2005年12月アーカイブ

大丈夫かテクノラティ

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今をときめく「テクノラティ」の以下のページに誤植を発見したのね。
http://www.technorati.jp/developers/pingconfig.html
お礼のメールも返ってきたのだけれど、誤植は全然直らず。
で、メールをよくよく見てみたら、既に1か月前のコトでした。

Date: Mon, 31 Oct 2005 10:35:23 +0900
From: ○○○○ <○○@technorati.jp>
To: ×××× <××@×××.ed.jp>
CC: support@technorati.jp
Subject: Re: 誤字です


××様

テクノラティジャパンの○○です。
御連絡、大変ありがとう御座いました。

以上

×× wrote:

>貴ページをトキに利用させて頂いております、××××と申します。
>
>http://www.technorati.jp/developers/pingconfig.html
>にて以下の誤字を発見しました。
>
>誤: Moveable Type
>正: Movable Type
>
>以上です。


テクノラティって、「2ch寄りのキーワードチェック」には使えそうですが、その他にはあんまり使えない気がします。
上記のメール、私は最初 support@technorati.jp へ送っているのですね。で、テクノラティ内部の○○さんは、「CC:」で同じアドレスへ「私へのお礼メール」を送っている。すこしちぐはぐな感が否めないテクノラティであります。

2006年6月追記:先月、同じメールを再送したところ、上記の誤字は訂正されました。今回の対応は素早かったです。

岩石学への招待

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2学期の授業案も作成し終わった。土曜から月曜にかけて授業(計7コマ)を行えば、本年の正規の授業は終了となる。冬の講習はありますけれど。
stones.jpg
上の画像は複数の岩石が写っていますが、その中に1つだけ「仲間外れ」が存在します。アナタはわかりますか?
これは数年前から中学校の理科の授業で用いている「岩石についての導入」なのですね。

生徒の間でただ岩石を回させるよりも、このクイズを含めた方が真面目に生徒は岩石を観察すると思うため、このような形式にしてあります。
実は、このクイズはかなり難解です。そして、この画像はあまり鮮明でありませんから、当てることは難しいと思います。

このクイズ?の答えはCです。これだけは人工物(コンクリート片)なのですね。

一応、その他の岩石名を記しておきます。

G:凝灰岩(ぎょうかいがん)である「大谷石(おおやいし)」
H:斑糲岩(はんれいがん)別名は黒御影(くろみかげ)
I:花崗岩(かこうがん)の一種「稲田石(いなだいし)」
K:花崗岩 ごく一般的なもので、産地は不明(教材として買ったもの)
S:砂岩(さがん) 多摩川の河原で拾ったもの

「C・K」以外の岩石は大学の卒業論文を作成するために集めた岩石が中心となっています。

また、この実験の際にはおかしな出来事(12)もありました。


このクイズのように「人工物を混ぜる」というのは、大学時代に教わったワザ?なのですね。
私は「岩石・鉱物学研究室」に所属していたのですが、教授や先輩が巡検(じゅんけん)というのに連れて行ってくれることがあるのですね。基本の巡検先は長瀞でしょうか。
岩石学ですから、先生や先輩はそこら辺に落ちている石を拾っては「この石は紅簾片岩(こうれんへんがん)だ」とか「緑泥片岩(りょくでいへんがん)だ」とか「蛇紋岩(じゃもんがん)だ」とか「このキラキラしているのはパイライト(黄鉄鉱:おうてっこう)だ」とか教えてくれるわけです。
その巡検の途中に先生方は透明な小片を拾います「これはガラサイトだ」と。素直な(というか、岩石についてはほとんど何も知らないのだから、吸収するしかない)新入生は「ふーん、ガラサイトねぇ」と学習します。ここで、先生方は心の中でニヤッとしているのです。更に巡検は進みますと、場合によっては緑色をした透明な小片が落ちていることがあります。「これはスプライトだ」とおっしゃいます。この場合、アクセントは“ス”へ置く必要があります。間違っても“プ”に置いてはいけません。そうすると飲み物になっちゃうから。

オチがお分かりになったでしょうか?「ガラサイト」=「単なるガラス片」であり、「スプライト」=「スプライトの空き瓶の破片」なのですね。スプライトのガラス瓶、PET全盛の現在は売っていないのかと思いましたが、容量が250mLに増量され、活躍しているみたいですね。
量は減少しているでしょうが、鉱物スプライト?の生産も続いているコトでしょう。

