引越しした当初は、新宿のビル群も見えていた。しかし、気づけば見えなくなっていた。東京タワーとスカイツリーは、当時も今も見えている。ただ、東京タワーもそのうちにビルに隠されそうな気はする。かなり遠方でもあるし。スカイツリーはデカいので、今後も姿を拝めるだろう。
池袋のサンシャイン60は、近々見えなくなることが分かっている。自宅至近に新しい建物が建つため。
天気の良い朝夕に富士山を確認するのが好きだったのだが、この数日でその姿を拝めなくなった。「そうなるであろうこと」は、約2週間前に知っていた。
富士山の手前にクレーンが現れたのは数ヶ月前だったか。2週間くらい前、その建設現場を見に行った。その建築物の同定には、Googleマップを用いた。ちょっと遠いビルだったので、簡単にはその「現地」が分からなかったのである。自宅周囲には建設中の建物も多数存在していることもあり。
で、その「現地」は自宅から200m強離れた場所であった。「◯◯階建て」とあったので、完成した際は富士山を隠すだろうことを知ったのであった。
ま、都会に住む以上、仕方なかろう。残念だけど。
筑波山は、廊下に出ると、遠景のビルの谷間に見えている。
豊島区民だったことがあり、茨城県民だったこともあるので、サンシャイン60と筑波山には思い入れがあるのだ。
まあ、厳密に言えば、奥多摩の山々も見えるのであるが、その山体の同定ができないので、あまり思い入れがないのである。
「ありし日の富士山」と、5日前に撮影した「鉄筋群で串刺しになっている富士山」が、私のスマホに収まっている。