2019年1月アーカイブ

年始の行き違い

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謹賀新年。

こちらの記事にあるグラフを、年末に何度か見た。
年賀葉書の発行枚数などをグラフ化してみる(最新) - ガベージニュース

なんとなく「年賀状は日本の伝統」とか思い込まされていた(?)のだが、それは「教育効果」だったことを知った。

ニュースを見るまでもなく、私自身による「年賀状印刷枚数」も、漸減傾向にある。ここ数年で6,7割程度は減らした、減らせたはずだ。
特にこの3,4年は「私の賀状が届いてから、先方が執筆・返信してきたであろうタイミング」だった方々について、年賀状の送付を控えてきた。その効果は大きい。しかし、こちらが「積極的に賀状を出さなかった(変な日本語だ)」方々から、元日に賀状が届くこともある。また、場合によっては「賀状を出さないリスト」に加えてあった方から「喪中のお知らせ」を受け取ったりすることもあった。なかなか難しい。

とはいえ、私の年賀状印刷枚数は減少し続けている。多分それは「エコ」だから、良いことなのだ。

2000年12月購入
キーボード: 富士通 / FKB8724

2004年4月購入
ディスプレイ: EIZO / FlexScan L550

2008年1月購入
CPU: Intel / Core 2 Duo E8200
CPUクーラー: リテール品
光学ドライブ: Sony NEC Optiarc / AD-7200S

2010年9月購入
マザーボード: ASUS / P5KPL/EPU (BIOS0403)
メモリ: CFD ELIXIR / W2U800CQ-2GL5J(PC2-6400(DDR2-800)) 4GB
ビデオカード: 玄人志向 / GF9800GT-E512HD/GE
HDD: HGST / HDS721010CLA332(0S02601)(1TB 32MB 7200rpm)
(2018年12月データ用へ)

2012年9月購入
サウンドカード: ONKYO / SE-200PCI LTD

2015年11月購入
リムーバブルケース: Owltech / OWL-IE5CB

2016年12月購入
電源: Antec / NeoECO Classic NE550C

2017年10月購入
ケース: Cooler Master / Elite361

2018年12月購入
SSD(起動ドライブ): SanDisk / SDSSDH3-500G-J25(500GB)


最終的に、自宅デスクトップのSSDはSanDiskのものにした。昨年末の話だ。
過去にはIntel、crucial、SAMSUNGと、有名どころのSSDを購入してきたので、今回も有名どころにしてみた。これで「一通りの有名どころ」を購入したことになろうか。

で、その SanDiskのSSDに、Windows10のクリーンインストールを行った。Windowsのクリーンインストールは2008年頭のWindows7以来だったようだ。10年分の垢も溜まっていたことだろう。
一応、DVDにてインストールメディアを作成しておき、光学ドライブからブートしてみた。使っているマザーボードは古すぎて、USBメモリからのブートはできなかった。というか、そのような芸当などができる「タマ」ではないことを忘れていた。

Windowsのライセンス認証で何らかのトラブルが起こることも予想していたのだが、インストール初期の段階でWindows7のプロダクトキーを入れたら、やたらすんなりと作業は進んだ(ように記憶している)。
そもそも、自宅パソコンはWindows7(64bit版)だった。無償アップグレード期間、又の名を「人柱募集期間」にWindows10にて上書きアップデート(インストール)したのであった。2016年頭のことである。(私の自宅パソコン弄りは、比較的時間のある年末年始になりやすいようだ。)
で、今回のクリーンインストールである。構成が変わったのはHDD→SSDのみである。
最悪、Microsoftの窓口に電話をすれば何とかなるのだろうと考えていたが、電話をする必要も生じなかった。あくまでも私の場合ですけどね。

