年賀状印刷中。私の持っているプリンタはNECとHPが提携し始めた頃に売り出されたNEC PC-PR101/J180(PICTY180)というプリンタなのですな。HP660Cという名称でも売られていたらしい。既に6年前のコト。
現在はこのプリンタ、黒インク(顔料系というフレコミだった)しか使えないのです。で、ここ2年ほどは「モノトーンで如何に洒落た賀状を作成するか」というコトに苦心しているのでありました。この「インクジェットモノクロプリンタ」ができた経緯は、今だから明かせます、というか、分かっています。
簡単に言うと、以下のような手順です。
カラーカートリッジ(3色!)のうち、1色が切れかけた。
普通に印刷すると、奇妙な色合いになる。
が、クリーニングモードで出力全開にすればフルカラーのテストプリントが可能となる。
おかしいおかしいと思いつつ、テストプリントを繰り返すうち、だんだんカラーが出なくなっていく。
実はその時点で、インクヘッド乾燥防止キャップ内にインクが満ちあふれ、ヘッドがベタベタになっていた(ようだ)。
気がつけば、カラーカートリッジの電気接点までインクでグショグショになっていた。
そろそろ今年も・・・とプリンタの電源を入れてみたが、綺麗に拭いてあったはずのカラーカートリッジはまたもグショグショであった。なわけで、今年は「モノカラリオで"ど"まっ黒ョ!」つーこった。
このプリンタ、作動音がうるさくて夜中に使う気になれないのですな。ま、このプリンタの売りであった「美しい黒」を使っているわけだし、「インクジェット紙」の年賀状を使うだけ使ってみているので、プリンタの能力を生かしているとも言えるが。
気分はノーマルファミコン上の「スーパーマリオブラザーズ」を開発する任天堂のヒトビトって感じかしら。これだけ文章執筆しても、30枚くらいしか印刷進んでないぞぉ。