私の職場(都内私学)においては、中学生も高校生も、SurfaceGo(の後継機)を購入してもらっている。
で、本来的に在学中は「初期状態に戻す」ということなど、してほしくない。しかし、バッチリ初期化をしてしまう生徒が居た。まぁ当然か。各種の「縛り」が外れますのでね。
結局あるときから、生徒家庭に買ってもらう端末には「初期化できないように、リカバリー領域を消し去る」という対応を取ることになった。それを決めたのは私ではないが。
その結果、当然かもしれないが「管理者パスワード」を生徒に伝えるだけでは、初期状態に戻らなくなった。そのことに気づいたのは私だった。そんなわけで、生徒の卒業を控える今、表題の作業が発生したのであった。
120本の作成には、なんだかんだで5時間くらいかかったかなぁ... その準備段階には、別途時間がかかっている。また、120本のUSBメモリの調達にも、別の手間がかかっている。「5時間」は単純に「120本のUSBメモリに、必要なファイルをコピーする」ことだけの所用時間だ。
Amazonに120本のUSBメモリを発注する作業は、職場の別の方がやってくださった。「普通に120本を、一気に発注できた」と言っていた。その事実には驚いたそうだ。私もそれを聞いて驚いた。その作業を見ていたかったなぁ。
品物の到着には、数日間を要した。
最低で5本、最大で60本のUSBメモリが、バラバラバラと届き、数日掛けて120本が揃ったのであった。
備忘録としても記しておく。
回復ドライブを作成するためには、Microsoftから提供される「所定のファイル群」を16GB以上のUSBメモリ(FAT32でよい)にコピーしてやる必要がある。そのコピーの際には、エクスプローラーにおいて、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外し、ダウンロードした全てのファイルを確実にコピーしてやる必要がある。そうしないと、回復ドライブとして機能しなくなるはずだ。
という情報を、ネット上のどこかから得たのだが、そのサイトを失念した。
また、今回購入したのはBUFFALOのUSBメモリだったが、初期状態で配置されているフォルダを除去しなくても、回復ドライブとして動作することが分かった。
「ファイル群」のコピー時、最後に上書きの可否を求められるので、上書きをする必要があった。
次回、約1年後には、400本くらい作成する必要があるんだよなぁ...