2007年12月アーカイブ

11月20日に続き、またまた、月周回衛星「かぐや(SELENE)」「よくある質問」 から引用。

「地球の出」などのフルハイビジョンはどこで見ることができますか?
HDTVによるフルハイビジョンの動画については、教育目的等において広く学校教育などで利用していただくため、所定の手続きを経て、JAXAから無償で提供できるようになっています。また、報道機関に対しては、NHKから報道のためにフルハイビジョン動画を提供しております。
加えて、教育の一環やKAGUYAおよびJAXAの広報活動とみなせる場合、たとえば科学館などでのフルハイビジョンの動画展示についても、適宜、NHKおよび当該機関とも相談しながら、実施しております。
したがって、インターネット経由ではないですが、さまざまな場面でフルハイビジョン動画をご覧いただけるものと考えております。

なお、HDTVの動画の著作権が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本放送協会(NHK)の両者に帰属しております。

観測映像上映場所 (上映機器によっては、ハイビジョン映像ではない場合があります。予めご了承下さい。)

見事に文面が変わっている。
この版になる前に、少なくとももう1つ、別の版があったはずだ。魚拓は取ってないので、証拠はないけれど。

上のリンク先となっている http://www.jaxa.jp/projects/sat/selene/index_j.html から引用。

月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ等が観測した映像は、様々な施設で上映してます。

情報センター JAXA i
相模原キャンパス
日本科学未来館
12月13日(木)~15日(土) エコプロダクツ2007 JAXAブース
12月5日(水)~7日(金) iEXPO2007 NECブース
12月23日(日) ソニーエクスプローラーサイエンス 加藤學かぐやサイエンスマネージャー講演『月周回衛星「かぐや(SELENE)」月の謎にせまる』

今後、JAXAの事業所や全国の科学館、プラネタリウムなどで上映していく予定です。
※上映機器によってはハイビジョンではなく、標準(SD)画質になることがあります。予めご了承ください。


何で、公金による作品(月と地球のハイビジョン画像)が私企業のNECなどに流れるのだろうか。私は、日本に長く住むオトナだ。なので、日本電気という企業と日本国にかなりの繋がりがあることは知っている。
しかし、やっぱり不思議は不思議である。もっとツッコミを入れるべきだと思ったので記す。癪だから、引用に際して、リンクは意図的に省略した。

今回、 JAXA i という施設を初めて知った。
いつか訪れてみようと思う。


おまけ?として、私の日記よりもタメになる文章を紹介します。どなたかのブログの紹介で知りました。
ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK - ビジネススタイル - nikkei BPnet
そこからリンクされている「コメント」欄も、なかなか熱かったです。

ま、日本経済新聞社も、私は特に好きではないです。

先日、以下のサイトを見て、やっぱりマスコミはおかしいんじゃないの? との思いを新たにした。
学校教育を考える 2006年PISAの結果をめぐって(2)
私はどこかで「全日制以外の高校も入ったんだ、へぇー」と気付いていたような気もする。

上記記事の元ネタとなったであろう、文科省のサイトから引用数点。

OECD生徒の学習到達度調査(PISA)《2000年調査国際結果の要約》-文部科学省 から

【調査対象】
●わが国では,15歳児に関する国際定義に従って、調査対象母集団を「高等学校本科全日制学科」の1年生、約140万人と定義し、層化二段階抽出法によって、調査を実施する標本を決定した。その結果、全国の135学科(133校)、約5,300人の生徒が調査に参加した。


PISA(OECD生徒の学習到達度調査)2003年調査-文部科学省 から

【調査対象】
● 15歳児に関する国際定義に従って、わが国では、調査対象母集団を「高等学校本科の全日制学科、定時制学科、中等教育学校後期課程、高等専門学校」の1年生、約130万人と定義し、層化二段階抽出法によって、調査を実施する学校を決定し、各学校から無作為に調査対象生徒を選定した。調査には、全国の144学科、約4,700人の生徒が参加。


OECD生徒の学習到達度調査~2006年調査国際結果の要約~ から

【調査対象】
●15歳児に関する国際定義に従って、わが国では、調査対象母集団を「高等学校本科の全日制学科、定時制学科、中等教育学校後期課程、高等専門学校」の1年生、約120万人と定義し、層化二段階抽出法によって、調査を実施する学校(学科)を決定し、各学校(学科)から無作為に調査対象生徒を選定した。調査には、全国の185学科、約6,000人の生徒が参加。

