子宮頸がんワクチンについて

重い内容なので、この「腐れ日記」には記していなかった。以下の本は刊行直後に読んだ。

子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち
https://www.amazon.co.jp/dp/4087815684

私はこの本を読んで、「厚生省などが言うように、ワクチン禍は『心因性』なのだ」との認識を持った。
ただ、その私の「認識」を記してしまうと、「厨二病を拗らせ続けて後戻りできなくなっている、自称『被害者』たち」を中傷することになると思い、文章化はしなかった。できなかった。

「ジョン・マドックス賞」もあったので、この日記を記している。そして今日、改めてAmazon上で上記書籍のレビューを見てみた。びっくりした。

あの本を読んだとしても、「ワクチン被害は実在するのだ」と思い込んでいる人は、「ワクチンは危険だ」という認識になるらしい。あの本の中の後半部分、ある少女について記してあったことを、私はよく覚えている。
「状況によっては、何故か『苦労の源』である不随意運動がピタッと止まる」という「著者の観察結果」が記してあった部分だ。手元に本が無いので、何ページだったのかは不明ではあるが。

私はそこに「著者の本心」を見たように感じた。
著者は少女やその親の心に寄り添っている。そして、徐々に真実も見えてくる。『被害者たち』の症状が心因性であることに気づいてしまったのだ。しかし、今更それを明記することはできない。「微かに匂わせる表現」を一文だけ記すのが「精一杯」だった。
私が読み取った「真実」は以上の通りだ。私の読み方は「偏りすぎ」なのだろうか?

この数日で目にした、一番誠実であると思った「子宮頸がんワクチン」関連の文書へ、リンクを張っておく。

根拠なきワクチン批判で救える命を見殺しにしないで
https://www.buzzfeed.com/jp/hiroyukimoriuchi/hpvv-moriuchi-1

ここにあるのは2017年12月14日 22:29の日記です。

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