競馬と私

必要があり、昔のメールを調べてた。
そして、なんとなく「大学時代のサークルのメーリングリスト」に流れた(≒流した)メールを見てた。これは特に必要の無いことだ。で、「結構面白い文章書いてるなぁ」と思ったので、ここに披露する。16年前のものだ。
さっき、レースの動画を見てみた。Youtubeで。

なお、競馬は配偶者との「デート」で行ったことがある、この作文の後も。
また、当時は若くて左傾化してたので、朝日新聞を購読してた。

私、基本的に酔っぱらいじゃないですか。で、職場も結構でかいので、飲みトモダチにはあんまり困らないわけですよ。
いちばん良く飲みに行くのは、同じソフトボール部顧問の52歳酔っぱらい。基本的には同じ学年を担当しているヒトと飲みに行くことが多いかなぁ。そのセンセも、私も、現在は高校3年生の担任なのですな。もう1人の酔っぱらいのセンセイ(50歳:だけどヘタすると30代に見える独身)と、週末ごとに阿佐ヶ谷駅北口の飲み屋に通う2002年だったのです。

その飲み屋「天竜」は夫婦で切り盛りしている飲み屋なのです。刺身がメチャメチャうまいス。あとは焼き鳥ね。鰯のつみれをシソで挟んで天ぷらにした「天竜揚げ」がいちばんのお薦めでしょう。ポテトサラダなんかもおいしいのであります。月~土しか営業しないのですが、いつも混んでますね。日曜日は店の中で競馬中継を観戦する姿が、閉めた扉越しに見られる店なのです。基本的に巨人ファンとギャンブラーが固定客の店のようであります。

でもって本題。昨年末、オジサンに聞いてみたのです。「有馬記念、何が来ますか?」って。
「8-1」って即答でしたね。
私は「馬単ですか?」って確認したら、「そうだ」とのコト。その後、酔っぱらい(50歳)は「枠連ならいくつ?」って聞いてました。(チナミに「1-5」になる。)


有馬記念当日、浅草の場外馬券売り場ってトコに初めて行って見ました。私が見た中で、「いちばん荒んでいる場外」って気がしました。それは「魅惑的」ってコトでもあります。初めて足を踏み入れた飲み屋街道が印象的でした。私は「酔っぱらい道」あるいは「ギャンブラー道」の精進が足りないと痛感しました。

で、買ったんですよね。馬単「8-1」を1000円。

マークシートを書き入れながら、ちょこっと頭をかすめたのは、「8→1」と「1→8」を500円ずつ買おうかなぁ、「馬連1-8」1000円にしておこうかなぁ、ってコト。
近くにいたオッサンの競馬新聞を覗き込むと、1番の馬は結構な人気だって知ったから。
チナミに、私が持ってたのは、アサヒシンブンのみでした。そんな野郎、ぶっ飛ばされて当然かも知れませんね。インテリ風に過ぎるっつの!

結局、天竜のオジサンに操を立てて、「8-1」一本勝負にしました。
男気!


以下、JRAのページから引用・改変。

<払戻金・給付金>
単勝
01 370円 2番人気
複勝
01 150円 1番人気
08 1,250円 12番人気
02 470円 6番人気
枠連
1-5 5,130円 17番人気
馬連
01-08 14,830円 36番人気
ワイド
01-08 3,530円 38番人気
01-02 1,050円 4番人気
02-08 6,040円 59番人気
馬単
01-08 20,630円 53番人気
3連複
01-02-08 40,570円 98番人気

引用終わるッス。

ままま、マジスカ? 生中継を見ていなかっただけ幸い?でした。ケータイ(j-phone)のニュースで結果速報を知り、「1-8」って結果を確認した私でした。ホント、テレビ見てたら、脳梗塞になったかも知れない。天竜のオジサンは大丈夫だったかしら?当ててれば良いけど...

競馬の仕組みや配当についての詳しい解説は控えます。

「8→1」と「1→8」を500円ずつ買っておけばなぁ...
「馬連1-8」1000円にしておけばなぁ...

そんなわけで、「ギャンブルやめな!」っていう宇宙の声を感じた2002年末でしたとさ。チナミに有馬記念は最後に差しきって1/2馬身差だったらしいですね、朝日新聞によると。

むむー。

職場の競馬マニアのセンセは「ノーベル賞の田中耕一で5-1(1-5)」で当てたそうな。
そんなのありぃ?

むむむむむー。


なお、天竜は今も営業していますので、お父さんも無事だったようです(アタリマエ)。
職場の先輩が退職されて以降、基本的にお伺いしていませんが。

ここにあるのは2019年2月 1日 23:46の日記です。

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