2007年11月アーカイブ

赤坂と赤西の違い

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光GENJI の赤坂氏が逮捕されたというニュースがあった。彼は、ジャニーズ事務所をクビになったとかならないとか。世の中、基本的にはどこでも同じなのかも知れないが、「使えないのでサヨウナラ」ってのが露骨な気がする。

ジャニーズ事務所と言えば、男子同性愛者御用達の団体だという噂を聞いたことがある。昔から、未成年男子の売春を斡旋しているとか、しているとか。
ちょっと前、KAT-TUNの一文字がアメリカに逃亡したのは、芸能活動してる中学生女子とエロい事したからだとか、そうじゃなくないとか。

ニホンの法律では、赤坂氏は明らかに触法行為をしでかしたのだろう。
そいつに比較すれば、「復活した一文字」の赤西は、少なくとも東京都では法律を犯していない気がする。
赤西は「これからも稼いでくれる」っていう判断がなされたコトもあるのだろう。


東京都ってのは、特殊な趣味の政治家その他に配慮しているのか?

「総合的な学習の時間」は廃止だ

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私は「総合的な学習の時間」の廃止を訴えてきた。かなり細々と。

画家になる方法
http://www.ariori.com/diary/2001/06/16/

高校での学習活動、どれが好きですか? と 咆哮予告
http://www.ariori.com/diary/2007/03/28/

消えゆく教科「情報」
http://www.ariori.com/diary/2007/07/11/


改めて並べてみると、日記の表題自体に「総合的な学習」という文字列がない。「細々」に過ぎた。

ここ数年間の「教員による"総合的な学習の時間"に対する努力」は無駄になることはないだろう。自分の専門分野を教授する際の「肥やし」になるはずだ。自分を振り返ってみて、強くそう思う。

文部科学省の役人は、勇気を持って「総合的な学習の時間」を廃止すべきなのだ。誰にでも間違いはある。「総合的な学習の時間」導入は失敗だったと認めればよいのだ。なまっちょろく「削減」なんて言わず、「廃止」だ。

私は、中教審が行うであろう「意見募集」に意見するつもりだ。「総合的な学習の時間」は廃止せよ、と。
で、早速準備を始め、以下のページを発見した。

パブリックコメント(意見募集中案件一覧)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public


ここまで書き、私は気付いてしまった。文科省の役人は「総合的な学習の時間」廃止を考えているのだ。
ただ、自分じゃ「総合的な学習の時間、止めます」って言いづらい。プライドも高かろうから。

既に教員に対するアンケートは実施済みだ。
後は「総合的な学習の時間は廃止せよ」っていうパブリックコメントの集積を待つだけなのだ。

およそ1年前、コツコツと調査した結果を披露します。

関東地方における、「地学」を入試として採用している大学数--使用文献『2007年度大学入試 代ゼミデータリサーチVOL.3』--

国公立大学の全学科数 604
大学入試センター試験「地学I」利用可能学科数 425
個別試験地学利用可能学科数 32

私立大学(大学センター試験利用)全学科数 1575
大学入試センター試験「地学I」利用可能学科 779


「地学受験は可能・有効なのか?」と疑問に思ったことがあり、2007年初頭に調査した結果です。
記した通り、このデータは「関東地方」だけです。ご注意ください。


なお、私自身は約20年前、国立大の二次試験科目の一つに「地学」を選びました。その経緯は当サイト内にあります。「共通一次試験」は化学を選んでました。

上の学科数を見る限り、「好き」または「得意」では無い限り、大学受験科目としては地学を選択しない方が良いのでしょう。まあ、調べる前から判っていたことですが。
ただ、私が漠然と思っていたよりも、「地学」が利用できる学部・学科は多かったです。特に私学での「センター試験利用」では。


先日、放課後に実験準備をしていたら、化学が専門の先生も実験準備をされていました。少しおしゃべりをしたのですが、その話題の一つに「来るべき学習指導要領」が実施された際の、「センター試験の科目構成」もありました。

現在、大学入試センター試験では「物理I」や「化学I」などといった科目があります。「II」はセンター試験の範囲となっていません。
私の予想では、現在作成中の「来るべき学習指導要領」が実施されるようになった場合、センター試験では以前のように「物理」や「化学」という名称になり、その範囲は全分野になるのではないかと。
きちんと「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ(案)」は読み切れていませんので、「物理基礎」や「化学基礎」などの内容もはっきりと判りませんけれど。

