流出事件」のさなか、「ドメイン流出危機」があったなんてコト、知りませんでした。DNS(ドメインネームサーバー)つーのは重要なんですねぇ。私もこれから「期限切れドメイン漁り」しようかな。ちょっとしたプログラム書けば、そういった情報は簡単に集められそうな気がしますわな。

巨大銀行を糾弾する

昨晩に初めて聞いた、「UFJ銀行での、隠しカメラによる暗証番号の盗撮」ってのは、気になったニュースだった。自分も口座を持ってる(持たされてる?)から。昨日そのニュースを聞いた段階では「どこにカメラを仕込んだのだろう???」って思っていたのだ。今朝、ニュースを見てその隠し場所が分かった。そして、笑った。

何が面白いかというと、モビットの勧誘チラシ入れに仕込んだらしいのだ。モビットってのはUFJ傘下のキャッシング・ローン会社である。知ってますって?テレビCMは竹中直人と桃井かおりがやってますよね。ATMの上の方にくっつけてあった、チラシ入れの裏側にカメラを仕込んだらしい。ステキ。

私に言わせれば「天罰」だね。
大体、銀行ってのは胡散臭い商売だ。クニに「赤字なんです」とか言って、ガンガン金を回してもらっているくせに、その社員は高給取りだったり、幹部なんか滅茶苦茶高額な退職金をもらったりしている。そのくせ、一般市民や中小企業には金貸さないのだろう。で、銀行の店舗内でしゃあしゃあとキャッシングに誘ったり、ローンを組ませたりして、高額な利息をぼったくっている。何様のつもりだ?

しかも、今日の新聞を見たら「大手銀、利益最大に」とか宣いやがった。別に新聞社が発言したわけでは無いけどね。
株主への増配を考える前に、その営業姿勢を正した方が良いんじゃないの?預金の利息を上げるとか、お金に困っているヒトに低利で貸してあげるとかさ。もうちょっと「銀行は何のためにあるのか?」を考えてくれよ。君たちにポリシーは無いのか。

キャッシングやローンみたいな、本業ではない姑息な手段を使って金儲けに走る銀行よりも、「金を儲けながら、利用者に喜んでもらう」って宣う楽天の方が好きだね、私は。

最近は金のかかりそうな医療の研究が多い気がする。
「オーダーメイド医療」とか「ES細胞を用いた研究」ってのは、そんなに人材と金を注ぎ込むべきテーマなのだろうか?注ぎ込んだとして、見返りはあるのだろうか?

現在も研究が続いている「インスリン」。そのインスリンを大腸菌に作らせるなんて云うのは、かなり汎用性が高い技術であろう。なにしろインスリンは高等生物に共通のシステムだし、とりあえずインスリンを大量に作成すれば、それは様々なタイプの糖尿病患者に効果があるであろうってコトは容易に想像できる。
だから、企業としても研究する価値はあるでしょう。なにしろ「インスリン」という物質を作れば、「いろんなヒト」に売れるだろうから。この「いろんな」というところが重要。
ま、結局のところインスリンの投与は「対症療法」に過ぎず、根本的な治療ではないけれど、生活の質(QOL)の向上には有意義でありますわな。「薬を飲み続ける人生」ってのは、あまり望んでない私である。みんなヒトは同じ思いを抱くでしょうけれど。

で、最近話題の「メイド喫茶」「オーダーメイド医療」とか「ES細胞による治療」なんてのは、普及するのかね?しないんじゃないの?
「滅茶苦茶に金持ちの人」に対して行うって決め打ちしているのなら構わない?のだが、現時点で技術的には可能な治療、例えば臓器移植だって、希望する人全員に行えているわけではない。そこにはいろいろな理由、例えば医療を考える会のような主張があるわけだけれど。

何でこんな話題を書いているかというと、今朝の日本経済新聞の記事で読んだのだ。
米英も連携して韓国に巨大な「ES細胞センター」をつくるって。記事中には「ES細胞にインスリンの遺伝子を組み込み、それを移植し…」なんて文言もありましたとさ。本気でその技術の普及を目指すのかしら?誰がその技術の恩恵を受けられるのだろう?もしかして「隣のクニの金家の人々」とか「海の向こうのブッシュ家の人々」みたいなヒトたちか?
そういった「妙に高度で遠回しな技術」を開発するよりは、肥満の多い先進国の人々を啓蒙し、生活習慣病とも云われる糖尿病を減らす努力をした方が有意義だと思うのだ。何しろ、病気の治療よりは病気の予防の方が、国家全体にとっては金がかからないでしょうに。

なお、先天的に高血糖症のヒトについては保留というコトで。

教員採用試験の公平性

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051205AT1G0502S05122005.html から

教員の6割、新規採用で縁故「有利」・内閣府調査

内閣府は5日、教員の採用方法に関するアンケート調査結果を発表した。教育委員会や学校関係者に身内がいる場合、新規採用が「有利に働く」と答えた教員は23.5%。「多少有利に働く」(35.4%)も含め、6割近くが有利との認識を示した。一方、市区の教育委員会は同じ質問に0.4%が「有利に働く」、5.5%が「多少有利に働く」と答えるにとどまっており、現状認識に大きな隔たりがあった。

調査は全国の都道府県や市区の教育委員会と学校法人の採用担当者を対象に、9月12日から10月21日に実施。回答率は60%。教員は東京都江東区の公立小中学校などから2835人を無作為抽出し、回収率は9.2%だった。

教員免許がなくても非常勤講師などで仮採用し、優秀なら本採用に移行する制度の拡大に関しては、教員は「賛成」が35.4%、「どちらかといえば賛成」も31.5%と積極的な回答が目立った。市区の教育委は「賛成」が7.6%、「どちらかといえば賛成」は28.2%となり、慎重な声が多かった。 (23:35)

帰りの電車の中で日経のこの記事が目にとまり、帰宅後に内閣府のページを調べて驚きましたね。

http://www.kisei-kaikaku.go.jp/publication/2005/1205/item051205_01.pdf の2ページ目から

参考:教員アンケート実施概要
・教員の採用に関する実態を教員の視点から把握する。
・東京都江東区の公立の小学校(43校)、中学校(22校)から、約半数にあたる小学校(22校)、中学校(11校)を無作為に抽出して調査票を送付し各校の全教員に配布した。各教員からは、郵送にて直接調査票を回収した。また、英語教材製作会社の会員リスト(英語教員が全国的に登録)をもとに、調査票を送付し、郵送にて回収した。

また、同じページを見てみますと、江東区の教員には合計652通送付し、回収されたのが129通。英語の教員へは同じく2183通中131通の回答。
滅茶苦茶回答少ないですね。都道府県47の教育委員会は100%の回答率だったそうです。ま、ヒマなのでしょう。


日経記事内の「教員」ってのは、何となく読めば「全国の教員」って勘違いすると思うのですね。しかし、このアンケート結果は「比較的公平さが保たれているであろう東京都江東区の話」であり、「縁故採用が活発に行われていそうな地方の話」ではないワケです。私は、東京とその他道府県においての教員採用の実態は知りません。教員採用が公平なのか、あるいは縁故が幅を利かせているのかということは、私の想像でしかありません。

では、身近な話をいたしましょう。
大学時代の友人には、学部卒業直後は自分を含めて教員採用浪人しているヤツも多かったのです。教員採用試験が今よりもずっと厳しい時代だったですし。
しかし、23区内の教育科学館のようなところでアルバイトをしていた知り合いの2名は、サクサクと教員採用試験に受かっていきました。私の記憶が正しければ、浪人1年目にI区の科学館でバイトしていたAくんは浪人生活が1年で終了しました。その後釜でバイトに入ったBくんも、やはり1年間のバイト生活の後に正式採用になりました。チナミにその間、私は同じ東京都の小学校教員採用試験に落ち続けたのですね。私の人物観によれば、Aくんと私の能力はどっこいどっこい、その下のほうにBくんが位置していたのです。
「あいつが採用されちまうのかよ...。元校長なんかが関係している場所でアルバイトしているのだから、優先的に採用されるかも知れないがなぁ...」とかなりクサり気味になった私でした。
教育の荒廃(存在するならば)は縁故採用からも来ているのだと思いますね。教員に様々な能力が要求されていくこの時代です。能力に欠けるのに縁故によって採用された教員の存在は無視できなくなっていくでしょう。だからこそ、内閣府とやらはそんなアンケートをやったのでしょうね。文部科学省じゃないのが面白いですね。


その内閣府のpdfはザッとしか眺めていませんが、面白かったのは13ページ目。
enquete.gif

「証人喚問」とは?

以前から疑問に思っていたのだ。
「証人喚問って何?」「国会は立法機関であるのに、何で検察や警察みたいなことをしているの?」って。

このサイト「証人喚問|常識ぽてち」が判りやすかったです。というか「証人喚問 法」でググった結果の1件目が上記サイトだったのですけれど。

「日本国憲法」の第62条に規定されているのですね。

両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる
と。

ここ数年で知ったのですが、「議員立法」は非常に少ないのだとか。現在、法律で多いのは「内閣立法」つまり「官僚立法」、すなわち「公務員立法」であると。

中学校や高校で、そんなコトを習った記憶は無いですね。ま、中学ぐらいまではどの教科に於いても「理念」「基本的事項」「希望的観測」などを伝えるコトで、授業時間を目一杯に使ってしまうからでしょう。

国会議員は「立法」という「憲法で定められたシゴト」を大してできないのだとしたら、証人喚問には現行の法を作った、あるいはこれから法案を作る公務員達が直接参加すれば良いと思うのですね。
そして、姉歯さんに「アナタはカツラユーザーですか?メーカーは?」とか尋問してくれたら、絶対に公務員の星になれます。
べつに「ヅラ疑惑」を解明してくれるのは議員さんでも良いけど。

指摘

「地球温暖化」というコトバはだいぶメジャーになった。
そのためか、「平年(過去30年間の平均)」から少しばかり気温が高かったりすると、フツーのニュースキャスターはその天気(異常気象)の話題を「オンダンカ」というフレーズに収束させ、次のニュースに突入する場合が多い。

誰が「地球温暖化」を宣いだしたのか?
その話題は深いので気になる方は是非検索して頂きたい。なにしろ「この冬は寒い」って報道はするくせに、それが「温暖化って本当なの?」ってニュースに展開したヤツは見てねえッス。ま、四六時中マスコミを監視しているワケではないから、私の指摘は違っているカモ知れないけれど。

「極東の気象の局地的な変位は、地球全体からすれば、火照りか鳥肌以下である」という認識のもと、冷静な長期的お天気情報を流してほしいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか。

あきらめと杞憂

昨晩は風邪気味のため、やたらと早く寝入っていた私だった。
「ライブドアに強制捜査」というニュースを、本日7時少し前に知ったのだった。身支度をしていて、ビックリした。

宮崎ツトムの判決という巨大なニュースがある本日。阪神大震災ネタもあるハズの本日。そんな日に行われる「耐震強度偽装問題の証人喚問」隠蔽のため、東京地検まで動かしたのだろうか? 私の祖国は例によって侮れないクニである。

私は「ライブドア」ってカイシャを最初に認識したのは「無料プロバイダ」としてであった。
実際、ホリエモンってヒトは「無料プロバイダのライブドア」を買収し、その段階から「ライブドアという名前のカイシャ」を切り回し始めたらしい。


日本中で書かれていそうな話題はさておき、日記的な日記を記そう。

GoogleEarth は面白い。生徒に見せても面白がっていた。地形に関する授業の導入として用いたのでした。山が削れて平野ができているというコトを、かなり理解できる気がします。私は等高線とかを読める人間であるが、そうでないヒトにとっては GoogleEarth は地形の理解に役立つと思う。

で、以前からGoogleLocal(旧GoogleMap)なんかを見ていて感じているコトを記します。これらサイトで日本の地図を見ると、他のクニに比べて情報が詳しい気がするのですね。これは、国防上?マズいのではないかって思うのですよ。

例えば、ライブドアにケチョンケチョンに叩かれ、自分の財産から家族から全て失ってしまったテロリストがいるとする。
ネット上でライブドアの住所を調べ、Googleとかでライブドア本社の緯度経度を調べ、ピンポイントでミサイルを撃ち込むコトだって可能かも知れない。

チナミに「テロリスト」と「ライブドア」は任意の文字列に置換可能です。

「皇室典範を変えたいのは誰?」ってふと思った。
小泉純一郎は皇室典範を変更して小泉孝太郎を皇室のどこかへ送り込み、自分は摂政になろうとしているのでは無かろうか?
同じような思惑の政治家や官僚が居ても不思議ではない気がする。


昨日の『トリビアの泉』を見てビビッたのだが、「カテキンは勝て菌では無い」とのコト。
「勝て菌」を命名?したのは島村忠勝というヒトだというコトは知っていました。で、カテキン catechin は昔から存在するコトバだと主張しているのは黒田行昭ってヒトらしい。
ま、カテキンの存在自体が怪しいコトに変わりは無いのだが、私もガセビア?の普及を務めたひとりかも知れないコトを宣言します。

参考文献:日本茶Q&A

防衛施設庁?

防衛施設庁ネタがずーっと報道されている。特にNHKでは。
私のアタマの中では、BSEとか偽装マンションとかライブドアのほうが、圧倒的に重要なのだ。
大体、防衛施設庁って存在自体を最近まで知らなかった。

防衛施設庁とやらで、どれくらいの金額が浪費されたのか、それがまず分からない。
そしてNHKの防衛施設庁ネタ、奥歯に物が挟まった言い方ばかりである気がする。なんで、そんなわかりにくいネタを彼らが扱い続けるのか分からない。何故、他のマスコミが扱わないのかも分からない。

いいたい事があるなら、サッパリと報道して欲しい。
内部告発があったのなら、出し惜しみせずに披露すべきだ。

ふんどし拝借

「2ちゃんねる」から以下のページを教えてもらった。
電気用品安全法@2chまとめ - トップページ
そして、そこで紹介されていたリンク先の1つが つながるテレビ@ヒューマン である。そのサイト内にある http://cgi2.nhk.or.jp/human/kizasi/index.cgi に私も1票投じてみたのだった。今までその番組を見た記憶は無かったが、折角だから昨晩はそれを見てみた。放送の最後に、「次回の放送へ向けて、電気用品安全法についての取材を行っています」って言ってた。期待しよう。

税金が形を変え、天下りした公務員や政治家などの手に時々刻々と流れ込んでいる。その反面、1日に百人近い数の自殺者が出ている。このクニはおかしい。

「2ちゃんねる」ってのはすげーなー って、今更ながら感じ始めた私である。基本的に議論のカタチになっているので、科学ニュースなんかは大変勉強になります。

ダメダメ土建国家

昨日は初訪問の土地?2箇所に行ってきた。

東京私学教育研究所あたりが関わっている「理数系教科研究会」の「見学研修会」として、「独立行政法人文化財研究所 東京文化財研究所」に行ったのである。そこの見学に行くまでは気付かなかったが、その研究所は東京国立博物館の裏手にひっそりと佇んでいた。あたかも付属品のように。その研究所筐体は強烈にカネがかかってそうな、内部には木材と岩石が目立つ建物であった。研修としてそこに勤めている方の講話を聞き、その建物内の見学をした。そこで仕事をしているヒト達は、滅茶苦茶高価そうな建物内部で仕事をしていた。それにも関わらず、彼らの会話を聞くうち、その半数以上の方々からは「シゴトするにも予算が...」というフレーズが発せられたのだった。
とても不思議な場所であった。別に土建国家ニッポンでは不思議ではないのかも知れませんけれどもねぇ。

研修が終わり、その周囲を雨の中散歩した。すると、聞いたことある菓子店の名前が目に入ってきた。パティシエ イナムラ ショウゾウである。折角だから、ケーキを買って帰宅することにした。ビビッたのは、店の前にガードマン?が立っていたことだ。そんなケーキ屋初めて見ました。正確に言えば「ドアボーイ」ですかねぇ。ケーキは美味しかったです。ま、安くはないですけれどね。私の配偶者の両親には、とても好評の様子でした。彼らが食べたのは「特製苺ロール」でした。私が食べたのは確か「ショコラフロマージュ」ってヤツ。初めての食感&味覚でありました。私は、年を取るほどに美味しいケーキに巡り会ってきた気がします。昔よりもケーキの質は全体に上がっていると思うのです。値段が高い店で購入していることもありますけれど。

で、帰宅してパソコンを眺めていたら、「Winny(とそこに生息するウイルス)でNTTの顧客情報が流出」とか聞きました。それよりも、防衛庁の方が拙いと思うのだが、不思議に報道は少ない。2ちゃんねるなんかによると、「自衛官にパソコンが公費で支給されるなんて夢の夢」みたいな書き込みもありました。

以下は「防衛庁・自衛隊:海上自衛隊の秘密情報流出事案への対応について」から引用

海上自衛隊の秘密情報流出事案への対応について 平成18年2月24日  標記事案を受けて、防衛庁として次のとおり対策を行うこととしましたのでお知らせします。

(中略)

2. 私有パソコンによる業務用データ取扱いへの対策
 私有パソコンからのデータ流出を防止するため、緊急の対策として次の事項を実施。

 職務上使用する私有パソコンについて、ファイル共有(交換)ソフトの削除を確認
 私有パソコンに保存されている業務用データについて、秘密の情報・必要のないデータを削除
 現在、許可を得れば職場において私有パソコンによる秘密の情報の取扱いが認められているところ、これを全面禁止


前述の「バカ高い建物内で"カネがない"ってヒイヒイ言ってる独立行政法人職員」や、「怪文書を発表するような自衛組織」を雇っているクニに生まれたコト、とても有り難く思えます。

Winny今昔 そして e-Japan?

官房長官が「Winny使うなかれ」って言ってるらしいことをhttp://news.google.co.jp/で知った。

Winnyは小さい頃から好きであった。大人になり、いろんな物を食べられるようになってからは、Winnyからだんだん遠ざかっていった私だが、それなりに愛着のある食べ物である。ウィンナーでありながら、皮がないところがオコチャマ好みであるのでしょう。子どもは「飲み込みづらい物」を飲み込むことを嫌がりますからね。ってか、全ての生物は基本的にそういう傾向を持っているのでしょう。「噛み切れない」ってコトは、「食道に詰まる可能性が大」ってコトですから、その生物の命を奪ってしまう可能性がある。そんな食べ物は、本能的に飲み込めないはずですからねぇ。大量の餅を繋がったまま一気飲みするなんて、百獣の王「ライオン」でも、最大の動物「鯨」でもやりませんよね。そんなコトやるのはアホな生物「日本人」くらいである。
って、「Winny違い」ですね。

本題に戻り、パソコンソフトのWinnyについて。結局、図らず?も初めて「政府インターネットテレビ」ってヤツを見てしまった。
ハッキリ言って、良くできているシステムだと思う。あれだけのシステムを作るには、結構な能力と時間が必要になるだろう。つまりは税金でありますね。そこには例の竹中直人も居やがった。

例によって思うのだけれど、こういった「インターネット上のシステム」ってのは、デジタルディバイドを増長させるだけだと思うのですよ。そして、有権者の大半は老人であり、この「政府インターネットテレビ」なんて、知らないんじゃないかい?ま、小泉ファンとか、安倍ファンの間をクチコミで伝わっている可能性もありますけれどね。
ところで、「デジタルディバイド」は「ディジタルディバイド」って書くべきなのかなぁ? あるいは「デジタルデバイド」って書く? 「ディジタルデバイド」はあり得なさそうですね、とりあえず。
私の中では「digital」は昔から「デジタル」です、「デジタル時計」って単語を知ってから。「divide」は英語で習ったので「ディバイド」ですねぇ。だから、私が「digital divide」をカタカナ化すると「デジタルディバイド」になっちまうのです。

「ちょっと、トメさん。あの政府インターネットテレビの安倍さん、何時にも増してかっこよかったわねぇ。やっぱり安倍さんにはゆっくり喋って欲しいわよね。」
「そうねぇ。スギムラくんは最近声の出し方が純さまを真似しているんじゃないの?イヤよねぇ。純さまは自然にしわがれ声だけど、スギムラ君は声を作っているじゃない?」
「そうよ、やっぱり安倍さんに嘘はないのよ。」
「あらそう?スギムラ君もいい男ではあるのよねぇ。奥さんを見てみたいわぁ」

とか、老人特有の噛み合わない会話で伝わっている... ワケも無さそうですわなぁ。

結局、こんなシステム作るくらいだったら、もっときちんとクニを運営して欲しいわけですよ。繰り返すが、今日もこのクニでは数十人が自殺しているハズですぜ。この「政府インターネットテレビ」は、作る必要あったのかい?

で、本日、以下のような文書が届いた。
s&t.jpg
先日の「にっぽんNOW」に続き、2006年3月、政府系パンフレットは人知れず続々と廃刊になっているのだろうか?

「にっぽんNOW」に比べれば、これらの冊子はそれなりに愛読していたのかも知れません。ま、無くても全然困らない冊子だったけれど。

3日前の朝、例によって「めざましテレビ」を見ていた。そのさらに前日は「ワールド・ベースボール・クラシック」ってヤツで日本チームが優勝したそうだ。
で、「めざましテレビ」ではその功績を讃え、「日本のサムライ達が云々…」ってコメントを流していた。

ここで、私の一部が反応した。「ニホンダンジ」ってヤツを「サムライ」とか称することがあるが、冷静に考えると江戸時代に於いて、侍は少数派だったんじゃなかったっけ? って。

改めて、職場の日本史の資料や、ネット上の資料を見てみたが、「江戸時代の士農工商の士は7%内外」ってコトに落ち着くらしい。白土三平の『カムイ伝』なんかを読んじゃったりすると、江戸時代は忍者や非人も多そうな気がしてしまうが、実際のトコロはどうだったのだろう?最近の研究では「士農工商の区分は結構曖昧だった」という説もあるらしいですし、真相はよく分からない。私は昭和になって生まれたわけだし。

まあ、今回のワールド・ベースボール・クラシック日本代表チームの大半の人の先祖を遡って調べていけば、いつかは「帯刀していたヒト」に行き着く可能性は高いのだろう。父母は2人、祖父母は4人、曾祖父母なら8人。約100年前に生きていた曾曾祖父母なら16人。約300年前の先祖ならば2の12乗で最大4096人にもなるから。ただし、親戚同士で結婚することは現在以上に多かっただろうから、実際の祖先の数はだいぶ減るでしょう。なんだか話がずれていったが、例え祖先に「お侍」が居たとしても、「サムライニッポン」みたいな、シブガキ隊チックな妄想(日本男児=侍)に浸ってしまうのはいかがなものだろうか。王監督だって「サムライの親玉」と思われたくないかも知れない。まあ、現代における「サムライ」ってヤツのの定義もよく分からないけど。

というコトで、トリノオリンピックの女子カーリングチーム。「ゲイシャチームが世界を相手に大活躍」とかいう表現があっても良かったと思うのですね。しかし、「ヤマト」と言えば「ナデシコ」なのだなぁ。何でだろう。

今回、この文書を作成するにあたり、「ヒニン」を変換するとデフォルトの ATOK では「非人」が出てこないコトを知りました。さすがに放送禁止用語?ですね。また、「トリノオリンピック」の変換第一候補は「鳥のオリンピック」でした。この単語?は日本のネット上で氾濫していることを知りつつ、私も記してしまいましたとさ。

昨日テレビを見ていたら、「刺客」を「しきゃく」って言ってるコメディアンが居た。また、ナレーションも「しきゃく」って言ってた。ナレーターは局アナっぽかった。
「刺客」は「しかく」だろーよ、笑わせるぜ。と私は思った。しかし、何かが引っかかったため、念のためATOKその他を用いて調査してみた。結論から言うと、「しかく」も「しきゃく」も正解らしい。元々は「せっかく」って読むらしいことを知った。以下は『岩波 国語辞典 第六版』が入っている「ドクターマウス」から。

せっかく【△刺客】
他人をつけねらって暗殺する役目を持った人。 ▽「しかく」は慣用読み。

で、更に以下のサイトを発見した。 [教えて! goo] 刺客せきかくの読み

そこを読んでいて、「そういえば、塀の中にいらっしゃる“ほりえもん”も刺客ってヤツだったなぁ」って思い出した。世の中の流れは速い。ここ最近は「ホリエモン」ってフレーズを新聞とかテレビでは目にしていない。世の中に流されないように、反省を忘れず真面目に暮らしたい。

ようこそ、いらっしゃいませ。
今後ともよろしくお願いいたします。


で、改めて自己紹介

好きな音楽:鳥肌実の演説
好きな食べ物:エタノール系全般
好きな言葉:病は気から
チャームポイント:主張のはっきりしない散文


続いて、当ページ作者略歴

1971年
東京都で生まれる。

1975年~
茨城県へ。幼少時代は泥と虫にまみれる。地域の野球チームの内野ノックで、顔面に軟球を受けトラウマに。

1980年~
東京都へ戻る。中学時代、進研ゼミに大変世話になるが、高校では部活動とゲームに没頭し、クラス内で一番早く「スーパーマリオブラザーズ2」をクリアする。大学の成績はかなり悪かった。

1994年~
現在の職場(都内私立学校)に非常勤講師として拾われる。翌年に正式採用となり、現在に至る。

2003年
痛風の発作を起こす。生まれて初めて失神しそうになる。

2005年
結婚したらしい。

2006年
サイトの引っ越し。

「ガーナ 小泉 利権」でググってみよう

なお、小泉氏がガーナに持っていった顕微鏡はオリンパス製だとか。

二酸化炭素売ります

数日前の記事だが、めちゃめちゃ引っかかったヤツがあった。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060513AT2M1002G12052006.html

排出権、日本が最大の買い手・世銀調査
【フランクフルト=磯山友幸】世界銀行によると、日本は2005年1月から06年3月の温暖化ガス排出権の最大の買い手になった。同期間に成立したプロジェクトを通じて生まれた排出枠の38%を日本が購入したとしている。
ドイツで開催中の排出権見本市「カーボン・エキスポ」で調査結果を発表した。
世銀は同期間にクリーン開発メカニズム(CDM)と呼ばれるプロジェクトなどで新たに生み出された温暖化ガスの排出枠を4億5350万トン(二酸化炭素=CO2換算)と推計。日本は英国(15%)やイタリア(11%)、オランダ(8%)、スペイン(5%)を大きく上回る世界一の購入国だった。
一方、最大の売り手は中国で、全体の66%。次いでブラジルが10%だった。04年1年間ではインドが43%を占めて最大だったが、プロジェクトの端境期で、3%に落ち込んだ。 (23:00)

私の直感としては「二酸化炭素排出権を中国から買う」ってのは、全然ピンと来ないのだ。日本よりも中国の方が、余程二酸化炭素を排出していそうな気がするので。
何だか全然よく分からない記事であったので、元ネタが置いてありそうな世界銀行とかのページを参照してみたが、基本的に英語が使用されていたため、ちんぷんかんぷんであった。
額に汗しない、「権利の授受による金儲け」って、私は毛嫌いしていますから、もともと「理解してやろう」ってキモチに欠けてるってコトもある。

とりあえず調べて分かったことを記すと、二酸化炭素排出権は1tあたり20ユーロ(約3000円)前後らしいってコトだ。
そんなわけ(?)で、私も個人的に二酸化炭素排出権取引をしようかと考え、事業計画を立ててみた。

私は標準体重よりは若干太めであるが、決して「太りすぎ」では無いと思う。と、云うことは「食事の量も少ない」ハズである。つまり、肥満のヒトに比べると「二酸化炭素排出量」が少ないはずである。
太り気味のヒトは油ものが好きだ。とりあえず、ポテトチップス一袋を摂取したとすると、どれくらいの二酸化炭素を排出することになるのか計算してみた。

My favoriteである湖池屋ポテトチップスの「のり塩 70g」を元に、ざっと計算してみることにした。
湖池屋のサイトによれば、熱量その他は以下の通り

エネルギー385kcal たんぱく質3.2g 脂質23.7g 炭水化物39.8g ナトリウム334mg
かなり大ざっぱに計算してみたところ、このポテトチップス一袋を摂取すると、二酸化炭素は約140g排出される様子である。ポテトチップスは質量で2倍の二酸化炭素になるようだ。私が漠然と思ってたよりもだいぶ多かった。脂肪や炭水化物には酸素原子がそれほど多くないため、食べた以上の二酸化炭素が排出されるのである。
毎日一袋ずつ湖池屋「のり塩 70g」を食べ続けると、1年間365日で25550gとなる。つまり、25.550kgだ。ポテトチップスが全て二酸化炭素に変換された場合、質量でほぼ倍になる。つまり50kg超の二酸化炭素を排出することになるのだ。
二酸化炭素排出権としては50kgすなわち20分の1トン。ちょうど1ユーロってコトになる。150円弱というところか。


この「個人向け二酸化炭素排出権取引計画」、最初は職場の太り気味の先生と契約するコトを目論んだ。「私はポテトチップスを食いませんから、アナタと比べると二酸化炭素を排出する量が少ないのです。その権利をお譲りしましょうか?」って。
でも今回「ポテチ365袋分」の二酸化炭素排出権価格は、ポテチ1袋分の価格くらいしか無いことを知った。まあ、当たり前といえば当たり前である。
私の考えた事業、あまり商売になりそうもない。

してみると、現代社会の生活ってのは、相当にエネルギーを無駄遣いしているってコトになる。ヒトが生きていくために摂取するだけのエネルギーならば、大した量では無いわけですね、きっと。

身近な物理学

身近なところで「シンドラーエレベーター」ってヤツを見たこと無い私である。日本でもそれなりのシェアを持っているらしいのであるが。

今回の事故が起こる前から、私は「エレベーターって安全なのか?」って思っていた。何となくだけど、エレベーターに出入りする際は、早足を心がけたりしていたのだった。だって、エレベーターの箱(ゴンドラ)が突然落ちたりした日には、床とエレベーターの天井でギロチンにかけられるのは目に見えていますから。今までのトコロ、私は幸いにして「エレベーターでのギロチン」に遭遇していない。

そんななか、港区の住宅で事故が起こったわけだが、私は今回認識を新たにした。それは「エレベーターの箱は、放っておくと上昇する」というコトである。
確かに、ワイヤー式のエレベーターでは、エレベーターの箱と逆向きに「おもり」が移動しているのを眼にする。職場のエレベーターは油圧式だそうであり、出入り口にガラス窓があるわけでもないので「おもり」は見えない。しかし、私が現在住んでいるトコロは「ワイヤー式のエレベーター」が備え付けてある。また、その扉は「ガラス窓付き(防犯対策?)」になっているので、エレベーターのゴンドラが上に移動する時には、滑車で接続されていると思われる「おもり」が下に向かって移動するのが見える。逆も同様。
これからはエレベーターの出入りの際、ゴンドラが突然上昇しないかどうか、気をつけながら早足でコトを済ませようと思う私なのであった。ただし、ゴンドラ乗車人数が少ない場合。定員一杯に乗客がある場合、やはり重くなっているゴンドラは下がるでしょうから。

エレベーターで怖いコトっていうと、「ゴンドラと床の隙間に物を落とす」ってヤツがある。まあ、これは電車の乗り降りでも同様であるが。
例えば、カバンそのものはそれなりに大きいから、ゴンドラと床の隙間あるいは電車とホームの隙間にはあまり落ちないだろう。また、カバンの内容物が突然勝手に飛び出すことは無さそうだ。それに対して、ズボンなどのポケットに突っ込まれている物は、何かの拍子に落ちることがありそうだ。そして、ポケットに突っ込んでいる物っていうと、ケータイとか財布とか家の鍵とかだ。こいつらはどれも重要である。
これまた幸いにして、私はエレベーターや電車の乗り降りの際、これらの重要物を落としてしまったコトは無い。これからも落とさないように心がけるつもりだ。何しろ、エレベーターについては、隙間に落とした物を拾ってもらうことの手間は計り知れない気がする。
落とし物といえば、どこかの地下鉄の駅で「エスカレーターのピットに定期券を落とさないでください」って張り紙を見たことがある。確かに、定期券みたいに薄っぺらい物ならば、エスカレーターの隙間からその下の空間(ピット)に落ちるコトも十分あり得る。その1枚の定期券を拾うために、確実に万単位のカネ(人件費や作業費用)が必要になりそうな気がする。駅職員としては「やたらに物を落とすなよ」って考えてのポスター掲示なのだろうが、定期券を落としたくて落とすヒトは居ないだろうから、張り紙に効果があるかどうかは甚だ疑問である。

なお、私が本当に怖いと思うのは遊園地である。
ジェットコースターはレールと車輪が見えているからまだ信頼できそうである。特に怖いと思うのは、単純に空を旋回するようなタイプの乗り物である。自分が乗っているゴンドラと駆動部を接合するワイヤーなりジョイントが突然破断してしまったら、ゴンドラに乗ってるヒトは落ちる。ちょっと理科チックに表現すると、重力加速度を受けながら地面へ向けて落下するってこった。また、円運動を行っている途中に放り出されたらば、まっすぐに地面に落ちる以上のダメージを食らうに違いない。そのことに気付いてしまったのは中学生の頃だっただろうか。中途半端に物理学を勉強し、世の中に怖い物が増えてしまったのであった。あれ以来、どうも遊園地の古めかしい乗り物には不安感を覚えてしまうようになった。
更に余談?だが、大人になり怖く思ったのが「自分の頭の巨大化による怪我の恐れ」である。
中学生のトキ、ディズニーランドはスペースマウンテンに乗った際には気付かなかったが、数年前に久しぶりに同じ乗り物に乗って知ったコトがある。暗闇を小さな回転半径でくるくる回り続ける「あの乗り物」は、ヒトの首に多大な負荷を要求するという事実だ。
中学生の私の写真と現在の私を比べると、確実に頭の大きさが異なっている。当然大きくなっているのだ。そして、スペースマウンテン上の中学生の私の頭と、スペースマウンテン上の現在の私の頭は、変わらず同じスピードで運動したはずではある。
そして、問題が生じる。物理学の基本法則にあるように、異なる質量の物体に同じ加速度を生じさせたい場合、加えるべき力は質量に比例させなければならない。そして、加速度運動を強いられるスペースマウンテン上の私の頸部は、昔よりも大きな力を発揮して私の頭部を支えなければならなくなった。
まあ、簡単に言うと「大人になって乗ったスペースマウンテンでは、首がモゲるかと思った」ってコトだ。あれには驚きましたわ。

http://www.asahi.com/business/update/0630/136.html から

仕事同じならパート賃金社員並みに 厚労省が法制化検討
2006年06月30日15時24分

 厚生労働省は30日、パート社員と正社員との賃金格差などを是正するためパート労働法を改正して処遇改善に取り組むことを決めた。正社員と同じような仕事をしているパート社員には同じだけの賃金を払うことなどを法律に明記し、企業へ指導を強める方針だ。同省の労働政策審議会雇用均等分科会で議論し、来年の通常国会への改正案提出を目指す。

 93年にできたパート労働法は、企業にパート社員の雇用管理の改善を求めたが、具体的な基準がなかった。03年の「パート労働指針」には、▽仕事の内容や責任が実質的に正社員と同じなら、同じ賃金表や査定方法を使う▽正社員と異なる場合も、一律いくらではなく、能力や経験に応じて評価する「均衡処遇」をとる▽正社員への転換制度の創設――などが盛り込まれたが、強制力がなく行政指導が出来なかった。

 同省では、これらの措置を法律に明記して、企業への指導を強めたい考え。また、処遇の改善だけでなく、能力開発など「機会の均等」についても、盛り込むことを検討している。

 週の労働時間が35時間未満のパート社員は、05年で約1266万人で、雇用者の4人に1人を占める。店長など基幹的な役割を担う「戦力化」も進み、女性だけでなく、男性もこの10年で120万人増えている。

 一方で正社員との賃金格差は、女性で正社員の71%、男性で63%(05年)と開いたままで、昨年、同省の外郭団体が実施した調査でも「正社員的パート」なのに、賃金は正社員の7割以下しか払っていないという企業が、全体の28%に上っていた。


上のニュースは良い知らせであると思う。
私自身は「正社員」というか「教諭」として私立学校に奉職している。
私の友人には私立学校に「常勤講師」とか「専任講師」という名の職に就いている・いたヒトが複数存在する。

つい先日、東京私立学校教職員組合連合(東京私教連)から「常勤(専任)講師の賃金・労働条件」って調査結果をまとめたヤツが届いた。この「常勤講師」ってヤツ、幸いにして私の職場には存在しない。なお「非常勤講師」は私の職場に存在するし、私も過去2年間、その職として勤務していたことがある。
「常勤講師」という職業、学校法人によって仕事内容や待遇に違いがあるらしい。私が聞いてビビるのは「"常勤講師"という名称で、クラス担任や部活顧問もやらされているのに、ほとんど同じシゴトをしている"教諭"より給料が安いヒトが居る」という現実だ。

こういう現象・役職(?)は、学校に限らず、企業でもあるのでしょうね。いろんな名称があるのでしょうが、俗に言う「非正規雇用者」ってヤツですね。正社員と同じシゴトをやらされているのに、給料や保障が制限されているというのは良いことではないハズです。
社員を育てるという意味では、ちょっとばかし能力が足りないと思われるようなヒトでも、正式に雇用するのが良いのではないかと思うのです。多分、私も昔は職場の先輩からそう見られていただろうから言います。別に今が完璧だなんてコトも言いません。
社員を増やす場合、ケツの青そうな兄ちゃん姉ちゃんだとしても、雇うならば先輩たちと同じように、きちんと給料を払う方が良いと思うのです。そうして一緒に汗して働いていけば、その会社も発展していくのではないかと思うのです。
また、特に学校などでは、ほとんど同じシゴトをしているのに立場が異なるってのは、変な軋轢が生まれそうですし、教育効果にも悪い影響が出るのではないかと思うのですね。

繰り返しますが、私の職場には「常勤講師(≒教諭)」という職が無くて良かったと思うワケですわ。

私は小学校教諭1種免許状・中学校教諭1種免許状(教科:理科)・高等学校教諭1種免許状(教科:理科)・高等学校教諭1種免許状(教科:情報)の4枚の免許状を持っている。

免許状を確認するのに、5分くらい家の中をうろうろしてしまった。この免許状を紛失すると、お仕事を失ってしまうことになるのだろうか? よく分からないが、免許状がちゃんと手元にあって良かったと思う。この免許状、以前職場に提出したことがあった。基本的には「学校」という場所は、「免許状」を持たないと働けないトコロであるらしい。

今回免許状を確認している最中、改めて知ったことがある。それは「再交付」についてである。免許状と一緒に保管してあった紙には、以下の文言がある。

教育職員免許状は大切に保管してください。
免許状の再交付は、火災による焼失、風水害、盗難等の事実を、関係官公庁が証明(り災証明書等)する場合に限り行います。この場合、理由を明記し、返信用封筒を同封のうえ、「教育職員免許状再交付願」の用紙を請求してください。

調べたら、ネット上にも同じコト書いているページを発見した。私は東京都から免許をもらっているので、以下のサイトも東京都教育委員会内であります。

教育職員免許状の再交付について

そこにはこう書いてある。

紛失・遺失の場合は、再交付はできません。
これは知らなかった。単純に無くしてしまった場合、免許は永久に失われてしまうのだろうか。まあ、免許をなくしちゃうようなヒトには、センセイは任せられないってコトなのだろう。生山先生(参照?)は免許ちゃんと持っていたのかなぁ?
この更新制が実施された場合、ペーパーティーチャーさんの場合は、免許を更新しようとしても、免許自体を紛失しているコトも多いのじゃなかろうか? そういったヒトビトの場合、更新の講習を受けようにも、講習自体を受講させてもらえないというコトが起こる可能性が考えられる。永久に免許は喪失してしまうことになるのかも知れない。

しかし、教員免許にも期間限定バージョンがある。例えば、「特別免許状制度」でググってみると、そういった情報を得られる。


「免許更新制」は「学校という場における、免許の存在重視」に繋がるであろう。それは、昨今良く耳にする「開かれた学校」っていうフレーズとは、すこしぶつかる気がする。「社会人講師」みたいな存在は、今後もだんだん拡大されていくと思うのだが、「免許更新制」はそれに逆行していると思う。
ま、文部科学省の迷走には慣れているし、中教審ってヤツのメンバーだって、私の知らないオッサン・オバサンがほとんどだ。なお、私が知っていたのは29名中、野中ともよ・野依良治・増田明美・湯川れい子の4氏だけ。ここは一発、知り合いってか上司である「正論・毒舌オヤジ」の野原明氏にもメンバー入りを果たしてもらいたい、何となくね。

私も「免許更新制」が実施されるようになったらば、「長いものには巻かれろ」で30時間?の講習を受けるのだろう。講習を開く、免許を再交付する側の方が、絶対的に面倒なハズ。免許を交付してもらう側で良かったよ。

夏の終わりの日記

gmail のアカウントが簡単に取得できるようになったらしい。
早速、私もアカウントを取得してみた。

今思っているのは、「遠い知人などに、gmail に招待してくれるようにお願いしなくて良かった」ってコト。
何かしら人に頼み事をするってのは気が引けるのである。家族みたいに自分に近い存在で、恩を売ったとか買ったとかってなコトを考えない相手ならば、gmail に招待して貰う気にもなる。しかし、そんなヒトは居なかったのだ。
ネット上では時々「gmail に招待しますよ」っていう文章を見たりしていた。しかし、顔見知りでもない人に招待してもらうってのは、何だか「ムダな借りを作る」気がしてた。


ってコトで、久々の日記更新である。
海外への旅行などもあり、日記を書かずにいたら、書くタイミングを失ってしまっていた。
私の中では、ネタとしてデカかったのは、コイズミのヤスクニ参拝である。

面白くて気に入っていたのに、ここ数ヶ月更新されていなかったブログ Irregular Expression が、コイズミの活躍で復活した。

上記ブログの8月15日「小泉総理の終戦記念日靖国参拝が炙り出したもの」内にリンクとして存在していた 2006/8/15靖国神社参拝後記者会見の模様 を見ると、新聞社も信用できないことに改めて気付く。

首相コイズミの言うところも、一部分は正しい気がする。15日午前の彼は、普段とは違って雄弁だった。私はコイズミマニアではないので、彼の全発言をチェックしているわけではない。もしかすると、普段の彼はあの映像のように基本的に雄弁なのに、マスコミが情報操作(記者会見映像の編集)をしているのかも。そのため、コイズミってヤツは言語中枢に障害を負っているように見えてしまっていたのかも。
なんてね。

念のために繰り返し記すと、小泉純一郎というヒト、私は特に好きではない。きっこ氏が8月9日に言っているコトは印象的であった。

更に念のために記すと、私は自由民主党の代議士に票を投じたことは一度もない。私(タチ)は、別に首相の直接投票をしたわけでもない。また、自民党員でもないから、その蚊帳の中?の選挙に関わったわけでもない。しかし、2006年現在、日本国憲法などに従ってクニが運営されていった結果、彼が首相になっちゃっているみたいだ。主権を保持している私は、1億数千万分の1くらいは、彼を支持していることになるのだろう。


私は戦争ってヤツを考え出すと、「兵器を作らなければ済むのだ」という考えに達する。
とは言っても、世の中は善人ばかりであるはずもない。個人・国家に対して、その存在を脅かすような攻撃に対しては、何らかの自衛手段を用意しておく必要は感じるようになった。
そんな私は憲法改正論者でもあったりする。

今朝の日経新聞読んでたら、めちゃめちゃ気になる記事を発見した。
で、先ほど Googleニュース で確認してみたら、該当の記事は1件しか見つからなかった。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060907AT3S0600Z06092006.html より

「うるう秒」廃止し「うるう時間」変更案が浮上

 地球の自転が24時間よりわずかに長いことから生じる時刻のズレを修正する「うるう秒」を廃止し「うるう時間」に変更する可能性が高まっている。国際電気通信連合(ITU)の作業部会で2007年9月にも合意し、正式決定を目指す。実施時期は10年以降になる見通しだ。

 世界の標準時間は精度の高い「原子時計」で決めているが、地球の自転は24時間よりわずかに長くなっているため差が生じてしまう。そこで「うるう秒」として標準時間に1秒を加えて調整することがある。06年1月1日にも午前9時前に「午前8時59分60秒」という時間を加え、7年ぶりに時計を1秒間遅らせる調整をした。1972年に「うるう秒」を設けて以来、これまで23回の調整をしている。 (07:00)

で、関連する記述は無いかとググってみたら、以下の記事を発見した。
「へスラー軌道」内の2005年7月31日の記事 「米国が閏秒廃止に向けて暗躍」

「閏秒(ウィキリン)」はここ30年のうちに20回程度挿入されているから、閏秒を1時間分(60×60=3600秒)集めるには、数千年という時間が必要なわけだ。地球がゆっくり回ることによって、日の出の時刻がじわじわ遅くなっていくよりは、律儀に閏秒を挿入していく方が良いと思う。明石市においては、太陽の南中とタモリさんの出現は正午ちょうどであるべきな気がする。特に根拠はないケド。


まあ、「協定世界時」をウィキペディアで見てみると、「国際度量衡局」というトコロが時刻の管理をしているようである。新聞記事にあった「国際電気通信連合」は関係無い団体なのだろう。だから、時報の時間はこれまで通り「うるう秒」が挿入され続けるんじゃないかな?

つまり、「世界時」「国際原子時」「協定世界時」「(パソコン等の)シリアル時間」等の様々な時間に加えて、「ITU 時間」が策定されるってコトに落ち着くんじゃないかと思う私である。
「ゾウの時間、ネズミの時間」ならぬ、「太陽の時間、原子の時間、時計の時間、電脳の時間、電気通信の時間」ってコトだ。

昨日、TBSは911テロの特番を見た。
以前に聞いていたような気はするが、改めて「へぇー」と思ったコトが2点ある。

その1: テロ以降、中東でのアメリカ軍の戦死者数が、アメリカ同時多発テロでの死者数を超えた。
その2: グラウンド・ゼロでは、死者がヒーローとして扱われている。

「その1」について。
米軍の死者が5000人を超えたとか何とか。5000人の死(一説には2006年8月時点で12000人超とも?)というのは、そう簡単に想像できない。怪我人の数はもっと多いわけだ。
5000円を使うのは楽だが、5000人が死ぬってのはどういうコトなのだろう。みんな死にたくなかったハズだ。まあ、他人を殺したいという願望を持ったヒトはそれなりに居たのだろう。そういうヒトは、殺されちゃっても仕方ないと思う。しかし、お金が無く、何とかしてアメリカの市民権を得ようとし、中東へ向かったヒトも居たのだろう。キビシイなあと思う。

「その2」について。
グラウンド・ゼロの映像が流れていた。特にナレーションやキャプションは無かったのだが、テロの被害者リストとなっている石版?には、確実に"Hero"の語句が彫り込んであった。テロの被害者達、全然ヒーローじゃないと思うんですよねぇ。


私がどうしても好きになれないフレーズに「罪のない市民」ってヤツがある。そのコトについては、"September 11th"の1か月後にも記している。


最近、酔っぱらい絡みの痛ましい事故報道が多い。橋の上で停車していたら、酔っぱらいの運転する車が突っ込んできて、車内の子供が被害を受けた、とか。この場合ならば、事故の被害者である子供を「罪のない子供」と呼んでも、「ほとんど」差し支えないと思う。

「因果応報」という言葉がある。あるいは「情けは人のためならず」って諺もある。自分の行いってのは必ず周囲に影響を与えるものだし、自分の周囲の現象ってのは、自分自身に何らかの原因があるのだと思います。
ヒトは結構弱いものです。長い人生、一時的には「因果応報」みたいな考えに凝り固まってしまうこともあるでしょう。その弱い心や不安に思う気持ちにつけ込んでいるのが「宗教」という存在なのだと思います。昨今流行の「スピリチュアルカウンセラー」みたいな輩も同じようなものでしょう。
現在は「古典的」と思われているような宗教、例えば三大宗教であっても、基本的には「ヒトの弱い心」につけ込んで発展してきたものであろうと思うのです。

べつに宗教論を打つのが目的ではなかった。


アメリカは世界中から搾取を行ってる。だから、アメリカに生まれたって段階で、そいつらは罪を背負っていると言えるはずです。ましてや、「ワールドトレードセンター」ですぜ。搾取の国の聖地じゃないですか。
そんな場所に勤務している段階で、立派に「罪」だと思うのですよ。
ってか、ヒトとして生まれるコト自体が罪深いとも言える。まあ、ヒトとして生まれるコトができたってのは素晴らしいとも言えるのだが。


文句ばかり言っているが、日本って国はアメリカ軍の世話になっているってのも確かでしょう。そんな私は働いては税金を支払い、税金を集めた日本って国は、せっせとアメリカドルを買い、アメリカの市民はせっせと借金を増やして優雅な生活を送っているのですねぇ。
現代社会に生きるというコトは難しい。

で、繰り返すが「罪のない市民」という三人称複数形(?)は存在しない。

容認されていた飲酒運転

昨日に続いてクルマ話。

最近は飲酒運転の取り締まりが厳しいらしい。
かなり昔、私が大学生のときだから、約15年ほど前。武蔵境の近くで飲酒の検問に遭遇したことがある。別に全然飲んでいなかったので問題はなかった。

それよりさらにちょっと昔、免許を取りたての頃、伊豆大島に行ってビビッたことがある。
何故、大島に行ったかというと、高校時代の友人が大島空港勤務だったのだ。彼の下宿を、高校時代の友人達で襲撃したのだった。彼は空港で通信関係のシゴトをしていた。まだ学生だった私たちは、夏休みに彼の働く大島を訪れたのだ。彼の働く昼間、私たちは彼の軽自動車を借りて大島を観光した。定員まで乗り、クーラーをかけながら伊豆大島の登山道を登ったりした。そして、妙にクルマの中が焦げ臭くなったりした。かなりビビッた。クーラーを切ったらきちんと道を登るコトを知った。
襲撃旅行最終日の前夜、彼の行きつけの店に連れて行ってもらった。伊豆大島では飲み屋にクルマで乗り付けるのが基本だと云うことを知った。23区内などでは考えられない文化であると思った。
あの晩が私にとって、初めてのウーロンハイ痛飲だった。ビールの後はひたすらウーロンハイを飲んだのだ。そして、友人の歌うカラオケは B'z の曲だった。彼の大島での友人達も集まっているようで、結構ボトルを空けたような気がする。
その後、酔った状態で車に乗り、椿がメインの暗い並木道の中、彼の家に向かったことが思い出される。

彼は転勤族である。また、私には伊豆大島に知りあいがいるわけでもない。だから、記憶の中の伊豆大島はこの10数年間「ウーロンハイと場末?のカラオケ屋と B'z の島(アシタバ付き)」のままなのだ。

飲酒文化で更にビビッたのは、筑波研究学園都市に行ったときだ。大学時代の友人が、筑波の大学院に進学していたのだ。私は大学を卒業して都内で非常勤講師をやってたハズ。
つくば市では、チェーン展開している居酒屋に駐車場が併設されていた。「駐車場のついた居酒屋」なんて、それまで見たことが無かった。まあ、23区内ではあり得ない話だろう。かなり衝撃を受けたのだった。
この話とは直接関係は無いが、彼は結構長い間付き合っていたカノジョと分かれた直後だった。その彼の家はカビ臭かった。かなり彼はきれい好きのヒトだったので驚いた。ヒトのココロというのは荒むときには荒むものなのだなぁって思ったとさ。


ああいった飲酒文化を持っている地域は、今どうなっているのだろうか?
あんまり変わっているとは思えない。そりゃあ、飲酒運転の発覚も減らないだろうという気がするのだった。
残念ながら、私は身近に駐車場付き居酒屋が無く、徒歩と電車で通勤でき、住居にクルマが無いので、飲酒運転を励行できる環境にない。

腎臓移植に思う

生体腎移植ってヤツは、「身内」からしかできなかったってコトを知った。
でも、海外へ出かけちゃえば、臓器は買えるのだろう。有名ドコロではジャンボ鶴田。かれはたまたま移植待機中に死んじゃった。だから、私(たち)は彼が臓器を買いに出かけたことを知るコトができた。彼の熱烈なファンや身内じゃない限り、彼が臓器を買いに出かけたことは知らなかったはずだ。健康(?)なまま無事に臓器を買い、日本に帰国できたならば、彼が臓器を買いに出かけたコトは発覚しなかっただろう。


今回の騒動、私は最初は勘違いしていた。「金の貸し借り云々」ってフレーズを見たので、「金を借りてたヒトが借りた金を返せないので、その代金として腎臓で支払った」のだと解釈してた。
新聞の報道が正しいのかどうかは知らないが、「臓器をあげちゃったヒトは、臓器を与えた相手に200万円を貸してた。さらに、腎臓を贈呈する代償として300万円をもらう約束だった」とか。とっても不思議である。腎臓を300万円で売ったってコトになるのだろう。

って、ここまで書いてたら、「情にほだされて決意」って記事も。"「助けたいんです」などと訴えた"とか。「たいんです」って、あんたは鳥肌実かっ! (意味不明)


今回の臓器のやりとりでは、ドナーからの「同意文書」があったか無いかとかが、若干問題になっているらしい。

病院での同意文書って、鼻白む感じがするのですね。病院は基本的に選べるハズだ。その病院に初診の申し込みをした段階で、自分の処遇を相手に預けてる。だから「アナタは同意しますか?」って尋ねられたとしても、あんまり拒否しようがない。とりあえずサインするっしょ。

これは、学校なんかでも一緒だと思われる。
受験生が入学試験を受けただけでは、そのヒトは学校には入れない。学校が許可することにより、初めてそのヒトは学校に通えるのだ。だから、義務教育ではない学校に通ってる高校生や大学生は、その通っている学校のシキタリに従うべきなのである。

校則違反の腰パンとかしてんなよ! 君のパンツ、全然見たくないよ!
校則破ってスカートの裾を上げんなよ! 君の太い足、それほど見たくないよ! …多分。

何しろ、病院や学校などに入る場合は、支配されるコトに同意していると思うのです。
で、その支配下でわざわざ「契約書」や「同意書」を書かされるのは、「訴訟対策」って感じをモロに受けるのです。冷淡な感じを受けるのですね。学校や病院などでは署名を求めるべきではないと思うのですよ、私は。


この世の中には数え切れないほどの生命がある。
その生命達、契約や同意の上でこの世に生を受けたわけでは無かろう。

少なくとも私、生まれる国を選んでない。生まれる星や宇宙も選んでない。
でもとりあえず、「日本国憲法」には従わなきゃならないらしい。本当ならばそんな束縛には従いたくない。性善説を信じ、契約書の無い世界で暮らしたい。

そんな私は、パソコン使ってる。全然読み切れない「同意書」に「OK」を出してる。ソフト会社はそんなに訴訟が怖いのだろうか。悲しい商売だ。


ジャンボ鶴田氏の冥福を祈りつつ、ジャンボ白田氏の大食いっぷりを讃えつつ、この文章を終わる。

改めて「疑問集」

電車の定期券がほとんどプラスチック製になった現在、定期券入れを使うヒトが居るのは何故か。

昔々、約20年前、定期券は確かに紙製だった。定期券は数ヶ月にわたり使用するものであり、それをヘタらせずに使い続けるには「定期券入れ」が必要だったろう。
しかし、昨今の定期券はプラスチック製である。Suica は相当に頑丈だ。自動改札に飲み込ませるタイプの定期券だってかなり頑丈である。
だったら、無理に定期券入れに入れておくよりは、ズボンのポケットなり、財布のポケットなりに入れておくほうが、何かと楽なのではないだろうか。「定期券入れ」を購入する必要も無いだろう。


パウチ(ラミネーターフィルム)に画鋲で穴を開けるのって、無意味では。

ポスターや掲示物をパウチするのは良いですよ。でも、そいつに穴を開けてしまうと、パウチした意味が無いと思うのですね。
laminate.gif
図のAの場所なら、まだ良しとしましょう。しかし、図のBの位置に穴を開けたら、穴ぼこからどんどん空気が侵入します。多分、パウチしない方がマシなくらいにポスターが見づらくなるはずです、パウチフィルムとポスターの間での乱反射が多くなるから。それでもアナタはパウチしますか?そのポスターはどれくらい掲示されるのですか?


杉並区は何故レジ袋にこだわるのか。

私は以前、杉並区に在住していました。
そして、以前の日記にも記しました。
多分、現在も杉並区では「レジ袋をゴミ袋に転用できる」のです。だったら、「ゴミ袋を買うよりレジ袋もらう方が、金がかからない」ですよね。そして、数年間杉並区に住んでいた私は、レジ袋を「ゴミとして廃棄」したことは無かったはずです。
ヒトは基本的に安いものを買います。今のところ、レジ袋は「炭酸カルシウム入り(および、何らかのリベート入り?)ゴミ袋」よりも安いと思います。


私は今何故、試験問題の作成よりも、駄文生成に力を注いでいるのか。

何故でしょうか。私もその理由を知りたいです。

必修単位未履修

恐らく、今後もバンバン発覚するでしょう。必修科目の単位未修得問題。

この現象には、少なくとも3つの原因があると思われます。

1.大学側が、入試問題のレベルを下げない。
2.高校側が、難関といわれる大学へ生徒を放り込もうとしている。
3.生徒は、学業に熱心ではなくなっている。

予め断ります。以下の文章は「自慢」と「回顧」を含みます。


まず、大学について。
大学教授は、傾向の新しい問題を作りたがるものだと思います。そうでなかったら困りますけどね。先進の気概が無いヒトが、教育に携わっているのは拙いだろうから。特に、入学試験ってのは真面目に作成されるものだろうと思います。私の職場も、入学試験は一番気合いを入れて作られています。
しかし、それがうまく叶わない場合、単なる知識を要求する問題が作成されてしまうこともあるでしょう。重箱の隅をつつくような、マニアックな暗記問題などが作成されるってコトもあるでしょう。


次に、生徒について。
私は1971年1月の生まれです。第2次ベビーブームの「はしり」だと思われます。
確か中学校のときだったと思うのですが、「君たちの世代は、恐らく大学入試が最も激戦になる世代だ」って文書を見ました。確かに言われてみれば、私の世代は人数が多いし、下の世代はもっと多い。
下手に浪人でもしてしまった場合、受験生の数はどんどん増えますから、大学に入りにくくなる。中学から高校にかけては、本気で勉強しておかないと、大学に入ることができないというハナシも、説得力がありました。
私自身、受験勉強は「自分で問題集を解いて」進めていくものと認識していました。分からない問題があったら、分かるまで参考書を読むか、問題が解けるように暗記事項を脳みそに押し込みました。基本的に、(ペーパテストで計測される)学力は自力で何とかしました。
今は「大学全入時代」とも言われています。高校入試も大学入試も、推薦入試が花盛りです。生徒を何とかして確保しないと、学校は潰れちゃいますから。大してペーパーテストへ向けた受験勉強をしなくても、高校や大学へ潜り込めてしまうことがあります。必然的に、学業に対する執着心も薄れるでしょう。


最後に、高校について。
高校の教員(あるいは、予備校の講師)は、そういった重箱の隅をつつくような入試問題に対応しなければなりません。そして、その入試を受けるのは、学業に対する執着心の薄い生徒達です。
必然的に、授業は昔よりも親切なものとなっているはずです。親切な、つまり「分かりやすい」授業の為には、授業時間数の確保も必要でしょう。
また、高校を管理する「教育委員会」からは、「高校の存在意義」も求められるでしょう。「進学校」ならば、受験科目とならない授業に、限られた生徒達の時間を割くのは「無駄」という思いも生じることでしょう。


以上のような状況があるから、現在世間を賑わせているような、「指導要領から逸脱したカリキュラム」が実行されてしまうのですね。


この問題は、高校だけを責めてもダメです。

変化すべきは大学でもあります。また、指導要領自体の正当性も、もっともっと議論されるべきでしょう。生徒や児童に「勉強は楽しい」と思わせるよう、初等教育も重要であるはずです。


今回のニュースで、とーっても不思議なのは、「何故、このタイミングで発覚したのか」というコトです。

もしかすると、推薦入試の為に提出された、「(間違って)本当の修得単位数を記した調査書」が、大学側に送られ、そこからニュースとして発展したのかなぁ… なんて思うのです。


って、この文章記している最中にも、「未履修情報」が増加してますね。
うん、最新のネタを扱ったぞ。ブログっぽいね、フフフ。

単位未履修の謎

数年前から謎に思っているのですが、「高等学校指導要録」には「留学」欄が存在しているのです。

高校在学中に海外留学したけど、3年間で高校を卒業できたヒトって、必修科目を履修しないままに卒業を許可されちゃうのかなぁ? って疑問を放置している私でした。

このネタ、2ch でも触れられていないハズ。いわんやマスコミをや。

第3款 各教科・科目の履修

1 次の各教科・科目は,すべての生徒に履修させるものとする.なお,その単位数は,標準単位数を下らないものとする.ただし,その各教科・科目の特質及び生徒の実態からみて,著しく履修が困難であると認められる場合に限り,その単位数の一部を減ずることができる.その際,第2章に示す教科及び科目の目標の趣旨を損なわない範囲内で,その科目の内容に関する事項について,基礎的・基本的事項に重点を置き適切に選択して指導するものとする.