で、やっと本題。
何が一番「体感」で速くなったか。それはメールの受信だったりする。

ま、起動や終了も、劇的に高速化した。時間を計測してないのでよく分からない(以前は時間を計るのもアホらしいほど、時間がかかっていた)のではあるが、電源投入からWindowsログオンまで3分くらいかかってた気がするし、ログオン後もカリカリカリカリ、2分くらいはディスクアクセスが続き、それが落ち着かないことには、真っ当に各種プログラム(エクセルとか、ブラウザとか)が起動できなかったはずだ。今は「電源投入→ログオン→使用可能」にかかる時間は1分前後だろうと思う。
んなわけで、体感的には3〜5倍速くなったっつーコトになる。めでたい。数千円の価値以上のものを手に入れた気がする。(というか、今までの失った時間(=カネ)が無駄すぎただけかも知れない。)

で、メール受信。
メールクライアントソフト(あまり、こんな表現も見聞きしなくなった)自体は旧式のものを使い続けている。通常の(私用)メール送受信はGmail経由なので、バックアップ用途としての受信となる。Gmailでの私用メール「送信」時は、"Bcc:"に自分の(私用)アドレスを入力して運用してる。
以前はメール1通を受信するのに2,3秒くらいかかっていた。100通メールを貯めてしまうと、数分間は放置しなければならなかったのだ。
それが、劇的に速くなった。100通くらいメールを貯めていても、数秒で受信は完了する。メール受信速度のボトルネックがHDDに存在することがあるとは、全然知らなかった。

ま、もしかすると、垢だらけのWindows内部処理とか、アンチウイルスソフトの介入による「メール受信遅延」だったのかも知れないけれども。Windowsインストールと一緒にアンチウイルスソフトも最新版にしたのは確かなので、究極的な「メール受信(超)高速化」の原因は不明ではある。

Feedlyとても良いけど...

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ま、大したコトじゃないのですけど、ずっと気になっている点を指摘。
img_6197.png

この画面を見た時、「40ミリワット?、チョー意味不明だなー」と考えた。で、2秒くらいして、「ああ、40メガワットか」と理解した。
Feedly(RSSリーダー)は、半角のアルファベットの扱いが「雑」なんですよね。

この記事は1年半以上寝かせてありました。
iPhoneのスクリーンショットを縮小しようとしたまま、忘れていた。

改めて、元記事もChromeでキャプチャしてみた。
20180106.png

大文字小文字の扱いは、ウェブサイトに記してあるままにしてほしいですねー。

整形による芸能人のicon化

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芸能人は、とてもよく美容整形をなさる様子である。「弄る前の方が良かったのでは?」という顔面に、多々出くわす。

のであるが、私が「良かった顔」と思っていた「ある時期の顔面」も、その「顔を変革し続ける芸能人」にとっては、多分大して思い入れがあるわけでは無いのだろう。

生まれながらの顔O(original)から、→O'→O''→A→A'→B→C→D→... と、顔を変えていったご本人にとっては、「この顔にしたから売れた」という思いも、多分無いのだろう。忙しい、或いは暇な日々を過ごし、時に整形しつつオシゴトをこなしていく。整形以外は他の一般人と同じだ。そしてある時に、私(一般人である筆者)の知る存在となる。

私にとっては、例えばその「A'」の顔こそが「そのヒトの『あるべき』顔」として刷り込まれる。しかし、芸能人は息をするように美容整形を続ける。だから私(など)は、BとかCの顔に変わる度、違和感を覚え続ける。

そしてその違和感が繰り返されるうちに、「『あるべき』顔」の記憶も薄れてしまう。顔を変え続ける芸能人は、見事idol、或いはiconになりおおせるのであった。

そんなわけで、芸能人ってのは、余程「この顔にしたから売れたのだ」という想いが本人に無い限り、整形には止め処がなくなるのであろう。
大変な稼業ではある。

28年ぶり2回目

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中国地方を訪れた。昨年末である。その旅程は後日記す予定。

