2026年8月アーカイブ

『PC遠隔操作事件』と夏の図書館

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職場からほど近い場所に「杉並区中央図書館」がある。歩いて数分。
借りて延滞していた書籍『PC遠隔操作事件(アマリンク)』を返してきた。著者は神保哲生氏。


超大雑把にメモしておく。
氏は「この事件は『結果オーライ』ではあったが、その捜査過程の『推定有罪』こそが問題である」「検察・警察・裁判所は『リークによる世論誘導』をいつまで続けるつもりなのか」と言っている。

リークの件は先日読んだ『私は負けない』にも書いてあったが、その問題点を、より詳細に記してくださっている。

「村木 国家賠償訴訟 メディア リーク」でググると情報が出てくるが、村木氏は国を相手取った訴訟の際、「『でっちあげ』の捜査情報を検察が報道機関にリークしたことで名誉を傷つけられた」ということについても、賠償金を請求し、争ったそうである。
この『PC遠隔操作事件』に詳しく記してあるが、最高裁は結果的に「検察のリークは『誰がいつ、どこで行ったか』の証拠がないから賠償しない」と判断したとか。
神保氏は「情報源を明かさないからこその『リーク』なのであり、最高裁は(嘘も交えた)検察のリークを継続させたいのだろう」と。そうなんでしょうね。腐ってますね。

警察や検察関連の(マスコミに属する)記者クラブの面々の立場上、そういった「力関係」や「報道のカタチ」になってしまうことの説明や当事者の弁はあるが、神保氏は看過できないとのこと。私もそう思う。


PC遠隔操作事件はだいぶ忘れていたけれど、当時確かに「容疑者の(秋葉原で売っぱらった)スマホから『江ノ島の猫画像』がでてきた」というような報道があったような気がする。それ(そのリークからのスクープ記事)は、完全に嘘だったそうだ。神保氏の綿密な取材と正義感に基づくであろう執念には感嘆する。
なお、神保氏も(私も)オトナなので、ほとんどの公務員やマスコミ関係者は「真面目に正直に生きている」のであろうということも、きちんと記されている、念のため。


で、杉並区中央図書館、9時少し前に本を返しに行ったのだけど、まだ開館前だった。100名くらい行列していた。驚いた。
思えば、私は「朝の図書館」なんて、行ったことがない。
図書館は好きだが、本を借りるために行くのであり、時間を過ごすため、あるいは(試験)勉強するために図書館に行ったこと、この生涯では一度も無い。
若人も老人もいましたね。確かに確実に涼しいし、人によっては勉強するのに良い環境なのだろう。入館前の行列、絶対暑いはずだけど。

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