私が小学生の時、算数の授業で教わったことに「10デシリットルは1リットル」ってヤツがある。
数式?で記すなら" 10dL = 1L "ってコトになる。
で、小学校以来「デシリットル」なんて、使ったこと無いですね、ほとんど。厳密に言えば、医学関係では 100mL を基準とすることもあるようだ。血糖値とか、尿酸値とか。
そして、時代は下る。
飲酒するようになってから気づいた。ワインやウイスキーに" cl "あるいは" cL "って文字列があることを。さらに何本だか、何十本だかの空き瓶を見るうちに、「そいつら」が「センチリットル」を表していることに気づいた。何故かちょっと感動した。
パリでそのことを思い出した。また、新しいデジカメの「接写機能」を試したかったので、以下の画像を撮影してみた。
思えば、日本産のワインとかで「内容量" 750mL "」とか書いてあっても、厳密には 749mL 以下のこともあろうし、逆に 751mL 以上のこともあろう。そういった「数字の厳密さ(有効数字)」という意味においては、" 750mL "と記すよりも" 75cl "と記す方が、誠意があると言える気がする。それは「745mL 以上 かつ 755mL 未満」を意味するのだろうから。