数年かかったが、概ね「先輩の遺産」を処分し終わった。
今回はこのような、概ね30年くらい前に発売されたパソコンソフト群を処分した。多分、一番古いのは「NEC 日本語MS-DOS 3.3」だろう。
すいません。さようなら。
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「Windows3.1」や「MS-DOS 6.2」のマニュアルは、自分も持っていたはずだ。で、何時だったか捨てた。
どうせ参照しないから。また、住居にスペースが無いから。本体の9821は現存してるけど。


JUSTSYSTEMSの「三四郎」が、最初は「三四六」だったとかいう話、Wikipediaか何かで読んだことがあったが、私はその現物を見たことがなかった。確かに「三四六」というディスクがあったりした。
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私が使った表計算ソフト、最初がDOS版「Lotus 1-2-3」だった。大学卒業直後に勤めた学校のデフォルトがそれだったから。で、現在の勤務先でWindows版の「Excel」に移行した。当時、1990年代の「ありがちなルート」であると思っている。「Excel」での「印刷レイアウトの簡単さ」には感動した記憶がある。ま、多分「Lotus」だって当時は画期的なソフトだったのでしょうけどね。
1990年代後半、NECの98シリーズ(のWindowsプリインストール版)には「一太郎・Lotusバンドル版」と「Word・Excelバンドル版」があったはず。

そんなワケ(?)でJUSTSYSTEMSの表計算は使おうとしたことは無い。当然データベースソフト「五郎」も存在を知っているだけで、使ったことがない。「Access」や「桐」は使ったけど。


私が最初に買った「一太郎」はVer.6であり、最初に(大学などで)使ったのはVer.3である。昔は「JSゴシック」ってフォントを使ってたかもしれないな、そういえば。
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今でも私は「一太郎」を使っている。「Word」は書式設定と表作成が直感的にできなくてね...


一番興味深いと思ったのが、「Excel」と「Word」のWindows3.0対応版である。使ったことが無いッス。
初期の「Word」の日本語変換は、「VJE(VJE-γ)」だったこと、初めて知った。以下はその「おまけ」の下敷きのスキャン。クリックすれば、拡大されます。2枚目、左上がボケてますね。
「VJE」も名前しか知らないですねぇ...
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過去の関連する日記
東洋経済オンライン、誤字多い(2024年7月)
桐ver.4の世界(2024年9月)

『東京Deep案内』は、無料の頃は読んでました。
基本的に有料化したので、読まなくなった。読まなくても死なないコトを知った。

何故、上記サイトを思い出したかというと、以下の記事(の4ページ)に孫引きの図があったからだ。

文京区立小学校の「3S1K」に中国人が殺到するワケ、彼らは中国に住んでいたときと同じ思考回路で動いている | 学校・受験 | 東洋経済オンライン

一応、画面キャプチャ(ひ孫引き)を2点。
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東京Deep案内の『東京タウンマトリックス』は素晴らしい。非の打ち所がない。
相当な観察力がないと、というか、言語化能力がないと、あの図は作れないと思った。今でもそう思っている。

3月内に記すつもりが、4月になってしまった。
この日記は別に「嘘」ではありません、念のため。

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んだ。面白かった。(ほぼ)今のイギリスを少し知ることができた。

この本は数年前に割と売れたものだ。架空の物語だと思い込んでいた。
で、例によって、その文庫版が職場に置いてあった。借りた。そして、一種の私小説であることを知った。作者ブレイディ氏の視点には感服する場面が多かった。それは、氏が東洋人であるという「どうしようもないこと」と、その氏を取り巻くイギリスの環境が育てた面もあるとも思うが。

主人公は氏のお子さんである。私は椎名誠の『岳物語』を思い出さずにはいられなかった。同じ思いを抱くヒトが多いだろうと思いつつググってみたら、やはり複数存在した。

そこから思い出した。椎名誠氏や西原理恵子氏とその子供が受けただろうストレスの話を。改めてググってみたら、やはり都市伝説などではなかった気配。

家族のことを飯のタネにすると、お金こそ得られるだろうが、それ以外には何も良いことはなさそうな気がする。『ぼくは...』を読む限り、当時のブレイディ氏のお子さんは日本語が喋れないらしかった。お子さんがあの書籍から変な影響を受けないこと、私は勝手に祈る。
ま、ブレイディ氏はブログか何かもやっているらしいので、そちらを読めば氏とお子さんについて何か分かるかもしれない。そして、この本には続編もあるらしい。
って、まさに『岳物語』ではないか...

地主恵亮氏のこの文章、すごく印象に残っている。
37歳の秋、ハンブルク空港。「ノルウェイの森」の冒頭部分だけを体験する :: デイリーポータルZ

私も(?)『ノルウェイの森』は幾度か読んだ人間であり、元の短編(なのかな?)『蛍』も後に読んでる。そんなわけで、地主氏の文章も面白く読んだ。
DPZは常にチェックしている。前も書いたけど、課金はしていない。地主氏も好きなライターだ。DPZ上でベスト3に入るかな、私の中では。

で、とても残念なことに、最後に誤字があるのですよね。以前(初出の際)も、その点を残念に思ったことを思い出した。
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誤字はわざとなのか?
「三日月が夜明けの西の空に出る」ように。


で、初出の記事を確認しようと思った。そして知った。DPZの「傑作選」ってのは、基本的に「リンクの貼りなおし」であることを。
昔、DPZの記事は、そのURLに日付の情報などが入っていたはずなのですよね。今は、内容を表す文字列になっているみたい。多分、サーバー移転等の際に、記事のURLも一通り設定しなおしたのだろう。大変な作業だったはずだ。

DPZの「傑作選」が出始めたのは、この1年くらいだったような気がする。検索してみたら、やはり2024年の半ばからだったようだ。これら「傑作選」8割がたは記憶にありますね。確かに素晴らしい記事たちだ。

なお、私の腐れ日記の傑作選「自薦エントリ」は、スマホならば一番下、パソコンだと右の上のほうにあります。
気づいていらっしゃらなかった方は、ぜひご一読くださいませm(_ _)m


過去の腐れ日記中の「村上春樹

続プチプチストレス

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前回より、もっと簡単な話です。

こんな感じに行列ができていると、結構悩む。
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「(電車をお待ちの方は)2列に並んでください」ってアナウンスがあるのに、1列しかできていない場合、多々ある。縦1列に3人くらい並んでいるのであれば、私は2列目の先頭になるかな。
一応、私より先に並んでいたと思しき方の後から、車内に乗り込むようにしている。割り込みにならないように。
これが、縦1列に4人くらい並んでいると、かなり難しい選択になる。この場合は、結局「金魚の糞みたいな行列」の成長に貢献してしまうことが多い。そして、私は微かにストレスを感じる。


過去の「行列」に関する話
エスカレーターは片側を開けるべきだと思う(2016年5月)

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。