なお、現時点で「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ(案)」を見るには、全国都道府県教育委員会連合会の作成してくれた pdf を見るしかないようです。
その pdf は、以下のページからリンクされています。
http://www.kyoi-ren.gr.jp/siryou/newpage1.html

現時点では、文部科学省サイト内で同じ資料を見ようとしても、【準備中】ということで見られません。


この数日間、学習指導要領についての記事が、色々な新聞社から出ていました。あれらの記事は「審議のまとめ(案)」を元に作成されたのでしょうが、どこから資料を入手しているのでしょうか。
ま、そのような文書(新聞記事の元ネタとなる、役所発行の文書)を、私のような平民も簡単に見られるようになったのは、確実に「IT革命(死語)」のおかげなのでしょうね。ありがたや、ありがたや。
「全国都道府県教育委員会連合会」で作業なさっている方にも感謝します。

選択日和

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まだ、いろいろと燻っている。
小沢一郎氏と民主党と自民党(と公明党)は。

私は、自民党候補に票を投じたことはない。この37年弱の生涯、17年弱の選挙権行使に於いて。
毎回毎回、大なり小なり悩むのである、センキョというヤツは。

一番の問題は、全ての公約に賛同できる候補が居ないことだ。ま、当たり前ではあるが。
この問題を克服したいならば、自分が出馬する以外には無いだろう。しかし、区議会なり市議会なりに名を連ねることになったとしても、自分の意見が通せるかどうかは別問題なのであろう。
じゃあ「長い物に巻かれよう」と、既存の政党から出馬する。その段階で、自分の意見と「党の意見」は摺り合わせないといけなくなるはずだ。
ヨノナカはそうそうスパッと割り切れないもののようだ。当たり前だ。


日本の国会の話。
アメリカ合衆国に対して「政治の空白」が生じようと、それは主権を有する日本国民が選んだことなのだ。民主党は主権者から「何か」を託された。小沢一郎氏は妥協して(ポストが欲しいからといって?)「大連立」なんてコトは考えなくて良いハズだ。
衆参両院の議員の皆さんは、立法府としてシゴトを遂行するまでのことである。いちいちいちいち、政党間や政党内で意見を摺り合わせ、必要ならば役人とも話し合い、真に必要とされる法案を作って欲しい。それが議会制民主主義というものだろう。私が望んで「そうなっている」わけではないが。


つい先日、保険の見直しをした。
結果的には、今まで加入していた共済を継続することにした。別の商品も考え、その2つを見比べたのだが、一長一短という感じで、なかなか決めづらいのである。選挙の際の「投票先選び」と似ていることに気づいた。

今日は教科(理科)の書架整理をした。
選挙や保険の選択に似ているデキゴトに、教員のシゴトとして「教材の選択」というヤツがある。教科書や副教材は、それぞれ似ていながら違う面もあり、一長一短だらけ(?)なのだ。来年度に使用する「副教材」の見本が届きつつある。古い教科書や問題集を処分し、比較的新しいものを書架に納めた。

「総合的な学習の時間」は廃止だ
http://www.ariori.com/diary/2007/11/02/
の続き。


中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」に対する意見募集について
が発表された。

意見募集要領は html 版もある。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/11/07110704/001.htm

「意見募集期間」は「平成19年11月8日(木曜日)~平成19年12月7日(金曜日)必着」だそうだ。
「意見提出様式」等には指定がある。そいつには確実に従った方が良いのだろう。そうでなくても、主権者の意見は無視されがちだ。

早速、以下のメールを送った。
この場への披露に当たり、一部伏せ字にしました。

From: ******@******.ed.jp (小川正樹)
Date: Thu, 08 Nov 2007 13:39:50 +0900
To: kyokyo@mext.go.jp
Subject: 審議のまとめへの意見

文部科学省初等中等教育局教育課程課教育課程企画室 御中

氏名 小川正樹
性別 男
年齢 36
職業 私立学校教員
住所 ******************
電話番号 03-*******

以下は意見


私の意見の主題は「総合的な学習の時間」の廃止です。

高等学校における「総合的な学習の時間」のねらいを引用します。

第4款 総合的な学習の時間
2 総合的な学習の時間においては,次のようなねらいをもって指導を行うものとする。
(1) 自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。
(2) 学び方やものの考え方を身に付け,問題の解決や探究活動に主体的,創造的に取り組む態度を育て,自己の在り方生き方を考えることができるようにすること。
(3) 各教科・科目及び特別活動で身に付けた知識や技能等を相互に関連付け,学習や生活において生かし,それらが総合的に働くようにすること。

