2018年2月アーカイブ

毎日小学生新聞からチャーチルへ

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私は過去、毎日中学生新聞を取ってもらっていたように記憶している。同小学生新聞は、取ってもらっていたような、気のせいのような。我が子は朝日・毎日・読売の各小学生新聞を「お試し購読」にて見比べ、表題の新聞を選んだのであった。
で、大人の私が見る限り、毎日小学生新聞はかなり「アカ」っぽい。というか、きちんと毎日新聞なのだ。

ま、私も毎日中学生新聞と東京新聞(実家は数十年来年、何故かこの「中日新聞東京地方版」だ。安いことは安いのだけどね)で「洗脳」されながら成長してきたのである。
20代半ばからの一人暮らしの時期、改めて「読み較べるべきであろう」と考え、毎日・朝日・読売をそれぞれ試した。なんとなく産経は買わなかった、なんとなくね。結局、30代半ばまでは「朝日派」だったのである。その後は成り行き上、日経を読んでいる時期もあった。そして、朝日もやはり胡散臭いと感じるようになった。で、今は読売新聞が「マシ」なんじゃないかと考える「ほぼ中道」の大人になったようだ。
で、やはり成り行き上、紙の新聞はをこの1年以上購読してないのですなぁ。新聞は読めば読んだで楽しいのは確かなんですけど、だんだん「読まない生活」に慣れてきました。なお、聖教と赤旗は買おうとしたことが無いです、すいません。

で「政治思想と加齢」について、歴史で習う英国宰相チャーチルとやらが格言を残しているという話を、以前にネット上で読んだ。「若い頃はリベラルであるのが普通だが、いい歳してもそのままなのはバカだ」みたいなヤツ。自分も「それ」だなぁ、って感じたからこそ記憶に残った。で、この駄文を書き始めた。

が、昨日改めて(ネット上で)調べたところ、どうもチャーチルは「そんなこと」は言っていないらしいことが分かった。
それにしても、日本版Wikipediaの「チャーチル」の項目。今まで見た「あの事典」の中で、一番分量が多い気がした。改めてチャーチルなる人物に興味を持った次第である。

しもかつ...

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「毎日小学生新聞」にて「霜活」なる語を見た。
「毎日がアサヒってる」のだと思った。

今朝方「霜活」を検索してみた。
確かに、微妙にbuzzってる語らしきことを知る。なんでもNHKの番組でも取り上げられたとか。
やれやれ。


就職活動→就活
「活」の元祖だろう。短縮形。

婚姻成就活動→婚活
まぁいいわ。大変ですよね。

最期整備活動→終活
「就活」に掛けてるのだろう。面白いから許す。

で、妊活? キモい。
意味が広すぎるからだ。
不妊治療? オギノ式? 単なる体調管理? 何しろ適切な語を使えば良かろう。
しかしまだ、妊活は許す。「自分のため」って感じがあるから。

で、「霜活」ですか。
そんなの単なる「写真の趣味」でしょ。流行ってる「活」をつけただけ。あざとい。キモい。
乗る輩はもっとキモい。ま、早起きするのは悪いことじゃないけどね。


私は「活」ブームの最後には、「生活」が来ると思うんですよ。
「生きるという活動」、本当に自分のためのヤツ。

ついでに記すと5年くらい前、AKB48の類ではNNK48がいつか来ると予測した。「南極48」だ。
こちらもまだ来ない。

そのタグは外すものだろ

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冬場に多いが、2ヶ月に1回くらいの割合で遭遇する。この冬は2度目のはず。前回は女性で、さっきは男性だった。JR新宿駅構内。

コートあるいはスーツの「袖口のタグ」は、「吊るし売り」の際に目立つようにつけてあるものだと認識してる。"コート 袖口 タグ"でザッと検索すると、「外すものだ」っていう「正答」が得られる。生地についてのタグである場合が多いらしい。
あのタグの「付けっぱなし」は非常にカッコ悪いと思うのだ。
まぁしかし、20年前の高校生は、バーバリーのタグを必ず首元に出し、マフラーを巻いていたっけなぁ。かなりの割合で、偽バーバリーもあったのだろうけど。

袖のタグよりは多少マシだけど、やはり見事にダサいのは"スーツ ベント しつけ糸"の残存である。時々、駅の階段やエスカレーターで見る。場合によっては「ヘタった上着」に残ってる。また、ケツの膨らみに耐えていたり、生地の方が傷んでいたり。ありゃ、何なのだ?一種の宗教なのだろうか?男性に多い。
ま、女性はあんまり「ああいう上着」を着ることは少ないだろうけど。