--------2018/12/08追記--------
上記リンクが切れていることを、Selectraなる会社の方に教えていただきました。
こちら(http://selectra.jp/sites/selectra.jp/files/pdf/071205.001.pdf)に、その会社の方が「抽出(とおっしゃってます)」されたpdfがあるそうなので、リンクを貼ります。
私も、念のためWayback Machine(https://web.archive.org/)にて、上記pdfを拾ってきました。ファイルサイズは私が拾ったものも、Selectraさんのサーバー上のものも、同じですので、同一ファイルなのだろうと思います。
--------追記ここまで--------

2007年12月5日 朝日新聞朝刊2面 『ニュースがわからん!』 から

ホー先生:どのくらいの人数が受けたんじゃ?
A:今回は世界全体で約40万人で、日本では約6千人の高校1年生が受けた。日本では公立と私立、普通科と専門科といった偏りがないよう全国から学科を抽出し、さらに1学科ごとに35人を無作為に選んだ。


ウィキペディア から

日本の順位は、第1回調査と比べ第2回調査で下がっているが、これは調査参加国が増えたためであり、この調査結果をもとに日本で学力低下があったということはできない。しかし、日本では学力低下の根拠として用いられることが多い。


ウィキペディアにも「日本国内の母集団の性質が変わった」とは書かれていない。
「全日制の生徒だけ」の場合と「全日制に定時制や高等専門学校の生徒を含めた」場合では、単純なデータの比較はできないはずである。

2003年の調査結果から「"ゆとり教育"見直すべき」という議論が「新聞などで起こった」気がするのだが、その議論の根拠自体が曖昧だったと言わざるを得ない。ゆとり教育は「産業界」が希望したものであるという話もある。(参照:日経ビジネスオンライン 広田教授の「教育も、教育改革もけしからん」 なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか? ~せっかちな創造性の追求【前編】)
また、もともと現行の「学習指導要領」については、導入前から教員の間で「義務教育での内容を削りすぎだ」という意見があった。


で、以上の文章だけだと、リンクさせていただいた 学校教育を考える の焼き直しでしかない。なお、同サイトの 2006年PISAの結果をめぐって という記事も全面的に同意します。


で、「何でフィンランドはそんなにずば抜けて高得点なのだろう?」って思い、調べてみた。
主に参考にしたのはベネッセ内にあった pdf である。
上記 pdf から引用。

フィンランドでは義務教育として7歳から16歳までの基礎教育(Basic Education)がある。

なんと、フィンランドでは、PISA は「義務教育最終学年」で行われるのですよ。
フィンランドでは、卒業時の成績によって、高等学校、職業専門学校への入学が許可されるそうだ。つまり、PISA を受験する時が、恐らく(ペーパーテスト)受験生として「一番ノリノリの時期」なワケです。それぞれの生徒が「最高のパフォーマンスを発揮する」と言っても過言ではないでしょう。
対して、日本。
さんざん報道されていますが、15歳は高校1年生です。テストがあるのは初夏ですから、「高校初めての夏休み」を前にして、浮き足立っているコトこの上ないハズ。

何しろ、この「受験時期の差異」によって、日本はフィンランドに負けるに決まっていたのです。むしろ、日本は健闘しているのではないでしょうか。
アメリカ合衆国などは、きっと中学校卒業寸前に受けたのでしょうね。もしかすると、日本よりも環境は悪いかも知れない。誘惑だらけの季節なのじゃないかしら?

ま、PISA があろうが無かろうが、私は真面目に授業を進めるだけなのですがね。
ってか、私は今、テストの採点をすべきだったのです。逃避しすぎたッス。 orz

ゴキブリって、外骨格が堅牢な生物である印象がある。
圧迫した際、スリッパ越しに「破裂の衝撃?」を感じたことあるから。

また、あれだけ敏捷な生物だから、生での素揚げは難しいんじゃないかな?


