2008年10月アーカイブ

日教組の組織率と「全国学力テスト」の点数の間に、少なくとも負の相関はなさそうだというのが、定説となりつつあるらしい。スルドい方は1年近く前に調査済みのようだ。

日教組組織率と学力:補遺 | Okumura's Blog
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2274

全国学力テストは、正式には「全国学力・学習状況調査」というらしい。
そして、私も以前日記に書いたことだが、小学校はベネッセが、中学校は NTT が受注したそうだ。

自分が受けていないから、あんまり気にしていなかったが、ウィキペディアには「問題点」として以下の記述があった。

生活・学習環境の調査までされているのに、民間企業(小6はベネッセコーポレーション、中3はNTTデータ)に情報管理を任せていいのか。
小学6年生のテストの採点を行うのは教育産業の会社であるベネッセコーポレーションであり、教育産業に情報が利用される可能性を全教は指摘している。

確かにその通りだ。全日本教職員組合エラい。ま、私は日教組とも全教とも、直接の関係は無いけど。

私は、このテストは話が出始めた2002年の段階から否定的だった。大体、全国一律のテストで、分かるコトなんて、ほとんど何もないだろうから。
分かるのは、どの地方自治体が「ペーパーテストの点が取れ」て、どこがその逆かってコトくらいだろう。
数十年前の同じようなテストも、たったの数年間で廃止になったと聞いていたし。


ってコトで、例によって個人的な話に突入する。自慢が相当混入する点にご注意召され。

私は小学校4年の夏休み、茨城県新治郡の千代田村(現 かすみがうら市 ←何故ひらがなっ! )から、東京都豊島区へ引っ越した。日立製作所に勤めていた親の転勤に伴って。
4歳まで、私は同じ東京都豊島区に住んでいたのだが、千代田村に引っ越したのも、親の転勤(亀有→土浦)に伴うものであった。

茨城から東京へ越してきてびっくりしたのが、「同級生の頭の良さ」である。
厳密に言うなら、表題とした「ペーパーテスト対応力」の力強さである。ま、私は「頭の良さ≒ペーパーテストの点」とも思っているが。

茨城に住んでいたときは、誇張抜きで「クラスで一番の成績」だったと思っている。ま、私はクラス担任じゃないから、比較のしようがないが、体感的(?)にはそうだった。
で、東京へ引っ越してきたらば、「クラスで上の方」になってしまったのである。これには驚いた。「東京の子は頭が良いなぁ」と思った。

茨城に住んでいるとき、つまりは30年前のこと、こんな噂を聞いたことがあった。「村で一番の成績を取ると、土浦一高に入ることができ、そこで頑張れば東大へ入れる」と。素直な私は「よっしゃ、いっちょ東大へ行くか」と思っていた。
そんな子が東京では「まぁそれなりにできる」という存在に成り下がってしまう。

私がこの話で何が言いたいのかというと、「地域によって、ペーパーテスト対応力には、めちゃくちゃに差がある」ってコトである。ま、既に皆さんご存じだろうが。
現在の東京都内でも、結構な差があるというハナシがあるが、生臭くなってくるのでその辺は省略。


そんな「もと神童」は、塾こそ通わなかったものの、通信教育は結構利用した。そう、前述 Benesse(元 福武書店) の「進研ゼミ」である。
小学6年の1月から、高校3年が終了するまで、計6年3ヶ月もの長きにわたり、進研ゼミ生だった、私は。

豊島区立大成小学校(現 さくら小)から、同第十中学校(現 明豊中)へと進み、私はコツコツと進研ゼミの教材をこなした。
1日号の記述式テストと、15日号のマークシートテストに対して、「そこまでやるか」ってくらいにまじめに取り組んだ。ま、ふつうに「教材冊子」を見返せば、テストの解き方は書いてある。真面目にやりさえすれば、結構な点数は取れるのだ。
締め切りまでにテストを郵送することができれば、シール(点が良ければ金・その次は銀など)が返送されてきた。それを集めると、様々なノベルティグッズ(?)が貰える。
また、私は冊子にあった「全国成績優秀者」欄で、いかに上位に名前を載せるかに執心していた。あの頃のライバルは、今、何をしているのだろうか?