(1) 「国語Ⅰ」,「現代社会」,「数学Ⅰ」,「理科Ⅰ」,「体育」及び「保健」
(2) 「音楽Ⅰ」,「美術Ⅰ」,「工芸Ⅰ」及び「書道Ⅰ」のうち1科目

2 普通科における各教科・科目の履修については,上記1のほか次のとおりとする.
(1) 「体育」について,全日制の課程のすべての男子に履修させる単位数は,11単位を下らないようにすること.
(2) 芸術について,すべての生徒に履修させる単位数は,3単位を下らないようにすること.

上に引用したのが、私が全日制普通科の高等学校に在籍したときに有効だったハズの「学習指導要領」の一部です。
http://www.nicer.go.jp/guideline/old/s53h/chap1.htm
機種依存文字も入っていますが、そのまま引用しました。政府系サイトなのに、機種依存文字が入っている段階で、かなりダメダメではある気がします。


高校1年の段階で、「理科イチ」を履修した私ですが、内容は生物と地学でした。別々のセンセイに教わっていました。同じく「現代社会」の内容は倫理と地理でした。
成績表をもらう度、「何だか変だなぁ」とは思っていたのですね。
申し遅れましたが、私は東京都立小石川高等学校に在籍していました。昭和61年入学、平成元年卒です。
工芸はちゃんと2年間、計4単位履修し、修得しました。あの時間が一番不毛で辛かったとデス。

今回ビックリしたのは、「体育」の単位数の縛りです。手元に調査書等がないので分かりませんが、体育を合計11単位もやった気はしないですねぇ。そんなにやったっけかなぁ…?
まあ、教育委員会と高校の間で話し合いが行われ、「単位数の一部を減ずる」措置が行われていた可能性もありますけど。


「まともに納めなかったのに、いろんな年金がもらえたりする前首相コイズミ」や、「基準に満たない脆弱な建造物を許可してきた自治体」などに比較すれば、今回の問題は全然「コモノ」だろうと思うのですね。
問題を大きくまとめ(?)、本日の日記を終了します。

更に疑問を連ねておきます。
高等学校における「1単位」は「50分の授業を35回」で良いのか?って話題です。

現行の学習指導要領から引用。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301/03122603/001.htm

第2款 各教科・科目及び単位数等

1 卒業までに履修させる単位数等
各学校においては,卒業までに履修させる下記2から5までに示す各教科に属する科目及びその単位数,特別活動及びそれらの授業時数並びに卒業までに行う総合的な学習の時間の授業時数及び単位数に関する事項を定めるものとする。この場合,各教科に属する科目(以下「各教科・科目」という。)及び総合的な学習の時間の単位数の計は,第3款の1,2及び3の(1)に掲げる各教科・科目の単位数並びに総合的な学習の時間の単位数を含めて74単位以上とする。
単位については,1単位時間を50分とし,35単位時間の授業を1単位として計算することを標準とする。


平成18年度、私の職場に於いて計算する限り、27回程度しか授業が行われない「曜日」があります。また、例年のことですが、「ハッピーマンデー」だか何だかにより、月曜日の授業はだいぶ減っています。
1年間は約52週でありますが、学校は結構休みが多いです。かといって、教員の休みが多いわけではないことはご存じ?の通り。

時間割上「週に1回の授業」が設定されていたとしても、私の職場に於いては最大でも31回程度しか行われないハズ。でも、生徒には単位を与えているみたいです。

今回、「必履修科目」の「履修逃れ」が発覚しましたが、その補習の基準となっているみたいなのが「50分を35回で1単位」です。この「35回(35週)」、必然性あるいは根拠はあるのでしょうか?
チョット探したけど、よく分からなかった私です。

学校教育法施行規則
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22F03501000011.html
から引用

第六十一条の二  校長は、教育上有益と認めるときは、生徒が外国の高等学校に留学することを許可することができる。
○2 校長は、前項の規定により留学することを許可された生徒について、外国の高等学校における履修を高等学校における履修とみなし、三十単位を超えない範囲で単位の修得を認定することができる。

高等学校生徒指導要録に記載する事項等
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/04/010425c.htm
から引用

1 各教科・科目等の学習の記録
(4)留学
留学した生徒の外国の学校における学習の成果をもとに,校長が修得を認定した単位数を記入する。この場合,外国のカリキュラムを逐一,我が国の教科・科目と対比し,これらに置き換えて評価する必要はない。なお,外国の高等学校の発行する成績や在籍,科目履修に関する証明書又はその写しを添付する。

上記二つの go.jp ドメインにある文書を見る限り、留学しちゃった生徒は「高等学校における必履修科目」を全て修得しなくても良さそうだ。

また、裏付けになるかどうか知らないが、都立国分寺高校のサイトから引用するッス。
国分寺高校は「知る人ぞ知るトリツ高校」だから、都立のエリートセンセイが集まってるはず。まずサイト内における法的間違いは無いだろう...  とか言ってみる。
でも、ニホンのトップ「ソーリダイジン」が、ニホンで一番高潔で素晴らしい人物ってコトは無いみたい。それは日本国民の基礎知識ってハナシもあるし...(以下略)

質問への回答
http://www.kokubunji-h.metro.tokyo.jp/contents/answer/Answer.htm

Q4.国分寺高校からの留学・語学研修について(2003/01/29)
 子供の高校進学に当たり、交換留学などに関して質問いたします。
 1 一年間の交換留学に行った場合、留年することなく進級できますか。

A5.以下のように回答します。
1 留学中に外国の高校で単位を修得出来れば、その単位は30単位を限度として日本の高校でも認定されます。日本の高校で1年間に修得できる単位数が30単位程度ですから1年間の外国留学なら留年せずに進級できます。留学からの帰国後、成績が優れていれば指定校推薦で大学進学する者もいます。

そーんなワケで、留学しちゃった生徒は、

高等学校学習指導要領(平成11年3月告示、14年5月、15年4月、15年12月一部改正)-第1章:総則
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301/03122603/001.htm
にある

第3款 各教科・科目の履修等

1 必履修教科・科目
すべての生徒に履修させる各教科・科目(以下「必履修教科・科目」という。)は次のとおりとし,その単位数は,第2款の2に標準単位数として示された単位数を下らないものとする。ただし,生徒の実態及び専門教育を主とする学科の特色等を考慮し,特に必要がある場合には,標準単位数が2単位である必履修教科・科目を除き,その単位数の一部を減じることができる。
(1) 国語のうち「国語表現」及び「国語総合」のうちから1科目
(2) 地理歴史のうち「世界史A」及び「世界史B」のうちから1科目並びに「日本史A」,「日本史B」,「地理A」及び「地理B」のうちから1科目
(3) 公民のうち「現代社会」又は「倫理」・「政治・経済」
(4) 数学のうち「数学基礎」及び「数学」のうちから1科目
(5) 理科のうち「理科基礎」,「理科総合A」,「理科総合B」,「物理」,「化学」,「生物」及び「地学」のうちから2科目(「理科基礎」,「理科総合A」及び「理科総合B」のうちから1科目以上を含むものとする。)
(6) 保健体育のうち「体育」及び「保健」
(7) 芸術のうち「音楽」,「美術」,「工芸」及び「書道」のうちから1科目
(8) 外国語のうち「オーラル・コミュニケーション」及び「英語」のうちから1科目(英語以外の外国語を履修する場合は,学校設定科目として設ける1科目とし,その単位数は2単位を下らないものとする。)
(9) 家庭のうち「家庭基礎」,「家庭総合」及び「生活技術」のうちから1科目
(10) 情報のうち「情報A」,「情報B」及び「情報C」のうちから1科目

を全て履修してなくても、高校は卒業できているんでしょう、今までも。

「法の下の平等」って意味では、「高等学校における単位未履修」は大した問題では無い気がするのです。
建前上、主権者である国民が任命したコトになる「高等学校長」が「認定」すれば、留学してた生徒でも3年間で高等学校は卒業できるわけですから。

だったら、ほんの数単位の「未履修」なんか、取るに足らない気がします。
何しろ、権力者の校長が許可したのだから、卒業させちゃえば良いのです。
自殺する校長は馬鹿です。

官僚や大臣はもっと勉強してください。私も更に勉強しますから。

水星の日面通過

水星の日面通過(ウィキリン)は面白い出来事だ。
前回、私はサングラス付き望遠鏡で観察したのだ、希望した生徒達と一緒に。
黒点とは違う質感の、黒い点が見えた。

前回の2003年5月7日より、今回の2006年11月9日の方が、マスゴミでの扱いが派手だった気がする。気のせいだろうか。

原理主義者として

「タウンミーティングがヤラセだった」そうで。

日本国民に与えられている権利には、様々なものがあります。
そんな中で、世の中を変えようと思った場合、一番重要で有効なのは「参政権」でしょう。私は参政権以外には、世の中を動かすチカラなんて無いと信じています。
コイズミもソーリダイジンを引退しましたが、「小泉メールマガジン」ってヤツを受信して喜んでいるヒトの気が知れなかったです。下らなすぎる。

で、タウンミーティングなんて、私は最初から期待していない。
単なる「ガス抜き」であり、クニのエリートや政治屋が「ポーズ」として行っているに過ぎないと思っていました。しかし、意識あるマスコミの方々のガスも飽和し、発火した。「炎上」とも言えましょうか。


私は、他にどういったサイトがあるのか知らないものの、「クニ」に意見を言いたいならば、以下のようなページがあるようだ。
メールボックス:行政改革推進事務局ホームページ
http://www.gyoukaku.go.jp/mail.html

10日以上前に、改めて以下の文章を送ってみた私だった。

昨今は「性犯罪者の情報公開」を求めるような動きが存在しています。
そんな中、「社会を明るくする運動」は有効に機能しているのでしょうか。決まった時期になると「社会を明るくする運動」という語句が印刷されたポスターや垂れ幕が貼られたり、ティッシュが街頭で配られたりしています。しかし、これらのポスターや垂れ幕には、この運動の目的が明確に記されていないのでは無いでしょうか。
また、「社会を明るくする運動」の精神に従うならば、「性犯罪者の情報公開」は許されないことなのではないでしょうか。私自身は「性犯罪者の情報公開」を行うべきか、行わないべきかについて、判断を保留しています。しかし「社会を明るくする運動」に関わっていらっしゃる方は多いはずなのに、「性犯罪者の情報公開に反対する」という主張を聞いたことはありません。不思議なことです。
恐らく、惰性で続けているお役所仕事は「社会を明るくする運動」だけでは無いはずです。全面的な業務の見直しをお願いします。


ホント、下らない。
「ヤラセ」を演出した、モンカショーのコッカコームイン、彼の給料の一部に、私の税金が、私の労働の対価が混じっているのが気にくわない。ま、下らないコトやってるのは彼だけではないはずだし、彼だけを責めても仕方ないが。
しかしまた、彼は責められるに値するシゴトをやっちまったハズだ。

朝日新聞の「政治的立ち位置」には疑問を抱きつつある私である。が、『報道ステーション』で流れていた映像で、記者がヤラセディレクター氏に突っ込んでるところは面白かった。

いじめ

「学生がイジメで自殺」の扱いが小さくなってきた。「あの世」の大河内君はどう思っているのか。

そんなニホンでは、今日も元気に数十人が自殺したのだろう。オトナを含めて。


イジメに関する文書で面白かったものを二つ。

いじめが自殺につながる日本の「空気」
かつて国が主導するいじめを受けた人間の持論
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20061031/112784/

世相: いじめ緊急提言
http://dogmarion.cocolog-nifty.com/seso/2006/12/post_a7d5.html


「ヤンキー先生」は「ヅラ」の気がしてならない。

さらばニチレイ

日本経済新聞に、ちょっと前まで「ニッポンの教育」って連載があった。
で、その記事に対する読者の反応をまとめたものが、16日の朝刊にあった。

その紙面には「識者インタビュー」ってコトで、3名のインタビュー記事があった。その一つを引用する。
私が気になった一カ所だけだと偏向報道?になるだろうから、あえて全文を。

浦野光人 ニチレイ社長
-最近の新入社員に学力や規範意識の低下を感じるか。
「あまり感じない。ただ不安に対する耐性が欠け、少しの失敗でうろたえる。偏差値に基づいて合格圏の大学を狙う受験指導のせいだろうか。チャレンジ精神が弱い」
-企業が求める人材像は。
「グローバル化の中で日本は創造性を発信しなくてはならない。多様な考え方を持ち、自ら問題を発見し、解決していく人材が必要だが、育成できていない」
-ゆとり教育については。
「総合的学習などの考え方は悪くなかったが、方法の検討が不十分なまま導入してしまった。今は学校と社会の距離がどんどん開いており、同友会では学校と企業との交流事業を進めている」
-父親が家庭教育に携わる時間が少ない。企業も考えるべきでは。
「その通り。企業、学校が互いに歩み寄るべきだ。例えば授業参観は必ずしも昼にやらなくてもいいのではないか」
-学校が改革すべき点は。
「学校や教員に対する評価を導入し、競争原理で効率を高める。学校は教員一人ひとりが独立の経営体で、組織として仕事を進められていない。校長の権限強化が一つの焦点になる」
-学校との交流でどんなことを感じるか。
「中学生に自信が乏しく、将来の志望をはっきり言わない。自分が何の役に立てるか分からないのだろう。日々の食事一つを考えてみても、生活が多くの人に支えられていることが分かる。どんな仕事も社会に貢献していることを伝える教材になるのではないか」

私がビックリ仰天したのは「授業参観は必ずしも昼にやらなくても」ってフレーズだ。他にも突っ込みドコロはあるけど。
新聞社による編集の結果、上記のような文面になったのかもしれない。企業の改善すべき点を浦野氏はきちんと言っていたのかも知れない。
しかし、授業参観を朝や夜に行えって本気で思っているのだろうか? それだとしたら、かなりおかしな人物である。
企業のトップがやるべきコトは、勤務時間を短くしたり、有給休暇を取りやすくしたりすることだろう。他に何があるのだ? 私は、学校という存在が、会社勤めの父ちゃんに合わせて、変な時間に授業参観を行う必要は感じない。

浦野氏も、この文章を編集した記者も、一体何を言いたいのだろう。

私は今後、ニチレイ製品の不買運動を展開することにした。
なお、我が家に於いては、現時点でもニチレイの食品は冷蔵庫には見あたらなかった。大変に良かった。安心して寝るとしよう。

へぇ

一つ前の日記は、予め作成してあったものを公開しました。

私は今年、「としおとこ」らしいです。
日本では「亥年(いのししどし)」って言いますが、中国などでは「ぶたどし」らしいです。

フセインってヒトが殺されたらしい、ってコトは噂で聞いてました。が、30日の朝から1日の午後まで北京に行っており、日本のテレビ番組やネットに触れる機会が無かったので、つい先程まで確認できませんでした。
しかしまあ、彼の絶命するところを目視で指差し確認したわけでもないので、ホントに死んじゃったのかどうかは分かりませんけどね。

4日ほどかかったが、約2週間分の他人のブログチェックが終了した。
その際に、私も何度か使用したことがある青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/「著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名」という活動を行っていることを知った。
私も著作権の保護期間延長に反対なので、紹介させて頂きます。noextension_small.png

政治屋こそ身を改めよ

「指導力に欠ける教員を、教員免許更新制にて排除せよ」って言いつつ、「有能な社会人の登用を」とか言ってる。非常に矛盾してますよね。(参照?)
ま、現状の教員の薄給じゃあ、大企業の高給に慣れた社会人はセンセイに転職しようとは思わないだろう。給与の面だけ見るならね。

大体、公立学校の教員採用は怪しい。(参照)

ああ、私学で良かった。

My Revolution

大体、昔から『あるある大事典』は胡散臭かったのだ。
何故ここへ来て「今更のバッシング」なのかと疑問に思っていた。

風見しんご氏のご息女が亡くなったのは、利益優先主義企業の花王が招いたことらしい。

参考文献

天漢日乗: 風見しんごの長女を轢いたトラックは花王の配送車→追記あり
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/01/post_0f10.html

極東ブログ: 最近の二件のトラック事故で気になること
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/01/post_da2e.html

「花王という存在に辟易していたマスゴミ」の中にいた「有志」が立ち上がったのかも知れない。
「花王、許すまじ」って。


また、アパグループとやらにも「やっと火がついた」ようだ。
こっちの方は更に焚きつける必要があるのだろう。

参考文献

きっこの日記:ガケップチのアパ晋三
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20070125


「ブログ」みたいな存在も、それなりに世の中を変えられるんじゃないかと錯覚しつつある小市民でしたとさ。

すべては教育

好きで小便を漏らすヒト、まず見ない

給食の費用を納めないヒト、目立ってきたらしい

NHKの不祥事、頭に来る

税金を払わずに済ませる、大物しかやれないらしい

私も(?)何となく、「そうか、とんでもない親がどんどん増えて居るんだろうなあ...」って思いかけていた所で、以下の文章を拝見しました。

5号館のつぶやき : 「親たたき」としての給食費未納問題
http://shinka3.exblog.jp/5382847

また、そのページからリンクされているページも面白かったです。

給食費滞納と報道  佐藤清文
http://eritokyo.jp/independent/sato-col0063.html

危なくマスコミに踊らされるトコロでした。


給食って、謎が多い存在だと思います。
私が肉を嫌いになったのは、茨城県千代田村の給食を食べたからだと言っても過言ではない。(参照)

牛乳が異様に出るのは、「国策として推進してしまった北海道の酪農業を援助する為」でしょうし、その前の「脱脂粉乳」はアメリカ合衆国の余り物だったって聞いたこともある。私は鯨が給食で出た記憶は無いが、豊島区ではよく「メルルーサ」は出てましたねぇ。魚が好きな子供だったので、メルルーサは好きでした。

私が小学校2年か3年になった時、突然米の給食が始まった気がする。何しろ、小学校初年度の給食では、ひたすら牛乳にパンでした。
で、ちょっと調べてみたら、「内閣府政府広報室」ってトコロが「食生活・食糧問題に関する世論調査」ってのを「昭和53年8月2日~昭和53年8月8日」に行ってたらしいことが分かった。
ちょうど、千代田村で米の給食(火曜と木曜だった気がする)が始まる頃と合致する。

給食費を払わせることも大事だろうが、給食費がどのように使われているのかってコトも、相当に大事だと思うのですね。以前の日記にも書いたが、「安かろう悪かろう、余った金は山分けだぁ。余った食べ物は捨てちまえ!」みたいな感じで給食行政?が行われているんじゃ無かろうか。


食べ残しの廃棄は、資源の足りないこのクニの国策上、大変良くないと思われる。税金の浪費だ。
まずは、その辺から「改革」する必要があると思うのであった。

私は「タウンミーティング騒動」で初めて知った。ニホンコクが主催?しているような行事でも、広告代理店って奴らが一枚噛んでいることを。

また、裁判員という制度を「主権者に知らせるフリをする活動」について、新聞社が関与していたことも知らなかった。

「政府公報」ってヤツで「国民年金を納めましょう」っていう、大々的なキャンペーンが行われたが、起用されたタレントも、トキの政治屋達も、未納付だらけだったりした。そんなコトは「大昔のハナシ」になっちまったらしいが。


結局、一般紙とかスポーツ紙とか、NHKとか民放とか、オトナとかコドモとか、そういった線引き全ては「虚構」なのだろう。

「情報を取捨選択する能力」は、基本的な教育を受け、その上で様々な本を読んだりすることによって、徐々に身に付いていくものなのだろうって思った。

7年前の『あるある大事典』

今日の昼間、ふと思い出した。
「ずっと昔に、『緑茶でビタミンC』ってのは胡散臭いコトに気づき、そのことをMLに流したなぁ」って。

で、その時の文面を発掘したので披露します。図らずも、今話題?の『あるある大事典』にツッコミを入れていたことを知りました。

Date: Wed, 17 May 2000 23:05:45 +0900
Subject: [SHIMPO 00386] 途中経過

---途中省略---

かーなり笑ったのが
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/aruocha/ocha4.htm

> 茶葉成分
> ---------------------------------------------------------------------
>   日本茶は他のお茶と比べて圧倒的に有効成分が豊富である。
>  ビタミンCの含有量はウーロン茶の約30倍。

緑茶はビタミンCを250mg含むのだそうだ。
ただし100g(!)当たり。

そんな物質など、「無い」に等しいと思うのは私だけだろうか?


(えせ)科学を過信してはいけない。

チナミにそのML、今は廃業(?)してしまってます。大学時代のサークルのヤツでした。

私は「栄養士」って存在、かなり怪しいと思ってます。就業したくない。
食事の材料をとっかえひっかえしては、「各種栄養素について、誰かが決めた望ましい数値に近づける」だけしかしてない気がするから。
ま、確かに病院や学校ではそういった作業も必要なのでしょう。しかし、絶対に栄養士だけでは健康は得られない。調理するヒトの愛情や信念や技術が「おいしい食事」には必須だと思う。職場の食堂などを見ていて、強く思うのです。責任者のオジさん(多分、日京クリエイトの社員)の気合いあっての「おいしい学食」なのだろうって。

時々新聞なんかに「緑茶=ビタミンC」みたいな記述を見たりするが、「思考停止」が甚だしいと思うッス。
原稿を書いた栄養士も、それを載せちゃう新聞社も、私より科学的でない、なさすぎると思う。

「納豆=痩せる」と五十歩百歩だ。

乗り遅れましたが、やっぱり日記に書くことにしました。
現在、20日の19時過ぎです。

参照
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070207
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070218

"矮惑星"で何がいけない?

冥王星が「惑星から降格」ってニュースが流れた際、私もいろいろ?考えた。(参照)

で、数日前に「"冥王星"はニホンゴでは"準惑星"にしよう」ってコトになりつつあると聞いた。くだらねぇ。

矮星:dwarf star
   白色矮星 white dwarf stars 褐色矮星 brown dwarfs など
準星:quasi-stellar object(クエーサー)
なんで、冥王星を準惑星なんて変な名前にするんだろう。"dwarf planet"は"矮惑星"で良いじゃん。

って思っていたら、やっぱり同じ事を考える人は多いようで、2ちゃんねるで既に議論?されてたッス。
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1174464670/l100

私も"矮惑星"→"準惑星"って作業に、「言葉狩り」の雰囲気を感じたのだ。下らないコトしやがる。用語に「ねじれ」が生じることに気付かないのか?


下の文は
世相: 海外の日本食優良店
内にある締めのコトバだが、すごく名文だと思う。

けったいな男の思いつきで集められた有識者という名の愚かな人たちが、税金と時間を無駄に使って、益のないことをやるほど馬鹿らしいことはない。

上記ブログのエントリーは天文学とは全然関係なく、"アベシンゾー配下の愚衆"を馬鹿にしている文章ですね。
「世相 http://dogmarion.cocolog-nifty.com/seso/」ってブログは面白いので、いつからか読んでます。


で、先ほど、以下のメールを送ってみたッス。

Date: Sat, 24 Mar 2007 15:37:32 +0900
To: info@scj.go.jp
Subject: 太陽系天体の名称等に関する検討小委員会 御中

太陽系天体の名称等に関する検討小委員会 御中


○○○○○○○○○○○○の○○○○と申します。

新聞等の報道で知ったのですが、
"dwarf planet"を"準惑星"と表記することを進めつつあると聞きました。

"dwarf star"の訳語は"矮星"で定着していますし、
"dwarf planet"は"矮惑星"とするのが妥当と思われます。
また、日本語の"準星"には"クエーサー"の意味があります。
訳語のねじれを推進するというのはいかがなものでしょうか。

また、2ちゃんねるの
【宇宙】冥王星は「準惑星」=新分類の日本語表記を決定-日本学術会議小委員会
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1174464670/l100
などもご覧いただくと良いと思われます。


再考よろしくお願いいたします。

反応があったら面白い。

反応があった

なんと、「国立天文台 台長」 から、お返事を頂きました。ただし「なりすまし」で無いならば。
その返信には、部分的に納得できないところもありました。しかし、お返事を頂けたコト自体が嬉しかったりします。

で、「台長」さんが私に最も伝えたいのは、以下のコトらしいです。
勝手に披露します。

今回の新聞記事にはあまり強くは触れられていませんでしたが、私たちはdwarf planetの名称よりもむしろ、太陽系の遠方に多数見つかっている「太陽系外縁天体」(冥王星はその原型とされる)の概念と名称のほうが重要と考えています。決定された報告ではそのことは明記されており、4月に公式決定されますと日本学術会議のHPなどで前文が見られるようになりますので、是非ご覧ください。

だそうです。

参考語句
Trans-Neptunian Objects (TNO) ←直訳は「海王星以遠天体」、でも「太陽系外縁天体(?)」
Edgeworth-Kuiper Belt Object (TKBO) ←「エッジワース・カイパーベルト天体」

「動機の解明」という妄想

猟奇的な犯罪などがあったりして、かつその容疑者が身柄確保されたりする。すると、まず間違いなく、テレビニュースではこういうフレーズが流れる。
「動機の解明が待たれます」

そのフレーズを聞く度に思う。「動機の解明」ってのは、可能なことなのだろうか?

ヒトのココロってのは、闇だらけだと思う私だ。
様々な刺激に対する個人個人の感受性には、相当な差異があることは間違いない。分かりやすい例で言えば、色覚(シノビズム)だとかね。分かりづらいか。
何しろヒトの個体間では、同じ物理的刺激を与えても、神経のパルスが生じるか否かという「科学的に測定できる」違いがある。もちろん、神経の集合体である脳の回路にも違いがあるはずだ。
脳の回路によってココロというものは作られる。「我思う、故に我有り」である。
その回路がどのように発達し、どのような個性を発揮するようになるかは、育つ環境によっても左右されるはずだ。私のココロは私しか持たない。アナタのココロはアナタしか持っていない。

そんな「同じものが二つと無い」ヒトのココロだ。
普通の人間だったら、自分の感情の制御にすら困ることだってあるでしょう。自分の感情が自分で理解できなかったりするコトもあるハズ。
そんな「理解不能」なココロの動き、他人が推測するなんて不可能じゃなかろうか。

だから「動機の解明」なんて、軽々しく口にすべきでは無いと思うのだ。
「動機の解明」ってのは、単に心理学者と名乗る「部外者」が犯罪の経緯をカテゴライズし、「悦に入っているだけ」である気がしてならない。


話は変わる、ってか変わらない。
国政にしろ、都政などの地方行政にしろ、その重要なポストに存在しながら、自らの身内に便宜を図ったりする輩には枚挙に暇がない。シンゾーとかシンタローとか。

心理学者にお願いしたい。まずは、そいつら売国奴の動機解明を。

今日は真面目に

『東京都知事選挙 選挙公報』を一通り読んでみた。

この『選挙公報』を最初に手にしたとき、某差別主義者の"reboot"ってフレーズが最初に気になっていた。ま、面白いっちゃ、面白い。

で、よくよく読んでみた。その某差別主義者の欄には

子供たちは東京の「宝」。
ってあった。

「リブート」ってのは、一般的にパソコン用語として用いられるハズ。日本語では「再起動」だ。

"re"はリサイクルやリユースの「リ」である。漢字にすれば「再」だろうか。
"boot"ってのは、「(軍隊由来の紐の付いた)ブーツ」を履く作業から来たと聞いた。コツコツと靴ひもを通す作業を繰り返すことで、靴のブーツは使用可能になる。
それが転じて、パソコンなどの起動(昔は今以上にチマチマしていたらしい)を"Bootstrapping"略して"boot"となったと記憶している。英語版のウィキペディアなどにも似たようなことが書いてあった。


で、更に先ほど"boot"の意味を調べて、面白いことが分かった。
『研究社 新英和中辞典』に拠れば、動詞としての"boot"には以下の意味があるらしい。

boot
【動】【他】
1 a 〈人に〉ブーツ[長靴]をはかせる(→booted). b [~itで]歩く.
2 〔+目(+out)〕《口語》けとばす: ~ a person out 人を外へけとばす.
3 《口語》 a 〔+目(+out)〕〈人を〉追い出す,解雇する. b 〔+目+out of+【(代)名】〕〈人を〉〔...から〕追い出す,解雇する: He was ~ed out of the firm. 彼はその会社から追い出された.
4 野球 〈ゴロを〉つかみ損なう,ファンブルする: ~ a grounder ゴロをファンブルする.

どれも、あまり良い意味ではない。しかし「追い出す・解雇する」って意味があるとは知らなかった。
「お目々パチパチの差別主義者」は、この「追い出す・解雇する」って意味がある"boot"を、意図的に使っているのじゃ無かろうか。もちろん「軍靴を履かせる」って意味は「織り込み済み」で。

つまり

(軍靴を履いてくれる)子供たちは東京の「宝」。
って思ってんじゃ無いか?ってコト。


まあ、他の候補者も色々ツッコミどころがある。
ってか、ヒトによっては誤字も多い。読んでるこっちが「大丈夫?」って心配するくらい。

ビミョーな都知事選結果

あさのしろー氏とよしだまんぞー氏の得票数を足すと、イシハラシンタローのそれを超えるっぽい。何だか残念な気がする。まあ、票が割れて慎太郎が勝つような気はしていたが、民主と共産が組んで統一候補を立てれば良かったのにと思う。
ってか、以下のサイトを見たトキ、「確かにその通り」って思ったス。

5号館のつぶやき : 東京都知事選
http://shinka3.exblog.jp/5667403/

 今回の東京都知事選挙では、どうなのか良くわかりませんが、やはり石原-保守-自民と、非石原-非保守-非自民という対立の構図になるような気がします。そうすると、吉田万三さんも黒川紀章さんも浅野史郎さんもひとくくりに(小異を捨てて大同につく)なれば、かなり有利に話が進むと思うのです。

 それでも、石原さんが勝ってしまうということならば、それこそが都民の意志と納得もできますが、今度も票が割れて都民の意志は非石原でも、都知事は石原という結果になることが最悪のシナリオだと思います。

 吉田万三君、そしてできれば黒川紀章さんも、ここはひとつ反石原ということで浅野に合流していただくわけにはいかないものでしょうか。

 そうなると、首都決戦で燃えるとおもうんですけどね。

しかし(?)、私は「東京オリンピック見てみたい」って思っていたりもするのだった。祭りは楽しいじゃないスカ。
だから、私自身の投票も自分の中で「ビミョー」だった。また、選挙結果を見て思うコトは「ビミョーだなぁ…」なのだ。

ある意味「ワビ・サビ」の世界にも通じるような気がしました。全然違うってか?


2007/4/14追記
結局、慎太郎氏の得票率は50%を超えていましたね。
夢の夢を見させてもらいました。いや、勝手に見てました。

「"ゆとり教育"ってヤツは成功なのか失敗なのか?」みたいな記事の元ネタに当たってみた。

平成17年度高等学校教育課程実施状況調査
http://www.nier.go.jp/kaihatsu/katei_h17_h/

その「調査結果」は、私の勤め先にも送られてきた。その理科4分野(物理・化学・生物・地学)について、一通り目を通してみた。全般的には「毒にも薬にもならない」文言が延々と綴られていた。

この調査を行ったのは、以下の団体らしい。
国立教育政策研究所

上記サイト内には様々な文書があった。情報量こそ多いものの「使えるのかどうか?」って点では、非常に疑問を感じた。
税金の無駄遣いじゃないかって思えた。

で、前述の調査結果には「設定透過率」って語句が何度も出てきていた。聞き慣れないコトバだ。各設問ごとに「50%」とか「65%」とか、事細かに設定されていた。で、「毒にも薬にもならない"調査結果"」では、「設定透過率を上回った」とか「下回った」とか「同程度」だとか、やたらとその「設定透過率」に関しての文章が多かった。

で、その「設定透過率」とは何か?
http://www.nier.go.jp/kaihatsu/katei_h17_h/h17_h/05001000040007001.pdf
から引用。

[設定通過率]
学習指導要領に示された内容について,標準的な時間をかけ,学習指導要領作成時に想定された学習活動が行われた場合,個々の問題ごとに正答,準正答の割合の合計である通過率がどの程度になるかを示した数値。

そんなの、単なる問題作成者の「これくらいは当ててくれるだろう」って「勘」に過ぎないじゃん。その「勘の検証」を延々延々…(以下繰り返し) 行った文章が作成され、その一部が私の職場に送られてきたわけだ。やはりあの報告書は、単なる「壮大な無駄」以外のナニモノでもないのだ。


国家公務員I種の志願者が減ったとかいう新聞記事を見た。
本当に私が不思議に思うコト、いくつかある。
「みんな、定年まで勤めればいいじゃん」
「採用時から人数を絞れば良いじゃん」
「天下りに依存したシステムはやめちゃえばいいじゃん」

で、浮いたお金を教育や医療に回せばよいのだ。教師や医師の労働条件の悪さは改善すべきだ。ってか、残業という概念が無いのだもの。

別に私の給料を多くしろというわけではない。教育従事者や、医療従事者を増やし、長時間労働の改善をして欲しい。
身代わりに、ワケの分からない「財団法人」をバンバン潰せばよいのだ。良く新聞に出てくる「第三者機関(の創設)」なんて、単なる「役人の天下り先確保」だろ! そんな存在、いらねーっつーの!(怒)

中教審と再生会議

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070426ia25.htmから

道徳教育、教科で教えるべきでない…中教審会長が発言

 中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の山崎正和会長は26日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、教育再生会議が検討している道徳の正式教科化について、「道徳は教科で教えるべきではなく、教師や親も含めた大人が身をもって教えるべきだ。科目として点数をつけ、教科書を使う教科とすることは無理があると思う」と述べ、否定的な見解を示した。
 山崎氏は「中教審会長としては、委員の議論に耳を傾け、多数意見を文科相に伝達するだけだ。議論をリードする気はない。あくまで個人的な意見だ」と断った上で発言した。
 さらに、山崎氏は「現在の道徳教育もいらないと思う。現在の学校教育で『内面的な価値』である倫理の教育を行うのは無理だ。国の決まりはこうなっているという客観的な順法精神を教えるべきだ」と持論を展開した。
(2007年4月26日23時33分 読売新聞)

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070426AT1G2603426042007.htmlから

山崎中教審会長「道徳・歴史教育は不要」
 中央教育審議会の山崎正和会長は26日の日本記者クラブ主催の会見で、個人的な意見と断った上で「価値観が多様化する中、倫理的問題は学校になじまない。道徳を学校で教える必要はないと思う」と述べ、道徳教育は不要との考えを示した。歴史教育についても「我が国の歴史はこうだったと国家が決めるのは間違い」と強調した。
 政府の教育再生会議は小中学校で道徳を「徳育」として正式教科にすることを検討している。中教審の審議は学校教育のあり方に深くかかわるだけに、発言が波紋を投ずる可能性もある。
 山崎会長は「社会の価値観が多様化する中、決着のつかないことが多い倫理的問題は学校になじまない」と指摘。妊娠中絶や、勝者と敗者を生む競争社会など是非をめぐって意見が割れる問題を例に挙げ「点数を付けられるものでもなく、学校で簡単に教えられない。代わりに民法や刑法などの順法精神を教えればいい」と持論を述べた。(23:00)

遙か昔の大学生の頃、小学校の教育実習に行った際、指導教諭としてお世話になった中村享史先生はおっしゃった。
「道徳は、悩ませるためにあるのです」って。

真面目な実習生だった(ホントかよ?)私、授業というものは、全ての教科に於いて「予定調和」だと思ってた、それまでは。
内容は忘れたが、授業で扱われたのは「妊娠中絶」でも「競争社会」でも無かったことは確かだ。何しろ小学生向けの内容だった。でも「最適な答えが見つかりづらいような状況」について、生徒に意見交換させる授業だった。「国立大学附属小学校に来る優秀な生徒達」が討論してました。答えは出ませんでした。

なお、中村先生は数学が専門で、「等分除」と「包含除」の違いを教えて頂きました。あれは勉強になりました。
この文章を作成してて思ったのですが、なんだかんだ言って、「教える」ってコトに集中していたのでしょうね、自分自身が。
私は結構真面目な学生だったのかも…


教育再生会議っていう「胡散臭い会合」が、「道徳を"数値化しよう(評定を出そう)"ってノタマッたコト」に疑問を感じていた私です。

「ポッと出」の「教育再生会議」よりも、「法に則った存在」である「中央教育審議会」の方が、「役者も意識も数段上」というコトなのでしょう。別に「中教審」を手放しで褒めるわけでは無いが、何しろ面白い新聞記事であった。
「山崎正和」ってヒト、今後もチェックしていこうと思った。

私は新聞記事に釣られたのか?


私は「和民って居酒屋」に客としては行く。が、従業員にはなりたくない。
また「和民高校」には従業員としても、生徒としても行きたくない。

昨今「セカンドライフ」って語句をよく見ます。日経を読んでいるからでしょうか?
彼らは消費の拡大のためには、手段を選びませんから。

私は「セカンドライフ」に、興味を覚えません。それ以前に「オンラインゲーム」ってヤツも関わったことがない。

私はコテコテの「ファミコン世代」なので(1971年1月生まれ)、ゲームとともに成長したのは確かです。
んなワケで「ゲームを通じたコミュニケーション」の基本は「ゲーム作者→私」って「一方通行」が基本だと思ってます。

作者は「完成型」の作品をリリースし、私はそれを消費する。


現在の職業、ヒトと交わらないと「生活」できない。
その「リアルなヒト」達とのやりとりが増えるにつれて、どんどんゲームからは遠ざかる。
僕らはオトナになってゆくよ。


ジャストシステムから、ずいぶん前にメールが届いた。

■■■Just MyShop 「シルバー会員」認定のお知らせ■■■

○○○○ 様

──────────────────────────────────
 *このメールは、Just MyShop にて、「シルバー会員」に認定した
  会員の皆様に、システムより自動配信しています。
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                           2007年04月02日


老化した気がした(実際老化してるけど)。

憲法記念日に寄せて

今日の午前中にやってた、NHKの『憲法記念日特集 施行60年・いま憲法を問う』って番組を途中まで見た。
舛添なるヒトも、アベシンゾー君には若干困惑気味だということが分かった。

"権力の頂点"とか"最高司令官"みたいな忌むべき存在から、"主権者"である国民を守るために「日本国憲法」は存在しているのだ。
憲法の基本的性質を完全に間違えているアベシンゾー君には困ったものである。しかし、彼が首相になったのも国民の意志の反映であるのだろう。

教育基本法は既に改悪されちゃった。
数ヶ月前に知った、私が感銘を受けた文書があります。この腐れ日記の読者にお知らせします。
なお、立教女学院はキリスト教系の学校であるという下地もあるとは思います。

「教育基本法」改正に対する声明文
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/jogakuin/seimeibun.html

「暴力団」の定義

「暴力団員」は、今後「公営住宅」に入れないらしい。数日前に新聞で見たッス。
「暴力団」って、どういう定義? って思ったので、調べてみた。

「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」によれば、

第2条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
2.暴力団
その団体の構成員(その団体の構成団体の構成員を含む。)が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体をいう。
6.暴力団員
暴力団の構成員をいう。

ほとんどの政治家(特に自民党の輩)は、公務員住宅に入れないんじゃ無かろうか?
彼らは常習的に「基本的人権」を侵しているような気がするから。

一部の自衛隊員(北海道でのセクハラ団とか、沖縄の辺野古襲撃団)にも、宿舎をあてがってはならない気がする。

一部の「非暴力団員」は「一般的な暴力団」以上に「暴力団」だと思う。

「内需拡大」による餓死

ポイントカードやマイレージみたいな存在は、どんどん発達していく。
これは「虚業」の最たるモノなのでは無かろうか。ってか、最たるモノだ。

イチ消費者としては、同じ商品は安く買いたい。

大仰な「ポイントカード」は、無駄に経費がかかるハズ。
「会員」が存在するような店を使用してるってコトは、「システム維持費」を負担しているってコトだ。「マイレージ」がいろんなトコロに振り分けられるってコトは、それだけ経費もかかる。

システムを開発して、とりあえず儲かるのはシステム開発会社なのかも知れない。
が、そんなIT企業もジリ貧だ。日本は狭いから。
末端のエンジニアは大変だろう。

にも関わらず、マイレージシステムを持ち上げるテレビ東京には頭が下がる。

イチ消費者としては、同じ商品は安く買いたいものだ。(繰り返し)

今朝(正確には昨日の朝)、テレビを見ていたら「はにかみ王子」&「ハンカチ王子」ネタをやってた。
「王子すてきー」って仰る、「妙齢のご婦人方」が多数放映されてた。

「異性の偶像を崇拝するヒトビトの映像」って、下らないワイドショーみたいなヤツでよく流れる。「いい年した若者たち(♂)が、声を揃えて女性アイドルをしきりに応援」してたり、「若い女性が、男性アイドルに対してキャーキャー言ったり、しまいには卒倒」してたり。

しかし、脂ぎったオッサンが「あやや、萌えー」っていう映像は見ない(気がする)。
何で「若い女性アイドルに執心しているオッサンの図」は、テレビであまり流れないのだろうか?
不思議である。

「オッサン」てのは、「露骨に性的な」感じがするってコトだろうか。ま、私も「アイドル好きの妙齢の紳士」をテレビで見たいワケじゃないけど。
広い意味では「おばさん」も「にいちゃん」も「ねえちゃん」も、みんな性的に興奮しているとも言えるはずなのだが。


参考文献:過去の「ジェンダー論」的日記(もう少し真面目な内容)
https://ariori.com/diary/2004/10/05/
https://ariori.com/diary/2006/10/24/

教育職員免許法

教員免許更新制で、一番の実害を受けるのは、「講習を受け持つ(ハズの大学の)センセ達」だと思います。
本当は、小学校から高校までのセンセイの採用自体を厳密にするべきだと思うのです。
ノーモア縁故。
ノーモアヒロシマ。ノーモアナガサキ。ノーモアオキナワ。

ノーモア二世議員。

大学の先生からの「教員免許更新制は止めようぜ」メッセージは、あんまり見たこと無いッス。自分たちの所行と素性が胡散臭いことをご存じなのでしょう。

自分が「大学の教員」であることの有り難みを自覚しているから、そして、自分たちは特に「免許」を必要とするわけでもないから、また、あんまり関係ないヤと思っているから、主張も無いのだろうと思います。

ご愁傷様です。

参考文献
https://ariori.com/diary/2005/12/06/
https://ariori.com/diary/2006/07/25/

私はコイツに該当する。
「年金記録 92-96年に就職した人 学生時代の不備多数か」by 北海道新聞

その発覚経緯は以前に日記で記した。
社会保険庁はちゃんと仕事をしていた。ちゃんと届け出なかったのは、私の落ち度である。

『TVタックル』見ている。
サンゴに落書きしたり、餅に関する記事すら書けないヒト達の仲間に、偉そうなこと言われたくない。

テレビ全般に言えることだが、発言の編集が意図的すぎる。
ま、自民党のセンセイ代表が「馬鹿っぽい面構え」なのは「素」らしいが。

白・黒・灰色

Google alerts(Googleアラート)は便利である。

あらかじめ設定した語句(今回は"色覚")を含むニュース記事などが Googlebot(?)によってクロールされた場合、そいつをメールで教えてくれるのだ。で、本日、以下の記事を発掘?した。

monochrome.gif

asahi.com 内
「こころの元気」取り戻そう 疾患者を表紙モデルに
から一部引用。

○○さんは6年ほど前、仕事と結婚生活のストレスで眠れなくなった。味覚や臭覚、暑い・寒いの感覚がなくなった。色覚もすべてが白、黒、グレーの3色にしか見えない状態に。

「白、黒、グレーの3色」って、表現が大ざっぱすぎないか? 

「明度の違いしか認識できなくなった」とか「明るさしか判別できなくなった」なら分かる。しかし「グレー」ってのは「明るいグレー」から「暗いグレー」まであると思うのですね。明るさを「白・黒・灰」の3値に分けちゃうって、あまりにも豪快すぎる気がします。

ってコトで、その記事のキャプチャ画像を「256階調(グレースケール)」「3階調」に変換してみました。

ヒトの眼と脳の感じる「色」って、ヒトによっては「かなり大ざっぱ」に扱われがちなのかも知れないと、改めて感じた私でした。少なくとも、上記記事を書いた記者は、色覚関係での不便を感じたことは無いのでしょう。良かったですねぇ。

もう7日前の日経朝刊に「家電リサイクル、料金前払い方式導入を断念」(魚拓)という記事の、「もっと長いバージョン」があった。


家電リサイクル法の見直しに関するこれまでの議論の中間的整理
http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g70718c03j.pdf
って文書がある。

そこの冒頭には

特定家庭用機器再商品化法(平成10 年法律第97 号。以下「家電リサイクル法」という。)は、平成13 年4月1日に本格施行されたが、同法では、「その施行後5年を経過した場合において、この法律の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる」こととされている(附則第3条)。
とある。

あの法律、見直しが予定されていたとは知らなかった。

ま、私は最初から家電リサイクル法がきちんと機能するとは思っていなかった。巨大家電量販チェーンが、回収した家電を横流ししていたってニュースもあった。この現象は、起こるべくして起こったと言えるだろう。大体、企業は基本的に「金もうけ」のために存在しているのだから。

私自身は、法案の対象となる「エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機」が不要になった場合、改めて処理代金を払えばよいと思っていた。液晶モニタを買った際も、リサイクル代の前払いなんてアホらしいコトはしていない。


かの有名な『きっこの日記』の6月24日には、以下の記述があった。先に言っておきますが、私はかのサイトの愛読者です。

<前略>
その日の夜は普通に過して、次の日の朝、目が覚めて、コーヒーを煎れるためにキッチンに行ったあたしは、大変な光景を目にしたのだった。ナナナナナント!冷蔵庫の周りに水たまりができてたのだ! それで、あたしは、慌てて冷蔵庫を開けてみたら、開けたドアの上からバシャッ!って水が飛び散った。次に、フリーザーのほうを開けてみたら、フリーザーの中の氷とかいろんなものがみんな溶けて、その水がボタボタと下に流れてたのだ。
<中略>
‥‥そんなワケで、次の日に、新しい冷蔵庫が届いたんだけど、今までのよりもひと回り大きくなった上に、環境にやさしいノンフロンだし、新型だから電気代も安くなるし、音も静かになって、メッチャ嬉しかった。
<後略>

この点、私は非常にツッコミを入れたかった。指摘のメールを送ろうかとも思ったが、その日記の本論(?)とは無関係だから、止めておいた。ってか、今ココでツッコミ入れてるけど。

「新しい環境に優しい冷蔵庫」を買った場合、電力消費量が少ないという点では確かに「環境に優しい」。しかし、冷蔵庫というのは、壊れた時点、つまり「冷媒のフロンを大気に放出してしまった時点」で、「地球温暖化」や「オゾン層破壊」に手を貸したことになるのだ。しかし、きっこ氏はそういう認識はないらしい。ま、ご本人も「理科は苦手だ」って仰ってるから、仕方ないことなのだろう。

「家電リサイクル法Q&A」ってページには、以下の記述がある。

Q9 エアコン、冷蔵庫に含まれるフロンはどうなるのですか。
A9 これらに含まれる冷媒フロンについては、メーカーがリサイクルをする際に併せて回収・処理されることとなっています。小売店には収集・運搬にあたり漏洩防止措置をとることが求められます。

ってか、普通、エアコンや冷蔵庫って、フロンを撒き散らすことによって、その一生を終われるのじゃ無いでしょうか? この「リサイクル法」って、詰めが甘い気がする。
大体、無理なリサイクルは地球に優しくない。「家電リサイクル法」は典型的な「法律のための法律」という気がする。


今日、職場で来年度のための「採用試験」があった。成り行き上、国語科の「模擬授業」に立ち会った。その授業に用いられた教材は、「街角のエコロジー」という文章だった。三島次郎という方の文章らしい。そのお名前、全然知らなかった。同僚のセンセ(50代後半)の世代だと、知らないヒトは居ないくらいの大御所なのだそうだ。
その方の本、そのうち読んでみようと思ったス。知的な内容でありながら平易な文章であり、抑制が利いていて判りやすかったからだ。

また、「未入手の読みたい本リスト」に1冊が加わった。読むために手元にキープしてある本だって、相当溜まっているのです。読めるのはいつのことだろう...?

合格実績水増し

高等学校などに於ける「合格実績水増し」は、今後も続々と発覚するだろう。

「1人で73学部・学科に合格」は確かに「やりすぎ」ではある。しかし、この問題が難しいのは「線引きができない」という点にあるだろう。「1人で○校までの出願は許されるが、○○校だとダメ」って、一概には言えないだろうから。


よくよく冷静に考えてみると、大学は入学定員に対して「合格者」を多めに出している。東大や京大みたいな「超人気校」でも無い限り、大学は必ず合格者に逃げられてしまうから。それに加えて、センター試験に相乗りする私立大学が増えている。昔よりも「センター試験の点数のみで合否判定」って私学が増えた気がする。そういう私学は、堂々と国公立大学受験者の「落ち穂拾い」を行っているわけだ。

私の勤務先は生徒が希望したままに、大学に出願させている。というか、出願は生徒が行うものだから、アタリマエだけど。しかし、うちのガッコでも「学校で受験料を負担したらどうなんだ」ってハナシ、冗談半分(つまり本気半分)ながら、ヒラ教員間で出ていた。危ないところだった。
「くそ真面目な指導と学校運営を行っていて、"ブーム"に乗り遅れただけ」と言えるかも知れないが。


全ての中等教育学校や高等学校は「合格先一覧」というデータを発表する限り、自動的に「水増し」をしてしまっている。大学の「入学者数」よりも「合格者数」の方が、圧倒的に多いのだから。

この現状を避けるには、高等学校や中等教育学校が持っている「卒業生の進学先」というデータを用いれば良いのだろう。今後は、それが「正当な学校の評価基準」となっていくハズ。

毎日新聞は読まない

毎日新聞社にメール送ってみた。

From: ******@******
Date: Mon, 03 Sep 2007 18:51:31 +0900
To: t.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp
Subject: 意見させて頂きます

毎日新聞社会部「医療クライシス」係 御中

○○○○○○○○の○○○○と申します。

現役医師などからの指摘が多数届いていると思います。
おまえらが「がけっぷち」を招いたのだろう、と。

私は毎日新聞は一度しか講読したことはありません。
その当時、朝日・読売・産経に比較して、面白味を感じなかったためです。

昨今、貴紙による「医療叩き」もありましたので、
今後も講読することは無いと思います。

「医療クライシス」などという、
「紛い物の反省文」でお茶を濁すのは勝手ですが、
きちんとした「自己反省文」の掲載をお勧めします。

題名は、
「がけっぷちの新聞記者 社会の木鐸、名ばかり」
で、いかがでしょうか?

何かを検索した結果だった気がする。いつからか、
天漢日乗
http://iori3.cocolog-nifty.com/
はチェックさせて頂いてます。

で、そこからのリンクがあった気がする
新小児科医のつぶやき
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/
などを読み、「新聞社の暴走」を知りました。

特に青木絵美なる記者を有する、毎日新聞の暴走は酷いと思います。
私のメールは無視された様子です。

あと少しの期間は、安倍晋三氏が君臨しつづけるのだと思っていた。5時間目の授業から職員室へ戻ったら、職員室でテレビが点いていた。彼は総理の職をお辞めになるようで。


YOMIURI ONLINE(読売新聞) から
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070910i317.htm

英での就労希望者、英語力必須に…入国審査に追加方針
【ロンドン=本間圭一】英国のブラウン首相は10日、南部ブライトンで演説し、国内で就労を希望する外国人に対し、入国審査に英語力を加える方針を明らかにした。
 来年以降、欧州連合(EU)域外の就労申請者に適用される予定。英社会に順応出来る外国人の受け入れを進めるのが狙い。英国の在留邦人は欧州主要国で最多の約5万人で、今後、就労ビザの取得を目指す日本人にも影響を与えそうだ。
 英内務省などによると、これまで英語力を問われたのは、医師など大学卒業程度の「高度な」技能や資格を持った外国人だけだった。今後は、義務教育修了程度の学歴で「一定の」技能や資格を持った外国人にも拡大される。例外は、サッカーのイングランド・プレミアリーグの選手らに限られるという。
 新制度に伴い、就労を希望する外国人は、国際的に通用する英語試験で一定の成績を収めたり、大学で英語の単位を取得したりすることが求められる。
(2007年9月10日23時41分 読売新聞)

ちょっと前に、フランスでも同様の措置を取っているというニュースがあった。

日本語が妙に不自由なアベシンゾー氏は、もうしばらくの間「しっかりと」「スピード感」を持って「改革」への「再チャレンジ」を続行するのだと思ってた。
だから「日本語使えなきゃ、日本で働けません」という法律は、少なくとも1,2か月は作られないだろうと思ってたノダ。ま、法律は総理大臣が作るわけではないが。

次期首相が鳥肌実みたいに高度(?)な日本語を扱うヒトだったりすると、フランスやイギリスと同じ様な法律ができるかも知れない。と云うことは、日本で働きたいけど言語に問題がある場合、近いうちに日本入りしておく必要があるのかも知れない。安倍氏が次のヒトに政権を譲り渡す前に。

私は英語が不自由なので、自分で確認できなくて残念だが、アメリカのブッシュ氏も英語が不自由らしいと聞く。フランスとイギリスで失業し、日本入国も間に合わないヒトは、アメリカ合衆国へ向かうのが良いのでは無かろうか。

道徳は道徳のまま

50音順にネット上の記事見出しを連ねる。

朝日新聞
道徳、教科にせず 中教審方針 再生会議案「困難」

時事通信
道徳教科化は見送り=次期指導要領で中教審

中国新聞
道徳「教科格上げ」見送り 中教審が方針

東京新聞
道徳 教科化見送り 中教審方針『徳育』にもせず

日本経済新聞
道徳の教科化、見送りの方向・中教審と文科省

読売新聞
道徳教科化見送り、心の問題「なじまず」...中教審方針

昨晩遅くから、これらの記事は配信され始めたらしい。
私の嫌いな毎日新聞は、この件に関しての記事を載せていない。毎日jpとやらの準備で忙しいのだろうか。


私はこの記事(群)を見て安堵した。
道徳は「教科」にはならないらしい。

これらの記事の出所はどこなのだろう。
以前から思っていることだが、文部科学省の公式サイトでの発表(例えば「審議会議事録」)よりも速く、審議会関連の記事が出現しているのである。この現象は日本の行政に於いては普遍的に見られるのかも知れないが、他の省庁のサイトはあんまり見ないから分からないのである。

これらの記事が新聞や Web 上に出たってコトは、文部科学省の役人と、中教審の委員の間で、「道徳の教科化は止めよう」って話し合いが決着したというコトなのだろう。
審議会の会議自体は「出来レース」というコトなのだろうか?


上に挙げた記事を一通り読んでみた。
『心のノート(ググリンク)』って不思議な冊子があったことを、中国新聞の記事で思い出した。
私の職場の机上にも常備されている。あまりにも胡散臭かったから、初版をきちんと保存してある。すぐに手にとって読めるように置いてあるのだ。
その冊子を見て最初に思ったのは「冊子全体のデザインに一貫性が無く、非常に読みづらい」というコトだ。

その内容については、様々な意見があろう。この冊子についての書籍も売られているらしい。先ほど知った。『心のノート』が気になる方は以下のリンクを辿られると良いだろう。
この冊子は市販されているらしいが、その内容が pdf で読めるというのが不思議だ。著作権の侵害に当たらないのだろうか?

CEBc - 特定非営利活動法人子どものための民間教育委員会
http://cebc.jp/

資料室 -「心のノート」中学生版-
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/


ま、一種の「国定教科書」を「暁教育図書」等の「私企業」が作成・大量受注したのだ。出版社も何か後ろ暗いことがあるに違いない。だから文句を言えないのだろう、多分。
「暁教育図書」は、社長の名前しか判らなかった。役員の氏名なども知りたかった、そしてググってみたかったのだが...。

ウィキペディアによる「心のノート」の解説はイカしている。
2007年9月19日に引用。

こころのノート

こころのノートとは文部科学省が2002年4月、全国の小中学校に配布した道徳の副教材である。小学生向け(1・2年生、3・4年生、5・6年生)3種類と中学生向けの合計4種類がある。表題は小学校低学年向けは「こころのノート」、他は「心のノート」である。心理学者の河合隼雄を中心として、製作されたものである。2002年度だけで、7億2980万円の予算が使われ、2003年にも3億円の予算が計上された。

歴史教科書問題において日本は教科書検定制度であると反論しているが、こころのノートは事実上の国定教科書でありこれに反するという主張や、教育勅語や修身教科の色彩が濃いとして批判されることも多い。

また、この冊子を作るのに多額の税金が用いられていたことも問題となっており、わざわざ文部科学省が製作する必要はなかったのではないかと言われることもある。

実際のところ、学校の授業ではほとんど使われずに学年末に家に持ち帰るだけになっている場合も多々ある。

こころのノートの巻末にはエコマークが記されており、「ちきゅうにやさしい 文部科学省」となっている。


<過去の関連する日記>

「中教審と再生会議」
https://ariori.com/diary/2007/04/27/

----------2007年10月6日追記----------

奥村先生のブログ
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/
で、
教育委員会連合会のサイト
http://www.kyoi-ren.gr.jp/
の存在を知った。
トップページから「最新の中教審会議資料」を見ることができる。文科省公式サイトよりも早く。

奥村先生にその情報をもたらしたのは、五十嵐先生であるらしい。
総合学科「情報」日誌
http://arashi50.cocolog-nifty.com/blog/

log

日本語化された Google リーダー 経由で 痛いニュース(ノ∀`) を見ていて、痛いニュース(ノ∀`):斧で父親の頭切る 中3男子を殺人未遂で逮捕 を見ました。

120 名前: 2ch中毒(アラバマ州)[] 投稿日:2007/09/24(月) 07:56:22 ID:tRvcGpqE0
間違いなくアニメのせいだな

192 名前: 朝日新聞記者(樺太)[] 投稿日:2007/09/24(月) 08:03:35 ID:WcR1EiPvO
>>120
は?何、適当ほざいてんの
どうみても、高橋名人の冒険島の影響だろ。


高橋名人の冒険島、私は全クリアできませんでした。

世界には37分と少しで、あのゲームをクリアしたヒトが居るらしいです。

高橋名人のブログ、私は愛読してます。

教員免許更新制について

だいぶ前の新聞記事だが、引っかかったので魚拓を取ってあるのだ。

asahi.com から
教員免許の更新講習は「双方向評価」 文科省が方針
2007年08月12日20時48分

文科省の方針は、(1)大学側は、受講予定者の意見を事前に聴いたうえで講習の内容を決める(2)受講者には事後評価をさせ、その結果を公表する(3)2年目以降の受講対象者は、前年までの事後評価をもとに、どの大学で受講するのかを決められるようにする――といった内容。担当する教職員課は「混乱があるかもしれないが、講習を透明にすることが必要だ。面倒見のよさや、受講者と一緒に考える姿勢が大事で、講習の質を正面から確保する手段と考えている」としている。

本当に下らないと思う。
何のための講習なのだろう。
ニホンってクニは、「ハコだけ作って丸投げ」が本当に好きなんだなぁって思った。


世の中のほとんどの教員は、大学へ通い、所定の科目を取得し、免許を取得したハズだ。
大学の授業内容は、その教員によって千差万別だろう。でも、結果として免許はみんな持ってる。数百万人でしたっけ?

