2009年1月アーカイブ

復帰中

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年賀状の整理(出した受けたチェックと住所録管理)は先ほどやっと終了し、mixi とやらのチェックを開始しました。およそ2週間分。

画像の「じゅーす」を深夜に改めて飲んだのですが、やはり「アセロラ」が弱いです。
パッケージはそいつを主張しているのですが。
世の中によくある、「期待しすぎて、肩すかし」ってヤツですね。ま、トマトジュースとも、ニンジンジュースとも違うのは確かですが、アセロラドリンクとも違います、明らかに。

そうそう、開封した紙パックの野菜ジュースは、口をクリップで挟むべきだと思います。画像ではとりあえず洗濯ばさみを使っていますが、もっと適した製品もあります。今、探し出して装着し直しました。
開封した口は、なるべく狭くした方が、内部のジュースの酸化が抑制されるでしょう、定量したことはないけどさ。


日記に書くネタは、それなりに貯まっているのですが、余裕がないのでまだ記せません。

読んでいない他人のブログが、かなりの量貯まっているハズです。読まなくても死にはしないのですが、読まないと気分が悪い。明日以降頑張ってみましょー。

ドリトル、マジ半端ねぇ

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担当している情報科の授業、3学期はプログラミングから入るコト、昨年末から決めてありました。
「ドリトル」の存在は知っていたのです、1年以上前から。

1時間でやってみたソフトウェアのしくみ - 情報科blog
の通りでした。上のページにも、当然リンクがありますが、「指導案?」はこちらにあります。

1時間で学ぶソフトウェアの仕組み

このドリトルの開発者であらせられる兼宗先生には、二度ほど拝謁賜ったことがあります。
昨年末、兼宗先生は「指導案というのは、やはり必要なもののようで、作ってみると、実際に授業を行ってくれる方が出るようです。また、それがすぐブログとして反映されるから面白いです」というようなことをおっしゃってました。

昨日初めてオンライン版に触れた私は、その面白さと動作の素晴らしさに感動しました。
また、生徒も面白がるだろうと確信しました。
私はとても「他力本願」な人間なので、上記2サイトを参考にしつつ、授業を行いました。

名刺作成などは、かなり「受け」が良い授業なワケですが、本日行った授業は、それ以上に好評でした。


情報科の教材として、チョーお勧めです。
また、別に情報科とは関連が無かろうとも、現在この腐れ日記を読むくらい暇な方(?)ならば、オンライン版ドリトルに触れてみてください。楽しいスから、高校1年生が褒めるくらいに。

なお、
PUKAI発表資料:ドリトルV2/兼宗(一橋大学)
も、大変勉強になりました。授業を行う際には、一読なさることをお勧めします。


ドリトルの書籍を Amazon に注文しました。ついでに、手に入れる予定だった本を、「文庫本だけ」カートに入れていきました。そしたら、全部で6000円を超えてしまいました。Amazon & カード決済、恐るべし。

今回発送する商品は以下のとおりです。
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数量 商品 価格 発送済み 小計
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1 エチカ?倫理学 (上) (岩波文庫 ¥735 1 ¥735
1 エチカ?倫理学 (下) (岩波文庫 ¥588 1 ¥588
1 アフリカ・レポート?壊れる国 ¥735 1 ¥735
1 わたしたちはなぜ「科学」にだ ¥1,050 1 ¥1,050
1 私の中の日本軍 (上) (文春文庫 ¥540 1 ¥540
1 私の中の日本軍 (下) (文春文庫 ¥540 1 ¥540
1 情報デザイン入門?インターネ ¥756 1 ¥756
1 ドリトルで学ぶプログラミング- ¥1,890 1 ¥1,890

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小計: ¥6,508

そんな今、ブックオフで買った、村上春樹の『アンダーグラウンド』(文庫版:777ページ)を読んでいたりします。地下鉄サリン事件被害者へのインタビュー集ですね。
ってか私、昨年末図書館で借りて、延長して延滞して途中までしか読めていない『利己的な遺伝子』を借り直す必要もあるのでした。滅茶苦茶「積ん読」状態ですね。