今年のアルファブロガーが選出されたようだ。
昔からその立場にいらっしゃるきっこ氏finalvent氏が、ファストフードの雄である「吉牛」に関わるような文章を書いていらっしゃる。別に後者は書いていないって?
きっこ氏は吉牛に行かないそうだ。私も行かない。私は「すき家」も行かないけど。単に肉があまりすきじゃないだけだ。

ここで一首

吉牛を恐れるあなたは喫煙者
そんな川柳作りしアル中

この「川柳兼狂歌」は、過去の作品の焼き直しなのです。

自分の日記を検索してみて、「電磁波が危ない」みたいな文章は無かった。良かった。
しかし、生徒には「電磁波って、危ないという説もあるみたいッスよ」とは伝えたことあるなぁ、確実に。「高圧電線の下に住んでいると、発ガンの確率が高まるという話もあるようだ、又聞きですけど」とは言ってきた気がする。最近はあんまり言わないけど。


関連する過去の日記
書評 『環境危機をあおってはいけない』

灯台もと暗し

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ちょっと前の日記に書いた"ウィルキンソン・ジンジャエール"は、『なんでも酒やカクヤス』で取り扱っていることを知った。

ざっと眺めてみたトコロ、楽天経由だと「取扱商品」に見あたらなかった。
「出前館」経由だと扱いがあるようだ。しかし、同じ「出前館」経由でも、関西の店舗だと扱いが無いコトもあるようだ。あるいは、店舗の場所に依存するのかも知れない。とりあえず、自分の住処ならばジンジャエールを入手できることがわかった。

なので、昨日ビールと共に配達して貰ったのでした。
わざわざ帰宅途上、新宿駅構内などにある成城石井に寄らなくても手に入るのだ。有り難いことである。また、配達の際には空き瓶もちゃんと10円で引き取ってくれる。ジンジャーエールの中身は63円と云うコトになる。イマドキ、63円で買える飲み物って、そうそう無いと思うのだ。有り難い。そして何よりウマい。

なお、サイトの操作性は「楽天」よりも「出前館」の方が優秀だった。商品の選定までに要するクリック数が少ない。

「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」57ページから引用。

子どもたちは学校だけではなく、家庭や地域社会における教育によってはぐくまれるほか、社会の変化や風潮からも影響を受ける。このため、道徳教育の充実に当たっては、学校・家庭・地域の連携・協力が不可欠であり、三者が一体となった取組を進めていくことが重要である。例えば、「早寝早起き朝ごはん」といった生活習慣や礼儀、マナーなどを身に付けるための取組の推進、「殺すな、盗むな、うそを言うな」といった最も根源的な課題を学校・家庭・地域社会を含めた社会全体で考えていくことが大切である。

超ウケる。
「殺すな、盗むな、うそを言うな」ですか。確かに根源的だ。

文科省の役人や中教審の委員は、この「哲学的テーマ」を「社会全体で考え」て欲しいらしい。この課題に抵触しちゃう「旬なヒト」って言うと「守屋武昌元防衛事務次官」とか「舛添要一厚生労働相」だろうか。


文部科学省の「中の人」たちには、「小学校での英語教育における人員をどうするか」とか、「教員免許更新制と外部人材の積極的登用という相反する考え」について、きちんとした説明をして欲しいものである。

そいつができないというならば、この「審議のまとめ」という文書も信頼できない。
単に「嘘に嘘を重ねている」だけでは無いだろうか?

手帳としてのスマートフォン

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私はここ数年、「手帳」というものを購入していない。
現在、手帳代わりの存在として、パソコン内のアウトルックと 705NK を同期させているのだ。このケータイの前は、702NK を使っていた。この2年の間に、私は NOKIA 無しでは生きられないヒトになってしまった気がする。
screenshot0020.jpg

ネット上には"Google カレンダー"というサービスなどもあるし、それ以前から msn でも同様のサービスがあった。しかし、そういったサービスを用いるのには不安を覚える。個人情報や仕事関係のコトをやたらにネット上に置きたくないのである。

しかし、この 705NK は最近調子が変なのだ。電源を入れ直す(NOKIA のケータイは、時々再起動した方が無難)と、いちいち「日付と時間」を訊ねられてしまうのだ。内部の電池(コンデンサ?)がイカれてしまったのだろうか? ま、まだ保証期間内なので、そのうちショップへ出してみようと思っている。なお、フラッシュメモリの内容はちゃんと保持されている。