もし「適性に欠ける」教員が居るならば、免許持たせたまま解雇すればよいのですよ。そういう仕組みがあっても良いハズだ。ただし、ヒトの評価というのは相当に厳密になされるべきでしょう。
教育委員会や校長・教頭が「問題教員」を解雇できないのなら、その仕事を大学のセンセにやらせるのは酷だ。

ま、教員よりも「社会保険事務所勤務でカネをガメた輩」を排除するのが先でしょう。
それが完全に終了したら、教員の評価ってヤツを開始しても良いと思います。


何しろ、こういう下らない施策により、大学教員も、初等中等学校の教員も疲弊する。
加えて、無駄な文部科学省の役人が必要になる。


元々、教員免許自体が「いい加減な講義」を受講することで発行されているのだ。
東京学芸大学の岡崎恵視(おかざきめぐみ)は、細胞の構造についての講座(半期)の最後、「試験料だ」って言って学生から1人あたり100円ずつせしめたのだ。
1990年のことだ。
あれは何だったのだろうか?


<過去の関連する日記>

教員採用試験の公平性
https://ariori.com/diary/2005/12/06/

「教員免許更新制」vs「開かれた学校」
https://ariori.com/diary/2006/07/25/

教育職員免許法
https://ariori.com/diary/2007/06/22/

大学推薦入試

これから、大学などの推薦入試の季節になる。
生徒が作成した「志望理由書」みたいなヤツを添削していると、どんどん私の文章になっていく。文章の主題は変えていないつもりではある。

「読書感想文全国コンクール」って、如何ほど教員の手が入っているのだろうか?
私や、見知らぬ国語科教員などの作業は、果たして「教育的」なのだろうか?

直接的にヒトが死なないだけ、相撲部屋よりは「マシ」なのかも知れない。

赤坂と赤西の違い

光GENJI の赤坂氏が逮捕されたというニュースがあった。彼は、ジャニーズ事務所をクビになったとかならないとか。世の中、基本的にはどこでも同じなのかも知れないが、「使えないのでサヨウナラ」ってのが露骨な気がする。

ジャニーズ事務所と言えば、男子同性愛者御用達の団体だという噂を聞いたことがある。昔から、未成年男子の売春を斡旋しているとか、しているとか。
ちょっと前、KAT-TUNの一文字がアメリカに逃亡したのは、芸能活動してる中学生女子とエロい事したからだとか、そうじゃなくないとか。

ニホンの法律では、赤坂氏は明らかに触法行為をしでかしたのだろう。
そいつに比較すれば、「復活した一文字」の赤西は、少なくとも東京都では法律を犯していない気がする。
赤西は「これからも稼いでくれる」っていう判断がなされたコトもあるのだろう。


東京都ってのは、特殊な趣味の政治家その他に配慮しているのか?

私は「総合的な学習の時間」の廃止を訴えてきた。かなり細々と。

画家になる方法
https://ariori.com/diary/2001/06/16/

高校での学習活動、どれが好きですか? と 咆哮予告
https://ariori.com/diary/2007/03/28/

消えゆく教科「情報」
https://ariori.com/diary/2007/07/11/


改めて並べてみると、日記の表題自体に「総合的な学習」という文字列がない。「細々」に過ぎた。

ここ数年間の「教員による"総合的な学習の時間"に対する努力」は無駄になることはないだろう。自分の専門分野を教授する際の「肥やし」になるはずだ。自分を振り返ってみて、強くそう思う。

文部科学省の役人は、勇気を持って「総合的な学習の時間」を廃止すべきなのだ。誰にでも間違いはある。「総合的な学習の時間」導入は失敗だったと認めればよいのだ。なまっちょろく「削減」なんて言わず、「廃止」だ。

私は、中教審が行うであろう「意見募集」に意見するつもりだ。「総合的な学習の時間」は廃止せよ、と。
で、早速準備を始め、以下のページを発見した。

パブリックコメント(意見募集中案件一覧)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public


ここまで書き、私は気付いてしまった。文科省の役人は「総合的な学習の時間」廃止を考えているのだ。
ただ、自分じゃ「総合的な学習の時間、止めます」って言いづらい。プライドも高かろうから。

既に教員に対するアンケートは実施済みだ。
後は「総合的な学習の時間は廃止せよ」っていうパブリックコメントの集積を待つだけなのだ。

およそ1年前、コツコツと調査した結果を披露します。

関東地方における、「地学」を入試として採用している大学数--使用文献『2007年度大学入試 代ゼミデータリサーチVOL.3』--

国公立大学の全学科数 604
大学入試センター試験「地学I」利用可能学科数 425
個別試験地学利用可能学科数 32

私立大学(大学センター試験利用)全学科数 1575
大学入試センター試験「地学I」利用可能学科 779


「地学受験は可能・有効なのか?」と疑問に思ったことがあり、2007年初頭に調査した結果です。
記した通り、このデータは「関東地方」だけです。ご注意ください。


なお、私自身は約20年前、国立大の二次試験科目の一つに「地学」を選びました。その経緯は当サイト内にあります。「共通一次試験」は化学を選んでました。

上の学科数を見る限り、「好き」または「得意」では無い限り、大学受験科目としては地学を選択しない方が良いのでしょう。まあ、調べる前から判っていたことですが。
ただ、私が漠然と思っていたよりも、「地学」が利用できる学部・学科は多かったです。特に私学での「センター試験利用」では。


先日、放課後に実験準備をしていたら、化学が専門の先生も実験準備をされていました。少しおしゃべりをしたのですが、その話題の一つに「来るべき学習指導要領」が実施された際の、「センター試験の科目構成」もありました。

現在、大学入試センター試験では「物理I」や「化学I」などといった科目があります。「II」はセンター試験の範囲となっていません。
私の予想では、現在作成中の「来るべき学習指導要領」が実施されるようになった場合、センター試験では以前のように「物理」や「化学」という名称になり、その範囲は全分野になるのではないかと。
きちんと「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ(案)」は読み切れていませんので、「物理基礎」や「化学基礎」などの内容もはっきりと判りませんけれど。

なお、現時点で「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ(案)」を見るには、全国都道府県教育委員会連合会の作成してくれた pdf を見るしかないようです。
その pdf は、以下のページからリンクされています。
http://www.kyoi-ren.gr.jp/siryou/newpage1.html

現時点では、文部科学省サイト内で同じ資料を見ようとしても、【準備中】ということで見られません。


この数日間、学習指導要領についての記事が、色々な新聞社から出ていました。あれらの記事は「審議のまとめ(案)」を元に作成されたのでしょうが、どこから資料を入手しているのでしょうか。
ま、そのような文書(新聞記事の元ネタとなる、役所発行の文書)を、私のような平民も簡単に見られるようになったのは、確実に「IT革命(死語)」のおかげなのでしょうね。ありがたや、ありがたや。
「全国都道府県教育委員会連合会」で作業なさっている方にも感謝します。

選択日和

まだ、いろいろと燻っている。
小沢一郎氏と民主党と自民党(と公明党)は。

私は、自民党候補に票を投じたことはない。この37年弱の生涯、17年弱の選挙権行使に於いて。
毎回毎回、大なり小なり悩むのである、センキョというヤツは。

一番の問題は、全ての公約に賛同できる候補が居ないことだ。ま、当たり前ではあるが。
この問題を克服したいならば、自分が出馬する以外には無いだろう。しかし、区議会なり市議会なりに名を連ねることになったとしても、自分の意見が通せるかどうかは別問題なのであろう。
じゃあ「長い物に巻かれよう」と、既存の政党から出馬する。その段階で、自分の意見と「党の意見」は摺り合わせないといけなくなるはずだ。
ヨノナカはそうそうスパッと割り切れないもののようだ。当たり前だ。


日本の国会の話。
アメリカ合衆国に対して「政治の空白」が生じようと、それは主権を有する日本国民が選んだことなのだ。民主党は主権者から「何か」を託された。小沢一郎氏は妥協して(ポストが欲しいからといって?)「大連立」なんてコトは考えなくて良いハズだ。
衆参両院の議員の皆さんは、立法府としてシゴトを遂行するまでのことである。いちいちいちいち、政党間や政党内で意見を摺り合わせ、必要ならば役人とも話し合い、真に必要とされる法案を作って欲しい。それが議会制民主主義というものだろう。私が望んで「そうなっている」わけではないが。


つい先日、保険の見直しをした。
結果的には、今まで加入していた共済を継続することにした。別の商品も考え、その2つを見比べたのだが、一長一短という感じで、なかなか決めづらいのである。選挙の際の「投票先選び」と似ていることに気づいた。

今日は教科(理科)の書架整理をした。
選挙や保険の選択に似ているデキゴトに、教員のシゴトとして「教材の選択」というヤツがある。教科書や副教材は、それぞれ似ていながら違う面もあり、一長一短だらけ(?)なのだ。来年度に使用する「副教材」の見本が届きつつある。古い教科書や問題集を処分し、比較的新しいものを書架に納めた。

「総合的な学習の時間」は廃止だ
https://ariori.com/diary/2007/11/02/
の続き。


中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」に対する意見募集について
が発表された。

意見募集要領は html 版もある。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/11/07110704/001.htm

「意見募集期間」は「平成19年11月8日(木曜日)~平成19年12月7日(金曜日)必着」だそうだ。
「意見提出様式」等には指定がある。そいつには確実に従った方が良いのだろう。そうでなくても、主権者の意見は無視されがちだ。

早速、以下のメールを送った。
この場への披露に当たり、一部伏せ字にしました。

From: ******@******.ed.jp
Date: Thu, 08 Nov 2007 13:39:50 +0900
To: kyokyo@mext.go.jp
Subject: 審議のまとめへの意見

文部科学省初等中等教育局教育課程課教育課程企画室 御中

氏名 ○○○○
性別 男
年齢 36
職業 私立学校教員
住所 ******************
電話番号 03-*******

以下は意見


私の意見の主題は「総合的な学習の時間」の廃止です。

高等学校における「総合的な学習の時間」のねらいを引用します。

第4款 総合的な学習の時間
2 総合的な学習の時間においては,次のようなねらいをもって指導を行うものとする。
(1) 自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。
(2) 学び方やものの考え方を身に付け,問題の解決や探究活動に主体的,創造的に取り組む態度を育て,自己の在り方生き方を考えることができるようにすること。
(3) 各教科・科目及び特別活動で身に付けた知識や技能等を相互に関連付け,学習や生活において生かし,それらが総合的に働くようにすること。

昨今、高等教育機関である大学では「リベラルアーツ」の重要性が叫ばれつつあるようです。私が勤務する中等教育学校も、同じであると思っております。
教育機関では、様々な専門能力を有した教員による、発達段階に応じた「古典的な教科の授業」が用意されているはずです。
児童・生徒・学生は、それらの精選された授業・講義を受けることによって、また、その専門能力を有した教員の考えや個性、体験談に触発されることによって、それぞれの学問領域の神髄に近づいていくのでしょう。
そのような10年以上にわたる学習活動の中で、個人内に於ける価値観や人生観というのは徐々に醸成されていくのだと思います。

今回、小~高等学校で「総合的な学習の時間」の削減が行われるようです。それは歓迎すべきことです。
私自身は「総合的な学習の時間」など行わなくとも、「この世の中を少しでも良くしたい」と思う「熱意ある教員」が授業を行うならば、「旧来の教科学習」を行うだけでも、上に引用した「ねらい」は達成できると考えております。
「総合的な学習の時間」について、NHK教育では「対応番組」が存在するようです。
学習指導要領とNHKの活動は、直接関係は無いのかも知れません。しかし、そのような「総合的な学習の時間で、テレビを見ざるを得ない」ような学校が存在するのならば、初等教育機関を含め、「総合的な学習の時間」を全廃すべきだと考えます。そして、その時間を「基礎・基本」育成のさらなる充実に割くべきです。

以上のような理由から、私は初等・中等教育機関での「総合的な学習の時間」の廃止を訴えます。


意見は以上です。

月周回衛星「かぐや(SELENE)」「よくある質問」 から引用。

インターネット上で「地球の出」などを、フルハイビジョンで公開しないのはなぜですか?
フルハイビジョンの映像に関する著作権は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本放送協会(NHK)の両者に帰属し、インターネット上でのフル解像度の公開は行わないことで合意されているためです。

この1週間、私も同じ疑問を持っていた
ま、私の身近には「フルハイビジョン」を見られる環境なぞ無いのだけれど。

大体、JAXA も NHK も、国民の稼ぎをピンハネすることによって存続している団体だろう。
これ以上、どのような儲けを企んでいるのだ。頭に来る。


日記に書きそびれていたが、「地球の出・地球の入り」の映像は美しかった。朝、めざましテレビで放映されているのを見た。「作りもの」のようだった。ま、この世の中は全て「神」あるいは「意志」に作られた物だから、まさに「作りもの」ではあるけれど。
映像に見いってしまい、その朝は職場に遅刻しそうになった。


以前の似たような日記
受信料を元手に儲ける「NHKエンタープライズ」って...

11月20日に続き、またまた、月周回衛星「かぐや(SELENE)」「よくある質問」 から引用。

「地球の出」などのフルハイビジョンはどこで見ることができますか?
HDTVによるフルハイビジョンの動画については、教育目的等において広く学校教育などで利用していただくため、所定の手続きを経て、JAXAから無償で提供できるようになっています。また、報道機関に対しては、NHKから報道のためにフルハイビジョン動画を提供しております。
加えて、教育の一環やKAGUYAおよびJAXAの広報活動とみなせる場合、たとえば科学館などでのフルハイビジョンの動画展示についても、適宜、NHKおよび当該機関とも相談しながら、実施しております。
したがって、インターネット経由ではないですが、さまざまな場面でフルハイビジョン動画をご覧いただけるものと考えております。

なお、HDTVの動画の著作権が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本放送協会(NHK)の両者に帰属しております。

観測映像上映場所 (上映機器によっては、ハイビジョン映像ではない場合があります。予めご了承下さい。)

見事に文面が変わっている。
この版になる前に、少なくとももう1つ、別の版があったはずだ。魚拓は取ってないので、証拠はないけれど。

上のリンク先となっている http://www.jaxa.jp/projects/sat/selene/index_j.html から引用。

月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ等が観測した映像は、様々な施設で上映してます。

情報センター JAXA i
相模原キャンパス
日本科学未来館
12月13日(木)~15日(土) エコプロダクツ2007 JAXAブース
12月5日(水)~7日(金) iEXPO2007 NECブース
12月23日(日) ソニーエクスプローラーサイエンス 加藤學かぐやサイエンスマネージャー講演『月周回衛星「かぐや(SELENE)」月の謎にせまる』

今後、JAXAの事業所や全国の科学館、プラネタリウムなどで上映していく予定です。
※上映機器によってはハイビジョンではなく、標準(SD)画質になることがあります。予めご了承ください。


何で、公金による作品(月と地球のハイビジョン画像)が私企業のNECなどに流れるのだろうか。私は、日本に長く住むオトナだ。なので、日本電気という企業と日本国にかなりの繋がりがあることは知っている。
しかし、やっぱり不思議は不思議である。もっとツッコミを入れるべきだと思ったので記す。癪だから、引用に際して、リンクは意図的に省略した。

今回、 JAXA i という施設を初めて知った。
いつか訪れてみようと思う。


おまけ?として、私の日記よりもタメになる文章を紹介します。どなたかのブログの紹介で知りました。
ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK - ビジネススタイル - nikkei BPnet
そこからリンクされている「コメント」欄も、なかなか熱かったです。

ま、日本経済新聞社も、私は特に好きではないです。

先日、以下のサイトを見て、やっぱりマスコミはおかしいんじゃないの? との思いを新たにした。
学校教育を考える 2006年PISAの結果をめぐって(2)
私はどこかで「全日制以外の高校も入ったんだ、へぇー」と気付いていたような気もする。

上記記事の元ネタとなったであろう、文科省のサイトから引用数点。

OECD生徒の学習到達度調査(PISA)《2000年調査国際結果の要約》-文部科学省 から

【調査対象】
●わが国では,15歳児に関する国際定義に従って、調査対象母集団を「高等学校本科全日制学科」の1年生、約140万人と定義し、層化二段階抽出法によって、調査を実施する標本を決定した。その結果、全国の135学科(133校)、約5,300人の生徒が調査に参加した。


PISA(OECD生徒の学習到達度調査)2003年調査-文部科学省 から

【調査対象】
● 15歳児に関する国際定義に従って、わが国では、調査対象母集団を「高等学校本科の全日制学科、定時制学科、中等教育学校後期課程、高等専門学校」の1年生、約130万人と定義し、層化二段階抽出法によって、調査を実施する学校を決定し、各学校から無作為に調査対象生徒を選定した。調査には、全国の144学科、約4,700人の生徒が参加。


OECD生徒の学習到達度調査~2006年調査国際結果の要約~ から

【調査対象】
●15歳児に関する国際定義に従って、わが国では、調査対象母集団を「高等学校本科の全日制学科、定時制学科、中等教育学校後期課程、高等専門学校」の1年生、約120万人と定義し、層化二段階抽出法によって、調査を実施する学校(学科)を決定し、各学校(学科)から無作為に調査対象生徒を選定した。調査には、全国の185学科、約6,000人の生徒が参加。

--------2018/12/08追記--------
上記リンクが切れていることを、Selectraなる会社の方に教えていただきました。
こちら(http://selectra.jp/sites/selectra.jp/files/pdf/071205.001.pdf)に、その会社の方が「抽出(とおっしゃってます)」されたpdfがあるそうなので、リンクを貼ります。
私も、念のためWayback Machine(https://web.archive.org/)にて、上記pdfを拾ってきました。ファイルサイズは私が拾ったものも、Selectraさんのサーバー上のものも、同じですので、同一ファイルなのだろうと思います。
--------追記ここまで--------

2007年12月5日 朝日新聞朝刊2面 『ニュースがわからん!』 から

ホー先生:どのくらいの人数が受けたんじゃ?
A:今回は世界全体で約40万人で、日本では約6千人の高校1年生が受けた。日本では公立と私立、普通科と専門科といった偏りがないよう全国から学科を抽出し、さらに1学科ごとに35人を無作為に選んだ。


ウィキペディア から

日本の順位は、第1回調査と比べ第2回調査で下がっているが、これは調査参加国が増えたためであり、この調査結果をもとに日本で学力低下があったということはできない。しかし、日本では学力低下の根拠として用いられることが多い。


ウィキペディアにも「日本国内の母集団の性質が変わった」とは書かれていない。
「全日制の生徒だけ」の場合と「全日制に定時制や高等専門学校の生徒を含めた」場合では、単純なデータの比較はできないはずである。

2003年の調査結果から「"ゆとり教育"見直すべき」という議論が「新聞などで起こった」気がするのだが、その議論の根拠自体が曖昧だったと言わざるを得ない。ゆとり教育は「産業界」が希望したものであるという話もある。(参照:日経ビジネスオンライン 広田教授の「教育も、教育改革もけしからん」 なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか? ~せっかちな創造性の追求【前編】)
また、もともと現行の「学習指導要領」については、導入前から教員の間で「義務教育での内容を削りすぎだ」という意見があった。


で、以上の文章だけだと、リンクさせていただいた 学校教育を考える の焼き直しでしかない。なお、同サイトの 2006年PISAの結果をめぐって という記事も全面的に同意します。


で、「何でフィンランドはそんなにずば抜けて高得点なのだろう?」って思い、調べてみた。
主に参考にしたのはベネッセ内にあった pdf である。
上記 pdf から引用。

フィンランドでは義務教育として7歳から16歳までの基礎教育(Basic Education)がある。

なんと、フィンランドでは、PISA は「義務教育最終学年」で行われるのですよ。
フィンランドでは、卒業時の成績によって、高等学校、職業専門学校への入学が許可されるそうだ。つまり、PISA を受験する時が、恐らく(ペーパーテスト)受験生として「一番ノリノリの時期」なワケです。それぞれの生徒が「最高のパフォーマンスを発揮する」と言っても過言ではないでしょう。
対して、日本。
さんざん報道されていますが、15歳は高校1年生です。テストがあるのは初夏ですから、「高校初めての夏休み」を前にして、浮き足立っているコトこの上ないハズ。

何しろ、この「受験時期の差異」によって、日本はフィンランドに負けるに決まっていたのです。むしろ、日本は健闘しているのではないでしょうか。
アメリカ合衆国などは、きっと中学校卒業寸前に受けたのでしょうね。もしかすると、日本よりも環境は悪いかも知れない。誘惑だらけの季節なのじゃないかしら?

ま、PISA があろうが無かろうが、私は真面目に授業を進めるだけなのですがね。
ってか、私は今、テストの採点をすべきだったのです。逃避しすぎたッス。 orz

ゴキブリって、外骨格が堅牢な生物である印象がある。
圧迫した際、スリッパ越しに「破裂の衝撃?」を感じたことあるから。

また、あれだけ敏捷な生物だから、生での素揚げは難しいんじゃないかな?


今年のアルファブロガーが選出されたようだ。
昔からその立場にいらっしゃるきっこ氏finalvent氏が、ファストフードの雄である「吉牛」に関わるような文章を書いていらっしゃる。別に後者は書いていないって?
きっこ氏は吉牛に行かないそうだ。私も行かない。私は「すき家」も行かないけど。単に肉があまりすきじゃないだけだ。

ここで一首

吉牛を恐れるあなたは喫煙者
そんな川柳作りしアル中

この「川柳兼狂歌」は、過去の作品の焼き直しなのです。

自分の日記を検索してみて、「電磁波が危ない」みたいな文章は無かった。良かった。
しかし、生徒には「電磁波って、危ないという説もあるみたいッスよ」とは伝えたことあるなぁ、確実に。「高圧電線の下に住んでいると、発ガンの確率が高まるという話もあるようだ、又聞きですけど」とは言ってきた気がする。最近はあんまり言わないけど。


関連する過去の日記
書評 『環境危機をあおってはいけない』

「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」57ページから引用。

子どもたちは学校だけではなく、家庭や地域社会における教育によってはぐくまれるほか、社会の変化や風潮からも影響を受ける。このため、道徳教育の充実に当たっては、学校・家庭・地域の連携・協力が不可欠であり、三者が一体となった取組を進めていくことが重要である。例えば、「早寝早起き朝ごはん」といった生活習慣や礼儀、マナーなどを身に付けるための取組の推進、「殺すな、盗むな、うそを言うな」といった最も根源的な課題を学校・家庭・地域社会を含めた社会全体で考えていくことが大切である。

超ウケる。
「殺すな、盗むな、うそを言うな」ですか。確かに根源的だ。

文科省の役人や中教審の委員は、この「哲学的テーマ」を「社会全体で考え」て欲しいらしい。この課題に抵触しちゃう「旬なヒト」って言うと「守屋武昌元防衛事務次官」とか「舛添要一厚生労働相」だろうか。


文部科学省の「中の人」たちには、「小学校での英語教育における人員をどうするか」とか、「教員免許更新制と外部人材の積極的登用という相反する考え」について、きちんとした説明をして欲しいものである。

そいつができないというならば、この「審議のまとめ」という文書も信頼できない。
単に「嘘に嘘を重ねている」だけでは無いだろうか?

「夜スぺ」って…

名前が全然イカしてない。
校長名の文書はここで見られるようだ。

このニュースを最初知ったとき、「何で公立学校で私企業である塾が営業活動できるんだ?」と疑問にも思った。
しかし、今朝気づいた。しみじみ思い返せば「全国学力調査」の方が、よっぽど広範囲である。どっちかがベネッセだったよなぁ… って思って検索してみたら、こんなトコロに書いてあった。

【小学校】
とりまとめ代表機関
 株式会社ベネッセコーポレーション

【中学校】
とりまとめ代表機関
 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
連携機関
 株式会社教育測定研究所

よくよく考えれば、ちっぽけな一つの中学校に、私企業が関わることよりも、全国的に税金が銀行に投入され、銀行がサラ金からカネを集めているコトこそ糾弾すべきだろう。


なにはともあれ、私は公立学校での「金を取っての補習」というのは「やりすぎ」だろうと思う。

そんなこんなで色々と話題を振りまいた「和田中の校長」は今年で辞めるらしい。5年間務められたようですね。「最後に失敗しちゃった」という風にも見れる。
もちろん、嫉妬も混じっています。

杉並にリトル上海

東京都公式ページ
「中杉通り自転車道社会実験」を実施|東京都
から複数引用。

東京都では、杉並区と協力し、歩行者、自転車及び自動車のそれぞれが安心して利用できる道路空間を確保するため、既存の道路空間を利用して自転車専用の走行空間を整備する社会実験を試行し、その有効性、適用可能性について検証するとともに、自転車利用者への交通ルール・マナーの啓発も行います。
littleshanghai.jpg

見かけ上は中国の道路に似たものが現れるみたいで、私としては楽しそうだと思う。
しかし、
2 実施期間
 平成20年1月28日(月曜日)~同年2月6日(水曜日)
 (10日間)

3 実施場所
 都道427号瀬田貫井線(通称:「中杉通り」距離=約350メートル、幅=20メートル・東側車道)
 杉並区阿佐ヶ谷北一丁目5番~31番
 (JR阿佐ヶ谷駅北口~阿佐谷北一丁目交差点付近)

4 実施内容
* 片側2車線のうち、パーキング・メーターが設置されている1車線(東側部分のみ)を、自転車専用の走行空間(双方向通行)とします。
※24時間実施
* 実験期間中に交通ルール・マナーの向上を図るための啓発を行います。


ってなコトで、非常に短期間で短距離なのである。
交通渋滞が起こるだけのような気もするのである。特に朝方。

ま、私は徒歩&電車通勤だから、関係ないのであるが、一度見に行ってみようと思うのだった。

これが、リアル上海。ただし5年前である。
realshanghai.jpg
この道路は、車道が片側3車線くらいあって、自転車・小さいバイク用に1車線確保してある。歩道も別に存在している。
これくらいに太い道ならば、自転車専用道を設定するのも意味があろうかと思う。

とはいえ、自転車は車よりは環境に優しい。自転車の活用は有意義なことだろう。都と杉並区を応援する次第である。

Screenshot0021.jpg

今日まで気付かなかった。
ネット上の地図を持ち歩きたい場合、印刷するよりもケータイに転送する方が楽だ。
パルプ使用量がゼロだから、古紙の比率が問題になるコトもない。多分、地球に少し優しい。

Bluetooth 経由で簡単に地図をとばせるのが良い。以前は、ネット上の店舗の住所をケータイに転送し、常に持ち歩いている紙製の地図『でっか字ニュータイプ 東京23区』を使っていたのだ。
今後は、上記「紙の地図」と「ケータイ上の地図」で、事足りるだろう。

しかし、何故今まで気付かなかったのだろう。
なお、私はケータイでのネット接続をしない人間である。ただし、今のところ。
電車の中では主に読書をしている。

リトル上海最終日

先日の日記に書いた「リトル上海」、チェックしてきました。

こんな感じでした。朝の7時40分前後の画像です。出勤前に見てきました。
nakasugi1.jpg

nakasugi2.jpg

予想通り、かなり空いていますね、自転車レーン。
車道は特に渋滞している風はありませんでした。ま、もともと路駐の車があったりして、片側1車線に近い状態の道路ですからね。
多分、車線を減少させても影響の少ない道路が選ばれたのでしょうね。歩道自体も閑散としています。
もともと、阿佐ヶ谷駅へは、放射状に近い状態で道路が集まってきています。

だから、中杉通りの歩道を歩くヒトも少ないのじゃないかな? 普段の朝の状態はよく知りませんけれども。

これは駅ホームから撮影した画像。
nakasugi3.jpg

JAXA のくせに...

ちょっと前に、JAXA に噛みついた。

JAXA も NHK も「ほぼ公僕」だろうに
https://ariori.com/diary/2007/11/20/

JAXAの態度は軟化しているのか。それとも単に墓穴を掘っているのか。
https://ariori.com/diary/2007/12/03/

案の定「税金の成れの果て」が、製品として私企業から売られるらしい。

記事はインプレスのサイトから。
月探査機「かぐや」が撮影した月と地球のHD映像がHD DVD化


しかし、何で「NHKエンタープライズ」じゃないのだ? 世論の批判を恐れたのか? それもかなりありそうだ。姑息な奴らだ。腹立たしい。
NHK が版権を持っているのだろうから、素直に NHK 関連会社が売ればいいじゃねぇか。間に人間が挟まれば挟まるだけ、商品の価格は上がる。
まるで「極東のどこかの国の行政」の縮図ではありませんか。

と、言っても、日本は役人の比率が低い国であるとも聞いたことがある。その計算に「各種(利権)団体職員」が入っているとは思えませんがね(笑)。

ま、私は基本的に DVD とか買わないから、どうでも良いと言えばどうでも良い。企画としてポシャってくれると面白いと思うくらいだ。


ポニーキャニオンで思い出した。

最近の日記にあるように、Vista でパソコンを新しく組んだ。昔、パソコンで DVD を再生するには、何かしらサードパーティーの再生ソフトが必要だった。今回、「Vista はどうなん?」って思った。試してみた。
案の定、Vista 標準で、DVD 再生ソフトは付いているようだった。

そのテストのため、以下のソフトを使用した。

『ポンキッキーズ21 30周年記念 ガチャピン チャレンジシリーズ』

配偶者の友人から(私の友人とも言えますが)から、このソフトを貰ったのは、確か1年くらい前だ。その際、まずパッケージに衝撃を受けた。
実は、先日初めて再生してみた。改めてショックを受けた。
衝撃的すぎて、最初の1分くらいしか見られなかった。(本当は忙しかっただけだけど。)

私は昔(例1例2)から、「情報の保存には石を」って主張している。(かなり誇張有り)

最近、「記録メディアの信頼性」についての記事が多く出ている気がする。私は流されやすいので、USB メモリを新調した。
というのは嘘だ。

昨年末から実際に、時々 512MB のメモリが、認識されたりされなかったりすることが続いた。そのため、1月の終わりに秋葉原に通った際、"あきばおー"にて購入したのである。2GB で1580円(税込み)であった。恐ろしく安い。
20080215141.jpg

20080215142.jpg

あきばおーのネット通販でも買えるようだ。

なかなか小さく、可愛らしいので、現在はこれを愛用している。512MB(USB2.0) は職場の引き出しに常備し、来るべき機会(何か来るのか?)に備えるコトにした。最初に買った 32MB(USB1.1) のヤツは自宅待機となっている。マザーボードの BIOS アップデートなんかに使っています。

我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医の無罪を信じ支援します。

言い出しっぺのカタ
新小児科医のつぶやき
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/

最近のわかりやすい解説
ななのつぶやき「福島県立大野病院事件に思う」
http://blog.m3.com/nana/20080207/1

さらばプリンスホテル

プリンスホテルと日教組(と右翼)のニュースを知ったのは、以下のサイト2月3日の記事からです。

ネットで教科「情報」日記 : やはり、ふれないわけにはいかないでしょう。

実は、ここ数ヶ月、私は新聞の購読をしていないのですね。
朝日は「アサヒる」し、確かにアカ過ぎる。君らはこのクニを中国などに明け渡したいのか。
日経は大企業に寄りすぎで、読んでて頭に来ることがある。拝金主義に過ぎる。ただ、その他の社会的な記事(?)については、かなり中立的だと思います。
毎日は読まない。特に最近は医療報道が酷い。
読売も読まない。ナベツネが気にくわない。
米国出張所の産経は論外。

あんまりテレビも見なかったものだから、上記サイトを見るまで、そんな話題を知りませんでした。

で、本日改めて調べてみたら、こういう見解があることを知りました。

Birth of Blues :【アサヒと毎日の社説】日教組vsグランドプリンスホテル新高輪抗争

朝日と毎日は興奮せず感情に流されずに、国家(裁判所)が介入してはならない「私的自治の原則」「契約自由の原則」「民事不介入」という素晴らしい民主主義の根幹並びに、日教組が集会を開催する権利と公共の福祉の衝突について、改めてご一考願えればと思います。

で、流れが読めない人も多いと思いますので簡単に講釈垂れますが、今回の裁判書の仮処分命令に債務者が従わない場合、債務不履行に派生する損害を賠償すれば責められる道義はありません。
更に損害賠償額を巡り係争になれば裁判所が額を認定、それでも債務者が得心しないのであれば裁判所命令で強制執行。
この強制執行を債務者が妨害すれば初めて、高輪プリンスを反社会的企業・犯罪者呼ばわりする事が出来ます。
これが法治国家。これが罪刑法定主義。

大変勉強になりましたので、長文ですが引用させていただきました。ふーん。

なにはともあれ、私も今後はプリンスホテルを使わないな。
大体、ホテル自体をあんまり使わないけど。

「道路特定財源」だけではないのだろう、税金の私物化という現象は。

本当に「愛国心」があれば、そのような行動は取らない、取れないのではないだろうか?
年少者に「愛国心」を押しつけるのも良いが、公僕は全て「愛国心」を保持していただきたいと思う昨今である。

blu-ray

英語 blue フランス語 bleu ドイツ語 blau

ドイツ語の「青」を忘れていたことに驚いた。ま、最初から覚えていなかったのかも知れないが。改めて大学(の第2外国語)で用いた教科書『現代ドイツ語文法読本』を見てみた。
思いっきり表紙に色の三原色の名前などが書いてあった。 orz

だいぶ古い話だが、"HD DVD"という規格がそのうち無くなるらしいと知った。ワタシの自宅でも職場でも、未だに"HD DVD"やら"blu-ray"やらを見たことがない。当然、そういった関係の機器を自宅用には買っていないわけで、特に(HD DVD が無くなる)悲しみや(blu-ray がしばらく存続することによる)安堵もなかった。

何となくだけど、ディスク表面から0.1mmの深さにデータが収まるというのは恐ろしい。引っ掻くことにより、データを失ってしまいそうで怖い。

結局 SONY 陣営は「名前で勝利」したのだろうと思うのである。冒頭に掲げたように、英語でも、フランス語でも、ドイツ語でも通じそうな名称だ。カッコよさげである。

死刑制度と冤罪と

光市の母子殺害犯に死刑判決が下ったらしい。

私は、死刑廃止と存続、どちらを選ぶかと問われたら、存続を選ぶ。
そして、被害者親族による私刑での死刑導入も提案しちゃう。

ただしヒトがヒトを裁く場合、死刑になるような凶悪な犯罪に限らず、必ず「冤罪」の危険性がある。つい最近も「痴漢の加害者に仕立て上げられたオッサン」が居た。
公僕である裁判官によって、冤罪の可能性が限りなく0に近いと見なされるならば、凶悪犯の「処遇・処分」は被害者の関係者に任せても良いのじゃないかと思う。
ただし、私の貧弱な想像力に拠るならば、例えどれだけ憎い存在であっても、ヒトを殺すというのは後味の悪いものにはなりそうだ。


この間の水曜日の夜、TOKYO FM で不思議な番組をやっていた。結構聞き入ってしまった。
ゲストの男性曰く、日本に税金を収めているヒトは、その金がアメリカに渡り、「軍事費」として浪費されていることを、もっと問題視すべきだと言っていた。日本で税金を支払っているヒトは、アメリカ軍の人殺しに間接的に荷担しているのだと。その通りだと思った。
この間、きっこ氏は「米軍を駐留させている日本は、チベットをないがしろにする中国を非難する資格は無い」と言っていた。確かに。

で、ハナシはラジオに戻る。その番組は男女ペアが司会のようだった。ゲスト氏の話が徐々に脱線していったのは彼ら司会陣のせいでもあるのだろう。番組の最後には、痴漢で有罪になりつつあるらしい「ミラーマン」植草一秀氏の話になっていた。ゲスト氏に言わせると、植草氏は国家権力に睨まれたから、冤罪によって検挙・起訴されたとか。

その番組、途中までは良かったのだが、何だかなぁ… と思った。
番組の最後にゲスト氏が誰なのかが判明した。ベンジャミンフルフォードというヒトだった。そのお名前は存じ上げていた。切込隊長ブログにて、以前取り上げられていた人物である。その方のサイトは、未だに見たこと無い。
多分、そのベンジャミン氏は基本的に真面目な方なのだろう。しかし、そのラジオでの喋りは妄想成分過多である気がした。


話は戻るが、今回は多分冤罪でもないだろうし、死刑OKでしょ。
私自身もマスコミの報道に流されているのでしょうけど。

何かを分かち、ヒトは行く

『プリオン説はほんとうか?』(アマゾンの書評へ)は、2週間くらい前に読みました。記憶に残るよう、2度読んでみました。面白かったです。
著者は福岡伸一という方です。

なお、この本の存在は発売当初から知っていたのですが、購入する機会が無かったのです。新聞か何かの書評を見て「面白そうだなぁ」と思い、「購入予定の本リスト」にはずーっと置いてあったのです。しかし、他の本を読むのに忙しかったのです。
この本を買う少し前に『生物と無生物のあいだ』という本を入手しました。そいつが面白かったから『プリオン説はほんとうか?』を買ったのですね。

「吉野家の牛丼に「脊柱付近の肉」が混ざっているかも知れない」というニュースを受け、タイムリーな気がするので日記に書いてみます。


今回のニュースの中には「境界線」が複数存在しています。それをいくつか挙げてみます。
・アメリカ合衆国の食肉加工処理業者の「安全な会社」と「いい加減な会社」の境界線
・肉牛からできた食肉の「危険部位」と「非危険部位」の境界線
・肉牛の「健康な牛」と「BSE を発症している牛」の境界線
・「BSE の主犯」の領域に入る「プリオン」と、領域外にある(らしい)「未発見のウイルス様物質」

『プリオン説はほんとうか?』を読んだ私なので、上記4つの境界線について「境界は曖昧とならざるを得ないし、線引き自体が無意味かも知れない」と思うのです。


この本を読み、初めて知ったのですが、スクレイピー(羊の海綿状脳症)には、複数の「株」があることがかなり以前から知られていたそうです。また、「BSE に感染した牛の肉骨粉」を摂取したことによるスクレイピーである「sheep BSE」は、それら過去に存在したスクレイピーとも異なる症状・病変を示すそうです。
つまり「海綿状脳症の原因はウイルス様のナニモノカであり、そのために可変性を持つ」との解釈もあり得るとのこと。

第6刷の180ページあたりから引用します。

病原体が可変的である、言葉を換えていうならば、新しい宿主や環境を求めて進化しうるのであれば、(中略) 病畜の臓器や部位を安全部位と危険部位に分ける考え方にも、より一層の慎重さが求められよう。なぜなら、これまで安全とされていた部位でも、増殖可能な変異体が出現する可能性はいくらでもあるからだ。現に、牛では特定危険部位とされていない脾臓は、羊スクレイピー病ではもっとも感染性(病原性)の高い部位の一つであり、マウスやハムスターでも同様である(この病原体がリンパ組織を初期の増殖の場としていることから考えれば、主要なリンパ集積臓器である脾臓がターゲットとなるのは当然である)。WHO が勧告するとおり、病畜はその個体全体を廃棄・焼却処分して、再び食物連鎖に入り込まないようにすることが安全対策上重要なのである。

なお、この本の中では「BSE の病原体は熱に強い」というのは、言い過ぎ(あるいは虚構プラス伝説)である旨の記述もあります。詳しくは実際に本を読まれると良いでしょう。


この本を読み、牛肉に対する私の認識は以下のようになりました。
「なるべく安全そうな牛肉をしっかり加熱して食う」ならば、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に罹ってしまうことは無いだろう、と。

で、当然のコトながら、私は好んで牛丼は食わないッスね。特に嗜好は変わっていませんケド。

今回のニュースを見聞きし、やはりヒトの営みすべては「線引き」でしかないと、改めて思ったのでした。


過去の関連する日記

ヒトの生きる理由
https://ariori.com/diary/2002/02/04/

他人事

「首つり」が「お勧め」の「自殺方法」だというのは、『完全自殺マニュアル(ウィキリン)』を読んで知った私だ。おおよそ15年前の書籍らしい。

世の中の自殺者の大半は、きちんと「首つり」で死んでいるのだろう。にも関わらず、このニホンのマスコミは「硫化水素による自殺」ばかり取り上げ続けている。その裏には毎日100人近くの「名も無き」自殺者が居るのだろう。

特定の自殺方法ばかり取り上げる違和感は「練炭自殺」の際にも感じたことだ。練炭自殺のほうがまだマシだ。他人を巻き込む可能性が低い。

本日、山手線内で「雪山獅子旗」を手にした家族を見た。若い夫婦で、ベビーカーに赤ちゃんが乗っていた。お母さんが旗を手にしていたが、ベビーカーにも旗が付いていた。
帰宅後に知ったが、新宿あたりではデモ行進も行われたらしい。その家族はそいつに参加した帰りだったのかもしれない。

それだけならば、特に「目イルカ」を立てるまでのことではない。私の感覚では。


で、そのベビーカーには「DFSギャラリア・沖縄」のバッグもかかっていた。おそらく、その家族は沖縄にある免税店に行ったのだろう。念のため記すと、私は「沖縄に免税店がある」と知ったのは、先ほど"DFS"で検索してみたからだ。Google では初っぱなに、その「沖縄の免税店」のページが来ていた。

その家族は、「ぱっと見」は日本人だった。もしかすると、沖縄在住なのかもしれない。また、可能性は低いが、中国籍だったりするのかもしれない。しかし、中国籍(漢民族?)のヒトがそんな会合に出たらば、抹殺されちゃうんじゃないかしら。良く知らない、知りたくないけれど。何しろ、嬉々としてそんな「沖縄の免税店」のバッグを使っているってコトは、東京在住なのだろうと解釈したよ、私は。


沖縄だって、相当に中国や日本に虐げられてきた過去がある。未だに日本全体を代表(?)して、アメリカ軍に占領されていたりする。そんな沖縄ってトコロに観光に行ったことを、ことさらに誇示する「お気楽家族」が、「フリーチベット!」と叫んだところで、説得力は非常に乏しい。  ...んじゃないすかねぇ?

『誰が学校を殺したか』は、1992年9月10日に初版が発行されているらしい。最近手に取り、読んでみた。著者の夏木智氏は茨城県の公立高校教師であるそうだ。

この本は16年前の発行だが、その内容は現在も新鮮さを失っていない。いくつかの話題が扱われているが、特に、文部科学省が関わる「教員の資質向上」論の空虚さは、この20年近くずっと変わっていないということになるのだろう。

初版から何か所か引用する。

22ページ
もし本気でこの問題に取り組もうと思うものがいるなら、当然、まず、「望ましい教員の資質とは何か」という問題を議論するところから始めるにちがいない。(中略) そのことに関してはろくな議論もしないうちに、「どうすれば資質が向上するか」という具体的方策に関する議論にばかり熱中しているのだ。

40ページ
(初任者研修制度で)新規採用者を「指導」するのは、今の学校のあり方をつくってきた人々である。(中略) 彼らは人に指導できるくらいだから、今までもずっと教育にたずさわってきたにちがいない。とすると、彼らが教育にたずさわってきたこれまでというのは、きっとすばらしい教育ができていたにちがいない。なるほど、今までのすばらしい教育の水準を保つために、大金をかけて初任者研修制度を導入したというわけなのか。

44ページ
私が唖然とさせられたことがある。それは、多くの学校で初任者研修を実施するために新規採用者およびその指導教員が受け持つ授業時間数を減らし、そのぶんを大学を卒業したばかりの時間講師が穴埋めしているということだ!(中略) 新規採用者が立派な教師になるために研修を受けている間、時間講師に授業を担当される生徒はどうなるのだ。それとも授業など、誰でもできる重要性の低い仕事にすぎないとでも言いたいのか。そもそも、こうしたことをまったく気にとめる様子さえもない初任者研修制度とはいったい何だったのか。

現在、徐々に「教員免許更新制」のための講習というものが、その姿を見せてきている。
「押しつけられる研修の不毛さ」ということについて、既にこれだけ論点のはっきりした「現場からの論評」があったわけだ。にもかかわらず、官製研修はどんどん増えている。と、言っても私の勤務先は私学であり、噂を聞く限り、公立よりはマシであるようだ。
しかしまた、世の中の学校の大半は公立学校だ。他人事として傍観するのも忍びない。ので、日記に書いている私がいる。

私は「教員免許更新制」よりも「不適格教員の排除」をきちんと行うべきだと考えている。これは以前にも当サイト上で表明したことだ。

また、夏木氏は理路整然と「コネの重視によってもたらされる、教員の質の低下」について述べている。

36ページ
多くの論者は、今の教員採用試験が、教員志望者にペーパーテストを課し、その成績にもとづいて採用者を決めるというやり方を、「ペーパーテスト偏重で、テストではいい点を取れるが、人間味のない教員が採用される結果になっている」といった言い方で非難している。(中略) 実際の教員採用試験の方法が手直しされ、ペーパーテストの比重が下がり、たとえば「面接の重視」というようなことが実施されたとしよう。起こることは何か。一番、楽観的に考えて、面接官の好みにかなった人間の採用である。(中略) もし、教員を選ぶ側の主観だけにもとづいて選んでいいとすれば、間違いなく「コネ」が横行することになるだろう(中略) そうなれば、確かなことは、教員としての資質とはまったく別のところで教員の採用がなされるわけだから、結果としてむしろますます教員の資質が低下するということだ。

56ページ
不思議なことに、人々はこうした(コネという)問題にあまり関心がないように見える。教員の資質向上を論じながら、一方でこうした議論にあまり乗り気でないというのはどういうわけなのか、私には理解できない。もし教員の資質向上を本当に望むなら、この問題こそまっさきに論じなければならない問題ではあるまいか。

57ページ
コネを使ってでも教師になろうと思うのは、彼が提供できるサービスよりも多くの報酬を得られるからにほかならない。つまりコネで教師になった人が日曜日にも出勤するのは、彼がたとえそうしてもその給料に見合ったサービスを提供できないからにほかならないのである。コネを使って教師になる側にも選択の自由があることを忘れてはならない。コネによる採用は間違いなく資質を下げるのである。

文部科学省の官僚や、教員の生殺与奪の権を握る地方自治体教育行政の「お偉いさん」などは、この本を読むべきであろう。さらなる「殺し」を行い、結果として自分の首を絞めないために。
また、日本というクニを少しでもマシなものにしていくために。そう、若い頃の理想を思い出すのだ。


この本を読み、検索して知った。作者の夏木智氏は『誰が教育を殺したか?』という作品を一昨年に出しているようだ。そちらもいつか読んでみようと思う。
(2015/07/15 追記)読んだよ。

「残業代」いろいろ

この「Googleアラート」を見て、最初はビックリした。
7100yen.gif
「7100円? 1日あたり? 1人あたり?」って。

そして記事本文の引用を読み「7100万円」の誤植だと気付いた。


教員は「教職調整額」という「ホワイトカラーエグゼンプションの先駆け」を貰っているから、残業という概念がないのだ。そして、過労によってダウンする人が後を絶たない。

しかし、こういった「無給残業」の告発は、公務員の方々が行わなければ、教員の残業にはハナシが及ばないだろうという気がする。
そしてまた、公務員ってのは、世の中から比較すると、給料は決して少なくないという自覚もあるのだろう、「残業代出せ」っていう「大きなうねり」は生まれてきていないようだ。

以前に17時過ぎの某区役所を訪れて知った。終業時刻の17:15を過ぎると、バンバン人が吐き出されてくる。うらやましいと思った。
多分、忙しい人は忙しいのだろうが、大半の人は忙しくないのだろう。あの(シゴト少なさそうな)人達の多さには驚きを感じた。


"教員の「残業代」見直す 教職調整額巡り専門家会議開く"って記事(魚拓)が、この間出ていた。教員の「ホワイトカラーエグゼンプション」はどうなっていくのでしょうか?

なお、私は以前「アクアカラーエグゼンプション」って日記を書こうかと思ったが、途中で止めたことがあった。 って、今書いてるけど。
教員って、「決まった時間、必ず拘束される」って点や、力仕事が時々紛れ込んでくるって点その他で、「ホワイトカラー」では無いと思う。かといって「ブルーカラー」でも無いわな。中間だから"aqua (blue)"かと。

なにはともあれ東京

東京メトロ副都心線の開業に伴い、都電「雑司ヶ谷」停留所が「都電雑司ヶ谷」になるらしい。

「雑司ヶ谷」という名称は地下鉄に譲るようだ。
停留所の名前を「旧雑司ヶ谷東京」にしておけば、「首都大学東京」や「新銀行東京」との整合性がとれただろうに。石原慎太郎には、そこまでの知恵は無かったようだ。

超残念東京。

サイト名

情報A の授業で、著作権についての学習を行っている。
日本文教出版の『新・情報A』を基本に使いながら、著作権法の条文などはネット上で検索してもらっている。

私の設定した課題(設問)を披露させていただく。
これは、職場の先輩「情報科教員MT」氏が作成したものを改変している。

問1 以下の問いに答えよ。
1『著作権法の目的』とは何か。
2著作権法における『著作物』の定義を示せ。
3以下の著作物について、『著作権の保護期間』を示せ。
 ・実名の著作物
 ・無名又は変名の著作物
 ・団体名義の著作物
 ・映画の著作物
4『引用』とは何か。
5『引用の範囲・仕方』についてのルールを記せ。
6『引用物の出典の書き方』の例を記せ。
7テレビ番組を個人的に録画して楽しむ場合、各テレビ局からの許可は必要か。
8学校の授業で『テレビ番組を録画したビデオ』を見せた。この行為は合法(法に触れない)か、違法(法に触れる)か。
9文化祭の時に不特定多数を対象に、1年前の映画のビデオ放映を行った。この行為は合法か、違法か。

問2 指定されたフォルダにある、次の2つのファイルを参照し、以下の問いに答えよ。
ファイル1 福島中央テレビ [アナウンス室] 日記.gif
ファイル2 ぐっちーさんの金持ちまっしぐら.mht

1どちらの人物が法を犯した側か。また、その根拠を述べよ。
2どういった点が法に触れているのか、具体的に説明せよ。

私として面白がっている(生徒にとって面白いかどうかは知らないが)課題は、最後の部分である。
福島中央テレビのブログは魚拓しか残っていないので、それをキャプチャしたものをつなぎ合わせてgif画像とした。また、職場の生徒用アカウントでは、ブログの類は基本的にフィルタリングのブラックリストに入っている。そのため、ぐっちーさんのブログを直接見ることはできない。ブログを「Web アーカイブ、単一のファイル」という形式で保存させていただき、サーバーの参照用フォルダにコピーしておいた。

で、生徒たちの課題をやらせたところ、面白い現象を発見した。

2つの文章の内容が酷似していることは、皆すぐ気づくらしい。
しかし、「どちらの人物が法を犯した側か」という設問に対しては、多くの生徒は直感的に「ぐっちーさん」を悪者と見なすようだ。ブログなどを書いているような生徒は、記事の投稿日の違いに気づくようだ。しかし、そこまでパソコンに染まっていない生徒は、名前あるいはサイト名の印象から「アナウンサー」の方がマトモであり、「ぐっちーさん」の方が悪者だと思ってしまいがちなようだ。
ま、確かに「金持ちまっしぐら」はあまりよい印象は持たれないかも(笑)


ってコトだと、私のサイト名ってのも、なかなかイカしていると思うのですが、いかがなのでしょう?
高校まで出て、古文を習った人ならば、かなり印象的な語句なハズだから。
最近、この腐れ日記を知った方もいらっしゃるでしょうから、改めてサイト名「ありおり」の由来を。

「ariori」の由来
https://ariori.com/diary/2000/02/13/

日本の小学校に留年を

おもしろきことも無き世におもしろく
この句、いい大人は何となく実感することができるのであろう。世の中できちんと生きていくことは、それなりに大変である。 もちろん、子供は子供なりに、いろいろと複雑な事情を持っていた気もする。だいぶ忘れてしまったが。

私は基本的に高校生に理科などを教えて生計を立てている。私が彼らの力を認めてやることにより、彼らは中等教育を修了する要件の一部を満たすことになる。
私は生徒に学力を付けさせるために学校に雇われているのであり、生徒の進級・卒業の生殺与奪を楽しむために存在しているわけではない。理科ができない生徒に対しては、放課後の補習や試験前の質問、追試前の指導など、可能な限り支援を行っているつもりだ。
そして、向こうも真面目に取り組んでいるならば、最終的に多少ぺーパーテストの点が悪かったとしても、単位を与えてしまおうという心理状態になってくる。そのことが良いのか悪いのか、未だに分からない。

高校には様々なレベルのものがある。日本全国、同じ科目名であっても、単位を与える基準は高校ごとにまちまちになっている。だからこそ、ヒト(の親)は、良い(と言われる)高校、あるいは大学を目指すのだろう。
全般的には、良い大学を出た方が、それなりのカイシャに勤められるようになる可能性が高かろう。そして、それなりのカイシャはそれなりの給与を支払ってくれる。それは、そのカイシャがそれなりに働く(難しいことをこなすことができる)人達から成っているからこそ、収益を上げられるためだろう。

数年前に「小学校でも留年(原級留置)の検討を」みたいなニュースがあったが、そのハナシは最近あんまり聞かない。
勉強は基本的には難しいものだ。そして、その難易度は進級するにつれ、どんどん上がってくる。だからこそ、私は小学校段階での留年を導入すべきだと思うのだ。五十音表が書けなかったり、掛け算九九が言えないって子は、そのまま大きくなってしまうと「普通の大人」として生活することが難しいだろうという気がする。小学校の段階で学校の授業について行けない子は、原級留置にした方が本人のためになると思うのだ。

(今の制度のまま)力の足りない生徒が無理に進級し、「理解できないがために苦痛を覚える授業」に慣れてしまうことは、大変に非効率だ。無理に横並びで全員進級させるよりも、勉強が苦手な生徒に対しては、物事を理解して自分のものにしていくことの苦労を憶えさせる方が、彼らのその後の人生にとって有意義であろうと思われる。
小学生自身が「留年したくない」と思うならば、せっせと勉強を頑張るだろう。そういう子は多いはずだ。
また、可能な生徒には飛び級も認めるべきだ。小学校の勉強なんて、ヒトによっては苦痛でしかないだろう。少なくとも、小学生時代の私は、授業中暇だった記憶がある。文章を読む力も、数学の考え方も、自然科学の歴史も、自学自習で身につけることは可能だと思われる。
もちろん、学級という集団でしか身に付かないもの、学級という集団だから効率的に身に付くものもあるはずだ。

山崎パンの求人サイトが「すごい」らしいと、痛いニュース(ノ∀`)経由で知った。そこにあった(取り上げられていた)書き込みは、非常に適切な指摘であると思う。

497 名前: オムル・ハング(大阪府)[] 投稿日:2008/06/22(日) 19:17:16.22 ID:plriz6pN0
学歴ってのは将来のために無駄なことにどれだけ努力できるかわかりやすくする基準であって、努力もしないで誰でも入れる世の中になったら、基準の役目を果たさないだろ。

この間読んだ本『誰が学校を殺したか』の中で、夏木智氏も同じようなことを言っていた。私も概ね同意する。

このことを小学生に伝えるには、このように言うと良いのではなかろうか。
「オトナになって、好きなだけゲームが買いたかったら、将来そのお金を稼げるように、今勉強しておきなさい」って。

「ポチは見た!」を見た

MAILPIA は便利だ。
RSS の無いサイトでも、更新を教えてくれる。つまり、「ブログになっていない知人の日記」とか、「電車運行状況」とかの更新をメールで知ることができる。

このサービスは、以下のページを読んでいて教えてもらった。
情報科メモ帳 : Webページの更新をメールでお知らせ

で、ポチは見た!~マスコミの嘘と裏~ も MAILPIA に登録しておいたのだ。
続・地デジに踊らされるな! が新しいページのようだ。

そこからポチとご主人の会話を引用。

新しい地デジの電波はアンテナの向きがシビアなんだ、電波を出す場所がちょっと変わっただけでも、ちゃんとアンテナの向きを変えなけりゃならん。ところで、地デジへの移行は2011年。新東京タワーの運用開始は2012年。ってことは?
「ってことは?」
……ってことは、だ。せっかく今地デジを見られるようにってテレビを買って、アンテナも調整してもらった人が、2012年に新東京タワーになったら、ま~たお金を払ってアンテナの向きを変えてもらわなければならないんだよっ!
「あああーっ、それは大問題だワン! そんなのサギみたいなもんじゃ?」

んー、気付きませんでした。
確かに、都内で自前のテレビアンテナを立てているヒトは、今後苦労が多そうですねぇ。

私は「スカイツリーか、しゃれた名前だなぁ」って、のほほんとしていました。
ってか、別に地デジ対応の機器を買ったことは無いし、これからも買う予定は全然無い。だから構わないのだけれど。念のため言いますと、私は21世紀になりたての頃から、地上波アナログ放送が終了することは知っていました。しかしまた、ケーブルテレビ導入区域に在住していたから、電波がどんなカタチ(analog または digital)で飛んでこようが、あんまり関係ないなぁ…って、思っています。

思い上がり

かねがね私の主張(12)していた「トラックバック・コメント不要論」、賛同者?が増えてきた(123)。
この間読んだ蟹工船、売れているようだ。これは新しい装丁のおかげでもあるのだろう。

最近の私が注目しているのが、「いつ毎日新聞が廃刊するのか」というコトだ。
私は以前、毎日新聞に絶縁状を叩きつけた。

ここのところ、Birth of Blues ってサイトを愛読している。そこらのマスコミなんかより、余程「社会の木鐸」と呼んでも良いのではないかと思ってます。ま、エントリによりますけど。
で、「毎日新聞の英語版サイトがひどすぎるスレ」がひどすぎる件も GoogleReader でチェックしてました。先月末から「毎日が酷すぎる件」は知っていました。ここのところ非常に盛り上がっていますね。
こんな辺境サイトにいらっしゃる方ならば、既にほとんどの方はご存じだとは思いますが、一応リンクを貼ってみます。

毎日新聞問題の情報集積wiki
http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/

世の中は私の後を追ってきている気がするyo!


