大学の秋入学について、自分の分かる範囲で。

この間、こう呟いた。

masaki
大学は「夏入試・秋入学」が良いと思う。理科教員の私が思うに、教科書は相当頭の良い学生と教員でも、規定の時間内では消化しきれない。新聞の投書には「雪やインフルエンザの影響も減る」とあった。

知人の一人からメッセージをもらった。メインの仕事は予備校講師の方です。

vivafidel1959
@ogawa_masaki 私もその方式がいいと思います。大雪と流感は大きいです(夏も台風があるんですが)。個人的には夏期講習が無くなると収入的にはおもしろくないところですが。

サングラスが似合う同僚からも賛同をいただく。

Masaaki Kitaharaさんが「いいね!」と言っています。

私は「1点を争う大学受験において、『標準単位数』の授業だけでは、理科の範囲はとてもとても終わらない」と感じている。国公立二次試験で必要とされる理科の知識は、半端無く大量なのである。
自分の高校時代、理科の授業は「実験がメイン」だった。細かい知識を教員が伝達してくれるような環境では無かった。実験をしている時は、予習が足りず、結構ちんぷんかんぷんではあった。そして、一応レポート提出。
しかし、後で「受験勉強」をする際は、その「実験の記憶」が非常に役に立った。

私の高校生時代も、私の現在の勤務先も、高3の3学期はほとんど授業がない。もともと足りない授業時間が、更に足りなくなっている。

高校の授業を3学期末まできちんと行い、卒業式を済ませ、その後に大学入試。何が悪かろう。なお、冒頭の「(読売)新聞の投書」は医師からのものだった。


私は教員養成系の大学を出たわけだが、教育実習については、季節はあまり関係ないだろうと考える。今後の検討課題と云うことで。

教員採用試験は、公立学校については初夏に出願期間があり、夏に試験等が行われる。その日程は、現在のままで良いと思われる。仕事が始まるのは当然4月から。
夏前に大学をきちんと卒業し、その上で受験すればよいだろう。ギャップタームは「大学生になる前」よりも「社会人になる前」が有効だろうと考えている。見聞を広めるも良し、自己研鑽に励むも良し。

私の大学4年次は、卒論のための実験と教育実習と教員採用試験(および、若干の入社説明会)で忙しかった。あの多忙さは避けられることになる。研究→卒業→教採(入社試験)という流れには、特に問題を感じない。
入社内定後に留年→入社できず、という「過去に繰り返されてきた忌まわしき出来事」も無くなるだろう。
例えば「明治大学法学部大量留年事件(ウィキリン)」のような。


私が最初に勤めた学校では、私と同じ「非常勤講師の同期」に、上の事件(?)にモロに引っかかった御仁が居た。
企業の内定を得ていたのだが、留年し、入社できなかったと聞いた。
彼も私も、その学校を1年で辞めちゃった。彼はどうしているのだろうか...

当時、流行っていた歌。

この曲を聴くと、「非正規雇用で不安な中、生徒を制御できず困惑し、最後はパニック症候群っぽくなった日々」を思い出すのでした。
笑えない出来事だが、だからこそ「今の私」があるのは確かです。

と、最後は表題と関係ない話で終了。

ここにあるのは2012年2月 4日 22:03の日記です。

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