2023年2月アーカイブ

忌み数

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職場の「専任教員用ノートPC」の更新を行っている。春先、毎年のことであるが。

私の職場では、約25年前にノートPCの導入を開始した。それ以前にも「共用のデスクトップ」は存在していた。「共用の『書院(ワープロ専用機)』」も多数あった。書院は徐々に廃棄されていった。共用のデスクトップは、今でも講師の先生方の座席周辺に存在している。

現在の「共用のデスクトップ」は、皆同じ型番だ。で、一気に更新している。概ね6年周期。
ノートPCについては、当初(前世紀末)は「各学年(の教員たち)に2台ずつの共用」にて配備された。後に、各学年用のパソコンは増えていく。東芝製やASUS製の製品があった。
概ね20年前と記憶しているが、各専任教諭に「一人一台」のノートPCを貸与するようになった。私自身は「自前の Let's note」を持ち、職場で使っていた。そのため、貸与は最も後回しになった。なお、この10年以上、貸与するのは富士通製。

で、やはり6年周期で更新が行われるのである。減価償却の関係である。保守部品も無くなるし。
少ないときは数台、多いときは20台以上、ノートパソコンを毎年更新している。

専任教職員も「出入り」がある。新規採用もあれば、退職もある。
で、有線LANについては「プライベートIPアドレス」も管理しなければならない。出入りの業者曰く「DHCPでも良いけど、通常は固定IPですね」とのこと。

教職員に出入りがあるので、プライベートIPアドレスも追加や欠番が生じる。

で、本題。
私は、この春に「自分用に貸与されるノートPC」が更新になる。とうとう、ストレージはNVMeのSSDになるらしい。嬉しいなぁ。(ま、今私が使っているヤツも、2.5インチのHDDを、自力・自腹で勝手にSSDに換装してたりするのですけど。)
この2年ほど、各先生には「落ちついて移行作業ができる」ように、新しいパソコンと古いパソコンを同時に所持してもらってます。落ちついて「データの引っ越し」や「インストールするべきソフトの選定」などが行えるように。で、「IPアドレス」や「コンピュータ名」は、当然別々にしなければならない。

で、私が使う「新しいノートPC」のプライベートIPアドレスを、俗に言う「忌み数」にしたのである。具体的にどの数字なのかは言わない。忌み数なので。
私が使う予定のパソコンについて、"192.168.*.???"の???を、「比較的嫌われる数」にしておいたということだ。誰かに割り当てるのは可哀想だし、欠番にするのも非科学的なので。
ま、例え「忌み数」を割り当てられた教員が居たとしても、ネットワーク等の知識が「一般レベル」であれば、「忌み数」自体の存在に気づかないだろうけれども。
そういえば以前、プライベートIPアドレスすら「社内の序列順」にする風習がある職場があると、ネット上で読んだことがある。そりゃ、その会社の生産性も下がるでしょうなぁ...
ご愁傷様です。


私は十数年前まで「東京教員クラブ」というソフトボールチームの一員であった。ソフトボール部顧問をしていた頃。
他の学校でソフトボール部顧問をしていた、同世代(同い年だったかも)の先生に誘われたのがきっかけである。
とある練習試合での私の学校のチーム、部員数が足りないので、私がセンターに入っていた。私は足は遅くないようなので、守備範囲は広くなる。そこで対戦相手だった同世代の先生に「見初められた」と言えるのだろう。その先生は、基本的に東京教員クラブで外野のレギュラーで主砲だった、当時は。
私は東京教員クラブでも、外野を守っていた。レフトかライトあたり。人員が足りないとセンターだったかも知れない。内野に入った記憶は無い。不器用なので。
ま、私の場合、肩が全然弱いんで、外野手としてもあんまり使い物にならないんですけどね。出場試合数は少なかったが、そのおかげで年間打率が4割越えの年もあったようです。その年はホームランも時々打ってた。ま「たまたま」でしょうけどね。特に革ボールはきちんと当たるとメッチャ飛ぶので。