ってコトで、あんまり自覚はしていなかったが、割とまじめに勉強していた中学生だったのだろう。

記憶では、中学3年2学期、体育は評定3だったが、他は音楽なども含めて、評定5だった。
1986(昭和61)年に行われた都立高校の入試では、自己採点が正しければ、国語・理科・社会は100点だった。確か数学が95点で英語が92点だった気がするが、逆かもしれない。何しろ、487点/500点という、高得点を叩き出したはずである。進研ゼミありがとう。晴れて、第一志望の都立小石川高等学校へ入学が許可されたのだ。
しかし、それだけ内申とテストの点を稼いでいても、合格発表の時は不安だった記憶がある。どれだけ小心者なのだろうか。


そんな「ペーパーテストの鬼」が、現在は「並のオサーン」になっちまったようだ。理由を簡単に言うと「勉強をサボった」ってコトである。

何故サボりがちになったかというと、「医学部を目指すわけでも、東大を目指すつもりでもなくなったから」である。
医学部という道は、「魔の」石原式色覚検査を複数回受け、眼科医などに諭されるうち、私の人生の設計図からは消えていた。(念のため記しますが、今はそんな時代ではありません。石原式などに負けるコト無かれ)
また、私は「教員になろうかなぁ」って思っていて、「小学校教諭になれて、理科を勉強できる国公立大」を探したところ、目を血走らせて勉強せずとも入れそうなコトが分かったからでもある。

しかし、もう一つのサボった理由に「進研ゼミの教材が、高校の進度とずれていったから、やる気が失せていった」ってのがある。なんて情けない高校生なのだろうか。マニュアル人間極まれり。ま、それも運命だろう。


やっと、長年の懸案(?)だった、頭の良さ自慢ができた。良かった。
ついでに記しておくと、記憶によれば、(最後の)共通一次は800点満点中、628点でした。化学は100点、地理は92点、国語は180点超で、英語・数学はボチボチでした。最後の2教科はサボりまくったツケですね。


<過去の「教職志望」関連日記>

教職志望とノストラダムス
https://ariori.com/diary/2005/06/20/

そして恩師木村清志先生
https://ariori.com/diary/2005/06/21/

中国産の牛乳にメラミンが混ぜられたのは、タンパク質が多いように見せかけるためであった。

melamine.gif
タンパク質とは、α-アミノ酸(図は最も簡単なアミノ酸 グリシン)が多数つながった物色の総称である。アミノ酸は、その分子内に、必ず1個以上のアミノ基(-NH2)を持つ。簡便なタンパク質検出法は、試料中の窒素 N を定量するらしい。詳しい仕組みは知らない。
今回の事故、検査する方も、牛乳を(正に)水増しする方も、「仏作って魂入れず」じゃねーかと思った。生産者(の元締め?)は酪農業の心意気から逸脱してるし、加工会社は本質的な品質管理からはズレているように思える。

で、面白い(不謹慎でスミマセン)と思うのは、メラミンの毒性の表現方法である。日記の表題にした「エッグタルト428個」。これは毎日食べ続けると、メラミンによる健康被害が出る量のコトらしい。
多分、その計算はある程度確かなのだろう。そして、ppm(parts per million)オーダーのメラミンなんて、普通の大人なら、無視して構わないハズ。

しかし、百個超のエッグタルトを毎日食ったらば、それは危険だろう。確実に成人病になれる。糖尿・肥満・高血圧や、そこから派生する脳血管障害などが、近い未来に待っているハズ。


エッグタルトはマカオ名物だそうで、数年前に訪れたトキ、本家?の店で頂きました。おいしかったです。KFC でも一時期エッグタルトを扱っていたが、マカオの方がおいしかった気がするッス。ま、名物・名産品とはそんなものなのでしょう。

ちなみに、私が忘れ難い食べ物を適当に挙げると、こんな感じ。
青森のホヤ いわきのメヒカリ シルクロードのハミウリ パリのパン 大連のサヨリ 上海の焼き小龍包 喜多方のラーメン 広島のお好み焼き(以上、思いついた順)