SETI@home classic のサーバーが今月15日をもって停止するそうである。英語のメールが数日前に届きました。

私は6年以上前から上記プログラムを走らせているのであった。今でもNEC謹製の「PC-9821 Xa10/C12」内には残っているはずです。上記パソコンは時々ファイルのバックアップのために起動していますので、耳を澄ますと彼?の歌が聞こえてくるのです。「♪見てはもらえぬユニットを、涙堪えて編んでますぅ」って。
このパソコンは様々な改造が行われています。CPUもHDDもビデオカードも音源ボードもHDDコントローラも、みんな普通の市販品ながら交換してあり、職場で余ってたLANボード(さすがに98固有CバスのLANボードなど、使うこともなくなった)を貰い、立派に働いているのですね。また、初めて貰ったボーナスで購入したこともあり、動いているから捨てる気にもならないのです。動いているのはWindows98。

あんまり日記を書いていると、シゴトの「試験問題作成」が進まないので、この辺でいったん終了。

18:20 約30分前に、やっと試験問題作成開始セリ。

18:52 ミスチルの『シーソーゲーム』を聞きながら作図。名曲だなぁと思う。腹減ったので、ご飯を食べましょう。

20:27 同じく『抱きしめたい』を聞きながら、答案用紙作成中。名曲だなぁと思う。

20:40 逃避。数年前に開発した「採点が多少楽になる解答用紙を作るワザ」を披露しよう。
教員にとって、テストの採点は結構面倒な作業であります。問題によって配点にはバラツキがあるはずです、難易度や重要性が異なるから。
test.gif
この場合、上記のような解答用紙を作成し、予め配点ごとにアンダーラインを変えておくのですね。単なる実線は「1点」、二重線は「2点」、波線は「3点」、二重波線は「4点」とか。ここのところ、私はこのシステムを遵守?しています。それによって採点のスピードが上がります。これらのアンダーラインは「一太郎」でも「Word」でも存在しますし。
しかしこのワザは「○×を付けた後に配点を操作して、平均点を操作する」場合には使えませんけれど。まあ、私に云わせれば「後から配点を変更する」というような作業は「邪道」であると思います。
定期試験では、大体百数十人分の採点をするわけです。しかし、解答用紙に凝ったのは良いものの、採点の際に「繰り上がり」を忘れてしまうコトがあります。合計点を10点低く書いてしまう場合があったりするのです… orz
逃避終わり。解答用紙作成に戻ります。

21:05 50点分問題作成完了。残りは100点分である。

カムバック落ち葉焚き

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ここ数年は落ち葉焚きの香りがせず、どうもしっくり来ない晩秋が続いている。

ずいぶん前に図書館で借りた本、日本評論社というトコロが出している『ダイオキシン・神話の終焉』だったと思う。その中に「人間は昔からダイオキシン類をバンバン吸って生きてきた」という記述があったはずである。
確かに言われてみればその通りだ。私達の祖先は洞穴で生活し、焚き火などをして煮炊きをしていたワケである。「昔は“塩ビ”なんか無いじゃないかっ!」っておっしゃる方がいらっしゃるかも知れない。ダイオキシンは簡単に言うと「ベンゼン環×2+酸素×2+塩素数個」という物質である。ベンゼン環は、私達の体を構成する有機物(炭素化合物)に大量に存在するし、塩素(塩化物イオン)も同様にたくさん存在する物質である。昔の人々が行っていたように、焚き火をして暖を取るだけでもダイオキシン類は発生するし、肉や魚を炙ればその量も増えた事でありましょう。でも、昔のヒトが元気でいてくれたおかげで、私達が存在しているのです。洞窟内などで炎とともに暮らしてきたのがヒト族ヒトであり、私達は他の野生生物よりもダイオキシン類には耐性がある可能性も否定できないとのコト。
 上の本を読むか、書名で検索して頂ければ分かるのだが、世の中のダイオキシン類の量はどんどん減少しているのだそうだ。

 まあ、焚き火の煙は火事の煙と間違えられるコトもあるだろうから、都会のど真ん中での焚き火は止めた方が良いかも知れないが、田舎だったらバンバン焚き火して欲しいと思う私である。あの香りは秋の香りであるから。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051205AT1G0502S05122005.html から

教員の6割、新規採用で縁故「有利」・内閣府調査

内閣府は5日、教員の採用方法に関するアンケート調査結果を発表した。教育委員会や学校関係者に身内がいる場合、新規採用が「有利に働く」と答えた教員は23.5%。「多少有利に働く」(35.4%)も含め、6割近くが有利との認識を示した。一方、市区の教育委員会は同じ質問に0.4%が「有利に働く」、5.5%が「多少有利に働く」と答えるにとどまっており、現状認識に大きな隔たりがあった。