ネット上をググったら、東京教員クラブは「全日本教員選手権」で勝ち星を上げたこともあったようです。私が東京教員クラブに所属していた頃は「全日本教員選手権で勝ち星を上げよう」というのが、1つの目標でした。この大会は夏休みに行われるので、基本的に(高校の)ソフトボール部の試合・指導と被ってしまい、私はその「選手権」に参加できたことは無かったのだけど。

昔話が例によって長くなった。
そのチームでは背番号として13をつけていた。その数字を自ら希望したのである。誰も選ばないだろうと思い。
基本的にレギュラーメンバーでもありませんし、一桁の背番号は避けておいた。自分の誕生日は某月の13日だということも理由の1つではある。
対戦チームでは、あんまり「背番号13」は、見ない気がした。インパクトもあって面白いだろうと考えた。


話は変わる。
日本においては、集合住宅で「忌み数」を避けることは少ないようだ。ホテル等では部屋番号の欠番を見たりもするけど。

中国の集合住宅では、4,13,14,24,... あたりを避けているものを見たことがある。
面白い習慣だと思う。

あんまり「忌み数」について調べたりすると、無駄な知識を持ってしまいそうなので、今日はあまりググらずに、この駄文を作成した。

今回死んだモジュールは"Intel Model:8260NGW"というヤツらしい。2017年に購入したパソコンに内蔵されていた。大きさとしては"22mm x 30mm"、2230ってヤツですな。
前回の型番はメモっていないので、よく分からない。それは2019年に購入したパソコン内蔵だった。

前回も今回も、人間側から分かる症状としては、「画面右下の『アクションセンター』(と呼ぶそうデス)から、『Wi-Fi』という表示(アイコン?)が居なくなってしまう」というのがありました。出たり、消えたり、消えたり、消えたり...
20230202.png

で、上記モジュールを「部品取り用パソコン」から取り出し、交換してみた。バッチリ、Wi-Fiの不具合はなくなったそうである。
約6年経過してからの故障なんてのが起きるのですね。HDDとか光学ドライブでもないのに。

とりあえず、カバーを剥いて、中身を見てみた。
2230wifi.jpg
が、何かが分かるわけでも無し。

ま、この修理したパソコンも、2ヶ月しないうちに「お役御免」となるのですけど。最後までパソコン人生を全うしてくれ、頼んだぞ...

蘇る記憶(30年前の)

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『ファミコングランプリ F1レース』というゲームがあった。ディスクシステム専用。
こちらの記事に詳しい。
【ファミコングランプリ F1レース】手に汗握る白熱のレースバトル!ディスクファクスで全国タイムトライアルにチャレンジ!【ファミコン・ディスクシステム・任天堂・レビュー】 - サブカルチャーのある生活

記憶の中では、私は「最高レベル」にて全国で100位以内に入っていた。何位だったかは忘れた。でも「トロフィー」をもらった記憶はない。また「ライセンスカード」も記憶にない。それらのブツも多分ない。100位には入れなかったのかも知れない。
で、何しろ「特製GAME&WATCH」は貰った記憶があります。でも、大学生になってからだったか、社会人で一人暮らしを始めるときだったか、何らかのタイミングで、あのGAME&WATCHを廃棄したことを覚えている。
このGAME&WATCHは、以前に中野の「まんだらけ」にて、数万円で売られているのを見た。また、明日から、秋葉原で販売されるらしい。BEEPって店、一度行ってみたいと思いながら、行ったこと無い。あの「黄色い彼」、「ディスくん」って名前だったんだ...
超レアなゲーム&ウオッチ「スーパーマリオブラザーズ」が店頭展示中、ディスくんのケース付き - AKIBA PC Hotline!

