2016年1月アーカイブ

新年に富士を見た

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謹賀新年。

最近はあんまり「初日の出」を見ていなかった。昨日も今日も明日も、皆同じ1日でしかないし。とか言いながら、一応年賀状は元日に届くように投函したりするのだった。
で、初日の出を久々に見た。成り行き上、首都高の上から。

大晦日あたりから、東京はよく晴れて暖かい日が続いている。元日の朝もほぼ快晴だった。
その日は日の出がよく見えたのだが、富士山もよく見えた。羽田空港の近くからは障害物も無く、とても間近に富士山が見えたのだった。で、「写真でも撮ろうかなぁ」と、一瞬考えたが、止めておいた。「美しい富士山の写真」なんて、世の中、と言うかネット上にはたーくさんあるだろうから。
前にも書いた気がするが、写真、特に風景写真を撮ろうかと考えた直後に「ネット上にもあるはずだな」と考え、撮影が面倒になってしまうことがある。
別の理由に、風景写真は自分の「感動」を上回る作品に仕上げるのが難しいってコトもある。多分、職業写真家か何かなら、「写真に残すこと」が最終目的だろうから、構図やらレンズの焦点距離やら、露出その他に気を配り、「ほぼ狙った通り」の図版を得るのだろう。私は素人だから、そこまでの気合が無い。ま、努力自体を放棄している面もある。手元にあったのは iPhone4s だけだったっつーコトもありますが。

で、言いたかったのは「富士山は神々しいなぁ」ってコト。「ニホンジンとしての刷り込み」だけでは無いと、改めて思いました。ほぼ単独の火山で、あれだけしっかりと立ち上がってるってのは、やはり異常だと思う。

新元素113

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改めて、日時指定をしてググってみた。「新元素 113」で。

このニュースを最初に聞いたのは、既に10年以上前であったことを改めて知る。私は基本的に「2ch」に書き込むという生活習慣を持たない。せいぜい気になった過去記事をパラパラ読むか、「まとめサイト」を見るくらいだ。しかし、このニュースを聞いたとき「だけ」は、結構「2ちゃん」に書き込んだのだ。2004年のことらしい。せいぜい5,6年前かと思ってた。
その時から「ジャポニウム」とか「リケニウム」という話はあった。私は「ニチウム」という最終案をその掲示板に提示したのだが、賛同を得られた記憶は無い。(笑)

で、先日来、ニチウムとなった場合の元素記号を考えたりしている、ヒマな時に。というか、今少しヒマなのだ。
日本語、というかローマ字的には"Nichium"となるので、元素記号は"Nc"というのが考えられる。幸いにして、まだ"Nc"という元素記号は無い。
ただ、現存の元素については、語尾"chium"というのは、無いらしいのですね。"tium"や"thium"はある。"Tc(テクネチウム)"の"Technetium"とか、"Li(リチウム)"の"Lithium"とか。

で、"Nithium"や"Nitium"という表記、すなわち"Nt"という元素記号も候補に挙がってくる(私の中では)。
幸いにして"Nt"という元素記号も無い。ただし、この場合は外人さんが発音すると、「ニティ(ヒ)ウム」とか「ニティウム」とかになっちゃうだろう。決して「ニチウム」とは発音して貰えないはず。そして、それは発案者としては、少し悲しい希ガス。(←死語、というか「死ネットスラング」)


関連して、私が読んで興味を持ったサイトを。
特に最初のパラグラフのところ。
113番元素に固有名詞を与えることの学術的な意義はなんだろう - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常


過去の関連する「作品」
2008年の年賀状(マイベスト賀状)

過去の関連する日記
ビビビウム
ビビビウム妄想
『世界で一番美しい元素図鑑』を読んで

職員室

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この語は不思議だ。
通常、この語は「学校」の類でのみ用いられる。保育園・幼稚園から高等学校までだろうか。この字面を普通に解釈すれば「団体職員の働く部屋」という意味でしか無いはずだ。

世の中は、一匹狼で仕事をしていない限り、自営業であったとしても「複数名で同一の場所に籠もって働く」ということは「ごく普通」にあるはずだ。
そういった意味では、大方の企業の事務部門は「職員室」を持つことになるだろう。場合によっては、夫婦などで事務作業をすることもあろう。その場合もやはり、小規模な「職員室」が自然発生するはずだ。

