クレソンとコナガ(小菜蛾)とメダカ

4月だっただろうか、クレソンの芽生え済(?)をホームセンターで買ってきた。
今までは、クレソンはスーパーで買っていたのだが、ベランダで栽培できたならば、楽だと考えて。

バジルについては、ここ数年、栽培と収穫を繰り返している。市販のバジルペーストを買うことは、ほとんど無くなった。
今回はクレソンも自給自足しようと考えたわけだ。

この3週間くらいだろうか、クレソンを食べる虫がいることに気づいた。
どんどんと、「食われた葉っぱ」が増えていった。で、検索してみる。「クレソン 害虫」と。一発で「そいつ」が出てきた。表題にしている「コナガ」だ。

体長は、親でも1cm程度だ。決して大きな生物ではない。しかし、繁殖力がスゴい。
クレソンの繁殖力もかなりのものだが、それを上回るスピードでクレソンの葉が減っていっていた。

そもそも、最初は「変な小さい蛾がいるなぁ」としか、思っていなかった。まさか、そいつらが私達のクレソンを食っていやがったとは...。

しかし、入植者(開拓者?)は、よく我が家のクレソンを見つけたものである。その子孫が、ひたすらに増えているのだろう。

この数日、私は「かつてない勢い」で、殺戮を繰り返している。昨日はおそらく40個体くらいはコナガを始末したはずだ。小さい青虫から、黒くなった最終齢(だと思う)のイモムシ、サナギから成虫まで。今朝も10個体くらいは始末してから出勤してきた。

私の「餌」であるクレソンを食べるなんて、こしゃくな奴らである。まぁ、クレソンにしてみれば、「いずれにせよ食われてしまう」ワケではあるが。

で、私の怒りの表明として、「イモムシ」や「ほぼ死んだ成虫」などは、メダカの鉢に投入するのである。お前らなんか、生きたまま食われてしまえ、フッフッフ。

そこで、不思議なコトがある。
7匹生きているメダカ達は「黒くなった大きめの幼虫」と「サナギ」を好まない様子なのだ。青虫と成虫を投入した場合、メダカ達は凄い勢いで「奪い合い」をする。

メダカにとって、「何がどう違う」のか、私はとても気になっている。
「大きめの幼虫」は、メダカの口に収まらない可能性もあるかも知れないが、サナギは食べられそうな気はするんですよね、美味しそうな気がするし。口当たりが悪いのかなぁ...。蛾の成虫なんか、粉っぽいだけだと思うのだけど。


2020/08/20追記
後日談を記しました。

ここにあるのは2020年6月17日 19:25の日記です。

ひとつ前の日記は「下肢静脈瘤焼灼術 その2」です。

次の日記は「下肢静脈瘤焼灼術 その3」です。

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