で、以下のツイートにある「ステーショナリーセット」も持っていた。

日本全国でのゴルフ大会(2回あった)は商品をもらった記憶がない。西武百貨店池袋店の玩具売り場から、私のプレイ記録は送ったはずだけど。
そんな私は、『ファミコングランプリ F1レース』と『ファミコングランプリII 3Dホットラリー』、両方のゲームで「全国上位入賞」をしたのだろう。後者の方は、そんなに良いタイムを出していた記憶はない。でも、商品は貰えた。全国の上位2000名には入っていたようだ。やはり、現物(前述のステーショナリーセット)は、いつかの段階で捨てた記憶がある。

で、「あの文具達はどこにやったかなぁ...」って考えていた。そして30年ぶりに「ステーショナリーセット」の行方を1つ思い出した。とりあえず1つの「磁石」については、大学の研究室の「行き先板」に使っていたのだ。

よく、大学の研究室なんかだと「在室」とか「帰宅」とか「実験中」とか「外出」とかって、ホワイトボードと磁石を使って「自分の居場所」を伝達するしくみがある。その「masakiの磁石」に、上記ツイート画像にあった「黄色い小さな磁石」を使っていたのだ。アセトンで「Nintendo」の文字は消していたかも知れないけど。
私の在学当時、研究室卒業生の分身である磁石達は「また来てね」スペースにまとめて置いてあった。
私自身の大学卒業後、少なくとも1回は研究室にビールの24缶ケースを持っていったことがあった。学生は飲まなかったとしても、研究室の中田正隆先生はお酒好きであることを知っていたから。その時には「また来てね」スペースに、私の分身があったのを見た。
数年前に「教員免許更新講習」でも、母校を訪れた。その時には、さすがに私の分身は見なかった。

『ファミコングランプリ F1レース』は、私が高2の秋に発売されていたようだ。また、『ファミコングランプリII 3Dホットラリー』については、高3の春だったようだ。その間、高2の冬~春には『ドラクエIII』にも精を出していた。本当に私は受験生だったのだろうか...


『ファミコングランプリ F1レース』の説明書をUp(?)してくださっているサイトを発見した。
ファミコングランプリ F1レース ~げーむのせつめいしょ(仮)~ (ディスクシステム編)
懐かしい。

サーキット7と9はコースに見覚えがある。「最高難易度のレベル」でタイムアタックをしていたのは間違いなさそうだ。

未だに、そのような地味な作業を行う必要が生じる。

現時点(2023/02/20)でのWindows10の最新バージョンは"22H2"である。
「何となく」作業を行うだけでは、Windows8.1は、上記バージョンに到達できない。
その作業の「最大公約数」的なものが分かった気がするので、一応記しておく。

1.不要なプロファイルを削除
2.環境変数"path"の削除

しかし、もしかすると上記1および2を行わなくても、バージョンアップは可能なのかも知れない。
また、不要なプロファイルが存在しない場合もあろうかと思う。

そして少なくとも、私の(職場の)環境では、以下の「対処法(どこかで見たヤツ、Microsoftのサポート掲示板だったかも...)」は「必須」では無い様子であった。

・"dism.exe /online /cleanup-image /restorehealth"の実行(コマンドプロンプトから)
・"sfc /scannow"の実行(同上)
・diskmgmt.msc(ディスクの管理)を用いて、「システム予約済パーティションのドライブ文字」を削除

その上で、以下の作業を行った。
3.Windows10のバージョン"20H1"のisoイメージをマウントし、インストールを実行(ネット接続なし)
4.ネットに接続して最新版"22H2"へのアップデートを行う

古いバージョンのWindows10のisoイメージの入手については、以下のサイトが参考になる。
Windows 10 - 古いバージョンのISOファイルをダウンロードする方法 - PC設定のカルマ

同性婚とやら

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何で、「改憲」を目指さないのか分からない。特に立憲民主党とやら。

ちゃんと、衆議院のサイトに「質問と回答(答弁)」が出てる。立憲民主党の某氏の質問とその回答。
「同性婚は違憲だ」って『露骨』に書かないだけ、「優しいなぁ」って思うのです。文書作成したお方、校正する方、お疲れ様です。

私は同性婚(的なもの)と自衛隊は「合憲にすべき」つまり「改憲するしかないじゃん」って思うんですよね。
ま、突き詰めていえば、前者については「何故、婚姻」って思うけど。
「2人で『何か』を契約する必要」があるんすかねぇ?