最初に彼の地を訪れたのは、例(?)によって大学時代の徒歩旅行サークル合宿である。
この宿に泊まらせていただいた。岩国は錦帯橋の真横。
20190110.jpg

その合宿は、広島市から山口県の青海島までだった。確か6泊7日の歩き旅。大学2年19歳、1990年の夏である。
岩国を出発した日は、六日市なる町まで歩いたのだった。本当に今思いだした。というか、津和野経由で萩まで歩いた記憶はあった。
「岩国~津和野」について、グーグルマップで検索したら、1日ではとうてい歩けない距離であることに気づき、地図を見ていて思い出した。泊まりましたよ、六日市。その翌日も別の場所に泊まらねば、とうてい萩にはたどり着けない距離である気がするのだが、宿泊地の記憶が無い。

で、岩国の思い出。

その宿は、どう見ても高級である。28年前も高級感があった。当時はボロかったけど。
2階の大広間に我々は投宿した、と考えていた、最初は。


その「徒歩合宿」では、基本的に「宿取り担当」が民宿等を予約することになっていた。テント泊とかは無い。
その当時の数年間、一番安かったのは「1泊3食(翌日のお弁当付)」で3500円だ。屈斜路湖畔、和琴半島の付け根にあった宿。昨夏の道東旅行では「その宿」を微妙に探してみた。どうも廃業してしまったらしい。ま、当時もかなり高齢のおばあさんが一人で切り盛りしていた宿だったので、仕方なかろうとは思ってはいる。

で、その「高級感ある宿」では、一悶着があった。
宿側では「宴会での予約」と認識していた、ってな話があったと記憶している。食事後か何かに「泊まりのはずです」という話を宿側に伝え、ゴタゴタがあったはず。確かに宿泊代としては安かった。安すぎた。上記金額よりは高いけど。

最終的には「追加料金」を払った記憶は無い。酔っ払ったから、記憶が消えただけなのかもしれない。
何しろ、あの宿の2階広間で、みんなで寝た。翌朝は暗いうちに宿を出た。前の晩、例によって酒を飲み過ぎて気持ち悪かった。未成年だったけど。
朝の暗い中、気持ち悪い中、川沿いの原っぱで天然の蛍を見た。綺麗だった。あの蛍が私の生涯における「ベスト蛍ズ」である。

改めて地図を見てみたが、錦川という川らしい。とりあえず、終わり。

TBSは『噂の!東京マガジン』内の「平成の常識・やって!TRY」が悪質な件について、やっと世論が盛り上がってきたのかな?
「女性の料理が笑われる」TBS番組への違和感 | テレビ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

私は言いたい。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」


私は一昔前から、世界の片隅で一応主張していたのです。主観的にはね。
フェミニスト様へ(2006年10月)
https://ariori.com/diary/2006/10/24/


東洋経済オンラインの「コメント欄」が面白かったので、上位4件ほど引用いたします。ま、最も人気のあるコメントが「フェイク」の可能性も無くはないが。
"up"ってのは「いいね」、"down"は「いくないね」の数ですね。

NO NAME

私はこのコーナーの取材を受けた。その時選ばれた理由は明白。金髪でつけ爪をして派手なちょうどいいブスの若い女だったからだ。私は完璧とは言わないまでもきちんと下拵えして料理を完成させようとしたらスタッフが「ちょっと失敗してくれたらオンエアに乗るよ」と言ってきた。
あまりにも馬鹿にした話だった。

up1173 down55
2019/1/6 07:24


NO NAME

>>コーナーを始めた当初のコンセプトは「母から娘への台所の知恵と技の伝承」
>>「失敗を面白がるだけでなく、TRYしてもらうこと、そしてそれを放送することで、料理の楽しさを知っていただいたり、キッチンでのコミュニケーションのきっかけになってくれたらと、出演者も制作スタッフも心から願い、日々制作しております」

では「やってTRY」中高年バージョンとして、街のおじさんにエクセルやパワポの操作をやらせて、間違える度にナレーションで突っ込んでそれを見て若者がみんなで笑う、という番組を作ってはどうだろうか。コンセプトは「会社内のPC技術の伝承」ということで。

up1143 down140
2019/1/6 06:36


NO NAME

このコーナーは「女性をバカにする」というよりはむしろ「若い世代の無知をバカにしておじさん・おばさんが気持ち良くなる」ためのコーナー。(もしかしたら仕込みかもしれないけど)あえて調理の仕方も知らなさそうなギャル風の風貌の女性ばかりを選んでレシピなしでいきなり料理を作らせ、メチャクチャな料理をみておじさんおばさんがそれをバカにして笑って溜飲を下げる・・というのが趣旨。しかも料理はおばさん世代だってレシピなしで作れるかどうかあやしいような難しいメニューばかり。

