チャンプルー

私の内なる何かが「ゴーヤチャンプルー」を作らせたもうた。
数年前に「ソーミンチャンプルー(素麺の炒め物)」も1度だけ何となく作ったことがある。沖縄料理屋で食べたものを再現しようと作ってみたのだが、不味くは無かったものの、全然別の食べ物が出来上がった。
で、その印象的だった「ソーミンチャンプルー」を出してくれた荻窪の『番小屋』という店(このページに頻出する酔っぱらいのソフト部顧問に連れて行ってもらった、3回くらいだったかしら?)を、最近お気に入りのGoogleで検索してみたところ、その「ソーミンチャンプルー」はその店の十八番、あるいは命、キモであるらしいことをネット上で知るのであった。私はそのソーミンチャンプルーを再現しようとしたらしい。そりゃ、一発で再現できるわけゃ無いすわなぁ。
結局、それ以来「ソーミンチャンプルー」は作ろうとしていない。素麺を茹でてから炒めるって時点で面倒くさいのですな。

で、本日初めて作ってみた「ゴーヤチャンプルー」なのですが、美味いのか不味いのか分からないのでした。ま、食えますけどね、普通に。何故「ゴーヤチャンプルー」かというと、東急ストア阿佐ヶ谷店に「ニガウリ」が陳列されていたからだったりする。あんまりニガウリを見た記憶は無いですなぁ、あの店で。最初は出来合いの「お総菜」とか「刺身」(そして言わずもがなのビール)などを買って帰るつもりだったのだが、久々に料理っぽいものを作る気になったのでした。
自分で作った料理って、不思議なくらいに美味いのか不味いのか分からないコトが多い。息をするが如く、自らの生命を繋ぐために餌として料理を作成しているからかなぁとも考える。
私が自分で作って食えなかったタベモノは、今までのトコロ1つだけある。それはタイマーを設定し忘れ、間違って「保温」のまま一晩放置してしまった、研いだばかりの米粒達である。あれだけは食えなかった。ゴメンナサイ。合掌。

ここにあるのは2002年6月13日 21:00の日記です。

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