ケータイ入院とストラップ「フグ」登板

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図らずも、702NKII を使用することになった。705NK を修理に出したのである。

修理に出すに際して、「代替機種は何になるかな~?」というのが楽しみではあった。
ソフトバンク阿佐ヶ谷店のお兄さんが気を利かせてくれて、貸し出されるケータイは NOKIA 製となった。ま、別のメーカーでも良かったのだが、その配慮をありがたく受けることにした。

借り物でもあるし、落下させないよう、ストラップを付けることにした。705NK はストラップを付ける穴が左下にある。そのため、割と短めのストラップを付けると具合がよい。薬指の周辺に絡ませるとちょうど良いのだ。これは、702NK も同様であった。
しかし、702NKII では、ストラップは右上に付けるようである。そのため、人差し指の周辺にストラップをかけるにしても、長めのものが必要になる。

家にはいくつか余っているストラップがあった。キティーちゃんが数匹居たのだが、「こどもの辞典大百科」の「フグ」を使用することにした。

一見するとリアルな造形のフィギュアストラップ。裏返してみると、中身が丸見え! 学校や肉屋で見た、あの透視図がガチャになりました。「ちきゅう」「にんげん」「にくぎゅう」「にゅうぎゅう」「ぶた」「にわとり」「マグロ」「フグ」の全8種。注目度抜群の面白ストラップの登場です。

fugu_s.jpg


職場において、私の机の上には「ちきゅう」のフィギュアがある。「地殻」とか「マントル」「外核」「内核」というのが見える。昨年度、担任するクラス(高2)の生徒から貰ったように記憶している。が、中学生だったかもしれない。何しろ、生徒から貰ったものだ。割と重宝している。宇宙についての授業を行う際に、模型として使えるからだ。なお、その「ちきゅう」の横には「ぶた」のフィギュアもある。今年は「ぶた年」だから。

数ヶ月前、阿佐ヶ谷のゴールド街で同じ「ガチャポン(ガシャポン?)」を発見した。「にわとり」が欲しかったのだが、4回では出なかった。「にくぎゅう」「ぶた」「マグロ」「フグ」が手元に残った。

それぞれのフィギュアのうち、一番おもしろかったのが「フグ」だ。断面や体表には、それぞれの部位の名称が印刷してある。「カワ(皮)」「ヒレ」「身」「しらこ」など。そして、「しらこ」の後ろには「きけん部位」とある。その表記がお茶目で気に入っていたので、今回の登板となった。
fugu2_s.jpg

なお、このシリーズで不思議なのは、「にくぎゅう」はヒトが食する際の「食材としての部位名(ロースとかヒレ等)」が記してあるのに対して、「にゅうぎゅう」は「内臓の名称」が記してある点だ。
統一性に欠ける気がするが...

朝のデキゴト(超駄文につき注意)

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今朝、JR 新宿駅12番線ホームで中央線快速を待っていた。通勤途上のことだ。時刻は8時少し前だった。
「試験休み」中なので、出勤時刻は若干遅くても良いという「お達し」があってのことだ。

目の前の13・14番線ホームに何となく目をやった。というか、放っておいてもド真ん前のホームは目に入ってくる。そのホームに「しゃがんでいるヒト」が居た。

ダークスーツを着ており、右手には薄っぺらい黒いカバンを持っているようだった。そして、右手とカバンは地面に触れていた。彼は「うんこ座り」をしているのだが、右手でも体重を支えている様子だった。そして、彼は口から液体をデロデロ出していた。俗に言うゲロだろう。

あまりにもその姿は自然だった。というか、無理に吐いている気配はなかった。「勝手に口から出てくるんです」という雰囲気を放っていた。
確かに朝の新宿駅では、線路に向かって吐くのは自殺行為だろう。電車が入線してきて、頭を強打するに違いない。また、朝の駅の男子トイレは、個室が劇的に混んでいるハズだ。確認するまでもない。
結局、一番楽にゲロが吐けるのは、彼が選んだ「ホーム上、両側のレールから最も離れた場所」なのかも知れない。
そのうち、駅員さんが彼に近づいてきた。排泄がほぼ終了したのだろう。彼と駅員さんの間にアイコンタクトがあったように見えた。駅員さんは、おがくずらしきものをパラパラとふりかけた。