で、兼宗先生のブログを、RSSリーダーに登録しました。
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画像は昨日の段階なので、未読が滅茶苦茶な数になっていますが、それは現在一掃されました。2週間もパソコンに触れないと、こういったことになりますわな。


昨日の夜、パソコンの前、一人で何度も笑ってしまったサイトはこちら。
@nifty:デイリーポータルZ:24時間ネット断ち合宿

林さん(私と同い年らしい、そして、私と同じく、過去にリムネット東京第2ドメイン"kt.rim.or.jp"に間借りしていたようだ)は、兼宗先生とは全然別の方向で、とてもスゴイと思います。

中国上海市内は、かなりの割合で有線テレビが導入されているそうです。
テレビ塔は、場合によっては肉眼で見える(別の日記で記すつもり)が、そいつは上海市内ではあまり使われていないというコトのようで。

以下にいくつか画面を羅列しますが、モニタ(ふつうのテレビ)の上にある、黒い箱がチューナーユニットです。そこからコンポジット出力(普通の黄・赤・白のヤツ)でビデオ接続されています。

トップ画面
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ニュースを選択してみた。
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国際新聞を見てみよう。
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記事一覧をダウンロード中...
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国際ニュース見出しの一部
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一つ、選んでみた。
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ネットから遮断された生活を送っていましたが、このように、部分的には日本のニュースは入ってきました。バリバリに「中国の検閲済み」のネタでしょうけど。
新幹線が止まったことや、いろんな品種のイチゴが作られたらしいって記事も見ました。

で、私の中国語の読解力では、日本マクドナルドのニュースが、どうしても理解できませんでした。
"マクドナルド"と"クォーターパウンダー"と"労働"って単語は読めるのですが、どうつながっているのか、全然わからなかった。何で、労働問題とクォーターパウンダーが繋がるのか。
帰国してからわかりました。

マクドナルドもくだらないコトしてますね。
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でも、「タウンミーティングのやらせ」よりは、数段マシな気もする。
どちらも、全然褒められた行為ではありませんが。

余談だが、クォーターパウンダーって、私が小学生の頃にもあった。間違いない。江古田のマックで食べた記憶がある。
"クォーター"ってコトバが"4分の1"だというコトは知っていたが、その当時、質量の単位は知らず、「何で、大きいのに4分の1なのだろう?」って、なんとなく不思議に思っていた。
数年後に理解した。

およそ30年後、季節はずれのサクラと共に、クォーターパウンダー、再出現。

2008日記ベストテン

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2008年の「ページビューBest10」をお送りします。
2008年中に、アクセス数の多かった順です。


第1位 2月7日
P5K と Core2duo E8200

第2位 2月15日
"Win2000 音が出ない CD-DA" "Vista P5K IDE接続 MO エラー 認識されない" 対処法

第3位 2月19日
FKB8724

第4位 10月17日
銀行も中小企業並みの給与にしろ (付録:東京都高等学校教諭 2008-2009年 給料表比較)

第5位 8月21日
強欲すぎるっしょ。-バーミキュライトは金ではない-

第6位 4月14日
5.25 インチ FD があらわれた! あなたは のろわれてしまった。

第7位 6月12日
サイト名

第8位 5月12日
BIOS 更新病

第9位 2月12日
私も買った"JUST Suite 2008"

第10位 4月1日
リチャード・ドーキンス『神は妄想である』 感想


過去の日記は、当然のコトながら、あんまり参照されないようなのです。
そんな中、アクセスを稼いだ日記は、こちらです。

2007年12月20日
冬の自由研究(リンゴの変色について) -"知恵ぶくらー"を嗤う-

確かに力作だ。
アクセス数では、上のランキングの3位と4位の間に該当します。


2008年の第1位みたいな「パソコン自作ネタ」は、それなりに参照されるようです。
という、オチもない日記。

『おくりびと』が「第81回アカデミー賞最優秀外国語映画賞候補」となったと聞いた。

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『おくりびと』は同僚のセンセイや、他の学校の情報科の先生もブログに書いていた。それらの記事はネタバレを含むので、リンクしません。