>>制作者側には悪意はないだろうし、
製作者側の悪意が見え見えの番組構成です。

>>誰かに食べさせてあげたいと思ってトライすることは悪いことではない。
誰かに食べさせてあげたいと思ってトライするのであれば、レシピを見させて作らせるべき。いきなりレシピなしで作らせるものだから毎回食材が無駄になっています。

up887 down55
2019/1/6 06:25


きこんしゃやえもん

筆者の考えを全面的に支持します。
やってTRYは、わざわざ料理のできない、女性のみを選んで笑いものにするコーナーであり、時代錯誤もはなはだしいことは、少し前からネットで指摘されていました。
今回のこの記事で、番組プロデューサーからコメントを得ることができたのは大きい。番組制作側の主張が、番組の実態とはかけ離れており、まあ言ってしまえばウソを建前として押し通しているような人たちが作っていることがわかったのですから。
また、番組制作側は、「母から娘への味の継承」という時代錯誤な発想の持ち主であることが、このように白日のもとにさらされて、本当によかったと思います。見るに値しない番組であることを、示しやすくなります。
やってTRYが今年中に滅びますように!

up541 down136
2019/1/6 06:51


過去の関連する日記
フェミニズムとか、フェミニストとか(2017年6月)

やまもといちろう

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私と一太郎

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1995年以降、私が購入してきた一太郎(基本的にアカデミックパック)のバージョンは以下の通り。
一太郎6
一太郎6.3
一太郎7
一太郎8
一太郎9
一太郎13
一太郎2008
一太郎2012
一太郎2016


一部改変した私信(部分)

一太郎をお使い
かつ、約1年間に「一太郎形式ファイル」を
Outlookにアップロードしてしまった 先生方へ

一太郎を愛用しているmasakiより連絡です。

Outlook.com へアップロードするファイルは、
Word,Excel,pdfの3種類が基本です。
約6年前の職員会議において決定されたことです。
(基本的にはppt(パワーポイント)も添付不可です)

○○○○とは「一太郎は買わせない・買ってくれ」で、
十年来バトル?を繰り広げています。

一応、ここ数年は「希望者のみ」一太郎を購入して(できて)います。
やたらにOutlookに一太郎形式のファイルをアップすると、
見られない人が困ります。

そして「一太郎は買わせないぞ」という圧力も高まるでしょう。
(もし、そうなったら、私は自腹で購入する予定です。)

また公式的に、△△△△としては、
「校内で『他人に引き継ぐファイル』はWord形式を用いてください」
とアナウンスしています。

そのあたりのご配慮?をよろしくお願いいたします。

とりあえず、一太郎形式のファイルを、Outlookに上げることは
止めましょう。一太郎愛用者、お互いのためです。

よろしくお願いいたします。
突然失礼いたしました。


送り先は皆、当然のごとく「年上」でした。というか、上役。

基本的に私が使うワープロは一太郎だ。なお、職場で専任教諭に貸与するノートパソコンには、納品時に一太郎ビューアをインストールしてもらっている。別に私のせいじゃないよ。私は他人に一太郎ファイルを渡すことはない。

一太郎はバージョン3、白黒画面の時代から使っている。DOS上のソフトだった、昔は。
Wordを使っていると、罫線周辺と改行幅(書式設定)周辺で、とてもストレスがたまる。一応、他人が編集する可能性が高いファイルはWordにて、場合によっては命を削りながら作成する。この「命を削る」は比喩などではない。実際、ちょうど3年前の「修学旅行のしおり」作成時は、睡眠時間を削りながら自宅で作業したこともあった。「一太郎でやりたいよー」と思いながら。
2日で8時間しか寝られなかった。1月末から始まる入試業務の前にかたづける必要があったからだ。修学旅行は2月半ば。その前の年度は「一太郎」「Word」「Excel」の各種文書を「パッチワークにて人力製本」していたようだったので、ほぼフルスクラッチで「1つのワード文書」に纏めたのさ。ああ、偉かった。


