下肢静脈瘤 の日記群

高価な電気懐炉

PentiumIII の頃はそんなに気にならなかったが、Pentium4 になってから、気付いたことがある。

なお、自宅で稼働しているマシンは PentiumIII だったり、Celeron ( Pentium II の低位バージョンだったヤツ、多分)だったり、時々 K6-2 だったりするので、これは職場のパソコン室についてのハナシになる。
なお、職場でシゴト用に与えられているノートは CeleronM であります。

私の職場のパソコン室には、40台超のパソコンが集合しているわけだ。
で、何に気付いたかというと、Pentium4 の発熱っぷりである。冬場は暖かくて良い?のだが、夏場はクーラーが効いていないのかと錯覚するときがあった。以前のPentiumIII (たしか450MHz)のトキにはそんなこと無かったハズである。
多分、それなりの発熱量になっているのでありましょう。パソコンの筐体自体はだいぶサイズが小さくなっているのですけれど、山椒の実のようなマシン?になっているようだ。


そういえば、スカートって服装は寒いらしいですよね。私は経験無いから分からないが、見た目にはとても寒そうだ。ま、夏場のスラックスやネクタイは暑いから、引き分け?かも知れませんけど。
教員ってのは授業中、大体立ちっぱなしでシゴトをするし、割と動き回る。だから、授業をしながら寒さを感じる事は少ない。
しかし、生徒は椅子に座りっぱなしだ。教室の床に近い空間は、当然空気が冷たい。ましてや、ジョシコーの制服はスカートが基本だったりする。寒いよねぇ。
ま、私の勤め先にはオプションとしてパンツ(スラックス)があるので、好みによってはそれを選択する事ができる。とても良いコトだと思う。
なお、教員である私は、「職業病」ってコトになるのだろうが、下肢静脈瘤が発達しちゃってる。遺伝的な要素もあるみたいだけれど。


で、パソコン室にて行われる「情報A」の授業に於いて、私や生徒はそのCPUの能力を活用できているのかどうかは判らん。しかしとりあえず、冬場は電気懐炉として、知らず知らずのうちに活用しているようだ。

そんなコト思った春の初日でしたとさ。

下肢静脈瘤焼灼術

「焼灼」なんて、あまり使わない語だ。
音読みすれば「しょうしゃく」としか読めないのも確かだけど。「灼熱の太陽」の「灼」ですな。

こちらにお世話になった。
北千住静脈瘤クリニック

上記ページの「血管内カテーテル治療」ってヤツですな。16時過ぎに手術を終え、今は自宅でダラダラしている。
夕食後に少し寝たのだが、今は反動であまり眠くない。んなワケで記録をつけている。

静脈瘤は、もう20年くらい付き合いがあったんですよね。高尿酸血症と同じく。
母と下の妹は、静脈瘤が酷い。
私は勤務時間の半分弱は立っており、多分遺伝的要因もあり、年々酷くなってきていたのだ。右脚の方が重症。

この数年は「皮膚炎的なもの」と、「潰瘍の前段階」みたいなものに気付いていた。どちらも痛みや痒みは出ていない。また、寝起きに多いのだが、時に足裏の痛みを感じることがあった。足裏に圧力がかかると、ごく鈍い痛みが生じるのだ。

で、ネット上や同僚から情報収集をした。職業柄、下肢静脈瘤は多いのだろう。同僚が世話になったという病院も考えた。
自宅近くで専門的にやっているようなので、ネット上で発見した上記病院に世話になることにしたのだ。

月曜に初診にかかり、5日後の土曜日に施術。自分でも早い流れだと思った。遠隔授業や分散登校で時間に都合がつけやすかったし、病院の予定も空いていたので、ズバッと手術を受けることにしたのだ。

この病院は、本当に専門であった。そんな商売が成り立つんですね。で、よくよく調べたら、チェーン展開している様子であります。院内には「巻き爪の治療もしてます」ってチラシが貼ってあったことも、伝えておきます。

