廃品利用の「リーフレットホルダー」

この画像は、私自慢の作品である。
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何かといえば、リーフレットホルダーとでも言おうか。
製品として売っているものだと、リーフレットスタンド(画像ググリンク)の方が近いのかも知れない。

私の所属しているのは理科なので、他の教科に比べると、大学や各種団体からポスターやリーフレットが送られてくることが多いハズ。
ポスターは画鋲で貼れば良いが、リーフレットやチケットは生徒が自由に持って行けるようにしたい。その処理は結構面倒なのである。テーブルを出して、その上に積んでおくのもアリだが、それではテーブルが邪魔になるし、近くでハンドボール部が激しく練習したりすれば、恐らくリーフレットは飛んでいってしまうだろう。
で、この作品を思いついた。

最近の郵送物(やメール便)には、透明なプラスチック製封筒が用いられていることがある。その封筒から作成したのが画像のホルダー(製品版)なのだ。最初はハサミで適当な大きさに切り、そのまま画鋲で掲示板にくっつけてた(バージョン1)。リーフレットはA4版であることが多く、プラスチック製封筒もA4の冊子等がちょうど収まるようなサイズが多い。
しかし、「バージョン1」には欠点があった。画鋲を刺した穴の部分から、プラスチックが傷んでいくことがあった。
次に、画鋲を刺す位置に、予め小さく切った布製のガムテープ(布粘着テープ)を貼り付けることにした(バージョン2)。だいぶ耐久性が増した。ただ、プラスチック製封筒の横の部分(多分、熱で圧着されている部分)から、プラスチック自体が裂けてくることがあった。
そして、製品版が完成した。

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このピンぼけ画像を見てもらえば分かると思うが、プラスチック製封筒の表裏にかかるように、小さく切った布製ガムテープで補強したのだ。そして、ガムテープの上から画鋲で掲示板に貼り付けるのだ。これでリーフレットホルダーは、半永久的に使うことができるようになった。
この製品の著作権などは主張しないので、お住まいの学校(?)でも是非作成し、ご使用頂きたい。


おまけであるが、この画像は私が担任している教室の掲示板である。
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「ゆうライン」というのは、杉並区にある相談室である。
キャッチコピーは「いいたい・ききたい・なんでも話そう」であり、小学生から高校生までが対象であるようだ。

本年度は無かったような気がするが、ここ数年、この名刺大の案内書カードが、生徒全員に行き渡るように配布されてた。ただ、生徒がこんなカードを貰ったとしても、お世話になる生徒はほとんど居ないだろうし、貰ったカードはいつの間にか無くしてしまうだろうと予想された。配布している杉並区は、このカードを財布にでも入れてもらうつもりで作成したのだろうけれど。

私が高校生だったとしたら、というか今でも、こういった類の「無料人生相談所の案内カード」を、後生大事に財布の中に入れておくのは「なんだかなぁ...」って気がする。また、こんなカードを財布に入れているようなヒトとは、あんまり友達になりたくない。ってか、友達だったらその悩みについて、直接に相談するコトだろうと思う。

で、私はここ数年、このカードは「好きなときに手に入れられる」よう、教室に放置することにしたのだ。何かに悩める生徒が、ふと、このカードを手に取れるように。
面白いことに、このカードは徐々に徐々に減っていくのだ。本のしおりに使っているのか、本当に電話しているのかは不明だが。
なお、このカードに記してある電話番号は古いようである。現在の電話番号は上のサイトを参照すれば知ることができるはず。

ここにあるのは2006年10月 7日 20:31の日記です。

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