ってコトで、サイト上の目障りなアフィリエイト、そのうち無くなるハズ。私が導入していないから。
Dannychoo氏くらいまで、サイト内容と商品が一致しており、アクセス数もあれば、儲かることはあるでしょう。しかし、ブログの内容にそぐわない「取ってつけたような広告」なんか、どうせ誰もクリックしないだろうよ。いくらブログを更新しまくっても、儲かるハズも無い。

私はゴテゴテしたサイトが嫌いだ。というか、そういうサイトを作れないし、美しいと思わない。話は少し変わるが、RSS に入ってくる広告もウゼえ。
日記(ブログ)は独自ドメインで運用すべきだと思うのであります。

およそ10日前、以下のようなメールを徳島新聞社に送った。
特に今のところ返事はない。また、サイトの運営方針が変わった形跡もない。
URLが"topics.or.jp"ってのがスゲー。先見性があったと言えよう。しかし「危機管理」については、あまり興味がないらしい。

From: ******@******.ed.jp
Date: Mon, 30 Jun 2008 14:23:15 +0900
To: jouhou@topics.or.jp
Subject: 配信記事の扱いについて

徳島新聞編集部御中

○○○○と申します。

web サイト上の記事
「審議進まねば提訴も」 臓器移植患者団体が方針 2008/06/28 19:15
は、共同通信からの配信記事と思われます。

このような場合、「共同通信」との但し書きを入れないと、
記事内の人物に名誉毀損で訴訟を起こされた場合、
その訴訟で負けてしまうことが考えられます。
早急な対策が必要ではないでしょうか。

以下のサイトが参考になると思われます。
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7407.html

メールに示した http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7407.html から引用します。

簡単にいえば、配信元の配信した記事をそのまま新聞記事にすると、名誉毀損してなおかつその内容が真実でなければ、新聞社は敗訴するということです。

なお、同じような文を佐賀新聞社にも送ったのだが、こっちも反応無し。

「新聞記事の読み比べ」ってコトで、情報科の授業を行っていて、これらの新聞社サイトのヤバさ(?)に気付きました。

紫色の顔の友達を助けたい
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/

ってサイトはかなり難解なのですが、いつからか読んでいます。
東京女子医大って、ロクなトコロじゃないのかなぁ... って思っちゃいますね。もちろん、当然のコトながら、その病院に勤めている方には、良い方も悪い方(?)もいらっしゃるだろうコト、重々承知しております。

ノーモア縁故

大分の教員採用で不正があったってニュース、数日前まで知りませんでした。
最悪ですね。ま、想定内の出来事ですが。

私は縁故撲滅を訴えていましたが、やはり縁故採用は厳然と存在していたようです。
地方公務員だって、一般企業だって、縁故採用はあるでしょうね、かなりの割合で。
特に、地方公務員の非常勤なんか、多そうな気がする。というか、そういう話は時々出てきますよね、ニュースに。


私は私立学校に勤めていますが、数年前にも公立学校教員の試験を受け直そうと思ったコトがあります。
私が教員採用氷河期に試験を3度落ちた理由の一部には、色覚異常という特性が関係していたようだから。そして現在、東京都は色覚異常を理由とした不採用を行っていないようだから。

しかし、最終的に何で試験を受け直さなかったかというと、ロクでもない人物が、某都内北区の小学校に、教頭だか校長だかの立場で在職なさっていたからです。あんなヒトが上司であるような学校に逝ってしまうリスクを冒すよりは、現在の環境、つまり現在の校長・教頭の下で働く方が、多少給料が安かったとしても"マシ"であるように思えたからです。

ロクでもない人物のお子さん、今はどうしているのだろう...?
やっぱり縁故で東京都に採用になるのかなぁ...?
怖いなぁ...

8月15日というのは、このニホンってクニで、最も重要な日だと思う。

本日の読売新聞の社説から。

東京・九段の日本武道館で行われる全国戦没者追悼式は、天皇、皇后両陛下をはじめ、首相、衆参両院議長、最高裁長官という三権の長がそろって出席する国家としての最高の行事である。

初めて知りました。三権の長が出席する式典だったコト。


NHK の『手話ニュース845』を見ていたら、式典絡みのニュースをやっていた。
あの式典の参加者がどのように選抜されるのかは、私にとって謎のままである。だいたい、戦没者が親戚に存在しないヒトなんて、この世の中には居ないだろうから。ニホンでも、あるいは、どのクニでも。

で、参加者で最も若いという9歳の女の子の映像が流れていた。
彼女曰く「(戦争で死んじゃった)ひいお爺ちゃんが、生きて帰ってくれば良かった」と。

私は突っ込みを入れる。
「ひいお爺さんが生きて帰ってきたならば、あなたは絶対にこの世の中に存在していないよ。それでも良いの?」

福島大野病院事件

故人の冥福をお祈りします。
福島地裁の判決を支持します。

最近おもしろかった新聞記事。

「幸福の木」から金の粒 ?
高校生が調査 ▼ 園芸土と判明
台東区の女性が育てている木の鉢から、金色に輝く粒がたくさん見つかった。以来、女性は気になって仕方なかったが、都立科学技術高校(江東区)の科学研究部の生徒たちが調査し、ナゾの粒は主にオーストラリアで産出する園芸土と判明。女性は「金じゃなくて残念だったけど」と言いつつ、胸をなで下ろしている。
自営業の佐々木舞子さんは6月末、約20年前から自宅で育てていた「幸福の木」を別の鉢に移し替えようとしたところ、金色の粒が手のひらをいっぱいにするほど出てきた。一粒が直径数ミリの大きさで、見かけは金箔(きんぱく)にそっくりだった。
宝石店などで調べてもらったが判明せず、悩んでいたところ、同部部長の相川幸平さん(17)らが調査を買って出た。「蛍光エックス線分析装置」などを使って調べたところ、物質の成分は鉄38%、ケイ素21%、アルミ19%など。金は含んでいなかった。この成分比率は「バーミキュライト」と呼ばれる園芸土と似ており、国内でも広く市販されていることがわかった。
佐々木さんは「ゴールドじゃなかったのは悔しいけれど、楽しかった。こんな機会があれば、子供たちももっと科学に興味がわくはず」と感激した様子。顧問の早川信一・主幹教諭は「不思議に思ったことを調べるのが科学の基本です」と話していた。
(2008年8月12日 読売新聞)

ササキさんの勘違いも分からなくはないです。私も同じような勘違いを小学校のときにしました。
鉢植えの中に、「妙に角張ってるキラキラしたツブツブ」を見たときはドキドキしましたねぇ。しかし、同じツブツブが DIY の店先などにも存在するのを見て、「金じゃないんだろうなぁ」って気づきましたね。
この記事、ツッコミどころが多すぎるのですが、個人的には、"バーミキュライト"の姿と名前が一致したことが、一番の収穫でした。

根津公子氏(ググリンク)の著作『希望は生徒』を読んでみた。

読んでみたが、「学校という場に於ける国旗・国歌」に関する私の見解には、特段の変化はない。根津氏にとっては残念なことであろう。根津氏の意見は意見として尊重するが、公務員としてはフテキセツな人物なのではないかと思う。
私は、「国旗・国歌」に「敬意を払う」のは、地球上に棲むヒトの基本だと思うのですねぇ。もちろん、日本のヤツに限らず。

その自伝?の中では、唐突にお子さんが生まれていた。(恋愛や)結婚式についての記述は全く無い。
17~18ページから引用。

一九七一年、二〇歳の時、私は東京都江東区立大島中学校に赴任しました。
(中略)
家庭科の授業だけでなく、一年目は一年生の学級担任もさせてもらいました。
(中略)
家庭科の授業は、家庭科教育者連盟の学習会や合宿に出かけたり、半田たつ子さん編集の雑誌『家庭科教育』を読んだり、また生徒の要求を聞いたりして、試行錯誤をしながらつくっていきました。「男女の平等」については、日常の言動を折に触れて取り上げ、意識的に問い返しをしていきました。
一九四七年(原文のまま:この本は図書館で借りたのだが、誰かがきちんと「七四年」に校正していた。笑える)四月、第一子を出産。

彼女、「国旗・国歌」(への盲従)は嫌いなようです。
しかし彼女、私が思うに十中八九、神前式で結婚式を行っていますね、時代が時代だろうし。彼女は「日本古来の神」か何かに誓ったハズ。その事実を葬り去りたいからこそ、この自伝では自身の「結婚」について、何も触れていないのだろう。
無神論者の私は、彼女の行動を疑問に思います。

そして、結構面白い記述を見つけた。
ちょっと長くなるが、51ページから引用。

石川中へ移動した一九九〇年四月は、学習指導要領の「日の丸・君が代」条項の先取り実施の年でした。勤務二日目の職員会議での議題の一つに「入学式について」がありました。すでに決定されていた「日の丸・君が代」の取り扱いについてなぜ実施することになったかを質すと、返ってきた答えは、「校長が『実施する』と言うから」でした。誰も責任を感じないこうした運びは往々にしてあることですが、私はこれに黙っていることはできませんでした。「校長が、ではなく、みんなで話し合い、責任を持って決定しようではないですか」と訴えました。すると流れが変わり、決定した議題が差し戻され、論議がされました。そうして採決した結果、「君が代」斉唱はしない、「日の丸」は掲揚するとなりました。そして、その年度の卒業式には「日の丸」も「君が代」も実施しないと決定しました。一九九〇年度から学習指導要領が先取り実施されるなかで、石川中では、それまで実施してきた「日の丸・君が代」を取りやめていったのです。

「それまで実施してきた」のだったら、そのまま実施しておけば良かったと思うんですよ。何かが彼女を突き動かしてしまったのでしょう。転任早々会議で出しゃばれるなんて、スゴいと思います。
それ以降、根津氏などがいろいろと頑張ることにより、東京都教育委員会による学校の締め付けも強化されていったのだと思うのです。無理に波風を立ててしまったことにより、結果的に自分たち(東京都公立学校教員)の首を絞めてしまった気がしてなりません。


「怪しい教員」というと、大阪の方で「新任だけど免職されそうだ」ってなニュースを見た記憶がありました。
Birth of Blues 経由で、そのヒトが井沢絵梨子というお名前だと知りました。「大阪市新任教員免職撤回裁判」というページ群を見たのですが、その中のページの一部は思いっきり".doc"で放置してありました。
少しそのドキュメントを眺めてみましたが、あまり面白いものでもありませんでした。リンクは貼りません。

"労組系"の方々がネット上で活動する場合、「ワードファイルでの主張がデフォルト」なのでしょうか。根津氏の場合もそうでした。大変に不思議です。職場で「零細クミアイのイインチョー」をやってる私も真似してみようかな。

根津にしろ、井沢にしろ、教員なのだったら、「自分の言いたいことを伝える」という作業に、もっと真剣であって欲しい気がします。「ワード放置」じゃ、普通のヒトには多分伝わりませんね、何か言いたいことがあったとしてもさ。

「正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと」という教育の目標を阻害したとして、警察庁J-CAST署は5日、某国ダメオヤジの福田某(10万72)を威力業務妨害容疑で2ちゃん地検に書類送検した。
調べでは、福田某は9月1日午後9時30分ごろ、公共の電波を用いて「僕は仕事を放り出します。でも、あなたとは違うんです」と宣い、教育機関すべての業務を妨害した疑い。特に初等・中等教育機関勤務者は、「あのじじい、何考えているんだ? ガキどもへのシメシがつかないっつーの」と、かなりキレ気味だった。
福田某は「世間がどんな反応をするか見たかった」と容疑を認めているという。

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着想は以下のサイトからッス。
ボーガスニュース
ネットで教科「情報」日記 : やってはいけないことpart2

生後5ヶ月以下の狂師格付けが行われた大分県で、すべての県内狂師に対するヒト厚顔性拝金症(HKH)検査を行うことが決定された。全頭検査を続けることで高級職種・公立学校教員のブランドを守るのが狙い。
県によると、ブランド品の公立学校教員は、長年ぬるま湯にに浸かって肥えている。このため肉質も良く、仮に全頭検査の結果失業しても、高級料亭への食材としての派遣などが考えられ、その後の生活にも支障は無いと判断された。
2008年度の特別検査が実施されたことにより、年齢に限らず大分の狂師は「お金を払って先生になったんでしょ。偉そうなこと言うな!」と、生徒から罵倒され続けているという。特に親類に同業者を持つ狂師などからは、「自分は不正とは無関係だと思っているが、その確証はない。伝染の可能性だけではなく、先天性の疾患ということも考えられる。是非とも検査してほしい」という声もある。
HKHの原因となるプリオンの発生を確認する検査キットに要する費用は県民の税金から補填されるが、こんなで教育いいんかい?は「金額だけの問題ではなく、全頭検査を続けることがモンペ(モンスターペアレント)様の安心感につながる」と話している。
この動きは他県への波及も予想されており、知事の越権行為による締め付けがある大阪などでは、既に高齢狂師向けの講習を企画している業者もあるという。

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着想は以下のサイトから。
というか、リンク先にもコメントしていますが、ヤマグチ氏の意見に全面的に賛成します、私は。

H-Yamaguchi.net: 教員採用汚職問題に対する前向きで抜本的でスジの通った対策を考えてみた

食いっぱぐれたくない

本当の不況(飲まず食わずという世界)に強い職業は、第一次産業だと思う。その次に強いのは、教師か性風俗産業だと思うのです、いやマジで。自分は"セイフーゾク"にお世話になったことは無いし、これからも無いだろう。ビョーキ怖いし。

戦争やら何やらが起こるような状況、あるいは戦争直後のような状況でも、教師ってのは必要とされる職業なのじゃないかと思うのである。多分フーゾクもね。まあ軍人は別として。ハッテントジョーコクの子供なんかが「勉強したい」って目を輝かせている映像を見たりするが、あれは真実だと思う。
教師側がやる気になれば、授業はどこでも出来るのだろう。その親からも、何かしらのお礼(食料)が得られそうな気がする。そういったハナシを教員同士で、ちょこっと喋ったことがある。とあるセンセーは「私は、教員の職からアブれたときのために、中東からカーペットを仕入れるルートを確保しています」って言ってた。どこまで本当か知らないけど。

で、私が一番理解できないのは「証券会社社員」であり、その次は「銀行員」である。
「金で金を生もうという魂胆」が、私は理解できない。そして、食いっぱぐれそう。


過去の関連する日記

不思議な仕事
https://ariori.com/diary/2001/02/09/

緩慢な搾取のもとに
https://ariori.com/diary/2001/09/17/

イチローが8年連続200本安打、だとか。
そして、その記録を「むかーし昔」に作ったのが、Willie Keeler という方だとか。

で、報道ステーション見てて知ったのだが、「3バント失敗」というルールを作るきっかけになった方だとか。おもしろい。
で、ググってみた。
日本語版ウィキペディアなんかには「左投げ左打ち」とあるのだが、参考画像で、めっちゃ右投げしています。

何かの間違いかと思い、本家の Wikipedia を見てみた。
同じだった。現役を辞める年の画像のようだ。
keeler.gif

なんじゃらほい。

左右逆に焼いちゃったのか?
何かのパフォーマンスだから写真に残ってる?

あるいは、『巨人の星』・『新巨人の星』並みのドラマでもあったん?

Web屋のネタ帳
http://neta.ywcafe.net/

というサイトは勉強になります。


その1

俺は悪くないYahooが悪いんだ返金しろ、とか言う人はこれを読んで胸に手を当ててよく考えてね
http://neta.ywcafe.net/000894.html

という記事がある。

ぶっちゃけ、私は複数サイトで同じパスワードを使い回している。これは「拙いコト」って最初から分かっているから、いくつかのレベルに分けて管理してる。
例えば、この日記を記す際のパスワードは、他のサイトでは使っていない。
また、google・amazon・yahoo、あるいは、オンラインバンキングなども、それぞれ別のパスワードを使っている。

でも、その他の様々なサービスについては、大体同じパスワードを使っちゃっているのです。
この駄文を読んでいらっしゃる方で、「銀行なども含め、やたらと同じパスワードを使っている」という方がいらっしゃったら、気を付けた方が良いですぞ。


その2

GMailからはドコモやAUの連続ドット(RFC違反)メールアドレスにメールできなくなった
http://neta.ywcafe.net/000897.html

私が本当にケータイメールを使うようになったのは、この数年のことなのであります。
ケータイ界とパソコン界(?)がボーダーフリーになり始めた頃、「メールアドレスの"."(ピリオド・ドット)の多用はウゼェなぁ」って、ぼんやりと感じていました。実はそれは「明確なルール違反」なのだそうですよ。
上の記事から更にリンクされた先にありますが、メールアドレス内に"..."みたいに連続で"."を入れたり、"@"の直前に"."を入れるのは、拙いんですって。

ってか、私はメールアドレスで"."を使って良いのは"@"の後ろだけだと思っていました。Gmail のアカウント取ったとき、「え、こういうの、アリなんだ」って驚いたくらいです。
ルールがあるのならば、厳密に対応するのがスジだと思います。
なので、Google の今回の仕様変更は、もっと前から行われてたって良かったと思うのですね。

私は、ケータイはソフトバンクを使っています。まあ、spam はある程度届きますが、適切に対応すれば、ある程度は防げるようです。

迷惑メール対策をしよう|SoftBank
http://mb.softbank.jp/mb/support/safety/measures/

お勧めの「Softbank の SPAM 対策」
https://ariori.com/diary/2007/10/17/

この駄文を読んでいらっしゃる方で、「ケータイのアドレスを変えようかな?」という方がいらっしゃったら、気を付けた方が良いですぞ。

米は米屋?

「米への残留農薬」ってヤツは、少なくとも「メタミドホス」については、無視しても良いと思う。(参照:過去の日記)

で、カビ毒「アフラトキシン」についても、少なくとも喫煙者は気にしなくて良いんじゃないかな? タバコの煙の方が、よほど毒性が高いだろう。


何で、そのような米が流通したのか。
私は最初、こちらのブログでその原因を知りました。

海部の日記帳<情報科教員。映画・音楽など>:ウルグアイ・ラウンド
9月5日のエントリーです。
こういった突っ込んだハナシは、新聞などのサイトでも、先週半ばまでは見られなかったように思います。

上の記事を見たときは、純粋に「へぇー」って感心しました。情報科の先生でありながら、農業政策や国際政治に詳しいのだなぁ、って。情報科関係の先生のブログは、結構読んでいるのです。この海部センセイのブログも。しかし、海部センセイのブログで、こういった政治的なハナシは珍しかったので、やけに印象に残っています。


こちらは、ミニマムアクセス米について、更に詳しく書いてあります。
何かの拍子に、購読? するようになったサイトですね。農政関係に詳しい。

Sasayama's Weblog >> 事故米問題の根本には、ミニマムアクセス米がある
9月17日のエントリーですね。


世の中は複雑であります。
結局、「事故米」は廃棄するとかしないとか。

壮大な無駄ッスねえ。

日教組の組織率と「全国学力テスト」の点数の間に、少なくとも負の相関はなさそうだというのが、定説となりつつあるらしい。スルドい方は1年近く前に調査済みのようだ。

日教組組織率と学力:補遺 | Okumura's Blog
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2274

全国学力テストは、正式には「全国学力・学習状況調査」というらしい。
そして、私も以前日記に書いたことだが、小学校はベネッセが、中学校は NTT が受注したそうだ。

自分が受けていないから、あんまり気にしていなかったが、ウィキペディアには「問題点」として以下の記述があった。

生活・学習環境の調査までされているのに、民間企業(小6はベネッセコーポレーション、中3はNTTデータ)に情報管理を任せていいのか。
小学6年生のテストの採点を行うのは教育産業の会社であるベネッセコーポレーションであり、教育産業に情報が利用される可能性を全教は指摘している。

確かにその通りだ。全日本教職員組合エラい。ま、私は日教組とも全教とも、直接の関係は無いけど。

私は、このテストは話が出始めた2002年の段階から否定的だった。大体、全国一律のテストで、分かるコトなんて、ほとんど何もないだろうから。
分かるのは、どの地方自治体が「ペーパーテストの点が取れ」て、どこがその逆かってコトくらいだろう。
数十年前の同じようなテストも、たったの数年間で廃止になったと聞いていたし。


ってコトで、例によって個人的な話に突入する。自慢が相当混入する点にご注意召され。

私は小学校4年の夏休み、茨城県新治郡の千代田村(現 かすみがうら市 ←何故ひらがなっ! )から、東京都豊島区へ引っ越した。日立製作所に勤めていた親の転勤に伴って。
4歳まで、私は同じ東京都豊島区に住んでいたのだが、千代田村に引っ越したのも、親の転勤(亀有→土浦)に伴うものであった。

茨城から東京へ越してきてびっくりしたのが、「同級生の頭の良さ」である。
厳密に言うなら、表題とした「ペーパーテスト対応力」の力強さである。ま、私は「頭の良さ≒ペーパーテストの点」とも思っているが。

茨城に住んでいたときは、誇張抜きで「クラスで一番の成績」だったと思っている。ま、私はクラス担任じゃないから、比較のしようがないが、体感的(?)にはそうだった。
で、東京へ引っ越してきたらば、「クラスで上の方」になってしまったのである。これには驚いた。「東京の子は頭が良いなぁ」と思った。

茨城に住んでいるとき、つまりは30年前のこと、こんな噂を聞いたことがあった。「村で一番の成績を取ると、土浦一高に入ることができ、そこで頑張れば東大へ入れる」と。素直な私は「よっしゃ、いっちょ東大へ行くか」と思っていた。
そんな子が東京では「まぁそれなりにできる」という存在に成り下がってしまう。

私がこの話で何が言いたいのかというと、「地域によって、ペーパーテスト対応力には、めちゃくちゃに差がある」ってコトである。ま、既に皆さんご存じだろうが。
現在の東京都内でも、結構な差があるというハナシがあるが、生臭くなってくるのでその辺は省略。


そんな「もと神童」は、塾こそ通わなかったものの、通信教育は結構利用した。そう、前述 Benesse(元 福武書店) の「進研ゼミ」である。
小学6年の1月から、高校3年が終了するまで、計6年3ヶ月もの長きにわたり、進研ゼミ生だった、私は。

豊島区立大成小学校(現 さくら小)から、同第十中学校(現 明豊中)へと進み、私はコツコツと進研ゼミの教材をこなした。
1日号の記述式テストと、15日号のマークシートテストに対して、「そこまでやるか」ってくらいにまじめに取り組んだ。ま、ふつうに「教材冊子」を見返せば、テストの解き方は書いてある。真面目にやりさえすれば、結構な点数は取れるのだ。
締め切りまでにテストを郵送することができれば、シール(点が良ければ金・その次は銀など)が返送されてきた。それを集めると、様々なノベルティグッズ(?)が貰える。
また、私は冊子にあった「全国成績優秀者」欄で、いかに上位に名前を載せるかに執心していた。あの頃のライバルは、今、何をしているのだろうか?

ってコトで、あんまり自覚はしていなかったが、割とまじめに勉強していた中学生だったのだろう。

記憶では、中学3年2学期、体育は評定3だったが、他は音楽なども含めて、評定5だった。
1986(昭和61)年に行われた都立高校の入試では、自己採点が正しければ、国語・理科・社会は100点だった。確か数学が95点で英語が92点だった気がするが、逆かもしれない。何しろ、487点/500点という、高得点を叩き出したはずである。進研ゼミありがとう。晴れて、第一志望の都立小石川高等学校へ入学が許可されたのだ。
しかし、それだけ内申とテストの点を稼いでいても、合格発表の時は不安だった記憶がある。どれだけ小心者なのだろうか。


そんな「ペーパーテストの鬼」が、現在は「並のオサーン」になっちまったようだ。理由を簡単に言うと「勉強をサボった」ってコトである。

何故サボりがちになったかというと、「医学部を目指すわけでも、東大を目指すつもりでもなくなったから」である。
医学部という道は、「魔の」石原式色覚検査を複数回受け、眼科医などに諭されるうち、私の人生の設計図からは消えていた。(念のため記しますが、今はそんな時代ではありません。石原式などに負けるコト無かれ)
また、私は「教員になろうかなぁ」って思っていて、「小学校教諭になれて、理科を勉強できる国公立大」を探したところ、目を血走らせて勉強せずとも入れそうなコトが分かったからでもある。

しかし、もう一つのサボった理由に「進研ゼミの教材が、高校の進度とずれていったから、やる気が失せていった」ってのがある。なんて情けない高校生なのだろうか。マニュアル人間極まれり。ま、それも運命だろう。


やっと、長年の懸案(?)だった、頭の良さ自慢ができた。良かった。
ついでに記しておくと、記憶によれば、(最後の)共通一次は800点満点中、628点でした。化学は100点、地理は92点、国語は180点超で、英語・数学はボチボチでした。最後の2教科はサボりまくったツケですね。


<過去の「教職志望」関連日記>

教職志望とノストラダムス
https://ariori.com/diary/2005/06/20/

そして恩師木村清志先生
https://ariori.com/diary/2005/06/21/

中国産の牛乳にメラミンが混ぜられたのは、タンパク質が多いように見せかけるためであった。

melamine.gif
タンパク質とは、α-アミノ酸(図は最も簡単なアミノ酸 グリシン)が多数つながった物色の総称である。アミノ酸は、その分子内に、必ず1個以上のアミノ基(-NH2)を持つ。簡便なタンパク質検出法は、試料中の窒素 N を定量するらしい。詳しい仕組みは知らない。
今回の事故、検査する方も、牛乳を(正に)水増しする方も、「仏作って魂入れず」じゃねーかと思った。生産者(の元締め?)は酪農業の心意気から逸脱してるし、加工会社は本質的な品質管理からはズレているように思える。

で、面白い(不謹慎でスミマセン)と思うのは、メラミンの毒性の表現方法である。日記の表題にした「エッグタルト428個」。これは毎日食べ続けると、メラミンによる健康被害が出る量のコトらしい。
多分、その計算はある程度確かなのだろう。そして、ppm(parts per million)オーダーのメラミンなんて、普通の大人なら、無視して構わないハズ。

しかし、百個超のエッグタルトを毎日食ったらば、それは危険だろう。確実に成人病になれる。糖尿・肥満・高血圧や、そこから派生する脳血管障害などが、近い未来に待っているハズ。


エッグタルトはマカオ名物だそうで、数年前に訪れたトキ、本家?の店で頂きました。おいしかったです。KFC でも一時期エッグタルトを扱っていたが、マカオの方がおいしかった気がするッス。ま、名物・名産品とはそんなものなのでしょう。

ちなみに、私が忘れ難い食べ物を適当に挙げると、こんな感じ。
青森のホヤ いわきのメヒカリ シルクロードのハミウリ パリのパン 大連のサヨリ 上海の焼き小龍包 喜多方のラーメン 広島のお好み焼き(以上、思いついた順)

私は常々、「現在の」銀行という存在には疑問を持っている。

「余っている人からお金を預かり、足りない人へ貸す。その際、手数料を取る」という、「銀行本来の業務」ならば、これからもきちんと続けてほしい。しかし、現在の銀行は、アメリカも日本も腐っている。
アメリカの銀行は、不動産価値が上がり続けるだろうという前提の元、金を持たない人に対して、彼らの所有する不動産を担保に金を貸し付けた。どうも「証券化」などと云うらしい。しかしそれは結局、金持ちに上手いコト言って、せしめたものだ。不動産価値が下がり、貸し付けた金が戻ってこなくなった。当然、銀行は営業が成り立たなくなる。ざまあみろ。
日本の大手都市銀行は、テレビCMをバンバン打って、自らの支配下に置いた「元サラ金」を宣伝している。金を持たない人を煽り、上手いコト貸し付けて、そこから金利を貪り取ろうとしている。そして、その資金はカネを持つ人から、ほぼ無利子で調達しているのだ。

「公的資金」を注入された銀行などは、給与も中小企業並みにすべきだと思うのだ。
かたや「財政再建団体」となった夕張市職員などは、普通の公務員(おおよそ従業員50人以上の企業の平均?)以下の給与しか、得られていないはずだ。銀行も同じ扱いにすべきだ。今までさんざん高給を取ってきたのだから、それくらい構わないだろう。

と、ここまでは一気に考えたが、よく考えるとニホンって、そのクニ自体が赤字だった。国債という名の借金漬けになっている。と、云うことは、地方公務員も国家公務員も、もっと給料が少なくても良いのかも知れない。なぜ、夕張市だけは可哀想なことになっているのだろうか。ま、特に夕張の場合は、前任者たちの無策が招いたコトではあるだろう。しかし、無策ぶりはクニも夕張も、それほど変わらない気もする。
ニホンと夕張のどこに境界線があるのか、不思議といえば不思議である。


東京都の公式ページを見ていて、凄まじい情報に遭遇した。
都立高校のヒラ教諭(最近できた「主任教諭」や「主幹」ではないヒト)は、劇的に給料が下がりそうである。それも、高齢(特に40代以上)の方々。

元ネタはこちら。
平成20年 職員の給与に関する報告と勧告

「教員の残業手当」はどうなったのか、今のところ不明ではあります。そっちを増やす可能性も、未だ残されてはいるのでしょうけれど...。

個人的情報と個人情報

GoogleMaps を使うことは度々あるが、あの画面に情報を書き込んだ記憶は無い。多分ね。

まあ、変な仕様のサービスを提供してた Google もマズいが、ああいったオンラインのシステムに個人情報を書き込んじまったタカギヒロミツ氏たちは、もっと拙い。何でも、今回問題とされている現象、それは大昔(数ヶ月前ね)から知られていた仕様(?)らしいし。

Amazon のウィッシュリスト(欲しいものリスト)が公開されて騒ぎになったときも、タカギ氏が騒いでくれたから、私もその存在を知ることができた。
それぞれのヒトが、どれだけ恥ずかしいもの(?)を欲しがっていようと、それはアカウントを持っているヒト内部のコトだ。訴えられる危険性は無いだろう。笑われることはあったとしても。
ちょっと似たサービスに、"はてな"や Google による「オンラインのブックマーク保存」がある。それらのブックマークには、個人の趣味・嗜好や周辺環境が反映されるだろう。流出させたくはない。でも、流出しても致命的とは言えない。


でも今回は違う。バッチリと個人情報が流出したワケだ。

私は、普通のメールだって恐る恐る使ってる。私も人の子?なので、Gmail その他のウェブメールを使っちゃったりしているが、少なくともウェブメールのメールボックスには、個人情報は放置しない。流出したら拙そうな内容のメールはさっさと削除してるつもりだ。
まぁ大体、メールは第三者に見られているという前提で使用しているから、本当に重要な情報は、少なくともメール本文には記していないつもり。


タカギ氏の偉いところは、自分の失策を全世界に公表したコトだ。ま、その判断までにはかなりの葛藤があったコトだろう。有名人は辛いッスね。


ところで、私は非常に不思議に思うことがある。
むかーし昔、「"個人情報流出事故"が起きたとしたら、その場合は1件数百円だか数千円、あるいは1件数万円の慰謝料がかかり、企業は一発で倒産する」と脅かされていた気がする。しかし、そんなニュース、一向に耳にしない。私が寡聞なだけッスか?
リスクマネジメントのコンサルタントをしていた輩は、今、何を生業にしているのだろうか? オレオレ詐欺でもやっているのかしら?

余談であるが、私は実家に電話をかける際、最初に自分の名前(ファーストネーム)を名乗る。誰に教えられたわけでも無いが。
既に数年前のコトだが、実家はオレオレ詐欺の被害を免れたそうな。


個人的に超不思議に思ってるコトのひとつに、出身校の都立高校同窓会名簿が、オンライン化されたってヤツがある。個人情報保護法ができるかできないかっていう時期だったハズ。数年前ですな。どういった了見でそんなシステムを導入したのか、よく分からない。そのときは、時代に凄まじく逆行していると思ったっけ。
私の実家には、住んでいない私に対して、様々な儲け話の勧誘があるらしい。ごく稀に職場にも勧誘が来る。紙ベースの同窓会名簿から流出した情報だと思われる。現在のところ、オンライン化された同窓生情報が漏洩したような形跡は無いが、そういった情報がまとまって存在しているコトは、何となく不安ではある。

二階俊博一族に死亡フラグ

http://news.tbs.co.jp/20081110/newseye/tbs_newseye3990867.html から

(医療現場の)現状を、IT技術を駆使して解決できないかと、二階経済産業大臣と急遽、会談しました。
「お医者さん同士のコミュニケーションがうまくいっていない。IT技術を活用した形で、両省で協力しながら国民のためになる仕事をしたい」(舛添要一厚労相)
「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」(二階俊博経産相)
2人の大臣はIT技術者にアイデアを出してもらい、大学病院で実験を行うことで一致しました。

バカばかり。
動画を見る限り、TBS による編集はあるものの、実際に彼らはそう発言しているようだ、

「パソコンに任せれば(様々な問題は)何とかなるだろう」というような、マスゾエが言った(言わされた?)「馬鹿発言」は度々眼にする。また、無駄金が使われるのだろう。この出来レースに関わっている業者はどこだ? NEC か? 富士通か? それとも外資か?
私は「IT 万能主義」を否定する。きっぱりと。


ニカイなる人物が「医者のモラルの問題」と言い切ったらしいことは、何となく知っていた。
本日、改めて上記ページを閲覧し、二階氏の馬鹿さ加減を知った。

彼の公式ページを初めて開いてみた。発言の撤回と謝罪を促すため、途中までメールを作成した。
しかし、しばらく考えたが、この腐れ日記に書くことにした。闇に埋もれないという点に於いて、多少なりとも有意義だろうから。


彼が病に倒れても、彼の親戚が病に倒れても、その面倒を見る医者は居ないだろう。
真の「死亡フラグ」が屹立しました。
ニカイ一族に医療行為を行うような医者が居たら、私は軽蔑しますね。もともと、彼の選挙区である某県は、既にしっかり医療崩壊しているらしいですから、杞憂かも知れませんが。


11月14日追記
撤回したという情報が「不思議な伝聞形」で伝わってきましたね。

トキって、繁殖させ、放鳥までする必要あるのだろうか? 過酷な環境に晒され、そのうち落鳥しちゃうだろうし。私はトキ保護センターには価値を感じない。働いている方には悪いが。
ニホンの一部の勢力は、何らかのノスタルジアに由来する政治的判断のもと、絶滅寸前のニッポニアニッポンを増殖させているのだろう。しかし、そいつは既に中国産なワケだ。「遺伝的には一緒」とか強弁なさる方もいらっしゃるようだが。

「日本固有種のメダカを守ろう」とか、「外来種であるブラックバスの放流反対」とか、「ニホンザルとタイワンザルは違うんだから混ぜるな」みたいな主張は色々と聞く。「ホタルの問題」は深刻な気がする。もし、それらの主張と「トキ問題」を同期させるなら、佐渡島のトキが1羽になった時点で、トキ保護センターはフェイドアウトさせるべきだったハズ。
5年前、日本産のトキが全部死んだとき、センターも解散し、外来のトキは中国へ返すべきだった。今から返しても遅くはない。

ま、トキが保護されてきた歴史は長いので、単純にはメダカやサルとは比べられないだろうが、何しろ考え直すべき時が来ていると私は考える。日本では不況のためにホモサピエンスサピエンスがバンバン死んでいるのだから。


過去の関連する日記
雨の動物園に思う
https://ariori.com/diary/2001/06/06/

WindowsVistaは本当に買いなのか
http://secret.ddo.jp/planets/Toshi/vista.html

は面白かったです。初稿は Vista が出始めた2007年3月に書かれたようです。
例によって、何故そのページにたどり着いたのかは忘れましたが、一通り読ませて頂きました。
「ウィンテル同盟」という語もあまり聞かなくなりましたね、何故でしょうか。

特に興味深かったのはこの部分です。

とうとうやりました。マイクロソフト!
VISTAでは従来のAPIを捨てて、.NETフレームワークを基本としたAPIに乗せ変えました!
つまり、高速で動かなければならないAPIで有るにも関わらず、遅いAPIにしてしまい、強引に開発者に使わせようと言う訳です。
おそらく互換性の為に今までのAPIも使えるはずですが、きっとマイクロソフトは開発者に向けてこう言うでしょう。「古いAPIは互換性の為に残して有るだけで今後サポートされる保障は有りません。新しく開発するアプリケーションでは新しいAPIを使ってください」と。
つまり、今まで作られたアプリケーションはVISTA上でもそこそこの速度 (とは言えXPよりも重くなるでしょうけど) で動いてくれるはずです。
しかし、今後VISTA専用アプリとして作られたプログラムは、重たいAPIを使っているのでもっと重くなるのです。
もはや我々は、CPUパワーやメモリインフレがもっと向上して救済してくれるのを待つしか有りません・・と言う状況になるのです。

実際、一番最後の文については、実現されています。CPU も メモリも、クソっ速くなりました。
私が Vista に乗り換える気になったのも、2008年初頭には、だいぶ環境が整ってきたからです。それまで、自宅では古いパソコンで Windows2000 を使っていました。

".NET"が何なのか、今までハッキリと知らなかったのですが、何となく理解できました。
また、確かに Vista では動かないプログラムに出会った事があります。ノートパソコンの"BIOS 更新プログラム"でした。ちょうど、この文章を読んだ後だったので、古い Windows 上で走らせ、事なきを得ました。もしこの文章を読む前に、それを弄っていたら、いつまで経っても解決しなかったかも知れません。


ソフトウェアの進化(?)と、生物の進化って、かなり似ているような気がします。
無駄なコードがどんどんどんどん蓄積していくところが。

ウイルスは、パソコン用も生物用も、逆の方向へ進化している気がします。特に生物内で増殖するウイルスは、どんどん素敵で単純なコードを目指しているように見えます。
単純さを求めるコードと、過去を飲み込みひたすら巨大化していくコード。相反する力の駆け引きによって、コンピューターの世界も、生物界も、その姿を変化させていっているような気がしました。

「プ会」に参加したから、こんなコトを考えたのかも知れません。
ま、生物とパソコンで究極的に異なるのは、パソコン用のコードは複雑になっても、何も良い事は無いってコトですな。


そんな事をぼんやり考えていたのは、この週末なのであるが、今朝、生命の起源について、面白いニュースがありましたね。
'生命の起源''有機分子は隕石の海洋爆撃によって生成した!!

容赦ない攻撃

prince.gif

技術の進展はすばらしいと思います。

そして「マジバカは叩かれる」ってコトが改めて分かりました。検索し、これらの情報を集めた方々は凄いと思います。ま、王子が馬鹿だったのが原因ですが。
若くして叩かれた「王子」、良かったですね。まだ多分更正の余地がある。


<過去の関連してる(気もする)日記>

非常に適切だったweb広告
https://ariori.com/diary/2007/07/21

痛いニュース曰く

298 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/16(火) 11:39:46 ID:zpfz1+WK0
うちの部署、派遣一人に月80万近くはらってるんだが
その人の給料は手取りで18万くらいだそうだ
景気悪くなれば経費のかかる派遣はきられて当然と思うんだが
中間搾取が酷すぎるんじゃねーの?

嘘だろ。年間で1000万弱か? 新卒雇えよ。

元ネタの(ゴシップ)新聞記事が、まず怪しい。
http://mainichi.jp/life/job/news/20081216ddm041040052000c.html

生活危機:08世界不況 「派遣切る側」も苦悩 1日数百人に通告 ◇契約打ち切り恐れ、メーカーに抗議できず


 金融危機の影響で、メーカーが派遣労働者を削減する「派遣切り」が加速する中、労働者を送り出す大手製造業派遣会社の社員が毎日新聞の取材に応じ、契約打ち切りを通告する立場の苦悩を訴えた。労働者に対する人権侵害とも言える違法行為に触れることも少なくないが、仕事をもらう派遣会社の社員としては、メーカーに声を上げることもできない。社員は「路頭に迷う労働者を救えないのがつらい。すごく切ない」と打ち明けた。

 この派遣会社の場合、契約の打ち切りはこれまで1日数人の規模だったが、最近は数十人程度に及んでいるという。多い日は数百人に打ち切りや更新しないことを告げる。

 西日本の工場で3年にわたって無遅刻無欠勤で働き続けた50代男性。社員はこの男性に契約打ち切りを通告した。男性は「長い間お世話になりました」と頭を下げたという。社員は「新たな仕事を紹介したいのだが......。申し訳ない」と謝った。「状況は分かっている。何とか自分で探します」と、理解を示した男性の言葉が余計につらかった。

 契約打ち切りを告げた人のその後も気になる。会社の寮を出た40代男性に11月、電話をした。男性からは「実は今、愛知県の公園に住んでいる」と打ち明けられた。社員は「今は新たな求人がない。助けることができない」と、うつむいた。

 メーカーが派遣労働者を選別することは法律で禁止されている。しかしこの社員によると、製造現場では事前面接や筆記試験があったり、受け入れ後に作業を覚えられない派遣労働者を名指しで交代させることもある。

 西日本の大手家電メーカーでは、派遣労働者が正社員と同じ食堂で昼食を食べることすら許されない。「なぜこんなことをするのか」。社員は不満を募らせるが、契約を打ち切られるのを恐れ、メーカーに抗議することはできない。社員は「メーカーは今まで安い賃金で大もうけしたのだから、その分を派遣労働者に返してほしい。せめて安心して働かせてやって」と話した。

毎日新聞 2008年12月16日 東京朝刊


全面的にガセじゃねーか?
派遣会社の社員が、1日で数百名に電話するのだろうか? 1人1分でも数時間必要だよ。以前は数人だった(らしい)のに。


私は本当に毎日新聞が嫌いだ。
彼らもショッキングなニュースを扱いたいだろう、倒産寸前だろうから。
脳内妄想もいい加減にしてほしい。

silent morning

起きてから、「中掃除」しました。
およそ2時間かかりました。

パソコンに電源を入れてみました。ネットに繋がりませんでした。
今日はルータが沈黙していました。5年半、働いてくれていたようです。

簡単に電機店に行ける場所に住んでいて、良かったと思いました、少し。
でも、ネットに繋がらなくたって、生きていけるのも確かなのです。
でも、ルータを新調しました。
普段よりも多くカネを使いました。内需拡大の一翼を担った喜びを覚えた。コトにしておきます。


そして、誰がどれだけ否定しようとも、「クリスマスはやってくる」のです。ご愁傷様。

また、誰がどれだけ学習指導要領を弄ろうとも、「教員は、目の前の生徒の能力に対して少し高度な課題を与え、それを共に成し遂げる喜びを得るために努力する」ってコトも、変わらないのですよ、多分。

中国上海市内は、かなりの割合で有線テレビが導入されているそうです。
テレビ塔は、場合によっては肉眼で見える(別の日記で記すつもり)が、そいつは上海市内ではあまり使われていないというコトのようで。

以下にいくつか画面を羅列しますが、モニタ(ふつうのテレビ)の上にある、黒い箱がチューナーユニットです。そこからコンポジット出力(普通の黄・赤・白のヤツ)でビデオ接続されています。

トップ画面
20090104289.jpg

ニュースを選択してみた。
20090104288.jpg

国際新聞を見てみよう。
20090104283.jpg

記事一覧をダウンロード中...
20090104284.jpg

国際ニュース見出しの一部
20090104287.jpg

一つ、選んでみた。
20090104285.jpg


ネットから遮断された生活を送っていましたが、このように、部分的には日本のニュースは入ってきました。バリバリに「中国の検閲済み」のネタでしょうけど。
新幹線が止まったことや、いろんな品種のイチゴが作られたらしいって記事も見ました。

で、私の中国語の読解力では、日本マクドナルドのニュースが、どうしても理解できませんでした。
"マクドナルド"と"クォーターパウンダー"と"労働"って単語は読めるのですが、どうつながっているのか、全然わからなかった。何で、労働問題とクォーターパウンダーが繋がるのか。
帰国してからわかりました。

マクドナルドもくだらないコトしてますね。
mac_sakura.gif


でも、「タウンミーティングのやらせ」よりは、数段マシな気もする。
どちらも、全然褒められた行為ではありませんが。

余談だが、クォーターパウンダーって、私が小学生の頃にもあった。間違いない。江古田のマックで食べた記憶がある。
"クォーター"ってコトバが"4分の1"だというコトは知っていたが、その当時、質量の単位は知らず、「何で、大きいのに4分の1なのだろう?」って、なんとなく不思議に思っていた。
数年後に理解した。

およそ30年後、季節はずれのサクラと共に、クォーターパウンダー、再出現。

『おくりびと』は良い。

『おくりびと』が「第81回アカデミー賞最優秀外国語映画賞候補」となったと聞いた。

okuribito.gif
『おくりびと』は同僚のセンセイや、他の学校の情報科の先生もブログに書いていた。それらの記事はネタバレを含むので、リンクしません。

私は映画館にはまず行かない。最近映画館で見たのは『ハウルの動く城』で、その前は1985年公開の『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』だったりする。その前は1981年公開『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のハズ。
昨年末、上海へ向かう際、機内で見られる映画に『おくりびと』があった。上記先生方が褒めていたことを思い出し、何となく見始めた。で、見始めたのは良かったのだが、見ている途中(映画の残り10数分?)で、飛行機は着陸態勢に入った。上映打ち切り。大体、見始めたのが遅すぎたのだ。
後ろ髪を引かれながら、浦東空港に降り立ったのだった。その時点での最大の心配事となったのは「1月に日本に帰るトキ、『おくりびと』は放映リストにあるか?」だった。

日本へ帰る際、映画・音楽等の紹介パンフレットではリスト下位に移動してはいたものの、『おくりびと』は見ることができた。わざわざレンタルする手間が省けた。うれしかった。
で、飛行が落ちついたところで、続きを見た。泣いた。
最後の10分を見られて良かった。というか、最後の10分を見ないと、あの映画を見たことにはならないだろう。

絶対、端から見たら変人だ。齢四十を間近に迎えたオッサンがボロボロ泣いてる。飛行機が飛び立ってから間もないので、映画などを見たとしても、全然佳境に入っていない時間帯だ。
キャビンアテンダント、旧称スッチーも大変な職業だ。私だったら、そんな乗客には絶対関わりたくない。


飛行機は、かなり空いていたので、離陸後すぐに窓際へ移動してあった。
私は地図マニアだから、日本の上ならば、海岸線を見れば大体どの辺を飛んでいるのか分かる。飛行機は、可能な限り窓際に座りたいクチである。配偶者などには「子供のようだ」と言われる。言われても窓際に座る。

今回、久々に日本上空で分からない地形があった。その後、ハウステンボスの特徴的な地形が見えてきた。機内の地図で確認したところ、分からなかったのは五島列島と判明した。不覚である。
大阪湾の関空や、特徴的なカタチの知多半島なども、雲の隙間から見えた。富士山はてっぺんだけを雲の上に出していた。上空からの場合も、晴れている方が、富士の山容は見応えがある。

スラッシュドット・ジャパン
「個人情報保護」のため卒業式の写真・ビデオ撮影を禁止?

から、
AGARA紀伊民報
撮影ご遠慮ください、保護者から不満も 田辺中学卒業式

を知った。

スラドの記事には、

個人情報保護法って、そんな内容含んでたっけ? つ~か、学校のサイトに生徒の写真とか名前出てますけど......

とある。で、その中学の公式サイトを見る。
http://www.tanabe-h.wakayama-c.ed.jp/tyugaku/H19tayori/40_1.htm
↑確かに。アホか。


紀伊民報の記事の中には、以下のような記述がある。

浜野校長は「保護者としての気持ちはよく分かるが、写るのが自分の子どもだけではない場合、個人情報保護法で規制される。撮影されるのを嫌がる生徒や保護者がいるかもしれないし、ほかに流用される可能性もある。その場合は学校として責任が持てない」と説明。多くの保護者が一斉に撮影することになると、式を厳粛に開くことができなくなることも理由に挙げ、理解を求めた。

校長の本音は、「式を厳粛に開」きたいっていう、ただそれだけなのだろうと想像する。
だったら、厳粛な式が行えるように、式の前に保護者に注意をすれば良いのだ。「携帯の電源はお切りになって...」とか「他の参列者の迷惑になるような行為はお止め...」とかさ。

こういういい加減なコト言っちゃう校長がいる学校は、大変だろうと思うよ。
紀伊民報は良い記事を書いているんじゃないかと思います、思考停止のアホを糾弾するという意味で。


もう一つ似たような記事を見た。

NATROMの日記
香水の自粛のお願いに化学物質過敏症を持ち出さないほうがいい

から、
asahi.com
「授業参観、香水控えて」 学校「過敏症の子に配慮を」

NATROM氏は医師だそうで、昔から疑似科学を根絶やしにすべく活動なさっている。私が「疑似科学」あるいは「似非(エセ)科学」に興味を持ち出し、ネット上の検索が楽になった頃から、そのお名前は知っている。

どちらの記事も、学校と保護者のやりとりを扱っている。パッと見、内容は似ているようだが、実は雲泥の差があるわな。

朝日新聞に出てくる「名古屋市瑞穂区の市立小学校」は素晴らしい。NATROM氏も書いているが、その小学校は以下のようなメッセージを親に送ったらしい。

子どもによっては、保護者の整髪料や香水などに反応して息が苦しくなるなどのアレルギー症状が出るようです。鼻やのどを刺激するような整髪料や香水を控えていただくと、大変助かります

もともと、この名古屋の小学校の話題には「化学物質過敏症」なんてフレーズは無く、朝日と広田氏とやらが結託し、アサヒッているんじゃないか。私はそう思ってしまった。


と、ここまで書いて、私は気づいてしまった。
田辺の中学校は、「君が代」周辺のゴタゴタか...?

やはり、2ちゃんでも、同じコト気づいた方々が居るみたい...
なお、ちゃんと「和歌山」というフレーズも入れないと、大阪の同名校(更に怪しい...?)が引っかかってきます。ご注意あれ。

「東京駅前のビル群」所感

読売新聞の「編集手帳」から。

<丸ビル、新丸ビル、国鉄、中央郵便局など大建築の立ち並んだ東京駅前の景観は近代都市美の象徴として日本一のものであろう>。昭和32年の本紙読者欄にあった投書の書き出しである◆この後が、今読むとちょっと面食らう。<その間にあって東京駅のあの怪物のような赤い建物は、完全に周囲の風景と反発している><ただ官力の偉大さを誇示しようとした明治時代の遺物であって、今日では何のとりえもない>◆投書の主は、時代錯誤的な駅舎を早く建て替えよ、と主張している。これに対して別の読者が、<周辺のアメリカナイズされた建造物の白々しさに対して、東京駅こそ重みがある>と反論の投書を寄せた◆残すべき建築物とは何か。その時には分からないものかもしれない。今、赤レンガ駅舎は創建当時の姿に復元して保存する工事が進行中だ。近代都市美を構成したビルは消え、最後に残った中央郵便局を保存せよとの声が上がっている◆外観の一部だけ残して超高層ビルにするという日本郵政の計画に鳩山総務相が国会で待ったをかけた。どうすべきか、50年後の読者に問えればよいのだが。
(2009年3月1日01時47分 読売新聞)

まったく、その通りだ。面白い。

ぽっぽ君は資産がいっぱいあるだろうから、好き勝手言えるわな。
ゼネコンは、ぜひとも仕事が欲しかろう。

基本的には、このニホンは不況だ。東京駅前とはいっても、ビル新設してテナント入るんかい?

何しろ、何につけ批判しまくる「天声人語」よりは、「編集手帳」の方が、誠実だと思う。
筆者は、結構変遷しているんでしょうけれどね。
そして、どちらも高給取りなんだろうなぁ...

政治資金キセイ法

政治資金規正法って、"寄生"って字を書くんですね。というのは冗談で、"規制"じゃなくて"規正"なんですね。「正しい"カタチ"での政治資金を増やしたい」っていう気持ちが、ヒシヒシと伝わってくるネーミングです。

政治というものの仕組みを考えると、「袖の下」は無くならないだろうって気がします。凄く真面目なヒトは献金などを受け取らないかも知れないが、そんなヒトだらけの世の中も生きづらそうだ。かといって、誰かが私腹を肥やしちまっているその間にも、この日本では、毎日数十人が自ら命を絶っている... orz

しかし「ザル」だったはずの「規正法」の竹ひごに、オザワやらニカイやら(の子分)が引っかかったらしい。悪事が「相当に巨大」だと云うことなのでしょう。
なんだかんだ言っても、検察は主権者日本国民の僕(しもべ)だ。彼らを貶すというのは、主権者を冒涜していることにもなるんじゃないスカ? 天に唾吐くようなものだろう。


私はオザワってヒトは、好きでも嫌いでもない。しかし、顔つきは間違いなく胡散臭い。

彼が入る前も、入った後も、センキョでは民主党の候補に投票したことがある。当然(?)、日本共産党にも。国政選挙では、自民党候補に票を投じたことはないな。区長選とかだと、自民党公認のヒトに投票したコトあったかも。


Wikipedia"小沢一郎"から

目次
* 1 経歴
* 2 主な政治的主張
* 3 不祥事
(以下略)


小泉純一郎にも麻生太郎にも、当然のコトながら志位和夫にも、そんな「不祥事」なんて項目は無いぞ。超ウケる。
なお、太田昭宏ってヒトには「不祥事」の項目があった。そういえば、そんなコト(ガソリン代の不正請求)もあったのを思い出した。

本当に居るか居ないか知らないが、ネット上の「工作員」はシゴトをちゃんとしているのか? 公明党の代表に「不祥事」なんて項目を放置して良いのかしらん? もしかすると、ほんの少しだけ、意図的に悪事をバラしてあるのかも知れない。巨大な悪事(あるかどうかは知らない)の目眩ましとなるだろうから。だとしたら、それなりの知能犯集団であるという気もする。

わたしゃ、二階ってヒト、純粋に嫌いだ。

先日、やっと『利己的な遺伝子』の一番新しい版である「増補新装版」を読み終えた。この「増補新装版」は、初版刊行30周年記念として、作成されたものだそうだ。日本では2006年に発行されていた。
職場の図書館に買ってもらい、一番に読ませてもらった。

一言で感想を言い表すと「概念"利己的な遺伝子"というミームは、自然科学を勉強してきた私に、しっかりと根付いていた」というところだろうか。
書物その他によって生物学を習得する過程で、30年前にドーキンスが発表したような「生物体と遺伝子に関する見方」は、私の中に何の違和感もなく存在していた。この本を読むことによって、その「見方」がさらに整頓された。

当初、この書籍が目指したことの一つに、「"群淘汰"という概念の廃絶」があったようだ。私は高校時代、その語を教科書か資料集で見た記憶がある。腑に落ちなかったので、記憶に残っていた。
この本を読む少し前、この講演録(pdf)を拝見し、やはり「群淘汰」という概念は間違っているのだろうと認識した。


xvi ページから始まる「1989年版へのまえがき」の一部にあるドーキンスの言葉が、この書籍の「評価」を端的に表しているように思える。なお「下線部」には、傍点が付してあった。

この本は、(中略) 最初から書評は心地よいほどに好意的で、これが論争的な本だとは、最初は見られなかった。何年かのうちにこれは大いに問題をはらんだ本だという評判が高くなっていって、今では過激な極端論の著作だと広くみなされている。けれど、この本が極端論だという評判が広まっていったその同じ年月の間に、この本の実際の内容は、次第、次第に極端なものとは思われなくなり、次第、次第に当然なものとして通用するようになってしまった。

その「いざこざ」のために、私が前回読んだ『神は妄想である』が書かれたのだろうと思った。
『延長された表現型』が、著者ドーキンスのお奨めであるらしいが、ホントにまた暇になったら読もうと思うのであった。


遺伝子というと、つい最近、こんな話がありました。
女王シロアリの後継は"分身"、交配せずに産卵...岡山大確認
念のため(すでに誰かが取得なさっていた)魚拓

日本が、ウクライナから二酸化炭素を買うとかなんとか。

円高らしいから、買うには良い時期かも知れないが、本当に買う必要があるのか無いのか。
大体、どうやって二酸化炭素の排出量やらなにやらを検証するのだろう。
「お上が決めなさったのだから、勝手にどうぞ」とも言えない。私の税金も含まれているだろうからな。

私は、排出権取引は胡散臭いと思っている。


そんな中(?)、『原子力百科事典ATOMICA』が復活したらしい。私も、サイト復活を微かに望んでいた。アドレスが全般的に変わったようだ。
こちらのサイトを見て知った。
Diary or Notes: 原子力百科事典 ATOMICA は再開していました!

