「外に開いたラーメン鉢」問題

近年、私が気に食わないことを一つ。

ラーメン屋の器、口が開き、外側に反り返っているものが増えつつある気がする。
許せるのは円錐までだ。そもそも日本食で用いられる汁椀の類は、口が「すぼみ気味」になっている。それは口をつけて汁を啜って飲むためだろう。
ramen.png
外に開いたラーメン鉢で、器に口をつけてスープを飲もうとする。その場合、スープが流れ落ちる斜面が、口に近づくにつれて急角度になる。スープは加速しながら拡散し、口の脇から流れ落ちるという惨事が発生しがちなはずだ。というか、この間そういう目に遭った。

基本的に食料については「完食」を旨とする私である。エコロジストなので。
ラーメン屋さんにおいては、「客がスープも飲みきる」方が、油の処理等の面で楽になり、コストも削減されると聞く。
ラーメン店のプロデューサー各氏は、ラーメン鉢を「古典的な形状」にすべきであろう。その方が、店も(私のような)客も「旧来の自然な、あるべき状態」となるはずである。

ここにあるのは2025年1月31日 20:06の日記です。

ひとつ前の日記は「Wi-Fiモジュールは二度死ぬ」です。

次の日記は「小沢慧一『南海トラフ地震の真実』」です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。