調査は全国の都道府県や市区の教育委員会と学校法人の採用担当者を対象に、9月12日から10月21日に実施。回答率は60%。教員は東京都江東区の公立小中学校などから2835人を無作為抽出し、回収率は9.2%だった。

教員免許がなくても非常勤講師などで仮採用し、優秀なら本採用に移行する制度の拡大に関しては、教員は「賛成」が35.4%、「どちらかといえば賛成」も31.5%と積極的な回答が目立った。市区の教育委は「賛成」が7.6%、「どちらかといえば賛成」は28.2%となり、慎重な声が多かった。 (23:35)

帰りの電車の中で日経のこの記事が目にとまり、帰宅後に内閣府のページを調べて驚きましたね。

http://www.kisei-kaikaku.go.jp/publication/2005/1205/item051205_01.pdf の2ページ目から

参考:教員アンケート実施概要
・教員の採用に関する実態を教員の視点から把握する。
・東京都江東区の公立の小学校(43校)、中学校(22校)から、約半数にあたる小学校(22校)、中学校(11校)を無作為に抽出して調査票を送付し各校の全教員に配布した。各教員からは、郵送にて直接調査票を回収した。また、英語教材製作会社の会員リスト(英語教員が全国的に登録)をもとに、調査票を送付し、郵送にて回収した。

また、同じページを見てみますと、江東区の教員には合計652通送付し、回収されたのが129通。英語の教員へは同じく2183通中131通の回答。
滅茶苦茶回答少ないですね。都道府県47の教育委員会は100%の回答率だったそうです。ま、ヒマなのでしょう。


日経記事内の「教員」ってのは、何となく読めば「全国の教員」って勘違いすると思うのですね。しかし、このアンケート結果は「比較的公平さが保たれているであろう東京都江東区の話」であり、「縁故採用が活発に行われていそうな地方の話」ではないワケです。私は、東京とその他道府県においての教員採用の実態は知りません。教員採用が公平なのか、あるいは縁故が幅を利かせているのかということは、私の想像でしかありません。

では、身近な話をいたしましょう。
大学時代の友人には、学部卒業直後は自分を含めて教員採用浪人しているヤツも多かったのです。教員採用試験が今よりもずっと厳しい時代だったですし。
しかし、23区内の教育科学館のようなところでアルバイトをしていた知り合いの2名は、サクサクと教員採用試験に受かっていきました。私の記憶が正しければ、浪人1年目にI区の科学館でバイトしていたAくんは浪人生活が1年で終了しました。その後釜でバイトに入ったBくんも、やはり1年間のバイト生活の後に正式採用になりました。チナミにその間、私は同じ東京都の小学校教員採用試験に落ち続けたのですね。私の人物観によれば、Aくんと私の能力はどっこいどっこい、その下のほうにBくんが位置していたのです。
「あいつが採用されちまうのかよ...。元校長なんかが関係している場所でアルバイトしているのだから、優先的に採用されるかも知れないがなぁ...」とかなりクサり気味になった私でした。
教育の荒廃(存在するならば)は縁故採用からも来ているのだと思いますね。教員に様々な能力が要求されていくこの時代です。能力に欠けるのに縁故によって採用された教員の存在は無視できなくなっていくでしょう。だからこそ、内閣府とやらはそんなアンケートをやったのでしょうね。文部科学省じゃないのが面白いですね。


その内閣府のpdfはザッとしか眺めていませんが、面白かったのは13ページ目。
enquete.gif

大塚製薬による虫歯の恐れ

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ここ1ヶ月くらい、朝にテレビを見る度に不思議な気分になるのだった。
その原因はポカリスエットのCMである。

http://www.otsuka-adview.ne.jp/を見ると、ナレーションまで書いてありました。

「涙の縁側」篇 15秒

綾瀬:♪生まれたての僕~
桜井:寝てる間にポカリは渇きをうるおす。

お休み前にポカリスエット


で、上記サイトを見て知ったのだが、このCMは9月から放映されていたらしい。そんなに長くやっていたんだ。そして、お爺さん役は「桜井センリ」というヒトで、「ハナ肇とクレージーキャッツ」のメンバーだったそうで。これも全然知りませんでした。そして、それは今回の告発?の本題ではない。
あのCMを見る度に「姉ちゃんや爺ちゃんが可愛いのは良いが、寝る前にポカリスエットなんか飲み続けた日には、虫歯が発生しまくって大変だろうよ…」って思っていたのでした。

