コイズミってヒトはよく分からない。ま、ジュンイチロウ氏も私に分かってもらうために首相になったわけではないのは承知しているが。
結局、彼には何らかの刷り込みがあるのであろう。「自衛隊は○、郵政省は×、ゼネコンは×」ってな感じで。恥ずかしながら告白すると、私はコイズミってヒトは割と好きだった、総理大臣になる前は。マイハートワズブレイキング。
愛しの彼、ルックスは良いし、省庁(郵政省)の改革を唱えるヒトだったし、小渕ってヒトよりは信頼できそうな気がしたのは事実だ。
カリスマ性ってのはどうやって生まれるのか。
今の日本に於いては「テレビ映りがよい(=ルックスがいい)」っていことが重要なのでしょう。コネ(クション)の次に。
2001年11月アーカイブ
「あほネタ」が身上<しんじょう>であるこの日記なので、披露しておきましょう。
部屋を数週間ぶりに掃除していたある日、謎の白き物体に遭遇した。フローリングの床を水拭きしていたときのコトであった(田口某風<たぐちなにがしふう>)。
長さ2mm直径1mm内外の円柱が其処彼処<そこかしこ>に存在していたのだ。
「なんじゃ、こりゃ?イモムシの糞<ふん>に似ているなぁ。」と思ったオガワだった。この第一印象がこの物語の行方を決定していたことに気づいたのは、その数ヶ月後のことであった。
ヘドジェクトエーックス(エーックス、エーックス、エーックス・・・・)
燃料気化爆弾ってヤツの「資料映像」?を見たのは数日前だが、恐ろしさを感ずると共に見入ってしまう自分に気づいた。この感覚は原爆実験の映像でも感じたことがある。そこに見られるのは「強烈なチカラ」。そんなものを開発してしまうヒトという生物のアホらしさに感動する。
原爆・水爆開発は「自然科学の延長」という気がするが、燃料気化爆弾ってのは最初から人を殺そうと企んでいるのであろう。劣化ウラン弾ってのも醜悪だ。まあ、その標的となる戦車という存在も醜悪であるけれども。
「燃料気化爆弾」なんてモノを考え出せるなんて、凄まじいエネルギーであると思う。そんな負のエネルギーを(結果的に)持った「開発者」と友達でなくて、そんなヒトがいるアメリカに生まれなくて良かった、ええホントに。
原爆だって凄まじく憎むべき存在だが、開発すること自体には、「自然を知ろうとする無邪気さ(=自然科学者的本能)」が存在した気がする。で、その破壊力を高めようとするヒトビト(軍人)がいるということに驚嘆する。生物としては真っ当ではないだろう。そんな生物「ヒト」はセルフメンテナンスという意味で戦争を行うのでしょうな。軍隊・包丁・子殺し必要論。60億という人口が異常?そう、異常なのでしょう。
ま、数でいえば土の中を始め、いたるトコロに住んでいる細菌たちの方が偉いのカモも知れない。私の腹の中と云わず、口の中でも胃の名の中でも皮膚表面でも、細菌同士が生存競争を繰り広げているのでありましょう、兆を超える彼らは。
そして白癬菌は私を悩ませる。
「♪ハゼの中のメバルー、フナの中の金魚ょー」
その物体は部屋の隅に多かった。そりゃそうだ。ゴミも埃も部屋の隅にたまる、掃除を怠っていりゃぁ。
調査を続けていたある日のこと、部屋の隅に中途半端にたたまれた状態で佇む敷布団と、さらにその下敷きに使っていて同じく中途半端に丸めてある封筒型の寝袋の付近に、その「白き円柱」が存在しがちなコトにオガワは気づいた。「糞の主は布団に棲んでいるのか?」
オガワは指示を出した、「徹底的な調査をせよ」と。後にオガワ氏は語った。「最初の頃、ヒトは彼をバカにしました。『円柱形の糞をするような、そして布団に棲むような虫が存在するのか?大体、布団には穴があいていないじゃないか!』と。しかし、彼にはそれくらいしかできなかったのです。 いや・・・、正確に言うと、ただ思いつかなかっただけなのかも知れません・・・・・。」