ってコトを思い出したので、書いといた。前から気になってたんだよね。

「前向き駐車」と「前進入庫」

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ま、例によって表題で言い切ってしまっているのだが、やはり前から引っかかっていたことである。

「前向き駐車」ってのは、「頭から突っ込むこと」であろう、とは思っていたが、分かりづらいとも思っていた。で、時に「前進入庫」って書かれた駐車場を見ることもある。これならとても分かりやすい。「頭から突っ込んで停めろ」としか解釈できない。

しかし、駐車場への車の出し入れ、より危険なのは「車を出すとき」であろう。教習所でも「駐車はバックで」って教わるし、車の構造(前輪操舵)から考えても「決まった幅のスペース」に車を入れやすい。バックしながら駐車場を出るのは、進行方向の異物(とかヒト)と、左右の車の両方を気にしなければならない。前進で駐車場を出る方が、注意・注視すべき点は少なくなる(と、私は思う)。ちょこっとだけ検索してみたが、私と同じく「基本的にバックしながら車を駐車するゼ」という方も多いようだ。

ま、とりあえず「前向き駐車」という表記は止めて、「前進入庫」に統一すべきだろう。私はその指示に従わない可能性が高いけどね。

パール兄弟

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私は数年前まで、「サンリオ」と「SAN-X(サンエックス)」を混同していた。厳密に言うと、サンエックスはサンリオの派生ブランドだと思ってた。

サンエックスの出世頭はリラックマだろう。
と思ったが、念のため「キャラクター一覧」を確認してみた。たれぱんだも一世を風靡したっけなぁ。

で、現在最も勢いがあるのが「すみっコぐらし」だろう。次いで「じんべえさん」かと。というか、自分の家にそれらの小さいぬいぐるみが増えているってだけなんだけど。

昨日、子供と一緒に漢字練習をしていた。その続きで、文字を逆さに書く遊びをしていた。対面の相手から、きちんと読めるような字を書くのだ。私は結構得意なのだが、「すみっコ」の「コ」が鏡文字になってしまった。「す」とか「み」は鏡文字にならなかったが、「さ」なども難しかった。どっちに傾くのか、よく分からなくなる。

で、表題の件である。
子(小学生)が「パール兄弟」とか書き出したのだ。んあ??
何で、そんなマニアックな「バンド名」を知っているのだ??

尋ねて分かった。「じんべえさん」の仲間なのだそうで。
pearl.png

「じんべえさんのパール兄弟」と「すみっコぐらしのたぴおか」は、ほぼ同じ「キャラクターとしての立ち位置」を占めているように見える。どういう経緯で、あれらのキャラクターの名称が「パール兄弟」となったのだろう?

バンドの方の「パール兄弟」、一番有名な曲は「君にマニョマニョ」であろう。「浅草橋ヤング洋品店」のオープニング曲でもあった。番組ではルー大柴が踊ってたなぁ。

パール兄弟は何枚かアルバムを持ってたけど、引っ越しに際して売却してしまった。
サエキけんぞう氏の『歯科医のロック』も買って読んだ。やはり売ってしまったような気もするけど。もしかすると、実家にまだあるのかな? そういえば、パール兄弟のファンクラブは「あこや会」だった。今検索してて思い出した。素敵な名前だ。

なお、じんべえさんの仲間のパール兄弟は、「あこやさん」と一緒に居るらしい。かわいい。
(画像は駿河屋から拝借)
pearl2.jpg


すみっコ関連では、この記事は面白かった。改めて発掘したのでリンク貼っておきます。そういえば、この記事で「サンリオ」と「サンエックス」が違うことを知ったのだった。
「すみっコぐらし」が落ち着く貴方へ:日経ビジネスオンライン

オリジナル教材という陥穽

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何らかの「試験」対策の教材は、「より多人数」で作成したほうが、より良い--厳密に言えば「漏れと重複」が少ない--ものになるだろう。そもそも「大学入試センター試験」などは、基本的に「教科書」に則って作成されているという建前になっているはずだ。

学校の教員でも、授業用のオリジナルのプリントを作成し、それを用いて授業をなさる方は多い。私は教科書を基本としながら、板書をしつつ授業を進めていく。オリジナルのプリントについては、「実験」などの際に作成することはあるが、基本的には使わない。それは、私自身が持つ「受験勉強を『問題集』で乗り切ってきた」という経験も影響していよう。問題集の問題を全てやり切るならば、基本的に「漏れ」は生じない。問題集は基本的に「その道のプロ」が編集しているものだ。彼らが「必要十分」と見なす問題が詰め込まれているはず。
自分が担当している理科については、第一学習社の「セミナー」を信頼している。自分の高校時代は「化学」で非常にお世話になった。教員となってからも、セミナーを用いる場合が多い。特に地学(基礎)においては、選択肢はこれしかないと考える。