私は映画館にはまず行かない。最近映画館で見たのは『ハウルの動く城』で、その前は1985年公開の『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』だったりする。その前は1981年公開『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のハズ。
昨年末、上海へ向かう際、機内で見られる映画に『おくりびと』があった。上記先生方が褒めていたことを思い出し、何となく見始めた。で、見始めたのは良かったのだが、見ている途中(映画の残り10数分?)で、飛行機は着陸態勢に入った。上映打ち切り。大体、見始めたのが遅すぎたのだ。
後ろ髪を引かれながら、浦東空港に降り立ったのだった。その時点での最大の心配事となったのは「1月に日本に帰るトキ、『おくりびと』は放映リストにあるか?」だった。

日本へ帰る際、映画・音楽等の紹介パンフレットではリスト下位に移動してはいたものの、『おくりびと』は見ることができた。わざわざレンタルする手間が省けた。うれしかった。
で、飛行が落ちついたところで、続きを見た。泣いた。
最後の10分を見られて良かった。というか、最後の10分を見ないと、あの映画を見たことにはならないだろう。

絶対、端から見たら変人だ。齢四十を間近に迎えたオッサンがボロボロ泣いてる。飛行機が飛び立ってから間もないので、映画などを見たとしても、全然佳境に入っていない時間帯だ。
キャビンアテンダント、旧称スッチーも大変な職業だ。私だったら、そんな乗客には絶対関わりたくない。


飛行機は、かなり空いていたので、離陸後すぐに窓際へ移動してあった。
私は地図マニアだから、日本の上ならば、海岸線を見れば大体どの辺を飛んでいるのか分かる。飛行機は、可能な限り窓際に座りたいクチである。配偶者などには「子供のようだ」と言われる。言われても窓際に座る。

今回、久々に日本上空で分からない地形があった。その後、ハウステンボスの特徴的な地形が見えてきた。機内の地図で確認したところ、分からなかったのは五島列島と判明した。不覚である。
大阪湾の関空や、特徴的なカタチの知多半島なども、雲の隙間から見えた。富士山はてっぺんだけを雲の上に出していた。上空からの場合も、晴れている方が、富士の山容は見応えがある。

変わりゆく上海(2勝1分け)

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今回の上海訪問では、3つほど変化を感じた。

1.車のクラクションが減った (勝)
2.物価が上がった (勝敗不明)
3.水道水がマシになった (勝)


クラクションが減った気がするのは、気のせいではないらしい。配偶者は上海出身なのだが、彼女が昨年末に久しぶりに上海に戻った際、同じことを感じたそうである。
昨年は北京オリンピックが行われた。来年は上海万博がある。

徐々にマナーが向上しているという面はあるのだろう。路線バスに殺到する人々の姿は変わりありませんでしたが。


物価は確実に上がっている。上海市内のチェーン店「豊裕」の生煎(焼き小籠包)4コは、1.8元から3元になっていた。なお、簡体字だと「丰裕」となります。「丰(漢数字の三に縦棒)」は、文字化けではありません。音から来る表記なんでしょうけど、読めねぇッス。
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水道水は、墨汁臭が減少していました。以前はシャワーを浴びても、その臭いが少し気になったのですが、今回はそんなことは無かったです。でも、初めて上海に行く方ならば、やはり気になるレベルかも。

日本は水道水がガブガブ飲めて、スバラシイと思いますね。そういったインフラを整備する方々の努力に感謝します。
私が行ったことある海外は数カ所と少ないが、どこも水道水など飲めなかった。「海外では水道水を飲むな」というのは、よく言われるコトですが、日本に戻ると改めて有り難さを感じます。

旧知の仲「しもつかれ」

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局地的に、散発的にケナされている「しもつかれ」だ。
Googleでの"しもつかれ site:bogusne.ws"検索結果

