2019年6月アーカイブ

「不自由」あっての「美」

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山手線の中で、棒渦巻銀河を右後頭部に持っているオッサンを見た。
右側頭部からの毛髪群は後頭部から左側頭部方面へ向かっていた。また、後頭部から頭頂部の毛髪群は、左側頭部を掠めながら頭頂部や額方面へ向かっていた。

その美しさゆえ、私はその「右後頭部の銀河」を撮影したい欲望に駆られたが、なんとか思い止まった。全体的には、中心部から外周に向かい、時計回りに毛髪群が流れていた。

あれは「頭髪の不自由さ」、俗に言う「ハゲ」がもたらした、一種の奇跡なのであろう。

私は今のところ、徐々に頭髪の本数も減っているようだ。しかしながら、幸か不幸か(多分幸福だとは思う)あのような「美」を生み出せるまでには至っていない。白髪は着実に増えているけれど。

遠くの方
Uranus2

近くの方
20190607.jpg

近くの方はここにある。


ちなみに、遠くの方は「天王星」である。太陽系の第7惑星ね。

この数年くらい、ずっとあの「薄緑色の球体(群)」を見るたび、何とも言えない感覚が生じていたのである。その感覚は「どこかで見たなぁ...」という思いだったのだろう。

もうすぐ車を購入してから9年になる。ホンダのステップワゴンの中古車を買った。RG1なる型式のモデル。購入してから、6万km以上乗ってきた。
順調に自動車保険の等級が上がり、順調に車の価値も下がっている(はず)。
今回は自動車保険の話題ではなく、車の点検についてである。ま、ついこの間「おとなの自動車保険」を更新したのだけど。

で、この車の購入以降、点検はずっとホンダカーズのお世話になっている。まぁ、車検などはもっと安く済ませる術はあろうことも知っている。しかし「安心」を買うという意味で、ずっとお世話になっているのである。

総じて、ホンダカーズに対しての不満は無い。
しかし、この「定期点検後の『コミュニケーションカード』」については、ずっとモヤモヤとした気持ちを抱いたまま、この数年間を過ごしている。
honda_cars_tokyo-chuo.jpg

ファミレスや居酒屋なんかにも、よくアンケートが置いてある。我が家では、ガストやジョナサン、サイゼリヤを利用することが多い。
特に「すかいらーく系列」のガストやジョナサンでは、レシートにQRコードが付いてきて、それに答えるとクーポンが貰えたりする。しっかりアンケートに答え、有効なクーポンを入手できたにも関わらず、そのクーポンを使わないまま日付が過ぎることも多々あるが。

で、上に示した画像のアンケート。今年からは「ネット上で回答」ができるようになったようだ。今回はネット上で回答してみた。しかしこのアンケート、どうも「ポイント」がずれている気がしてならない。数年間、そう感じている。

「正規ディーラーに車を預けるようなユーザー」は、「(過剰な)出迎え・見送り」などは求めていないだろう。というか、車の整備会社にそれらを求めようなんて、私は考えたことはない。
でも私の観察によると、この数年私が利用している店舗においては「車を受け取った後の見送り」は長時間化の一途を辿っている気もする。その原因?に、このアンケートがあるのではないかと。
ホンダカーズ(東京中央)に勤める営業氏や整備士氏は「アンケートに書かれちゃうから、なるべく長く見送ってよう」と思い、それを実行している可能性は多分にある。のではないかな?

この「アンケートによるプレッシャー」は、「車を整備する会社」に対して、「悪い影響」を与えているのでは無いかと思ってしまうのである。
(ほんの少しだけ)長く見送ってもらうことよりも、丁寧に車をチェックして貰うことの方が、私にとっては重要だ。なお、整備費用は安いに越したことはないが、「正規」だから高くてもある程度は仕方ないと考えている。ま、高いけどね。
間違ったアンケートの設問が、会社の運営を間違った方向へ進めてしまっているのでは無いかと...。

ま、自分の勤務先(の挙動)を棚に上げ、この文章を記していたりするワケですが。

日本語を変えた飛鳥涼

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前に書いたことを改めて。

この間、子と話していて「血は争えないでありますな」ってなコトを私が言った。
「それはどういう意味なんです?」と尋ねてきた。確かに、少し難しい言い回しだ。
なお、私の「ありますな」とか、子の「なんです?」という言い回しは、『ケロロ軍曹』に由来するものである。子が幼い頃、親子して、確か"Hulu"にて、かなりしつこくケロロ軍曹のテレビシリーズを見たからだ。ケロロ軍曹は面白い。ガンダムネタが時々混じってくるのも、私には面白い。話は飛ぶが、一時流行した『妖怪ウォッチ』は、テレビで放映されたものを見ていた限り、「昔のネタ」が多すぎた。それも凋落の一因ではあったのだろう。