「教員オリジナルの教材」と「教科書(や参考書)」を比較した場合、情報量が多いのは教科書などの「市販品」であろう。その段階で「1人の教員」では太刀打ちできない。「過去の私」のような受験生、つまり「漏れを作りたくない」者にとって、「教員のプリント」と「教科書(参考書)」という、「2つの教材」が存在する場合、学習上での心理的な負担は増すだろう。

教員側にしてみれば、プリントをコツコツ作成し、それを用いて授業をすることは「善きコト」と見なしがちだ。それは「仕事をした」ような気になれるから。
しかし私は、最終的に「受験」がその先にあるならば、用いる教材はなるべく単純にすべきだと考える。基本的に使用する教材は「教科書と問題集」、譲っても資料集までだ。生徒側からすれば、パラパラぱらぱらプリントが配られても、それをきちんと保管していくのは面倒である。教員の自作プリントと教科書等を比較した場合、紙質も印刷品質も、教科書のほうが良いに決まっている。加えて保存性・可搬性も高い。

そんなわけで、表題のようなことを思う、思ってきたのである。

以前、河合塾だったと思うのだが「教材はどの講師でも共通である」という話を聞いたことがあった。その方向性は正しいと思った。先程、念のため検索してみたが、記憶は間違ってはいなさそうだ。教材は大人数で作るべきであろう。それができないならば(普通はできない)、自分が良いと思った教科書を授業で使うまでである。

「オリジナルプリント」は、教員側と生徒側の負担が大きい割に、得るところが少ないのではなかろうか。


過去のまぁまぁ似たような日記
「学級通信」否定派(2001年6月)

2018年いっぱいは件の値引き中(8,800円→3,200円)であるので、また近日中にSoftBankを抜ける予定であるので、「あんしん保証パック(厳密には「あんしん保証パック(i)プラス」なのか?)」を利用して、iPhone6sの電池交換を行ってきた。

毎月数百円を払い続けてきたので、この2年間の上納金総額は1万を超えている。ま、保険であるから仕方なかろう。SoftBankを抜ける前に、せめてその恩恵にあずかることにしたのだ。赴いた先はSoftBank表参道。都内ではそこしか「即金払い」ができない。原宿駅を降りたのは10数年ぶりである気がする。ほんのすこし町並みが変わっていたようだ。
ネット上で申込みをしてあったので、およそ1時間で作業は終了した。費用は896円也。電車代を含めても、2000円ちょいの還元が得られたことになる。

先ほど「SIMロック解除」も完了した。あっけないものだった。MySoftbankにて手続きを行った後、iTunesを用いてロック解除した。かかる費用はない。手順の詳細はこちらにある。
決して分かりやすくはない(でも、きちんと分かる)ので、「iphone simロック解除 ソフトバンク」で検索すると、順を追って教えてくれるサイトも引っかかるだろう。

ロック解除に際して、何点か不都合が起こりかけた。一番大きかったのは、LINEの情報がケータイから消えたことだ。ユーザー名とパスワードは保管してあったので事なきを得た。また、トークの履歴も基本的には復旧したようだ。今までは、いくらiPhoneのバックアップを取ろうが、それを復元しようが、特に「困ったこと」は起こらなかった。今回の作業により、LINEからは「端末が変わった」と見なされたらしい。実際、端末が変わったとも言えるのだろう。

feedlyからもユーザー情報が消えたことは消えた。こいつはGmailのアカウントを流用していたので、すぐに解決した。その他、pontaカードなどについても、アカウントの情報が消えていた。

なお、iTunesでは「ロック解除しました」みたいなメッセージが1度だけ出てきた。あとから「貴重なものだったかも」と気づいた。画面キャプチャを取っておけば良かった。が、画像検索「iphone simロック解除 itunes」したら、ごっそり出てきた。やはり「そんなもの」でしょうな。

「通り一遍の講義」ばかりをしているわけではない証明として、授業案(指導案?)を披露します。

分野 物理(およびプログラミング)
目的 歯車についての理解、仕事率とか??
必要時間 90分以上(本当に凝りだすと、数時間~10時間くらいかかるかも?)

