今回のニュース(とだけ書くと、後から見たときに何のことか分からなくなる場合が多々あるけど、今回はさすがに忘れないだろう)で最も気になっていたのは、「ナイジェリアでは、既に2025年3月時点で日本へのビザが緩和されているではないか」というツイート群。
右をクリックすると、「ナイジェリア ビザ 2025年 3月」でのX上での検索結果が出る。
で、少し調べてみた。少なくとも「ナイジェリアのためだけに、日本がわざわざビザの発給場所を増やした」という感じでもない気配ではある。と、回りくどい言い方。
ま、ビザの発給とかは、本当に厳密にやってほしいとは思いますよ。歴史的な関係もあり、トルコなんかとは相互にビザが免除になっていること、それはそれで保留で良いと思う。が、不法滞在者はさっさと日本国外に放り出すべきなのは間違いない。だって「法」だぜ。
左翼やリベラル諸氏は、法を無視しがちであるとは存じておりますけどね。まあそして、自民党その他もお金関係は非常に雑ですけどね。せめて、規正法には従えや。
で、例によって私は誤字を発見してしまった。下記「日本の公式サイト」内だ。
ANNOUNCEMENT - Opening of Japan Visa Application Centres in Abuja and Lagos | Embassy of Japan in Nigeria
誤:VF Global Services Nigeria
正:VFS Global Services Nigeria
それはさておき、上記"VFS Global Services Nigeria"という会社が「ナニモノ」なのか、少し調べてみた。
その"VFS"とやらは、世界的に「ビザの発行を大使館や総領事館等の代理で行う」という業務も行っているようだ。日本にもその支店があるらしい。知らないなぁ...
https://www.vfsglobal.com/en/general/footprint.html
下の図に示したとおり、ナイジェリア国内においては、日本を始めとして22カ国のビザ発給(など?)を請け負っているらしい。
"VFS Global Visa Application Center in Lagos"について、Googleの口コミを少し見てみたら、「カナダのビザを取得する云々」というナイジェリア人の書き込みが多かった。つまり、その「ビザ発給拠点」は、「日本がわざわざ新設したもの」ではなく、「昔からそういうことを請け負っている企業に、今年になって外注した」ということなのだろう。
そのVFS絡みの拠点、上のリンクを適当にポチポチやると分かるが、ナイジェリア全体では5箇所前後あるようだ。そのうちの2拠点で「日本のビザ発給」をやっているらしい。
ま、以下の画像のように「何故かアフリカではナイジェリアだけでVFS社にビザ発給を依頼している」ということは、間違いないですけれどね。
で、それが「ホームタウン化(?)」を見越してやっていたのか、あるいは無関係なのか、その点は全く不明ではある。