夏の思い出

この夏は、パスポートを使う機会がなかった。
あんまり外出もせず、「食っては寝、時々ゲーム」の日々を送った。そのため、私は過去最高の質量を保有するに至った。簡単に言うと「過去最悪に太った」と云うコトだ。78kgぐらいまで増加してしまった。チナミに身長は177cm前後である。

今日の昼食はコンビニのおにぎり2個である。
ここ2日ほどはビールも飲んでいない。しかし、昨日は夕食後にアイスを食ってしまった。
本気で痩せる気になれば10kgくらい落とせるのかも知れない。しかし、無理なダイエットは体に悪い。少なくとも数日のうちには、70kg台前半までは戻したいものだ。

そんな堕落した日々だったが、数少ない「若干の遠出」に「埼玉方面へのドライブ」があった。
首都高から関越を経由し、寄居・長瀞(ながとろ)・秩父周辺を日帰りで巡ってきたのだ。

長瀞にあった「埼玉県立自然の博物館」に寄ってみた。
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長瀞は日本に於ける「地質学発祥の地」であると言われる。
今から18年前となる1989年の秋、私はこの場所を訪れている。東京学芸大学教育学部の「小学校・中学校・高校理科」に属する百数十名の一人としてだ。「岩石学・地質学・古生物学」などの授業の一環であった。

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こんな石碑は記憶に無かった。裏側を見て納得した。平成5年に設置されたものらしい。揮毫はその当時の埼玉県知事によるもののようだった。

その石碑の前で思い出した。博物館の目の前の旅館「養浩亭:ようこうてい」こそ、長瀞の実習で宿泊した宿であることに。

そして更に思い出した。馬鹿な(元)学生達のハナシを。


大学1年生というのは、その大半が未成年である。
しかし、私が18歳だった当時、「大学生ならば酒を飲んでも良いだろう」というのが、ヨノナカの一般的な認識だった気がする。今も同じなのだろうか?
当然のコトながら、その実習の宿でも学生の宴会は行われるのだった。引率?の教官も、見ぬ振りをしていてくれたのだろう。

私が所属したのは「初等教育教員養成課程」というトコロだった。俗に「A類理科」と呼ばれており、18組と19組の2つに分かれていた。その実習には中学校の教員を目指す「B類」、高等学校の教員を目指す「D類」も参加していた(類の名称は当時のもの)。

実習が終わってから噂で知った。B・D類の輩は「とんでもないこと」をやったらしいと。

彼らB・D類も飲酒をしていたそうだ。そして、飲み過ぎたヤツが居たらしい。「寝ゲロ」か「覚醒ゲロ」か判らないが、布団に「ブツ」を放出したそうだ。
それだけでもかなり馬鹿なのだが、コトもあろうに彼らは「ゲロ付き布団」を畳み、押入にしまい込んでしまったというのだ。
宿からの連絡があり、その悪行が発覚したと聞いた。

その「悪行」のため、長年利用してきた「養浩亭」が使用できなくなり、長瀞実習は無くなったと記憶している。ま、長期休業中の3日間の実習が無くなったから、後輩の学生は感謝しているのかも知れませんけどね。

しかし、小学生じゃあるまいし「ゲロの布団を隠す」ってねぇ... orz

ここにあるのは2007年8月27日 13:59の日記です。

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