忌み数

職場の「専任教員用ノートPC」の更新を行っている。春先、毎年のことであるが。

私の職場では、約25年前にノートPCの導入を開始した。それ以前にも「共用のデスクトップ」は存在していた。「共用の『書院(ワープロ専用機)』」も多数あった。書院は徐々に廃棄されていった。共用のデスクトップは、今でも講師の先生方の座席周辺に存在している。

現在の「共用のデスクトップ」は、皆同じ型番だ。で、一気に更新している。概ね6年周期。
ノートPCについては、当初(前世紀末)は「各学年(の教員たち)に2台ずつの共用」にて配備された。後に、各学年用のパソコンは増えていく。東芝製やASUS製の製品があった。
概ね20年前と記憶しているが、各専任教諭に「一人一台」のノートPCを貸与するようになった。私自身は「自前の Let's note」を持ち、職場で使っていた。そのため、貸与は最も後回しになった。なお、この10年以上、貸与するのは富士通製。

で、やはり6年周期で更新が行われるのである。減価償却の関係である。保守部品も無くなるし。
少ないときは数台、多いときは20台以上、ノートパソコンを毎年更新している。

専任教職員も「出入り」がある。新規採用もあれば、退職もある。
で、有線LANについては「プライベートIPアドレス」も管理しなければならない。出入りの業者曰く「DHCPでも良いけど、通常は固定IPですね」とのこと。

教職員に出入りがあるので、プライベートIPアドレスも追加や欠番が生じる。

で、本題。
私は、この春に「自分用に貸与されるノートPC」が更新になる。とうとう、ストレージはNVMeのSSDになるらしい。嬉しいなぁ。(ま、今私が使っているヤツも、2.5インチのHDDを、自力・自腹で勝手にSSDに換装してたりするのですけど。)
この2年ほど、各先生には「落ちついて移行作業ができる」ように、新しいパソコンと古いパソコンを同時に所持してもらってます。落ちついて「データの引っ越し」や「インストールするべきソフトの選定」などが行えるように。で、「IPアドレス」や「コンピュータ名」は、当然別々にしなければならない。

で、私が使う「新しいノートPC」のプライベートIPアドレスを、俗に言う「忌み数」にしたのである。具体的にどの数字なのかは言わない。忌み数なので。
私が使う予定のパソコンについて、"192.168.*.???"の???を、「比較的嫌われる数」にしておいたということだ。誰かに割り当てるのは可哀想だし、欠番にするのも非科学的なので。
ま、例え「忌み数」を割り当てられた教員が居たとしても、ネットワーク等の知識が「一般レベル」であれば、「忌み数」自体の存在に気づかないだろうけれども。
そういえば以前、プライベートIPアドレスすら「社内の序列順」にする風習がある職場があると、ネット上で読んだことがある。そりゃ、その会社の生産性も下がるでしょうなぁ...
ご愁傷様です。


私は十数年前まで「東京教員クラブ」というソフトボールチームの一員であった。ソフトボール部顧問をしていた頃。
他の学校でソフトボール部顧問をしていた、同世代(同い年だったかも)の先生に誘われたのがきっかけである。
とある練習試合での私の学校のチーム、部員数が足りないので、私がセンターに入っていた。私は足は遅くないようなので、守備範囲は広くなる。そこで対戦相手だった同世代の先生に「見初められた」と言えるのだろう。その先生は、基本的に東京教員クラブで外野のレギュラーで主砲だった、当時は。
私は東京教員クラブでも、外野を守っていた。レフトかライトあたり。人員が足りないとセンターだったかも知れない。内野に入った記憶は無い。不器用なので。
ま、私の場合、肩が全然弱いんで、外野手としてもあんまり使い物にならないんですけどね。出場試合数は少なかったが、そのおかげで年間打率が4割越えの年もあったようです。その年はホームランも時々打ってた。ま「たまたま」でしょうけどね。特に革ボールはきちんと当たるとメッチャ飛ぶので。

ネット上をググったら、東京教員クラブは「全日本教員選手権」で勝ち星を上げたこともあったようです。私が東京教員クラブに所属していた頃は「全日本教員選手権で勝ち星を上げよう」というのが、1つの目標でした。この大会は夏休みに行われるので、基本的に(高校の)ソフトボール部の試合・指導と被ってしまい、私はその「選手権」に参加できたことは無かったのだけど。

昔話が例によって長くなった。
そのチームでは背番号として13をつけていた。その数字を自ら希望したのである。誰も選ばないだろうと思い。
基本的にレギュラーメンバーでもありませんし、一桁の背番号は避けておいた。自分の誕生日は某月の13日だということも理由の1つではある。
対戦チームでは、あんまり「背番号13」は、見ない気がした。インパクトもあって面白いだろうと考えた。


話は変わる。
日本においては、集合住宅で「忌み数」を避けることは少ないようだ。ホテル等では部屋番号の欠番を見たりもするけど。

中国の集合住宅では、4,13,14,24,... あたりを避けているものを見たことがある。
面白い習慣だと思う。

あんまり「忌み数」について調べたりすると、無駄な知識を持ってしまいそうなので、今日はあまりググらずに、この駄文を作成した。

ここにあるのは2023年2月 1日 20:21の日記です。

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