主権者教育は義務教育でやれ

私は現行の学習指導要領にない「主権者教育」なんて、基本的に不要だと思っている。新しく作る学習指導要領にしたって、義務教育段階に主権者教育をきちんと組み込めば良いだろう。小学校や中学校の社会科、公民分野とかを中心として。

で、糞みたいなニュースをクリップしてあったのを、ここに披露する。あまりにも下らなかったので、とりあえず文面を保管しておいたのだ。気づいたら17ヶ月も寝かせてあったようだ。寝かせた糞はやはりクソだった。

​高校の「主権者教育」 実践的な授業は3割未満

6月14日 4時01分

選挙権年齢が18歳以上になるのを前に、文部科学省が、高校で始まっている「主権者教育」について調べたところ、模擬選挙の実施が3割に満たないなど、実践的な授業が十分行われていないことが分かりました。
来月の参議院選挙から選挙権年齢が18歳以上になるのを前に、文部科学省は、新たに有権者となる高校生の政治や選挙への意識を高める「主権者教育」がどのくらい行われたか、全国およそ6000のすべての高校で調査しました。 その結果、ことし3月に卒業を迎えた生徒に対し「主権者教育を実施した」と回答した高校は全体の94.4%に上りました。その指導内容について複数回答で聞くと、最も多かったのが「公職選挙法や選挙の仕組み」を講義形式で学ぶ授業で89.4%でした。一方で、「模擬選挙などの学習活動」は29%、「現実の政治的事象についての話し合い」は20.9%といずれも3割に満たないなど、実践的な授業が十分行われていないことが分かりました。 文部科学省は、主権者教育として生徒たちが現実にある課題や争点を主体的に考えて判断する実践的な授業の実施を求めています。文部科学省は「政治的な中立性の維持を徹底したうえで、平和と安全や教育格差の問題などについて各政党の公約を比べ、自分はどう考えるのか、積極的に議論する授業を行ってほしい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160614/k10010555441000.html

archive.is にて、保管してくださった方がいらっしゃったようで、そいつを今日発見した。
https://archive.is/ggIyb

私が文科省に感心するのは、「政治的な中立性の維持を徹底したうえで」という部分である。

本当に「そんなこと」ができると思っていらっしゃるのでしょうか?
「できる」と思っていらっしゃるなら、おめでたい方々です。
「できない」と思っていらっしゃるのだけど、「とりあえず」建前を仰っているのなら、本当に糞であらせられます。
そういう「事なかれ主義」に毒された「無駄な調査報告」が自らの存在を貶め、学校教育の質を下げることになるのに。

ま、これはNHKによる報道でしかないから、本当に文科省がそのような「話」をしたのかどうかは不明だ。記者の名前も、文科省の「中の人」も分からないしな。

ま、今日記したことは、以前にも主張したのだが、改めて箇条書きにしておく。
・必要な主権者教育は「義務教育段階」できちんと行え。
・高等学校段階での主権者教育は不要だ。ましてや新科目「公共」なぞ要らぬ。
・政治的な話題に「政治的な中立」なぞ求めるな。


関連する過去の日記
「主権者教育」不要論(2015年12月)
​私が見た「模擬選挙」には価値を見出せなかった(2016年7月)

ここにあるのは、Masakiが2017年11月10日 22:56に書いた日記です。

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