緑茶である。
大規模構造(画像ググリンク)に似てませんか?
職場では、中国方式で茶を飲んでいる。茶葉をカップに入れ、そこに湯を注ぐ。濾したりしない。葉が沈んだところを見計らって飲む。水面の葉は、ふうふう吹いて、蹴(?)散らす。
日本の緑茶でこの飲み方をすると、「大規模構造」のようなものが現れるのだ。対流の具合や分子間力の微妙な力関係によって、この構造ができるようだ。もしかすると、「大振り」であるカップも影響を与えているのかもしれない。
茶の対流が終わる頃には、このような構造が現れてくるのだ。粉茶ならば、もっとハッキリ現れるのかもしれない。しかし、水底の大きな沈んだ葉も、何らかの作用を及ぼしている可能性も捨てきれない。
一番「構造」が綺麗に現れるのは、茶を一杯飲んだ後、2度目に湯を注いだときだ。
一杯目の茶は、水と茶の馴染みが良くないようだ。「構造」はハッキリとは現れない。また、3回目になってしまうと、構造の要素となるべき「茶の粉末」自体が、私の胃の中に収まった後となる。
実はこの画像を撮影した後には、経験から言うと、もっとハッキリとした「大規模構造」が見えたはずなのだ。綺麗なソイツを写真に撮ろうと思って、冷えた茶をしばらく放置してあったのだが、気が付いたトキには、「大規模構造」を飲み込んでしまっていた。残念である。
このネタは、ずーっと温めておいたのですね。天文学に詳しいっぽいでしょ。ってか、実際私は理科の教員だけど。
明日から、職場では中国茶を飲み始める。「大規模構造」とは、しばらくお別れなのだ。