数カ所、当腐れサイトからリンクがあったので、貼り直しました。

で、今日改めて知ったのだけど、私がリンクしてたページの1つは、『原子力百科事典ATOMICA』の最初の項目らしい。『エネルギーに関する国際的取り組み (01-01-01-01)』ってヤツ。
自らの存在を正当化したいのだろう。ご苦労である。

広瀬隆氏の著作を読み直している最中なので、どうしても原子力に批判的な態度になってしまう。そんな私は電気を使い続けている、今も。


過去の関連する日記
二酸化炭素削減よりも
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走
二酸化炭素売ります

遅報「WBC日本優勝」

本日、職場では「修了式」と「中学校卒業証書授与式」が行われました。
午前、ツツガナク、修了式は終了しました。


米国では WBC 決勝戦が行われていました。例によって(?)、職員室では27型くらいのブラウン管テレビが点いていました。
「授与式」は14時開始でした。会場へ移動するとき、試合は9回表が終了したところでした。日本は3対2で勝っていました。後ろ髪を引かれながら、式場へ。

およそ1時間の式の後、日本の勝利を知りました。5対3と聞き、「延長かい!」と思いました。
9回裏に追いつかれ、延長し、そして勝ったと云うことになります。それだけで、凄い試合です。本当に強くないと、そんな結果は出せないと思いました。

その後、ダイジェストを見てビビりました。勝利打点を叩き出したのは、イチローだったのですね。
凄いヒトだ。
内川というヒトもスゲー。

でも、一番辛い思いをしたのは、原監督だと思います。巨人の4番という「重責」を、長年務められた方です。だからこそ、「外野の声」を受け止めつつ、適当に受け流しつつ、選手の配置と采配を行えたのでしょう。
「侍ジャパン(ってヤツ)」に関わった皆さん、スゲー。


ハナシは下世話になりますが、数日前のめざましテレビを思い出しました。
ボーリングの CM に出演する「ガッキー(新垣結衣)」のストライクを見ました。「撮影用の最初の投球」でストライクだったとか。彼女は、最近のボーリングのスコアは51らしいッス(by サンスポのサイト)。

華のある人は、華がある。


で、場面は本校の職員室、14時の少し前へ戻ります。

「式の開始を遅らせよう」とか「会場のスクリーンに中継画像を映そう」とか、いろんな案が出ました。当然、ギャグとして。
中3担任は、その頃教室で緊張していたはずです。今更ながら、罪悪感を覚えます。

会場に向かう私は、「廊下の端、ケータイを捧げ持つオトウサン」を複数見ました。気持ちは痛いほどに分かります。


私の勤務先は、なかなか面白いと思います。そのユルさと緊張感のバランスが。
基本的に真面目です。そりゃ、学校ですから。しかし、結構緩いです。居心地は良いです。
ま、他の職場はあまり知りませんけれどもネ。

数年前、ワールドカップ(サッカー)の日本戦を「パブリックビューイング」しました。「読書自習室」のプロジェクターの前、顔にペイントした生徒を見た気がします。なかなか豪気だ。学校も生徒も。

忘れられないのが、長野オリンピックです。6限終了後、帰りのホームルームの前に、全校放送が流れました。「生徒の皆さんにお知らせします。ジャンプ団体で、日本チームが優勝しました」って。
ハンドボール部顧問の体育科のセンセイ、生徒に伝えずには居られなかったようです。スピーカー越しに、彼の興奮が伝わってきました。


今見ても泣けますな。
私も、私として、改めて「できるコト」を頑張ろうと思ったりします。スポーツとその記録映像は、ヒトに力を与えてくれると思いました。


2023/04/14追記 動画のリンクを貼り直しました。

答 「ただしイケメンに限る」

私は"2ちゃん"はあまり見ないが、"痛いニュース(ノ∀`)"は愛読している。


で、以下の記事
痛いニュース(ノ∀`):「ひょっとして俺のこと好きなのかな?」と思ってしまう時ランキング 1位「一緒に帰ろっ」と言われる
に引用されているコメントが秀逸だった。

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中坊 → チュウボウ → 厨房 とか、
奴 → ヤツ → ヤシ → 香具師 など、独自の言語文化を育んできた"2ちゃんねる"であるが、「※」に意味を持たせるようになっているなんて、感動した。言語は日々進化するものであると、改めて感じた。


証拠物件
痛いニュース(ノ∀`):「小太りのオトコが好き」という独身女性が増えている 「ぽこっと出たお腹がかわいい」「癒される」

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老婦人殴殺物語で感想文、新入生に宿題...愛知・私立豊川高


 愛知県豊川市の私立豊川高校の男性教諭が、6日に入学式を迎える新1年生約200人に対し、春休みの宿題として、少年が老婦人を殴り殺す架空の物語について感想文を書かせ、一部の保護者から「子どもには内容が衝撃的すぎる」と、抗議を受けていたことが4日、わかった。

 学校側は、不適切だったとして、男性教諭ら教諭全員に注意した。

 男性教諭が最近、受講した外部の教職員研修会の教材を使用。両親を失った幼い兄妹をふびんに思ってパンを与え続けた親切な老婦人が、さらに多くのパンを求めるようになった兄になじられ、最後に殴り殺されるという物語で、教諭は、研修会と同様、命の尊さや他人を思いやることの大切さを考えてもらおうと、題材に選んだという。

 相馬三孝教頭は「まだ人生経験の浅い1年生に出す宿題としては、適切ではなかった。生徒の気持ちに配慮した指導を徹底したい」と話している。

(2009年4月4日20時10分 読売新聞)


10日前だが、新聞を読んだ瞬間、ピンと来た。
元ネタは、夏木智『誰が学校を殺したか』である。(アマリンク)

Amazon 内に、自分が書評を書いていたコト、忘れてた。
日記内の正式な(?)書評はこちらである。


「老婦人撲殺」は、巻末に収まっていた寓話だ。

「老婦人」が「教員(=学校)」の比喩であることは間違いない。
「人殺しの兄妹」は、クニであり、キョーイクイインカイであり、モンスターペアレンツであり、マスコミなのであろう。

その「比喩的な寓話」は印象深かった。本の締めくくりとして優れている。短編であるが、単体でも鑑賞に値する「考えさせる物語」である。高校1年に読ませたって、全然悪くないと思う。夏木智氏も、気合いを入れて作成したのだろうと思う。


しかし、今回のニュース。
物語を読まされた高校生は、課題を出した教員のキャラクターも良く知らないハズ。「外部の研修」で紹介されたヤツを、そのまま作文の課題にしちゃうなんて、安直に過ぎるのではないかと思う。その高校の教頭が言うように、他にいくらでも「適切な教材」があるだろう。


駄文作成してたら、ある記事を思い出した。
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 教育を語ること

和歌山のカレーに寄せて

実と剛をトポロジー

敬愛する鳥肌実氏も脱いでいたとは知らなかった。
画像では、若干肥えたように見える。アメフト部はシーズンオフなのだろう。不況のアオリで、部は解散したのかも知れない。高井戸は職場から近いが、そのあたりの事情は確認できていない。

で、私も全裸になってみた。やはり風呂場で。


考えてみたのだが、彼らも私も、同じ地球の上に居る。
トポロジー(位相幾何学)的に考えれば、基本的に同じである。というか、全てのヒトは同じく全裸だ。
ヒトと衣類と地球は、それぞれ分離しているから。

http://ja.wikipedia.org/wiki/位相幾何学


衣類とヒトをトポロジー的に見てみた。
ネット上では、そういった記述はなかった。

ヒトは、鼻の穴と口と肛門、合計4つの穴が開き、穴同士は繋がっている。
耳は鼓膜で閉じられている。尿道は袋小路だ。目頭と鼻腔も繋がっているが、肉眼では確認できない。

Tシャツと男子用パンツも同じだ。4つの穴が開き、その穴は繋がっている。

女子用パンツと乳バンドは3つの穴があり、内部で繋がっている。男性のYシャツなども同様。数字の"8"と同じってコトですね。
と、思ったが、シャツはボタンホールがありました。合計10個前後の穴が開いてますね。
乳バンドは、ホックを考えると、やはり10個前後の穴を持っている気がする。

ベルトループを考えると、スラックスなども複雑ですなぁ。
大まかに見ると、スカートは1つ穴であり、ドーナツやマグカップと同じだ。

なぁんてコト、帰宅中に雨の中歩いていて思いついた。
オチもなく終了。

トポロジーを知ったのは、雑誌『Newton』ですな、例によって。

草彅を擁護

クサナギツヨシは、江角マキコやらSAMよりはマシだろう。

「江角 年金」でググる。

「sam 少子化 ポスター」でググる。

ま、「ウワバミの電通やら博報堂その他」と、そいつらに依存する「日本国政府」という存在を許している私自身が、一番許してはならない存在だってコトにしておきましょうかね。


inspired by
酔った勢いで裸になるのと友人の友人がアルカイダって言うのとどっちが恥ずかしいかね?


過去の関連する日記
う回 鵜回?
原理主義者として
「本当の情報」は何処にも存在しない

私が持っている資格の一つに「パソコン検定(P検)準2級」がある。

約3年前、職場でP検を実施した際、生徒と一緒に受けたのである。「ノー勉」すなわち「試験勉強を全くしない状態」で受験した。初受験だったが、一発合格した。自分自身に感心した。なお「ノー勉」ってコトバ、私が学生のトキは無かった気がする。近年の「学生用語」だと認識している。
未だに心残りなのが「一太郎検定1級」の同時取得を逃したコトである。さんざん一太郎を使い、礼賛しているのに、一太郎検定を通過できなかったなんて...orz

「P検」のシステムは、年々洗練されてきている。そのシステム開発費はそれなりに必要だろう。
5級は無料で受験できる。

高校3年生に5級を受験させてみた。
全員合格した。やはり「合格」は嬉しいようである。パソコン検定協会と私の策略にハマッたようだ。

なお、それ以上の級も「模擬試験のプログラム」はあるようだ。試したコトは無い。


他校の教員、特に情報科教諭のブログは、地味にチェックしている。それらを見ていて「今年は一応タイピングもやろう」と思った。
「書画カメラ」を用い、指の置き場を確認した。シフトキーの使い方(逆の手の小指で押す)も伝えた。

その後、「Type Trainer」を用いた。
「キーボードを見ないように」と念を押した。タッチタイプに一番必要なのは「手元を見ない根気」であろう。このソフトは、画面だけを見ていれば、操作ができる。優れものであると思う。


で、ストレスを与えた後、最後に「タイピング君」を行った。「キーボード見て良いよ」と伝えた上で。
「タイピング君」って、無作為なのか、作為的なのか、ネーミングが凄い。

「タイピング君」は、解凍した後 typing.exe を実行するだけだ。インストールは必要ない。使いやすいソフトである。

私は100点を叩き出します。先ほどは、1分14秒を余したッス。
typing_kun.jpg


以下は「各種検定」の経費についての私の見解。

P検。
先にも述べたが、システム開発が結構大変だろうと思う。下請けのカイシャに金を払っているのだろう。

英検。
受けたコト無い。
職場の先輩の英語科教諭は「面接官」としてシゴトをする場合があるらしい。このシステムには「面接」が必須らしいから、人件費がかかる。

漢検。
実は、ちょっと受けようかと思っていた。
コイツは「紙っきれ」で完結する。相対的に安上がりなハズ。主催者は私腹も肥やしたくなろう。「P検2級」よりは「漢検2級」の方が魅惑的だ。そりゃ、受験者も多かろう。「平成教育学院」等の後押し(?)もあるだろう。打倒ウジハラ君。

「教育員制度」解説

どうして教育員制度を導入するのですか。


 これまでの日本の学校教育は、教員や事務員、教育委員会という教育の専門家が中心となって行われてきました。丁寧で慎重な教育がされ、またその結果優秀な人材が輩出されることによって高い評価を受けてきたと思っています。
 しかしながら、「学校は旧態依然としていて、もはや死んでいる」という「云われ無き評価」や、「教員は神聖な職業である。ただひたすら、勤務時間も関係なく働けばよいのだ」という見方があったりして、今の学校教育と、それを司る教員は「許し難い存在である」という印象操作が行われてきた面もあったと考えられます。
 そこで、先般から続いている「教育改革」の中で、国民全員による教育参加の制度の導入が検討され、国民全員が教育員として、それぞれの知識経験を生かしつつ一緒に「子どもの教育」を行うことにより、より国民の納得できる「学校教育及び生涯教育」を実現することができるとの考えのもとに教育員制度が提案されたのです。

ま、ブッチャケ言うと、「タバコのポイ捨て」とか「やたらに臭う化粧は止めろ」と。
あるいは、「政治家だからと云って、身内に便宜を図ったりするなよ、この腐れ外道!」ってコト。
きちんと教育を受けたならば、漢字はちゃんと読みたいし、金にもキレイでありたい。

以上、法律の趣旨を踏まえ、ご協力よろしくメカドック。


元ネタはこちら

「裁判員制度」の導入、私は全然同意できません、未だに。
てめぇのケツは、てめぇで拭いて欲しい。裁判官は、皆、志願して法曹界に入ったのだろうから。
自己の鍛錬で「わかりやすい裁判所」を目指して欲しいよ、全く。

数年前の法曹人口を増やそうという動き、私は全然理解できませんでした。「(聞くトコロのアメリカのような)訴訟社会」、全然魅力的でない。日本は「和」でしょ、とりあえず。で、最近は「やっぱり減らそうか」とか言ってる。グダグダ過ぎ。

止めようよ、裁判員。
「昔のDNA鑑定が誤っていたかも」ってニュースがあるが、裁判員は検察などが集めた物証等を元に判断を迫られるわけだ。高知白バイ事件(ウィキリン)などもあった。
そんな砂上の楼閣での「戯れ」なんて、さらさらゴメンだ。時間の無駄だ。

ただし、政治家とかの贈収賄に関わる裁判には、是非とも参加したいなぁ。被告にケツを向け、両手で鉄砲つくって「死刑 !」って言いたい。何で「裁判員の関わる裁判は限定されている」のかしら、超フシギ。


過去の関連する日記
主権の行使
「本当の情報」は何処にも存在しない
死刑制度と冤罪と

礫(つぶて)

Web屋のネタ帳 : 厚生労働省に「医薬品のネット販売禁止はおかしいだろ」とパブリックコメントを送ろう(締め切り5月18日)
を見て、私も一応コメントを送ってみた。

上記サイトから、引用します。

1. 厚生労働省:パブリックコメント受付というページにアクセス
2. 「件名」の欄に 薬事法施行規則等の一部を改正する省令の一部を改正する省令案について と書く。
3. そのほかの欄を適宜埋める。
4. ご意見の欄に、「ふざけんなバーカ」とか書いてはいけません。もう少し理知的に思いのたけを書きましょう。


私はこんな風に書いたッス。
pubcomme20090512.gif

薬事法の改正に反対します。
私自身はネット上で医薬品を購入したことはありません。
しかし、「第6回  医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」における、三木谷氏による資料を見る限り、ネット販売の規制は、日本における様々な消費者にとって、一利も無いように思われます。


ぶっちゃけ言いますと、私は「どっちでもいいや、どうせ意見を言っても仕方なかろうから」って思っていたのです。
過去何度か、パブコメとやらを通じ、意見を提出したことあります。しかし「梨の礫」って感じでした。ホント、意見募集するなら反映させろって感じですわ。
しかしまた、今回も「着てはもらえぬセーターを、涙こらえて...云々」って感じで意見提出してみた。懲りない私である。

三木谷氏の資料をざっと読んでみましたが、現在ネット販売に頼っている方々は、本当に切実であろうと思われます。

新型、首都圏襲来

八王子で「発見」されたらしいですね。
あんまり、職場にいるのも何なので、帰宅することにしましょう。

もう、だいぶ広まっているのでしょうね、東京でも。

正しいマスクの使い方: 咳やくしゃみの人にそれを譲ってあげること: 極東ブログ

さすがに、「アルファブロガー」であらせられる「弁当爺」だと思った。


私は、「現在風邪(あるいはインフルエンザ)に罹患していない自分」にとって、マスクは不要だと考える。

毎日電車通勤であるが、今日はちょっと早めに家を出て、なるべく空いた電車に乗ろうとしてみた。しかし、電車の接続の関係か、あまり空いていなかった。明日は別の時刻の電車に乗ろうと思う。
職場(東京都内私立中高)でのマスク着用の指示に備え、自宅からマスクを複数持参して出勤した。電車の中では、特にマスクは着用しなかった。

私がマスクをするのは、自分の咳やくしゃみが酷いときか、風邪をひいていて口と喉の周辺に湿気を保ちたいときだ。


話は変わる(ように見えるかも知れない)が、ネクタイってあんまり好きじゃない。
しかし、一応社会的な活動(日本のヒト社会での勤労)を行っているので、「フツー」に見えるよう、ネクタイとかをしている。


職場では、本日より「マスクをつけて授業しましょう」って指示が出た。自分の感覚とは異なるのだが、素直にマスクをしましたとさ。私も丸くなってしまったものである。
釈明すると、「教師全員マスク着用」に対していちいち反論するのは、「非生産的」だと思ったからである。決定事項に反論するよりは、マスクを付け、さっさと授業を行った方が良いに決まっている。
なんてったって、ここは「マスク天国」の日本である。


なお、職場では「朝、体温を測ってね」って指示も出ていたので、ちゃんと測定してから出勤した。起き抜けは35℃台前半だが、およそ2時間後の職場到着直後は36℃台半ばになっていた。知識としては知っていたが、自らの体温経時変化は、初めて観察した。


2009/05/28追記
数日前に、「マスク着用せよ」って指令は解除されました。26日火曜日だったかな?
なお、体温測定は継続しています。その判断は良いと思います。
ま、検査しなければ、東京都からはインフルエンザは出ませんよね。「高度な政治的判断」とも言えるのかも知れません。見ざる聞かざる言わざる。
北朝鮮も、東京都も、市井のヒトに「情報を与えない」って点では同じですね。北朝鮮よりは東京都の方がマシなのは、多分確かです。
私はそれほど飢えたコトは無い。


過去の関連する日記
文化の不思議
微かなる反抗
腰パンって見苦しくない?

3万ppmって...

ppmは"parts per million"ですわな。
CO 濃度が100万分の3万..... って、「3%(超)」で良くね?

もう一つの謎は「原子力安全・保安院」。
君たちには、もっと重要な仕事があるんじゃ...

って、末端を責めても仕方ないですね。
「原子力」の名があるんだから、本業に注力できるよう、監督官庁は考え直した方が良いのでは...
虻蜂取らず?

1Q8Q

この日記(?)の題名自体は、10日くらい前から思いついていたんですけどね。


私としては、昭和と平成が同居する1989年は、印象深い年である。「高校生」から「大学生」になった年だから。学籍番号は"A89-*****"だった。

この年には、「天安門事件」と「ベルリンの壁崩壊」がありました。ググッたら、もっといろいろ思い出すのだろう。

20年前と比較して、私自身が、私自身や世の中というものについて「寛容」になったのは、間違いない。それは俗に「老い」とも呼ばれるようだ。

この20年で、世の中は全体として、良くなったのか、悪くなったのか、分からない。
村上氏の言う「回転木馬のデッドヒート」なのだろうか?

そんな彼は、中東の地で「自分は卵の側に立つ」とか言ったらしい。
何となく、彼の初期の作品は、もっとドライであり、自己中心的だった気がする。そういった彼の変化も、やはり一種の「老い」なのかと思う。ご本人にしてみれば、「変わっていない」とおっしゃるのかも知れないが。


COMPLEX が活躍したのも、20年前なのですねぇ。

AFTER THE RAIN(ニコニコ動画)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm16396622

(2022/10/14追記 YouTubeの動画が消えた?ので、リンク再作成)


この歌は、天安門事件に対するメッセージと聞いている。

この20年の間に、本当に「人知れず」殺されちゃったヒトもいるだろうコトは、想像に難くない。しかし、うまく想像できないってのも確かだ。
私は、とりあえずニホンって国で生かしてもらってきた。


ポリシー「単行本は高いから買わない」があるので、私は村上春樹氏の新作は、しばらく読まないであろう。
ネット上でも、新聞でも、その書名を目にした瞬間、(なるべく)本文をスルーするように心がけている。

政治家は、「主権」を有する「国民」が直接的に選択できる。
票数がきちんと集計されているってコト、私は信じたい。

教員を含む公務員とか、独立行政法人職員とか、社団法人職員なんかは、トップの趣味で採用されちゃうんじゃないかな? そいつらの給料は、マゴウカタナキ税金でしょう。
政治家の世襲よりも、「その辺にポコポコ存在している役人(と半役人)」に「使えない人材」をもたらす「コネ」の方が、よほど日本を悪くしていると思います。「お役所シゴト」のコストパフォーマンスが低下し、必要な税金が増える。

関連する過去の日記
教員採用試験の公平性
書評『誰が学校を殺したか』
ノーモア縁故

今回改めて疑問に思っているのが「選挙に於ける税金の浪費」である。

山手線に「顔の輪郭が人間離れした芸能人」のポスターを貼るらしい。どうせ「巨大広告代理店」も一枚噛んでいるのだろう。また、新聞を見て知ったが、とある区の選管は、わざわざ「新成人」にハガキを送るそうだ。芸能人の起用とか、変なキャラクター作成とか、オプションのハガキとか、そんなのって全然必要無いんじゃないかと思うのである。

選管の数とシゴトを減らして、政治にかかる費用を、少しでも減らしたまへよ。二酸化炭素削減効果も、もれなく付いてくる。

前にも日記に書いたのだが、選挙公報は各家庭にきちんと配布すべきだと思いますね。「新聞の折り込み」だけでは、全有権者の家庭へ行き渡らないのは明らかだ。「投票所入場券」にきちんと同封すべきだと思うのだ。多少文字が小さくても構わないはず。真面目な有権者は老眼鏡なり何なりを使って、きちんと読むだろうよ。

desktop install floppy のコトです。


「ディスクトップ」っておっしゃる職場の方々に対しては、余裕があればお知らせしています。「desk の top」であって「disk の top」では無いですよ、ってコト。

情報科の先生ですら、ブログで「ディスクトップ」って書き続けている方がいらっしゃるのですね。今年の7月11日にもそういった記事がありました。オシエゴの方々は、「デスクトップ」っていう正式名称(?)を知る機会を、多分逸してしまっているのでしょうねぇ。ちょっと気になります。
ま、他人の心配をするよりも、自分の授業内容を心配すべきですね、私は。

ブログを拝見しだした当初から、その誤字が頻出することには気付いていたのですが、指摘する時機を逸してしまった。大体、顔見知りじゃないし。そのお方の名前は、先ほど記憶し直したつもりですので、研修会か何かでお会いしたら、誤字をお伝えしようと思います。って、できるかなぁ...


次に install 。
英語の綴りを見れば、インストゥールとは発音できないと思うのですね。でも、そのように発音するヒトは結構多い。職場でも、私はいちいち指摘しないことにしました。辞書で調べてみたところ、"a"にアクセントがあるコトを知りました。


で、本題(?)の「フィロッピー」です。
これは、ずっと前に退職された、英語科のおばあちゃん先生だけが使っていました。他のヒトはわざわざ「フロッピーディスク」を「フィロッピー」なんて言わない。英語科の先生なんだから、ちゃんと発音して欲しかったです。
何で「フィ」だったのかしら。今度、学園祭にいらっしゃるそうですが、指摘することは無いだろうなぁ...


「フロッピーディスクドライブ(及びメディア)が生産縮小」ってニュースを見て、日記を書いてみました。
私は数年来、職場でも自宅でも「記憶メディア」としては、フロッピーディスクを使用していません。しかし、古いハードウェア(NEC の 9821 に装着してあるヤツ)のドライバなどは、フロッピーを保管していますね。また、フロッピーが無いと、古いウィンドウズがインストールできない。
そんなワケで、完全にフロッピーと縁が切れたわけでは無いッスね。ドライブとメディアを、更に大事に扱うことにします。

と、ここまで書き、何となく検索してみたら、バッファロー も I-O DATA も、昔の製品のドライバをネット上に置いてくださっていることを知りました。有り難いことであります。気が楽になった。


「誤読」に関連する過去の日記
『SNOWFLAKE』 『small planet』

Sept. 11, 2001

"NASA Image of the Day" は常にチェックしている。
昨日は以下のような画像だった。

20010911nasa.jpg

私としては珍しく、フルサイズの画像を見てみた。
画像左下に"ISS003E5387 2002/01/24 16:10:35"との印字があった。
最初は NASA がアサヒっているのかと思い、"ISS003E5387"でググってみた。
最初に出るページには、こう書いてあった。

Please note: The date identifiers on some frames (other than those that indicate Sept. 11, 2001) are not accurate due to a technical problem with one of the Expedition Three cameras.


中途半端に画像を修正するよりは、生データを披露することを選んだのだろう。


過去の関連する日記
2001/09/11 貿易センタービル
2001/09/17 緩慢な搾取のもとに
2001/09/26 情けは人の
2001/10/11 「911テロ」から一ヶ月
2002/03/11 もしかして
2006/09/12 「罪のない市民」など存在しない
2008/09/11 ミディアムボイルド・ワンダーランド

教員免許更新制の帰趨

2005/12/06 教員採用試験の公平性

2006/07/25 「教員免許更新制」vs「開かれた学校」

2007/06/22 教育職員免許法

2007/07/13 教員の総「修士化」にもの申す

2007/09/26 教員免許更新制について

2008/02/23 卒業式と国歌「君が代」

2008/05/27 書評『誰が学校を殺したか』

2008/09/03 怪しい教員が怪しい教員達を観察

上に示した教員免許や採用システムについての意見を、新設カテゴリ「教員免許の周辺」に、放り込むつもりです。


私の経験から言うと、教員のシゴトってのは、系統立てて学べるものでは無いと思います。就業前に「教員のシゴト」について学ぼうとも、あんまり意味はないと思います。
教員生活17年目に突入している私にとって、役に立ったと思える大学時代の勉強は、「理科教育学(指導要領に基づき、授業案を考える授業)」と「教育実習(教育実地研究だったかな?)」と「卒業研究」です。「児童心理学」や「青年心理学」なども、履修した記憶がありますが、それとオシゴトは関係ない気がします。


今日はとりあえず、早晩無くなるという噂の「教員免許更新」研修の無意味さについて記します。

2.教員免許更新制の目的:文部科学省 にはこうあります。

教員免許更新制は、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すものです。

「定期的に最新の知識技能を身に付けること」が目的ならば、「10年間の最後の2年、まとめて合計30時間の講習」なんて、意味が無いです。
『本来の目的』通り、きっぱりと「ダメ教員はクビだよ」ってシステム構築に力を注ぐべきでしたね。


私は多分毎年、最低でも合計10時間は研修に参加しているはずです。命令で行かされたこともあれば、自ら志願して行ったこともあります。役に立ったこともあれば、直接シゴトの役には立たなさそうな研修や、行ったことも忘れてしまった研修もあります。いくつかは当サイト上にも記録を残してあります。多分、理科というのは、研修が多めに必要な教科だとも思います。
何しろ、それらの合計は、10年間あたりで優に100時間を超えるはずです。

10年間で「たった30時間」では、「資質向上」は望めないでしょう。意味がないシステムだけが残ったわけです。消えても差し支えないですね。
なお、私自身が研修によって、教員としての資質が向上したかどうかってコト、それは分かりません。キッパリ。



文科省は「自ら学び自ら考える」子どもを育成するつもりだそうです。異論はありません。私も自ら学び自ら考えるヒトでありたい。
現行の「教員向け講習」、基本的に教員が講座を選べるようです。しかし、そもそも「教員」は自ら学び自ら考える存在でなければならないハズです。言われなくたって研修に参加するようじゃなきゃダメでしょう。


公立学校では、公正な採用と人材の流動化(首切り基準の明確化)を進めるべきだと思うのですね。「校長にその権利を与えろ」って方などもいらっしゃいますが、公立学校の校長がスバラシイヒトである保証は無いです。

勤務時間内に政治活動するとか、ワケ分かりません。北海道とか山梨とか、そういった方面で有名な地域もあるようですが。


公立学校では次から次へと、お上から無理難題が降ってくるようです。最近決まったことでは「小学校での英語教育」とかね。現在の「上意下達」的な公立学校に奉職なさる「コマ」を育てるためならば、下手に「何か」を教え込まない方が良いのでは無いでしょうか? 政権交代も頻繁に起こるでしょうし、あんまり教育を施すと、柔軟性・従順さが減りそうな気がします。


そんなこんなで、教員免許取得のための修行期間は、大学の4年間で十分だと思います。
さっさと現場に入って、揉まれた方が良い。
免許更新は教育委員会の事務作業が膨大になり、無駄な役人・無駄金が必要です。


2009/10/26追記
私が「もっともだ」と思った、愛読しているサイトの記事を紹介します。

ネットで教科「情報」日記 : ここからが本当の始まり

免許は4年で取れないと - 情報科blog

教員養成6年制は愚策である - 学校教育を考える

鳩山氏は「2020年までに、二酸化炭素を1990年比で25%の削減」という計画をぶち上げたようだ。

私自身は地球全体で二酸化炭素をやたらに削減したからといって、地球の気温が変わるだろうとは、あんまり思っていない
ただ、使用する化石燃料やウラン鉱石などは、なるべく少ない方が良いとは思っている。

ま、「理想」無くして日々の改善は無いでしょうから、理想は理想として言い切るのも悪くはないだろうとも思います。ジブンも「ポッポ氏」も、生業が重工業じゃ無いから言えるとも思いますが。
なお「排出権込みでの削減」だとすると、全然同意できません。「排出権取引」は滅茶苦茶胡散臭い


で、超ミヂカな話へ。
Think Globally, Act Locally ってコトです。

私は、パウチって好きじゃないのです。「ラミネート加工」とも言いますね。
大概の学校や、ある程度の大きさの職場ならば、パウチを作成する機器があると思います。

数年間使う、あるいは掲示する予定がある印刷物ならば、まあパウチ加工しても構わないとは思います。しかし、同じ効果はクリアフォルダみたいなヤツでも得られると思うのですね。

私の勤務先にも「パウチ教信者」がいらっしゃいます。数ヶ月あるいは1ヶ月しか掲示しないことが分かっている印刷物まで、いちいちパウチするような「聖職者」も。
ナマの紙のまま、画鋲で掲示板に貼り付け、そのまま風化させれば良いじゃないですか...

私は宗教には寛容です。そんなヒト達でも、迫害はしません。しかし、時々は啓蒙するように務めています。今日も微妙に啓蒙しました。
ラミネート加工した印刷物は、単なる印刷物よりも、確実に電気と石油を消費します。そして、結局はゴミになり、燃やしてしまうわけです。絶対地球に優しくない。
分かりやすく言うと、電気代とラミネートフィルム代が必要になる。

ケチくさい話かも知れません。
でも、ケチは地球を殺しはしない、多分。


似た日記
部屋と黒板と私

題名の語句から、いろいろ思い出したのです。

痛いニュース(ノ∀`):ハチロク復活! トヨタ、小型FRスポーツ「FT-86 Concept」...水平対向4気筒NA、6速MT
を見ました。

特に私は「カーキチ」では無いんですが、時々車は運転します。実家のクルマを借りたり、レンタカーだったり。リアルな世界では車を所有した事はありません。ゲームの世界ではかなりいろんな車に乗りました。

で、上記サイトに

68 : ノイズh(大阪府):2009/10/06(火) 14:46:49.56 ID:PaNeu9DA
なんでパカパカライトとは廃れたの?


85 : ノイズo(九州):2009/10/06(火) 14:48:07.57 ID:GS9JwSwn
今は規制で禁止らしいよ
パカパカ好きなのになぁ、半目とか最高だわ


を見ました。
確かに「リトラクタブル・ヘッドライト」、通称?「パカパカライト」は見なくなった。ロードスターですら、数モデル前から廃止してますわな。
実家のクルマは、以前"180SX"だったコトもありました。今思えば速かった。あいつは「リトラクタブル・ヘッドライト」でしたね。

Wikipediaを見るに、「リトラクタブル・ヘッドライト」をかっこいいと思うかどうかなんて、「刷り込み」でしか無いだろうと思いました。


ところで、以下の場所で、先日初めて「キップ」を切られました。7000円納めさせていただきました。「一時停止」をしなかったから。

場所詳細
kumanomae.gif


たまたま、私はそのデキゴトの数日前、下に示したサイトを見ていました。http://pathtraq.com/ 経由で。

現役白バイが何でも答える。特定以外な。 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/11(金) 02:36:10.98 ID:XxpWixWKO

右折禁止の看板が木で隠れて見えなくてそのまま右折→白バイが待ち伏せ→減点
正直なところ事故を未然に防ぐ気ある?
ないだろ?

>>51
ないよ。
だが、看板が見えなかったというのは言い訳なんだよ。
残念だが運転手の意識不足。

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/11(金) 03:43:08.19 ID:T7VAbmIfO
一時停止してすすんだのに捕まえる無能なやつらだけど、
暴走族は赤信号でも渡らせる心優しい方々に拍手

>>132
本当に一時停止した?
タイヤがピタっと止まった?
それなのに捕まったなら不当検挙。ここで文句を言わずに今すぐ訴えてこい。

全体的に、トピ主(白バイ隊員)は真摯だと思いました。


なので、「道に飛び出してきた冴えないおじさん」を見た瞬間に、私は観念しました。
「連休なのに、シゴト大変だなぁ」って。

ただ、確実におじさんは言っていたのです。「今月ルールを守ってください」みたいなコト。捕まったのは「秋の交通安全週間」でした、バッチリと。

助手席には配偶者が居たのですが、「飛び出しっぷりの危険性」と「発言内容」にブチ切れていました。

10月になったら、一時停止違反も構わないのかも知れないですね。謎ですねぇ。
10月になったら、一時停止違反も構わないのかも知れないですね。謎ですねぇ。


ここで一句。

交通の往来防ぐ あのテント



似た日記
原理主義者として

中国産アプリ

mixi ってのに「アプリ」ってのがあるのです。
知らない方は知らないかもしれませんし、知ってる方は「何をいまさら」ってハナシでしょう。俗に言う「無料ゲーム」ですかね。

私は一時、いくつかのアプリを試したのですが、だいぶ削除(自分のページからのショートカットを無くすこと)しちゃいました。重すぎたり、面白みが感じられないものを、片っ端から。

今の私は、ゲームに時間を費やすくらいだったら、他人のサイトの文章を見ている方が楽しいです。ただ、知力測定系のゲームは好きで、結構やりますね。

地球力検定 トラベラーIQ は、同じものが、mixi 内に出現しました。マイミクの地歴科教諭が「マイアプリ」に登録したらしいのを見て、知りました。私は英語版しか無かった時代から、遊んでいました。GIGAZINE 経由で知りました。英語版を彼女に教えたのは、多分私です。そして、私が彼女に勝てるなんてコトは、この宇宙の歴史に於いて、起こり得ないでしょう。

現在の英語版は、いろんなバージョンが楽しめるようです。


mixi 内には様々なアプリがあるのですが、「ぱっと見」から怪しさを感じたのは、「サンシャイン牧場」ですね。日本語のフォントが、中国でよく見られる書体でした。作成元を検索してみたところ、やはり作成元は中国の会社だったようです。
ユーザー数が少ない頃は、操作に対する反応は良かったです。少し遊んでみました。でも、参加者が増えるにつれ、どんどん重くなっていった。で、さくっと削除。育成系のゲームはスーファミの「ダビスタ3」あたりで卒業した私です。リアル競馬も全然やらなくなったッスねぇ。

私が「サンシャイン牧場」を削除した数日後、そのサイト(アプリ?)でアイテム課金が始まったそうです。一部で非難ゴウゴウだとか何とか。そこまで気合いを入れて「やり込む」ような代物なのだろうか???

この「中国産アプリ:サンシャイン農場」は、危険らしいっすよ。隊長が言うんだから、間違いないのでしょう。


オンラインゲーム会社にクレジットカード番号を教えるなんて、まっぴら御免。ましてや、元締めが中国のカイシャなんて...


2018/08/18追記
何故か、とある方が「"traveler IQ game"は、無くなっちゃってるよ。似たものがこっちに」と教えてくれたので、リンクを貼ります。
https://www.crazygames.com/game/traveler-iq-challenge
Flashが要求されます。

アクセスカウンター

最近、アクセスカウンターって、あんまり見ませんね。
古典的な『ホームページ』は衰退し、無料スペースである本家米国の geocities も廃業したと聞きました。日本向けのジオシティーズは続いていて良かったです。

日本の geocities にリンクしてみます。当サイト内既存のものを中心に。
団塊オヤヂのオフロードな日々 > Column > 山仙人の小言 > 噂の!東京マガジン
ポチは見た!~マスコミの嘘と裏~
「自由大学」信楽たぬ吉の講義室・トップページ > 化石論講座トップページ
創作童話 博士(はくし)が100にんいるむら
ハムが一匹いるだけ

当サイトのトップページ www.ariori.com に設置してあるアクセスカウンターの伸びを、グラフ化してみました。下のグラフだけだと、記事としてつまらないだろうから、上のリンク集(?)を作成したのでしたとさ。
count_graph.gif

かなりざっと計算してみました。

以下のサイトを見る限り、ケータイに含まれる金(以下Au)は、「280~300g/携帯1t」だとか?

携帯電話から金をとりだしてみよう
携帯電話のレアメタルのリサイクル: レアメタル大辞典.com

で、ケータイを「100g/1台」とするならば、ケータイは1万台で1tになります。(両辺を1万倍)

Auを現在の相場に従い「3333円/g」とするならば、1tのケータイに含まれるだろう「300gのAu」は100万円です。
つまり、Auだけ考えれば、ケータイ1台の価値は、「地金」換算で「100万円/1万台 = 100円/台」です。
ま、妥当なところでしょうか。

で、コイツ(ケータイ)は「粗鋼」です。精錬する必要があります。上記相場は「Au地金」です。

その他のレアメタルは、よほどAuより精錬しづらいでしょう。
高校化学を一通り学んだ私は、そう思います。

で、
「たんすケータイあつめタイ\(^o^)/」始動!!~求ム、不要になったケータイ。平成21年度使用済み携帯電話の回収促進実証事業~
を見る限り、「当選金」だけで「2億3千万円」が「ばらまかれる」みたいです。

ケータイの価値は、相当多めに見積もって「100円/1台」です。ま、「無駄なリサイクル」は「日本のお家芸」ではありますが。
230万台のケータイが集まって、やっと元が取れるかどうかです。
繰り返しますが、ケータイの価格は「Au地金」扱いです。回収に要する費用・輸送費用・精錬費用は含まれていません。


「当選金」自体が、税金の無駄遣いじゃないでしょうか。
速攻で「事業仕分け」に入れるべきでは?

そして、関係する企業には、一体どれだけの税金が流れるのでしょうか?

三井物産株式会社、三井物産メタルズ株式会社、凸版印刷株式会社 の諸君、
そして、電通だか、博報堂だか何だかの、「日本の寄生虫」よ、

恥を知れ。


2009/11/26 追記
愛読している『デイリーポータルZ』に、記事が上がっていた。
@nifty:デイリーポータルZ:思い出の古ケータイは商品券に変わるか?

キワモノ(と私が思いながらも、彼の記事は基本的に読破します)の小野法師丸氏の作品だ。
「10台の廃ケータイで3000円ゲット」らしいです。

私も、真面目に廃ケータイを持って行くかなぁ。
せめて税金を取り戻すために。

しかし、予想以上に「ケータイ破壊機」は高価そうでした。
どれだけの中間搾取者(アマクダラー)が存在しているのだろうか? orz


2010/3/11 追記
集計が出ましたね。それについての日記を書きました。

「事業仕分け」の俎上に「載せる、載せない」の区別は誰が行っているのか、私はその点に疑問を憶えました。様々な報道を見る限り、事業仕分けは財務省に乗っかっているだけだという説があるようです。エリート中のエリートを、とりあえず信じるしかないですね。
こちらの記事は面白かったです。
前進がいいけど、漸進でもかまわない - Joe's Labo


京速(10PFLOPS:10ペタフロップス)コンピュータって、NEC と日立が降りて、富士通だけが残っているヤツですよね。いろんなヒトが言っているけど、馬鹿でかいヤツを無理矢理作るよりも、BOINC の方が、能力高そうだなぁ...
って思いましたが、思いこみだけで書くのは良くないので、検索してみました。
本日時点の Wikipedia 曰く

PC/Server
Core 2 Quad: 51.20 GFLOPS(QX9775)
分散コンピューティング
BOINC: 約 1,745.444 TFLOPS 2009年6月8日 平均値

だそうですから、1.7 PFLOPS 叩き出してるわけですよね、現時点で。
京速は 10PFLOPS ですから、実現すれば BOINC を超えるのですね。

とりあえず、京速が劇速なのは分かりました。あれれ?


話題を変えます。
本当に計算させるネタがあるのかどうか、それが疑わしいと思うのです、昔からね。
tree.png
公式サイトにあった上の画像を見て、私が特に胡散臭いと思ったのは「防災:地震動予測・津波被害の予測」と「地球環境:気候変動予測・エルニーニョ現象の影響予測」の2分野です。

「京速」公式サイトがぶち上げる「気候変動予測」のシミュレート。様々な測定されたデータは正しいものだとしても、シミュレーションを行う際には、どういった要因をどういう係数にして「シミュレーター」に「突っ込む」か、あるいは「突っ込まないか」という、仕分けが行われるワケです。研究者の思惑が入り込む余地が多分にあります。

また、細かい計算をさせるには、細かいデータが必要なはずです。しかし、気候変動も、エルニーニョ現象の影響予測も、「パソコン2万台(Core 2 Quad 換算)」を必要とするような、細かぁいデータは無いような気がするのですね。

「防災」も、計算の根拠となるデータが無いだろうと思います。海底の地形やら、地下構造など、情報を集めるコト自体が高コストだと思いますので。

SETI なんかは、膨大な実データ(電磁波の受信記録)があったからこそ、計算する価値があるのだろうと思います。でも、一通りの「当初予定していた計算」は終わったようで、いろいろと違うアルゴリズムでのデータ検証をしているようです。結局、全世界のパソコンの計算能力を、持て余しつつあるのでしょう。多分ね。


工学分野は門外漢では有りますが、駄目押し。上の絵にある「自動車の安全設計等」。そんなコト「シミュレーションのコスト」と「実際の自動車製造の不確実性」を考えると、スパコンを使うまでも無い気がするのですね。鋼材の品質は製鉄所に依存しますし、溶接技術はクルマ工場に依存します。

何よりも実際の事故は予測不可能です。ビデオ「【ニコニコ動画】【運転者視点】交通事故体験動画【ドライブレコーダー】」なんかは凄い。youtube からは無くなりましたね。


京速コンピュータ、「作りたいヒト」は作りたいのだろうと思います。その気持ちは分かる気もします。でも、走らせる「べき」データって、有るのかしら。繰り返しになりますが、前から疑問でしたわ。

劇速コンピュータは、日本のお家芸「ハコモノ」でしか無い気がしますね。
「コンクリートから人へ」というフレーズもありますし、富士通さんもあきらめましょう、ね。


関連する過去の日記
BOINC!
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走
ダメダメ土建国家
「教育員制度」解説


2009/11/27 追記
スパコンと気象予測について調べてみました。
気象予測で用いられるらしい「アンサンブル予報」って、似非科学じゃねぇの?

改めて文科省を貶す

文科省という組織は、散々「パブコメ」を募集してきた。そして、集めた意見を基本的に無視した。

そんな彼らは「行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください:文部科学省」とか言ってる。相当な鉄面皮、あるいは相当な馬鹿なのだろう。両方の性質を兼ね備えている可能性も、多分にある。

「『意見をお寄せください』ってサイトを作れ」っていう、下らない命令が民主党の奴らから降ってきたとしても、それをホイホイ受け入れている時点で、官僚として終わっている。過去の悪行(パブコメの無視)を忘れたわけでは無かろう。職業人として、気が咎めないのだろうか?
ほかの省庁には興味が無いのであまり調べていないが、似たようなニュースは聞こえてこない。

「各種省庁の職員を比較すると、他の部署に採用されなかったカスが、文部科学省へ行く」というハナシを聞いたことがある。
様々な方が指摘しているが、「事業仕分けでは、文科省側の説明者が拙かった」とか何とか。私はそのニュースも動画も、見る暇がないので確認していない。


話は変わるが、数ヶ月前に体験したことを記そう。

シゴトの上で「調査書」の書式について知りたいことが出てきた。「調査書」とは、大学や企業に出す公式な書類であり、その書式は文科省が割と細かく規定している。
東京の私学協会経由で来た、コピーのしすぎで劣化した資料にあった電話番号を参照し、「担当」って書いてある文科省の部署に繋いでもらった。
最初だけは、女性らしきヒトの喋る声( 1m 以内に感じた)が聞こえた。しかし、その後ずっと無音なのである。こっちが「もしもし」と言っても向こうは何も反応してこない。
多分、受話器をそのまま放置していたのだろう。仕方ないので、一度、電話を切った。何かの手違い、内線の操作間違いの可能性もある。
再び電話。またも無音。
「もしもしぃ!」とデカい声を出しても、向こうは反応せず。

ま、電話に出るような下っ端の方は、縁故か何かで採用された、非常勤などである可能性も高いかもしれない。しかし、そんな腐れ人材を置かざるを得ないとしても、繋がれた電話を二度も放置するなんて、どういう「教育」をしているのだろうか? そのお役所は「文部科学省」であり、このクニの教育を統括する役所ですよ。笑止。

なお、時間をおいて同じ部署に電話を繋いでもらったところ、今度は男性が電話口に現れた。とても丁寧な方でしたし、疑問も解決しました。


区役所や都庁はまだしも、中央省庁に直接電話する機会はほとんど無い。
そして、その腐れ女(?)によって、私は文科省という組織を、本当に信じなくなった。

先日来、スパコンの存在意義について調べています。

で、以下のサイトにたどり着き、脱力しました。少なくとも、気象予測にスパコンは不要でしょう。ましてや、「京速の彼」などは。


気象庁 | 用語解説(アンサンブル予報) (強調は Masaki による)

気象庁では、季節予報の予測手法を従来の過去のデータを基にした統計的な予測法から、数値予報に基づくアンサンブル予報に切り替えました(1か月予報は平成8年3月、3か月予報は平成15年3月、暖・寒候期予報は平成15年9月)。

将来の大気の状態を予測するためには、初期の状態を正確に把握しておくことが必要ですが、観測や解析の段階で生ずる誤差は避けることができない問題です。この初期の段階で含まれているわずかの誤差が、時間の経過とともに次第に大きくなり、ある時間が経過した時点では予測不可能になる場合があります。しかしこのことは、ある時間以上先のことは全く予測できないということではありません。

一つの例の数値予報では高気圧や低気圧の位置、あるいは天気の時間的推移を予測できなくても、初期値にわずかなバラツキを与えて複数例の数値予報を実施することにより、その平均(アンサンブル平均)をとれば、個々の例中の誤差同士が打ち消しあって平均的な大気の状態を予測できる場合があります。このような情報を提供するための手法がアンサンブル予報です。これにより、平均的な大気の状態の予報精度を上げることができます。

「初期値にわずかなバラツキ」を加えた時点で、「コンピュータによる気象予測」は、「机上の空論」以下に成り下がるのでは無かろうか。シミュレーションってのは、如何に正確なデータを入力するかが重要だと思うので。
「予測できる場合があり」ってのは、簡単に言うと「ほとんど予測はできない」ってコトなのだろう。
「コンピュータによる季節予報」は、昔ながらの「(予報)職人の勘」と五十歩百歩なんじゃ無かろうか。むしろ、電気と金を使うだけ、質(タチ)が悪いかも知れない。

バタフライ効果(ウィキリン)は存在すると思うので、既に測定誤差を含むデータに対して「初期のわずかなバラツキ」を導入しちゃうなんて、正気の沙汰とは思えません。

気候変動をシミュレートしたいって方々は、「より強力なコンピュータで、より細かくしたメッシュでの計算を行い、より精密に気候変動を予測するノダ!」みたいなコト言う(ような気がする)けど、普段の気象予報から、相当いい加減らしいコトを知りました。まぁ前から薄々感じていたことだけど。

リンク先ページの例(下の画像)は、よほど計算がうまくいった場合なのだろうと思います。私が気象庁の住人だったら、「予想できたよ、スゴイっしょ」っていう例を置くに決まっていますから。

50本の細い実線は個々の予測結果です。黒の太い実線は50本の細い線を平均したもので、これがアンサンブル平均の予測結果です。

とありますが、10日め以降って、計算する意味が無いように見えます。
850ens.gif


関連する過去の日記
BOINC!
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走

私は昨晩署名しました。

漢方を健康保険で使えるように署名のお願い より

 去る11月11日(水)の行政刷新会議の事業仕分け作業で、医療用漢方製剤(漢方エキス製剤・煎じ薬)を健康保険から除外する、という案が出されました。
 現在、医師の7割以上が漢方薬を使用して、国民の健康に寄与してきました。また、全国の医学部・医科大学でも医学教育の中に漢方教育が取り入れられ、日本東洋医学会で専門医教育も行われ、専門家育成も進んでいます。
 わが国が迎えている少子高齢社会の中で、われわれ国民の健康を守るためになくてはならない漢方薬・煎じ薬が健康保険で使えなくなることに、断固反対をします。


 第1回締切を2009年11月30日(月)、第2回締切を12月7日(月)とし、2回に分け署名を関係各所に提出予定です。

だ、そうです。

私自身は複数回(ツムラの)漢方を処方されたことがあります。私の配偶者はそれ以上に病院処方の漢方薬のお世話になっています。


2009/12/02 補足
「漢方薬の保険適用除外はデマ」という説も出てきました。
しかし、私は以下に紹介するサイトの見解が真っ当だと思ってます。
「漢方薬の保険適用除外はデマ」は悪質なデマ!医療現場から漢方薬が消える日[絵文録ことのは]2009/11/30

日本は平和だ

【2ch】ニュー速クオリティ:鳩山「サラリーマンの給料は平均1000万円ぐらいですか?」
を見て、数年前の菅直人の発言を覚えているのが、私だけでは無い事を知った。

私は、あれ(55歳で月収50万円の再就職)以来、菅直人ってヤツを信じないことにしたのである。

法律は詳しくないのでよく分からないが、こちらのサイトは気合いが入っていた。
税理士 もりり のひとりごと: 鳩山首相が贈与税脱税?

『わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか』(アマリンク)を読み終えたのは、今年の春だった。
一番印象深かったのは、第4章の 「宇宙開発」の実態-人造の世界を夢見る人々- である。

今、野口さんなる方がISS(International Space Station)なる場所へ行っているようだ。この本(原題 "VOODOO SCIENCE")の筆者ロバート・L・パークなる人に言わせると、有人宇宙探査は「愚の骨頂」であるらしい。Amazon 上の書評にも「宇宙探査についての見解が新鮮だった」という記述は多い。
宇宙に人を連れて行くコトには、既に意味がないとのこと。
確かに、「人という壊れやすいビミョーな構造物」を宇宙に放り出すよりは、「金属から成る機械」の方が、頑丈で安心だ。探査機「はやぶさ」なんかの報道を見るに、遠くに行かせるのは機械の方が良いだろうと思う。ヒトを送るには、リスクと費用が半端ではない。月にしろ、火星にしろ、ISS のある「低軌道」であっても。

なお、この本を読んだ直後(4月末のようだ)、「月面2足歩行ロボット」のニュースが流れてきた。「宇宙基本計画(案)」の全文(pdf)を読んだわけではないが、下らねぇコト企画しているなぁって思った。その先に意図しているものが見えない。何故に2足歩行なのだろうか。

って、書いてなかったコトをやっと日記にしました。
ロケットは「衛星打ち上げ」っていう需要が確実にあるだろうと思います。しかし、あの本を読んで以来、ISS の存在を懐疑的に見るようになりました。ISS は、全世界的な「事業仕分け」の対象にすべきじゃないかなぁ... 機械にできるコトは機械に任せてさ。

2009/12/24 補足
昨日、同じ動画の youtube を貼りました。昨日の段階では見れたのですが、今日は「規約に違反」とかで見れませんでした。凄いタイミングの悪さ。ニコ動に替えました。

2018/02/15 追記
ずっと見られなくなっていたので、また動画を貼り直しました。

本日帰宅途上、とある薬局の店頭に1つだけ残っていた「リステリン フレッシュミント」計 1,250mL を680円で購入しました。凄いタイミングの良さ。多分、他の種類のリステリンも置いてあったのだろうと思います。私はリステリンの中では、フレッシュミントが一番好きなのです。
サンタさんからのプレゼントだと思いました。久しぶりですのぉ。

友達の友達は、皆友達だ。

昨日の「うぇぶぶらうず」で、一番印象に残ったのは、このサイトでした。
宮内庁と共産党の国会漫才(あるいは宮内庁の反知性主義について) - 俺の邪悪なメモ
彼のすさまじい前歴は、ここには記しません。

上記サイトは、ここ数ヶ月のうちに開設されたようです。
いつからか、愛読しています。

で、もっと前から愛読している「ボーガスニュース」が、上記サイトを取り上げていました。
宮内庁、完璧超人の手先だった! 古墳調査拒否の驚くべき背景 : bogusnews

以上です。

『タモリ倶楽部』見ながら、寝よっと。

本年度、私の得点は、以下の通りでした。軽く見直しをし、60分以内に解いたはずです。括弧内は本日公表となった「平均点中間集計」です。

生物 90(70.42)
化学 86(54.66)
地学 91(69.69)

基本的に上記3科目と戦っているのですが、ここ数年は100点を叩き出せていません。ま、ここ2年は情報科の担当でしたし、これで「上等」と言えるのかも知れません。しかし、自身が現役受験生のトキ、最後の「共通一次」の化学で100点を取ったこと、それは私の誇りなのです。
「大学入試センター試験」と「共通一次」を比較すると、難易度は「共通一次」の方が高かったと思います。また、「センター試験」も全般的には年々易化しているように感じています。
今回の化学については、私が点を失った4問のうち、3問は「勘違い・ケアレスミス」です。反応熱の計算で足し算と引き算を逆にしちゃったり、電池の極性についての問題を良く読まなかったり、価標の本数を見間違えたり(今気付いたが、もしや老眼の始まり???)。しかし、1つ(第4問の問5)は「そもそも解答に必要な知識を保有していない」と思いました。間違えるべくして間違えたように思います。
化学はやはり暗記量が膨大で大変ですね。この数年、理科の中では一番100点が取りづらい科目になっていると思います。
でもまあ、理系に進むなら、必須の科目ではあります。受験生たちよ、あと2ヶ月頑張ってくれぃ。

おまけ
私が所属している「実践生物教育研究メ-リングリスト」などでも話題になっている「生物の第2問の問3」、私はセンターが正答とする"2"に加え、"4"も正答にすべきだと思いますね。河合塾の主張は説得力があるように思えます。
私は「ML 内での論争」開始後に生物の問題に挑戦したため、「あ、ここのことか」と思い、正解(?)に辿り着きました。
受験生にとって、4点の差はかなりデカいです。"4"を選んだ子も丸にしてあげましょうよ。大体、選択肢が9個もありますし「何となく」じゃ正解できないはず。また、「何となく」"4"を選んだような子は、どうせ他の設問を間違っていますから、主戦場(?)の「蚊帳の外」なハズ。


過去の関連する日記など
地震 雷 火事 年金
知識と現実
2006大学入試センター試験
センター試験の地学受験と、新しい「学習指導要領」
ペーパーテスト対応力(俗に言う学力?)の地域差  (に端を発する、超長い「自慢話」)

ありおり。(I exist.) *** 理科と私 ***

この間、結構見入ったテレビ番組に『ルビコンの決断』があります。1月14日放映でした。公式サイトから引用します。

葉っぱビジネスで稼げ!
~限界集落おばあちゃんの挑戦~
徳島県上勝町は高齢者が元気な町である。高齢者が山林や庭で葉っぱを採集し、「つまもの」として出荷される。料亭や割烹で料理に添えられる「つまもの」である。仕掛け人は農業指導員だった横石知ニ(金子貴俊)。地元のおばあさんを使った横石の奇抜なビジネスは大成功。おばあさんたちは収入を得て生きがいを見つけることになった。県内で有数の高齢者の多い町にもかかわらず医療費があまりかからない地域になった理由は、仕事に生きる元気な高齢者が多いからだと地元の人々は胸を張る。
「テレビ東京」って、なんか鼻白むんですよね。金儲けネタを扱う番組が多くて。
上記番組で扱われた「葉っぱを商品化した集団が居る」ってハナシは、以前に聞いた事がありました。過去、「おばあちゃん」達は金が儲かってウハウハだったかも知れません。
しかし、それは「労働者が搾取と感じない搾取が行われていただけ」だと思うのです。
公式サイトを見てみました。
そして町の半数近くを占めるお年寄りが活躍できるビジネスはないかと模索したところ、"つまものビジネス"="葉っぱビジネス"が1987年にスタートしたのです。
たまたま、バブルと事業開始が重なったので「買い主」が存在していただけのような気がします。今はライバルが多そうな気がします。良く知らないけど。
この「おばあちゃんの葉っぱ」話、私が初めて聞いたのはせいぜい2,3年前だと思います。その界隈(青果市場など)では有名だったのかも知れませんが、ニュースなどで聞いたことは無いです。


私は「(高級)料亭」って行ったコト無いです。
政治家以外にも、そういった場所に行く方々はいらっしゃるのでしょうが、ニュースでは「政治家某が料亭で会談」みたいなヤツしか見ません。よって、私の頭の中では「料亭=政治家の巣窟」ってコトになってます。その料亭の支払いには、賄賂も含まれているのだろうと常々思います。
賄賂というのは、ゼネコン(とか)の従業員の給与がピンハネされたものだと思って、間違いないでしょう。ま、そのピンハネによって、企業が生き存えると云う面もあるのかも知れませんので、一概に悪とは言えないかも知れません。とりあえず、日本の法律的には「罰が与えられるべきもの」なのでしょう。難しいですね。

おばあちゃん達が集めた「葉っぱ」が売れたのは、生産者?である「おばあちゃん達」が真面目に働き、ゼネコン周辺のヒトビトが低賃金で働かされ、上納金がしっかり「消費者」たる政治家に回ってたってコトがあるのでしょう。

バブルも終焉を迎え、積み上がった国債が気になる昨今です。景気の良いハナシは少なくなり、仕方なく20年前のハナシを発掘し、「まだどこかに商機はある」って喧伝を行う「テレビ東京」。ちょっと寒いッス。
私は金子貴俊氏にも寒気を感じます。いまいち受け付けないんですよね、武田鉄矢よりは余程マシだけど。

金が無駄にあったから、高級料亭も需要があったのだろうと思います。今後、更にそういった業態は衰退していくだろうと思います。正しい流れだと思います(と、胡散臭い筆者 Masaki は言った)。


過去の関連しそうな日記
緩慢な搾取のもとに
「911テロ」から一ヶ月
「罪のない市民」など存在しない

私は昨年、ポッポ兄が作成した論文(?)である『祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印』を、少なくとも2回は読んだ。しかし、うすらぼんやりとした印象しか残らなかった。

一番疑問に感じたのは、「何故そこまで『アジア』に拘るのか」という点である。
「友愛」以前に、「自由」も「平等」も見あたらないアジアだ。そこで「友愛」だけ唱え続けるなんて、正気の沙汰ではない。北朝鮮も、中国も、フィリピンも、ミャンマーも、日本も。まともなクニなんて、無いと思うのである。
まあ、アフリカや中南米の一部の国みたいに、軍政がクーデターで倒れて、その後グダグダになってるような地域に比べれば、東アジアはまだマシな地域かも知れない。
しかし、アジアを見る余裕(?)があるなら、地球全体を見るべきだと思うのである。視野狭窄を起こしている気がしてならない。

産経新聞の記者であらせられる阿比留瑠比氏のブログは面白いです。私がその存在を知ったのは「全国学力テストの点数と日教組加入率の関係」が気になったときからです。昨日の記事は勉強になりました。
外国人参政権・過去の自説は「慚愧に堪えない」と長尾教授
職場では各種新聞を購入しているので、産経新聞の29日朝刊も読ませていただきました。


今朝のテレビのニュースでは、ポッポ兄が叩かれていました。
脊髄反射も何なので、講読している読売新聞に載っていた「演説の全文」を、通勤の電車の中で斜め読みしてみました。
「夢見がちな真性厨二病患者」の作文としては、かなり良くできています。そんなに間違ったコトを言ってはいないと思うんですよね。しかし、脱税で私腹を肥やしている首相の演説としては、どうなんでしょうか。「労働無き富」なんて、発言ブーメランの刺激にも飽き足らなくなったんで、言葉での割腹自殺でも図っているんでしょうか。チャレンジャーですね。


彼、東大に行ったんだか何だか知らないが、ある種の「想像力」が劇的に欠如しているとしか思えません。本当に「命を守りたい」って思うなら、過去の分の脱税した贈与税を「宇宙人ふるさと納税」で日本国に寄付すれば良いと思います。
ブリジストンの社員や、そこに非正規で雇われている人達は、ちゃんと財布が潤っているのでしょうか?