「ポカリスエットに起因する齲歯の発生とカルシウム強化食品」

上記サイトに詳しいが、どう考えても「寝る前にポカリスエットを飲むのはヤバい」ハズだ。それも「軽くヤバい」どころではなく「かなりヤバい」はずである(この場合、アクセントは“な”に置きましょう)。「ポカリカリエス」という病名?までついているそうで。

『保健便り』や保健・理科の授業を通じて、きちんと教育を受けてきた「由緒正しきオトナ」ならば、寝る前に甘いものなど口にするハズが無いのである。甘いものを口にしたまま寝入るというのは、基本的に「軟派な酔っぱらい」しかやってはいけないことなのだ。何故なら「由緒正しき酔っぱらい」は基本的に甘いものを食べないから。
じゃなくて、普通の感覚を持ったオトナは気付くはずである。甘いもの、厳密に言うと「口の中の虫歯菌の食料となるような、砂糖のような甘味料」を口にしたのに歯磨きをせず、水でのうがいすらせずに寝てしまったりした場合、翌朝の口内はかなり気持ち悪い状態になっていることに。

失恋でもして涙流したような場合、甘いものを摂取するのは気分が落ち着いて良かろうが、失恋しまくってポカリスエットを飲みまくっているならば、近い将来虫歯になるでしょうね。CMのお姉ちゃん(綾瀬はるか)は可愛いから、失恋が続くことは無かろう。だから、その点は大丈夫じゃないかな?
世の中の大半の人は虫歯菌を口の中に飼っているわけですが、日本人でも稀に虫歯菌を親などから貰わずに済んでいるヒトがいるそうです。あのCMでは、桜井センリさんも綾瀬はるかさんも「類い希なる人物である」という設定なのかも知れませんね。

「証人喚問」とは?

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以前から疑問に思っていたのだ。
「証人喚問って何?」「国会は立法機関であるのに、何で検察や警察みたいなことをしているの?」って。

このサイト「証人喚問|常識ぽてち」が判りやすかったです。というか「証人喚問 法」でググった結果の1件目が上記サイトだったのですけれど。

「日本国憲法」の第62条に規定されているのですね。

両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる
と。

ここ数年で知ったのですが、「議員立法」は非常に少ないのだとか。現在、法律で多いのは「内閣立法」つまり「官僚立法」、すなわち「公務員立法」であると。

中学校や高校で、そんなコトを習った記憶は無いですね。ま、中学ぐらいまではどの教科に於いても「理念」「基本的事項」「希望的観測」などを伝えるコトで、授業時間を目一杯に使ってしまうからでしょう。

国会議員は「立法」という「憲法で定められたシゴト」を大してできないのだとしたら、証人喚問には現行の法を作った、あるいはこれから法案を作る公務員達が直接参加すれば良いと思うのですね。
そして、姉歯さんに「アナタはカツラユーザーですか?メーカーは?」とか尋問してくれたら、絶対に公務員の星になれます。
べつに「ヅラ疑惑」を解明してくれるのは議員さんでも良いけど。

メガネというと、昨今はプラスチックレンズが主流だが、数年間使っていると明らかに変色が認められるのですね。

プラスチック内の原子間の結合が徐々に切れていくのでしょう。それによって特定の波長の電磁波を吸収するようになり、透明だったレンズが色づいてくる。なので、プラスチックレンズのメガネをずーっと掛け続けていれば、いつかアナタも「レイザーラモンHG」です。

なんてコトはありません。どこかで平衡に達し、そこからはあまり色が変わらなくなるのでしょうね。
逆に、理論上は濃いサングラスも色が薄くなっていくのでしょう。ただ、元々透明なメガネと違って、色が褪せていく度合は肉眼では判別するのは難しいでしょうね。


前から思っていて、記したこと無かったコトをまた思い出しました。
屋外の看板って、何で強調したい部分を赤色にするのでしょうねぇ?