とりあえず、明日(手術翌日)には、シャワーを浴びて良いらしい。痛み止めも処方されたが、特に必要を感じない。
痔の手術の方が、明らかに大変だった。あの時はきちんと8時間おきに痛み止めを飲んだのだが、最後の2時間弱は痛みを堪える必要があったから。
って、書いてませんでしたね、痔の体験記には。痔も気になる方は(スマホの場合)下の方に「痔」ってカテゴリがあるので、ご覧ください。

一応、今日の手術は受付から終了までで、1時間ちょいだった。思った以上に早く終わった。
点滴には麻酔が入れられていたらしい。事前のカウンセリング(月曜に受けた)では、「寝てしまう方が多いので、気がつくと終わってます」という話だった。が、寝る間も無く終わった。やはり日々のアルコールで、私の肝臓は解毒能力が強化されているのだろうか? 「今、何が自分に行われているのか」を、脚からの感覚で確認していたら、寝る間がなかったのであった。

今日の流れは以下の通りだった。
・受付
・前開きの衣類に着替え
・医師による超音波検査にて施術箇所の最終確認(両脚とも7箇所前後だった)
・点滴、心電計、血圧、酸素飽和度セッティング
・手術
・弾性ストッキング装着と使用法の説明
・着替えて会計

超音波の検査は初診時にも受けた。通常は直径3mm以下の血管(皮下の静脈)が、8.8mmまで拡張しているという話だった。
左脚の方がマシだったが、やはり拡張しているとのことで、両脚とも手術をすることになったのである。足裏の痛みは左にもあったので、両脚とも治して(?)もらうつもりではあった。初診時には血液検査もした。
この医院については、Google上で「初診時での血液検査」について、ケチをつけているコメントがあった。「金儲け」だと言って。
私は「別に良いじゃん」って思うのだった。「再診で血液検査のみ」ってのも、アホらしいと思うのだが...。そっちの方が、金がかかるでしょうに。

弾性ストッキングを最初に装着したときは、その圧力に驚いた。今は慣れた。
そろそろ寝ます。

下肢静脈瘤焼灼術 その2

一昨日の続き。
朝の9時にクリニックに向かう。
手術後のチェックが目的。

超音波検査は、私も読める(?)ようになってきた。先生曰く「この血管は、押しても潰れません。こちらは潰れます。潰れない方が『熱で焼いた方』です。そのうち、だんだん消えて無くなっていきます」と。
なるほど。
「これらの血管(蛇行している静脈)は、圧迫していくうちに、徐々に消えていきます」
なるほど。

脚の付け根のエコーを見ながら「ここが、合流している場所です。押すと潰れます。潰れるということは、血栓はできていません」
なるほど。良かった。肺塞栓(エコノミークラス症候群)にはならずに済むようだ。

ほぼ同じ箇所にてドップラー像にしながら、ふくらはぎを手で圧迫。「今は逆流していません」と。
確かに、1週間前は、同じことをすると「赤い色(多分、画面の奥に血液が向かっているってことだったのだろう、詳しい説明は無かったけど)」が見られたが、今日は無かった。

ってなコトで、術後の経過は順調らしかった。

術後1週間は弾性ストッキングを24時間装着し続ける必要があるそうだ。
私自身は、ストッキングを履いていないと、少し気分が落ち着かないような感じになってきた。面白いものである。

下肢静脈瘤焼灼術 その3

焼灼術から6日経過。
昨晩あたりから、焼かれた血管が劇的に「違和感」を発するようになってきた。
昨晩よりも今日の方が違和感を強く感じる。

事前のカウンセリングで聞いていたように、「突っ張る」感じがある。「紐か何かが入っている」感じとも言える。私の元「大伏在静脈(だいふくざいじょうみゃく)」は、着々と「無用の長物」化しつつあるのだろう。私の脚は多分短くはないから、本当に「長物」のはずである。

特に日常生活には不具合は無いが、何しろ歩いているだけで違和感がある。
ま、これも徐々に慣れていくのかも知れないし、「無用の長物」は徐々に吸収される(消える)らしい。「1ヶ月くらいは」って話だったかな、確か。(帰宅すればカウンセリングの際の「説明書」はあるのだが、帰宅途上に文章作ってるので、正確なところが分からないのです。)

下肢静脈瘤焼灼術 その4

本日は、ちょっとした「知見」をお伝えします。
「下肢静脈瘤焼灼術 tips」とも言えるでしょうか?