私は、「有り難い」首相を得たなぁって、今回しみじみ思いました。

本年度は高校3年の担任であり、現時点で担当しているホームルームの生徒の9割は大学等の入学許可を得ている。私自身は、「推薦入試」ってシステムはあんまり好きじゃない。しかし、大学と高校生の間で需要と供給がマッチしているようだから、仕方ないことなのだろう。
しかしその一方、1年くらい前から「高大接続テスト」なんてヤツが文科省のカビ臭い俎上に上がっているようだ。
マジ、意味ねぇ。

過去、何度か記したような気がするが、入学する高校生の学力を保証したいなら、各々の大学が、必要な科目のペーパーテストなり、口頭試問を行えばよいのだ。そのほうが、大学教授のシゴトとしても楽になるだろう。ただし、口頭試問は公平性を保つのが難しいだろうから、ペーパーテストが一番無難なのであろう。古き佳きシステム。
(と、自分を棚に上げて言うのである。私の勤務先も高校での推薦入試を行っています。)

大学入試が厳格になれば、高校生も真面目に勉強せざるを得ないだろう。約20年前、私は若干の興味と多大なる義務感で、高校の授業を受けていた。
「大学全入時代」に近づけば近づくほど、学力が保証できない高校生は増えるだろう。で、話題(?)の「接続テスト」に落ちた生徒はどうするのでしょうか? 高校に残留でもさせるつもりなのかしらん?
「高校残留」だったら、高校のセンセイ方が「既に存在するシゴト」に真面目に取り組めば良いだけのことです。生徒の「原級留置」という措置です。

優秀な学生が欲しい大学は、厳密に入学選考のペーパーテストを行う。
高校の教員は、生徒が望むペーパーテスト突破力を育てる。
それだけ。

で、前にも言ったけど、義務教育段階でも「原級留置」はバンバン実施するべきだと思うんですね。初等教育(小学校まで)・中等教育(中学高校)・高等教育(大学等)それぞれが、自らの責任に於いて、学生を厳密に品質管理し、出荷すればよいのです。

結局、大学にしろ、高校にしろ、中学校にしろ、「ランク付け」は仕方ないコトなのだと思うのですね。主婦(や主夫)の日々の経済活動、例えば「スーパーでの買い物」だって、無意識にランク付けを行っています。「『辛そうで辛くない少し辛いラー油』、高いけど、美味しいのよねー」とかって。(実際、私は昨年末にこの商品をいなげやで発見してから、既に3回くらい購入しました。若干高価だけど、確かに美味です。「冷蔵庫から取り出した単なる豆腐」が「料理」になる。そりゃ売り切れるわ。)
「学校のランク付け、序列化は悪だ」みたいな論も昔から見ますが、多分そういうコトを書くヒト自体が、そこそこの大学を出ているのだろうと思います。ラー油にしろ、学校にしろ、ある程度のランク付けは、勝手に生まれてくるのだろうと思います。ブッチャケ「ヒト」のランクなんかも。
私自身も、勤務先の「受験難易度ランク」が上がるよう、いろいろな形で努力しているつもりです。一番真面目にやっているつもりなのは、楽しく分かりやすい授業を行うことです。生徒の満足度を高め、「あの学校良いよ」ってクチコミで広めてもらうために。凄く「効果が測りづらい」のは承知してます。でもまあ、教育なんて「そんなもの」でしょう。というか、私は教員の仕事は一種漠然としていて「簡単には評価できないもの」にしかなり得ないと、昔から思っています。
何しろ、受験生が集まれば、自ずと入学者の学力レベルは上昇する。

そもそも何で「大学生学力低下論」が起こったのか。それは「文科省が大学を増やしすぎた」っていう、簡単な理由に行き着きます。そりゃ、学生の質は落ちますよ。「高大接続テスト」とやらで高校にボトルネックを作っても、日本の学生の学力が上がる(というか、大学のセンセーが楽になる)ワケなんて無い。チョー無意味だ。税金の浪費、はんたぁーい!


と、中学入試が一段落し、授業を担当していた高3は学校へ来なくなり、お仕事のエアポケットに落ちた私は、つらつらと思うところを述べさせていただきましたm(_ _)m

最後に繰り返しておきます。
「高大接続テスト」、意味ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!


過去の関連する日記
大学全入時代に寄せて
日本の小学校に留年を
必修単位未履修


2017/07/20追記
未来(?)の関連する日記
「高校生のための学びの基礎診断」スか。笑えるわ。(2017年7月)

教員の資質

私も、しみじみ考えてみました。3つにまとめました。

「向上心」「柔軟性」「信念」
まとめる過程で「これは、別に教員に限らないよなぁ...」って思いました。ま、当たり前です。「教員」ってのは数多ある職業の一つに過ぎない。
「教員の資質」とは何かってコトを問うただけでも、文科省は進歩したのだと思います。(参考)

で、様々なサイトで取り上げられた、こちらの方々。

中でも、興味深かったのは、高校で各人に、コンピューター(1台)と覚えにくいパスワード(2つ)が配布され、その管理がすごくうるさく、置き方まで指定され、
この人達は、私の挙げた資質のうち、「向上心」と「柔軟性」が無い。致命的に拙いと思います。 富士通や NEC が変に優遇されているのは確かかも知れません。しかしパソコンの導入は、突き詰めれば「有権者の意思」の結晶なワケです。使いづらかったら、それはそれで上申してください。


私は前回の日記に「大学減らせ」みたいなコト書きました。
大学からはみ出したセンセイは、中等教育や初等教育へ流れるのも良いと思うのですね。教育産業(?)に於いて「人材の流動化」が促されるのは、決して悪いことでは無いと思います。


なるほどなぁと思ったサイト
教師の資質 - 学校教育を考える

数日前に、私が報道当初から気にしていた下らない事業の結果が出た。

http://www.meti.go.jp/press/20100305003/20100305003.pdfから。

使用済み携帯電話の回収台数(昨年11月21日~本年2月28日の累計)は、全国で567,056台(速報値)
回収された携帯電話に含まれる有用金属の量(推計値)は、金22kg、銀79kg、銅5,670kg、パラジウム2kg

日経曰く「金額にすると8400万円相当」とのこと。

壮大な無駄だ。
シャワー浴びて、読みかけの本読んで、寝よ。


2010/3/11追記
『デイリーポータル Z』内の「小野法師丸氏の場合」は、1000円分のケータイを持ち込んで、3000円をゲットしたようです。
そして、この下らない事業全体では、8400万円分の地金のために、とりあえず2億3000万円が用意されていたわけです。「諸費用抜き」で。
「3倍返し」なんて、太っ腹ですね。さすが親方日の丸。
「都のオリンピック誘致費用、広告代理店がボリすぎ」ってニュースが最近ありました。この「下らない事業」も、最終的な会計報告が楽しみです\(^o^)/

ボーガスニュースは素敵だ。例によって「Googleリーダー」に登録してある。
特に、3月11日の記事は秀逸だと思った。

飼育されていたトキは中国籍の親をもつ在日中国トキ2世で、超法規的により在日特権を与えられ日本国民の税金で衣食住はもとより付き合う女性まで世話してもらうという、厚遇を受けていた。テン容疑者はこれに不満をもち、
「不法滞在者は日本から排除すべき」
「在日特権が許せない」
などと犯行に及んだという。


「佐渡トキ保護センター」って、私は昔(下記参照)からあんまり快く思っていなかったのですね。
そして、この今回の失態。
「佐渡雇用保護センター」っていう風に、名称を正確なものにした方が良いのでは? 土建屋とセンター職員に「税金のなれの果て」が落ちていくだけらしいって、世の中にバレちゃったから。

公式サイトを見ても、センターの素性がよく分からない。
募金のお願いをしているクセに、会計報告が無いって、どういうコト? ...あ、ニホンの「トクベツカイケイ」と一緒か。


過去のトキに関する日記
雨の動物園に思う(2001年6月)
朱鷺の思い出と別れるトキでは?(2008年11月)

欧米か!

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100422/t10014026891000.html から

"携帯が発熱やけど"賠償命令

4月22日 20時53分

携帯電話をポケットに入れたまま、こたつに入っていた男性が「携帯電話が発熱して、やけどを負った」と訴えていた裁判で、2審の仙台高等裁判所は「こたつで発熱した携帯電話は安全性を欠くもので、欠陥があった」と指摘して、携帯電話を製造した会社に220万円余りの賠償を命じました。

宮城県亘理町の54歳の男性は、7年前、携帯電話をズボンのポケットに入れたまま、こたつに入っていて、左足の太ももにやけどを負いました。これについて男性は「やけどは携帯電話が発熱したためで、製品に欠陥があった」と主張し、携帯電話の製造会社に損害賠償を求めていました。1審は男性の訴えを退けましたが、2審の仙台高等裁判所は22日、男性のやけどは携帯電話の発熱が原因だったとしたうえで、「携帯電話をズボンのポケットに入れたまま、こたつに入るのは、ごく普通のことであり、発熱したのは製品として安全性を欠き、欠陥が認められる」と指摘して、携帯電話を製造した会社の責任を認め、220万円余りの賠償を支払うよう命じました。判決について携帯電話を製造した「パナソニックモバイルコミュニケーションズ」は「主張が認められなかったのは遺憾で、最高裁に上告するかどうか検討したい」というコメントを出しました。


「パナソニックモバイルコミュニケーションズ」は上告すべきだ。
ただし、私は「パ社」が敗訴したとしても、金銭的援助などは行わない。ただ、駄文を作成するだけ。


私は、その「公判」を見たワケじゃ無い。
マスコミの方々は、「その判決は無いっしょ」って思ったから、この「ネタ」をネット(新聞)上に流す気になったのだと思います。ありがとうございます。

「小磯裁判長」って語句、NHK のサイトには無いですね。
ま、そんな裁判長を選んだのは、私でもあります。有権者として、「ヒトを裁く」権限を委譲しているはず、ごく微かに。


「宮城県亘理町の54歳の男性」みたいな知り合いがいなくて良かった。
私は、こたつには電化製品は入れたくない。

東京とネット接続環境へ戻ってきました。
JAXA は、「有人宇宙飛行は意味ないと思う私」が監視している「組織」の一つです。

昨晩、生徒が提出した「しおり」感想にコメントしながら、ニュースを見ていました。
"JAXA i"が、廃止されそうで、その経費が年間1億円だとか?
「天下り受け入れ」の為の「ハコ」だろうし、ハコの中の展示物も「なれ合い発注」の成果だろうって気がします。東京駅前で営業する必然性も無いし、廃止しちゃって良いと思います。

ニュース内では「廃止は悲しい」って言うキモい兄さんが居ました。もっといくらでも拝観者(?)は居ただろうに、「キモい兄さん」画像を敢えて使用してましたね。テレビ局の記者(確か、フジテレビ系だった)は"JAXA i"は「不要」と思っているのでしょう。

ところでオバマ氏、本気で「火星にヒトを送」りたいって、思っているのかしら?
そのカネがあれば、どれだけのヒトが飢えずに済むのだろうか、って思います。ま、それがアメリカ国民の総意なのだろうから、私がブツクサ言っても意味ないけど。


改めて検索してみました。「火星軌道」なんですね。
更に「行く意味無くねー?」
画像的にもツマラないハズ。

火星軌道なんて、最悪な状況(地球と火星が最も離れた状態)でも20分以内には「電波での指示」が探査機に届く距離ですよ。「エラーを起こしやすく、壊れやすい、宇宙空間のヒト」に委託するべき作業など、現在は無いでしょう。20年後は、もっと意味が無くなっているだろうと思います。
「人工衛星黎明期」に、何も知らずにそこに放り込まれた「イヌ」と、火星軌道に送られる「ヒト」。
さして違いが無いような気がします。

正に「雲散霧消」する血税

http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042501000527.html から

日本の排出枠代金が不明に ウクライナに調査要求


【モスクワ共同】京都議定書の温室効果ガス排出削減義務を単独で達成できない日本が昨年、ウクライナから余剰排出枠を購入する際に払った代金が、同国で行方不明になったことが25日までに判明した。代金は環境投資に充てる契約になっており、日本はウクライナに調査を要求した。
日本はウクライナを含む外国との排出枠取引に際し、カネで解決を図ったとの批判を避けるため、売却代金の使途を環境投資に限定する「グリーン投資スキーム(GIS)」を適用してきた。しかしGISは環境投資の手続きや監視などに関する国際規定がなく、不適正な資金流用のリスクを抱えている実態が浮き彫りになった。
関係者によると、不明となっているのは日本が昨年、ウクライナの排出枠1500万トンの購入で払った代金で、およそ200億円相当とみられる。ウクライナ側は入金を確認したが、今年2月の政権交代後、特別口座に預けるはずの代金がなくなっていたことを明らかにした。
ウクライナ環境投資庁のオルレンコ長官は「ウクライナは合意をすべて履行する」と強調。日本とは今年も同様の排出枠取引を行う契約になっており、5月までに問題を解決し、取引を続けたいとの意向を示した。

2010/04/25 20:43 【共同通信】


上記記事を知ったのは、
血税で排出枠を購入しても・・・
http://antikimchi.seesaa.net/article/147776371.html

からです。

素敵な結末でした。って、まだ未解決だから、何とも言えないか。
何しろ、素敵なシステムです、「排出枠取引」は。
200億円もあれば、"JAXA i"級の施設が全都道府県に配置できるよ。ま、別に欲しくないけど。


過去の「排出権否定」日記
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走(2006年2月)
二酸化炭素売ります(2006年5月)
二酸化炭素排出権とか atomica とか(2009年3月) ←ウクライナ関係

憲法記念日に寄せて2010

何にも考えないまま『君が代』を歌ったり、「なんとなく」左に寄ったりした私だ。2010年のログとして、表明しておきます。

1.日本国に関わる参政権を所有するのは、日本国民に限るべきだ。
2.憲法改正して、自衛隊を合法的な組織にすべきだ。
3.「九条の会」なんて、キモい。(参考画像)


2010年12月7日追記
すいません、上記「2.」は取り消します。理由(?)はこちら

関連する過去の日記
憲法改正について(2005年10月)
視野狭窄を起こした夢見がちな厨二病宇宙人(2010年1月)

最近読んだ本で読み応えがあったのは『獄窓記』です。山本譲司(アマリンク)という方が著者です。内容は書名の通り、山本氏が体験した「獄の中の記録」です。


「秘書給与流用」というと、2002年3月に話題となった辻元清美氏や田中真紀子氏を思い出す方が多いと思います。
山本譲司氏は自身2期目の衆議院議員在職時の2001年、「公設秘書給与を詐取した」という罪で1年6ヶ月の実刑判決を受けた方です。上の本にもありますが、クニから詐取したお金は私設秘書の給与などに流用したとのことです。

この本を手に取ったのは、同氏の著した『累犯障害者』が興味深い内容の本だったからです。そのデビュー作?に当たるのが『獄窓記』です。
特に『累犯障害者』を読むと、「犯罪を犯すヒトは、犯すべくして犯す」という気がします。じゃあ何で『累犯障害者』なんて本を手に取ったのかというと、Birth of Blues に「読め読め」って書いてあったからです。


本気で社会を明るくするんだったら、「犯罪を犯した者が、犯罪を犯さないようなハード的なしくみ」をきちんと構築すべきだと思います。ワケ分かんないポスター掲示するような、現在の「ソフト的な『社会を明るくする運動』」には、あまり意味を感じません。
あるいは、景気を良くする、かな?(参照)
私にできることは山本譲司の著作を紹介するくらいですが、そのほうが多少なりとも「駅の垂れ幕や街角のポスター」よりも有意義だと思います。
私のリアルの知人だったら、文庫本をお貸しします。とりあえず今は「学級文庫」に置いてあるので。


以下は『獄窓記』についてのおまけ。
山本譲司氏は、今をときめく菅直人氏の公設秘書をやっていたそうです。『獄窓記』にも管氏が時々出てきます。「とてもいい人」として描かれています。ま、世話になった人を悪くは書けないでしょうけれど。
それに対して辻元清美。ひでぇ輩です。


過去の関連する日記
「社会を明るくする運動」不要論(2005年7月)
ごまめの歯ぎしり(2006年3月)
原理主義者として(2006年11月)

「君が代」が気になって...

ma-kun.gif

ニュースの検索で引っかかったヤツを、ずっと保存していました。出す機会がなかった。
石原慎太郎は基本的に嫌いだけど、「東京都の君が代訴訟」についての見解には同意します。前にも書いたことだけど。

私の思いはカテゴリ 学校と「君が代」 に示してあります。

ページレイアウトを弄ったついでの更新でした。

GkEc(じーけっく)氏は中学2年生らしい。

昨年末、確か最初は『痛いニュース』経由でその存在を知った。
Togetter - 「学校で商売しようとしたら生徒指導を受けた\(^o^)/」

「隠れてやれば良いのに」って思っていた。先日改めて togetter を読んだところ、最初は隠れてやろうとしたらしいコトを知る。そりゃそうだよな。でも、隠れてやるってコトは、何かしら罪悪感があったのも確かなんじゃないかと思うのだ。


しばらくしたら、こんな話題も出てきた。
Togetter - 「学校の掃除って必要なの?」

「掃除を真面目にやっておくと、推薦書を良く書いてもらえる可能性が高まるのだよ」って、私はココロの中でツッコミを入れた。しかしながら、やはり togetter をちゃんと読んだら、彼も気付いていたのだった。

そうだ、掃除を内申に組み込んだらみんな真面目にやるようになるよね!(えっ


私は、掃除を真面目にやるような生徒には好感を持つ。
好感を持った生徒の推薦書(大学等へ出すヤツ)は真面目に書く。というか、逆に「掃除などを真面目にやらないヤツ」の推薦書は適当になる、という方が正しいだろう。
適当と言っても、きちんと書くことは書きます。それが仕事だから。ただ、「コイツは良いヤツだ」って思っている生徒の推薦書は、放っておいても熱が入るのである。それがヒトというものなのだろう。


GkEc氏は、学校をキレイに保ちたいそうである。良いヒトだ。
彼の呟きに「(自分の学校では)放課後、全員が何らかの場所の清掃担当になっている」ってヤツがあった気がする。改めて捜したら見つからなかった。私の脳による捏造かな?
「掃除用具がないのに掃除しなければならない」って環境では、生徒が掃除をするわきゃ無い。自分の中学生時代を振り返ってそう思う。(そして高校の時は、そもそも掃除という「文化」が無かった。)
ま、大阪の公立中学校のシステムなんて、どうでも良いと言えば、どうでも良いのだけどね。

1月に書き出し、寝かせてあった原稿を出しました。今月は全然日記を書けなかったので。

原発がらみの駄文まとめ

検索キーワードおよそなう

Google 様によると、当腐れサイトへの客が用いた「3月1日から現在までのキーワード上位10コ」は以下の通り。

1.原子炉
2.チェレンコフ光
3.核分裂
4.臨界 青い光
5.原子炉 写真
6.チェレンコフ
7.ウラン235
8.回路図 記号
9.西日暮里 本屋
10.チェレンコフの光

画像経由が多いようです。
世相?を反映しております。

「魚 生食 基準」で Google 様を使用させていただいた。検索結果の発端となっていたのは、以下の文章だった。

http://anond.hatelabo.jp/20110505134951

元々肉に生食用も加熱用もなくそれぞれの判断で普通に生で食べられていた。
平成10年に基準ができたら生食用に適合する肉は存在しなくなった。

これってどう考えても基準が非現実的で無茶苦茶ってことだと思うんだけど。


気に入った返答がこれ。
http://anond.hatelabo.jp/20110505135948

それを言い出すと労働基準法とか憲法9条とかもそうなんじゃないか。


確かになー。

なお、私は護憲論者に再転向しました。
労働基準法も遵守したいなぁ...


過去の関連する日記
『9条どうでしょう』読んで(2010年12月)

2年前、キャプチャだけして、記事を書きそびれたまま、今日に至ります。
多分、記事を目にしたとき、私はキレたのだろう。

あの方にお会いする

私は6年ほど茨城県に住んでました。4歳から小4の夏まで。
常磐線沿線の神立(かんだつ)が最寄り駅でした。土浦の次の駅。

「牛久大仏」という名前は聞いたことあったのですが、一度も見たことないまま、6年間の茨城生活を終えました。
母親の実家は東京、父親の実家は同じ県内の古河(こが)なので、常磐線や国道6号線にて「牛久」は何度も通過しました。しかし、大仏を見たことはありませんでした。


私は鳥肌実が好きなのです。数年前に映画『けものがれ、俺らの猿と』をレンタルで見た際、「こいつが多分『牛久大仏』なのだろう」とは分かりました。でも、実物は見たことがないままでした。

そんなことも忘れていた先日、その大仏様に、突然お会いしました。
「あみプレミアム・アウトレット」へ向かう途中、作りかけの圏央道からでした。

アウトレットから撮影したお姿です。
daibutsu.jpg


アジアの雷管「北朝鮮」が、巨大な爆弾「中国」に火を付け、黒孩子(ググリンク)までも撒き散らさないか、それが若干不安な年末。
大仏様にも少し祈ったりします。

この間、こう呟いた。

masaki
大学は「夏入試・秋入学」が良いと思う。理科教員の私が思うに、教科書は相当頭の良い学生と教員でも、規定の時間内では消化しきれない。新聞の投書には「雪やインフルエンザの影響も減る」とあった。

知人の一人からメッセージをもらった。メインの仕事は予備校講師の方です。

vivafidel1959
@ogawa_masaki 私もその方式がいいと思います。大雪と流感は大きいです(夏も台風があるんですが)。個人的には夏期講習が無くなると収入的にはおもしろくないところですが。

サングラスが似合う同僚からも賛同をいただく。

Masaaki Kitaharaさんが「いいね!」と言っています。

私は「1点を争う大学受験において、『標準単位数』の授業だけでは、理科の範囲はとてもとても終わらない」と感じている。国公立二次試験で必要とされる理科の知識は、半端無く大量なのである。
自分の高校時代、理科の授業は「実験がメイン」だった。細かい知識を教員が伝達してくれるような環境では無かった。実験をしている時は、予習が足りず、結構ちんぷんかんぷんではあった。そして、一応レポート提出。
しかし、後で「受験勉強」をする際は、その「実験の記憶」が非常に役に立った。

私の高校生時代も、私の現在の勤務先も、高3の3学期はほとんど授業がない。もともと足りない授業時間が、更に足りなくなっている。

高校の授業を3学期末まできちんと行い、卒業式を済ませ、その後に大学入試。何が悪かろう。なお、冒頭の「(読売)新聞の投書」は医師からのものだった。


私は教員養成系の大学を出たわけだが、教育実習については、季節はあまり関係ないだろうと考える。今後の検討課題と云うことで。

教員採用試験は、公立学校については初夏に出願期間があり、夏に試験等が行われる。その日程は、現在のままで良いと思われる。仕事が始まるのは当然4月から。
夏前に大学をきちんと卒業し、その上で受験すればよいだろう。ギャップタームは「大学生になる前」よりも「社会人になる前」が有効だろうと考えている。見聞を広めるも良し、自己研鑽に励むも良し。

私の大学4年次は、卒論のための実験と教育実習と教員採用試験(および、若干の入社説明会)で忙しかった。あの多忙さは避けられることになる。研究→卒業→教採(入社試験)という流れには、特に問題を感じない。
入社内定後に留年→入社できず、という「過去に繰り返されてきた忌まわしき出来事」も無くなるだろう。
例えば「明治大学法学部大量留年事件(ウィキリン)」のような。


私が最初に勤めた学校では、私と同じ「非常勤講師の同期」に、上の事件(?)にモロに引っかかった御仁が居た。
企業の内定を得ていたのだが、留年し、入社できなかったと聞いた。
彼も私も、その学校を1年で辞めちゃった。彼はどうしているのだろうか...

当時、流行っていた歌。

この曲を聴くと、「非正規雇用で不安な中、生徒を制御できず困惑し、最後はパニック症候群っぽくなった日々」を思い出すのでした。
笑えない出来事だが、だからこそ「今の私」があるのは確かです。

と、最後は表題と関係ない話で終了。

私は、あんまり出身大学には愛校心がない。
とは、言いながら、こんな日記を書く。

珍しく、1日に2つも母校「東京学芸大学」についての記事を見た。
1つめは tweetbuzz 経由で知った、「キニ速」の記事。

って、リンク貼ろうと思ったら、もう「キニ速」も消えてた。ま、実際個人情報だよね。
私が「キニ速」の記事を見た時点で、「公式サイト(笑)」は無かった。

しかし、j-cast がわざわざ記事を上げてくれている。
せっかく?だから、リンクを貼る。

教育系女子大生「今まで付き合った人数→12人」 「のろけサイト」、「黒歴史になる」と炎上 : J-CASTニュース


私が東京学芸大学を卒業したのは、1993年(平成5年)のコトである。
私がその大学を選んだのは「国公立で小学校教員になれて、理科を中心に勉強する学科」があったからだ。ま、埼玉大・千葉大・横浜国大にも、同様の学科はあったけど。
偏差値(なるべく高いところ)と規模(なるべくデカいところ)を考慮し、学芸大と横国を受けた。最終的には横国を蹴った。自宅から遠いし、規模が小さいから。試験会場にチャラいヤツが多かったというのもある。その当時は「チャラい」なんて形容詞は無かったけど。というか、二次試験会場(慶応大の日吉で行われた)で「黄色い服着た目立つヤツ」がいて、嫌悪感を覚えたのだ。ま、学芸大が第一志望でしたけど、上記の理由で。


あの学校は「東京にある国立大だけど、比較的入りやすくていろんな学科がある」という特殊な環境なのですね。
実際は「教育学部」しかないのだけど、社会科学・自然科学・人文科学、結構いろんな学科がある。体育系もあるなぁ...

私が入った「A類(小学校)理科」は、100名弱の同級生が居ました。男女は半々。それが2クラスに一応分かれてた。
地方出身者が半分、自宅生が半分。現役生が半分、浪人が半分、って感じ。(あの時代は、今よりも大学が入りづらかった。...ハズ)
で、「教員志望者が半分、そうじゃないのが半分」という感じでした。最終的に同級生で教員になっているのは、同じクラス(18組)内のうち、3割程度だと思います。

で、下宿生が半分ですから、リア充(当時は、そんなコトバ無いけど)率が高かったのは確かですね。私は非リアだったけどな。
だから、校内にカポーが多かったのは確かだろう。特に地方出身者だと。
しかし、あのサイト(もう消えたみたいだけど)は、馬鹿丸出しですね。


それだけならば、日記にしようとは思わなかったのだが、もう一つ関連する記事があった。
池袋ウエストゲートパークならぬ池袋西口公園 - 東京DEEP案内

たしか、2ヶ月くらい前から、RSS を取得してました。
あの素晴らしい「東京タウンマトリックス」を作られた方のサイトのようです。
ttm-thumb-300xauto.jpg

あの、綺麗になったのに雑然としている「東京芸術劇場」、以前は確かにだだっ広い公園でした。記事を見るまで忘れてた。
あれは「豊島師範学校跡地」だったのですね。

東京学芸大学は、いくつかの「師範学校」が母体だと云うことは、何となく知ってました。そういえば「豊島」という名前もあったかも。
イニシヘの池袋西口公園は、その周囲に国際興業バスのバス停が多数ありました。小さかった私は、だだっ広い公園の横で緑色のバス「江古田二又行き」を待っていた記憶があります。地下鉄有楽町線も開通し、江古田二又は風前の灯火となっています。「池袋→要町→千川→江古田」なんて、どこでも電車で行けますものね。


ってコトを思い出したので、日記にしました。


関連する記事
理科と私(2001年)
ろぐ(2009年5月)
教員免許更新制の帰趨(2009年9月)
渡邉康弘センセイと縣秀彦センセイと私(2010年3月)
教育実習のおもひで(2010年6月)

768

私の行動は、この数字に縛られている。
職場のパソコン画面、縦の画素数である。

特に"Hotmail(様)"と"Google(神)Reader"については、上の数字に強く縛られる。
全てのフォルダが一覧できるようにしているのだ。初めて数えてみることにした。

google_reader.gif
私は、GoogleReader、Hotmail、ともに20のフォルダに分けていたようだ。知らなかった。


ところで、Google(神)は、様々なサービスの履歴を統合するとかしないとか言っている。ってか、もう行ってるのか。
私がGoogle(神)に対して、最も「個性」を発揮しているのは、購読しているRSSなんじゃないかと思っている。ま、私に限らず、RSSリーダーに登録されたフィードってのは、最も「個性」が現れるものなのだろうと思う。

Googleの広告、現在は「最近の検索ワード」に関連したものが多い、と感じている。
これが、徐々に「ツボ」なものに置き換わっていくのでしょうねぇ...

およそ1日前、職場の屋上は大盛況だった。

金環食は面白かった。本当に見事にリングになっていた。
リングの厚みも均等で、銀座の宝飾店の店頭に置いても遜色ない完成度だった。

私も肉眼で最初に太陽を見たとき(何十年前だろうか...)は、その小ささに驚いた。
昨日は、初めてそのことに気づいた生徒もいたようだ。

人間の目が凄いというか、いい加減だと思うのは、勝手にズームをする機能だ。
一応デジタル一眼に前述のパーツを装着し、太陽の撮影を試みた。この程度にしか写らなかった。200mmのズームではある。
20120521.jpg

やはり「にわか写真家」が綺麗に天体を撮影するのは、簡単では無いようだ。もっと高価なフィルターを使えば、また話は別なのだろうけど。

過去の関連する日記
皆既月食で再認識「僕はネットに汚染されている」(2011年12月)

ヘキサメチレンテトラミン

なんて、初めて知った。
アダマンタン(ウィキリン)という物質も知らなかった。

ヘキサメチレンテトラミン(ウィキリン)の構造式を見て、美しいから分子模型で再現してみることにした。

使ったのはMOLYMOD(画像ググリンク)という舶来の分子模型セットである。株式会社ナリカが(普通に)取り扱っている。

そもそも、この製品が私の職場にやってきたのは、先輩が見繕ったからだと思うのだが、誰がこのMOLYMODに白羽の矢を立てたのかは知らない。
このMOLYMODは非常に良い。適度な大きさで、壊れにくいのである。まあ、決して安くは無いけれど。なんだかんだで職場には20セットくらいあるのかな...。ざっと計算しても30万超か。
私も個人的に分子模型を買おうかと思ったこともあるのだが、結局買ったことは無い。ま、自分で買うならモルタロウ(画像ググリンク)かと思っているのですが...。

で、ヘキサメチレンテトラミンの分子模型を作成してみた。
なお、ヘキサメチレン"ジ"アミン(ウィキリン)は「6,6-ナイロンの原料」ということで、高校化学では必ず教科書に出てくる物質だ。また、生徒実験としても扱われるし、私もナイロンの合成を生徒にやらせたことがある。私も高校時代にこの実験をやらせて貰った。
20120528.jpg
水素原子まできちんと付けてみると、「加水分解でアンモニアとホルムアルデヒドが発生する」ことが分かる。というか、私はここまでやって、やっと「ホルムアルデヒドが出るなぁ」って実感できたのであった。化学は素人なもので...。

先日、利根川に流れたホルムアルデヒドが放射能由来だとかいう「くそツイート」が流れてた。相変わらず、日本には放射脳が生きていると思った。ああいうのは、スルーするのにもエネルギーを要する。だったら、tweetbuzzなどをチェックしなければ良いのかも知れないが。

何しろ、理科教育の非力さと必要性を思うのでしたとさ。


関連する過去の日記
ホルムアルデヒド移染とテロルの防止(2008年1月)

内田樹とホリエモン、どちらが好きかと言われれば、ウチダタツルではある。ホリエモンのブログは読もうとしたことも無いが、内田樹氏の公式サイトはリーダー(Feedly)でチェックしている。興味を覚えれば、読むこともある。
しかし、昨今の国会(立法府)周辺についての見解については、私の考えを代弁してくれているのは、堀江貴文氏である。内田樹氏は「よくある左翼」のポジショントークを繰り広げているだけにしか見えない。

私がSEALDsをdisる理由 | ホリエモンドットコムブログ

ホリエモンのブログを読む前に(別のブログ群経由で)知った「ネット上の情報」も貼っておく。

わたしをデモにつれてって。|漫画屋平作の漫画DE時事放談


私の職場のクミアイは、私が代表者となっている。私が代表になる以前から、このクミアイは「政治色」を持たないことを特徴としている(はずだと思っている)。
「東京私立学校教職員組合連合(東京私教連)」っつー団体がある。私の職場の組合も、「その気」になれば加盟することは可能ではある。でも、加盟していない。「加盟しようかどうしようか」という話は、組合の総会とかで幾度か話し合ったことがある。現時点では、「私教連」の行う各種調査や署名活動等に協力もしているし、主に学校会計についての「勉強会」等にも参加させていただいている。でも「上納金」は納めてない。だから、私の職場の組合費は安い。

私が私教連を含めた一般的(?)な「組合活動」で理解できないのは、「9条遵守」みたいな「政治色」が混じってくることである。正に上に示した「漫画」のような。Wikipediaで知った(笑)が、「日教組よりは、政治色が薄い」というのが、東京私教連とその上部組織の「全教(全日本教職員組合)」の「売り」ではあるらしい。一応、東京私教連自体も、だんだん「政治色」は薄めつつあるようではある。毎年秋に「私学助成金拡充」署名という活動がある。以前はその署名用紙に「9条を守ろう」という(ような)フレーズも記載されていた。ここ数年、その記述は無くなっている。私は良いことだと思う。

過去には、私の職場の組合に対して、私の見解とは逆に「政治色が無いのが解せない」とおっしゃった方もいらっしゃった。雑談の一部でそういう話題になっただけであり、「年がら年中そんな話をしている」わけではない。また、私のようなフツーの教員には、そんな暇も無い。
なにしろ教員にも「色んな方が居る」ってコトである。多様性は大事だ、と思う。私は日本に国旗も国歌もあった方が良いと思う。搾取する資本家は嫌いだ。私腹を肥やす議員や官僚達も嫌いだ。「さざれ石」の厳かな展示は嫌いだ。

というコト?で、私は特にアベシンゾーは好きではないが、ちゃんと安保法制を「マシ」にした点は評価する。しかし、前に読売新聞にも書いてあったが「○○法案について、審議は○○時間を超え...」というのは、バカっぽい。数値化すれば良いってもんでも無いだろうに。国会議員は「時給制」なのか? ま、その「○○時間」を私に知らせてくれているのも、読売新聞(の別の記者)なワケだけど。個別の法案について、審議時間をいちいち記録・積算するってのも、不毛そうな仕事だが、一応必要でもあるのだろう。

特にオチも無く終わる。
内田樹氏の関係した本は読んだことがあるので、今度はホリエモンの本でも読んでみよ、いつかね。

この数年間は、あんまり日記を書いていなかった。
今日は、この「空白期」に「一番頭にきたこと」を記しておく。それは「裁判員裁判で決定された量刑の否定」である。

そもそも、裁判員という仕組み、私は当初から反対している。
https://ariori.com/diary/2009/05/09/

この仕組みが導入されたのは、

さまざまな人生経験を持つ裁判員と裁判官が議論することで,これまで以上に多角的で深みのある裁判

となることを意図しているらしい。

前の日記にも書いたけど、改めて記す。
そんな「よりよい裁判」がしたいのなら、「各々の公務員(裁判官)が自分で努力しろ」と。

「さまざまな人生経験を持つ人」たちが、国民の義務として、量刑を決定したわけだ。わざわざ自分の時間を削って。なんで、その量刑を、上級審で「単なる公僕」が否定してしまうのだ? 全然理解できない。むかつく。
そんな下らないシステムなら(ま、そういうシステムだってのは、この仕組みの導入当初から報道もあったので、知っていたし、この点も「アホか!」と思っていた)、裁判員裁判なんて廃止しろ。税金が浮くわ、その方が。
この秋に初めて作成するとか言う「最高裁長官のメッセージ」だって、無駄だろ。紙もインクも大事にしろ。税金だぞ。二酸化炭素も余計に出るわ。

で、それでも「裁判員裁判」やるんだったら、ちゃんとその「皆で議論して決めた量刑」を尊重しろ。マジで。

チナミに、私は今まで「裁判員候補」とかになったことは無いです、念のため記しとく。

誤解して見に行った。

私はGoogleアラート(ググリンク)を使っている。便利だ。
で、そこには「色覚」が引っかかるようにしている。

で、こんなメールが来てた。本当はもっと長いメールだが、途中は省略した。
20151029.png
実際には、この「漫画」の件は、今日になって気づいたのだが。

改めてハフィントンポスト(こんな「事件」でも起こらない限り、見に行かないサイトだ)をチェックしてみたら、先ほど注意書きが追加されていた。
念のため、テキストをコピペしておく。

【UPDATE】この漫画は飽くまでもフィクションであり、現実の色覚障害の症状を描いたものではありません。当初のタイトルには「色覚障害を描いた漫画、静かな感動を呼ぶ」とありましたが、誤解を招かないように「Twitterに投稿された漫画、静かな感動を呼ぶ」と変更します。(2015/10/29 16:30)

この注意書きは、「正しい行動」であると評価しておこう。
ただし、最初の段階で「色覚障害を描いた漫画」なんてタイトルにしてしまったのが拙かったのだ。このマンガの題名は「色の見えない少女」である。元サイト(twitter)も見てみた。

どこにも「色覚異常」なんて、書いてない。

ま、色覚異常についての理解は、このマンガから... は広まらないな。どう考えても。
別に作者さんも「そういう意図」をお持ちでは無いだろう。そして、誰も「他人の見ている世界」を見ることはできない。たとえ「色覚が正常」なヒト同士だとしてもね。

「主権者教育」不要論

表題で、言いたいことはおしまいではあるが、一応。
そもそも、ほとんどの成人は「主権者教育」なんて、受けてないだろう。私は受けた記憶がない。20歳で選挙権を得たが、その前後に「何か」を教わったなんてコトはない。だから高校では「追加の仕事」なんていらないでしょ。忙しい教員を更に疲弊させる必要はない、絶対。
って話は、職場で隣の席の地歴公民科の先生にも話してみた。特に同意も不同意もなかった。ま、そりゃそうかもね、立場上。

新元素113

改めて、日時指定をしてググってみた。「新元素 113」で。

このニュースを最初に聞いたのは、既に10年以上前であったことを改めて知る。私は基本的に「2ch」に書き込むという生活習慣を持たない。せいぜい気になった過去記事をパラパラ読むか、「まとめサイト」を見るくらいだ。しかし、このニュースを聞いたとき「だけ」は、結構「2ちゃん」に書き込んだのだ。2004年のことらしい。せいぜい5,6年前かと思ってた。
その時から「ジャポニウム」とか「リケニウム」という話はあった。私は「ニチウム」という最終案をその掲示板に提示したのだが、賛同を得られた記憶は無い。(笑)

で、先日来、ニチウムとなった場合の元素記号を考えたりしている、ヒマな時に。というか、今少しヒマなのだ。
日本語、というかローマ字的には"Nichium"となるので、元素記号は"Nc"というのが考えられる。幸いにして、まだ"Nc"という元素記号は無い。
ただ、現存の元素については、語尾"chium"というのは、無いらしいのですね。"tium"や"thium"はある。"Tc(テクネチウム)"の"Technetium"とか、"Li(リチウム)"の"Lithium"とか。

で、"Nithium"や"Nitium"という表記、すなわち"Nt"という元素記号も候補に挙がってくる(私の中では)。
幸いにして"Nt"という元素記号も無い。ただし、この場合は外人さんが発音すると、「ニティ(ヒ)ウム」とか「ニティウム」とかになっちゃうだろう。決して「ニチウム」とは発音して貰えないはず。そして、それは発案者としては、少し悲しい希ガス。(←死語、というか「死ネットスラング」)


関連して、私が読んで興味を持ったサイトを。
特に最初のパラグラフのところ。
113番元素に固有名詞を与えることの学術的な意義はなんだろう - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常


過去の関連する「作品」
2008年の年賀状(マイベスト賀状)

過去の関連する日記
ビビビウム
ビビビウム妄想
『世界で一番美しい元素図鑑』を読んで

こんな記事を見た。毎日新聞の記事らしい。文字列を全文引用した。

2人死亡事故

「色覚障害者に見やすい信号だったら...」

毎日新聞2016年2月24日 08時30分(最終更新 2月24日 12時47分)


被告、公判で訴えへ

 一時停止義務を守らず乗用車で交差点に進入し、タクシーと衝突して2人を死亡させたとして自動車運転処罰法違反(過失致死)に問われた宮城県富谷町、中学教諭、千葉厚志被告(52)の初公判が23日、仙台地裁(村田千香子裁判官)であった。千葉被告は起訴内容を大筋で認めて謝罪した上で「先天性色覚異常があり、赤点滅の信号を黄色点滅と見間違えた」と述べた。
 起訴状によると、千葉被告は2014年6月16日午前5時10分ごろ、仙台市泉区の市道交差点で、一時停止義務のある赤色点滅だったにもかかわらず、時速40〜50キロで進入。黄色点滅で左から来たタクシーと衝突し、男性運転手(当時65歳)と乗客女性(同63歳)を死亡させたとされる。検察側の冒頭陳述などによると、現場の信号機は午後8時から翌午前6時まで赤と黄色の点滅表示だった。【伊藤直孝】

LED型、点滅「見えにくい」声多く

 色覚障害は色の区別がつきにくい先天的な遺伝子異常で、日本人で男性の5%、女性の0.2%、計300万人以上いるとされる。東日本大震災以降、全国で消費電力の少ないLED(発光ダイオード)型への信号機切り替えが進むが、従来の信号機よりも色が見えにくいという指摘もあり、専門家は「誰にでも見やすい信号機の導入を進めるべきだ」と提言する。
 道交法施行規則は免許取得の際に赤、青、黄色を識別する適性検査を義務づけている。日本眼科医会理事の宮浦徹医師(大阪)は「色覚異常は日常生活で不都合はほとんどなく、信号機の識別も通常は問題ない。異常を自覚しているなら慎重に運転すべきだった」と指摘する。その一方で「LED型信号や点滅信号は見えにくい、という話をよく聞く」とも話す。
 識別しやすくするため、九州産業大の落合太郎教授(環境デザイン)は、赤信号の中に特殊なLEDを配置して「×」印を示し、色覚障害の人にだけ「×」が遠くからでもよく見える「ユニバーサルデザイン信号機」を考案。2012年に福岡市で2カ月間設置する社会実験を行った。規格化すれば従来型と費用は変わらないとして、警察庁などに実用化を呼びかけている。
 米国やカナダでも赤信号の形状を変えるなど、色だけに頼らない信号機が試験設置されているという。落合教授は「色覚異常の人の多さを考えると、免許取得条件を厳しくするような規制強化は現実的ではない」と話す。【伊藤直孝】

http://mainichi.jp/articles/20160224/k00/00m/040/113000c

私の見解の要点を述べる。
・色覚異常ならば、(宮浦徹医師の言うように)運転には気をつけるべきである。
・事故があったのは月曜日である。その道は「通勤ルート」と考えられる。その場合、事故を起こした信号は「黄色点滅」であることを知っているはずだ。
・仮に「普段は使わない、知らない道」だったならば、「点滅している信号(色は問わない)」に「時速40~50km」で突っ込むのは「自殺行為」以外のなにものでもない。加えて、その時刻(午前5時10分)は、日の出から1時間ほど経過している。その日はほとんど雨も降っていない。十分に明るいはずであり、信号の形状も見えるはずだ。(参照:気象庁の当日の記録)

【結論】
千葉厚志の単なる言い逃れ

【知らない道を走る場合の、色覚異常と信号についての補足】
記事には「現場の信号機は午後8時から翌午前6時まで赤と黄色の点滅表示」とある。普通に考えれば、「午前6時~午後8時」は、「3灯式の信号」として機能しているのだろう。そういう運用の信号は、地方の交通量が少ない交差点には比較的多く見られる。
「日の出から1時間経過」しているならば、その「3灯式」である信号の姿も見えるはずである。例え色覚異常であっても、「光っている位置」は分かるであろうから、点滅している信号が「赤なのか、黄色なのか」は分かるはずである。

【私の見解】
千葉厚志が「いつもの道」に「いつもの調子」で「交差点にノーブレーキで突っ込んだ」だけなのだろう。色覚異常があるのかも知れないが、その「特性」を使って「情状酌量」を狙うというのは、人としておかしい。
なお、私は「精神疾患」による「情状酌量」というのも、昔から全く理解できない。「罪を犯したならば、罰をきちんと受けろ」というのが私の思いだ。「色覚異常」を理由として減刑を目論むなんて、はらわたが煮えくりかえる。おまえは教員なのか。

可能であれば、この裁判の行方を追っていきたい。捜査資料や裁判記録が手に入るのならば、手に入れたいとも考えている。
なお、「あるべき信号の形状」については、別の日に記そうと考えている。新聞記事にある「落合太郎のデザイン」は醜悪である。その理由はこちらに。


千葉厚志というふざけた男についての日記(2018/10/25追加)

色覚異常が事故の原因だと?ふざけるな。おまえの不注意だろう。(2016年2月:当ページ)
仙台市吉成中教諭の千葉厚志、ふざけるのもいい加減にしろ(2016年6月)
千葉厚志に「禁錮3年求刑」らしい(2016年7月)
千葉厚志 一審結審(2016年7月)

野球協約180条

読売新聞で「野球協約」の存在を知った。

そもそも「賭けはダメ」って書かなきゃならないくらい、あの世界は「賭け事まみれ」なんだろうな、と思った。
で、その「協約(2015年度版?)」のほんの一部を見てみた。年々変わるものなのか、日本国憲法並みに不変なのか、その辺は分からん。ま、日本国憲法や職場の服務規程に比べたら、全然興味も関心も無いのだけどな。

「野球賭博常習者」というのも、世の中にいるのだろう。私は出会ったこと無いけど。できることなら「常習者」の定義もして欲しかった。が、あんまり詳しく書くと「自分達の首を絞める」ことになるから、テキトーにぼやかしたのかな、とも思う。

なお、私は過去に「猥褻物」と「暴力団」の定義も調べたが、そいつらも結局曖昧だった。

第180条 (賭博行為の禁止及び暴力団員等との交際禁止)


1 選手、監督、コーチ、又は球団、この組織の役職員その他この組織に属する個人が、次の行為をした場合、コミッショナーは、該当する者を1年間の失格処分、又は無期の失格処分とする。

(1)野球賭博常習者と交際し、又は行動を共にし、これらの者との間で、金品の授受、饗応、その他いっさいの利益を収受し若しくは供与し、要求し、申込み又は約束すること。

(2)所属球団が直接関与しない試合、又は出場しない試合について賭けをすること。

以下略

if

舛添と電通の無い世界に行ってみたい気もするが、その世界が今より良いかどうかは分からない。
毎度毎度、選挙権を行使するだけである。「あの時」は、舛添が「まだマシ」と思ったんですよね。

自分の日記で、電通(的なもの)を貶してたこと、思い出した。
「電通」なんて企業、どうやって知るのだろう。なんで「就職したい」って思うのだろう。

原理主義者として
「本当の情報」は何処にも存在しない
「たんすケータイあつめタイ\(^o^)/」とか ...一度氏ね (追記あり)
予想通り「たんすケータイあつめ」て赤字(追記あり)

trump king deadzone

にてググってみた。

やはり、彼のクニ(アメリカ合衆国)でも、同じ感覚を持つ方はいらっしゃるようで。グレグ・スティルソン(Greg Stilson)だったわ、大統領候補はね。

スティーブン・キングの作品で一番面白いと思うのは『バトルランナー(邦題)』である。彼の作品は『ニードフル・シングス』までは、ほぼ全て読んだ。その後に読んだのは『ローズ・マダー』『グリーンマイル』『アトランティスのこころ』くらいか。

「10年くらい、読んでないな」と思いながら、この駄文を記し始めてた。本当に10年読んでなかったみたい。最近はあまり「小説」を読んでない。
10年くらい読んでないのはムラカミハルキも同様だ。多分、最後に読んだのは『アフターダーク』だ。
オウムについてのノンフィクションはその後に読んだけど。
もっと昔は椎名誠の本もかなりしつこく読んだけど、既に20年近く読んでない。

今私がコツコツ読んでるのは、『坂の上の雲』である。やっと七巻に突入した。奉天の会戦が始まろうとしている。
大連や旅順(の近く)に行く前に、この本を読んでおけば良かったと思うことしきりである。この本を読み始めたのは、前にも記したが「四国旅行に行くから」なのであった。司馬遼太郎の作品は『竜馬がゆく』しか読んだ記憶がない。その物語、多分3回くらいは読み返した。そういえば、四国の山中に「竜馬脱藩の道」も見た。愛媛と高知の境目で。
特に写真も撮らなかったが、その場は少し人だかりがあった。

で、本題に戻るが、トランプ氏。

彼が人気を得るのも分からなくはない。
『デッド・ゾーン』でのグレグ・スティルソンは、「アメリカ大統領選挙の、もっと初期の段階」で主人公の教員と刺し違えていたが、トランプ氏は着々と大統領の座に近づいている気がする。ま、私はヒラリー氏の方が「マシ」な気がするが、アメリカのことは合衆国市民に託すしかない。

ニュース見て思った。「アフガニスタンやイラクへの介入」と「ベトナムへの武器輸出」、本質的には同じ「単なるアメリカのお節介」なのではないだろうか。ま、中国もかなり酷いやりかたではある。しかし、オバマは何故ニコニコと武器を送れるのだろうか?

世の中は謎だらけだ。アフガニスタン介入が過ちだったなら、ベトナムへの接近は、昔も今も過ちだと思うのだ。
そんな「ダブルスタンダード」をやっちまうから、白髪も増えるのだろう、オバマ氏は。

私が高校を卒業し、大学に入ったのが1989年だった。その年、昭和が平成になった。共通一次試験の最後の年だった。天安門事件が起こり、ベルリンの壁が崩された。その翌年である1990年には、東西ドイツ統一という巨大な出来事があった。

その「東西ドイツ統一」を印象深く覚えている。生中継を見たから。

「生中継」は、九州のひなびた温泉旅館で、徒歩旅行サークルの男4名で見たのである。4月8日の日記「(東)桜島魂不屈の心」を見る数日前のことだ。
温泉の名前は「安楽温泉」だったような記憶があるが、定かではない。確実に覚えているのは「木造で川沿いの温泉宿」「泊まった部屋は2階」「掛け布団が毛布1枚だけでとても寒い」「テレビがある」ということである。
酒を飲みながらだったか、酒を飲んだ後だったか忘れたが、テレビを眺めてた。思えば、男4名のうち、私だけは未成年だったのかも知れない。同学年の1名、後輩の2名とも、浪人生(多浪生含む)だったはずだから。
寒い部屋で、テレビの中の花火を眺めてた。「巨大な歴史の転換点に居るなぁ」って思いながら、テレビを眺めてた。


その後、EUというものができあがった。それは、東西ドイツ統一がなければ、できなかった「モノ」なのであろう。
それがまた、徐々に分解していくのかも知れない。まぁ、分解しないのかも知れない。何しろ、今日も「歴史の転換点」なのだろうなぁ...、って思うのだった。

歴史ってのは、ヒトが作るものである。ヒトは「しばらく経つと忘れちゃう」生き物だと思う。こうやって「行きつ戻りつ」しながら、歴史は刻まれていくのだろう。その先がどうなるかは分からないけど。

EU残留も、EU離脱も、どちらも一理あると思うんですよね。
大英帝国EU離脱のニュースは「自分が被害を受けないと思い込んでる、すごく身近に迫っている台風」を眺めているような、ちょっとしたワクワク感を覚えます、私は。

河北新報に続報が載った。

<RV死亡事故>色覚障害で信号誤認 被告訴え


 2014年6月に仙台市泉区で衝突事故を起こして2人を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪で在宅起訴された仙台市吉成中教諭の千葉厚志被告(52)の公判が28日、仙台地裁であり、被告は「色覚障害があり、信号の赤と黄色を見間違ったまま交差点に進入してしまった」と述べた。
 信号は事故当時、赤の点滅で被告側に一時停止義務があった。被告は黄色の点滅と思い込んだ上、「左右からの車に気を取られ、3灯式の信号のどの位置が点滅しているか確認しなかった」と話した。
 赤と黄色の区別については「すごく似た色で、通常は明るさの違いで見分けている」と打ち明けた。色覚障害が原因の事故や違反歴は過去になく「同じような事故をなくしたい」と障害への理解を訴えた。
 被告は「先天性の色覚障害」との診断書を地裁に提出しており、弁護側は情状酌量を求めている。
 起訴状によると、被告は14年6月16日午前5時10分ごろ、RV車を運転中、泉区鶴が丘4丁目の市道交差点でタクシーと出合い頭に衝突。タクシー運転手の男性=当時(65)=と乗客の無職女性=同(63)=の2人を死亡させたとされる。
 色覚障害者は国内に約300万人いるとされる。色覚障害者が判別しやすい信号の普及を目指す九州産業大の落合太郎教授(環境デザイン)は「色覚障害者にとって、より見分けにくい発光ダイオード(LED)型信号の導入が進む中、国際的に議論されている問題だ」と指摘。「免許を取り上げても根本的な解決にならず、社会インフラの整備こそが必要だ」と話す。

2016年06月29日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160629_13017.html

「被告は黄色の点滅と思い込んだ」
この点だけで、完全に有罪だろ。

「同じような事故をなくしたい」
おまえ自身と、他の「普段から努力している色覚異常の人間」を同一視すんな。ふざけんな。

「弁護側は情状酌量を求め」
私が裁判長なら、情状酌量など一切認めん。弁護士のおまえらだって、本心は同じだろ。金になるからって、そういう「下らないシゴト」してんじゃねーよ。恥を知れ。


千葉厚志というふざけた男についての日記(2018/10/25追加)

色覚異常が事故の原因だと?ふざけるな。おまえの不注意だろう。(2016年2月)
仙台市吉成中教諭の千葉厚志、ふざけるのもいい加減にしろ(2016年6月:当ページ)
千葉厚志に「禁錮3年求刑」らしい(2016年7月)
千葉厚志 一審結審(2016年7月)

河北新報に続報。

<色覚異常死亡事故>信号判別可能 禁錮3年求刑


 衝突事故で2人を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた仙台市吉成中教諭の千葉厚志被告(53)=宮城県富谷町成田5丁目=の論告求刑公判が19日、仙台地裁であり、検察側は禁錮3年を求刑した。
 色覚異常があり、情状酌量を求める被告の過失の程度が焦点。検察側は「色覚異常があっても信号は灯火位置で判別できる。運転者にとって最も基本的な信号の注視義務を怠った」と指摘した。
 弁護側は「被告は先天的な重度の色覚異常がある。背景には街路樹が茂り、信号と木々の緑が混在して見えづらい状態だった」と述べ、罰金刑が相当と主張。被告は「信号近くで灯火位置を見直さなかったことを悔やんでも悔やみきれない」と、遺族に謝罪した。
 起訴状によると、被告は2014年6月16日午前5時10分ごろ、RV車を運転中、泉区鶴が丘4丁目の市道交差点でタクシーと出合い頭に衝突。男性運転手=当時(65)=と乗客の無職女性=同(63)=を死亡させたとされる。信号は事故当時、赤の点滅で被告側に一時停止義務があった。

2016年07月20日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160720_13020.html

私は「禁錮」と「懲役」の違いを、今知った。
懲役で、もっと長い期間でいいと思う。
「悔やんでも悔やみきれない」のならば、「謹んで罰を受ける」という選択しか無かろうよ。


千葉厚志というふざけた男についての日記(2018/10/25追加)

色覚異常が事故の原因だと?ふざけるな。おまえの不注意だろう。(2016年2月)
仙台市吉成中教諭の千葉厚志、ふざけるのもいい加減にしろ(2016年6月)
千葉厚志に「禁錮3年求刑」らしい(2016年7月:当ページ)
千葉厚志 一審結審(2016年7月)

千葉厚志 一審結審

GDPは増加したね。その点だけは評価する。アベノミクス万歳。
私の払った税金が給料として千葉にわたり、その金が弁護士に移動。上告し、まだGDPを増やすつもりらしい。愛国者ですね。

<色覚異常死亡事故>責任軽減されず有罪


 2人が死亡した衝突事故の一因に先天性の色覚異常があるとして、被告側が量刑の減軽を求めていた裁判で、仙台地裁は29日、自動車運転処罰法違反(過失致死)罪で、仙台市吉成中教諭の千葉厚志被告(53)=宮城県富谷町成田5丁目=に禁錮2年6月、執行猶予3年(求刑禁錮3年)の判決を言い渡した。
 色覚異常から信号の赤と黄色を見間違えたことが、事故の一因と主張する被告の過失の程度が焦点。
 村田千香子裁判官は「被告は信号を注視せずに交差点に進入した。交差点に近い地点で確認していれば、赤の点滅には十分気付けたはずだ」と指摘。「見間違いの原因は、業務多忙による判断力低下など複合的な要素がある。色覚異常が大きく影響しているとは言えず、責任は軽減されない」と判断した。
 弁護側は判決後、「色覚異常は事故に影響した。被告が見ている世界を健常者(の裁判官)に理解してもらえなかった」と、控訴を検討する意向を示した。
 判決によると、被告は2014年6月16日午前5時10分ごろ、RV車を運転中、泉区鶴が丘4丁目の市道交差点でタクシーと出合い頭に衝突。男性運転手=当時(65)=と乗客の無職女性=同(63)=を死亡させた。信号は事故当時、赤の点滅で被告側に一時停止義務があった。
 色覚異常者の支援団体「色覚問題研究グループぱすてる」運営人の矢野喜正氏は裁判を傍聴後、「色覚異常が情状酌量の理由になれば『なぜ免許を取らせたのか』と、同じ問題を抱える人へ風評被害を招きかねず、妥当な判決。信号の赤と黄色は見分けづらい時があるのは確か。慎重に運転することが重要だ」と指摘した。

2016年07月30日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160730_13012.html

矢野さんはもっといっぱい喋ったのだろうと思います。要約に異論はありません。


千葉厚志というふざけた男についての日記(2018/10/25追加)

色覚異常が事故の原因だと?ふざけるな。おまえの不注意だろう。(2016年2月)
仙台市吉成中教諭の千葉厚志、ふざけるのもいい加減にしろ(2016年6月)
千葉厚志に「禁錮3年求刑」らしい(2016年7月)
千葉厚志 一審結審(2016年7月:当ページ)

「課題解決」とか「問題解決」ってフレーズ、聞き飽きた。文科省自体がちゃんと「問題解決」し、明瞭な指針を出せばいいんじゃないの?

「教員採用は縁故を認めない」
「教育内容は資質ある各教員の自主性に任せる」
「部活指導は業務外」
「義務教育段階での原級留置を厭わない」

くらいで十分でしょ。
上の4つのコトをきちんとやれば、20年、もしかすると10年で結果は出るんじゃないか?


何で「公共」って科目は「義務教育」ではない「高等学校」の科目なのだ?
その目的の一つらしい「有権者教育」などは、義務教育の中学生に施せば良いだろう。私自身はそれで十分間に合ったぞ。

NHKこそ前時代的

『ニュースウォッチ9』見てる。
「配偶者控除見直し??」は女性も男性も関係ないだろう。何故男性キャスターは「用意していた動画ソース」を放映する前に「女性には気になる...」みたいな「前フリ」をしたのだ?

NHK自体が「男が『主たる生計者』」って決め打ちしてていいのか?
馬鹿じゃないの?
それでも「準国営放送」のつもり?