昨今、高等教育機関である大学では「リベラルアーツ」の重要性が叫ばれつつあるようです。私が勤務する中等教育学校も、同じであると思っております。
教育機関では、様々な専門能力を有した教員による、発達段階に応じた「古典的な教科の授業」が用意されているはずです。
児童・生徒・学生は、それらの精選された授業・講義を受けることによって、また、その専門能力を有した教員の考えや個性、体験談に触発されることによって、それぞれの学問領域の神髄に近づいていくのでしょう。
そのような10年以上にわたる学習活動の中で、個人内に於ける価値観や人生観というのは徐々に醸成されていくのだと思います。

今回、小~高等学校で「総合的な学習の時間」の削減が行われるようです。それは歓迎すべきことです。
私自身は「総合的な学習の時間」など行わなくとも、「この世の中を少しでも良くしたい」と思う「熱意ある教員」が授業を行うならば、「旧来の教科学習」を行うだけでも、上に引用した「ねらい」は達成できると考えております。
「総合的な学習の時間」について、NHK教育では「対応番組」が存在するようです。
学習指導要領とNHKの活動は、直接関係は無いのかも知れません。しかし、そのような「総合的な学習の時間で、テレビを見ざるを得ない」ような学校が存在するのならば、初等教育機関を含め、「総合的な学習の時間」を全廃すべきだと考えます。そして、その時間を「基礎・基本」育成のさらなる充実に割くべきです。

以上のような理由から、私は初等・中等教育機関での「総合的な学習の時間」の廃止を訴えます。


意見は以上です。


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小川正樹
OGAWA Masaki

増えていく「自動」達

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本日、職場の男子トイレに「自動照明点灯装置」が設置された。
赤外線か何かを用いて、物体の移動だか熱源だかを感知し、電灯のスイッチを入れるヤツだ。

自動ドアってのは、モノゴコロつく前から存在していた。
自動水栓が身近になったのは、この10年ちょい前くらいからか?
自動照明点灯装置を見るようになったのは、この数年という気がする。

「自動」が増えるほどに、「後始末」をしなくてすむようになる。
「次に来る人を考えて、ドアに手を添えておく」とか、「蛇口を捻って必要なだけの水量を確保し、用が済んだらしっかり締める」とか、「使わない部屋の電灯は消す」とか。

ま、気が付いた時には「全自動洗濯機」は存在しているし、カセットテープには「オートリバース」は必須ですよね。って、イマドキ、音楽聞くのにカセットテープは使わないか。
自動ドアはあまり不自然さを感じないが、自動水栓とか自動照明って、何か少し「罪悪感」を覚える昭和生まれである。

次のヒトのために「手動ドア」を押さえてくれる「生徒さん」を見ると、嬉しく思うのである。親御さんがきちんとしていらっしゃるのだろう。

自分で言うのも何だが、オッサンくさい文章だ。でも、本心そのものなのだ。

2007年2月23日の日記は、「検索結果」としてコンスタントにニーズがあるので、改めて日記にし(エントリを立て)てみます。

この腐れ日記に「検索エンジン」から訪れる方は、圧倒的に Google が多いです。
私は基本的に検索では Google 様を使うので、Google での検索結果が上がると嬉しいのです。
目指せ、"MO 遅延書き込みデータの紛失"での検索結果最上位。

何しろ、私の場合は「MOレンズクリーナー」で問題は解決しました。同じエラーがハードディスクなんかで出ると、かなり問題なのでしょうね。
検索にて訪れた皆さんの健闘を祈ります。パソコンって、壊れるとダルいですよね。

ソフトドリンク

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職場にある自動販売機から、"ノーカロリー コカ・コーラ"が消えた。
coke.jpg
今年になり、"コカコーラ ゼロ"が発売されたので、"ノーカロリー コカ・コーラ(旧名:コカ・コーラ ライト)"との棲み分けが難しい所ではあったのだろう。