で、本題。
突如としてオリジナル・ラブ(どうも近年、ラヴからラブになったらしい)で、何故「あのような『引っかかる歌詞』」が出てきてしまったのか、気づいた。その歌は『It's a Wonderful World』である。四半世紀昔の曲なんですね。改めて聞いてみると、やはりなかなかかっこいい。実家の段ボールの中に、CDがあるはず。現住居には音源もデータも存在していない。

2番には「血で血を争う文字の見出し」という歌詞が出てくる。
ずーっと、「血で血を洗う」でしょうに、と思っていた。

あれは田島貴男氏の脳が「血は争えない」というニホンゴに、引っ張られてしまったのであろう。25年かけて、理解した。


似たような、部分的に意味がよく分からない歌詞に、ミスチルの『名もなき詩』がある。これは冒頭。やはり、以前に書いているのだけど。

「ちょっとぐらいの汚れ物ならば」ってあるけど、「汚れ物」は、一義的には「洗濯前の衣類」や「洗浄前の食器」だと思うんですよね。
Yahoo!知恵袋にも、質問が立っていた。
ま、あのニホンゴに「違和感」を感じる人は多いのであろう。


で、今日も改めて調べてみたのだが、やはり「掛け違えたボタン(ボタンの掛け違い)」という語句は、『僕はこの瞳で嘘をつく』以前には見当たらないような気がする。

飛鳥涼氏の作詞である。2000年代以降は、「ボタンを掛け違う」という歌詞が、散見される。演歌などにも。

私はそんなにたくさん CHAGE&ASKA の楽曲を聴いたわけではないが、安心して聞ける「詩」が多いように感じられる。

まぁ、ミスチル以降のJ-POPは、メロディに「多数の日本語の音節」が突っ込まれることが増えたので、そういう「ちょっと不思議なニホンゴ」が多くなったのかも知れないけれど。

ウナウィープ4年ヤンパ8年

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スポーツサンダルChacoにおける、ソールの名称である。職場で毎日履くサンダルは、この12年弱、上記メーカーのものにしている。
覚えている限りでは、TevaやNikeも使ったことがある。

ソールがウナウィープ(UNAWEEP)からなる製品は4年でダメになった。ヤンパ(YAMPA)は8年間使えた。それらのソールは、(知る人ぞ知る)Vibram社製だったものもあるようだ。公式サイトを見ると、ソールは2016年から内製化され、チャコグリップ(Chaco grip)が標準となったらしい。
買ったのは、前回と同じ店舗である。御徒町。前回と同じように、28cmのサンダルはセールになっていた。ちょっと型落ちだったようで、公式サイトには、私の手元(足元)にあるモデルは見当たらない。ま、何でも良い。ほとんど違いはないだろうから。

私の足のサイズは、ビジネスシューズだと27cm、運動靴は28cmだ。「一般的に売られるサイズで最大サイズ」であろうからか、セール品や売れ残りに出会うことが多々ある。リーズナブルな足のサイズである。
ただし、「100円均一のサンダルや安い靴下」界においては、商品が少なく苦労するサイズでもある。


BIRKENSTOCKは職場では使ったことがない。かかとのストラップが付いているモデルも存在するらしいが、ほとんど見たことが無い。かかとがきちんとあり、「走れる」サンダルでないと、学校という場で「普段使い」するには抵抗がある。

BIRKENSTOCKも、Chacoも、ソールの張り替え等を行っているそうである。しかし、利用するにはその「手間賃」がかかるのである。新品を買った方が、財布にも地球にも優しい場合が多い。

このChacoの場合で言うと、今回は税込み7,500円で新品が買えた。ソール張り替えは税抜きで6,800円とのこと。消費税が10%になったら、その税込み価格は7,480円である。
輸送の手間(二酸化炭素排出量)等を考えたら、御徒町に電車で向かい、ただそこにある新品を買う方が、地球には優しいだろう。
(私のリサイクルに対するスタンスは、武田邦彦氏のそれに近いと思ってる。)


カコのチャコの日記
Chacoのサンダルは良い(2007年9月)
心から好きだよ(2011年6月)
にっき(2018年8月)

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