関連して、こんな記事を見つけた。
面白かった。
一太郎ビューアで一太郎バージョン3のファイルが読み込めなくて困った話 - ぼくんちのTV 別館

私は、手持ちの文書(当時はフロッピーディスクに保存してた)のうち、拡張子が".JXW"などになってる「卒論」とか「教員就業初期の教材」なんかは、ずいぶん昔に".jtd"にて保存し直した。

今思い出したのだけど、一太郎って「上書き保存」のアイコンが、フロッピーじゃ無いですよね。先進的かも知れない。けど、分かりづらいかも知れない。
私はいつも「上書き保存」する際はキーボードショートカットの「Ctrl+S」使うから、あまり関係ないのだけどね。Officeでも、一太郎でも。


過去の関連する日記
5.25 インチ FD があらわれた! あなたは のろわれてしまった。(2008年4月)
"8.3"にこだわるのは老人の証か(2009年2月)
ヤフー(承前) (2017年4月)

地学基礎 47(29.62)
地学 90(46.34)

括弧内は平均点。確定後に記す予定。(2019/02/28追記:記しました。)

地学基礎で間違えたのは、「第3問」の問2。
「太陽が赤色巨星となった後、その中心部では核融合により炭素がつくられる」の正誤を間違えた。正解は「正」。
炭素が生成されるに従い、星が膨張するのだと思ってしまった。ちゃんと理解していなかった。


地学で間違えたのは、

「第1問」A 問2
雑に選んだので、正解の"3"ではなく"1"を選んだ。酷い。
マイナス3点

「第2問」A 問3
イノセラムスを新生代の示準化石と思った(正しくは中生代)。基本中の基本。酷い。
マイナス4点

「第2問」C 問8
「黒雲母は、放射性同位体を用いた年代測定に用いられる。」を「誤」と思ってしまった。わざわざ「黒雲母」が記されているので、深読み?しすぎてしまい、「古生代の岩石であっても炭素14で年代測定できるのかな?」と考えてしまった。
マイナス3点

「黒雲母」の件はさておき、上の2つは間違ってはいけないですよね。30分前後で解いたとは言え、見直しもしたわけだし、酷い。

脳内パラレルワールドでの入院

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定期的に見る夢がある。それは「大学院生となっているが、修論が書けていない」という状況の夢である。そもそも、私は高等教育とは4年でおさらばしている。そして勤め人になった。大学院へは進学していない。

この数日、自分の「卒論」をパワポのスライドに編集し直していた。学年の「進路指導(的なもの)」のためである。「画像の出典」などを示し、整形したpdf(1.72MB)を、こちらに置いた。

で、今回知った。「山崎の天然水」なるナチュラルミネラルウォーターは、廃番になっていた。
「山崎」はサントリーのウイスキー工場がある場所である。当時(20世紀末)はサントリーが「山崎の天然水」を売っていたのである。普通の値段でね。
ウイスキーの「山崎」はうまい。高いだけのことはある。ひと瓶、義父から貰ったことがある。それも「他人からの貰い物」だと言っていた。義父はあんまりお酒を飲まないヒトなので。

ウイスキー「山崎」が有名になったからこそ、その水も「プレミアム化」させたのだろう。今では炭酸水しか売っていないようだ。それも結構高い値段で。うまいことやりますな。
ま、真面目にウイスキーを作ってきた結果でしょうから、良いことですけど。


改めて自分の研究を振り返る。「よくやったなぁ」と思う。
で、この論文を作成している際(それは「卒業後の勤務先が決まっていなかった時」でもある)、指導教官に「この研究について、(義務教育などでの)教材化を進めるためにも、もう少し研究をしてみても良いのではないか」という話を受けたことがあった。大学院進学、或いは聴講生?についての、軽いお誘いだったと認識している。