確か1ヶ月ちょっと前くらいまで、3種類の"コカ・コーラ"が売られていたのである。寒くなってきたので、スープ系の飲料が増えたようだ。その関係で、"ライト"が撤去された様子。
私は"ノーカロリー コカ・コーラ"を好んで飲んでいたので、残念である。言わせるヒトに言わせると、"コカ・コーラ ライト"にも、味の変遷があったらしい。

砂糖入りソフトドリンクで好きなのは、"ウィルキンソン ジンジャエール"である。ごく稀に「缶入り」を見ることもあるが、瓶入りにしろ缶入りにしろ、なかなかお目にかかれない商品である。酒屋に注文すると購入できる場合もあるそうだ。

この"ジンジャエール(ジンジャーエールではない)"には愛好会のサイトがあり、なかなか勉強になる。
ウィルキンソン・ジンジャエール愛好会

「戦前」に関する本をいくつか読んだ、読んでる。

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『間違いだらけの少年H-銃後生活史の研究と手引き』(アマリンク)と云う本を読んだ、途中まで。
図書館で借りたが、全800ページ超の4分の1を越えたあたりで飽きた。2週間の期限内には読破できないと判断し、「あとがき」を読み、返却した。山中恒氏は『少年H』と似たような作品を、『少年H』よりも前に世に出していたらしい。機会があれば、山中恒というヒトの作品(『ボクラ少国民』シリーズ)を読んでみようと思う。
『間違いだらけの…』を読み、「男の嫉妬は恐ろしい」と、改めて感じた。妹尾河童というヒトは、結構「嘘つき」らしいコトを知った。が、私自身は山中氏や妹尾氏と違い、太平洋戦争前には生きていない。山中氏による文章を全て信じるワケでは無い。ただ、妹尾氏の文章よりは、山中氏の本の方が、真実の含有率が高そうな気がした。
この本を読み、"スフ"と"特高"の意味をキチンと知ることができたのが良かった。
後からググって知ったのだが、『あばれはっちゃく』などの作者であるそうだ。突然親近感。『転校生(原題『おれがあいつであいつがおれで』)』の作者でもあるらしい。

最近、「戦前」に関する書物を手に取るコトが多い。
確か夏休み、ブックオフで『蟹工船』を100円で買った。買った本の中では、だいぶ後回しにしたが、読んでみると面白かった。文学史に名前が残るのも分かる気がした。
高校時代だろうか? 文学史の学習によって「プロレタリア文学の小林多喜二」という語が脳に刻み込まれた。
小林多喜二の他の作品を読もうと思った。きちんと青空文庫に所蔵されていた。幾つかの作品をダウンロードし、Mobipocket ebook Reader 経由で 705NK に放り込んだ。大変に便利だ。
mobipocket.gif

使い方は S60アプリ/文書閲覧/Mobipocket Reader に詳しい。そのサイトから縦書き表示用フォントもいただきました。そのサイトの仰るように、パソコン(Windows2000 か XP)にも同じソフトをインストールしておけば、簡単に同期ができる。Bluetooth があれば、なお良い。

また、講談社学術文庫というシリーズにあった『太平洋戦争と新聞』(アマリンク)という本が読みかけになっている。今回、図書館で借りた本『間違いだらけ…』などを優先させて読んでいるためだ。

河童ブロガーによる「プロト・アルファブロガー」

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アルファブロガー・アワード 2007 が開催されている。

ちょうど、以前から読んでいて「RSSリーダー」に登録されているブログが3つあった。なので、初めて投票してみた。サイト名の下にあるのは私のコメント。

新小児科医のつぶやき
冷静でありながら、情がある文章だと思います。ご自身の医療に対する思いの反映なのでしょう。

天漢日乗
ちゃんとシゴトしているのか心配になりますが、様々な話題への観察眼に感服します。

Sasayama's Weblog
正直、高度すぎて理解できないエントリもあります。理解できるようになりたいです。


アキバBlog も時々見るのですけれど、リーダーには登録していないのですね。

月周回衛星「かぐや(SELENE)」「よくある質問」 から引用。

インターネット上で「地球の出」などを、フルハイビジョンで公開しないのはなぜですか?
フルハイビジョンの映像に関する著作権は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本放送協会(NHK)の両者に帰属し、インターネット上でのフル解像度の公開は行わないことで合意されているためです。