初秋の東京で

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一昨日から阿佐ヶ谷では、キンモクセイがごく微かに匂っていた。今日は本格的に匂い始めた。通勤途上に数カ所生えており、学校の敷地内にも存在している。そいつらは一斉に香りを放ち始めた。不思議なものである。
毎年思いながら実際には行わないコトに、「キンモクセイ開花日」の記録がある。
私の記憶では、10月6日の開花は平均からちょっと遅いくらいなハズだ。阿佐ヶ谷に勤め始めて15年になるので、定点観測しようと思えば、できるハズではある。
まぁ、実はジンチョウゲとキンモクセイについては、なるべくマメに日記に書くようにはしている。ソメイヨシノなどはデータがたくさんあるだろうから、調べようと思ったコトは無い。素人(?)には開花の定義が難解である気がするし。


この秋、阿佐ヶ谷周辺で改めて気づいたのは「駅南西にはミズヒキが多い」というコトだ。
ミズヒキはかなり地味な植物だ。私は合唱部に入らなければ、この植物を知るコトは無かっただろう。
私の高校時代に流行した合唱組曲に『旅の途の風に』というのがあった。流行というか、新譜に近く、派手な曲も含まれていたから、コンクールで度々自由曲に選ばれていたのである。
詩は須田貢正というヒトの作品である。最終曲の『晩秋の里で』にミズヒキは出てくる。

合唱部の指揮者だったか、別の誰かだったか忘れてしまったのだが、ある秋の日にミズヒキの赤い花を音楽室に持ってきてくれたヒトが居た。
花といっても、めちゃくちゃ地味である。「赤く色づいた、ちょっと間引きされたシソの実」にしか見えない。

あの花を見る度、私は高校時代を思い出すのである。
阿佐ヶ谷のミズヒキには、色素が抜けてしまったように見える株もある。ヒガンバナやサルビアなどは濃赤色の花をつけるが、黄色みを帯びた白いヤツもたまに見られる。あれと同じである。


植生で思い出したが、常磐線の三河島周辺には、何故かビワが多い。小振りではあるが、初夏に実をつけているのを見る。気になりながら、まだ食べたコトは無い。あと私が30歳若ければ、線路際のそいつの味を確かめていることだろうに。


西日暮里周辺も、今日キンモクセイが匂い始めた。これも毎年思うのだが、私の移動範囲内では、花の開花に明確なタイムラグは出ないようだ。
一気に秋。

不況上等

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最近、ヒトの活動による皮膚炎に困っていたんだよね。
これで、もう少し分をわきまえるんじゃないかな? -by地球-

REAS にまつわるエトセトラ

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REAS(リアルタイム評価支援システム)は便利だ。以前にも、ちょっと日記に書いた
情報科に於ける「生徒間の作品相互評価」に使用させて頂いている。

このシステムは、インターネットにつながる環境でないと、効果を発揮しない。
ケータイでも使えるらしいが、使ったことはない。ヒトによっては、質問紙の url を「QRコード」にして、大学生への授業アンケートなどに使用しているらしい。
私は、ケータイのネット接続を従量制にしたままなので、そういう大学の先生が居たら、チョット迷惑かも...


私の授業(高校「情報A」)では普通に"http"で接続しているが、"https"での接続も可能らしい。ただしエラーが出る。俗に言う「オレオレ証明書」なのでは無かろうか。
ま、私はたいしたデータは送受信していない。生徒にもさせていないから、"http"で構わないのであります。中途半端な機能しか提供しないなら、ssl サーバーなんて最初から置かなきゃいいのに。


それから、REASの利用事例の集計結果には、こんな記述がある。回答番号は54。

コンピュータ活用関連の講義で,受講生の現在のコンピュータ活用レベルを調査するために利用させていただきました。 ただ,大学のコンピュータ室を利用したのですが,ルータを介してのプライベートアドレスで管理されているパソコンだったためか(?)30人以上が回答したはずが4人しか集計されない(すでに回答済みといったメッセージが出る)現象が出ました。 同じPCから2度回答を受け付けないための処理かと思いますが,うちの大学の環境では利用は難しいようです。とても残念ですが・・・