私は、大学院に進学するつもりは無かった。
・さっさと教員になって、自分で稼ぎたい。
・地学(あるいは理科教育)の研究を続けていく気がない。
・原子吸光分析は、小学校~高等学校で行うには高度すぎる。機器も高価で繊細。
・小学生が「カルシウムが何ppm、ナトリウムは...」ということに興味を持つとは思えない。

そんな私なのに、夢の中では大学院に進学しているのである。母校、東京学芸大学のね。
夢を見るたび、微妙に話が進行している、というか、過去に見た夢の内容が反映されていたりする。毎度毎度、何故かなかなか指導教官に会えないのである。修論のテーマがきちんと決まらず、悶々としたまま夢は終わるのである、毎度毎度。

「脳内の世界が続いている」というと「世界の終り」だ。村上春樹の小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』のヤツね。村上春樹の小説では、一番好きな作品だ。書名が「終わり」じゃなくて「終り」なのは何でだろう? ずっと謎のままだ。
夢の中の母校は、実在の母校と比べ、やたらと樹木が多い。それも「世界の終り」っぽい。

最近は全然、村上春樹氏の本は読んでいない。フィクションの小説自体をほとんど読まなくなってしまったのですけどね。テレビゲームもしなくなったな。
とりあえず、現在の私は「架空の物語」をそれほど欲していないようだ。

そして、脳内入院はこれからも続くのであろう。何故だろう。ま、卒論のテーマが決まらなくて苦労したのは事実ではあるけど。ちゃんとパワポにも記しておいた。


過去の関連する日記

塩化水素吸引事件(2000年11月)
皮膚癌発病疑惑(2000年12月)
パソコン破壊未遂(2000年12月)
突然ですが...(2003年8月)
Change the World(2009年1月)
trump king deadzone(2016年5月)

文科相の文章にツッコミ

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学校における働き方改革推進本部:文部科学省
なるページが出現したので、ざっと見てみた。

なーんか、文科相の文章(pdf)がしっくり来ない。「係り受け」がかなり雑だ。色々と忙しい中、ご本人が作成していらっしゃるのだろうけど。

とりあえず、一番気になったのは第四段落だ。添削してみた。

オリジナル
こうした中で、朝早くからの登校指導や夜間・休日の見回り、勝つことだけを重視し長時間の練習を行う部活動、運動会等の過剰な準備など、必要な授業の準備時間が削られてまで教師が行うことでしょうか。"子供たちにとって真に必要なものは何か"、優先順位をつけて大胆に業務を減らし、家庭や地域の御協力を得ながら、社会全体で子供たちを育む体制が不可欠です。

添削後
こうした中で、朝早くからの登校指導や夜間・休日の見回り、勝つことだけを重視し長時間の練習を行う部活動、運動会等の過剰な準備など、漫然と継続されてきた"仕事"は、教師が行うべきものなのでしょうか。"子供たちにとって真に必要なもの"の優先順位をつけて大胆に業務を減らすとともに、授業の準備時間をきちんと確保し、家庭や地域の協力によって"社会全体で子供たちを育む体制"を構築することが急務です。

自分で文章を作成する際は、特に以下の点に気をつけている。
・文章は短めにする。
・性質の違うものを並列で扱わない。
・係り受けをきちんとする。

係り受けについては、なかなか面白い解説サイトを発見した。
「係り受け」はここまで簡単になる! 僕が使っている推敲技術 - Blue あなたとわたしの本

と、自分を棚に上げた文章を記してみたよ。
自分の「授業中の喋り」がどうなっているのかは置いといて。


関連する過去の日記
さらばニチレイ(2006年12月)
書評『誰が教育を殺したか?』(2015年7月)
自殺関数(2016年10月)
鈴木大裕『崩壊するアメリカの公教育 日本への警告』(2017年5月)
迷走文科省(2017年5月)

ここにあるのは2019年1月に書かれた日記です。

前のアーカイブは2018年12月です。

次のアーカイブは2019年2月です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。