皆さんも見たことあるハズです。金属に黒や赤でプリントしてあったハズの看板が、日光に当たりすぎてしまったものを。黒いインクは残っているものの、赤いインクは退色してしまい、場合によっては読めないことがありますよね。
何故赤インクは退色しやすいか、簡単に説明しましょう。

黒いインクで最も古典的なものは「墨」でしょう。墨の原料の「煤(すす)」は安定した物質ですから、いくら日が当たろうとも基本的に分子構造は変化しません。彼は光を吸収し続けます。従って、黒い墨は何年・何百年経っても墨のままであることが多いです。
それに対して、赤いインク。「赤く見える」ということは、それ以外の波長、例えば紫や青の光を「吸収」しているわけです。それは赤い顔料もある程度同じです。赤い光は波長が長く、エネルギーが低い電磁波です。もっと波長が長くなれば赤外線ですね。逆に青や紫の光は波長が短く、エネルギーが高い電磁波です。もっと波長が短くなれば紫外線です。
青いインクは低エネルギーの赤い光を吸収するだけですから楽です。あまり分子構造が変化しません。墨には負けるでしょうが、比較的長い間、その色を保持する場合が多いです。
それに対して、赤いインクはエネルギーの高い青~紫の光を吸収するように運命づけられています。働けば働くほど、つまり光を吸収すれば吸収するほど、自分の体(分子)が壊れていくわけです。そして、いつの間にか見えなくなってしまう。
かわいそうな赤インク。

金属製の看板を作成し、数年間にわたって日光にさらす場合、重要なことは黒インク(黒い顔料)で印刷しておくべきだと思ってました、ずーーーーーーーーっと。赤インクは退色してしまいますから。

冬の満月

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冬は満月が高く見えることをご存じだろうか?

JAXAのサイト内Q&A:冬の月の高さにはその理由を説明した図があります。また、Nikon | 星空案内:2005年6月の星空をちょこっと下へスクロールさせると、地上から見た太陽や満月の移動経路を見ることができます。

上記サイトで理解できれば、このページの存在意義は無いのですが、ちょっと「悪あがき?」してみましょう。
kouten.gif
上の図に記したように、満月になる時というのは、地球から見ると月と太陽は反対方向に存在します。しかし、ちょっと変ですよね。「地球の影に月が入っちゃうのじゃない?」って思いますよね。
実際の太陽は地球に比べてとても大きく、その直径は地球の約100倍です。また、月の直径は地球の約4分の1となっています。だとしても、太陽や月の配置が図の通りだとしたら、満月の際には必ず月食が起こるはずですよね。何故月食(や日食)が少ないのかというと、「地球が太陽を回るときの面:左の楕円」と、「月が地球を回るときの面:右の楕円」には、5度ほどの傾きがあるからなのだそうです。また、右の楕円は首振り運動(おもちゃのコマが倒れる前の動き)をしているそうです。そのため、月食は年に0~3回起こるそうです。

で、そこまで理解できたとしましょう。何故、冬の満月は空高くに昇るのか。
tenkyu.gif
上の図は北緯35度の地点にいる人から見た、太陽や月の軌道を表しています。手前側が西、奥が東の地平線です。
夏至の太陽はどの軌道を通るでしょうか。そう、小学校か中学校で習ったように、「1」の軌道ですね。また冬至の太陽は「3」、春分・秋分では「2」です。義務教育をきちんと受けた人は、ここまでは理解しているはず。

ここで、最初の図を思い出してください。満月の日、月は太陽のちょうど反対側にいます。太陽が最も空高く昇る夏至前後も、満月は観測者から見て太陽の反対側に存在するわけです。その場所はどこでしょうか?そう、「3」の軌道上なのですね。また、夏至の日の新月は太陽に近い位置にありますから、空高く昇っているはずです。ただし、新月は太陽とほとんど一緒に地平線を昇りますから、その姿を見ることはできません。つまり、月の高度は1ヶ月の間でもかなり変動するのですね。
そして、表題の「冬の満月」です。太陽は「3」の軌道上に存在しますから、冬至前後の満月は「1」の軌道上に存在します。ほら、満月が高く昇りました。

私がこの事実に気付いたのは、ほんの数年前だったりします。

海洋性コラーゲン?

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「海洋性コラーゲン」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。

何となく「海洋」ってコトバから綺麗なイメージが沸くかも知れません。しかし、まずは「コラーゲン」の語源から。って、書こうと思ったら、とても判りやすいページがありましたので、そこを紹介しましょう。
異端の多数派・コラーゲンには、コラーゲンの全て?が記されていると思います。

上記ページは検索して引っかかったのですが、「なんだか見覚えあるデザインだなぁ」と思い、上の階層を探ると、K.SATOH's official websiteへたどり着きました。このページは私のパソコン内の「お気に入り」に入っていました。
こういうコトって結構あるのですね。検索して発見したサイトで「ここは良いなぁ」って思い、よく調べると既に「お気に入り」として登録されているというコト。良くできたサイトは勝手に人が集まるようになっているのでしょうね。

