2024年3月アーカイブ

光を超えるもの

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この記事
東海道新幹線「ひかり」4月以降も喫煙できる裏技 停車時間と喫煙所の位置を駅ごとに大調査 | 新幹線 | 東洋経済オンライン
を読んでいて、改めて東海道新幹線の各種車両命名の秀逸さに気づかされた。
なお、私は喫煙しない、念のため。

「こだま」は音であり、「ひかり」は電磁波である。
以前は「光より速いものなんて無いじゃん」って考えていた。が、やっと気づいた。「ヒトの思念や願いというのは、光よりも速い」という『思い・解釈』があっての「のぞみ」なのだろうと。

多分、ネーミングをした人は「思念はどのような距離でも瞬時に伝わる、電磁波よりも速いものなのだ」という思いを持ち、「ひかり」の上に「のぞみ」を据えたのだろう。
なお、私は鉄道にはそれほど詳しくないので、その他の新幹線や特急のネーミングについては、特に興味・知識が無い。従って、他にツッコミを入れるべき場所を知らない、念のため。

この、「思いは光よりも速い」というのは、なんとなく分かる気がする。

で、ここまで記してみて、ちょっとググってみた。「こだま ひかり のぞみ 名前」にて。
やはり、私と同じような『解釈』にたどり着いた方が多数いらっしゃったようだ。面白い。
JR公式で「思念は光速よりも速いノダ」と記した文書は見つからないけれど。


過去の関連する日記
『キセキ』PV の流星群について(2010年2月)
星に願いを(2018年7月)

数ヶ月前、とある教員が「八面六臂(の活躍)」をしているという話があった。そして、この「ハチメンロッピ」という言葉を知らないという同僚がいた。
私は「ハチメンロッピ」を知らないの?と、彼の知識量に疑問を呈した。
が、私も言葉の意味、というか使い方は知っているが、その語源的なものは知らないままだったことに気づいた。

ネット上で見る限り、元の形は「三面六臂」であったらしい。元々は「三面」六臂だったが、インフレを起こして「八面」六臂になったらしい。なかなか面白い話だ。
三面六臂は小学校の頃から知っている。阿修羅像だ。私の世代だと、『キン肉マン』のアシュラマンとしても馴染みが深い。私にとっては「キン肉マン マッスルタッグマッチ」で愛用したキャラクターだ。
ちなみに、ブロッケンJr.も印象深い。私の界隈でも、このキャラクターは基本的に使用禁止だった。

で、上記Wikipediaを見て改めて知るのだが、このソフトが発売されたのは1985年11月なのだそうだ。私が中3の秋ではないか。
一体私はいつ、このゲームをやっていたのだろうか? 可能性が高そうなのは、高校入試後ではある。でも謎だ。

話がずれた。
私も同僚も、知識量においては五十歩百歩だったということなのだろう。
株や住宅、食品など、物の価格が悉く上がっている。で、インフレから思い出した数ヶ月前の話を記してみた。


過去の「言葉のインフレ」についての日記
メガギガ詐欺(接頭詞にインフレが起きている。) (2008年7月)

乗り過ごしの旅

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先日、久々に乗り過ごした。
荻窪駅から中央線快速上りに乗り、気がついたら荻窪に着いていた。
座席に座った瞬間から寝たわけでは無いだろうが、40分くらいは寝ながら移動したのだろう。厳密に言えば、無賃乗車なのかも。
改めて、上りの快速に乗って帰宅した。

私が自分で自分に感心した乗り過ごしは、バスでの乗り過ごしだ。
当時は実家(生家)に住んでおり、中野駅から江古田駅行きの関東バスに乗ったのだった。お酒を飲んだ帰り道、新宿・池袋と電車を乗り換えるのがだるいと思ったので。
で、中野駅でバスに乗ったのだが、気がついたら中野駅にいた。びっくりして飛び降り、その晩はタクシーで帰宅したのだった。バスの運転手さんも気づかないほど、きちん(?)と寝ていたのだろう。

山手線は1周以上したことが複数回ある。当時は西武池袋線ユーザーだった。深夜の山手線は池袋止まりが多い。大崎行きもあるけど。山手線が池袋までは行ってくれるというのは、ありがたい仕組みだった。最悪、小一時間歩けば実家にはたどり着けた。最近は「池袋止まり」に乗る機会が減ったが。と言うか、乗らない方が良いに決まっている。

西武池袋線だと、最大で小手指まで行ってしまったことがある。これが私の「乗り過ごし最長不倒記録」だろう。確か、タクシーに乗って帰宅したはず。
その出来事もあり、職場の近くの狭小アパートに住むことにしたのだった。四半世紀以上前の話だ。


