押し毛

久々に図書館で本を借りたのだが、奇妙な現象に出くわしている。手に取ったとき、「やけに汚れた本だなー」と思ったほかは、とりたたて特徴はなかった。
通勤途上の電車の中で読み出して気づいたのだが、「何か挟まってんなー、何だろ、あれ、何も挟まってないや」という事を何度か繰り返した。その後、ふと、短い毛(2日程ヒゲを剃らなかったときに、毛抜きで引っこ抜いたくらいの)がページ番号のあたりで乾燥して「押し毛」となっているのを発見した。何気なく取り去り、「何だろ、床屋ででも読んだんかいな」と思ったが、よく観察すると、なんと、毎ページ毎ページ(ほとんど450ページ分全部)、ページ番号のあたり(本の下隅)に引っ付いているのだ、押し毛が。
いったい何なんだ。気色悪い。
ちなみにその本は杉並区の中央図書館で借りたもので、船戸与一という人の『蟹喰い猿フーガ』という本だ。
何かご存じの方、いらっしゃいましたら、メールください。(「いるわきゃねーよ」ってか?)

ここにあるのは1997年3月15日 21:00の日記です。

ひとつ前の日記は「レアもの発見」です。

次の日記は「消費税5%へ」です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。