2010年5月アーカイブ

梅干しレモン伝説

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私は、今も一応「ソフトボール部顧問」だ。
現在、勤務先で私と一緒に顧問をなさっている方(♀)は、元「対戦相手」である。昔のスコアブックに、彼女の名前が残っている。
そのスコアブックを書いたのは、私の先輩(♂)である。
勤務先のソフト部の主顧問は、♂→私→♀ って感じで、世代交代している。

♂の前には大ボス(♂) : 末尾数行参照くださいもいらっしゃった。

で、♂。
劇的に酒飲みだったのだ。
「強いか弱いか」で二分すれば、まぁ強いのだろう。しかし、なにしろ飲み過ぎであった。

職場の近くに、カウンターのみの居酒屋『酒田』がある。
ここ数年、訪れていないのですが、10数年前は相当な頻度で通っていました。

で、私が♂と酒田に行くと、「とりあえずビール」なワケです。で、そのうちにキープされている「いいちこ」に移行するのですね。
店長(ナベさん)が尋ねます「何(で割る)?」。

♂曰く「んー... じゃ、今日は梅干しで」

「今日は」って言うから「レモンか?」って思うのですが、毎回梅干し。大体、火・木・土曜日に、酒田に行っていましたね。(←伏線)


♂は、学年主任でした。
あるとき、♂・私・彼の学年に居る酔っぱらい「N」、3人で「酒田」に行きました。

店長(ナベさん)が尋ねます「何?」。
♂曰く「んー ・・・ じゃ、今日はレモンで」

私「おー。珍しいですね、レモン」
酔っぱらいN「えー? 珍しくないよ。俺はいつもレモンだよ」
私「え、そうですか? 私はいつも梅干しですよ」

結局、その後分かったのは、月・水・金は「レモン&N」の日であり、火・木・土は「梅干し&私」の日であったというコト。


そんな♂も、還暦を迎えられました、今年の3月。

憲法記念日に寄せて2010

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何にも考えないまま『君が代』を歌ったり、「なんとなく」左に寄ったりした私だ。2010年のログとして、表明しておきます。

1.日本国に関わる参政権を所有するのは、日本国民に限るべきだ。
2.憲法改正して、自衛隊を合法的な組織にすべきだ。
3.「九条の会」なんて、キモい。(参考画像)


2010年12月7日追記
すいません、上記「2.」は取り消します。理由(?)はこちら

関連する過去の日記
憲法改正について(2005年10月)
視野狭窄を起こした夢見がちな厨二病宇宙人(2010年1月)

初版196ページ、8章「宇宙気候学のための行動計画」8節「今日の気候変動についての建設的な見解」の冒頭「予報士による長期気候予報の問題点」から引用

 宇宙線が気候変動を引き起こす重要な要因なのに、その予測ができない現時点で、数十年先の確定的な気候予報を市民に提供しようとする試みは、いかなるものでも科学的には軽率なことである。それに、また、為政者を誤った方向に導いたり、国民に、地球の気温の上昇、または低下により危険に晒されると不適切な忠告をしたりする可能性がある。コンピューターにより気候をモデル化した開拓期である1970年代に、プリンストン在住のジョセフ・スマゴリンスキー(Joseph Smagorinsky)は、早くから警鐘を鳴らしていた。それは、今でも真実のように思われる「間違った気候予報を出すぐらいなら、全く出さないほうがましである」。
 コンピューターは、その当時より性能が大幅に向上しているが、気候モデルにはまだ仮定や簡略化が用いられているので、疑わしさが増えているように思われる。地球の気温への炭酸ガスの影響の可能性は、今でも、気候モデル作成者の自由裁量により決まり、幅広い範囲内から選ばれた予測値に依存している。
(中略)
 気候とは関係なく、化石燃料消費の節約を要請する理由は、他に幾らでもある(中略)たとえば、1.健康を害するスモッグをできるだけ削減するため、2.この惑星の限られた燃料資源を長持ちさせるため、それに、3.貧しい国のためにエネルギー価格を低く維持するため、というようにである。


読んでいて、気持ちの良い本であった。(アマリンク)
特に、上に引用した部分に激しく同意した。


この本の内容をごく大ざっぱに言うと、"太陽の活動が弱くなると、地球の大気低層に宇宙線が入り込みやすくなり、その宇宙線が雲の凝結核を量産する。大気低層の雲は太陽光線を反射するため、地球を冷やす作用を持つ。これらの知見は「南極等の氷床コアの分析」「海洋の堆積物の分析」「大規模かつ長時間の霧箱による実証実験」「貝化石などにおける同位体比の分析」「宇宙空間に存在する鉄元素由来のγ線分布から類推される超新星出現の歴史」その他によって、発見・補強されてきた"ってトコ。

杉並区の図書館に借りた(そして、大幅に延滞した)のですが、手元に置きたく(自腹で買いたく)なった本です。
とりあえず、Amazon のカートに入れました。


関連する過去の日記
BOINC!(2005年11月)
気象庁は勇み足 エコノミストは暴走(2006年2月)
ミランコビッチ・サイクルとヒト(2007年6月)
気象予測で用いられるらしい「アンサンブル予報」って、似非科学じゃねぇの?(2009年11月)

欧州連合 - EU - 「EUがあなたの学校にやってくる」EU大使・外交官5万人の高校生に出張授業って企画に当選したそうで、駐日イギリス大使の David Warren 氏勤務先にいらした。