そのうち、快速青梅行きが入線してきた。


今、更にしみじみ思い返してみたのだが、あれは朝方に飲んだジュースの類だったのだろう。固形物っぽいのは見あたらなかったから。そして、それすらも吐かずにはいられない体調って、相当な二日酔いだと思う。そんな中出勤する、ダークスーツのお兄さん。お疲れ様です。
そして、朝からおがくずを播いていた駅員さん、お疲れ様です。

そして、更にしみじみ思った。あの「おがくず」って、どこから調達するのだろう。

昔から疑問に思っていたことがあるので、実験してみた。それは「"リンゴを塩水に浸けると、変色が抑えられる"というのは本当か」というコトである。

結論から言うと、塩水は変色を確実に抑えた。ただし、その機構は今ひとつ分からない。何らかの酸化反応を抑制しているのは確かなのだろう。


ちょっとググってみると、こんなページが見つかる。

リンゴが変色するのを防ぐ為には、塩水やレモンをかけると良いといわれますが、な...

リンゴが変色するのを防ぐ為には、塩水やレモンをかけると良いといわれますが、な...
質問日時: 2006/2/14 19:09:28 解決日時: 2006/2/16 03:32:04 質問番号: 7,475,483

リンゴが変色するのを防ぐ為には、塩水やレモンをかけると良いといわれますが、なぜこれらをかけると変色が起こらないのでしょうか?
酸化を防ぐ化学反応が起こっているのだろうと思いますが、具体的にどうなっているのか分かりません。
教えてもらえませんか?

ベストアンサーに選ばれた回答
回答日時: 2006/2/14 21:26:12 回答番号: 26,308,396

褐変はリンゴに含まれるポリフェノールオキジダーゼという酵素が空気中の酸素とふれあうことで酸化反応を起こします。そのときメラニンという褐色の色素ができて褐変が起こります。(人が日焼けして茶色くなるのもメラニンのせいなんですよ)

これを抑えるためには
・酸化反応をくい止める(阻害する)ものにつける
・空気中の酸素とふれあわないようにする
この2つが大きなポイントとなります。

酸化反応を阻害するものの代表例がレモン汁に含まれるビタミンCです。このビタミンCはリンゴの酵素が酸素と反応するより先に自分が酸素と反応してリンゴの褐変をくい止めてくれます。

食塩水の場合は0.85%位の濃度にし、約15分つけると変色を防げます。

リンゴにメラニン????
嘘だろう。

同じ文章を発見した。
リンゴの変色

8648 リンゴの褐変のしくみ 暁 2004/07/25 PM 07:05
リンゴの褐変について研究しているみなさんへ。
さっきは「解答は最後の方が良い」と書きましたが、
研究を進めていく上で考察するときに必要になるかもしれないと思い直しましたので、入れておきます。

褐変はリンゴに含まれるポリフェノールオキジダーゼという酵素が
空気中の酸素とふれあうことで酸化反応を起こします。
そのときメラニンという褐色の色素ができて褐変が起こります。
(人が日焼けして茶色くなるのもメラニンのせいなんですよ)

これを抑えるためには
・酸化反応をくい止める(阻害する)ものにつける
・空気中の酸素とふれあわないようにする
この2つが大きなポイントとなります。

酸化反応を阻害するものの代表例がレモン汁に含まれるビタミンCです。
このビタミンCはリンゴの酵素が酸素と反応するより先に自分が酸素と反応して
リンゴの褐変をくい止めてくれます。


他人の文章コピペして、恥ずかしくないのだろうか。しかも間違い含んでいるし。

元ネタはこのサイトだろうか。内容は似ている。
アボガドの黒い筋、アボカドの茶色の筋

アボカドを切ったまま放置しておくと、茶色く変色します。このような現象は、リンゴやバナナなどと同様な現象で、褐変(browning)と呼ばれます。もともと果肉に含まれているポリフェノールとフェノール酸化酵素(Phenoloxidase)が、空気に触れることで、両者が反応して、褐色のメラニンが生成されるのです。メラニンは無害ですので、見た目が悪いだけで、気にすることはありません。(メラニンはしみやそばかすの原因でもあります)