これってですねぇ、2日か3日間だけの現象だったハズなのですよ。2008年10月5日から7日に限ったコトだったハズ。10月8日朝には解消していました。実際に被害に遭った恩恵に浴している私が言うのだから、間違いない。作業自体は深夜に行っているようです。
下請けの技術屋さんがサーバーを設定しているのか、それともお役人さんが自ら設定しているのか。どちらか分かりませんが、何しろサーバー運営は大変だと思います。お疲れ様です。
しかし、上のコメントを書いたヒトには、「あれは間違いだった」って、きちんと教えてあげたのかしら... 心配です。質問紙作成にも時間かかったろうし、カワイソウ。


REAS、私が頼んで作ってもらったわけではないが、今流行(?)の「公的資金」が導入されている製品(サイト)だし、利用者には優しく、そして分かりやすくあって欲しいと、勝手に希望しまーぁす(^_^)

私は常々、「現在の」銀行という存在には疑問を持っている。

「余っている人からお金を預かり、足りない人へ貸す。その際、手数料を取る」という、「銀行本来の業務」ならば、これからもきちんと続けてほしい。しかし、現在の銀行は、アメリカも日本も腐っている。
アメリカの銀行は、不動産価値が上がり続けるだろうという前提の元、金を持たない人に対して、彼らの所有する不動産を担保に金を貸し付けた。どうも「証券化」などと云うらしい。しかしそれは結局、金持ちに上手いコト言って、せしめたものだ。不動産価値が下がり、貸し付けた金が戻ってこなくなった。当然、銀行は営業が成り立たなくなる。ざまあみろ。
日本の大手都市銀行は、テレビCMをバンバン打って、自らの支配下に置いた「元サラ金」を宣伝している。金を持たない人を煽り、上手いコト貸し付けて、そこから金利を貪り取ろうとしている。そして、その資金はカネを持つ人から、ほぼ無利子で調達しているのだ。

「公的資金」を注入された銀行などは、給与も中小企業並みにすべきだと思うのだ。
かたや「財政再建団体」となった夕張市職員などは、普通の公務員(おおよそ従業員50人以上の企業の平均?)以下の給与しか、得られていないはずだ。銀行も同じ扱いにすべきだ。今までさんざん高給を取ってきたのだから、それくらい構わないだろう。

と、ここまでは一気に考えたが、よく考えるとニホンって、そのクニ自体が赤字だった。国債という名の借金漬けになっている。と、云うことは、地方公務員も国家公務員も、もっと給料が少なくても良いのかも知れない。なぜ、夕張市だけは可哀想なことになっているのだろうか。ま、特に夕張の場合は、前任者たちの無策が招いたコトではあるだろう。しかし、無策ぶりはクニも夕張も、それほど変わらない気もする。
ニホンと夕張のどこに境界線があるのか、不思議といえば不思議である。


東京都の公式ページを見ていて、凄まじい情報に遭遇した。
都立高校のヒラ教諭(最近できた「主任教諭」や「主幹」ではないヒト)は、劇的に給料が下がりそうである。それも、高齢(特に40代以上)の方々。

元ネタはこちら。
平成20年 職員の給与に関する報告と勧告

「教員の残業手当」はどうなったのか、今のところ不明ではあります。そっちを増やす可能性も、未だ残されてはいるのでしょうけれど...。

置き傘

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「三つ子の魂百まで」と言う。私が茨城の小学校に仕込まれた習慣に、「ハンカチ・ちり紙持参」と「置き傘」がある。

村上春樹の文章に「ハンカチを持っている男は信用しない」みたいなヤツを見た記憶があるが、私は村上春樹に嫌われようとも、ハンカチは持ち歩くのである。前にも日記に書いたが、電動タオル(?)やペーパータオルは不経済だと考えるからでもある。できるコトから地球に優しくするのだ。単純にケチとも言えるが。