しかし何故、日本語では「職員室」というと「『学校』で教員が詰めている部屋」ということになるのだろう? これは、私が教員として働き始めた頃から、ずっと疑問に思っている。「事務室・事務局」とか「用務員室」も、学校職員の詰めている部屋だ。
大学くらいになると、「職員室」という語は使わないようだ。というか、基本的には先生方は各自のオフィスを持っていた。1人部屋だと、私の語感では「職員室」という語は似つかわしくない。

結局のところ、日本に於いては、働く人が「決まった場所に詰める」ということが始まったのは、学校・藩校の類からなのかなぁ...、と。
サラッとググってみたが、「職員室 語源」では、その辺のことは分からなかった。


もっと不思議なコトもあるにはある。学校の教員は、一人称として「先生」って語を用いがちなコトだ。
以前にも記したことがあるが、私が中学のときに大きく影響を受けた先生方2名(♂)は、どちらの方も「僕」という一人称を使っていた。なお、私はこの職業(教員)に就いて以降、「私」という語を基本的に使っている。ごく稀に「俺」と言っている場合もあるかも知れない。

ま、あれも「刷り込み」なんでしょうね。私についても、他の「センセイ」についても。


過去の関連する文書
う回 鵜回?
何故に〒?

人前でピアノを弾く

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先月「ピアノ発表会」とやらに参加した。演奏者として。
『ピアノ・オン・ザ・ロック』という曲だった。吾子と連弾を行った。興味がある方は、曲名にてネット上を検索なさると、様々な方の演奏する様子が見られるはずだ。さっき、改めて「少年達」の演奏を見ていたら、演奏会の時の緊張が自分の中に蘇ってきた。自分の反応に笑った。

この曲は、どう考えても、主役の「高音パート」の方が簡単である。楽譜を最初に貰った時に「どう見ても、伴奏の方が難しいだろ」と思った。高音パートならば、ほとんど練習せずとも弾ける自信があった。そして、「低音パート」については、相当に練習しないと弾けないだろうコトが瞬時に分かった。そもそも、楽譜を貰った当初は、左手と右手で別々のリズム(ロックンロール:「ずんちゃちゃずんちゃっ」の「ずん」が左手、「ちゃ」が右手だが、2つめの「ちゃ」では裏側で同時に「ずん」)を刻むことができなかったのだ。また、曲中間部の16分音符が混じる所(♪テロテッロッペッポッパッポッ)などは、到底弾けるとは思えなかった。
連弾のパートナーは、母親が務める場合が多いらしい。あるいはピアノの先生や、お姉さんとか、お兄さんとか。その演奏会に於いては、父親が弾くことはほとんど無いということだった。
配偶者と私を比較すれば、音楽関係に於いては、明らかに私に「一日の長」がある。ピアノをどこかで習ったことはない(習いごとや塾、予備校の類には一切行っていない)が、高校時代は合唱部でパートリーダーを務めたし、大学時代には「小学校教員免許取得」のためのピアノの授業もあった。そこではバイエルの一部を弾いた。

で、相当に練習した。特に演奏会前の3週間くらいは、毎日必ず10分以上は練習しただろう。ま、最終的な出来映えは「そこそこ」だったと思う。当然のことながら? 練習の方が多少うまく弾けた。しかし1年前に比べれば、私のピアノを弾く力は、遥かに上がったのは確かである。また、「プロのピアニストは上手いのだなぁ...」と思ったのだった。

加えて、高校時代の合唱部の伴奏者、「どかちゃん(あだ名)」は偉かったなぁ...、と。

合唱というのは、「大勢」で歌うから、多少はミスをしたり、息継ぎで歌うのを一瞬休んだとしても、大きな問題にはならない。しかし、ピアノなどは違う、というコトを改めて知った。