で、上記サイトに詳しく書いてありますが、「コラーゲン」=「膠(にかわ)のもと」です。それだけ見るとあまり綺麗な感じはありません。

で、「海洋性コラーゲン」ですが、場合によっては魚の鱗(うろこ)から作成するみたいです。参考にしたサイトを記すと、「金儲けを企むヒトに顧客を紹介する」ことになってしまいそうです。そして、それは私の望むところではありません。
現在の理科教育というのは「理科を中途半端に学習したヒトが、悪徳業者に騙されないようにする」ために「も」存在していると考える私であります。と、いうコトは、世の中で一番重要なのは「社会科」なのカモ... でも、日本語が理解できなきゃ...

まあ、この文章を読み、その上で「鱗エキス?」を摂取したいというなら、私は止めはしませんけれど。何しろ、どうしても「海洋性コラーゲン」を摂取したいのなら、魚を頭からバリバリ食べれば済むコトなのかもしれません。

ま、それじゃあ「美容に興味があるような、微妙な年ごろの女性への商売」が成り立たないでしょうけれどもね。

以前から癪に思っていることにNHKエンタープライズなる会社の存在がある。

まあ、そいつの存在が目立つだけで、他にもNHKの子会社は存在するようだ。しかし何しろ「NHKエンタープライズ」に務めているヒトの給料は、受信料の成れの果てなのであろう。自分でもきちんと告白していますし。

その会社の気に食わない点は、受信料で作成したはずのドラマやドキュメンタリーをDVD等に商品化し、そいつを売っているということだ。
商品化される映像は、間違って?NHKと契約してしまったヒトから巻き上げたカネで作られたものである。何故、そのカイシャはそいつを売ることによって、金を稼ぐことが許させるのだ? ある意味、それらの作品の著作権はNHKにカネを巻き上げられた契約者にあるのではないだろうか?

まあ、こういった「公的なものに由来する資源の私物化」というのは、遍在しているわけでもありますけれどもね。

NTTは何で電線の貸し賃を取るのか?もとは税金で作った電線なのに。
JRは何で貨物駅や操車場の跡地を売り出せるのか?もとは国有の土地だったのに。

セルロースから掌中の鼠へ

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パソコンの普及によって、楽になったことと、面倒になったことがある。
しかし、インターネット(およびブロードバンド)が普及したことによって、楽になったことは多くても、面倒になったことはあんまり見あたらない。

インターネットの普及によって、教員業務で楽になったコトを一つ挙げるとするならば、「大学の入試情報が簡単に手にはいるようになった」というのがあろう。
数年前は、大学の学部名や学科名を調べる場合、いちいち電話帳のような冊子を調べる必要があった。今でも私の職場では一応『蛍雪時代臨時増刊』ってヤツを購入している。
まあ、電話帳自体が衰退の一途を辿っており、セルロース版タウンページはここ最近繰ったことがないが、インターネットタウンページは何度か使ったことがありますねぇ。

生徒ができたヒトならば、自分が出願する学部名や学科名などを間違うこともないのだろう。しかし、ヒトは間違いを犯すモノである。数パーセント程度の割合で、生徒が自己申告している学部・学科名には間違いが含まれる。大体、受験に長年付き合ってきた教員である私たちが見たとしても、現在の大学などには「間違いやすいような学部・学科名」が氾濫している。
大学は受験生を集めるために差別化を図り、学部名や学科名を特殊なモノにすることが多くなった。しかし、そこに棲んでいる教官は基本的に変化しないし、教える内容だって教官の趣味が多分に反映されていて、あまり変化することは無いのじゃないだろうか? というか、大学だからこそ、教官の専門分野を学生に叩き込むべきだとも思う。だから、心ある教官?は「また、変な学部名にしちゃって、歯がゆいったらありゃしないよ。教える内容は大して変わっていないのだから…」という場合が多いんじゃないかな?

