既に昨年11月末の話です。
以前のものにリンクを。
イタリア旅行記 1
イタリア旅行記 2
旅行記(の全て)はこちらにまとまっています。
イタリア修学旅行は、4泊6日でした。
ローマに投宿し、初日は終わりました。
長い一日で疲れました。修学旅行に行って毎度毎度思うのは、旅行会社の添乗員さん達のタフさ加減です。基本的には「好きでやっている仕事」であろうから、あれだけ動けるのだろうと思います。それにしても、タフです。
2日目は、終日ローマ市内観光でした。
そもそも、イタリアに行ったこと自体が、初めてでございました。ローマ市内は予想以上に地形が複雑でした。パリくらいの平坦さかと思っていたので。
ガイドさん曰く「7つの丘がある」らしかったです。
今、ググって知ったのですが、その「7つ」はそれなりに変遷があるみたいですね。「日本三大○○」みたいな、ある意味「いい加減な定義」なのでしょう。
まず向かったのは、真実の口でした。
もっと街中にあるのかと思っていましたが、「川っぺりの辺鄙な場所」にあることを知りました。で、朝一番だったので「開場前?」でした。ま、現物を見られたからいいや。鉄格子越しだけど。
そこからコロッセオに向かいました。コロッセオは「思ったよりも小さい」という話を配偶者から聞いていました。が、「デカい」という話もある。私としては大きく感じましたね。よく、あんなものを2000年も前に作ったものだ。すごい。
基本的には石灰岩でできているようでした。が、現地ガイドの方は「大理石」というフレーズも発していました。しかし、大理石と呼ぶほど緻密には見えない。
この件も今、ググって確認しました。どうも、チボリ(ティヴォリ)で産出される石灰岩様の岩石のようで...。
コロッセオの近くに、なんだか趣深い丘があるなぁ... と、思っていました。その先がフォロ・ロマーノでした。
フォロロマーノの標高が低いあたりで撮影。
建物が埋まったり、もっと埋まったり、掘り出されて剥き出しになったり... で、まだ埋まってもいるような... って感じの場所みたいです。インパクトがある一帯でした。ある意味カオス。
9時頃から11時過ぎまで、コロッセオとフォロ・ロマーノ付近の徒歩観光を行いました。
バスにて移動し、昼食は街中のレストランにて。4種のピザを食べました。美味しくいただきました。オーナー風の方は、めっちゃ日本人でしたね。現地ガイドさんとも、昔からの顔見知りだったみたい。約1時間の滞在でした。
またバスに戻り、スペイン広場やトレビの泉へ。スペイン広場は、私が所有していたイメージと、あまり変わりませんでした。トレビの泉は、想像していたよりもデカかった。薄っぺらかったけど。
念のため、ちゃんとコインを投げておきました。あんまり、生徒がコインを投げている姿を見なかったなぁ...。折角だから、やっておけばいいのに... って思いましたね。
泉の近くの提携店(?)にてジェラートを食し、お買い物などをしてバスへ戻ります。スペイン広場とトレビの泉で約2時間の散歩でした。天気も良くて、よかった。
泉から少し歩いたところにあるcoop(スーパー、組合員じゃなかったけど、使えた。日本でも同じか。)では、お土産のチョコレートや、自宅用のサーディンを買ってみました。
唐辛子の効いたサーディンは、フランスへの引率で会得した「お土産選択手法」を用いました。それは「きれいな陳列から、ちょっとだけ数が減っている商品を選ぶ」というものです。
「きれいに陳列されているけど、ちょっと数が減っている」ということは、「常に購入する人がいて、そこそこ捌けていく商品」である可能性が高いと考えます。
この年末年始、その際に購入したサーディンを、やっと開封しました。なかなか美味しかったです。改めてググってみたところ、ポラストリーニっていう、その筋ではちょっと有名な商品だったみたい。
日本語で紹介してるページがあった。阪急デパートのバイヤーさんの記事のようです。
イタリアフェア2014 チャオチャオ!ポラストリーニさんのオイルサーディン!! | 阪急うめだ本店・スタッフブログ
そのあとは、バチカン市国へ向かいました。
サン・ピエトロ寺院とバチカン博物館を見学しました。異常に豪華な場所だった。当たり前か。
この像が、一番豪華だと感じました。赤い色をした石の「使いっぷり」なんかが。
これは聖堂の正面。
日が暮れた後も、バチカン博物館内などを見学しました。なんだかんだで4時間、徒歩で移動し続けました。最後には、システィーナ礼拝堂も入らせて貰いました。が、聖堂周囲の腰掛けに座ったまま、(一時的に)意識を天に召される生徒がちらほらと... いや、大量に。
私は『フランダースの犬』を思い出しました。
パトラッシュ、僕はもう疲れたよ...
場所が違うけど。
20:30頃に、ホテルにて夕食を摂りました。
この日も本当に長い一日だった。