アドリブだったら死刑だろ。
リハーサルがあったなら、笑止千万。


過去の関連する日記
フェミニスト様へ(2016年1月)

自殺関数

ピケティとやらの関数見たとき、「ああ、そうかもね」と思った。そして、あまりにも雑な式であることにびっくりした。
「経済学の浅さ」に感心したってことだ。

で、ここに「自殺関数」を定義する。
自殺率=k×勤務時間/自由度

医師の「働きすぎっぷり」は洒落にならない。ヒトによるとは思うけど。
身近な教員は、皆働きすぎだ。私も含め「週あたり40時間勤務」なんて、夢のまた夢だろう。

電通っていう「体育会系腐れ組織」のニュース見て、配偶者と話しながら、上の数式?を思いついた。

ニホニウムすか。

ワンナイトジゴロ

という歌があった。チェッカーズの歌だ。

四半世紀ほど、ずーっと心に引っかかったまま、しかし特に誰にもそのことを(多分)言わぬまま、月日は流れてきた。
ここでちゃんと記しておこう。

この歌のサビにはこんな歌詞がある。

♪ONE NIGHT GIGOLO VodkaとMuskの香り残し

20歳前後に酒飲むようになって知ったのだが、そもそもウォッカには「香りらしき香り」なんて存在しない。ウィスキーとかブランデー、あるいはジンなどの蒸留酒ならば、「香り」があると言えるのかも。ウォッカに近いところだと、譲って「ズブロッカ」なら多少は香るのかなぁ...。
歌とは全然関係ないけど、現時点で私がどうしても受け入れられない唯一の酒がズブロッカ(ググリンク)なのである。

「酒飲み酒を選ばず」という格言(?)どおり、私も基本的にはどんな酒でも好きである。ウィスキーはバーボンよりはスコッチが好みだ。たまに飲むとバーボンもおいしいと思うけど。ジンだったら、ビフィーター、タンカレー、ギルビーなど、半アル中のときに一通り(?)はその味を確認した。それぞれ、微妙に違ってた。ウォッカもちゃんと冷凍庫に保管したヤツを何通りか飲んでみた。ウォッカの違いは分からなかった。単純に注射の消毒液の臭いだ。
香りが強い酒と言えば、中国の白酒もある。五粮液とか、茅台酒とか。好んで飲むわけではないが、たまに飲むとおいしいと思う。ただし、あんまりたくさんは飲めない感じの香りではある。
そして「ズブロッカ」。あれだけは、臭いが受け付けない。どうも飲めない。もし、世の中にズブロッカしか酒が無ければ飲むかも知れないが、他の酒があればそれを飲む。

で、つい最近「ロシアでメタノール入りの液体(入浴剤等)を飲んで人が死んだ」というニュースがあった。おそロシア。
日本の「発泡酒」とか「第3のビール」なんて、可愛らしい話だと思うのだった。日本人は真面目だなぁ。ロシアの人々は「そこまでして飲むのか」とも思ったりするが、安くて濃いアルコールが必要な人は、そういったものを飲むのでしょうね。私も最近自宅でもっぱら飲んでいるのは焼酎のソーダ割りあたりである。あまり値段は高くない。焼酎のロックだと飲み過ぎてあまり良くない。焼酎はビールよりも尿酸値が上がらないと思い込んで飲んでます。

話は戻り、ワンナイトジゴロ。
「ウォッカの香り残し」って、どんだけおしゃれなアル中野郎なんだよ...って思ってしまうわけです。作詞者でありボーカルでもある藤井フミヤ氏、あんまり酒を飲まないのでしょうね。納税者としては半人前だけど、健康には良いでしょうな。

昔話「死ぬかと思った」

倒れてきたサッカーゴールやハンドボールゴールに挟まれて、亡くなってしまう児童や生徒、昔からずっと居る。
私自身も、中学生の時にハンドボールのゴールに潰されそうになったことがある。

何の時間か忘れたが、体育の授業中ではなかった気がする。放課後だったような記憶が。
校庭の端の方に置かれたゴールのそばに、私は立っていた。で、友人の誰かがハンドボールのゴールと戯れていたような記憶がある。倒れてきたゴールは、私の肘をかすめた。痣になったような記憶がある。
記憶としてはそれだけだ。

親に話した記憶もないし、教員に連絡した記憶もない。
私も、ローティーンの時代に、致命的な怪我をしてしまう、あるいは死んでしまったかもしれないのだ。「昨日は我が身」ってヤツだ。そんな言葉はないか。
亡くなってしまった彼らと私の違いは何かあるのか? 私は違いを見いだせない。私はたまたま死なずに済んだだけだ。運命とは何なのだろうか。


職場で「お試し使用」させてもらっているchromebook、漢字変換が微妙にやりづらい。
ので、今Atok式の入力に変更した。やはり、慣れている入力方式だと、明らかに効率が良い。


生徒会の役員に依頼され、卒業生が入っていそうな画像ファイルの「リサイズ」をずっと行っている。終わらない。
PSP(Paint Shop Pro)の「バッチ処理」を行っているのだが、私の使っているノートパソコンが非力なのだろう(6年前から使用)、作業が一向に捗らないのであった。

っつー話を聞いた際、私が思ったのは「アカウント削除して久しいのだけど...」ってコトだった。
自分の日記(このサイト)を確認してみた。私がSNSから足を洗ったのは、2012年9月前後のことらしい。既にFacebookやtwitterを抜けて4年半経過したようだ。当時、フルネーム(姓とアンダーバーと名)で取得できていたtwitterのアカウントも、きちんと誰かが引き継いでくれていた。関係ないけど、Gmailは結構早くからアカウントを取得していたので、私のGmailアカウントは「名.姓@gmail.com」になってる。で、世の中には同名の医師が居るらしく「医学雑誌に投稿しませんか?」っていう、SPAMみたいなメールが時々飛び込んでくる。あと「電子タバコ」と「ハーレーダビッドソン」の広告メールも飛んでくる。アカウント名は絶対違うはずだけど、私と同姓同名の医師を狙っての「意図的な配信」を行う輩(出版社)があるようだ。タバコとバイクについては、私と同姓同名の方が「誤入力」なさったような気がしないでもない。あと何か、別の1社からもメール来てた気もするけど、忘れた。みんな「迷惑メール」としてGmailに報告してる。
また、関係ない話(でも、書きたかったこと)が長くなった。で、辛うじて残存している、というか、都合上アカウントの再作成を回避できなかったサービスに"Google+"がある。久しぶりに覗いてみたら、数分経過してた。だから、SNSは辞めたんだっつーの。いくら時間があっても、足りなくなる。というか「やらねばいけないこと」を後回しにしてしまう。

私が最も優先すべきことは、「ネット上での旧友(稀に同僚)」とのやりとりではなく、「家族」とか「職場で直接接触する人々」とのやりとりである。特にFacebookについては、時間を浪費し、自分の仕事の質を下げるだけであると感じることが増えていった。

当時(2015年)のFacebookには、ボタンについては「いいね!」しかなかった。今は違うと聞くが、よく知らない。で、その当時『顔本』上で知人の書き込みを見た時に「なかなか難しい問題だなぁ」とか私が唸るような記事?に出会うこともあった。そんな記事に対しても、フツーに「いいね!」が付いていたりした。私が「全然良くない」と思う話題に「いいね!」が付いているというアホらしさについては、川柳という形に昇華?させた。その作品を再掲する。数年間暖めた素材を結晶化させたものだ。

その「いいね」何に対して言ってるの (初出は2015年8月)

また、私の中学高校教諭という職業上、タイムラインには元教え子(卒業生)がどんどん増えていった。その結果「目玉がデカいプリクラ風の画像」が大量に流れてきたりした。
で、こんな狂歌も作ったのだった。しばらく「非公開」にしてた(少し後から冷静に考えて、相当な侮辱だと思ったため)けど、そろそろ私も本格的にFacebook界からは忘れられていると思うので、作品を再度披露する。

プリクラのデカい目玉は興醒めだなんて書きたいFacebookに (2012年9月作成)

今後数年間、アメリカ合衆国に行く可能性は、それなりにあるんですよね。修学旅行の引率として。1年ちょい前にESTAを取得した際には、SNSのアカウントを書く欄なんて無かった。今はあるらしいッスな。とは言っても、「行くか分からないアメリカ合衆国」のために、SNSへの書き込みという「時間の浪費」をする気にはならないのである。アタリマエか。
またこれからしばらくの間、思い出しては悩むことにしよう。
ま、SNSをやめたことによって、私の仕事の質が上がったのかどうか、チェックのしようも無いのですけどね...。

しかし、TSAって、結構新しい機関なんですね。Wikipediaで知りました。同時多発テロに起源があるとは今日まで知りませんでした。


過去の関連する日記(最後のパラグラフはジャパニーズジョークです、とTSAに予防線を)
TSAロック(2006年7月)

「ガッテン!」の話題に乗っかろう。
私は、たまたま久々に、問題となっている「ガッテン!」を見てました。今は「ためしてガッテン」って名前じゃ無いんですね。
普段の水曜日は、職場の会議などがあって、19:30には帰宅できていない場合が多いです。先週はたまたま職場を早退していたので、この番組を見ていました。
「血糖値を下げたい」と思っている方は、日本にたくさんいらっしゃるハズです。しかし、睡眠薬を推奨するとは思いませんでしたね。そもそも「安全な薬」なんて無いわけですが、特に「睡眠薬」ってヤツは危険な部類の薬です。
糖尿病の患者が、かかりつけの医師に「テレビの睡眠薬を処方してくれ」っていう依頼が頻発している、ってコトらしいですね。罪はデカいですな。

「ガッテン!」を作っている方々、何故に「医薬品を本来の目的と異なる使い方をして、健康体を目指す」なんて放映をやっちまったのかなぁ...、って思います。

今は亡き「あるある大事典」。相当に内容がヤバかったですが、健康に悪影響を及ぼすような内容は無かったように思います。また、半年くらい前でしたっけ?、藤原紀香氏の「水素水」は。彼女も結婚披露宴を報道したワイドショーも、「水素水にはこういう薬効がある」って語ったわけでもない(と思う)し、「水素水メーカー」も薬事法に違反するような宣伝は行っていない。
「ガッテン!」は本当に一線を越えてしまったと思いますね。番組を作り続けていると、「センセーショナルな内容」を希求してしまうのでしょうか? それも多分、ひとつの立派な「病」でしょうね。


過去の関連する日記
都生研の研修に参加(2006年12月)

コレクション否定主義

私は「コレクション」を持たない、ようにしている。

世の中では「コレクションを捨てる事件」は後を絶たないようだ。コレクションを持つ気持ちも分かるし、捨てる(売る)気持ちも分かる。
私が考える「自分がコレクションをしなくなった」理由ははっきりしている。それは「ビッグワンガム(ググリンク)のプラモ群」や「チョロQコレクション」を捨てた経験からだ。「家の建て替えに伴う引っ越し」などに際して、自らゴッソリ廃棄したのだ。少し後ろ髪を引かれながら。
頭髪は刈り上げだけど、昔も今も。

100円もしくは150円のプラモ、あるいは350円のチョロQではあるが、結構大事にしていた。そもそも月々の小遣いが数百円しかない時からの持ち物である。しかし、そのオモチャをずっと持っていても、何も生み出さないし、埃が積もるスペースが増えるだけであることに気づき、若かりし頃(記憶ではローティーン)の私は、それら石油の成れの果てを処分したのである。

ある意味、書籍(文庫本が結構大量、漫画本も少々)はコレクションしたまま実家に置いてあるようなものだが、売ってもらって良いと伝えてある。CDについては100枚ちょいだけ、厳選して残してある。今は住処のダンボールの中だけど。
さすがにアルバムの類は捨てたりはしていないが、ネガはやはり「とある時」に一気に捨てた。この歌(リンク先はYouTube)の影響はあるだろう。

という話を書こうと、少し前から思い続けていたのである。「ダークサイドに落ちた彼」云々のニュースを見たときから。
が、昨日シャワーを浴びていて、私は「捨てるに捨てられないもの」を持っていたことを思い出した。それは「自分の授業に使った『板書用ノート』」である。

こいつはpdf化した方が良いだろうと気づいたのだ。B5の大学ノートが30冊以上、捨てられずに貯まっている。いつか、長期休業の日直か何かの時に、やっつけるつもりでおこう。
ToDo一つ追加なり。

私が普段チェックしている「個人」のページには、「バイオレット光」の記事を見てない気がするので、書いておきます。もう、5ヶ月前のコトなんですねぇ。

慶應義塾大学の研究だそうです。結構、私は衝撃を受けました。
現代社会に欠如しているバイオレット光が近視進行を抑制することを発見―近視進行抑制に紫の光―
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2016/12/26/161226_2.pdf

私は「水商売」を胡散臭く思っています。「古典的な水商売」ではなくて、ナノクラスター水とか、バナジウム水とか、水素水とかとかとか...。
で、「光商売」も胡散臭く思っています。

ブルーライトを研究している団体の元締めは、「ブルーライト研究会」なのでしょう。そのアドレスは面白い。
http://blue-light.biz/ ですからね。商売っ気を隠さなさすぎ。
このアドレス(url)に気づいた当初、私もFacebook(やTwitter)をやってました。
ブルーライト(業界)を揶揄する意味で、「『名は体を表す』のですね」って、この「事実」を投稿した記憶があります。誰かは「いいね!」をしてくれた記憶があります。

念のため記すと、アドレスの末尾が".biz"ってコトは、「ビジネス志向」なワケですよ。つまりは「金儲けが目的」。せめて、".org"とか、".or.jp"を取得できなかったんですかねぇ??
ま、そんなコトを気にするのは、「昔ながらのパソコンユーザー」かも知れませんけどね。

で、本題に入ります。

電磁波は、可視光線に近いところを記すと、以下の通りになります。

短波長→長波長
紫外線→紫の光(バイオレット光)→青い光(ブルーライト)→緑の光→黄色い光→橙の光→赤い光→赤外線

蛇足とは思いますが、紫外線より波長が短い方には"X線"などがあり、かなり危険です。
赤外線より長いものは"電波"と呼ばれます。ま、短波長よりは危険性が低いでしょうが、被曝しないほうが良いことは良いでしょう。

紫外線やブルーライトは避けるべきだけど、その中間のバイオレット光は受け入れるべき???
混乱しませんか?

ま、私に言わせれば「ブルーライト」なんて、気にすることは無いのです。ただ、「寝る前」には「明るいもの」を見ない方が良いでしょう。また、ケータイやパソコンのディスプレイは、使用している時刻に関わらず、必要に応じて輝度を下げる方が、目にも電気代にも優しいことでしょう。液晶モニタのバックライトには「青い光」が多いのは確からしいです。ただ、そんなに気にすることは無いのだろうと思いますね。


少し話は変わるのですが、この間メガネ屋さんに行って驚いたことがあります。「メガネ内側の『UV反射防止加工』はいかがですか?」って訊ねられたから。

メガネにおける「UV(紫外線:UltraViolet)カット」は、市民権を得ています。私もときどき、その加工を施したメガネを購入することがあります。また、(使い捨て)コンタクトレンズは、基本的に「UVカット」です。ただ今後、慶応大の研究が「確からしい」と判明したならば、UVカットは廃れていくのかも知れませんね。昨年末以降、興味を持って眺めています。

で、その『加工』について。
「メガネの内側に反射する紫外線が、目に入って悪さをする」なんてコト、普通の生活をしていたら、考慮に入れなくて良いと思うのですね。でも「紫外線は何となく怖いなぁ」って思ってしまうヒトは、その「オプション」を受け入れるのかも知れません。その「加工料」は両目で1万円だった気がします。もしかすると、2万円だったかも。

そのメガネ屋さん、基本的には丁寧なので好きなのですが、そのような「非科学的な営業」をしてくることに対して、すこし幻滅しました。メガネ屋さん業界も、いろいろ大変なのだろうけど、そんな「意味の無さそうな商品」を勧めてくるなんて...、って。


つーコトで結論です。少なくともブルーライトの「恐怖」は「無視」すべきだと思います。
って、気にしているのは私くらいなのかなぁ...、今となっては。

にてググると、そこそこ引っかかってくる。
私は1999年当時、20代の後半であった。幼い頃から「恐怖の大王」に恐怖しながら生きてきた世代である。ただし、その元ネタらしき本などは、一切読んだことはないのだ。他の同世代の方々と同じく、多分ね。

で、この話は1998年頃だったっけかなぁ、って少し検索してみたら、1997年頃から出てきたらしい、「恐怖の大王=土星探査機カッシーニ」説は。というか、1997年に地球を旅立ったのですね、土星探査機カッシーニは。
「32kgを超えるプルトニウム238を積んでいる『ヤツ』こそ、『恐怖の大王』だ」という話が、囁かれ、それなりの盛り上がりを見せ、一気に収束したのだった。1999年の話ですね。

で、カッシーニが「グランドフィナーレ」なる「自死ミッション」に入ったというニュースを聞き、なんとなく、この日記の最初の一行だけは書き始めていたのだ。それは4月26日の話なのだった。


今日、驚きのニュースを目にした。こっちはプルトニウム「239」だけど。

核燃料サイクル工学研究所において、作業員全員に対し、肺モニタにより測定を行った結果、Pu-239とAm-241について、最大でそれぞれ2.2×104Bq及び2.2×102Bqが確認された。

https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p17060701/

「肺モニタ」と「内部被ばく線量」の関係とか、致死量とかがよく分からないのだけど、かなりとんでもないことになっている気がする。

困ったときのAtomicaから引用。

<プルトニウムを摂取した例>
 米国における1974年までの経験として、最大許容身体負荷量(1500Bq)の10~50%摂取した例が1155例、同50%以上が158例あったようである。これらの中で第2次世界大戦中に、ロスアラモス国立研究所における原爆製造マンハッタンプロジェクト(1944~1945)で硝酸プルトニウム蒸気の吸入により、26人が最大許容身体負荷量の1/10~10倍の摂取があったことが知られている。被ばく後32年経過後の報告によれば、プルトニウムに由来すると考えられるガンの発生はなかったとのこと。最近の42年目の報告では、肺ガン2例と骨肉腫1例があったが、潜伏期が40~50年と長いことなどからプルトニウムを原因と断定することは難しいようである。
 また、1965年10月ロッキーフラッツ兵器工場での大規模な火災事故でプルトニウムを含む煙を吸入して、25人が肺の許容量(約600Bq)以上の吸入被ばくした例があった。24年経過後、事故被ばく者を含む(約70Bq)以上の被ばくをした人で、現在までに死んだ67名について死因を調べたところ、肺ガンは1名で正常人より低い割合に留まっているとのこと。以上のように、明らかにプルトニウム被ばくに由来すると断定された人の発ガン例はないようである。

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-03-01-05

昔よりも、今の方が放射線に関する医学も進展しているのでしょう。錯体か何かにして、排出させたりするのだろか?
と、書きっぱなしでは何なので、検索してみた。やはり、そんな感じらしいですね。

超ウラン元素体内除去剤 ジトリペンタートカル静注1000mg(説明書pdfへ)

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2017/06/14追記

結局、肺にプルトニウムが入ったというのは「勘違い」だったようですね。良かった。下のpdfには、「肺モニタ」の画像もありました。
http://www.qst.go.jp/Portals/0/pdf/information/press/170606/press170612.pdf

現場の方々は、とても冷静に対応なさっていたのですね。プロなのだろうと思いました。
https://www.jaea.go.jp/02/press2017/p17061301/s01.pdf

胃で吐く

しらばか あぞおら みかみなぜ

試験問題を作成しなければならないのだが、日記を書くネタが揃ってしまったので記す。

最終的に私を後押ししたのはこのページである。
キャンペーン · 拝啓 広辞苑様、フェミニズムが「性別間の平等」を願う思想であると書いてください · Change.org
時々、Change.org からのメールが届き、時々食指が動く。で、賛同しかけたけど、止めた。

何故なら、上記ページの

すると、検索結果の1ページ目はほぼすべてフェミニストに反対する方たちのブログでした。読んでみると、多くの方が、広辞苑のフェミニストの定義を引用して、「フェミニズムは女権拡張運動。女尊男卑の思想だからよくない」と結論付けており、驚きました。
に違和感を感じたからである。

少し私も検索してみたが、「広辞苑のフェミニストの定義を引用しているページ」は、少なくとも1ページ目(最初の10件)には無かった。ってか、そもそもブログがあまり出てこないのですけどね。ま、Google様が「私向け」にアレンジしている可能性はあるけど。
また、広辞苑の記述(とされるもの)についても「そんなに酷い」とは思えないのである。

で、その「運動」を推進しているページ(Facebookのヤツ)を見てみた。バッチリ、というか何というか、民進党を褒め称えていた。ああ、気持ち悪い。「ああいう団体」が「そっち系政党」と繋がっていなければ、もっと良いと思う。そういう場面が日本には多すぎる。


最近、痴漢の冤罪の話や、逃走から死亡に至ってしまった話などもあり、電車の「女性専用車両」についての話をネット上や新聞に見る。通勤電車の運用方法については、何が良いのかはよく分かりません。とりあえず「男性専用車両も作れ」という話もあったりしますが、「男好きの男」に狙われそうで、あんまり乗りたくない気はする。また、近年話題のLGBTの方々なんか、どこに乗れば良いのよ??


私は高校生の時、痴女にケツを触られたことがあるんだよね、一度だけ。
夕刻、部活がない日、帰りの電車の中でした。そんなに混んでなかった。のに、私の背中側に妙に接近している20代半ばくらいのねーちゃん(その当時は「オバチャン」と認識した)が居た。と思ったら、どうも私のケツ周辺をさわさわ触ってくる。と、思ったら、ケツの溝をまさぐってきて「こいつは痴女なんじゃないか」って思い始めた頃、自分が降りるべき駅に着いたので、電車を降りた。それだけ。

ま、あの経験から言えるのは「最初から『痴漢でーす』って言えるのは、相当『痴漢慣れ』していて、気が強い女性なんだろな」ってコトです。

なお、私はフェミニストではなく、エガリタリアン(egalitarian 平等主義者)なんだろうと思った。今日の検索の結果ね。勉強になったよ。民進党ありがとう。


過去の関連する日記
フェミニスト様へ(2006年10月)

喫煙者の肩を持つ

私は非喫煙者だ。生涯でも20本までは吸っていなかろう。未成年の時代から「洒落」で吸ったことはあるけど、本気で複数本を続けて吸ったことはない。

23区内は「歩きタバコ禁止」っていう条例が定められている場合が多い。歩きタバコをしているやつは、「殺したろか」と思う。特に、子供を持つようになってから。私ですら、何度かやけどをさせられそうになったことがある。そんな「危険物」を持ち歩くなよ。

が、公園などの屋外でタバコを吸うのは構わないと思うのだ。吸い殻をきちんと処理するならばね。学校の敷地内でも、病院の敷地内でも、オープンエアで間近に人家がないような所ならば、タバコを吸って良いのではないかと思う。もちろん、密室で空気清浄機が稼働している「喫煙スペース」でも良いのだけれど。

一番問題なのは「飲食店」なのだろうと思う。タバコを吸うヒトは、酒を飲むとタバコを吸いたくなるらしい。厚生労働省の案よりは、「店舗毎に『禁煙』『分煙』『喫煙可』の選択制」とするのが良いと思うのである。自民党案ってコトになるのかな?

ま、タバコなんて吸わない方が良いのだろうし、それは本人たちも十分承知しているだろう。けれど、既にニコチン中毒になっちまっているのだから、ある程度仕方ないと思うのだ。


過去の関連する日記
何故未成年の喫煙は勧められないのか(2004年9月)
タクシーランキング(格付け)って、意味あるのか?(2007年9月)
無理な「敷地内禁煙」は廃止したらいかが?(2008年7月)

模式地がパワースポットぉ?

千葉にある第四紀の地層が「国際模式地」に指定されそうだ、って話、初めて聞いたのがいつだったか、忘れてしまった。
Googleへの照会状況を確認してみた。
chibanian.png

以下のpdfは、日本語化された「国際模式地」の一覧だそうで。
http://www.stratigraphy.org/ICSchart/ChronostratChart2014-02Japanese.pdf

下に示したサイト周辺を見て、いろいろ勉強させていただいた。日本国内に「ゴールデンスパイク」とやらが打ち込まれるという話は、なかなか興味深い。

国際模式地とは - 千葉時代(チバニアン)
https://sites.google.com/a/nipr.ac.jp/chibasection/Home/gai-yao-1

しかし、なんでアドレスが基本的に「中国語のピンイン(拼音)」になっているのだ??? 多分、日本人しか読まないでしょうに。意味分からねー。

で、夏休みにでも、養老渓谷を改めて訪ねてみようかなぁ...、とか思い、近くを通る鉄道(小湊鐵道)の時刻表などを確認していた。
ら、こんなページを発見してしまった。

市原のパワースポット(地球磁場逆転地層)のご案内
http://www.kominato.co.jp/news/powerspot/powerspot.html

おーいおいおい、パワースポットですか。「スイーツ臭」がする語句ですな。止めてほしい。


日本のどこかの誰かが、地層群(の境界)を「パワースポット」と呼び始めたのでしょう。で、それに小湊鐵道が乗っかっちゃったと。
前にも書いたけど、確かに世の中には「神々しさ」を感じるような場所も、あるにはある。その「景色の美しさ」や「独特な雰囲気」を指して「パワースポット」と表現すること、それはまぁ許します。私は「他人の設定した『パワースポット』」は信じないですけど。

でさ、その千葉は養老渓谷の露頭、特に神々しいと思えないのですよ。神々しさを纏うような科学的な要素(?)も、私は見いだせません。
パワースポット業界(?)は大変ですなぁ。

病は気から、パワースポットも気から。


過去の関連する日記
物理的にいうと"パワースポット"は太陽だろうよ(2009年2月)

結局のところ、当初は「高大接続テスト」とも呼ばれていた「高等学校基礎学力テスト(仮称)」は、表題の「高校生のための学びの基礎診断」ってモノになるらしい。

「高校生のための学びの基礎診断」実施方針 (PDF:788KB)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/07/__icsFiles/afieldfile/2017/07/14/1388089_001_1.pdf

その5ページしかないpdfを要約すると、「文科省が『教育産業』の実施する『模試』にお墨付きを与えますよ」ってコトのようだ。意味ねー。
すさまじきトーンダウン。朝令暮改。竜頭蛇尾。

でもまぁ、私の当初の思い(このページ右(スマホの場合は一番下)にある、「自薦エントリ」の「『高大接続テスト』とやらについて、一席」に記してある)は部分的に果たされた。その点は良かったと言えよう。

しかしねぇ、この「高校生のための学びの基礎診断」、不要っしょ。
文科省のお墨付きを貰おうが、貰うまいが、これからもベネッセ・河合塾・駿台予備校などは、模試を実施していくことだろう。文科省に於いては、「高校生のための学びの基礎診断」の担当部署なんて、作らずにおいた方が良いんじゃないの? そんな部署・部門を作っても、税金の無駄でしか無いでしょ。
やめとけ、やめとけ。マジで止めとけ。ホントに。ほんとぉぉぉぉぉぉぉお、に。


そういえば、全然この話題とは関係ないけど、義家弘介ってヒト、すんげー人相が悪くなってて笑った。改めて「ヤンキー化」してる気がする。小沢一郎とか、森喜朗方面に。
ま、私は、彼が有名になった当初から嫌いだったけど。


過去の関連する日記
大学全入時代に寄せて(2005年10月)
日本の小学校に留年を(2008年6月)
必修単位未履修(2006年10月)
「高大接続テスト」とやらについて、一席(2010年2月)

が、なされたという気がしてならない。

40代も後半を迎えた私が愛読しているのは読売新聞である。消去法でそうなった。新聞は読み続けていたい、なんとなく。

20代後半、一人暮らしをしていた頃には、朝日や毎日も購読した。実家は長らく東京新聞(中日新聞関東版)だった。
小学生から中学生にかけては、毎日(中)小学生新聞を取ってもらってた。加えて、一人暮らし初期、数年間の朝日購読は、私を左傾化させたと思う。


安倍政権礼讃(かなり痛々しい気が...)の読売新聞を読んでいて(読んでいるがため?)、防衛省・自衛隊が、「網タイツのオバちゃん」に不満を持っていることを知った。
大臣と「コウムイン」の軋轢なんて、しみじみ考えてみるに、新聞記事で目にすることは少なかった気がする。あるいは、今回「たまたま」私が気にするようになっただけなのかも知れない。
何しろ、そんな「たまたま」を起こすだけのエネルギーが、読売新聞の記事には存在したのだろう。記事を生む「力」が、新聞社内・自衛隊内・防衛省内にあったと考えるのが自然だ。


自衛隊と網タイツ、どちらかが嘘をついたのだろうと思うが、私の直観では、嘘をついたのは自衛隊。

「いちばんマシな落としどころ」は、網タイツの更迭だったのだろう。「監督不行き届き」、彼女が言うように。
実際は、自衛隊が網タイツ大臣を軽視し、情報を部分的にしか挙げなかったのだろうと思う。そして、それは「世の中」には「ありがちな話」だと思う。「モノを知らない上役への打診」が躊躇われる案件なんて、世の中に遍在してるだろうから。ただし、最悪だったのは、その場が「自衛隊」だったってコトなんですよね。
自分たちが「日本で『一番』キチンと筋を通さなきゃいけない存在」だってことを、忘れちゃったんですかね?それこそ平和ボケ?

私は、自衛隊の方々は偉いと思ってます。特に末端の方々ほど。


網タイツは、とても存在意義があったと思う。今後の防衛大臣も、防衛省幹部も、自衛隊幹部も、「シビリアンコントロール」を殊更に意識せざるを得ないだろうから。自衛隊の一部の方々は「自らの首を絞めた」とも言えるのかなぁ?って思う。
それは、混迷を深める世界情勢・東アジア情勢に介入したい自衛隊(一部勢力)の「重石」の一つとなるのだろう。


なお、私は「改憲か護憲か」は、モノゴコロついてから、ずっと揺れ続けてます。
『9条どうでしょう』を読んだ直後は、少し護憲に傾いたのだけど、今は改憲派かな。


民進党は数年前に見限ったので、レンホーについてのコメントは特にありません(とコメントしてあげる♡)。

死の糸巻き

また、事故が起きたようだ。最初は「痛いニュース」経由で知った。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1934553.html

「ちょっと前にもあったよな」と思っていた。

家庭用電気マッサージ器の正しい使用について(注意喚起)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/00000488

上の厚生労働省のページを見て確認したわけだが、やはり3年前にも起きていたらしい。
似たような事故には「ゴーカート マフラー 事故」にてググると、出会うことができる。

ここで、私の体験談を記す。
以下に記す話は、この腐れサイトにて披露したように思っていたが、まだだったようだ。
カテゴリを「笑い話」としていいのか、若干悩むのだが、私の「死にかけた話」は、基本的にこの場所にまとめてある気がするので、今回もそうする。主題は死んだヒトではなく、死に損ねた私の体験談と注意喚起なので。


およそ20年前のことだ。

その日は「高校2年生 鎌倉遠足」の引率に行っていた。基本的に、勤め先の「遠足」は年に1回、中間試験明けの6月頭に行われる。
時季的には「梅雨の走り」にブチ当たることもある。その年もそうだった。
「学年担任団」で「一番若い男」だった私は、「自転車での巡回」という任務を与えられ、それを遂行していた。雨なので、自前の「黄色いポンチョ」を被り、自転車に乗って鎌倉の街を巡っていた。

勘の良い方は、オチに気づく頃だろうか?

高徳院(鎌倉大仏)近くの道、オバマ元大統領も食べたという「抹茶ソフト」の店舗が並ぶあたりを走っていた。あの辺は人通りの割に歩道が狭い。私は車道を走っていた。
すると、だんだん、自分の脚の自由が利かなくなりつつあることに気づいた。自転車のスピードが落ち、コケてしまう危機に見舞われそうになったが、とりあえず何とかコケずに自転車を止めた。というか、止まらざるを得なかった。

ポンチョの裾が、劇的に絞り込まれていた。その為に、脚の自由が奪われたのだった。
そう、ポンチョの裾に入っていた「紐」をプラプラさせたまま自転車に乗っていたため、その紐が後輪車軸に巻き込まれたのだった。
後輪は糸巻きとして機能し、私の脚が縛り上げられていたのだった。
死ななくて良かった。車道側にコケたら、車に轢かれるのは間違いない場所だった。

あれ以降、自転車は心して乗るようにしてる。
マフラーをヒラヒラさせたネーチャンとか、「荷物をくくるゴムバンド」を無造作に垂らしているオバちゃんを見ると、「気をつけなよ」とは思うのだが、口頭で注意喚起したことはない。
ま、私ほど「アホなこと」に遭遇するヒトも、そうそういないとは思うけどね。

red edge とかとか

なる語を、この夏初めて知った。とりあえず、日記のネタとして「レッドエッジ」とだけ、記しておいた。iCloudのメモに。

改めて検索してみて、このニュースリリースを読んだことを思い出した。私のケツから浸出液が出続けている日々に遭遇した話ですな。
地球とは異なる光環境における光合成:系外惑星における生命探査の指標となる波長の新たな予測 | 国立天文台(NAOJ)

私としては、面白い記事でした。
そもそも、「生命の起源」が液体の H2O である、という「前提」から始まる話ではありますが、なかなかに興味深い。
科学ってのは、知れば知るほどに奥が深いと思えてきます。

人間が紫外線や赤外線を「目」で見ることができないのは、残念なコトではなく、至極当然なコトなのです。
何故「可視光線」の外に「紫外線」と「赤外線」があるのか? というのは、良い質問ではありません。地球の表面付近においては、大気成分と太陽表面温度の関係で、紫外線・赤外線の総量が少なくなっています。「可視光線」の方が圧倒的に大量に降り注いでいるわけです。そして、ヒトの祖先(の遺伝子)は「目で見るべき波長がおよそ2倍以内に収まる」ように、「必然的にそうした」と言えるわけです、多分ね。(なんで、昆虫の一部は紫外線も見ることにしたのか、そして、植物の一部は紫外線を利用することにしたのか、不思議です。)

ってコトは、大学時代などには考えもしなかった。現在に比べると、私の知識は少なかったから。

電磁波に関連して「おいおいおい...」って思った画像も貼っておきます。この会社、さすがである。
私は全然買おうとは思わないけど。
violet.jpeg

どうも、現在授業を担当している生徒が、この「腐れサイト」を発見なさったそうなので、多少アカデミックな話題を記してみました。


関連する過去の日記
プラスチックレンズと看板の赤いインクにおける共通点(2005年12月)
ブルーライト、そしてバイオレット光は、目に良いのか、悪いのか?(2017年5月)

烏合以下

「烏合の衆」なる言葉があるが、今後は「百合子の衆」って言葉を使うべきなのではないかと思ったりするのだった。カラスに対して失礼だから。
民進党本部の水道に、自民党関係者が妙な薬物でも混入させたのかってくらい、この2,3日の民進党の挙動は意味がわからない。

二階っていう不規則発言ジジイを飼ってるような自民党には嫌気がさしているのだけど、共産党は主張が「お花畑」すぎる。
民主党(元民進党)に期待したのが間違いだったと知ったのは数年前。
小池百合子は「使うわけでもない地下水」を問題にし続けるだけでもウザかったが、今回自ら「バケの化粧」を剥がしてきた。ナルシストババアは有権者を馬鹿にしすぎ。

それでも、私は何かを「リセット」するでもなく、「スピード」を感ずる必要もなく、「総会屋2.0」のような無理もせず、淡々と権利を行使するのである。

主権者教育は義務教育でやれ

私は現行の学習指導要領にない「主権者教育」なんて、基本的に不要だと思っている。新しく作る学習指導要領にしたって、義務教育段階に主権者教育をきちんと組み込めば良いだろう。小学校や中学校の社会科、公民分野とかを中心として。

で、糞みたいなニュースをクリップしてあったのを、ここに披露する。あまりにも下らなかったので、とりあえず文面を保管しておいたのだ。気づいたら17ヶ月も寝かせてあったようだ。寝かせた糞はやはりクソだった。

​高校の「主権者教育」 実践的な授業は3割未満

6月14日 4時01分

選挙権年齢が18歳以上になるのを前に、文部科学省が、高校で始まっている「主権者教育」について調べたところ、模擬選挙の実施が3割に満たないなど、実践的な授業が十分行われていないことが分かりました。
来月の参議院選挙から選挙権年齢が18歳以上になるのを前に、文部科学省は、新たに有権者となる高校生の政治や選挙への意識を高める「主権者教育」がどのくらい行われたか、全国およそ6000のすべての高校で調査しました。 その結果、ことし3月に卒業を迎えた生徒に対し「主権者教育を実施した」と回答した高校は全体の94.4%に上りました。その指導内容について複数回答で聞くと、最も多かったのが「公職選挙法や選挙の仕組み」を講義形式で学ぶ授業で89.4%でした。一方で、「模擬選挙などの学習活動」は29%、「現実の政治的事象についての話し合い」は20.9%といずれも3割に満たないなど、実践的な授業が十分行われていないことが分かりました。 文部科学省は、主権者教育として生徒たちが現実にある課題や争点を主体的に考えて判断する実践的な授業の実施を求めています。文部科学省は「政治的な中立性の維持を徹底したうえで、平和と安全や教育格差の問題などについて各政党の公約を比べ、自分はどう考えるのか、積極的に議論する授業を行ってほしい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160614/k10010555441000.html

archive.is にて、保管してくださった方がいらっしゃったようで、そいつを今日発見した。
https://archive.is/ggIyb

私が文科省に感心するのは、「政治的な中立性の維持を徹底したうえで」という部分である。

本当に「そんなこと」ができると思っていらっしゃるのでしょうか?
「できる」と思っていらっしゃるなら、おめでたい方々です。
「できない」と思っていらっしゃるのだけど、「とりあえず」建前を仰っているのなら、本当に糞であらせられます。
そういう「事なかれ主義」に毒された「無駄な調査報告」が自らの存在を貶め、学校教育の質を下げることになるのに。

ま、これはNHKによる報道でしかないから、本当に文科省がそのような「話」をしたのかどうかは不明だ。記者の名前も、文科省の「中の人」も分からないしな。

ま、今日記したことは、以前にも主張したのだが、改めて箇条書きにしておく。
・必要な主権者教育は「義務教育段階」できちんと行え。
・高等学校段階での主権者教育は不要だ。ましてや新科目「公共」なぞ要らぬ。
・政治的な話題に「政治的な中立」なぞ求めるな。


関連する過去の日記
「主権者教育」不要論(2015年12月)
​私が見た「模擬選挙」には価値を見出せなかった(2016年7月)

神戸の糞みたいな話よりはスケールが小さいが、職場の公式ページ用に作成したものの、ボツになってしまった記事をここに披露するのです。こちらとしては、11月21日に掲載して「もらう」つもりでした。

通学路の樹木


本校にはクスノキを始めとして、様々な樹木が存在しています。植物を管理していく上では、剪定という作業が必要になるようです。

枝を切られた直後のクスノキなどを見ていると、「あれだけ大胆に体を切断されて、大丈夫なのだろうか?」などと思うのですが、数ヶ月もするうちに、その際に感じた「違和感」は消えていきます。本校のクスノキ、何度その体を切られたのかなぁ...、なんて思ってしまうのでした。そもそも「樹齢」も確認していませんけれど。

阿佐ヶ谷駅からの通学路に「伸びに伸びた樹木」がありました。この画像は秋分の日前後に撮影したものです。
新築のマンションの横に植えられていました。「ちょっと放置しすぎだろう」と思い続けていました。
2017112101.jpg

こちらの画像は同じ木を、10月11日に撮影したものです。暗くて分かりづらいですが、「バッサリ」と切られています。数ヶ月で剪定せざるを得ないような樹木は、植栽に使わなければ良いのに...、なんて思ったりしました。
2017112102.jpg

こちらは、1年以上前に「切断」された樹木ですね。やはり、阿佐ヶ谷からの通学路上です。
2017112103.jpg
ずいぶん昔の話ですが、こちらは「剪定」される気配のないまま、どんどん育っていました。木の裏側の部屋に住んでいる方は、部屋が暗くてかわいそうだなぁ...、と思っていました。そして、ある日突然に幹が切断されていたのです。それ以降、その切り株には動きは見られません。

木を植えることも、剪定することも、切断することも、基本的には「持ち主」の裁量ではありましょう。しかし、「適材適所」となるよう、植栽はうまく設計した方が良いだろうになぁ、と、要らぬお節介をしてしまうのでした。

この文章を記す少し前に、神戸の「世界一のクリスマスツリー」の話を聞いていたはずです。
以下のサイトが詳しいです。
世界一のクリスマスツリーがヤバい - 生物学博士いいなのぶっちゃけていいっすか?
http://iina-kobe.com/entry85/

私自身は、上の引用部分に記したように、画像自体はおよそ2ヶ月前から撮影していました。この文章を記している最中は、この「身近な話」を「神戸の一件」に絡めないようにしていたように思います。若干「政治的」とも言える話題なので。
で、この「腐れ日記」は単なる「私的な駄文」なので、言いたいことを言いましょう。


私の嫌いな「文化人」の筆頭は糸井重里であり、次点は坂本龍一です。彼らは単なる「拝金主義者」のくせに、それを隠そうとしているのが気持ち悪い。

確かに、彼らは「言葉の遣いかた」や「音楽というもの」については、かなり秀でたところがあるのでしょう。しかし、それだけです。とりあえず今回は、神戸における戦犯の1人であるらしい糸井重里については無視しておきます。


私が坂本龍一に愛想を尽かしたのは、彼がいつからか「エコ」に傾倒している「フリ」を始めたからです。
彼は電子音楽で頭角を現したのだから、無理に「グリーン電力(私はその実在を疑っている)」などに関わらなければ良いのです。ましてや、電力政策をや。そのくせ、日産の電気自動車LEAFのCMに出ていた点に呆れました。そういう「胡散臭い、イメージ主導の売り方」をする日産にも呆れました。
電気自動車は「都会の空気を綺麗に保つ」という意味「だけ」はあるかも知れないが、そのほかの利点は特に無いと思います。それはハイブリッドカーもほぼ同じ。
先程、改めてちょうど良い記事を見つけました。やはり当時も、気にするヒトは気にしていたのですね。
脱原発派である坂本龍一氏の『日産リーフ』CMは不当!ネットで物議|面白ニュース 秒刊SUNDAY
http://www.yukawanet.com/archives/4115712.html

人口が減っていく日本に於いては、排ガス規制をクリアした「普通の内燃機関の車」に乗ってれば良いでしょう。無理に高価な車を買う必要はない。

インドや中国で発電所の問題がある程度クリアされるなら、それらの国で電気自動車を普及させるというのも、「人々の健康」を保つという点で意味があるでしょう。何しろ、日本に於いては、電気自動車はあまり意味が無いと思うのです。
日本という国が「日本に於いて日産に電気自動車の研究をさせ、ゆくゆくは外貨獲得の礎にする」「そのために、富裕層に対して電気自動車を購入させるべく、なけなしの国庫から補助金を出す」というのならば、まぁ理解はする。
しかし、そこまでは考えていなさそうな気もするのですな。単なる「なぁなぁ」だろうと。


まとまりは無いが、「職場のブログ原稿(案)」単体よりは、言いたいことが言えた。良しとしましょう。
次回はボツにならないよう、心がけます。ではまた。

トイレの順番をガキに譲る件

とりあえず、togetter見てみた。コメント(現時点で33)も見た。
面白い。深遠なる話題である。

痛いニュースが取り上げた「書き込み」も、いちいち「真っ当」だと思う。
「漏らすのも社会勉強」ってのも、真実だと思った。

私だったら、無条件では譲らないだろう。真実(ツイ主周辺の、その場のコミュニケーション状況)は、ツイートのまとめからは分からない。

子宮頸がんワクチンについて

重い内容なので、この「腐れ日記」には記していなかった。以下の本は刊行直後に読んだ。

子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち
https://www.amazon.co.jp/dp/4087815684

私はこの本を読んで、「厚生省などが言うように、ワクチン禍は『心因性』なのだ」との認識を持った。
ただ、その私の「認識」を記してしまうと、「厨二病を拗らせ続けて後戻りできなくなっている、自称『被害者』たち」を中傷することになると思い、文章化はしなかった。できなかった。

「ジョン・マドックス賞」もあったので、この日記を記している。そして今日、改めてAmazon上で上記書籍のレビューを見てみた。びっくりした。

あの本を読んだとしても、「ワクチン被害は実在するのだ」と思い込んでいる人は、「ワクチンは危険だ」という認識になるらしい。あの本の中の後半部分、ある少女について記してあったことを、私はよく覚えている。
「状況によっては、何故か『苦労の源』である不随意運動がピタッと止まる」という「著者の観察結果」が記してあった部分だ。手元に本が無いので、何ページだったのかは不明ではあるが。

私はそこに「著者の本心」を見たように感じた。
著者は少女やその親の心に寄り添っている。そして、徐々に真実も見えてくる。『被害者たち』の症状が心因性であることに気づいてしまったのだ。しかし、今更それを明記することはできない。「微かに匂わせる表現」を一文だけ記すのが「精一杯」だった。
私が読み取った「真実」は以上の通りだ。私の読み方は「偏りすぎ」なのだろうか?

この数日で目にした、一番誠実であると思った「子宮頸がんワクチン」関連の文書へ、リンクを張っておく。

根拠なきワクチン批判で救える命を見殺しにしないで
https://www.buzzfeed.com/jp/hiroyukimoriuchi/hpvv-moriuchi-1

しもかつ...

「毎日小学生新聞」にて「霜活」なる語を見た。
「毎日がアサヒってる」のだと思った。

今朝方「霜活」を検索してみた。
確かに、微妙にbuzzってる語らしきことを知る。なんでもNHKの番組でも取り上げられたとか。
やれやれ。


就職活動→就活
「活」の元祖だろう。短縮形。

婚姻成就活動→婚活
まぁいいわ。大変ですよね。

最期整備活動→終活
「就活」に掛けてるのだろう。面白いから許す。

で、妊活? キモい。
意味が広すぎるからだ。
不妊治療? オギノ式? 単なる体調管理? 何しろ適切な語を使えば良かろう。
しかしまだ、妊活は許す。「自分のため」って感じがあるから。

で、「霜活」ですか。
そんなの単なる「写真の趣味」でしょ。流行ってる「活」をつけただけ。あざとい。キモい。
乗る輩はもっとキモい。ま、早起きするのは悪いことじゃないけどね。


私は「活」ブームの最後には、「生活」が来ると思うんですよ。
「生きるという活動」、本当に自分のためのヤツ。

ついでに記すと5年くらい前、AKB48の類ではNNK48がいつか来ると予測した。「南極48」だ。
こちらもまだ来ない。

こちらの H-Yamaguchi.net は昔から拝読している。全般的に面白い。
が、直近(2/18)の記事「女性専用車両をめぐる議論について」は、歯切れが悪い気がした。ま、私の理解力も足りないのだろう。

で、今日になって「痛いニュース」を見た。
痛いニュース(ノ∀`) : 【女性専用車両】 駅員「男性乗れる」女性「えー!?降りて欲しい人~」「はーい!」「降りろ!降りろ!」→遅延 京浜東北線(動画あり) - ライブドアブログ

その中の動画に興味を持ち、こちらに行き着いた。
ドクター差別と選ばれし者たち - Yahoo!ブログ

日本には言論の自由がある。その主張は理解できる。矛盾もないように思える。
女性専用車両は、男性が乗っても全然構わないらしい。何となくそんな気はしていたが、法的な解釈(裁判結果)については承知していなかった。

で、ぱらぱら眺めていたら、H-Yamaguchi氏が現れた。というか、話題に挙がっていた。
切れ味が鋭いのは明らかに「ドクター差別」氏だ。

一番の「悪者」は誰だ?
なるドクター差別氏の記事によると、一番悪いのは鉄道会社だそうだ。確かに、彼らは昔から忖度しすぎなんだよね。最近はほとんど見聞きしなくなったけど、以前は「ケータイ電話を優先席付近でいじくるな」っていうアナウンスや掲示があった。「ほぼ無意味」と判明してからも、慣性だか何だかで数年間放置されてた。今でも優先席付近にいると、ケータイ使用者を睨んでくる「学習を放棄した頭のおかしいヒト」を時々見る。
で、その最後の部分を引用する。

おっと、最後の最後、女性専用車に乗らない男性ですが、これは「その人の自由」である。しかし、間違って(?)乗って(注:乗れる車両に乗るのだから、別に、間違いではない)、直ぐに降りたり、声掛けされて降りたりするんは、よろしくない。なぜなら、「男性は乗れない」という誤解を助長するからである。「乗ったら乗り続ける、途中で降りるくらいなら初めから乗らない」に徹していただきたい。

最後にニヤリと笑わせてもらった。参考にさせていただきますm(_ _)m


過去の関連する日記
フェミニスト様へ(2006年10月)
フェミニズムとか、フェミニストとか(2017年6月)

色チョークと色覚について

例によって、Googleアラートで、引っかかってきた。
最初は「関根ジロー」って地方議員の方のページだった。長いタイトルだなー。

「色覚チョーク」に関する質問主意書を政府に提出|松戸市議会議員 関根ジロー 公式ブログ「One! Toukatsu! 東葛政令市構想」Powered by Ameba

で、そのページにあった画像の縮小版がこれだ。
20180309chalk.jpg
撮影者が誰なのかいまいち分からないのだが、元画像(3328x1872ピクセル)のプロパティからするに、撮影されたのは2017/12/15らしい。

この画像は悪意があると思った。
今のチョークはこんなに「彩度が低くない」だろうと。で、自分の職場のチョークを見てみた。

改めて知ったのだが、職場で買っているのは日本理化学工業株式会社のダストレスチョークなのだった。とても由緒ある製品らしい。そもそも、私が普段使っているチョークは非常に彩度が高く、良い製品なのでした。

で、こちらの会社には「ダストレスeyeチョーク」なる「色覚異常のヒトにも色が判別しやすい」という製品がある。俗に「色覚チョーク」って言うのかい?

ま、無理に「色覚チョーク」使わなくても、ダストレスチョークで良いと思います。私は白と黄色しか使わないけど。
で、やっと本題だ。

第196回国会 87 「色覚チョーク」に関する質問主意書なるページがあり(私は今まで、そんなページ群の存在を知らなかった)、質問文と答弁がアップされている。html版やpdfもあるのだけど、全文引用いたします。

こちらが質問

平成三十年二月十六日提出
質問第八七号
「色覚チョーク」に関する質問主意書
提出者 櫻井周

「色覚チョーク」に関する質問主意書
平成十五年に文部科学省が策定した「色覚に関する指導の資料」において、色の判別を要する表示や教材を用いる場合には、誰でも識別しやすい配色で構成し、色以外の情報も加える工夫が必要であることを記載し、学習指導の場面において留意すべき事柄について具体例が例示されている。
具体例の一つに、板書が挙げられておりそのなかで「白と黄のチョークを主体に使います。黒板上に赤、緑、青、茶色などの暗い色のチョークを使用すると、見えにくいため、避けるようにします」と記載されている。
しかしながら近年、人間の色覚の多様性に配慮し、より多くの人に利用しやすい配色を行った製品や施設・建築物、環境、サービス、情報を提供するという「カラーユニバーサルデザイン(略称CUD)」の考え方が社会に普及し始めており、その一環として白と黄色以外の色でも暗くなく、色の明度や彩度に差をつけた五色(白/朱赤/黄/青/緑)の色覚チョークが開発されている。
一部の自治体において、色覚チョークの導入がはじまり、実際に使っている学校からは、「赤い文字がはっきり見えるようになった」「以前より文字が明るくなり、線の輪郭がはっきりするようになった」等の声が挙がっている(二〇一七年十二月十四日付け読売新聞千葉県版)。
この色覚特性を持つ方々にとっても色の識別がしやすい色覚チョークについて政府の見解を確認したく、以下、質問する。
一 白と黄色のチョークを主体に使うのではなく、色覚チョーク(白/朱赤/黄/青/緑)を主体に使うことを推奨する考えはないか、政府の見解は如何か。
二 「色覚に関する指導の資料」には「白と黄以外の色チョークを使用する場合には、アンダーラインや囲みをつけるなどの色以外の情報を加えます」とあるが、色覚チョークを使用した場合には色以外の情報を加える必要がなくなると考えるが、政府の見解は如何か。
三 色覚チョークが全国の学校現場で普及していない要因のひとつとして、「色覚に関する指導の資料」において「白と黄のチョークを主体に使います」と記載されていることが挙げられるが、「色覚に関する指導の資料」を見直し、政府として色覚チョークの使用を推奨することを全国の学校現場に通知するべきであると考えるが、政府の見解は如何か。
右質問する。


しんぞー君の回答

平成三十年二月二十七日受領
答弁第八七号
内閣衆質一九六第八七号
平成三十年二月二十七日
内閣総理大臣安倍晋三
衆議院議長大島理森殿
衆議院議員櫻井周君提出「色覚チョーク」に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

衆議院議員櫻井周君提出「色覚チョーク」に関する質問に対する答弁書
一から三までについて
御指摘の「色覚に関する指導の資料」における「白と黄のチョークを主体に使います。」や「白と黄以外の色チョークを使用する場合には、アンダーラインや囲みをつけるなどの色以外の情報を加えます。」との記載は、「白と黄のチョーク」以外のチョークの使用自体を否定するものではなく、黒板の文字等が児童生徒にとって識別しやすいものとなる配色や工夫の具体例を示したものである。また、授業においてどのようなチョークを使用するかは、黒板の文字等の識別のしやすさ等の観点から、各学校において適切に判断すべき事柄であると考えており、どのようなチョークを使用するとしても、黒板の文字等が識別しやすいものとなる配色や工夫がなされる必要があると考えていることから、現時点においては同資料を見直す必要はないと考える。

妥当な回答ですね。
別に「特定の(メーカーの)チョークを使わせる」必要はないだろう。「色覚異常」の当事者の教員(私)が言える、伝えたいことは「白と黄色を用いた方が無難」ということである。
チョークメーカーから賄賂でも貰ってんのか?


「いろいろ偉いなぁー」って思っている小学校の先生(はてな民)のページがある。ただし、色チョークの使い方については、きちんと考えて欲しい。私もはてなのアカウントはあるので、コメントする気になればできたのだけど、自分の情報を人様のサイトでさらす必然性がないので、自分の日記に記すことにした。ま、はてなは「はてなアンテナ」しか使ってないのだけど。
蛍光チョークの比較、羽衣帰ってきてー! - パパ教員の戯れ言日記

色を使用するときは「本当に色分けが必要かどうか」を考えて欲しいんですよね、マジで。で、基本的には白と黄色でしょ。おクニが言っているように。私もこの点だけは譲りませんよ。日本国(のチョークの使い方指導)万歳。


過去の関連する文章等
地下鉄 チョーク iPod shuffle(2005年11月)
色覚異常リンク(2014年1月更新)

#RegaindemocracyJP ? キモっ!

籠池も昭恵も、多分シンゾーも、どうしようもない奴等だ。一番決定的にクソなのは、確かに財務局ではある。しかし、籠池その他が居なければ、彼らも「改竄という犯罪」に手を染めなくて済んだのだろうに。昭恵も脇が甘すぎる。そしてシンゾー周辺は忖度し過ぎだ。

東洋経済オンラインの記事へのコメントにあった。「これがあなたが目指す「美しい国」なのですか?」と。辛辣で良い。いいね!

基本的に朝日新聞は、もう全然信頼していないのだが、今回の一連の報道はエラいと感じた。朝日新聞があって良かったと思った。

そして、気持ち悪いのが表題のハッシュタグだ。
Birth of Blues 経由で知った。
ま、お隣の「感情的民衆主義」の人々なんかに言われたくはないね、私は。

自民党が嫌いなヒト達は、アベ政権が倒れると良いと思ってるのだろう。確かに、私も別にシンゾー君は好きではない。そして、自民党員ってわけでもない。でも、共産党や社民党や民主党(立憲民主党)、あるいは維新の会や小池百合子だとか山本太郎や小沢一郎なんかよりは、「まだマシ」だと思わざるを得ないんだよねー。

ま、小西洋之なる人物が「相当なクソ」であるのは間違いないと思う。
が、「現職自衛官」氏が本当に「お前は国民の敵だ」と言っていたなら、それはダメだ。

天皇とか総理大臣とか日本国大使とかが「日本国を代表して何らかのセレモニーに出る」というようなコトならば理解できる。
しかし公務員風情、しかも「国会等に制御されるべき立場の者」が、勝手に「国民」を名乗り、しかも「法で規定された『親分』である国会議員」を貶すなよ、と。

というか、誰であっても「国民」とか「都民」とか「市民」の意見は言っちゃダメでしょ。
「俺は自衛官だ。俺はお前を許さない」って言ってれば良かったのに。

いくら小西が「鼻くそ」でも、自分が「目くそ」に成り下がる必要はない。
言っていいコトと、言っちゃダメなコト、それはわきまえた方が良いと思うのである。

間違っても、あなた(たち)は「国民」の代表などではない。
先輩達が間違った結果が、あの太平洋戦争だ。別に間違えたのは軍人だけではなく、日本国全体だったのだろうけれど。

なんて、クソ教師が日記を書いてみた。
ちょい前に、似たような主旨の駄文を書いたばかりですなぁ。

焼酎の瓶を1本くらい

焼酎は、度数も容量も、範囲が広い。
酒飲みが「瓶」と言うからには、最低でも4合(720mL)なのだろう。キンミヤ焼酎では500mLのボトルもあるにはあるが、それだと酩酊までは行かないかな?(筆者個人の感覚です)
私は、焼酎でもウイスキーでも、一気に1本を空けたことはないなぁ。ワインのボトルとか、日本酒4合瓶なら、特に難しくないけど。

焼酎ってヤツは、大きいボトルは本当にデカい。2.7Lとか、4Lとか。
ウイスキーを含め、あのサイズには手を出さずに、一応この生涯を乗り切りたいと考えている。

で、焼酎を1本ね。
5合(900mL)飲み切ったら、薄め(25度つまり25%)でも、かなり酩酊できるだろう。
1升(1.8L)だったら、ヤバい。
2.7L、ましてや4Lだったら、この世には居られないと思うのだが、特異体質ならば大丈夫なのかなぁ?

Amazonで見る限りは、35度で4Lの焼酎が「最凶」のようだ。スーパードライ(アルコール5%)換算で、28Lってことになる。

山口君はどれを選んだのだろうか?