話は戻り、以前は電話帳のごとき臨時増刊をめくり、出願締切や試験日などを知るコト自体が一苦労だった。今は自分の机に居ながらにして、出願締切や試験日などを知ることができる。楽になったものだ。

ここまでWebサイトが増加し、その情報量が増えてくると、「日本の産業は大丈夫なのか?」とか思ってしまうのですね。Webデザインみたいなシゴトって、基本的に外貨を稼げません。何で日本というクニが成り立っているのだろうって思いますね。どうやって稼いでいるの?って。まぁ、私も全然外貨を稼いだりしておらず、産業的?には何も生産していない様なモノですけれど。

まぁ、実際は日本は赤字国家なわけで、その借金が私達やその先の世代に先送りされているだけですけどね。老人は良いよねぇ。

魔法瓶・衣紋掛け

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職場の誰かが「魔法瓶」というコトバを使った。それを聞いた、50代の五十肩を所持したセンセイは「魔法瓶って言葉を使う時点で老人だよな。普通はポットだろう」と、若いフリ。
今は「魔法瓶」という表現は、あまり用いないものなのだろうか?
ググってみたら「タイガー魔法瓶」が最初に出てきました。レトロな会社名がステキですね。私は魔法瓶って言葉、使いがちでありますねぇ。
また、同様な古い言葉に「衣紋掛け」もあります。60代のセンセイはそのコトバを発した後に「若い人は衣紋掛けなんて言わないわよねぇ、ハンガーよねぇ」と笑っていらっしゃいました。「衣紋掛け」でも「ハンガー」でも、言葉の意味は通じます。しかし確かに「衣紋掛け」とコトバを発することはほとんど無いかもなぁ、って思いました。

通販の嘘

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spa1.jpg
この画像はDCCARDが送ってくる冊子GRANの広告である。この商品、あなたは欲しいですか?

私はこの冊子の広告を見て、非常に疑問を感じた。サーモグラフィーの部分だけ拡大してみよう。
spa2.jpg
サーモグラフィーという機器自体の存在は、世間の知るところとなった。しかし、ここが落とし穴なのである。

一見、上の3つの画像を見比べると「ふんふん、だんだん暖まっているのね」ってコトになる。しかし、私は気付いた。1と3の画像に「省エネデスクヒーター」らしき像が見えないのは良しとしよう。しかし、その機器を使用している最中のハズの2の画像、発熱している物体が見えないのである。そこから更に気付いたのだが、よくよく3つの画像を見比べると、バックグラウンド自体の色味が変化しているのである。
「科学的」な測定ならば、室温は常に一定に保たれるだろうから、背景の青色も同じ色になるはずである。しかし、上の画像は明らかにバックグラウンドの色が変化している。これは単純に椅子に座っただけのヒトの脚を撮影しただけであろう。そして、カメラの側で「感度」や「表示色の設定」をいじっただけである可能性がかなり高い。
チナミに遠赤外線応用研究会のサイトは相当に怪しいです。小泉純一郎とは違って「パッと見」だけで怪しさを放っている。

同じ商品を扱っているらしいのが二光の「デスクスパ」である。何でも、売れ筋商品No.1なのだそうで。

Webサイトのほうは後から発見したのだが、こちらのサーモグラフィー画像では、デスクスパ自体が発熱(赤外線放射)しているコトがわかる。二光のサイトだけを見ている分には、私は別にカラまない。買いたいヒトは買えば良かろう。

ここで言えるのは、「通販ってのは、常に"使用前・使用後"を疑ってかかれ」ってコトでしょうね。

「ビール腹」というコトバがある。「ビールを飲むから太る」っていう風に解釈しているヒトもいるかも知れない。しかし、実際は「ビール等を飲みつつ、高カロリーのつまみをガンガン食うから太る」のである。このことは以前に比べると、だいぶ世の中で認識されつつある気がします。

で、「アルコールは実際にはどれくらい太るのか」ということを検証すべく、「食品成分表」などをあたってみた。中学校の頃の記憶が正しければ、酒類はエネルギーになるはずなのだ。しかし、私は何でそんなこと記憶しているのだろう。余程酒に興味があったのかしら。
「食品成分表」によれば、アルコールってのは、エネルギーとして扱われるようだ。ネット上でウイスキー60g(およそダブル1杯)のカロリー計算をしてみたところ、142kcalってコトであった。有効数字が3桁とは思えませんけれどね。ウイスキーといっても、種類がいろいろあります。バーボンなのか、スコッチなのか、カナディアンなのか、ジャパンなのか、サントリーレッドか。私はスコッチが好きだけど。

そして本題。
結構酒を飲む身としては、ビールばかりを飲むだけなら、基本的に太らないような感覚がある。甘いサワーなんかだと、その糖分がエネルギーに変換されそうな気はしますね。しかし、甘いのに“sour”とは不思議なお名前で。
で、ウイスキーやウオッカ、ジンなどを飲んでいる場合、「こりゃぁ、飲むほどにエネルギーを失うなぁ」っていう感覚を持つコトがある。特にウオッカなどをストレートで飲んでいると、ドストエフスキーの小説の登場人物にでもなっている気がしてくる。関係ないか。