ヘドジェクトエーックス(エーックス、エーックス、エーックス・・・・)
注:何だか、登場人物が多くなっている気がするかも知れませんが、登場人物は私オガワ一人だったりします。
『どっちの料理ショー』を見ている。
金八センセイは見ない、コッパズカシくなるのでネ。「そんなドラマ作るくらいだったら、教員でも目指せば良かったじゃん」なんて、口が裂けても言う。「ポマード」ご用意ください。東京地方、口裂け男に注意。
「鮭児」ってのはここ数年聞きますが、よく考えてみると性ホルモン等の働きに何らかの異常があったサケなのかも知れないと気づきました。「酒チャーハン」間違い「裂けチャーハン」でもなく「鮭チャーハン対カキごはん」だそうだ。ご存じない方に説明すると、「鮭児」ってのは特殊な鮭だそうだ。
『プロジェクトX』は1年後には存在しないだろうが、『どっちの料理ショー』も2年後には消滅しているコトだろうよ。相変わらず無責任な予言でした。
鮭チャーハン勝った。
オガワはとりあえず布団を干した、以前よりはまめに。しかし、気にすれば気にするほど円柱が眼に付くのだった。
「こうなれば『お国』のために死ぬしかない。」とオガワは思わなかった。『プロジェクト某』ではないので。(打ち消し多すぎ)
しかし、謎の節足動物が棲むかも知れない布団の上に寝ているという思いこみは、オガワを確実に蝕んでいった。
オガワ氏は宣う。「あの頃の彼の姿は正視に耐えませんでした。鏡を用いてその姿を確認するのが精々でした。スミマセン、オガワさん・・・・・」
ヘドジェクトエーックス(エーックス、エーックス、エーックス・・・・)
「『教育基本法』を見直し」って話は根強くあり、ここのところ進展?があったらしいが、最終的には『日本国憲法』の改正を目論んでいるのだろうってコトは、容易に予測される。
誰が文部大臣であるとかは恐らく関係ないのだ。辛酸を舐めてゲットした大臣のポストであるので、その一時的な権力を与えてくれた「腐りかけたジジイ」どもに圧力をかけられただけだろう。私が文部大臣だったなら、そんな圧力は断固拒否するけどね。ま、残念なことにしばらく大臣になる予定はないのだけれども。
私は『日本国憲法』の全文を一通り読んだ、何度か。その理念は素晴らしいと思った。『教育基本法』全文を読破した記憶は無いが、その文章の一部(前文だったかしら?)は「もっともだ」と納得した記憶がある。そういった意味では、私は「生粋の戦後世代」であり、「個性」を尊ぶヒトであるのかも知れない。で、それなりの「普遍性」も持ち合わせているつもりでもある。いつまでもラブ&ピース。お父さん、お母さん、ありがとう。
少なくとも、これまでに私が記してきた文章(これら日記)は「首相コイズミジュンイチロウ」の言動よりは筋が通っているはずだ。
で、高速道路に50年間カネをつぎ込もうとする老人タチは、結局のトコロ『教育基本法』は改正できず、ましてや『教育勅語』の復権もできず、彼らの嗜好に沿わない『日本国憲法』のもと、戦争を起こせないまま、「(憧れの)戦犯」になれずに逝去されるのです。ご愁傷様。
オガワは気づいた。布団の上の寝袋の上と、その近くの床の上に円柱が存在していることを。
寝袋は化学繊維で作られているので、虫がつくはずがない。化学(有機高分子)と、生物(代謝の仕組み・進化の速度)の知識があれば、アッタリ前なのである。円柱を虫の糞と認識していたことが間違いの元凶だったのだ。やっぱりオガワはバカだった。
その円柱の実体は何なのか?我々(誰?)は更に衝撃的な事実に遭遇する。
ヘドジェクトエーックス(エーックス、エーックス、エーックス・・・・)
(BGM ハゼの中の・・・)次回のヘドジェクトエックスは「僕は死にましぇん、クニのためには~後編~」をお送りします。謎の円柱の正体とその奇跡的な成因について、オガワ氏は気づきました・・・・。
どうぞお楽しみに。