2011年4月アーカイブ

ここまでの「醜悪な色遣い」には、出会ったことがない。

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出典:進路環境データ2011|キャリアガイダンス|リクルート進学総研

私は「2型3色覚」である。
古い呼び名では「第2色弱」とも「緑色弱」とも言う。

リクルートから届く『クラス担任のためのCareerGudance』なる印刷物がある。
昨年度までは確か冊子だった。今年から「紙っぺら(およそB3・両面刷)」になったようだ。

その書面を見ていて、「いただけない色遣い」が多すぎることに気づいた。「色だけで何かを判別させる」というのは最悪のデザインである。
上の引用先は html だが、そこには pdf へのリンクもある。どちらも紙媒体とほぼ同じ色遣いだ。そういった意味では、DTPというのは相当洗練されてきているのだろう。

『CareerGudance』が冊子だったときは、このような「配慮のない誌面」を見た記憶はない。判型や形式を替えるとともに、担当者やデザイナーが変わったのかもしれない。デザイン改悪だ。
内容は以前も今も悪くないと思うけれど。


関連する過去の日記
色覚"アンチ"バリアフリーな西武鉄道の新しい路線図(案?) (2007年10月)
読売新聞『気流』に掲載された「病気で見づらいバスのボタン」につっこみを入れる。 (2010年11月)

興味あればこちらもどうぞ
色覚異常について

検索キーワードおよそなう

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Google 様によると、当腐れサイトへの客が用いた「3月1日から現在までのキーワード上位10コ」は以下の通り。

1.原子炉
2.チェレンコフ光
3.核分裂
4.臨界 青い光
5.原子炉 写真
6.チェレンコフ
7.ウラン235
8.回路図 記号
9.西日暮里 本屋
10.チェレンコフの光

画像経由が多いようです。
世相?を反映しております。

原子力と私

カテゴリ:

そもそも「ノストラダムスの大予言」も信じた私ですから、「核燃料サイクル」はもっと本気で信じていました。
現在みたいな「ちゃち」なヤツではなく、高速増殖炉をメインに据えた「当初の核燃料サイクル」です。

しかし、理科や歴史(第二次世界大戦と原爆など)を勉強するにつれ、「原子力って安全なのか?」という真っ当な疑問を抱くことになったのでした。その後、書店で目についた文庫本の『東京に原発を(広瀬隆)』を読んだりして、憤ったりすることもありました。

教員になってしばらく経った1990年代半ば、「東京私立中学高等学校協会」の主催する「東海第二原発見学会」に参加しました。「もんじゅのナトリウム火災」とほぼ同時期なのだろうと思います。
『百聞は一見にしかず』実物を見ないで生徒に「エネルギー問題」を語れるはずもない。
基本的には「恐怖心」があったのだろうと思います。今も原子力に対しては恐怖心を持っています。怖いからこそ、学習する必要を感じたのだと思います、今思えば。
その際、一番衝撃を受けたのは「こんこんと流れ出る温排水(GoogleMapへ)」でした。あれほど大量に水が流れるサマは見たことがなかった。原発は相当に熱が出るものなのだと認識しました。

数年後、JCOの臨界事故が起きました。
バケツでウランを扱っているということに衝撃を受けました。「臨界」すら知らないヒトがウランを扱っているという産業構造(?)に衝撃を受けました。その前後に「ウランの濃縮はガス化したもの(6フッ化ウラン)を遠心分離することによって可能になる」ということを知り、新たな衝撃を受けました。超重元素を気化するなんて、すごい技術と熱意だと思ったわけです。
ごく最近、大内久さんと篠原理人さんの画像がネット上にあることを知りました。

更に数年後、「平成17年度原子力体験セミナー【産業コース】」に参加しました。(その記録へ)
一番衝撃を受けたのは廃炉となった「初代JRR-3」の様子でした。巨大なプールに入り、「ただ冷やされているだけ」だったから。
その際に使用した「放射線量検知器」を「ハンドフットモニタ」と呼ぶこと、ごく最近知りました。

その2年後、「平成19年度原子力体験セミナー【上級理科コース】」にも参加しました。(その記録へ)

何度も自主的に学習することにより、恐怖心は減ったようにも思えます。巷の理科教員よりは、原子力に詳しいのだろうと思います。


最後に私のつぶやきを。

3月23日作成
私がさっき飲んだ東京の水道水は、今あなたが飲んでいるアルコールよりも安全なことは間違いない。

4月21日作成
福島からの転入生は、目の前のタバコを吸う大人よりも安全だ。

信頼できそうな人

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私は、菊池誠氏をかなり信頼している。
学校の放射線量についての「暫定的考えかた」について考えた(追記あり) (4/25の記事)

信頼しているから、示されたソース(リンク先)をクリックすることはあまりない。

同じく私が信頼するNATROM氏は、嫌いな人がいるらしい。
武田邦彦氏の過去の発言を検証してみる - NATROMの日記 (4/15の記事)

でも、私は(日本のリサイクルを糾弾していた)武田邦彦氏を嫌いにはなり切れない。
武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(61) 数値は一つ! 医療、職業、一般 (4/23の記事)

学級運営方針

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今まで、持ったことありません。

当然ながら、披露したこと無いです。
しかし、その点について、保護者からツッコミはありません、十数年来。

そもそも、自分が生まれたこと自体、自分が希望したワケじゃありません。
あなたもそうでしょう。
自身の「生命運営方針」すら見当たらないのだから、それより細かい方針なんて立てようが無い、ハズ。
とりあえず、誠意は尽くします、可能な限り。

その誠意(という概念)は何処から来ているのか?

暫定的には「宗教」って存在が担っているのだろうとは思います。
無神論者の私は「宗教」を生まざるを得なかったホモサピエンス一般に同情します。

メッセージの無い教師でございます。

ここにあるのは2011年4月に書かれた日記です。

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