1.ストッキングは暑い
状況が許すならば、秋から冬にかけて手術を受ける方が良いでしょう。

2.ストッキングを履くのは一苦労
先ほど、また腰に「湿布」を貼りました。
背中を屈めた状態での「弾性ストッキングの着脱」は、明らかに体幹の筋肉を使います。ま、そもそもちょっとした「腰痛持ち」であるから、この症状も起きるとは承知しています。
が、何しろとりあえず、自分の力でストッキングの脱着を行う場合、腰痛は悪化する可能性が高いでしょう。
「めっちゃ高い身分」とか「老衰」により、「衣類の脱ぎ着を他人にやってもらえる」ならば、腰痛も起こらないと思われます。

3.化繊も色落ちする
確かに、純粋なナイロンも無色でした。忘れていました。
風呂場でコツコツと、弾性ストッキングを洗いますと、結構な勢いで石鹸水が黒くなります。
なお、私が(自費)購入したストッキングは「厚手の黒いもの」でした。ストッキングは健康保険の適用外らしいです。医療費控除は効くはずです。

では、また。

下肢静脈瘤焼灼術 その5

今、何が一番困るかというと、腰痛である。ストッキングの着用時、少なからず腰を痛めるためだ。

「手術後の痛み」に対して処方されたカロナールなのであるが、数日前から「8時間おきに400mgずつ」飲んでみた。
カロナールは色々な場合に処方されるようだ。比較的安全な薬らしい。過去に内科やら何やらで処方されたものが残っていたので、それをコツコツと消費している。今日からは「12時間おきに400mgずつ」にしてみた。残りが少なくなったから。それでも、来週までは残らない見込みだ。

関節痛などにも、カロナールは処方されるらしい。もっと「頻回で大量」であっても許されるようだ。

ストッキングは1か月間「着用を続けろ」と言われている。寝ている間は外しても良いとのこと。
術後の診察時、私は医師に「なるべく長時間着用した方が良いのですか?」と尋ねた。
「かぶれなどもあるので、起きている時だけで良いです」と。

確かに、今でもストッキングの滑り止め「プチプチ」により、皮膚に湿疹様の異変がよく起きる。面白い見栄えであるのだが、画像を載せるのは控えておこう。オッサンの太ももだからな。
ストッキング初心者の頃は、変に引っ張ってしまったのであろう。肉刺(まめ)のようなものまで、生じてしまった。今でもその痕が消えない。じじいだなぁ...。

下肢静脈瘤焼灼術 その6

手術から3か月経過し、「手術に伴う最後の診察」を受けてきた。基本的に超音波を用いての検査。
太もも内側「死んだ血管」の違和感は、徐々に減ってきている。
私自身の老衰のため、皮膚の再生能力が低下している。昔から知っていることだけれど。
そのため、手術後の圧迫および擦過で生じた「水ぶくれ」が痕に残ってしまっている。右膝裏には弾性包帯のもの。両太ももの前側上方には、弾性ストッキングの滑り止めによるもの。

結局、5回の通院をしたことになる。
1回目「初診・手術日程決め」
2回目「手術」
3回目(手術翌日)「超音波検査」
4回目(手術1か月後)「超音波検査」
5回目(手術3か月後)「超音波検査」

治療は一通り完了した。

先生もその他のスタッフの方々も、非常に丁寧だった。紳士・淑女という感じ。ま、今どきの医療機関(というか、日本の世の中全体)は、そういう傾向が強いですけどね。

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