私は6年弱、北関東(茨城)に住んでいたし、父方の実家は古河にある。栃木にも父のきょうだいが住んでいる。
なので、茨城も栃木も、比較的馴染みが深いのである。

で、そんなにケナされる「しもつかれ」って、いったいどんな食べものなのだろうなぁ... と、1年以上、ボーガスニュースで記事を見る度に思っていた。

昨年末、この記事を見て、ビックリした。
@nifty:デイリーポータルZ:しもつかれ連食で無病息災

複数回、食ったことあった。
父の実家に行くと、時々食卓にありました。何気なく食べていました。

イナゴの佃煮も父の実家で食べたことありますね。イナゴよりは、しもつかれのほうが、良い印象が残っています。しもつかれは普通においしかった。
イナゴ、今食べれば、おいしいと感ずるのだろうか?


過去の関連する日記
菓子「水戸の梅」は、本当に美味しいのか。

Change the World

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世界は変遷を続ける。私が生業としている「教育」ってヤツは、その触媒として存在していると考えている。

ニホンの場合、その目的は以下の通りらしい。
教育基本法から。

教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。


今日は本の話。

この本は世界を確実に変えたのだろうなぁ...ってヤツ、いくつかある。ってか、とりあえず2つ思いつく。
文学作品は、マイルドに世界を変容させるが、ノンフィクションやルポルタージュは、文学作品に比べると、世界をゴリゴリと変えていく気がする。


例1 高柳 泰世 『つくられた障害「色盲」』

高柳氏の著作、単行本は1996年5月に出版されたようだ。
私は以前も記したが、生まれ年によっては、教育学部にすら入れない可能性もあったようだ。そんなこと、全然知らなかった。高柳氏を中心とした勢力が、地道に運動を続けてくださった結果、徐々に「色覚」に関する入学制限が撤廃されていったのだろう。私は「のほほん」と大学へ入った。この本を読み、私は素直にありがたいと思った。高柳氏がいらっしゃらなければ、私は此処にはいないのだ。間違いない。
この本は、しばらく書店を探していたのだが、発見できなかったので、昨年4月に Amazon で購入したのだった。Amazon での書籍購入初体験であった。読んだのは夏休みだったかな?


例2 村上 春樹 『アンダーグラウンド』

この本は、本日読み終えた。村上氏の著作は、昨年末まで「物語」か「旅行記」あるいは「エッセイ」しか読んだことがなかった。
何となく『アンダーグラウンド』は避けて通ってきたのである。とりあえず分厚い(つまり高価である)し、オウムを含めた宗教にはあんまり興味がないし。また、私は勝手に「村上春樹というヒトはノンフィクション(ってジャンルで良いのかしら?)に似つかわしくない」なんて思っていたからでもある。
で、『アンダーグラウンド』、ブックオフかどこかで眼にしたので、昨年秋に買ってみた。
彼の誠実な伝達作業によって、何かが救われ、何かが新たに始まり、多分微かに何かが損なわれたはずだ。なお、「損なわれる」というのは、村上氏が作品の中で、よく用いるフレーズである(と思う)。

私は、決して、オウムを「対岸」とは思わない。それは、過去に日記で書いたとおりだ。最低でも1億数千万分の1以上、つまりニホンの構成員の一人として、その形成には責任があると思っていた。

私は、そこそこ村上氏の作品は読んでいる。
この本を読み進めていると、時々『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が思い浮かんできた。「あとがき」(なのかな?)を読むと、筆者もそういった思いを抱きつつ、この本を作ったようだ。
村上春樹の愛読者なら、この本 "も" 読んだほうが良いと思う。読み物として面白い。

「あとがき(?)」では、彼自身「何故、小説を書くのか」という点を自問自答していた。その解答(?)にスティーブン・キングとの類似性を感じた。
当然(?)だが、私との類似性はあんまり無い。私は一応、教員としては生きてる、今のところ。そして、小説家になるのは難しそうだと、改めて思った。


『約束された場所で―underground 2』とやらも、「読む本リスト」に加えた。

ここにあるのは2009年1月に書かれた日記です。

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