エフエフの思い出

私は、エフエフ(ファイナルファンタジー)に対しては、あまり思い入れはない。多分、1作だけプレイした(クリアした)ことがあるのだが、それが「何作目」なのかすら、覚えていないのだ。

もう、10年くらい前になってしまうのかもしれない。職場の「忘年度会」というか「教科(理科)の送別会」が行われたときの話だ。

学校という場は、働き手の年齢層が広い。20代前半から、70歳を越える方がいらっしゃったりする。で、その「送別会」では、60歳前後で非常勤講師をなさってくださった女性が退職なさるのであった。
飲み会の途中、何故か「ビデオゲーム話」になった。

その、退職なさる方、自分の母親くらいの年齢である。曰く「エフエフは結構やりましたねぇ」とのことだった。前述のファイナルファンタジーを指し、普通に「FF」と発言なさったわけである。

自分は、ドラゴンクエストは「ドラクエ」と呼ぶ。しかし、ファイナルファンタジーを「エフエフ」と呼んだことはなかった。スラングに過ぎ、伝わる人にしか伝わらない気がするので。そのお方は、私が感じている「障害」をさらっと飛び越えていたわけだ。

同僚で私より数歳年下の男性教諭は、その「結構お年を召した方が『エフエフ』と発言した件」を、奥さんにわざわざ報告したそうである。そして、その方が「若い」ことについて「盛り上がった」んだって。そりゃ、そうだよね。

ここにあるのは2018年12月 8日 22:53の日記です。

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