この1週間、私も同じ疑問を持っていた
ま、私の身近には「フルハイビジョン」を見られる環境なぞ無いのだけれど。

大体、JAXA も NHK も、国民の稼ぎをピンハネすることによって存続している団体だろう。
これ以上、どのような儲けを企んでいるのだ。頭に来る。


日記に書きそびれていたが、「地球の出・地球の入り」の映像は美しかった。朝、めざましテレビで放映されているのを見た。「作りもの」のようだった。ま、この世の中は全て「神」あるいは「意志」に作られた物だから、まさに「作りもの」ではあるけれど。
映像に見いってしまい、その朝は職場に遅刻しそうになった。


以前の似たような日記
受信料を元手に儲ける「NHKエンタープライズ」って...

ジュンク堂でビニ本購入

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本屋で「カバーおかけしますか?」と尋ねられた場合、私は「いいえ」と答える。
普通の本屋だと、文庫1冊買っただけなのに、ビニールの丈夫そうな袋に入れてくれたりする。逆に不経済な気がする。大概の場合はそのまま受け取る。わざわざ袋から本を取り出し、私の粘液や皺がついたヤツを返却するのも面倒なので。
書き間違えたが、正しくはビニールではなく「(多分)ポリエチレン」であり、粘液ではなく「指紋」である。

今日の帰宅途上、ジュンク堂池袋店にて2冊ほど本を買った。例によってカバーを拒否したら、「袋にお入れしますか?」と尋ねられた。
売られた喧嘩は買わねばならない。
「いいえ」

何しろ、ジュンク堂は斬新である。陳列もそうだが、接客もひと味違うと思った。
本を入れる袋の有無を聞かれるとは思わなかった。エコロジーで良い。
その店員さんオリジナルなのかも知れないし、店舗共通の接客ルールなのかも知れない。


なお、買った本の1つはコレである。
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス

ジュンク堂の書架ではサンプルが置いてあり、売り物には透明なカバーが掛かっていた。
「ビニ本かぁ、フフフ」と思った。


無理に本を買わずとも、英語が達者なら以下のサイトをそのまま利用できるのだろう。
Computer Science Unplugged

私は本を買うことにしました。

ハイヒール受難

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割とどうでもいい話だけど、印象的だったデキゴトがある。

meter.jpg
上の画像は、阿佐ヶ谷駅の商店街通路にある水道メーターの蓋である。昨日、やっと画像を撮影できたので、記事にすることができるのだ。

もう多分2年以上前のある朝のコト。職場に向かう私とは逆方向へ歩いてくる女性がいた。
30歳前後だっただろうか? あるいは、私と同じくらいだったのかも知れない。
その女性はハイヒールを履いていた。

カツカツ音をさせながら通路を歩いてきた彼女の足下から、ガシャッと金属的な音が響いた。そして、彼女の歩みは止まった。

heel.gif
上の図のように、彼女はメータの蓋を踏んでしまったのである。そして、持ち上がった「作用点」にて、もう片方の足の甲を強打してしまったらしい。

ま、私でも電車内でヒトの足を踏むことはあるから、彼女も人の足を痛めつけたことがあろう。多分、そのデキゴトは、今までの埋め合わせだったのだ。
画像のような水道メーターは、その通路にたくさん存在する。時々、布テープなどで周囲を貼ってある。事故防止のためなのだろう。しかし、地面に貼った布テープなど、すぐすり切れてしまうのだ。どれくらいのヒトが、同じような事故に遭ったのだろうか。
ハイヒールを履かない私のようなヒトは、少しだけ幸福なのだろう。

「総合的な学習の時間を廃止しよう!」と言いながらも、定められているからには遂行せねばならない。で、やるからにはそれなりに真面目に取り組むのだ。ああ、エラい。

勤務先の高校3年では、担任団11名がそれぞれ講座を設定した。約240名の生徒達は、それぞれ希望する講座を選び、受講した。

私が設定したのは「健康グッズを科学的に検証する」という講座である。第1希望者は33名だったから、まあまあの人気だったと言えよう。

「鰯の頭も信心から」ということわざは知っていますか?「遠赤外線」「ゲルマニウム」「弱アルカリ性」「(水溶性)チタン」「ナノクラスター(水)」「ナノコロイド」「バナジウム」「マイナスイオン」(50音順)などなど...。健康に関わるような製品は、かなり高価なものも多いですが、本当に効果があるのでしょうか?今後、無駄なお金を使わないためにも、文献やインターネットなどを用いて、一緒に調べてみましょう。