確かに酵素は反応に関与するかも知れないが、"酵素" + "ポリフェノール" = "色素様物質"というワケでは無かろう。酵素自身は変質せず、反応を促進させるからこそ「酵素」と呼ばれるのだ。

メラニンとポリフェノールの分子模型を見せてくれるサイトがあった。

日々の戯れ: ポリフェノール(分子模型)

上記サイトを見れば、「ベストアンサー」が嘘だらけであることが分かるだろう。まあ、茶色くなった部分にアミノ酸(の変化したもの)が含まれるコトはあるだろうが、「メラニン」と言いきってしまったり、「しみやそばかすの原因でもあり」と書くのは拙いだろう。


で、本当のところは分からないので、ちょっと調べてみたら、以下のサイトに出会った。

食品貯蔵学研究室

フェノール類(ポリフェノールなど)は食品の品質に大きく関わっています。例えば、野菜や果物を切る、つぶすと褐変します。これは酵素的褐変と呼ばれ、野菜や果物中のフェノール類がポリフェノールオキシダーゼ(PPO)により酸化され、次いで重合するために起こる現象です。我々はこの現象が最もよく知られているリンゴを題材として、生化学や分子生物学の手法を用いて、PPOを食品学的見地から研究しています。切ったリンゴを塩水につけると褐変しないのは、PPOがClイオンにより阻害され、かつ酸素の供給が制限されるためです。リンゴからPPOを初めて単一なタンパク質にまで精製し、その性質を明らかにした。また、免疫組織化学的にPPOの組織内分布を調べ、褐変部位とPPOの存在部位が一致することも証明しています。さらにPPO遺伝子をクローニングし、PPOの発現制御についても研究しました。

この「PPOがClイオンにより阻害され」という点に疑問を持った。食塩水は、ごく薄くても、かなり「褐変」を抑えるような気がするからだ、経験上。

で、私もネット上の情報を切り貼りしているだけでは、そこら辺の"知恵ぶくらー"(既にこの語はネット上に散見される、今思いついたのに。ビックリ。)と変わらないので、改めて実験してみた。

なお、「ベストアンサー氏」は「食塩水の場合は0.85%位の濃度にし、約15分つけると変色を防げます。」と言い切っているが、その元ネタはここと思われる。

Q&A りんご

参考サイトくらい示した方が、良いと思われますがのぉ...
ああ、恥ずかしいねぇ。

「教えて」の類のサイトにある情報の精度は相当に低いコト、改めて思い知らされた。ネット中毒者(知恵ぶくらー)に尋ねるくらいなら、自分でキーワードを絞って検索した方が余程マシだ。"知恵ぶくらー"が他人に親切なのは良いコトだが...。 なお念のため言っておくが、私は「教えて」の類にも、非常に参考になるページがあることは理解しているつもりだ。例えば、【ソフトバンク】誰かに勝手にローンで機種変更されました! など。まあ、ヤラセという線も捨てきれないが。こういった質問はネット上にて匿名で"ぶくらー"に尋ねるのが良いのだろう。


では、実験へ。なお、表記の時間はおおよそです。

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ってコトで、変色度合は " 空気中>水道水に約5分浸す>食塩水に約5分浸す " となった。生活の知恵は素晴らしい。私の目には、43分後には微かに違いが現れ始めているように見えた。
実験途中で皿の色が異なっているのに気付き、白い皿に置き直した。茶色い皿に置いたら、その中のリンゴは白っぽく見えるに決まっている。
なお、食塩水はいい加減に作成した。舐めてもあまりしょっぱくない程度にした。重量パーセント濃度で1%以下であることは確かだ。

実験して改めて気付いたが、傷んでいる場所ほど、変色の度合が激しかった。食べ物の変色については、本職である前出の 村田 容常(むらた まさつね)先生 にも頑張って貰うつもりだが、私もまた思い出したら実験してみるつもりだ。
塩分濃度を変えてみるとか、塩化カリウムを使ってみるとか、いろいろとやる気になればできるはずだ。また、本当は「脱イオン水」を使った方が正確だと思う。


