私は自らが関わっているサイトに掲示板を置こうとしたことがない。まあ、掲示板への書き込みはやったことがありますが、両手で数えられるほどである。ただし、私の指は片手に256本ほどあるから、普通のヒトの基準とは異なるけど。
ヒトのサイトにリンクを張ることはあるが、トラックバックってヤツはやったコトがない。
昨今は検索エンジンも良くできているので、ある程度の情報は「人様の作成したリンク集」などを辿らなくても手に入れることができる。そんな状況の中、有名サイトにトラックバックを仕掛けるってのは、気恥ずかしさが伴うのである。「トラックバックを仕掛ける」ってコトは、「ヒトの客を奪ってる」ような気がするからだ。また、私がお世話になったサイトを見ていても、そこに存在する「トラックバック先?」を辿ってみることはほとんど無い。
だから、多分「有名サイトへトラックバックを仕掛けてみても、訪問者が増えるわけでもなく、ムダ」なのだ。
知人のサイトにトラックバックを仕掛けるのも、ネット上の内輪話をやっているみたいで、私はあんまり好きではない。
何で、「知人のサイトへのトラックバック(やコメント)」を避けるのか。
「2ちゃんねる」みたいな、大勢が見ることができる掲示板ならば、掲示板自身の存在意義もあるだろう。しかし、同じような名前が目立つような、限られた世界でのトラックバックやコメントの応酬は見苦しい。「電車内で大声で携帯電話を使っている輩」を見るのに近い感覚があるからだ。「そんなの勝手に静かにやればいいじゃん」って思うのですね。具体的には「メールでやりとりすれば良いじゃん」って思う。家族間などで掲示板の書き込み応酬をやっているのが、最も醜悪ですね。変な集団自己顕示欲は披露しないで欲しい。ってか、私が見なければ済むコトなのだけれどもね。
以上のような理由で、私は自分からトラックバックを仕掛けることはしない。無意味っぽいから。