「『レゴマインドストーム』で、最高速度を出したら勝ち」と伝える。注意点は以下の通り。
・使って良いのは「レゴマインドストーム」の基本セット一式(あるならば、拡張セットも用いても良いかも)
・自由に組み上げ、自由にプログラムを組む
・2m程度の直線コースを走らせる
・「コマンド送信」から「ゴールライン到達」までの時間が最も短かった者が勝者

解説
どのギヤを用い、どのようにレゴの車を組めば、どれだけの速度が出せるのか? 一定のレギュレーション(モーターの出力は一定であり、手元にあるレゴのブロックの種類と数も一定)の下、最適な組合せを選んでタイムアタックをすることになります。一種の「ゼロヨン」ですね。以下の画像は私の試作車です。それほどギヤ比は高くありませんが、モーターに車輪を直結するよりも速く走ります。
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私の予想では、ギア比を上げすぎてしまうと、車は動かなくなるだろうと思われました。実際、その通りになりました。同僚の教員が嬉々としながらマシンを組み上げたのですが、走る命令を出しても一瞬「ピクッ」と動くだけで、走りませんでした。だからこそ「最適なギヤ比」を試行錯誤で探し出すという作業が必要になり、その作業をきちんと行えたチームが勝者になるはずなのです。

確かめていませんが、モーターの回転数とそのときの力には、何らかの関係性がある可能性もあります。その点については「プログラム」を書き換え、モーターの回転数を落として確かめるという検証方法もあると思います。
「試行錯誤」が必要であるという点で、ミニ四駆みたいなのが好きな生徒は、ハマることと思います。

報告
この授業は、中学3年生(女子のみ6名)に対して行いました。2名に1セットのレゴが与えられています。
最初の100分くらいは、生徒たちも面白がっていました。しかし、4時間(約200分)くらい行った段階で「飽きた」と言い出しました。
生徒達は、車の改造という「メカニック的な作業」に飽きてしまったようです。こちらからのヒントにより、上の画像と同じギヤ比の車(ただし、もっと大きくて壊れやすい)までは作れたのですが、それを「改造しよう」という情熱は持っていないようでした。そのあたりは「男子と女子の差なのかなぁ...」と思ってしまいました。
どちらかというとフェミニスト、というかエガリタリアン(平等主義者)のつもりである私ではありますが。

こちらの H-Yamaguchi.net は昔から拝読している。全般的に面白い。
が、直近(2/18)の記事「女性専用車両をめぐる議論について」は、歯切れが悪い気がした。ま、私の理解力も足りないのだろう。

で、今日になって「痛いニュース」を見た。
痛いニュース(ノ∀`) : 【女性専用車両】 駅員「男性乗れる」女性「えー!?降りて欲しい人~」「はーい!」「降りろ!降りろ!」→遅延 京浜東北線(動画あり) - ライブドアブログ

その中の動画に興味を持ち、こちらに行き着いた。
ドクター差別と選ばれし者たち - Yahoo!ブログ

日本には言論の自由がある。その主張は理解できる。矛盾もないように思える。
女性専用車両は、男性が乗っても全然構わないらしい。何となくそんな気はしていたが、法的な解釈(裁判結果)については承知していなかった。

で、ぱらぱら眺めていたら、H-Yamaguchi氏が現れた。というか、話題に挙がっていた。
切れ味が鋭いのは明らかに「ドクター差別」氏だ。

一番の「悪者」は誰だ?
なるドクター差別氏の記事によると、一番悪いのは鉄道会社だそうだ。確かに、彼らは昔から忖度しすぎなんだよね。最近はほとんど見聞きしなくなったけど、以前は「ケータイ電話を優先席付近でいじくるな」っていうアナウンスや掲示があった。「ほぼ無意味」と判明してからも、慣性だか何だかで数年間放置されてた。今でも優先席付近にいると、ケータイ使用者を睨んでくる「学習を放棄した頭のおかしいヒト」を時々見る。
で、その最後の部分を引用する。

おっと、最後の最後、女性専用車に乗らない男性ですが、これは「その人の自由」である。しかし、間違って(?)乗って(注:乗れる車両に乗るのだから、別に、間違いではない)、直ぐに降りたり、声掛けされて降りたりするんは、よろしくない。なぜなら、「男性は乗れない」という誤解を助長するからである。「乗ったら乗り続ける、途中で降りるくらいなら初めから乗らない」に徹していただきたい。

最後にニヤリと笑わせてもらった。参考にさせていただきますm(_ _)m


過去の関連する日記
フェミニスト様へ(2006年10月)
フェミニズムとか、フェミニストとか(2017年6月)

ここにあるのは2018年2月に書かれた日記です。

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