なお、「未公開特許」として「ポリフェノールオキシダーゼの活性阻害剤とその製造方法」なんてのがあるらしい。つい最近のハナシらしい。
塩化物イオンは関わっているのか、違うのか。未公開だから見られない。

公開番号
   未公開特許
出願番号
   特願2006-211538
発明の名称
   ポリフェノールオキシダーゼの活性阻害剤とその製造方法
出願人/権利者
   国立大学法人宇都宮大学
発明者
   二瓶賢一
   柳沢忠
   飯郷雅之
   大関宏美
データ収録日
   2007年8月8日
とさ。

世の中は謎だらけだ。

ケータイ退院

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12月15日に入院した 705NK は、20日に帰ってきた。
リペアレポートから数カ所引用。

機種名
  705NK(メタリックレッド)
ご申告内容
  現象1 メモリー不良
  現象2 充電ランプ異常表示
故障内容
  電源を切ると、日付を入れなおさなければいけなくなる。充電レベルの表示不良。
修理拠点名
  ノキア・テクニカル・センター
修理区分
  3G 内部修理(無償)
修理内容
  その他部品交換
メーカー修理コメント
  ご申告の内容が再現しました。基盤上部品を交換致しました。ご不便をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
修理完了日
  2007年12月19日

とのことであった。

幸いにして、フラッシュメモリの内容はすべて保持されたまま、「交換作業」がなされたようだ。電話帳を筆頭に、すべての情報が残っていた。

通常ならば修理に際して、メモリ内のデータはすべて削除されてしまうらしい。また、そのことは同意済みであった。ご報告まで。
ネット上では、「705NK の時計がおかしくなる」という書き込みは今のところ見つからない。かなり特殊な故障だったのだろう。


で、改めて 705NK を使うと思う。「やっぱり良いなー」って。「702NK < 702NKII < 705NK」と、新しくなるにつれ、操作性その他が良くなっていることを改めて知った。次回、ケータイを買い換えるならば、やはり NOKIA 製にしようと思うのだ。PCリンクソフト「PC Suite」は便利すぎる。


代替機を使用中、インフルエンザに罹患した同僚の理科のセンセにメールを送った。
若干操作系が変更されているため、作成途上に変換キーを押すつもりが送信してしまった。作りかけのメールを含めて、合計3通もメールを送る羽目になった。カッコ悪い。

既に服薬したことある配偶者曰く「タミフルは臭いがする」とのことだったが、同僚の彼は「無味無臭です」とメールの返信で教えてくれた。タミフルが功を奏し、終業式の今日、彼は無事出勤した。
マスクが怖かった。あまり近寄らないようにした。

brother の MFC-880CDN なるキカイを買った。Amazon 経由、手数料込みで、32250円だった。

ずっと前から、自宅の FAX の調子が変だった。インクリボン様の部品が、出力された FAX 用紙と共に、デロデロ出るようになっていた。あたかも風にはためく「いなかっぺ大将のふんどし」のように。
毎回毎回、本体の蓋を開けては、リボンを巻き直す日々が続いた。

先日、CANON のプリンタが壊れた。黒インクが出なくなった。
何故か、黒のインクカートリッジが外れかけていて、インクヘッド周辺が黒インクでベタベタになっていた。インクジェットプリンタはインクが漏れるとおしまいである。先代のプリンタもインク漏れから徐々に壊れていった。

そのため、新しい製品を導入したのである。

「電話機」「普通紙 FAX」「FAX モデム」「スキャナー」「A4版コピー機」「プリンタサーバー付きプリンタ」「メディアリーダー」が一体化されているのだ。恐ろしく安価である。ま、インクカートリッジは普通の値段(一式で5千円弱)ですけどね。

