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視力補正の際の「赤と緑の光」について

2004/3/23 上梓

 前からの疑問が一つ解けた。

 ワタシは場合によって眼鏡やコンタクトを使って生活しているのだ。視力の低下に気づいたのは大学で大教室(と、言っても滅茶苦茶デカいワケじゃなく、150人程度が入れる教室)の授業に参加したトキ。その当時、ワタシは18歳だったから、かれこれ15年くらい眼鏡と付きあっているワケね。ま、現在の裸眼視力は左右とも0.2~3程度なので、強烈な近視では無いのですけれど。
 で、最近眼鏡もしくはコンタクトを作成したヒトにお尋ねします。視力の補正器具、すなわち眼鏡(あるいはコンタクトレンズ)を作成する際に機械を覗かされ、「赤と緑、どちらがくっきり見えますか?」って訊かれたコトがあるっしょ。
 で、ワタシはそのたびに思っていたのさ、「何で赤と緑なの?」ってね。

 あれは「色収差」を利用して、各患者?に適切な強度のレンズを決めるために行っているのだそうだよ。「赤」ってか「波長の長い光」は屈折しにくいし、「緑」つまり「波長の短い光」は屈折しやすいってコトを利用してるそうなのだ。

 ワタシはある程度その仕組み、つまり「何故、赤と緑の光を使うのか」は理解できますよ。しかし、あの「赤」と「緑」、ある決まった単一波長の光なのか、それとも混合光なのか疑問に思うワケね。
 また、あの機械は多分「色覚正常者」を基準に作ってあるだろうから、色覚異常のうちでも特に第一色覚異常(長波長の光に対する感受性が「並」のヒトとはすこし違っている状態)が強度に現れているヒトなんかは、あの赤い光自体が見にくいんじゃないかしら?

 ネット上でちょっと調べてみたのですが、そのへんの詳しいコトは判りませんでした。ま、あの「赤緑テスト?」は眼鏡作成の際にはそれほど重要視される要素じゃ無いんでしょうけど、ワタシの経験上。