28年ぶり2回目

中国地方を訪れた。昨年末である。その旅程は後日記す予定。

最初に彼の地を訪れたのは、例(?)によって大学時代の徒歩旅行サークル合宿である。
この宿に泊まらせていただいた。岩国は錦帯橋の真横。
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その合宿は、広島市から山口県の青海島までだった。確か6泊7日の歩き旅。大学2年19歳、1990年の夏である。
岩国を出発した日は、六日市なる町まで歩いたのだった。本当に今思いだした。というか、津和野経由で萩まで歩いた記憶はあった。
「岩国~津和野」について、グーグルマップで検索したら、1日ではとうてい歩けない距離であることに気づき、地図を見ていて思い出した。泊まりましたよ、六日市。その翌日も別の場所に泊まらねば、とうてい萩にはたどり着けない距離である気がするのだが、宿泊地の記憶が無い。

で、岩国の思い出。

その宿は、どう見ても高級である。28年前も高級感があった。当時はボロかったけど。
2階の大広間に我々は投宿した、と考えていた、最初は。


その「徒歩合宿」では、基本的に「宿取り担当」が民宿等を予約することになっていた。テント泊とかは無い。
その当時の数年間、一番安かったのは「1泊3食(翌日のお弁当付)」で3500円だ。屈斜路湖畔、和琴半島の付け根にあった宿。昨夏の道東旅行では「その宿」を微妙に探してみた。どうも廃業してしまったらしい。ま、当時もかなり高齢のおばあさんが一人で切り盛りしていた宿だったので、仕方なかろうとは思ってはいる。

で、その「高級感ある宿」では、一悶着があった。
宿側では「宴会での予約」と認識していた、ってな話があったと記憶している。食事後か何かに「泊まりのはずです」という話を宿側に伝え、ゴタゴタがあったはず。確かに宿泊代としては安かった。安すぎた。上記金額よりは高いけど。

最終的には「追加料金」を払った記憶は無い。酔っ払ったから、記憶が消えただけなのかもしれない。
何しろ、あの宿の2階広間で、みんなで寝た。翌朝は暗いうちに宿を出た。前の晩、例によって酒を飲み過ぎて気持ち悪かった。未成年だったけど。
朝の暗い中、気持ち悪い中、川沿いの原っぱで天然の蛍を見た。綺麗だった。あの蛍が私の生涯における「ベスト蛍ズ」である。

改めて地図を見てみたが、錦川という川らしい。とりあえず、終わり。

ここにあるのは2019年1月10日 23:53の日記です。

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