香りについての刷り込み

杉並区では、昨日あたりからキンモクセイが香り始めたようだ。
10日ほど前には、北区中央公園の入り口にあった木から、同じような香りがした。花の見た目と香りとググった情報からすると、ギンモクセイだったのだろうと考えられる。
秋なのだなぁ、と感ずる。

以前にも記した気がするが、私はキンモクセイの香りが好きだ。春のジンチョウゲも。この2本の木は「実家」に存在した。モノゴゴロが発生する以前から馴染んでいた香りであるため、私の脳に深く記銘されているのだろう。

香る花と言えば、ほかにもいくつかは存在する。特に香りが強いのは、クチナシやジャスミンだろう。これらは、通勤路の途中に存在している。やはり、杉並区内の話だ。この2種類については「この香りは何だろう?」と疑問に思い、調査したことによって「木の名前」が判明したものだ。

やはり、この「香りの強さ」は選別や品種改良によるものなのだろう。植物としては「ヒトに訴えかける香り」を持っていても、その生存には大して役に立たないだろうから。
「ハンマーオーキッドと一種のハチ」は「凄く特殊な進化の例」に挙げられることが多い。「見栄えの美しい花」というのも、花卉生産業者の努力の賜物なのだろう。
キンモクセイやジンチョウゲ、地味ではあるが、確実に「ヒト」によって「栄枯盛衰」を支配されているのだろなぁ... と改めて考えた。

ここにあるのは2015年9月17日 16:38の日記です。

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