「伝説的な乗り過ごし」として想起されるのは、大学のサークル時代、先輩方の武勇伝だ。

私の2学年上の方は、それほど遅い時刻でも無いのに、電車の車庫まで行ってしまったそうだ。鉄道会社の方がその先輩を発見した際、「こんなに早い時間に...」と驚いたとか何とか。その先輩(♂)は、あまりお酒に強い方では無かったのは確かだ。

同じく、私の2学年上の方。当時も今でも、かなりお世話になっている方(♂)だ。
その方は、中央線で大月まで行ってしまったことがあるそうで。
大学があったのが武蔵小金井。彼の自宅は東京の東の方。どこで乗り継いでしまったか分からないそうだが、何しろ目を覚ましたときには、大月だったそうだ。びっくりしたそうだ。そりゃそうだ。
結果的には、前述の酒に弱い先輩(東京の西の方に住んでいた)に連絡(公衆電話から家の電話へ)し、車で迎えに来てもらったそうだ。日産のマキシマだったかな?(違うかも)
深夜の(当時の)大月は、珍走団的な集団も居たりして、かなり大変だったそうだ。寒い中をずいぶん待ち、マキシマが見えたときには、非常にホッとしたと言っていた。ケータイなんて、ほぼ存在しなかった時代だ。その逸話、何度聞いても笑える。

で、その先輩の凄まじいのはその先だ。
(私の記憶では)その壮絶な乗り過ごしは、就職試験の面接前日(というか当日)に発生したとのこと。(私の記憶に間違いが無ければ)その先輩は今でもその会社にお勤めである。

2003年6月18日の残滓

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職場において、当時「学ぶ力・学ぼうとする力・学んだ力」が重視されていた。もちろん、今でもそれらの重要性は変わらないだろう。
で、職場のパソコンの掃除をしていたら、以下の駄文を発見した。当時の校長、あるいは研修の元締に提出した書面なのかなぁ...
ここに披露してしまえば、捨てても心残りはない。というか、多少面白いことを書いていると思ったので、ここに披露するわけではあるが。

masakiの考える
「学んだ力」と相関の高そうな因子

1.生得的な脳の記憶容量
2.記憶が形成される際の集中力
 (生得的な集中力+過去の経験+教師による動機付け)
3.教師の人柄に対する興味

「学んだ力」を突き詰めていくと、「生徒個人の先天的な能力」と教える教師の「キャラクターの濃さ」で決まるとのではないかと考えています。

万人受けしつつも個性的である教員を私自身は目指しているつもりです。


で、ちょっとググってみた。
「学ぶ力・学ぼうとする力・学んだ力」という概念?を最初に言い出したのは、柴田義松なる方だったらしい。そのお名前も初めて知った。1980年代のことのようだ。

かなりストレートな杜撰さで面白いので、全文引用する。

警察庁について
私たちは警視庁です。
あなたのお子様は窃盗容疑で逮捕され、被害者に250万円の賠償金を支払う必要があります。
至急下記口座にお振込下さい。

1:
金融機関:GMOあおぞらネット銀行
金融機関コード:0310
支店名:法人営業部
支店番号:101
口座番号:1887980
名義(カナ): ド)ブリリアン

2:
金融機関:GMOあおぞらネット銀行
金融機関コード:0310
支店名:法人第二営業部
支店番号:102
口座番号:1769339
名義(カナ): ド)エステイー

3:
金融機関:GMOあおぞらネット銀行
金融機関コード:0310
支店名:法人第二営業部
支店番号:102
口座番号:1704488
名義(カナ):ド)ゼファー

4:
金融機関:PayPay銀行
金融機関コード:0033
支店名:やぎ座支店
支店番号:811
口座番号:3327011
名義(カナ):ソノママ(カ

5:
金融機関:三菱UFJ銀行
金融機関コード:0005
支店名:小阪支店
支店番号:415
口座番号:0647979
名義(カナ):ジヨカロ

東京都千代田区霞ヶ関2-1-2 100-8974
「#9110」
03-3581-0141(代表)

旺文社から発行されていた書籍である。厳密に言えば、DONGRIなるサービス内には生き残っているらしい。
ま、あのレベルの語彙・知識が必要となる大学受験生など、相当にレアキャラなのは確かだろう。現代大学受験界においては、基本的に「地学用語」に需要は無いらしく、今は古本しか流通していないことを知った。
相当昔、大学受験生だった頃の私は数学と英語が壊滅的だった。なお、今も復興の兆しは無い。
で、大学受験生の私は理科・社会・国語で点を稼ぐしか無かった。そんな私も『地学用語集』を買ったのは、教員になってからだったりするけど。

