本年度、貴重な体験をした。
5月くらいだった記憶がある。
メインのお仕事である授業を終え、俗に言う「職員室」に戻った。以前にも記したが、この「職員室」という語はとても謎だ。そもそも、どのような職場であれ、その職場には「そこに勤める人々」の詰める場所があるはずだ。そして、その勤め人はその職場の「職員」だろう。それはアルバイトなどの短期・臨時雇用だったとしても。
で、あるならば、「勤め人」の詰所は、悉く「職員室」になるはずだ。オープンエアなら、「部屋」じゃないかも知れないけど。
何故「職員室」と云う語が「学校オンリー」、しかも中等教育学校まででしか使われないのか、ずっと謎に思っている。
という余談は終わり、「貴重な体験」でしたね。
職員室の私の机上には、事務職の方が私の代理で受けてくれた電話について、連絡のメモが残っていた。
情報機器絡みの元締め・オブザーバー的なことを(長年の成り行き上)している関係で、各種営業の連絡は、とりあえず私に回ってくることが多い。「パソコン安く売りますよ」とか、「機器の廃棄はどうしてますか?」とか。
で、そのメモには「初耳」の会社名が記してあるとともに、「折り返し電話ください」という項目にチェックが付き、連絡先の電話番号も記してあった。
なお、そのメモ用紙のチェック項目には「またお電話します」とか「お伝えください」みたいなものもある。
長年社会人(なのかな?)をしてきて、初めて出会ったわけです。「折り返しの連絡を求める、そもそも取引のない営業」に。
びっくりしましたね。当然、無視しました。
何故、自分の時間と職場の金を使い、見ず知らずの会社の(新人?)営業氏に電話をかけなきゃならんのだ?
衝撃的で面白かったけど、ほぼ誰にもその驚きを共有できていなかったので、ここに記しましたとさ。びっくりッしょ?