カリフォルニアロードです

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昨日、宮田自転車のスーパーペースギアを搭載した"カリフォルニアロード"を撮影してきました。一応まだ動きます。
24年前に5万円弱にて購入された自転車で、今は実家のガレージで埃を被りつつあります。その前、およそ7年間は雨ざらしでした。全ての可動部に"KURE 5-56"を注ぎまくったため、クランクやハブの中のグリスも、全て流れ去っているはずです。その割には快適に動作しました。
本当は、グリス注入部には注油してはいけないらしいのですね。数年前に知りました。
前のギアは変速機のレバーが折れてしまい、最も大きいギアに固定となっています。基本的に6段変速というコトです。
california1_1024.jpg
前のハンドルは、無意味に切断してあります。"ブルホーン風"になってます。切断後、左右を逆にし、ブレーキレバーも換装しました。また、testach(テスタッチ)という会社のエイドアームというのを付けてあります。なかなか便利なパーツです。(画像ググリンク)
サドルはいつだったか、やはり換装しました。様々な場所で、見知らぬ誰かに倒され続けたため、オリジナルのサドルはボロボロになっていたからです。いつだったか忘れましたが、阿佐ヶ谷のフレンド商会で2000円しないヤツを買いました。

念のため、ハンドル部を拡大。
california2_1024.jpg
切断には、職場(理科準備室)にあった金鋸を使った気がします。目分量で切断しました。

日常生活には、ママチャリが便利なのですよね。最近使うのはママチャリオンリーです。
スーパー帰りにポリ袋を手でもってカリフォルニアロードに乗るのは、それなりに技術が必要であり、筋トレにもなっていた気がします。


そういえば帰宅した際、父親がセイコーの二重面相という時計をしてました。やはり、私が中学入学直前に購入して貰ったものです。マメに時々電池を入れ替えているそうです。
「正樹に返そうか」と数回言われましたが、断ってきました。

2007日記ベストテン

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今年も最終日らしいです。
結局、『紅白歌合戦』見ています、ダラダラ。

「AKB48」だか何だかに対する「がっきー」の腑抜けた顔と手拍子が印象的でした。配偶者も「そのカット」を面白いと思ったそうです。
何故に「大勢の女子」での歌唱シーンで、「審査員の横顔」のカットが入れられたのでしょうか? 「がっきー」を撮っているカメラマンが居たのは確かで、それを割り込ませたプロデューサー(?)の指示があったのも確かでしょう。私たちの他にも、数万人単位で「同じ思い」を抱いたヒトが居るのじゃないでしょうかねぇ?
あの"「クチパクをする半負け組」と「勝ち組に入った女優」"の対比は面白かったです。

夜中のカラオケボックスにも似ていました。


本題へ入ります。

本年の「日記参照数ベストテン」をお送りしてみます。エントリ毎のアーカイブが存在しておらず、日毎になっているので、複数の文章がまとまっているページもあります。アクセス数の多かった順に並んでます。
日数の割に健闘しているのは、「冬の自由研究」と「センター試験の地学受験」でしょう。ま、どちらも力作ですけどね。
それぞれの"ページビュー数"は秘密にしておきます。あまりにも少ないから。

https://ariori.com/diary/2007/01/19/
政治屋こそ身を改めよ / 705NK 使ってみて

https://ariori.com/diary/2007/06/21/
AIDSとNewtonと私

https://ariori.com/diary/2007/01/12/
705NK予約

https://ariori.com/diary/2007/06/02/
「暴力団」の定義 / 「内需拡大」による餓死

https://ariori.com/diary/2007/11/03/
センター試験の地学受験と、新しい「学習指導要領」

https://ariori.com/diary/2007/05/23/
Web2.0(ズバリ半額) ---副題「プ会初参加」---

https://ariori.com/diary/2007/12/20/
冬の自由研究(リンゴの変色について) -"知恵ぶくらー"を嗤う-

https://ariori.com/diary/2007/03/25/
光学式マウスが使えない

https://ariori.com/diary/2007/01/31/
「給食費未納問題」の何が問題なのか そして、教育で本当に改革すべき点は何処なのか

https://ariori.com/diary/2007/01/25/
My Revolution


話は『紅白歌合戦』に戻るが、茂木健一郎って嫌いです、私。
似非科学のニオイがプンプンする。

寺尾聡は格好いいッス。

昨日の話(イカ天)ですけど、"FLYING KIDS"と"BEGIN"と"たま"は懐かしかったッス。その中でも"たま"が好きですね。


では、良いお年を。

ここにあるのは2007年12月に書かれた日記です。

前のアーカイブは2007年11月です。

次のアーカイブは2008年1月です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。