朱鷺の思い出と別れるトキでは?

トキって、繁殖させ、放鳥までする必要あるのだろうか? 過酷な環境に晒され、そのうち落鳥しちゃうだろうし。私はトキ保護センターには価値を感じない。働いている方には悪いが。
ニホンの一部の勢力は、何らかのノスタルジアに由来する政治的判断のもと、絶滅寸前のニッポニアニッポンを増殖させているのだろう。しかし、そいつは既に中国産なワケだ。「遺伝的には一緒」とか強弁なさる方もいらっしゃるようだが。

「日本固有種のメダカを守ろう」とか、「外来種であるブラックバスの放流反対」とか、「ニホンザルとタイワンザルは違うんだから混ぜるな」みたいな主張は色々と聞く。「ホタルの問題」は深刻な気がする。もし、それらの主張と「トキ問題」を同期させるなら、佐渡島のトキが1羽になった時点で、トキ保護センターはフェイドアウトさせるべきだったハズ。
5年前、日本産のトキが全部死んだとき、センターも解散し、外来のトキは中国へ返すべきだった。今から返しても遅くはない。

ま、トキが保護されてきた歴史は長いので、単純にはメダカやサルとは比べられないだろうが、何しろ考え直すべき時が来ていると私は考える。日本では不況のためにホモサピエンスサピエンスがバンバン死んでいるのだから。


過去の関連する日記
雨の動物園に思う
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