ヒマな夜、私はインナーイヤーのヘッドホンにて iPod の音楽を聴きながら寝ることがある。基本的に全曲をシャッフルして聴く。で、タイマーで止める。ヘッドホンをしたまま寝てしまうと、若干耳が痛くなる。
年末年始の休みの間、時々それをやっていた。ある晩、高校時代の「定期演奏会」の音源が再生された。妙に目が冴えてしまい、その演奏に聴き入った。
で、思い出した。「どかちゃん」のピアノもあったが、定期演奏会では「なるしま(本名)」のギター演奏もあったことに。彼らは偉かった。私は特に偉くなかった。単なる「歌い手」だ。ま、部長兼ベースのパートリーダーだから、偉いと言えば偉いのだけど。


何しろ、楽器の演奏というのは緊張するものであるコトを知った。ま、慣れてしまえば慣れてしまうのでしょうけどね。

吾子については、基本的に緊張しなかったらしい。演奏後、「パパは緊張したわ。(あなたは)どうだった?」と尋ねたら、「緊張しなかったよ」「人が聞いていると思わなければ良いんだよ」と教えて貰ったのだった。かなりウケた。

彼女はまだ、「突然自分を客観視してしまう」という類の「緊張」に出会ったことがないのだろうな、と思ったのでしたとさ。ま、良い思い出ができた。

センター試験ですなぁ。
過去の私の得点をメモっておきます。ここ何年か、記録してなかったのでまとめて。括弧内は平均点。
2013年
化学 91(63.67)
生物 100(61.31)
地学 90(68.68)

2014年
化学 92(69.42)
生物 87(53.25)
地学 97(50.22)

2015年
化学 92(62.50)
地学 97(40.91)
地学基礎 47(26.99)

結局、1年の間に生物は解けませんでした。あまりやる気が無くて。
今でも、通勤カバンの中には「生物」の試験問題が入ってます、一応。

29台のWindows8を8.1にする

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という仕事をした。およそ1年前から「やらねばなー」と思っていたのだ。

自宅のメインのWindowsは、7のままである。8は買ってない。一太郎の最新版が届き次第、Windows10にアップグレードする予定である。

話し出すと長くなるのだが、何しろ職場のWindows8達は「『ストア』からボタン一発でアップグレード」とはならなかったのだ。で、正規のルートからiso形式のファイルを仕入れ、DVDに焼いて、1台1台アップグレードしたのだった。基本的に1台あたり3時間くらいは必要だった。ま、別の仕事をしながら、インストールの進行状況を眺めている時間が大半なのではあったが。


先週の水曜日を最後に、Windows8のサポートは終了したらしい。8.1ならば、まだ数年間はサポートが続くそうで。
この「サポート切れ問題」を知ってから、何度か出入りの業者のSEさんと相談した。「アップグレードをお願いした場合、金額や手順はどうなりますかねぇ?」と尋ねたところ、「作業料をいただくことになります」「8.1のマスターを1台作成して、それをコピーしていくことになります」という話だった。
ま、作業代金は必要ならば支払わなければならないが、「20台以上のパソコンがリセットされる」と云うのは、あまり望ましい状態ではない。加えて、それらは2種類のモデル(1年違い)から成り、そのうちの新しい方は言語も2種類(日本語版に加えて英語版)である。都合、3種類のマスターを作成するわけだ。作業代金もその分高くなるはずだ。

おそらく、その業者に見積もりを取れば、作業料金は確実に10万円を超えるだろう。もしかすると、20万円を超えるのかも知れない。で、私がコツコツ作業をすることにしたのである。別に作業代やボーナスが出るわけでもないけど。


何度か、別々の場所で聞いたことがある。「自分がやる仕事について、業者に見積もりを取る教員が居る」という話を。その『仕事』は、「やる必要があるので、やりたくないが、やる」のか、「やる必要はそれほどないが、やりたいから、やる」のかは、定かではない。ま、色んなレベルの仕事があるとは思うが。

で、また私に「あまり使い途の無いスキル」が身についたというわけだ。ただ、知識が多い分には、今後の「トラブル対応」が速くなるから、「生産性の向上」にはなるのかも知れませんけどね。
多分、出入りの業者さんよりは、英語版Windows周辺のセットアップや設定については、詳しくなったんじゃないかな? なんせ、私が今回作業をする前、業者がインストールしてくれたAdobeのReaderは、「日本語版」だったのだから。「『やっつけ仕事』すぎでしょ」と思ったのだった。ま、それを知らずに放置していた私も私だけどな。

ここにあるのは2016年1月に書かれた日記です。

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