で、置き傘も完全に習慣化している。ロッカー内に傘が無いと、何か落ち着かない。雨上がりの晴天の朝でも、ロッカーに傘を補給するべく(?)、私は粛々と職場へ向かうのだ。
実は、現在の通勤経路ならば、自宅最寄り駅までの10分弱が「露天」なだけである。その他は、「電車に乗っての移動」か、「屋根の下(あるいは露天)の徒歩移動」だ。職場が中央線の高架横にあるから。なお、念のため記すと、高架下は JR の私有地だから、そこで車に轢かれたりしても、歩いていたヒトの「自己責任」になるのだ、多分。だから、高架下の移動はあまり勧められない。

私が最初に通った茨城の小学校は、小学生の足で歩いて30分かかった。確かにその距離だと、雨の中を傘も無く歩くのは、あまり勧められる行動ではないだろう。置き傘が推奨されるのも頷ける。

かの教えを受けてから30年以上経過した。未だに私は職場に置き傘を常備し、加えて折りたたみ傘をカバンの中に携帯していたりする。

ケータイテクスト、そのエディタ

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私は「ケータイ小説」とやらは読んだコト無い。ネット上(痛いニュースなど)で粗筋やら悪評やらを見たので、特に読む予定も無い。

数日前、山手線内で「小説をケータイで書いてる気配の女子高生」を見た。

太郎が言った。
「ふざけるな!」

みたいな感じの文章をプチプチ作成していた。新宿で電車を降りながらも、一心不乱にケータイをいじっていた。
普通のメールだったら、誰かに「かぎ括弧でくくって何かを言い切らせる」ってコトは無いと思う。なので、彼女の作成していたのは「小説」だと推測するのである。ケータイ小説というヤツは、執筆(打鍵?)も携帯されながらなんだなぁ... と、感心した。

という、この私の文章は、基本的に歩きながら作成されたものだ。「音楽を聞きながら歩く」コトや「自転車に乗りながらケータイを弄る」コトよりは安全な暇つぶしだと思う。


ところで、テキストファイルだけ作成できる、"ポメラ"なる「atok 入り端末」が発売されるらしい。単なるテキストエディタに定価3万円弱はボリ過ぎな気がする。日本向けにカスタマイズされた nokia のケータイで、私には充分だ。日本語の予測変換もバッチリである。705NK の日本語変換は atok だという噂もある。
昨日、久々に「Xp へのインストール直後、素の MS-IME」を使った。やはりあいつはバカだった。

で、そのテキストファイル作成ガジェットは、どういった使用環境・ユーザー層を想定しているのだろうか?
電車などでの移動中くらいしか考えられないが、そういうヒトは既にノートパソコンを使っているんじゃないかな? また、Bluetooth が無いのも致命的だ。何で、素のテキストファイルごときの為に、SDカードの抜き挿しや USBコネクタの脱着をせねばならないのだ? と、外野からダメ出し。


私は、メモは基本的に手書きだ。
シゴト中は、常にメモ用紙(裏が白い紙の切れっ端多数)と筆記用具数種類を持ち歩いている。胸ポケットに入れている。メモした紙は、パンツ(スラックス)のポケットに入れておき、常に見れるようにしておく。その後、必要があればパソコン(Outlook)に改めてメモする。パソコンに転記する以前に、メモに書いた内容が解決することもある。必要なくなったメモは丸めて「リアルゴミ箱」へ。
私は10数年、そのスタイルで教員業務を行ってきた。メモを残さないと、生徒の要望などを忘れてしまうからだ。また、メモを持ち歩いていれば、特に化学などの質問を受けた際にも、その場で回答することができる。場合によっては「そのメモをください」と言われる。

時々、クミアイのために作成した印刷物の切れっ端が胸ポケットに入っていることもあるので、その場合はメモを生徒にあげられないときもある。ま、20回に1回あるか無いかだが。あんまり「組合然」とした教員なんて、私はかっこいいと思わない。同僚の教員に対しては組合員であることを主張するのも構わない。生徒に対しては「単なる一教員」にあらむと欲す。


過去の関連する日記

Vodafone 702NK
https://ariori.com/diary/2005/11/15/

705NK 使ってみて
https://ariori.com/diary/2007/01/20

手帳としてのスマートフォン
https://ariori.com/diary/2007/12/14/

ここにあるのは2008年10月に書かれた日記です。

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次のアーカイブは2008年11月です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。