旺文社から発行されていた書籍である。厳密に言えば、DONGRIなるサービス内には生き残っているらしい。
ま、あのレベルの語彙・知識が必要となる大学受験生など、相当にレアキャラなのは確かだろう。現代大学受験界においては、基本的に「地学用語」に需要は無いらしく、今は古本しか流通していないことを知った。
相当昔、大学受験生だった頃の私は数学と英語が壊滅的だった。なお、今も復興の兆しは無い。
で、大学受験生の私は理科・社会・国語で点を稼ぐしか無かった。そんな私も『地学用語集』を買ったのは、教員になってからだったりするけど。
大学受験生だった私は、チャート式の地学(参考書)で勉強をした。多分、二次試験は満点に近かったはず、化学ともども。
昔は存在したんですよね、チャート式の地学の参考書。知り合いの数学のベテラン先生(この日記の「数学科のI先生」)ですら、「えー地学なんてあったの!」と驚いていたが。
先日、職場の組合を引退なさる先生へ送る餞別として、QUOカードを買いに20分(片道)くらい自転車を漕いだ。結構「高額のQUOカード」って売っている場所が少ないんですよね。ま、高額と言っても5000円なんだけど。
その「QUOカード販売店」はリブロ エミオ富士見台店って書店。
このコロナ禍、通常行っていた「組合のお別れ宴会」が開催できなかったので、宴会と花束の代わりとして、度々QUOカードを入手する必要があった。
リブロと言えば、かなりお世話になった書店だ。リブロ池袋本店。無くなってびっくりしたクチである、私も。スティーブン・キング(新刊の文庫『クリスティーン』でした)と出会い、ハマったきっかけはリブロだったはず。最近、スティーブン・キングは全然読んでないけどな。結構な収入(バイト代や初期のお給料)を、池袋リブロには貢いだはずだ。
で、本題なんだけど、その「リブロ エミオ富士見台店」でQUOカードの「贈り物用ラッピング」を待っているとき、「チャート式」という「赤地に白抜きの見慣れた独特なフォントの文字列」を発見したのである。
久しく「リアル書店」には行っていないので、忘れかけていた。レジ前にはしおりが置いてあったりする。その「しおり」が正に全面的に『チャート式』だったのだ。職場に置きっぱなので、画像が無いけど。
なんとなく、2枚だけ貰ってきた。1枚は隣の数学科教員にプレゼントした。
チャート式にまつわる徒然を記してみた。
いや、そもそも『地学用語集』の話だっただろ、と。
過去の関連する日記
新しい高校地学の教科書(2006年6月)