この語をふと思い出した。
私の子とその母(私の配偶者)は、友人たちとの夕食のため、夕刻に家を出て行った(とのこと)。
で、自宅近くのスーパーで、イカの刺身と揚げ物、ビールなどを買って帰宅した。
洗うべき食器は洗い終わり、アイロンをかけるべきシャツは無い。洗濯物はたたんでありました。ありがとう。
掃除をすべき床はあるのかも知れないが、それは置いておく。
私は一人、ダラダラとしている。
一人暮らし時代のような時間を過ごしていると言えよう。
私は知っているのだが、この時間は2,3日で飽きてくる。
一人暮らしは気楽だが、健康を損ないがちだ。家族の存在は確実にストレスをもたらすが、確実に喜びも多くなる。
で、「小確幸」について。
イカの刺身に、ワサビとショウガが入っていた。
イカ刺しを買うとき、「ショウガおろしね、ふんふん」って思ってた。予想が裏切られた。
小さいが、確実な喜びを感じた私だった。
で、その際突然、この「小確幸」って語を思い出したのである。おろしワサビのプラスチックパックを見てね。「椎名誠のエッセイ的小説で見た」記憶が蘇った。が、とりあえず検索してみた。
どうも、村上春樹が創った言葉らしい。
ヒトの記憶は捏造されがちであることを、改めて思い知った。
調べてみてよかった。
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突然ですが...(2003年8月)