「みんなが持ってる権利なんだったら、僕(私)も欲しいぃ」ってコトなのかな?
こちらのサイトを一通り見て「都度回避すれば良いのでは?」って思った。ということは否めない。


「大多数と違う者ども」は、「何らかの不便」を被ること、仕方ないと思うんですよね。
私(色覚が大多数とは違う)は日本国内において、「警官をさせろ」とか「パイロットをさせろ」とか、今のところ言うつもりはない(とか記してるけど)。

「両性」つまり「男女」の縛りを無くした「婚姻」って、社会的なコスト(役所の仕事量・国民間の軋轢)を増やすだけだと思うんですよね。

そもそも「同性婚」って言っていることすら、かなり問題なのでは無かろうか。
日本語の「同性婚」から、私が想像するのは、「レズカップル」と「ゲイカップル」だ。皆さんもそうでしょ?

と、以上は『LGBTの不都合な真実』を読む前に作成した文です。


過去の関連する日記(私は昔から真面目に考えているつもりである、割と)
第三種婚姻(2019年9月)

昨日の日記は松浦大悟氏の著作『LGBTの不都合な真実(アマリンク)』を読もうと考えてから記したものである。で、以下は読んでの感想など。

そもそも、上記書籍を読もうと思ったのは、以下のサイトを見たからである。2月の頭だね。
立憲民主党・福山哲郎さん、LGBTの維新の会・松浦大悟議員(元民主党議員)に侮辱的な発言 辻元清美議員は松浦氏が同姓愛者をカミングアウトするも、目も合わせず 松浦氏が民主党内に「性的マイノリティ委員会」を提唱するも、400人の民主党議員で賛同したのは10人 - アノニマス ポスト


第一の感想は「良くも悪くも『秀和システム』だなぁ」というコトである。

松浦氏の主張は分かりやすい。彼の主張に対して、私は基本的に賛意を示す。
最も印象深かったのは、小川榮太郎氏とのやりとりである。とか言って、私は小川榮太郎氏が何者なのか、今も知らないのだけど。
その件にもあった「同性愛者も『制度的に承認』されて安定性を求めたい」という視点は、この書籍を読むまで考えたことが無かった。そして、理解できると私は感じた。

で、秀和システム。
この書籍を世に出してくれたことは素晴らしいと思う。あとがきの末尾に、松浦氏は編集者への謝意を記していた。私はこの本が読めてよかったと思う。
が、編集が甘いと思わざるを得ない。この書籍はもっと読みやすくできるはずだ。


まず「まえがき」からして、やたらに「参照」が多すぎる。松浦氏が「伝えたいことが多すぎた」のだとしても、もっと「参照」を削らせるべきだろう。この書籍をたまたま手に取った人が、松浦氏の言葉だけで「読みたくなる」ように仕向けるべきだ。
また、逆に「松浦氏の思いが文字列になっていない」つまり端折られていると思われる部分が複数箇所存在した。特に「誰かの意見」などを引用(?)している箇所に多かった。数行戻って文章を読み直しても、松浦氏が何を言いたいのか、いまいち私には伝わらないことがあった。まぁ、私の「社会学的素養(別に欲しくないけど)」が足りないだけかも知れないが。

編集(者)について疑問を感じたのは、表記のブレが存在したことが大きい。「ドラァグクイーン」なのか、「ドラッグクイーン」なのか、はっきりしてくれ。
そのような「雑さ」があると、文章の内容にも信頼を置けなくなってくる気がするのはやむを得まい。
まぁ、比較的赤裸々な松浦氏の生活史も記してあり、それらの「ゲイ界情報」は単純に勉強になった。


秀和システムは、それなりに書籍を買ったことがある。で、前にも書いたけど、「初心者向けHTML本」に「pタグもbrタグもほぼ同じだ」とか印刷しちまう出版社なのだった。HTMLに詳しくなってきた頃、秀和システムの恐ろしさ・雑さに後から気づいた。
残念な話ではあるが、秀和システムは今もその流れを汲んで(?)いるように思った。

書籍としては、『LGBTの不都合な真実』は面白いです。

ここにあるのは2023年2月に書かれた日記です。

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