33名は、上の「講座紹介文」を見て希望してきた。まあ、「小川ならヌルかろう」という見込みがあったのかも知れない。

生徒達に数名のグループを作ってもらった。それぞれのグループが調査した商品等は、以下の通りだった。(50音順)
おっきくなぁれ
ぐーぴたっ
ゲルマニウム
スリムウォーク
ヒアルロン酸
マイナスイオン
リンパマッサージ
ロデオボーイ

調査結果のプレゼンテーションは先週行った。最優秀グループが、来週の学年全体会で発表を行う。
結果的に、最優秀となったのは「リンパマッサージ」であった。芸達者な生徒が教室の前でマッサージを実演したら、相互評価でぶっちぎりの高得点を獲得したためだ。なお、リンパマッサージの効用については、私は意見を保留する。

生徒達のプレゼンテーションには、「科学的な知識が浅いため、商品説明や文献、ネット上の文書をただ棒読みする」だけのものが多かった。例えば「ゲルマニウム推進派と思われるヒトの文書」などの「ツッコミどころ満載」のものもあったが、生徒間ではそれなりの評価だった(第2位)のがビビッた。ま、発表の内容だけで評価したわけではないから、ある程度は仕方ない。

昨日は講座の最終回ということで、「通信販売に騙されないために」という演示実験と講義を行った。扱った内容は以下の通りである。

・気体の捕集法(上方置換、下方置換、水上置換)
・酸素 O2 の発生
・硫黄 S の燃焼
・亜硫酸イオン SO32- の還元力(還元性)

過酸化水素の分解による酸素の発生
<反応式> 2 H2O2 → 2 H2O + O2 ( MnO2 は触媒)

硫黄の燃焼
<反応式> S + O2 → SO2

亜硫酸イオンの生成
<イオン反応式> SO2 + H2O → 2 H+ + SO32-

亜硫酸イオンの還元性(亜硫酸イオン自身は酸化される、すなわち電子 e- を放出)
<イオン反応式> SO32- + H2O → 2 H+ + SO42- + 2 e-

ヨウ素の還元(亜硫酸イオンから生じた電子がヨウ素に作用する)
<イオン反応式> I2(褐色) + 2 e- → 2 I-(無色)

行った実験は、それでもアナタは「あの洗剤」を買いますか? そのものである。


無色である亜硫酸イオン入りの水少量を、薄めたヨウ素液(ヨウ素ヨウ化カリウム水溶液)に垂らすのである。すると、ヨウ素がヨウ化物イオンに変化し、褐色の液体は無色になってしまうのだ。かなり劇的に。
また、デンプン水溶液にヨウ素液を加えた青紫~黒の液体に、同じく亜硫酸イオンを加えると、やはり劇的に無色になる。


実際にこの実験を眼にした生徒は、かなり驚く。本当に黒い水が透明になってしまうから。

私は「通販には騙されないように」と言うと共に、「(理科を真面目に勉強して)実験を見慣れていれば、テレビの嘘も見抜くことができるのだ」とも伝えるのであった。
ついでだが、暗くした実験室において、酸素中で硫黄を燃やすのは非常に美しい。青く輝く炎は幻想的である。何度見ても飽きない。ネット上を軽く漁ったが、画像は発見できなかった。ま、写真ではあの美しさは伝わらないとも思うが。


一応、理科の先生向けに何点かコツを記しておく。
・発生させる酸素が2L(およそ集気瓶3本分)ならば、教材として売っている過酸化水素水は数mLで足りる。高濃度だと沸騰してしまうので、水で適宜薄めて使用する。
・水上置換をする際、集気瓶の中に少量の水を残しておく。二酸化硫黄を溶かし込むためである。
・硫黄を燃やす前に、スチールウールの燃焼も見せたい。
・二酸化硫黄が水に溶けると、集気瓶の中は陰圧になるため、適宜摺り合わせのフタを開ける。


2009/12/15追記
参考画像アップしました。
日独合作ペテンショー「イージークリーン ウォッシュパワー」

ここにあるのは2007年11月に書かれた日記です。

前のアーカイブは2007年10月です。

次のアーカイブは2007年12月です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。