戦後70年談話

死んでしまった安倍晋三氏が発したとされる談話、今更だけど読んでみた。
特に違和感は感じないし、抑制された真面目な文章であると思う。

10年前に「特に」話題とされたのは、以下の部分だろう。

日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の8割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

「その部分」だけ見れば、確かに「リベラル系・左翼系・親中親朝鮮系」がムカつくであろうコトは想像に難くない。でも、本当に「恣意的な切り取り」ですよね。その前後の文面も含めれば、談話全体としては全然おかしなことを言っていないと思う。10年前の安倍叩きは不適切な報道(ふてほど:既に無事に死語)だったと言えるだろう。

この夏、石破氏が余計なことを言わなくて良かったと思う。「戦後の談話」は、2015年のもので最終確定で良いだろう。


私自身は(以前にも書いたけど)以前よりもナショナリストになったと思っている。右傾化だ。
未だに中国(というか中国共産党幹部の考える世界観)に追随しようとしている政治屋が、日本に居やがるのが良く分からない。日本を滅ぼしかねないリベラル諸氏(主権者含む)は、さらにどんどん日本から減っていってほしい。

この夏の参院選挙でも「自分(の好きな人物や党)に投票しない人間を否定する発言」を行う『馬鹿』が居たようだ。筆頭は前川喜平だろうか。そんな輩が日本の教育行政を(ほぼ)仕切っていたなんて、単なる悪夢以外のナニモノでも無い。
ま、老化によってボケて「言いたいことを言うようになってしまった」という面もあろうかとは思うが。リベラル神輿に乗ったまま、死んでいくが良い。ちゃんと新宿にも通っておけよ、行けるうちに。


安倍晋三氏、存命当時はそれほど好きではなかった。特に第一次内閣時は酷かった(と思う)。当時行われちまった教育基本法改正は、確実に「改悪」だったと思っている、私は。
でも、彼は全体としてみると偉大な人物・政治家だったとも感じている。病との戦いが彼を変えさせたのかもしれないとも思う。私がこの「腐れ日記群」で一番多く記した政治家の名前が「安倍晋三」であるのは間違いない。お暇であれば、このページ最下部の検索窓に「安倍」とか「アベ」を入れてもらえば、それらの日記が出てくるはずだ。
ま、彼が亡くなる前も後も、その配偶者の言動とかにはいろいろ疑問があったりする。また、彼(やそれ以外の政治家)が統一教会などと関わっていたのも確かであり、それは決して褒められることではないだろう。

そして、私の見立ては単なる「歴史の美化」かも知れないけどな。

ここにあるのは2025年8月19日 15:34の日記です。

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