笑止

さすがだね親権語るモナ男君

君が代不起立、元教諭敗訴

とのことらしい。
妥当だろう。

根津一派は自らの来し方を省み、必要な費用を支払うように。
法の下に生きる「一市民」として。


過去の関連する日記群
学校と「君が代」
https://ariori.com/diary/cat15/

ちょっと前のニュースだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180622-00010000-doshin-hok
より、記事を引用させていただく。

色覚障害の生徒に教諭が差別発言 北海道に30万円賠償命令 札幌地裁
6/22(金) 6:07配信
北海道新聞

 色覚障害がある道央の道立高校の男子生徒に対して、教諭が差別する発言をし、精神的苦痛を負わせたとして、元生徒の男性が道に100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、札幌地裁であった。高木勝己裁判長は「名誉を侵害する違法な発言」として、道に30万円の賠償を命じた。

表計算ソフトを使った「情報」の授業中
 判決によると、教諭は2016年3月、パソコンの表計算ソフトを使った「情報」の授業中、色覚障害の影響で課題の作製に手間取っていた当時2年の男子生徒に対し、クラスメートの面前で「字が読めないのか。おまえは色盲か」などと発言した。生徒は色覚障害者であることを、教諭やクラスメートには伝えていなかった。

最終更新:6/22(金) 6:07


「記事だけ」を元に、私の見解を記す。

面倒くさい話だ。
「教諭やクラスメートには伝えていなかった」時点で、自らの落ち度であろうて。

まぁ、北海道は「様々な差別が未だに根付いている」ため、色覚異常(私は「異常」と、意図的に記している)が「恥ずべき特性」となっているのかも知れない。その辺はよく分からない。住んだこともないので。
隠したところで、「事実は事実」なのだから、「いつか」はその事実と向き合わなければならないはずだ。職業選択かも知れないし、婚姻かも知れないし、子の出生かも知れないし、孫の出生かも知れない。

「おまえは色盲か」と言われたら、私だったら「そうなんすよねぇ、残念ながら」って答えると思うな。
ま、今(50歳目前)のメンタルと定職その他を持つからこそ、そう言えるのかも知れないけれど。

そして、教員も教員である。
色覚障害(色覚異常)の存在は知っておいて欲しい。色を扱うのなら、なおさらである。
そもそもこの教員は、色に依存した教材を作った(であろう)時点で終わっている。また「色盲」という単語を知っているのなら、その生徒が「色盲」である可能性を考慮すべきであろう。思慮に欠けているのは間違いない。
「もしかして、見えづらかった?」とか、尋ねれば良いではないか。

記事からは判別できないのは、「他の『色覚異常』の生徒」は、その「事実」を学校側などに伝えていたのだろうか、という点である。なんたって、男子の5%内外である。20人に1人だ。ただし、ヒトによってその「異常」にはかなり軽重の差があるのは確からしいが。また、この高校が普通科なのか、工業科(など)なのか、という点も疑問ではある。


似たようなニュースが、北海道から更に続いた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018071300912
から引用。

HIV感染不告知で内定取り消し=社会福祉法人を提訴-札幌地裁

 エイズウイルス(HIV)感染を申告しなかったことを理由に、病院が就職内定を取り消したのは違法だとして、北海道の30代の男性社会福祉士が13日、病院を運営する社会福祉法人「北海道社会事業協会」(札幌市)に慰謝料など330万円の損害賠償を求め札幌地裁に提訴した。

 訴状によると、男性は昨年12月、道内の病院のソーシャルワーカーの求人に応募し、HIVに感染していると告げないまま内定を得た。しかし、以前に患者として受診したカルテを病院が発見し、電話で「話が違う」などと指摘。男性はとっさに感染していないと否定した。病院は、虚偽の事実を伝えたなどとして内定を取り消した。
 提訴後に記者会見した男性は「勝手に人のカルテを見ることが一番の問題点。医療水準は格段に進歩しているが、社会的には差別、偏見が残っている」と話した。
 北海道社会事業協会は「訴状が届き次第、検討したい」とコメントした。
(2018/07/13-18:05)


ま、こっちは「とっさに感染していないと否定」って段階で、ダメでしょ。(という意見はネット上にも多かった。)


これら2名、たまたまなのだろうが、北海道在住らしい。
(北海道の人間は)利己的すぎないか?

あるいは、北海道に棲む記者には「んな、アホな話があるか!」という思いを持ちつつ報道にたずさわる、正義感の強い方々が多いのだろうか?

あるいは、その両方?

筋の悪いハナシ

大阪府のこの話には呆れた。

大阪市の吉村洋文市長は2日、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の総合成績が昨年度に続き、政令都市の中で最下位になったことを受け、「抜本的な改革が必要だ」として、学力テストに具体的な数値目標を設定、達成状況に応じて校長、教員のボーナス(勤勉手当)や学校に配分する予算額に反映させる制度の導入を目指す考えを明らかにした。
https://www.sankei.com/west/news/180802/wst1808020098-n1.html

そのような施策には「意味が無かった」って、いろんな実験結果・調査結果が示しているではないか。とりあえず大阪市長さんは、『「学力」の経済学』だけでも読まれると良いのでは?

Change.orgにて、「(大阪市長、アホ)だよねー」って「賛同」しておいた。リンク貼ります。
キャンペーン · 大阪市長: 大阪市は「学力テストの結果の教員ボーナス・学校予算への反映」の方針を撤回してください! · Change.org

吉村洋文氏は、過去に橋下徹氏が起こした「大阪教育界の混乱」に、拍車をかけているだけの気がしてならない。


筋が悪いといえば、「サマータイム」だ。こっちも念のため「賛同」しておいた。
そもそも、盛夏の東京オリンピックってのが、どうにも質が悪い。クソ暑い日程になっちまってるのは、欧米でのテレビ放映の関係と聞いた気がするが。
森喜朗って、何で昔から「サマータイム」という「愚かなシステム」の導入に固執しているのだろうか。オリンピックの「クソ日程」に、サマータイムという「クソシステム」を盛ろうとする意味が分からない。クソの上塗りじゃないか。
もうそろそろ、現首相を中心とした自民党の面々も、森氏を放逐した方が良いのでは無かろうか?ま、いろいろなシガラミがあろうかとは思うが。

「老化してヤバい」って言えば、小泉純一郎もヤベぇな。どんどんあらぬ方向へ進んでる。小沢一郎と連んだりする分には、ニュースとしては面白い。しかし、電力関係絡みの発言は害悪でしかないように感じる。

誤字センサーが反応

suumo.png
義兄弟と従兄弟、だいぶ違うでしょ。
最初読んだときは「何だよ、三国志か?」って思いましたね。「それはそれで渋いな」と。

こちらのサイト(suumo.jp内)からのキャプチャです。
このサイト自体は、痛いニュース経由で知りました。

新手のSPAM

「パスワードが記してあるSPAM」の現物を見る機会があった。
これと似たようなヤツですな。



自分自身には届いていない。職場のとある人物に届いたようだ。

私自身が「やられた」パスワード流出と言えば、Edmodoの一件がある。
Firefox Monitorを使うまで、そのことを忘れていた。Firefox Monitorについては、この記事が分かりやすいかな。

当時、Edmodoにログインすると「盗まれたっぽいから、パスワード変えてね」みたいなメッセージが出ていたので、それに従ったことがあった。まあ基本的に、今は(というか、その当時から)Edmodoはほとんど使ってないので、どうでもよい話ではある。

で「パスワードの漏洩」みたいな現象って、個人がどう頑張っても「確かめきれない」面がある。何か気になることがあったならば、パスワードを変更するのが良いのであろうが、頻繁にそんなことを行うのも大変だ。

で、不安を感じてしまうヒトは、どんどん不安が募っていくこともあろう。
また、逆にそういった不安について考えることを放棄し、「セキュリティーについて考えないことにする」というヒトも居るように思う。

そこそこ、パソコン等に詳しい(つもりの)私であっても、時に疑心暗鬼にとらわれることがある。
パソコンで出てくるメッセージやダイアログが、みな「知らない悪人に由来するもの」であるような気がすることがある。ましてや「自分はパソコンに疎くて不安だ」という方で、かつ繊細な方だったりすると、それこそ「全てが不安」という状況になることもあるだろう。

そして逆に、セキュリティーについての努力を放棄するヒトも居る。パスワードを目に見えるところに貼り付けるのは老人に多い。インターネットバンキングの暗号表(MUFGのヤツ)を、職場の机の上に明示してるヒトも居た。さすがに、それは周りの皆で止めさせた。

私はそのような「パスワード明示物件」を発見するたびに、「なにをしてくれるんですか」と糾弾してきた。お仕事の立場上。実際は、私なりにマイルドに伝えているつもりですけど。
さすがに、最近はそういう「物件」はほぼ無くなった。ま、そういうことをする「他人の言うことをあまり聞かない、セキュリティーに関心を持たない年上の人物」が、定年で退職してしまっただけとも言えるが。


理科の授業中に(関係ない話題ではあったが)、パスワード使い回しの危険性と、フィッシングサイトというものが存在することを伝えた。パスワードについては「分かってはいるが、使い回してしまう」と正直に言っていた生徒もいた。「それはとても危ないよ」と改めて伝えたのであった。また、フィッシングサイトについては、知らない生徒もそこそこ居たようで、「えー、怖ーい」などと言っていた。

確かに、18歳を過ぎないと「お金が絡む契約」はほとんどできない。そのため、未だ「フィッシングの危険」に出会わずに済んでいる面があるのかも知れない。フィッシングサイトの設置主としても、獲物が貧乏では、あまり努力(?)の意味が無いであろう。

消防士と色覚

Googleアラートで引っかかってきた。
この東京新聞の記事だ。

消防庁が採用前後の色覚検査促す通知 当事者団体が反発
2018年10月30日
 色覚による進学・職業差別をなくすため、就職時の色覚検査は二〇〇一年に廃止されたにもかかわらず、総務省消防庁が九月、全国の消防主管部署に採用試験の前後で色覚検査の実施を促す通知を出していたことが分かった。これに対して、当事者団体である「日本色覚差別撤廃の会(荒伸直会長)」が反発し、「通知は、色覚による差別の復活につながりかねない」と見直しを求めている。 (中沢佳子、片山夏子)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2018103002000157.html

これだけだと、「何とも言えないなぁ...」と思った。
職場には各種新聞があるので、現物(新聞記事)を見てみた。
やはり「何とも言えない」のであった。

また、消防庁から出ている「消防吏員の色覚検査の基本的な考え方について(通知)」も見てみた。
ま、通知も、新聞記事上の「撤廃の会」言い分も、どちらも一理あるのですよね。

で、日本色覚差別撤廃の会のサイトを見てみた。実は今まで、あんまり近寄ったことが無かった。私は「色覚検査は必要悪である」と思っているもので。(私の認識では、この会は「色覚検査自体」を無くそうと考えている団体である。なお、私も「差別は減らすべき」とは考えている。)
世の中には「色覚に配慮していないクソなデザイン」がまだまだ多い。そして、この世の中は「急には変えられない」とも思っている。んなわけで、自らの「色覚特性」は、それぞれのヒトが知っておいた方が良いと思っている。

で、その「撤廃の会の公式サイト」は、以下にある。
http://nodaiweb.university.jp/cms/
不思議なアドレスだ。
cms、最初は"Content Management System"かと思ったが、違ったようだ。多分、会の略称なんだろう。

現時点(2018年10月末)で、ほぼトップに置いてある『「消防吏員の色覚検査の基本的な考え方について」に関する要請』を読んでみた。末尾を引用する。基本的に同意する。
http://nodaiweb.university.jp/cms/data/shoubouchou_youseibun.pdf

2 見直しに向けた提言・要請
(2)業務の上で必要不可欠な色識別度を判定しようとする際には、
ア まず前提条件として、職場内に漫然と残存している識別の難しい表示などを徹底的に点検し、厚労省がつとに説示しているとおり、より容易に識別しやすい色使いや色以外の工夫を加え、色のバリアフリーないしユニバーサルデザイン上の改善を図るべきこと、
イ 次に、業務の上で色識別が必要不可欠となる対象物について、上記の改善を図った上で、エビデンスに基づいて厳密に選定・特定すべきこと、
ウ それらの上で、特定された現場の対象物・実物(もしくはその画像)そのものによって、実際的・リアルに色識別力を判定すべきこと(具体的に例示すれば、「色が重要な判断要素となる場合が想定される」と言うところの、合理的にバリアフリー化された上での、危険物を保管するボンベの色やトリアージタッグの色による判定)、
エ なお、採用選考に応募する当事者の便宜のため、上述の画像(写真や映像)を事前に(少なくとも募集要項と合わせて)印刷物やサイト上で開示・提供すべきこと、
などが十分に履行されるよう、早急に本件通知とその説明を改められたい。

東京新聞の記事には以下のような記述がある。
業務との関連性から、「個別の必要性」に基づいて検査を行っているのは航空機パイロット、鉄道運転士、警察官などに限られる。

これらは「就業制限も仕方なし」って認識なんですかねぇ...。その点が疑問ではあるなぁ...。

特にオチは無いです。スイマセン。
難しい問題ですね。

マイナス〇〇%減

ネット上の記事などでは、時々目にする表現である(はずだ)。多分、新聞や大手メディアならば、出てこない表現だ。「△△社の第二四半期の経常利益は-3%減の〇〇億円」と。

私が最も好ましいと思う表現は「3%減の〇〇億円」となる。次点で「-3%の〇〇億円」だ。
とても譲った(誰に?)として「-3%の減で〇〇億円」かなぁ...。

で、理解できないのは「-3%減の〇〇億円」である。
「マイナスかけるマイナス」はプラスだろっ、って私は思う。でも、月に1回以上はそのような表現を目にすることがある(気がする)。校正・校閲が入らないのだろうか。そして、同じ記者だったりするのかなぁ?
「-3%減」は「3%増」としか、解釈し得ないと思うのだが、いかがだろうか?

そんな表現が含まれている時点で、私はその記事を読む気が消え失せる。
ので、私も五時には木をつけたいと重うのである。

一灯式信号機について

こんな記事があった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181217-00000027-mai-soci
より。

消えゆく一灯式信号機 ルール分かりづらく 色覚障害者は判別困難
12/17(月) 13:31配信 毎日新聞

 街中の交差点で目にする一灯式信号機。優先道路側は「徐行」を指示する黄色、非優先道路側は「一時停止」を指示する赤色がそれぞれ常時点滅する。実は福岡県内で第1号が生まれ、同県は今も圧倒的に設置数日本一だ。ところが、そんな県民なじみの一灯式信号機が少しずつ姿を消しつつある。あまり見かけない地域のドライバーにはルールが分かりづらいことなども背景にあるという。
 福岡県警によると、赤色と黄色が交互に点滅する現行の一灯式信号機は1984年に福岡市で初めて設置され、赤、黄、青色の三灯式信号機を設置するほど交通量が多くない生活道路の交差点などを中心に整備が進んだ。
 警察庁によると、昨年度末の全国の設置台数は5323基。福岡県が1522基と突出して多く、全国の3割近くを占める。以下、愛知県814基▽宮崎県273基▽鹿児島県217基▽北海道203基――と続く。九州・沖縄に4割以上が集中する一方、千葉県には全く存在せず、山形と岡山の両県には1基ずつしかない。
 この極端な地域偏在が、ドライバーに混乱をもたらす理由になっている。福岡県警は昨年、点滅式信号で一時停止をしなかったとして9590件を検挙したが、その多くが一灯式だった。日本大理工学部の稲垣具志(ともゆき)助教(交通工学)は「地域によっては一灯式信号機は珍しく、ルールを知らないまま一時停止の指示が無視されることがある」と指摘する。
 警察庁はこうした安全面の理由に加え、維持・管理コストが低く夜間でも視認性が高い標識が導入されていることから、2015年12月、標識で代替可能な信号機は撤去を検討するよう都道府県警察に通達した。その結果、通達前の14年度末に6076基あった全国の一灯式信号機は昨年度末までの3年間で753基減少。福岡県内でも87基が撤去され、標識に切り替わった。
 ただ、身近な生活道路の交差点から信号機がなくなることには地域から不安の声も上がり、福岡県警にも「撤去しないでほしい」という要望が寄せられたこともあるという。県警交通規制課の中山隆裕次席は「住人に分かりやすく説明しながら、耐用年数が過ぎた一灯式信号機から順次撤去を進めていきたい」と話す。【石井尚】

最終更新:12/17(月) 17:40


最初はFeedly経由でこのニュース記事を見た。MSN内の記事として。
私は細々と「色覚異常(色覚が少数派のヒト・ドルトニズムとも言う・私はシノビズムとも言う)」にとって、この世の中が「マシ」になるよう、活動(執筆)しているつもりである。

で、何度かこの記事を見直してみた。
情報提供元のサイトも見てみた。毎日新聞ね。
https://mainichi.jp/articles/20181217/k00/00m/040/043000c

記事の本文には、どこにも「色覚障害者」という語句が出てこないのね。なんだろう、校正の過程で本文から取り除かれたのだろうか? まぁ、その可能性が最も高そうではある。

で、私も前述のように、地味に「一灯式信号機」の危険性については、情報発信を続けて(?)きた。
ありおり。信号の色について(2006年7月作成)

本当に警視庁にもメールを送ってみたのだが、反応は特になかった。既に12年前だけどね。
そこに記したことを、諄いが改めてお示しする。

「赤信号点滅」と「黄信号点滅」の明滅周期を変えたらどうかということです。そうすれば「色覚の少数派」にとって「意味が判別しやすい信号」となるのは確かなはずです。
この構想を「一気に実現させてくれ」とは言いません。コストの問題があるでしょうし、もっと早急な改善を要するモノゴトもあるでしょうから。ただ、単灯式の信号機を新たに設置したり、ランプを交換する際には、そういった配慮をして欲しいと思うのでした。

優先すべきは「安全」である。
次がコストか。

車通りの少ない交差点では、わざわざ電柱を立てて信号機をぶら下げるよりも、このようなものを埋め込む方が良いと思うのである。
nipponliner.jpg
マーブクロス - 日本ライナー株式会社https://www.nipponliner.co.jp/products/pro_03_01_01.html

ただしその場合、比較的平坦な交差点である必要はあるのかなぁ...。

で、2015年の通達はこいつのようだ。
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kisei/kisei20151228.pdf

5 信号機の撤去の考え方
(2) 一灯点滅式信号機その他の常に灯火の点滅を行っている信号機については、一時停止の交通規制その他の対策により代替が可能な場合は、信号機の撤去を検討するものとする。

何しろ、「一灯式信号機(単灯式信号機)」が絶滅していくことは、「あるべき流れ」であり、必然だと思います。
警察の方々、今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m


2018/12/19 12:03 追記
MSNも毎日新聞のサイトも、ニュース表題(?)が変更されましたね。本日11時のことなのかな?
20181219mainichi.jpg

TBSは『噂の!東京マガジン』内の「平成の常識・やって!TRY」が悪質な件について、やっと世論が盛り上がってきたのかな?
「女性の料理が笑われる」TBS番組への違和感 | テレビ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

私は言いたい。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


私は一昔前から、世界の片隅で一応主張していたのです。主観的にはね。
フェミニスト様へ(2006年10月)
https://ariori.com/diary/2006/10/24/


東洋経済オンラインの「コメント欄」が面白かったので、上位4件ほど引用いたします。ま、最も人気のあるコメントが「フェイク」の可能性も無くはないが。
"up"ってのは「いいね」、"down"は「いくないね」の数ですね。

NO NAME

私はこのコーナーの取材を受けた。その時選ばれた理由は明白。金髪でつけ爪をして派手なちょうどいいブスの若い女だったからだ。私は完璧とは言わないまでもきちんと下拵えして料理を完成させようとしたらスタッフが「ちょっと失敗してくれたらオンエアに乗るよ」と言ってきた。
あまりにも馬鹿にした話だった。

up1173 down55
2019/1/6 07:24


NO NAME

>>コーナーを始めた当初のコンセプトは「母から娘への台所の知恵と技の伝承」
>>「失敗を面白がるだけでなく、TRYしてもらうこと、そしてそれを放送することで、料理の楽しさを知っていただいたり、キッチンでのコミュニケーションのきっかけになってくれたらと、出演者も制作スタッフも心から願い、日々制作しております」

では「やってTRY」中高年バージョンとして、街のおじさんにエクセルやパワポの操作をやらせて、間違える度にナレーションで突っ込んでそれを見て若者がみんなで笑う、という番組を作ってはどうだろうか。コンセプトは「会社内のPC技術の伝承」ということで。

up1143 down140
2019/1/6 06:36


NO NAME

このコーナーは「女性をバカにする」というよりはむしろ「若い世代の無知をバカにしておじさん・おばさんが気持ち良くなる」ためのコーナー。(もしかしたら仕込みかもしれないけど)あえて調理の仕方も知らなさそうなギャル風の風貌の女性ばかりを選んでレシピなしでいきなり料理を作らせ、メチャクチャな料理をみておじさんおばさんがそれをバカにして笑って溜飲を下げる・・というのが趣旨。しかも料理はおばさん世代だってレシピなしで作れるかどうかあやしいような難しいメニューばかり。

>>制作者側には悪意はないだろうし、
製作者側の悪意が見え見えの番組構成です。

>>誰かに食べさせてあげたいと思ってトライすることは悪いことではない。
誰かに食べさせてあげたいと思ってトライするのであれば、レシピを見させて作らせるべき。いきなりレシピなしで作らせるものだから毎回食材が無駄になっています。

up887 down55
2019/1/6 06:25


きこんしゃやえもん

筆者の考えを全面的に支持します。
やってTRYは、わざわざ料理のできない、女性のみを選んで笑いものにするコーナーであり、時代錯誤もはなはだしいことは、少し前からネットで指摘されていました。
今回のこの記事で、番組プロデューサーからコメントを得ることができたのは大きい。番組制作側の主張が、番組の実態とはかけ離れており、まあ言ってしまえばウソを建前として押し通しているような人たちが作っていることがわかったのですから。
また、番組制作側は、「母から娘への味の継承」という時代錯誤な発想の持ち主であることが、このように白日のもとにさらされて、本当によかったと思います。見るに値しない番組であることを、示しやすくなります。
やってTRYが今年中に滅びますように!

up541 down136
2019/1/6 06:51


過去の関連する日記
フェミニズムとか、フェミニストとか(2017年6月)

文科相の文章にツッコミ

学校における働き方改革推進本部:文部科学省
なるページが出現したので、ざっと見てみた。

なーんか、文科相の文章(pdf)がしっくり来ない。「係り受け」がかなり雑だ。色々と忙しい中、ご本人が作成していらっしゃるのだろうけど。

とりあえず、一番気になったのは第四段落だ。添削してみた。

オリジナル
こうした中で、朝早くからの登校指導や夜間・休日の見回り、勝つことだけを重視し長時間の練習を行う部活動、運動会等の過剰な準備など、必要な授業の準備時間が削られてまで教師が行うことでしょうか。"子供たちにとって真に必要なものは何か"、優先順位をつけて大胆に業務を減らし、家庭や地域の御協力を得ながら、社会全体で子供たちを育む体制が不可欠です。

添削後
こうした中で、朝早くからの登校指導や夜間・休日の見回り、勝つことだけを重視し長時間の練習を行う部活動、運動会等の過剰な準備など、漫然と継続されてきた"仕事"は、教師が行うべきものなのでしょうか。"子供たちにとって真に必要なもの"の優先順位をつけて大胆に業務を減らすとともに、授業の準備時間をきちんと確保し、家庭や地域の協力によって"社会全体で子供たちを育む体制"を構築することが急務です。

自分で文章を作成する際は、特に以下の点に気をつけている。
・文章は短めにする。
・性質の違うものを並列で扱わない。
・係り受けをきちんとする。

係り受けについては、なかなか面白い解説サイトを発見した。
「係り受け」はここまで簡単になる! 僕が使っている推敲技術 - Blue あなたとわたしの本

と、自分を棚に上げた文章を記してみたよ。
自分の「授業中の喋り」がどうなっているのかは置いといて。


関連する過去の日記
さらばニチレイ(2006年12月)
書評『誰が教育を殺したか?』(2015年7月)
自殺関数(2016年10月)
鈴木大裕『崩壊するアメリカの公教育 日本への警告』(2017年5月)
迷走文科省(2017年5月)

教員界はフラットだ

と、思うことが2件あった。

新しい方でいうと、この「画像」の件
noroi.jpg

メチャうける。
何か、よほど頭にくることがあったのだろう。タイムスタンプとかを調べれば、「足がつく」可能性が高いと思うけど。
私は職場においては、なるべく「言いたいことは言う」ようにしている。直接言うこともあれば、陰口的に発言することもあるけど。多分、岐阜県警においては、陰口すら言えなかったのだろうと思う。まぁ、不憫ではある。


古い方はこいつ。
2月19日に、メールが来てたのね。#KuToo ってヤツね。
キャンペーン · 厚生労働省: #KuToo 職場でのヒール・パンプスの強制をなくしたい! · Change.org

「面白い」とは思ったけど、私が賛同する必要は無いと感じたのです。

職場職場で「ドレスコード(って言うのかな?)」が存在するのは、仕方ないし、当然のことだと思うのですね。
「葬儀の案内のアルバイト」における「ヒールの高さ」が、13cmであるとは思えないし、男性は男性で「ネクタイで首を絞める」必要があるのでしょう、盛夏でもね。

こういった声が上がることは、良いことだとは思います。それぞれの職場において、「適正なヒールの高さ」などを見直せば良いだけだと思います。
「それぞれの職場」で、「それぞれ考え直す」のです。


この2つのニュースを見て、教員は恵まれているのかもな、と思いました。勤務時間についてはブラック企業だけどな。

非常勤講師と年次有給休暇

わたくし、中小企業での零細組合委員長を仰せつかっております。ま、私立学校なんだけど。
で、とある理事との雑談で「来年度から、非常勤講師の先生にも、有休を取得してもらわなきゃならないんだよね。困ってる」という話があった。


授業準備や授業そのものなど「日々のオシゴト」に忙しい(ふりをしている)私は、そのような「2019年4月から、全ての使用者に対して『年5日の年次有給休暇の確実な取得』が義務付け」というような話は知らなかった。

日本国謹製公式パンフはこちら。
https://www.mhlw.go.jp/content/000463186.pdf


私は、大学を卒業した後、2年ほど非常勤講師をしていた。3年目から専任(フルタイム)になれた。
その2年間は「授業のあるときだけ、出勤すればよい」という勤務体系だった。ま、入試に限っては勤務を要請されることはあったかもしれないが、昔すぎて忘れた。

で、先ほどのパンフの一部を引用。楕円による強調は私によるもの。
mhlw2019.png

上記「理事」の研究によると「非常勤講師であっても、年5日以上の年次有給休暇を取得させないと、雇用側が罰せられる」と。確かにパンフにもそうある。


で、私も体験した「半季節労働者」とも言える「学校の非常勤講師」というオシゴト。
「授業があろうが無かろうが、1年間、毎週決まった時間には出勤しろ」なんて「運用(勤務体系)」は、知らない。
「授業さえ穴を開けなければ、後は好きにして良い」という場合が多いだろう。ま、体調不良等で休まねばならなくとも、それは既存(のはずの)有休を使うまでのこと。


で、今日知ったのだけど、"ILO(国際労働機関)132号条約"というものが存在していて、我が日本は批准していないらしい。私とほぼ同い年の条約のようだ。

1970年の有給休暇条約(改正)(第132号)
https://www.ilo.org/tokyo/standards/list-of-conventions/WCMS_239047/lang--ja/index.htm

とても簡単な条文だが、その一部を引用する。

休暇給与は先払いとし、祝日や慣習上の休日は年次有給休暇の一部として数えてはならない。また、病気やけがによる欠勤日は、一定の条件下で年休の一部として数えないことができる。

へぇぇ。
私の職場においても、病気での欠勤は年次有給休暇を消費してしまうことになる。
この条文には「2週間以上のバカンスを取れ」ともある。ワーカホリックの日本人には、あり得ない設定ですな、2019年現在も。


話がどんどん逸れた。
「非常勤講師と年次有給休暇」の関係が判然としないので、問い合わせフォーム的なものにメールを送ってみた。最初はTwitter経由で質問しようかとも思ったのだが、ちゃんと下記の窓口が存在した。

「国民の皆様の声」募集 送信フォーム|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail

以下が送った文書(の一部)

種別 ご質問
件名 非常勤講師の年次有給休暇取得について

都内私立中高の専任教諭をやっています。ご質問いたします。

「年次有給休暇を強制的に取得させる」という件については、賛成します。

本校においては、「非常勤講師」という立場ですと「授業のある日だけ勤務」という慣習になっています。長期休業中は出勤・勤務の必要はありません。
以下のpdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000463186.pdf
を熟読しても、本校の場合にどのように運用すべきなのか、が分かりません。

例えば、7月末~8月など(通常、非常勤講師は出勤しない)に「勤務すべき日・時間」を設定でもしない限り、仕事の性質上「年次有給休暇」は取得できないことになる気がします。そして、その「長期休業中の勤務」を徹底させることは、非常勤講師の方々にとって不利益になると考えます。

同様の問題は、大学等においても生じることだと思います。
いかがすればよろしいでしょうか?

"非常勤講師 年次有給休暇 義務化"とかでググってみても、欲しい情報が得られないので、ここに披露しましたとさ。

一番「しっかり端から端」まで読んでるサイトは、"痛いニュース(ノ∀`)"かもしれないワタシである。

痛いニュース(ノ∀`) : 老夫婦「果物食べるためにナイフ持ってきた」 車掌「通報!通報!」 → 新幹線15分停止 - ライブドアブログ

元ネタはこちららしい。
新幹線にナイフ持った人! 通報で警察出動・・・あれ?そばに果物が 静岡市(テレビ静岡NEWS) - Yahoo!ニュース

新幹線にナイフ持った人! 通報で警察出動・・・あれ?そばに果物が 静岡市 3/15(金) 20:00配信 テレビ静岡NEWS


15日午後4時ごろ、JR静岡駅構内に警察が出動。
駅構内は騒然としました。

警察が集まった理由は「果物ナイフ」。

鉄道警察隊によりますと、新幹線の車掌が乗客の中にナイフを持っている70歳代ぐらいの老夫婦を見つけ、警察に通報しました。

駆けつけた警察が調べたところ、老夫婦は1本の果物ナイフを持っていましたが、一緒に果物も持っていて、果物の皮をむくためにナイフを持っていたことがわかりました。

この影響で新幹線に15分ほどの遅れが発生しましたが、老夫婦は無事に目的地に到着できたということです。

JR東海は「プライバシー保護のため何も答えられません」とコメントしています。

"痛いニュース"にあった(5ちゃんねるに書かれたであろう)コメントには、

745: 名無しさん@1周年 2019/03/19(火) 09:54:54.09 ID:koaNI6s40
>>95
ちょっと前まで車内で果物剥くのは当たり前だったからね
と。

いやいやいや。ちーがーうーだーろー。

実際、この行動が許されたのは40年前までだと思う。完全に昭和の時代ですね。
夏みかんの皮なんかは、ナイフが無いとなかなか剥けない。

改めて5ちゃんねるの平均年齢は高いのだろうと思ったのでした。


話は全然変わるけど、昨日、ココログが部分的(かつ全面的?)に更新されたような気がする。
「活動休止中」の情報科教員ブログの「更新通知」がfeedlyに届いた。

劣化し続ける新聞社

基本的に、ニュースはスマホで見ている。Feedlyを用いて。
で、今朝、このような見出しを見た。目が覚めた。意味不明だから。
20190411_1.png

リンク先である「html(なのかな?)による記事」を見てみる。一応ちゃんと書いてある。
20190411_2.png

ネット向けの(feed用の)タイトル作成は、若手か下請けがやっているのでしょうか?
「理解していないこと」を文章にしていても、給料をもらえるんですね。羨ましいなぁ。

アサヒは「斜陽産業の『最右翼』斜陽」だから、記事も雑になるのかも知れない。左翼御用達でありながら。
私は改めて、今まで以上に朝日新聞を信用しないことにした。「植村隆」とか「サンゴの『KY』」も酷かったけどな。
今回のことも、私は忘れないよ。


同じような話
一灯式信号機について(2018年12月)

ゆく春や

遠くだと思っていた改元が、気がつけば7日後らしい。
老化を改めて思い知る。月日の流れる速度が速い。

飯塚幸三なる「自己保身の鑑」は今後忘れない。
私が被害者の家族だったら... (以下自己規制)


関連する日記
死刑制度と冤罪と(2008年4月)

半フェイクニュース

東京・池袋で飯塚幸三の運転する乗用車が暴走し、多数の死傷者を出した事故以降、警察機関やマスコミの及び腰な姿勢が白日の下にさらされ、上級国民への忖度が過ぎることに平民が憤っている。
運転していた飯塚幸三は「アクセルが戻らなくなった」とも説明していたようだが、近隣住民の「脚が不自由そうだった」という証言もあった。果たして、肢体が不自由な状態での車の運転が、工学を究めようとした人物の所行として許されるのだろうか。
なお飯塚幸三は、その「事故直後の手際の良さ」から某大「危機管理学部」への名誉教授就任が内定したという未確認情報も存在する。

私は認める

こんな記事があった。
https://mainichi.jp/articles/20190508/k00/00m/040/057000c
より。

「減らそうプラスチック」京都市が水筒配布 IPCC総会開幕
毎日新聞2019年5月8日 10時28分(最終更新 5月8日 11時29分)

 京都市で始まった国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」総会に先立ち、市は各国から集まった科学者や政府関係者ら約500人に水筒を配った。会議中のプラスチック製コップや、ペットボトルの使用を減らす狙い。市の担当者は「地球温暖化防止の会議で、使い捨て製品を使わないよう後押ししたい」と話す。
 会場の国立京都国際会館では1997年、先進国に温室効果ガス排出削減を初めて義務づけた国際ルール「京都議定書」が採択された。
 以降、京都市は温暖化対策に力を入れる。独自に温室効果ガス排出削減の数値目標を盛り込んだ条例を制定し、2017年には今世紀後半に排出を実質ゼロにする「京都宣言」を発表した。
 今回の総会で配った水筒は、ステンレス製で容量340ミリリットル。市によると、表面に記された「DO YOU KYOTO?」という英文は、京都議定書にちなみ「環境に良いことをしていますか」を意味する合言葉という。水筒表面のQRコードをスマートフォンで読み取ると、市の環境対策などを英語で知ることができる。
 来年始まる「パリ協定」は京都議定書の理念をさらに進めた内容で、今回のIPCC総会でパリ協定を進める上で欠かせない指針がとりまとめられる。市の担当者は「重要な役割を果たす指針が京都で作られることに縁を感じる」と話している。【渡辺諒】

良いことだと思う。
ま、どの程度の税金が投入されているのかは分からない。それはさておき「ゴミの削減」は重要なことであろうと思うので。

前回の「京都会議」の際、私はCOPに意見したことがあった。

二酸化炭素削減よりも(2001年7月)
https://ariori.com/diary/2001/07/04/

今回はIPCCであるらしい。
より胡散臭い(と私が思う)団体だからこそ、インスタ映え?するような「姑息なアピール」をしているのかも知れない。
でもまぁ何しろ、PETボトルの水を会議場に置くよりは、よほど良いと思う。

飯塚幸三

いまいまし
いい歳こいた
づかさんの
かの勲章は
この日のためか
うそも交えて
ぞんぜぬ知らぬ
うらやましきかな好待遇


「飯塚幸三問題」を有耶無耶にしないための文書
ゆく春や
半フェイクニュース

SETIと裁判員裁判

SETI(@home)が始まって20年らしい。
裁判員裁判は10年だとか。

SETIが続いているのはめでたい。面白い。
裁判員裁判は、不要だと思う。

二大巨悪

チコちゃんのスタンプ見つけ調べ住ぬ
吉本そしてNHK

半オンスの拳

Chage & Aska が解消したとか何とか、ってニュースを見た。
たとえ、そのグループが無くなったとしても、楽曲は無くならない。ファンの方にとっては、解散は悲しいニュースなのかも知れないけど。

で、私は日本語の使い手としての飛鳥涼氏を尊敬している。
ま、あんまり熱心なファン、というわけでは無いけれど。

で、1つだけ「この歌詞はいかがかなぁ」って思っていたやつがある。
有名な曲(だと思う)の『LOVE SONG』である。コメント欄は基本的にベタ褒めのようだ。ま、音楽の動画は大体そうだけど。

歌詞にこうある

ひどいもんさ 生きざまぶった
半オンスの拳がうけてる

普通に解釈すると、飛鳥涼氏が自らが作った歌について述べているように見える。
で、私が問題としたいのは「半オンス」である。ま、やはり、普通に考えれば「ボクシングのグローブ」ってことになるのでは無かろうか。

「半オンスの(ボクシンググローブをつけた)拳」ってのは、ほぼ素手ですよ。かなり本気である。
ボクシング グローブのオンスとは?おすすめの重さはどのくらい? | ソバネコ

おそらく、拳(世の中を叩くために存在しているもの、つまり自分の歌)と「半人前」を掛けて「半オンスの拳」に相成ったのであろう。結果的(ボクシングの世界的)には、かなり「本気の拳」になっちゃってますけどね。

『あしたのジョー』を一通り読んだ自分としては、ずっと引っかかっていた話題?なのでございましたm(_ _)m


関連する過去の日記
2月という名の山場(2012年2月)
「ボタンの掛け違え」と飛鳥涼(2006年6月)
天国に一番近い便(2011年8月)
日本語を変えた飛鳥涼(2019年8月)

杉並区、パネェ

私の勤務先は杉並区にある。居住地は都内の別の区。
それぞれの人口は、杉並区が56万人前後、私の居住区はその4割弱。

で、私は両方の「図書館利用証」を持っている。
時々、ネット上などで面白そうな本を見つけると、とりあえず図書館の蔵書検索をしてみる。

今朝見たニュースはこれだ。

芥川賞作家・羽田圭介さんが「投資と資産運用」で成功できた意外な理由

羽田さんオススメの1冊は?
 10年近く投資を行ってきた羽田さんにも「今でも読み返すたびに新たな発見がある」本があるという。それがジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』(日経BP社)だ。

「シーゲルは著名なインデックス投資の研究者。この本は米国株投資家のバイブルと言われ、世界的なベストセラーにもなりました。

羽田圭介って方は、ちょっとブッ飛んでる感じがする。著書は読んだこと無いが、テレビを見て気になっていたお方だ。
で、上記記事を見たので、その「お勧め本」を読んでみる気になったのだ。杉並区で検索。
20190828.png
で、本日の8時50分時点で「予約数」が15である。10分くらい前、その数は14だった。

私は、居住区の図書館に予約をしてみた。そちらは「貸し出し中」ではあるものの、予約者の1番目になれた。

この『株式投資の未来』についての記事は、今朝の5:30にリリースされたっぽい。ほんの3時間程度で、杉並区においては十数件の「貸し出し予約」が集まるのだ。

私の居住区と杉並区、人口は杉並区が2.5倍程度多いのだが、私が「ネット上で気になった書籍」は、大概居住区の方が簡単に借りられる。
住民の「情報収集意欲の高さ」が、数字として如実に表れている気がする。

罪に対する罰を決めるのは、法である。
何故、彼はその「土俵」にすら出てこないのか。出ずに済ませられるのか。

とりあえずは、逮捕なり起訴なりがあって良いはずだ。「普通」の罪人ならば。

北村晴男なる輩の名が記された記事を見て、彼に失望した。
日本にも失望してる。仕事しろ、検察。

東京電力の旧経営陣が「無罪」になったのは、妥当だと思う。
JR西日本の「福知山線脱線事故」だって、元社長達は無罪だったのだから。まぁ、JR西日本社長群への判決が妥当だったのかどうかについて、私は疑問を感じていたりするけど。

「アスペリティモデル」という概念が、日本海溝(=東日本)に発生する地震を「甘く見る」きっかけになっていたと思う。少なくとも、私はそうだった。
「近い将来の巨大地震」は中部~西日本を襲うのだと思ってた。

そもそも「アスペリティモデル」という概念や定義自体に、かなり揺らぎがあるということが、下記文書の14ページ(pdfとしては18ページ)に記されてる。
『地震学の今を問う(東北地方太平洋沖地震対応臨時委員会報告)』(pdf:約9MB)

で、「過去に『貞観地震』があったのだから、それに備えておけ」ってのは、私は「無謀な要請」だと思うのだ。
ま、何事も「備えておく」のが必要なのは確かだとは思う。でも「実際に過去にあったらしきこと」だけ考えてみても「ユカタン半島への隕石落下(恐竜の絶滅を後押ししたヤツ)」なんかは、高さ300m内外の津波を発生させたとか何とか?

「ゼロリスク教」の方々は「高さ300mの防波堤」とかを望むのかなぁ? 疑問に思う。そして、その信者がタバコや酒を嗜んでたら、さらに面白い。矛盾も甚だしいので。
いくらなんでも、高さ300mの防波堤は「やりすぎ」ではあるだろう。
では、堤防はどの程度の高さが妥当なのか? 私は分からない。

過去、貞観地震を超える「天変地異」なんて、いくらでも起きている。
ま、この地震国日本に原発を作りつづけてきたこと自体が、間違いなのではあろうけども。

このおおたとしまさ氏の記事を見て、おおたさんも偉いと思った。
子どもの勇気をつぶす大人にならないで。国際会議でのグレタさんのスピーチについて | おおたとしまさオフィシャルブログ「Father's Eyes」

ま、私はその「スピーチ」とやら、今まで見ていないし、これからも見る予定は無いのだけど。


私自身には、明確に反抗期と呼べる時期は無かったように思う。少なくとも「怒り」が親や教員に向かうことは無かった、と言う意味で。
ただ、中学2年生くらいから、世の中(というモノ)について「このままで良いのか?」という思いを、度々抱くようになっていった気がする。毎日中学生新聞による洗脳知識注入の影響もあったとは思う。

結局、その「義憤」の「持っていく先」は容易には見つからなかった。そんな私はゲームに血道を上げたり、部活動に没入したりしたのだった。それが多分、「普通の学生」の姿なのだろうと思う。

そんなわけで、自分の義憤を行動に移し、世界を変えているグレタ・トゥーンベリさんには、素直に尊敬の念を感じるのである。ま、厨二病を盛大に拗らせているのは確かだろうし、親が影響を与えているって話も「ありそう」なコトだ。
が、それは「この歪(いびつ)な世界」には必要なことなのだと思うのである。
実際「省エネルギー」ということについては、「見てみないふりをしている」政府がほとんどなのは確かだろう。世の中は複雑に過ぎるし、省エネルギーはあんまり「カネ」にならない。
だからこそ、彼女のような「ストレートな物言い(見てないけど)」は、必要なのだ。

ところで彼女、帰宅手段は確保できたのかなぁ...?


過去の『毎日中学生新聞』に絡む記述 など
私は神に遭わずに済んでいる(2011年9月)
網タイツによるシビリアンコントロールの強化(2017年7月)
毎日小学生新聞からチャーチルへ(2018年2月)

大元の読売新聞の記事は消えていたので、MSNから。

トイレ行ったら「1割減点」...高校の定期テスト中、我慢した生徒も?

読売新聞
2019/10/10 11:51

 滋賀県立八幡工業高校(近江八幡市、中辻仁史校長、660人)で、定期試験中にトイレに行くために一時退室した生徒に対し、試験の得点を1割減点していたことが分かった。少なくとも10年以上前から続いていたが、外部からの指摘を受け、8日に始まった中間考査から取りやめた。11日の全校集会で生徒に謝罪するほか、保護者へも文書で説明する。
 同校によると、かつて試験中に途中退室する生徒が多かったことから、学校が独自の判断で実施。正確な導入時期は分からないという。教員がホームルームや試験の直前、「トイレに行く場合は減点」などと口頭で生徒に伝えていた。
 今年度は1学期に1人、昨年度は延べ9人について、得点から1割減点したという。今月、外部からの指摘があり、規則の廃止を決めた。横尾浩教頭は「成績は総合的に評価しており、10段階の評定に影響はなかったが、非人権的な指導だった」としている。
 県教育委員会高校教育課の獅子堂(ししどう)秀雄参事は「高校からは『我慢して試験を受けた生徒もいたかもしれない』と聞いている。人権的な配慮に欠けている」と批判。他校でも不適切な規則がないか、校長会などを通じて確認するという。


私は全然問題ないと思う。普通、便意は我慢するしか無いのでは? 基本的に試験なんて、退出した段階で打ち切りでしょ。
「どうしようも無い場合」対策として、「保健室受験」みたいなことは、どこの高校でもやっているだろう、という前提だけど。


1教室に複数の監督が付いているはずのセンター試験だって、以下のように規定している。
https://www.dnc.ac.jp/sp/center/faq.html#sikenjyo

Q
試験時間中にトイレ等で試験室から一時退室することはできますか。

A
受験者入室終了時刻から試験終了までは,試験室から退室できません。(「地理歴史,公民」又は「理科②」で2科目受験すると登録した場合の第1解答科目と第2解答科目の間の10分間も一時退室はできません。)
 ただし,試験時間中の体調不良又はトイレ等により,やむを得ず退室を希望する場合には,手を挙げて監督者の指示に従ってください。
 なお,一時退室が認められた場合でも,休養室等での受験はできません。また,一時退室していた時間分の試験時間の延長は認められません。


普通の高校だったら、普通の定期試験の監督は1名しか居ないはず。
誰も追跡できないし、教室を出たらカンニングし放題でしょ。

私は、現役の学生時代、1度だけ途中退室したことがある。高3の化学の試験、1学期末だったように記憶している。試験開始後に劇的に腹痛(便意)を催してきたので、可能な限りのスピードで問題を解き、監督の先生に退出を申し出、トイレに直行した。
試験時間は残っていたけど、自主的に廊下などでプラプラしてた。カンニングが疑われるのがイヤだったから。
高校の理科、年度末の成績は、2年次の物理で一度"4"を取ってしまった以外、全部"5"だった。
したがって、その「途中退出」もあまり成績には影響なかったのだろう。その途中退室したときのテストの点は忘れた。

私はその後も精進を続け、大学入試の時点では、第一学習社『セミナー化学』の全ての問題(東大・京大等の過去問含む)を解けるようにした。自己採点だが、共通一次の化学(全範囲)や、二次試験も満点だったはず。それは不得意な英語と数学の失点を埋め合わせるためでもあったが。
と、無駄に自慢をする。


この記事で気になったのは「工業高校」って点ですかね...。
ってコトで、唐突に終わる。

教員になった今、Benesseは好きでも嫌いでも無い。
自分が中学生の頃には、大変に世話になった。今でも、そこそこ世話にはなっている。模試の主催者として。今では駿台予備校と一緒にやっている。

しかしながら、安西祐一郎という「私学の雄(なのかな?)」の重鎮を中教審に放り込んだものの、『巨大な利権』の獲得については、最終的に失敗してしまったようだ。そう、「共通テスト」の「民間試験」の件、「GTEC」ってヤツですね。おつです。

私がマジで凄いと思うのが、野原明氏である。元上司。反骨の志士。
というか、厳密に言うと「反骨」ってワケでも無いのかも知れない。単純に「自分に嘘をつかない」ってだけなのかも。
彼は、当初から「センター試験の後釜」は「実現できるわけが無い」と仰っていた。言い続けていた。そして実際、そうなった。当初から、設計が雑すぎたのは確かではあったのだが、それを看破した野原氏の眼力は凄いと思う。


関連する日記
「高大接続テスト」とやらについて、一席(2010年2月)
「学習指導要領案」は総花的で先送りだらけ。問題解決しようとしてないだろ、お前ら。(2016年8月)
迷走文科省(2017年5月)
「高校生のための学びの基礎診断」スか。笑えるわ。(2017年7月)
デジタルネイティブはMacよりSurfaceを選ぶ? から徒然なるままに(2018年1月)

メクソハナクソ

NHKが簡保の「不適正契約」扱ってる。
ウケる。

正に「お前が言うか」だろう。
不適正な契約の権化が、何を偉そうに。

祝「チバニアン」

決まったんですね。
めでてぇ。


私とチバニアン 履歴
模式地がパワースポットぉ?(2017年7月)
にっき(2018年8月)
チバニアンと地質学(2018年12月)

薄ぼんやりと理科教諭

として生きている。

で、ゴーン氏の逃亡劇は面白いと思った。
日本国の主張(我々の司法の裁きを受けよ、凄く拘束するけどな)には、どことなく違和感を覚えていた。
橋下氏の記事を見て「だよねー」って思った。

以下、現時点で見られるテキストを引用します。元ネタの最初のページは以下の場所。
橋下徹「ゴーン氏への日本の反論はアンフェア」 自国の正義を論じるだけではダメ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

ゴーン氏に対する日本政府の主張に満足する者は中国を批判できない


レバノンに逃亡したカルロス・ゴーン被告は、1月8日レバノンで会見を開き、徹底して日本の刑事司法制度を批判した。現在もその勢いはとどまるところを知らない。
(略)
今の時代は国や論者の立場により、多種多様な主張が入り乱れているが、そのときに重要なのは「どの主張が絶対的に正しいか」という思考ではなく、その主張はフェア=公正かという思考である。
(略)
ゴーン氏による日本の刑事司法制度批判に対して、日本政府(法務省・検察)は、「ゴーン氏の主張によって逃亡は正当化されない。日本の刑事司法制度には何の問題もない。容疑者・被告人の権利は十分に保障されている」と主張するが、逆に言えば、その主張だけだった。
この日本政府の主張に満足する者は、フェアの思考からすると、今、香港市民が民主主義を守るために戦っている状況において、中国を批判する資格はない。
(略)
そもそも2019年3月より始まった香港のデモは、中国の刑事司法制度に対する香港市民による批判がきっかけだった。
2019年に香港で逃亡犯引渡条例が改正される運びとなった。この条例改正が実現すると、中国に犯罪容疑をかけられた香港市民が、中国に引き渡される可能性が高くなる。
(略)
そこで香港市民は「中国当局は犯罪をでっちあげることなど簡単にやってくる。中国当局にとって気に食わない香港市民に犯罪容疑をでっちあげ、中国本土への引き渡しを求めてくる。そして中国本土で思うように裁くだろう。中国は香港を意のままに統治したいところだが、香港の民主主義を死守しようと中国を強く批判する民主派、独立派の香港市民が邪魔だ。だからそのような人物に容疑をでっちあげ、中国の裁判所で裁き、刑務所に放り込むだろう」と考え、香港の民主主義を守るために、この逃亡犯引渡条例改正に反対の声を上げた。
実際に中国は、香港に対する締め付けを厳しくしている。
香港において中国を批判し、民主主義を強く唱える者が突如拘束されたり(銅鑼湾書店店主)、香港の立法院の議員選挙に民主派の人物が立候補できないようにしたりと、あの手この手で中国を批判する者を抑え込もうとしている。
(略)
僕も中国の刑事司法制度はまったく信用していない。だから中国当局に拘束されて中国の裁判所で裁かれるなんて、考えただけでゾッとする。このように感じる日本人は非常に多いはずだ。これは日本人が、中国の刑事司法制度を野蛮だと考えていることによる。
このように、香港のデモは中国本土の刑事司法制度は野蛮だ、信用できないというところから始まったものである。だから、ここで香港市民側の味方につくということは、それは中国本土の刑事司法制度は野蛮だ、信用できないという主張をしていることと同じだ。
対して中国は、「中国には中国なりの刑事司法制度がある。中国の刑事司法制度には何の問題もない。容疑者、被告人の権利も十分に保障されている」という主張だ。
なぜ中国の主張に反発するのに日本政府の同様の主張は受け入れるのか?
この中国の言い分には、香港市民だけでなく、多くの日本人も怒るはずだ。
「何言ってんだ! 中国は民主化されていないし、三権分立もきっちり確立してない。中国共産党の一党独裁の国で、立法、行政、司法の上に共産党が君臨している国じゃないか。裁判だって中国共産党の思いのままになるはずだ。容疑者、被告人の権利も保障されていないし、弁護士だって国に楯突く者は簡単に拘束されるじゃないか(ノーベル平和賞受賞の故劉暁波氏など)。中国の刑事司法制度には問題が大ありだ!」と。
では、今回の日本政府の主張をもう一度振り返って欲しい。
(略)
中国の主張とまったく同じである。そうであれば、日本政府の主張に疑問を持たずにそれに満足する者は、中国の主張にも怒れないはずだ。
逆に中国の言い分に怒る人は、それと同じ日本の言い分になぜ怒らないのか。それはおそらく日本は正しく、中国は正しくないという決めつけがあるからだろうが、これはフェアの思考じゃない。
日本が正しいか、中国が正しいかは、いくら議論しても日中間では結論は出ないだろう。お互いに自分のほうに正義があるからだ。そしてお互いに正義をぶつけ合っている限りは、何の着地点も見出せない。
このときに役に立つのがフェアの思考だ。
お互いの価値観の相違によってお互いに正義があり、どちらの主張が絶対的に正しいか結論が出ない場合でも、それぞれの主張がフェアかどうかは判断できる。フェアか否かは、価値観に左右されない。立場の違い、価値観の違い、それこそ正義の違いがあったとしても、それを乗り越えて評価できるものが「フェア」というものである。
中国の刑事司法制度が正しいのか、日本の刑事司法制度が正しいのかは別として、フェアの思考からすると、今回の日本政府の主張に怒らないのであれば、中国の同じ主張にも怒ってはならない。すなわち香港のデモに味方することはダメだ。
逆に、中国の主張に怒り、香港のデモに味方するなら、フェアの思考からすると、今回の日本政府の主張にも怒らなければならない。僕はこの立場だ。
日本は正義、中国は不正義とういう前提から物事を考えるからおかしくなる。中国においては、中国は正義、日本が不正義という前提になっているのであるから、着地点を見出せなくなる。
このような前提から考えてしまうと、日本と中国の主張が同じであっても、日本の主張は正しく中国の主張は正しくない、あるいは逆に日本の主張は正しくなく中国の主張は正しいという結論になってしまう。
今、メディアを通じてコメントをしているインテリたちの多くはこの立場だ。どちらが正しいのかを論じ合ってしまっている。
フェアの思考では、同じ主張なら、同じ評価をしなければならない。中身が同じ主張について、日本の主張がOKなら、中国の主張もOKと評価しなければならない。逆に中国の主張がダメなら、日本の主張もダメだと評価しなければならない。
(略)
(ここまでリード文を除き約2500字、メールマガジン全文は約1万700字です)

毎度気になる(橋下氏のメルマガ要約は時々見る)のは、残りの文字列(今回は8200文字)に「何が書かれているか」なのだったりする。
私は、上にある要約で「お腹いっぱい」だったりします。

で、橋下氏の言説は概ね「だよねー」って思う。
彼の過去の言動はさておき、ね。


過去の関連する日記
「東京の中心でチベットの自治を叫ぶ」ヒトの揚げ足を取る(2008年5月)

「電車の吊り革に触れないようにする日々」を過ごしています。
吊り革を持たずに山手線(など)に乗るためには、常に腹筋・背筋・両脚を緊張させている必要があります。少しだけ痩せられそう。また、他の要素として、「JRの運転手さんの神業的な操車技術」も必要になります。

未だかつて、ここまで感染症を気にして生活したことは無かった。

進化

爆風や爆音を「楽しむもの」として再構築した、中東の父娘の動画があると聞く。
聞いただけで見てない、例によって。

この行動は、一種の「進化」或いは「適応」と言える気がする。
そして、世の中の大半の人(多分私も含む)は、その対応を「良しとしない」ってことなのだろう。だから、その動画は世の中に拡散してる。私は見てないけどな。

私は、そのお父さんのような人が地球上に増えていき、そのような形質(?)が増えていくのは、望ましいとは思えない。
でも、その「線引き」は、単なる私の「主観」だ。

宗教とかいう「精神安定剤」と、このお父さんの行動は、地続きだと思う。また、(ガンダムの)ニュータイプなんかを思い出したりした。
何しろ、生き延びるものは生き延びて、世界を変えていく。

ちょっと、表題から飛ばし過ぎました。
とある「都内私立中等教育学校」の現状報告です。というか、自分を鼓舞するために。

かれこれ四半世紀、私は教員をやっています。第一志望だった「公立小学校の教員」になるための試験は3回落ちましたが、とりあえず生き続けてきました。免許としては、小学校、中学理科、高校理科、高校情報科、4つを持ってます。

で、現在の勤務先に勤めだした当初から、「情報処理関連の部署」に配属され続けてきました。自分でも適性は「それなり」にあると思っています。非常勤講師だった時から「コンピューター室」をお借りし、教材を作っていたように記憶しています。しみじみ思い返してみると、非常勤講師という「身分(放送禁止用語?)」で、その「部屋」に度々入っていた人物は、私の他には特に見なかった気がします。当時は気にしてなかったけど。

その「部屋」の先輩は3名いらっしゃいました。皆さん、既に退職なさいました。
20世期末に、PC98でLANを組まれた先生は、情報科の教員免許を取る(取らされる)前に、情報科教員を養成する講習の講師をなさったと聞きました。微妙に放送禁止的なハナシかも知れませんが。
25年前は、COBOLで動くオフコンがありました。OCRなんかもバッチリあって。なんでも、数千万円かけたとか?
ま、バブルの残滓だったのでしょうね。生徒数も増え、金が余っていたのでしょう。当時の管理職(公立学校の元校長)が、積極的に構築に関わった、って聞きました。その機器には、私も数年間お付き合いしました。

そこから、成績処理については、Accessと桐の時代を経て、10年以上前に現行のシステムになりました。某"systemD"なる会社の製品です。


で、やっと本題に。

現在、私の勤務先では、主に以下の有償サービスを用いています。
・オクレンジャー
・ロイロノート
・Classi
・Office365

無償(だったはず)のサービスとしては、"G Suite for Education"を利用してきました。
また、3月以降は"Zoom"を使い始めました。

以前、私の勤務先は「某NTTデータ」が提供している"FairCast"を使っていました。フェアキャストよりも、オクレンジャーの方が良いと思います。サラッと言ったけど、この「腐れ日記」では、一番重要な情報です、多分。


これらのサービスを導入するに当たっては、様々な方の苦労があったのです。
私はある意味「調整役」でしかなかった。

で、Zoom。
とりあえず、凄いと思います。

多分、勤め先が私学だから「突如として発生した『生徒用の"SurfaceGO"(とその他の教材)』の発送」もこなせたのだろうと思います。皆さん、真面目です。

また、送付した端末をセッティング・納品してくださった内田洋行さんには感謝しています。


そもそも、何を記したかったのか、忘れてきました。
ま、皆さんお元気で。

先に断る。
私はなるべく、同業者(私立中高)の話題は記さないようにしてきた。
ま、微かに「和民高校」などについては記したが。

本日、かなりびっくりしたことがあった。
前から気になっていた話題でもあるので、記す。


私の母校の一つは都立小石川高校だ。
「小石川」と名乗りながら、所在地は本駒込である。そして、そこは創立の地であると聞く。駕籠町(かごまち)という地名であったらしい。

昭和の一時期、戦災を受けて「文京区春日2-9-5」に校舎を持った時代もあったそうだ。当時の地名から「同心町校舎」とも呼んだらしい。
母校は、その同心町校舎時代に、成り行き上何度か改名し、小石川高校となったとのこと。
なお、同心町も、駕籠町も、「小石川区」なる行政区画に属していたらしい。現在の文京区である。

で、文京区小石川と同心町校舎(現在は文京区立茗台(めいだい)中学校がある)、駕籠町校舎の位置関係は、以下の通りだ。
ハイライトの部分が「文京区小石川」である。
koishikawa.png


でね、小石川高校(現小石川中等教育学校)の横にあった「村田女子」が、また改名するらしいんですよ。
ちょっと前に「村田学園小石川女子」とか名乗り、数年で改名した学校。

来年度から「広尾学園小石川高等学校」なる共学校になるらしいです。
大変ですね。

そもそも、あの「小石川中等教育学校」がある場所は、すでにまったく「小石川」ではない。
都立高校では、よくあるパターンだけどね。
例えば都立四谷商業は中野区にあったし、牛込商業は豊島区にあった。ま、どちらも廃校になりましたけど。

節操のない村田女子は、広尾学園の傘下にくだるってことらしいです。
広尾学園って学校、好きじゃないんですよねー。

ってコトで、私は私で精進しますわ、これからも。


過去の「小石川」絡みの日記
エステルと恩師 (2006年5月)
実験データ捏造しました(約20年前) (2006年5月)
Geekな同窓会 (2012年1月)
師との再会 (2018年6月)