この数年、私の職場(都内私学)では、コンピュータ絡みの環境がかなり変わった。
端的に言えば「オンプレミスおよび紙媒体からクラウドへ」ということになる。
成績処理に伴う帳票類の作成
進学などに際しての調査書作成
入試関連業務(説明会〜合否通知)
勤怠管理
源泉徴収・控除手続等を含めた給与関係処理
あたりが、みんなクラウド化された感じである。
また「生徒や生徒保護者への連絡」も、ほぼオンラインになった。
成績処理・調査書作成・生徒と保護者への連絡については、BLENDなるサービスを使っている。よくできているサービスだ。こいつはAWS上で稼働しているらしい。
で、特に成績処理については、「外部から隔離されたネットワーク」に、サーバー1台と複数台のプリンタ(インターネットへ出られるネットワークと共用であり、成績処理専用では無い)、11台の専用端末が存在していた。
15年くらい前に導入したシステムで、2019年には専用端末も更新していた。
それらが、「お役御免」となった、なってしまったわけである。
職場には、非常勤講師の先生用に共用のデスクトップが配置してある。
約20年前は3台だったように記憶している(ただし、専任教員が詰めている部屋にも、6台前後の共用パソコンがあり、そちらも使えた)。そこから1台増やして4台になった。その後、2022年に上記「ネットワーク」で不要になった端末を転用し、現在では7台の端末を非常勤講師の先生に使ってもらっている。専任教員が詰めている部屋からは、共用パソコンは完全に撤去した。
非常勤講師・専任教諭とも「自前のノートパソコン」を使われている方も多いが、印刷については校内の共用パソコン(専任の場合は貸与されたノートパソコン)を使ってもらうしか無いのが現状である。なお、一部の(私物の)ノートパソコンについては、一応校内の特定のプリンタから、直接印刷できるようにもなっている。
で、Windows10が来年の秋、2025年10月14日にサポート終了となる。ずいぶん前からアナウンスされている。先ほどから話題にしている「共用端末」、幸いにして「第8世代Core」のマシンだった。そんなわけで、コツコツとWindows11にアップグレードしている。また、それらの端末は4GBのメモリを積んでいたのだが、不要になった端末のメモリを「7台の残存している端末」に移動させ、8GBまでメモリも増量した。その上でHDDをSSDに換装している。メモリスロットは2つであり、空きがないのが残念だ。ま、ビジネス向けの機種だし、仕方ないか...
あと3台、HDDからSSDに換装すれば、その作業は一段落だ。それらの2019年に導入した端末群、あと数年間は延命できるだろう。