そんなわけで、長年疑問に思っていたこと「ヒトはどれだけアルコールを飲むと、どれほどのエネルギーを失うのか」について検索してみた。「私って、いろんな疑問を抱えながら生きているのだなぁ」と改めて思う。例によって少しググってみたのだが、そのようなサイトは現在見つかっていない。
「アルコールはどれくらい体に悪いのか」みたいな、あんまりカネにならないコトを研究するヒトは居ないのでしょうねぇ。あるいは、研究者自身もお酒が好きであり、そんな実験は「恐ろしくてやりたくない」のかも知れないけれど。

人間の頭って凄いと思うことがある。まあ、生物のしくみは凄いことだらけなのではあるが、一例を挙げよう。

例えば、私が職場で使っているノートパソコン。基本的にその存在を意識せずに使っていることが多い。考えたことはタッチタイプで画面上に現れてくる。また、スライドパッドの操作を意識することもあまり無い。つまり、私の思考や視線とパソコンが、ほとんど一体化しているような感じがするわけです。

Windowsを使っていると、「ダイアログボックス(メッセージウィンドウ)」ってヤツが出てくるが、私はほとんど意識しないままに、「マウスポインタ(画面上の矢印)」は移動していく。
実際は「現在のマウスポインタの位置」と「ポインタを移動させるべき位置」を私の目と脳が確認し、私の右手の人差し指が無意識のうちにスライドパッドの表面をなぞっているのであろう。最近のスライドパッドは性能が向上しているらしく、以前よりも動きがスムーズに行える場合が多い。この快適さはハードウェア的なものなのか、ドライバの性能なのかは判りませんけれど。

本日まで3日間、冬期講習ということで高校2年生の7名を対象に化学の問題演習を行ってきた。
化学は本当に暗記すべきコトが多くて困る。私自身は高校時代、化学が一番好きな科目だったので、その暗記量の膨大さに気付かないまま無事に受験を迎えた。今回講習を受けたのは高校2年生であり、カリキュラムが大幅に変更されて2年目の世代に該当する。

現在の高3は何かと大変な学年であろう。

理科の化学を例に取ると、現在の大学1年の世代は「化学IB」+「化学II」という科目構成で高校の授業を受け、大学受験に臨んだ世代である。化学IBは4単位(週4コマ)、化学IIは2単位(週2コマ)であった。現在の高校生は「化学I」+「化学II」であり、それぞれ3単位である。
現行の「化学I」は旧課程の「化学IB」に比較すると、有機無機の「各論」の比重が高くなり、「理論」の比重が低くなった。これは受験生にとって、「暗記」の重要性が増したってコトになるのだろう。また、授業をする側から見ると、各論というのは個別の現象を並べて提示するだけになりがちであり、理科の楽しさである「へぇー、そうなんだぁ!」というコトを伝えづらい。これは困ったことである。まあ、有機や無機の実験は色々派手な実験もあるから、「楽しいといえば楽しい」ですけれど。

理系(この「理系・文系」という分類や進路指導自体がマズいという説はたくさんあるし、私もそう思う)で無い限り、「化学I」だけで化学分野の学習を終えてしまい、「化学II」を履修しない場合が多いだろう。「高校皆進学」どころか「大学皆進学」時代となった昨今である。そんなニッポンの世の中の大半をなす「文系」のヒトは、自然科学と高校時代でオサラバするコトが多かろう。そしてその「世の中の大半のヒト」は「化学というのは暗記で面白くない学問だ」という印象を持つ可能性が高い。そしてそして、化学や自然科学にクラいヒトが増え、「似非科学(似非化学)」に騙されて無駄なカネを払うヒトが増えてしまう、ハズ。
「日本の経済活動が活発になって良い」と言えるのかも知れないケレド…

そういえば「科学技術立国」とかいうフレーズを聞いた事ある気がします。小学校から高校まで、全教科の教育課程を俯瞰し、無駄な重複を省き、意図的な重複を行えるならば、このクニの教育力も上がるのだろうなぁ、って他人事のように思います。それをやるのが役人だと思うのですね。税金をばらまいて、高校生に高度な実験をさせるばかりが「科学技術立国」ってワケじゃないと思いますよ、マジで。

結構真面目に文章作ってしまいました。
で、話は戻り現高3。彼らが受ける入学試験は、先輩達が受けた試験とは内容がかなり異なるわけです。センター試験にリスニングも導入されるし、何かと大変でかわいそうな気がします。

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