大変に日本語が達者な方で、スゲーなーと思ったのでした。
高校生全員が大体育館に集まり、授業を受けました。

私がその授業で面白いと思ったのは、「(国家が)EU に加盟できる条件」とやらです。後で、ネット上を検索したら、同じ情報がありました。

欧州連合 - EU拡大 から引用

EUに新規加盟するための基準は1993年のコペンハーゲン欧州理事会で決定され、「コペンハーゲン基準」と呼ばれています。 コペンハーゲン基準は加盟のための要件として、加盟申請国が以下の諸条件を満たすことを定めています。

  • 民主主義、法の支配、人権および少数民族の尊重と保護を保証する安定した諸制度を有すること(政治的基準)

  • 市場経済が機能しておりEU域内での競争力と市場力に対応するだけの能力を有すること(経済的基準)

  • 政治的目標ならびに経済通貨同盟を含む、加盟国としての義務を負う能力を有すること(EU法の総体の受容)

とりあえず、「ぽっぽ兄が夢想するアジア共同体」は、彼の目の黒いうちは実現しないだろうと再認識しました。EU の形成だって、50年以上必要だったワケです。


なお、授業の最後には質疑応答がありました。
昨日の教員間の打ち合わせでは、「ギリシアの件について、イギリスとしての見解を聞こう」というような声もありました。しかし、みんなオトナなので、控えることにしたのでした。

最終的には、ちゃんと、代表の生徒が英語で質問していました。スゲー。
そのうちの一人は「アジアで、HATOYAMA の言う「EU のようなもの」はできると思いますか?」って尋ねてた。Warren 氏は、ごくやんわりと「なかなか難しかろう」って仰っていた、と私は認識しました。


関連する過去の日記
視野狭窄を起こした夢見がちな厨二病宇宙人(2010年1月)

昨日、中2の理科2分野で、生徒から質問された。
「暗いところで物を見ると、目が悪くなるって本当ですかー?」って。

私はとりあえず「確かに私もその噂は聞いたことある。しかし、本当かどうかは分からない。私も昔から疑問に思っていたので、調べてみるわ」って答えた。

で、調べて(「暗い 目が悪くなる」でググって)みた。

そうしたところ、普段から読んでいるブログが、2つヒットした。最初のページで。
20100513.png


結論から言えば「一時的なことならば、暗いところで本などを読んでも、目は悪くはならない」ってトコロだろうか。ま、私の要約を信じるも、信じないも、自己責任でお願いしますよ、念のため。
詳しくは上記ブログなどをご参照ください。

で、「教えて」系のページもザッと見てみた。
その中で「目が悪くなる理由」として、納得できそうな意見に出会った。それは「暗いところで本を読むと、どうしても目の近くに本を持ってくることになり、それを繰り返すならば近視になるだろう」ってヤツ。上記「医学都市伝説」の webmaster 氏は、その説には否定的でしたけど。


私自身の近視は、高校3年の後半に、劇的に進行したように思っているのです。ずっとコタツに籠もって問題集などに向かい合っていた時期。大学の教室はデカいから、視力の低下に気付いたってコトもあります。
少なくとも中学生時代、私の視力は両目とも1.5~2.0はあったんスよねぇ。大学1年の時以来、視力は両目とも0.2~0.3程度。ま、劇的な近視では無いし、大して進行していないですけど。


当サイト内の関連する文書
視力補正の際の「赤と緑の光」について(2004年3月上梓)

ディスクシステムが落ちてた

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職場を出て約20m、某「チェーンアパート」のゴミ置き場に、「ファミコンディスクシステム」の箱が置いてあった。(黄色いヤツ)

もしかすると、同じ箱は私の自宅にあるかも知れない。しかし、とっくに無いかも知れない。10年以上前、妹たちに託したハズなので。

ゴミ捨て場の「そいつ」をケータイで撮影しようかと思った。日記にするために。
5mほど惰性で進み、立ち止まって逡巡し(撮影しようか、止めようか。もし、中身が入っていたらば、お宝だ。動作するなら更にお宝だ。中野の「まんだらけ」で売れるかも... でも、職場の近くでゴミ捨て場を撮影する輩って、どうなの...?)、結局撮影せずに帰宅した。

アルミの空き缶や漫画雑誌より、「ファミコンディスクシステム」の方が高価だろうと思う。それなりの店に持って行けば。
もう今後、「ファミコンディスクシステム」の箱なんて、見ないだろうと思う。大体、過去15年間、通勤途上でそんなゴミ見たことない。

Mitaka はすばらしいです。楽しい。
私が知るフリーソフトでは、最も楽しいです。ま、厳密に言えば、日本国への血税で作られているわけですが。

このソフトは、Windows 用です。レジストリ等を弄らないらしいです。
ダウンロード・解凍し、"mitaka.exe"を実行すれば動きます。ここ2,3年に発売されたパソコンなら、快適に動くと思います。


高等学校の「理科総合B」の授業中、Mitaka を生徒に弄らせました。
今回は、校内ファイルサーバーに、「圧縮された状態の Mitaka」と「チュートリアルのページ」を保存しました。生徒が使うデスクトップ機のデスクトップに、コピー・解凍・実行させました。そうすれば、生徒がインターネットへ出る必要も生じません(ネットに出るためのパスワードを忘れている生徒も居るので)。
やはり、自分で「宇宙」を操作するのは楽しかったみたいです。私の模範?操作と生徒自身の操作で、30分程度使用したかな?


関連する日記
燃え上がり、立ち消えた物欲(2007年5月)
"POWERS OF TEN"は"Mitaka"に影響を与えたのだろうと思う。(2008年9月)
渡邉康弘センセイと縣秀彦センセイと私(2010年3月)

ここにあるのは2010年5月に書かれた日記です。

前のアーカイブは2010年4月です。

次のアーカイブは2010年6月です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。