二日酔いの朝、ムラサキケマン。

何だか、気付いたら3月になっていた。自宅のカレンダーの1つが先月のままだったので、それを今朝直した。そのカレンダーは2ヶ月分が1ページ?になっているタイプだった。そしてそこには、ムラサキケマンが印刷してあったのだ。

ムラサキケマン(紫華鬘)という植物名を初めて知ったのは、私の教員生活1年目のことである。恐ろしいコトに、既に13年前ではないか!!
その年は「とある私立女子中・高校」で非常勤講師をしていたのだった。中学1~3年を担当し、中学1年理科2分野の一部として野外の植物の観察を行ったのである。その当時は確か校舎が改築中だった記憶がある。そんなわけで植物の観察ができないかと思いきや、なんと「校長先生のお宅の庭を授業で使って良いよ」ってコトになったのである。それには大変感動した。「非常勤講師1年目のヤツに、自宅の使用を許可してくれるなんて、太っ腹な学校だなぁ」って。お借りするからには、それなりに予習をしなければならない。で、庭に生えている植物を図鑑片手に一通りチェックしたのであった。フキが大量に生息し、シャガなども生えていたような記憶がある。その中に、名前を知らない植物があった。それが「紫毛マン」その人(?)である。
ムラサキケマンという植物の存在は、それまで全く知りませんでした。そんなわけで、教員1年目の思い出として「ムラサキケマン」と「ダンディな校長先生」はセットになっているのです。
話は戻り、そのカレンダーは2ヶ月が1ページになっているタイプでありました。カレンダー写真の撮影者は布施正直さんという方だそうです。母の同級生だというコトなのだが、私はその方を直接知っているワケでは無い。

そして話は飛ぶ。
休日の午後に都立旧古河庭園ってトコロにバラなどを見に行った、友人たちと。あいにくの雨だった。夜には「その筋」では有名な「ざくろ」という店の予約をしてあった。しかしそれは20時からであったため、一度家で待機するコトにしたのだった。
で、私達の住居のトイレに行った友人は驚いていた。別にトイレがくみ取り式だとか、強烈に臭いとか、バラ色の小便が出たとかではない。その中にあったカレンダーに驚いたのだった。「なんで、マサナオさんのカレンダー!?」って。友人の父親は職業カメラマンであり、その友人に布施さんがいるのだそうだ。そんなわけで、布施さん撮影の植物写真カレンダーが友人宅にもあったそうだ。世界は狭い。

なお、「ざくろ」って店はかなり強烈でした。Web上には大量の文書があります。それを読むと、行ってみたくなるハズです。3000円で大量の料理に飲み放題付きでした。水煙草も面白かったです。しかし、何よりも面白いのは店長さん?の喋りです。

と、いうコトでそんな出来事を一気に思い出しました。「友達の友達は皆友達だぁ」なんて、改めて思いました。二日酔いではありましたが、多少気分が良くなった、今朝の私でありました、とさ。

ここにあるのは2006年3月 4日 21:00の日記です。

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