既に2020年は12分の1以上経過してしまったが、『天文年鑑2020』をネット上で購入した。そのうち届くだろう。
この「腐れ日記」読者諸氏に『天文年鑑』を改めて紹介しようと考え、"天文年鑑"で検索してみた。
タグが存在していることを知ったので、見てみた。
twitter.com/#天文年鑑
「36年」とか、「50年」とか言ってるヒトがいる。どうも、毎年買い続けていらっしゃる方も居るらしい。恐ろしい。
私は、この数年は毎年買っている。毎年「地学基礎」を担当しているから。で、夏休み前には「7月の空」と「8月の空」を印刷して生徒に配っているのである。
「学校における例外措置」に該当するだろうから、著作権的には問題ないはずである。
「夏休みの宿題ね」と言い、生徒をビビらせた上で、「気が向いたら空でも見てみな。特に流れ星を見たこと無いヒトは、『ペルセウス座流星群』がおすすめだよ」などと伝えるのである。
結果的に「全然宿題になっていない」コトに、生徒は安堵するのであった。私は「宿題が嫌いな学生」だったから、教員になった今は、なるべく宿題を出さないようにしているのである。あと「贔屓」も嫌いだった。だから、贔屓はしていないつもり。
で、この「教育活動(?)」は、高校時代の恩師「N先生」の真似だったりする。
N先生は、毎月のアタマに「n月の空」を配布なさっていた。
その当時、高校生だった私は、その印刷物が『天文年鑑』のものだとは知らずに過ごしていた。私はいつ『天文年鑑』の存在を知ったのか、既に忘れてしまった。何しろ、高校生の時は知らなかった。
私は、夏休みの前に生徒に伝える。「この元ネタは『天文年鑑』っていう、この冊子なんだよ」と言って、現物を見せる。「他の月も欲しかったら、申し出てね」とも伝える。この辺は著作権的にはグレーゾーンかも知れない。幸いにして、今までに受けた申し出は、一つあったか無かったか、だ。
幸いでもなく、単純に悲しい話か?
ま、私が生徒だったとしても、そこまで「積極的」では無いだろう(無かっただろう)という気もする。
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