大学受験生だった私は、チャート式の地学(参考書)で勉強をした。多分、二次試験は満点に近かったはず、化学ともども。
昔は存在したんですよね、チャート式の地学の参考書。知り合いの数学のベテラン先生(この日記の「数学科のI先生」)ですら、「えー地学なんてあったの!」と驚いていたが。


先日、職場の組合を引退なさる先生へ送る餞別として、QUOカードを買いに20分(片道)くらい自転車を漕いだ。結構「高額のQUOカード」って売っている場所が少ないんですよね。ま、高額と言っても5000円なんだけど。
その「QUOカード販売店」はリブロ エミオ富士見台店って書店。
このコロナ禍、通常行っていた「組合のお別れ宴会」が開催できなかったので、宴会と花束の代わりとして、度々QUOカードを入手する必要があった。

リブロと言えば、かなりお世話になった書店だ。リブロ池袋本店。無くなってびっくりしたクチである、私も。スティーブン・キング(新刊の文庫『クリスティーン』でした)と出会い、ハマったきっかけはリブロだったはず。最近、スティーブン・キングは全然読んでないけどな。結構な収入(バイト代や初期のお給料)を、池袋リブロには貢いだはずだ。

で、本題なんだけど、その「リブロ エミオ富士見台店」でQUOカードの「贈り物用ラッピング」を待っているとき、「チャート式」という「赤地に白抜きの見慣れた独特なフォントの文字列」を発見したのである。
久しく「リアル書店」には行っていないので、忘れかけていた。レジ前にはしおりが置いてあったりする。その「しおり」が正に全面的に『チャート式』だったのだ。職場に置きっぱなので、画像が無いけど。
なんとなく、2枚だけ貰ってきた。1枚は隣の数学科教員にプレゼントした。

チャート式にまつわる徒然を記してみた。
いや、そもそも『地学用語集』の話だっただろ、と。


過去の関連する日記
新しい高校地学の教科書(2006年6月)

そもそも、トクホも機能性表示食品も、それを目安に物を買ったことはない。これからも無い。
天下り先の確保のために、それらの「胡散臭い分類」が作られたのだろうって、私は認識してる。
健康エコナとかもあったよね。

私は、太陽光発電や風力発電については、環境保全の意味が無いと思っていた、今でも思っている。
関連する日記を最初に書いたのは、2003年のようだ。
正義の怒りを(2003年2月)

近年は、特に中国が食い込んでこようとしているのがムカつく。ニュースに見ただけではあるが、風力発電の用地とか、太陽光パネルの売り込みとか。
そもそも、自民党の媚中派政治屋は何故に中国に擦り寄るのだろうか。何のために政治家をしているのだろう。どこを向いて政治家をしているのだろう。あぁ、自分ちの金庫か。
では、れいわ新選組やら参政党なら良いのか? 全然良くない。彼らは部分部分が浅くて馬鹿っぽい。

それでも、選挙ではどこかに投票をしなければならないとも思う。平民は苦労するわ。


電気自動車とかも胡散臭く、ほぼ意味が無いと思っていた。
2016年と2017年に日記にしていた。
もう「ふるさと納税」なんてしない(2016年5月)
樹木の伐採について・坂本龍一と日産は胡散臭い(2017年11月)
ま、環境負荷が高い商品ですよね、現在の電気自動車。加えて、基本的に無駄にデカい。最近知ったが、タイヤもやたらと摩耗するらしい。ま、そうだろね、重そうだし速いから。
トヨタが開発したとかいう新しい電池には期待しますけど。って、ググってみたら、なんだかんだで、まだリチウムは使うんだ。また、硫化物は不安定だとか何とか?
難しい問題ですなぁ。

ちなみに、我が家ではふるさと納税は開始してた。あの施策は止めるべきだとも思うけど。
この間終わった東京都の「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」とかも、滅茶苦茶無意味だと思う。何で、税金を使って一部のIT企業を肥やさねばならないのだ? マジで意味不明。とか、言いながら、くれるものは貰う。PayPay使った。3,000ポイント弱くらいは戻ってくるらしい。ついこの間、「ポイント付け間違えた、ゴメン」ってSMSが届いた。裏方・下請けも大変っぽい。別に全然同情しないけど。

東京都、そんな税金の使い方していても、徐々に貧するだけな気がするんですけどね。
単純に減税をしてほしい。地方公共団体や国が無駄な金を持つだけ、その金に群がる奴らが出てくるだろう。今回の「ロゴ事件」の中国企業や、その手下の似非日本人たちのように。

ここにあるのは2024年3月に書かれた日記です。

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